JPH0660631B2 - ピストンポンプまたはモータにおけるピストンの液圧バランス機構 - Google Patents

ピストンポンプまたはモータにおけるピストンの液圧バランス機構

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JPH0660631B2
JPH0660631B2 JP59064690A JP6469084A JPH0660631B2 JP H0660631 B2 JPH0660631 B2 JP H0660631B2 JP 59064690 A JP59064690 A JP 59064690A JP 6469084 A JP6469084 A JP 6469084A JP H0660631 B2 JPH0660631 B2 JP H0660631B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、各種の油圧機器分野等において利用可能なピ
ストン形のポンプまたはモータにおけるピストンの液圧
バランス機構に関するものである。
(ロ)従来技術 主として油圧機器分野で使用されるポンプまたはモータ
(回転動力を与えるとポンプとして機能し高圧の作動油
を入力するとモータとして機能する流体機械を意味する
が、以下ポンプとして使用する場合を前提に説明を進め
る)には、大きく分けるとギャ形、ベーン形およびピス
トン形のものがあるが、最近では、ギャ形ポンプあるい
はベーン形ポンプに代えてピストン形ポンプが好んで使
用される傾向にある。これはピストン形ポンプが、高効
率である上にポンプサイズを無段階に変化させることが
でき、しかも、高圧用に適しているという長所を有して
いるためである。
ところで、この種のポンプ、例えば、斜軸形ピストンポ
ンプは、流出入ポートを有したケーシングと、軸受を介
してケーシングに支持された回転軸と、この回転軸の内
方端部に一体回転可能に設けたトルクプレートと、前記
回転軸の回転中心と交わる傾斜軸心回りに回転可能に設
けられ前記傾斜軸心と平行な複数のシリンダ穴を前記ト
ルクプレート部に向けて開口させたシリンダブロック
と、このシリンダブロックの各シリンダ穴にスライド可
能に嵌着され直接またはコネクティングロッドを介して
前記トルクプレートに接続された複数のピストンとを具
備している。ところが、従来のものは、ピストンに作用
する油圧力等がバランスしていないため、前記ピストン
に倒れモーメントが働く等の事情があり、ピストンの外
周面がシリンダ穴の内周面に強く押し付けられて、ピス
トンとシリンダとの間に大きな摩擦抵抗が生じる。ま
た、前記ピストンあるいはコネクティングロッドの先端
とトルクプレートとの間にも作動油を導くようにしたも
のもあるが、従来のものは、単にこれらの間を作動油に
より潤滑するようにしただけのものである。そのため、
ピストンに作用する油圧のアンバランスに起因して、前
記ピストンあるいはコネクティングロッドの先端がトル
クプレートの枢支面に強力に押し付けられると、その部
分で油膜切れを起して焼付いたり、機械的な損失が大き
くなる。したがって、従来のものは、機械効率を十分に
向上させるのが難しいという問題があった。
そのため、近時、前述したようなピストンポンプまたは
モータにおいて、前記ピストン外方端と前記トルクプレ
ートとの間に作動流体が導入される圧力ポケットを形成
し、前記圧力ポケット内の作動流体が前記ピストンをシ
リンダブロック側へ押圧する力と前記ポンプ室内の作動
流体が前記ピストンをトルクプレート側へ押圧する力と
を略バランスさせることによって、前述した不都合を解
消し、ポンプの機械効率を大幅に向上させるようにした
ものが考えられている。しかしながら、この種のポンプ
では、シリンダブロックの軸心がトルクプレートの回転
中心に対して一定角度θだけ傾いており、ピストンの前
記トルクプレートに対する傾きは一定の範囲(約2θ)
内で該トルクプレートの回転に伴なって周期的に変化す
る。そのため、前記トルクプレートの球面受座に凹陥部
を設けることによって圧力ポケットを形成しただけで
は、この圧力ポケット内の作動油が前記ピストンの外方
端を該ピストンの軸心方向に押圧する力を一定に保つの
が難しい。しかるに一方、前記ポンプ室内の作動油が前
記ピストンの内方端を軸方向に押圧する力は、前記作動
油の圧力が変化しない限り一定である。したがって、受
座に凹陥部を設けて圧力ポケットを形成するという通常
の手法では、前記ピストンに作用する油圧を常時一定の
状態でバランスさせておくのがきわめて難しいという問
題がある。
(ハ)目的 本発明は、このような事情に着目してなされたもので、
簡単な構成によりピストンに作用する作動流体の圧力が
常時略バランスさせておくことができるようにしたピス
トンポンプまたはモータにおけるピストンの液圧バラン
ス機構を提供することを目的とする。
(ニ)構成 本発明は、かかる目的を達成するために、前述したよう
なピストンポンプまたはモータ、すなわち、トルクプレ
ート等のピストン枢支部材と、このピストン枢支部材方
向にシリンダ穴を開口させたシリンダブロックとを対向
させて配置し、前記シリンダ穴内にピストンをスライド
可能に嵌合させるとともに、略球形に成形した前記ピス
トンの外方端を前記ピストン枢支部材の球面受座に枢支
させ、このピストン枢支部材と前記シリンダブロックと
の相対的な接離動作に伴わせて前記シリンダ穴内に形成
されるポンプ室の容積を増減させ得るように構成したピ
ストンポンプまたはモータにおいて、前記ピストンの外
方端にシリンダ穴の内径と略同径の切欠部を設けて該切
欠部と前記球面受座との間に圧力ポケットを形成すると
ともに、この圧力ポケットを流体通路を介して前記ポン
プ室に連通させ、この圧力ポケット内の作動流体が前記
ピストンをシリンダブロック方向に押圧する力と、前記
ポンプ室内の作動流体が前記ピストンを前記ピストン枢
支部材方向に押圧する力とを略バランスさせ得るように
構成したことを特徴とする。
(ホ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明にかかるピストンポンプまたはモータ
の縦断面図であり、図中1はケーシングである。ケーシ
ング1は、円筒体状のフロントカバー部2と、このフロ
ントカバー部2の後端開口部に液密に蓋着したリヤカバ
ー部3とからなるもので、前記リヤカバー部3には対を
なす流出入ポート4、5が開口させてある。そして、こ
のケーシング1内に回転軸6を収容している。回転軸6
は、入力または出力用のもので、第1の軸受7を介して
前記ケーシング1に支持されており、その外方端部6a
を前記フロントカバー部2に設けた開口部2aを通して
外部に延出させている。また、この回転軸6の前記ケー
シング1内に位置する部位にスプライン溝刻設部6bを
設け、このスプライン溝刻設部6bにピストン枢支部材
たるトルクプレート8を嵌着している。トルクプレート
8は、円板状のもので前記回転軸6と一体に回転するよ
うになっている。そして、このトルクプレート8の後方
にシリンダブロック9を配設している。シリンダブロッ
ク9は、前記トルクプレート8および前記回転軸6の回
転中心Mに対して一定角度θだけ傾斜した傾斜軸心L回
りに回転可能に設けられた肉厚円筒体状のもので、具体
的には、その後端面を前記リヤカバー部3に形成したバ
ルブ面11に摺接させた状態で前記リヤカバー部3に植
設した傾斜筒12の外周に回転可能に嵌合させてある。
また、このシリンダブロック9には、前記傾斜軸心Lに
平行で前記トルクプレート8方向に開口する複数のシリ
ンダ穴13が円周方向に等角間隔をあけて設けてある。
そして、これら各シリンダ穴13にピストン14をそれ
ぞれスライド可能に嵌合させている。ピストン14は、
前記シリンダ穴13内に嵌合するピストン本体部15
と、このピストン本体部15から外方へ延出させたロッ
ド部16とを一体に形成してなるもので本体部15は、
前記シリンダ穴13の内周に適正な隙間(0.05mm程度)
を介して嵌合する嵌合部17と、この嵌合部17と押え
板18との間に介設したピストンリング19とを備えて
いる。そして、前記ロツド部16の先端、つまり、ピス
トン14の外方端14aは球状に成形されており、この
外方端14aを前記トルクプレート8に枢支させてい
る。具体的には、前記トルクプレート8の一端面に前記
ピストン14と同数の球面受座21を円周方向に等角間
隔をあけて設けておき、これら各球面受座21に前記各
ピストン14の外方端14aを回動可能に嵌合させてい
る。そして、これら各ピストン14が前記トルクプレー
ト8から外れるのをピストンリテーナ22により防止し
ている。また、前記トルクプレート8と前記シリンダブ
ロック9との間には同期機構23が設けてあり、このト
ルクプレート8と前記シリンダブロック9との同期回転
に伴わせて前記各ピストン14の内方端14b側に形成
されるポンプ室24の容積を増減させるようにしてい
る。同期機構23は、第1図に示すように、基端に環状
取付部25aを有するとともに先端に内向歯25bを有
したリング部材25を具備してなるもので、その環状取
付部25aを前記シリンダブロック9の内周に嵌着固定
するとともに前記内向歯25bを前記スプライン溝6b
の後端部に噛合させている。また、前記ポンプ室24は
前記ピストン14のピストン本体15と前記シリンダ穴
13とによって形成された室であり、流体通路27を介
してシリンダブロック9の後端面に開口させてある。そ
して、このシリンダブロック9の後端面と摺合するケー
シング1のバルブ面11に前記各流出入ポート4、5に
連通する接続ポート28、29を開口させている。一方
の流出入ポート4に連通する接続ポート28は、前記ト
ルクプレート8の回転中心Mと前記傾斜軸心Lを含む仮
想分割面Nよりも第3図中右側の領域Iに存在するポン
プ室24に連通するように、また、他方の流出入ポート
5に連通する接続ポート29は前記仮想分割面Nよりも
左側の領域IIに存在するポンプ室24に連通するように
それぞれ半円弧状に形成されている。
そして、このピストンポンプまたはモータは、前記ピス
トン14の前記シリンダ穴13に対する嵌合長さtを1.
0mm程度の小さな値に定めるとともに、前記傾斜角度θ
を15°以下に、好ましくは10°程度に設定してい
る。
また、前記回転軸6の内方端6b側は前記トルクプレー
ト8およびシリンダブロック9を貫通させてケーシング
1のリヤカバー部3まで延出させてあり、その延出端を
前記リヤカバー部3に設けた第2の軸受31により支持
している。
さらに、このピストンまたはモータでは、前記バルブ面
11と前記シリンダブロック9との間に第1の圧力ポケ
ット(前記接続ポート28)を設けるとともに、前記ピ
ストン14の外方端14aと前記トルクプレート8との
間に第2の圧力ポケット32を形成し、この第2圧力ポ
ケット32に前記ピストン14の軸心部に穿設した流体
通路33を介してポンプ室24内の作動流体、例えば、
作動油の一部を導入するようにしている。そして、前記
第1の圧力ポケット28内の作動油が前記シリンダブロ
ック9をトルクプレート8方向へ押圧する力と、前記ポ
ンプ室24内の作動油が前記シリンダブロック9をバル
ブ面11方向に押圧する力とを略バランスさせるととも
に、前記第2圧力ポケット32内の作動油が前記ピスト
ン14をシリンダブロック9側へ押圧する力と、前記ポ
ンプ室24内の作動油が前記ピストン14をトルクプレ
ート8方向に押圧する力とをほぼバランスさせている。
具体的に説明すれば、第1の圧力ポケットを構成する一
方の接続ポート28の開口幅wおよび前記バルブ面1
1とシリンダブロック9との摺接面部の幅wを適正な
値に設定することによって、前記作動油が前記シリンダ
ブロック9の後端面を押圧する力Fを所望の値に定め
ている。なお、前記各ポンプ室24内の作動油が前記シ
リンダブロック9をバルブ面11方向へ押圧する力F
は、該ポンプ室24と接続ポート28とが断続される際
に過渡的に変化するものであり、また、前記接続ポート
28に接続されるポンプ室24の数が4個から5個へ、
また5個から4個へと変化する。そのため、前記接続ポ
ート28に連通するポンプ室24内の作動油が前記シリ
ンダブロック9をバルブ面11方向に押圧する力F
合力はこまかく周期的に変化(図示例のものは1.5%程
度)するものであるが、この実施例では、その合力の平
均値と前記力Fとがバランスするように設定している
(第6図参照)。一方、ピストン14に対する油圧バラ
ンスは次のようである。すなわち、前記ピストン14の
外方端14aに前記シリンダ穴13の内径Dと略同径
の、環状溝34を設け、この環状溝34と、これに
連通させて前記球面受座21に設けた凹陥部21aとに
よって前記第2の圧力ポケット32を形成している。そ
して、この圧力ポケット32内の作動油が前記ピストン
14をシリンダブロック9方向へ押圧する力Fと、前
記ポンプ室24内の作動油が前記ピストン14をトルク
プレート8方向に押圧する力F′とを略バランスさせ
るようにしている(第7図参照)。
また、この実施例では、さらに、前記トルクプレート8
の反シリンダブロック側の面36を前記ケーシング1に
設けた受圧面37に密接させてこれら両面36、37間
に前記ポンプ室24内の作動油が導入される圧力ポケッ
ト38を形成し、この圧力ポケット38内の作動油が前
記トルクプレート8を押圧するスラスト力と、前記ピス
トン14側から前記トルクプレート8に作用するスラス
ト力とが略バランスし得るように構成している。具体的
には、前記トルクプレート8の前面の前記各球面受座2
1に対応する部位を円形に突出させ、この突出面36を
前記フロントカバー部に設けた受圧面37に密接させて
いる。また、前記突出面36に第5図に示すような形状
の圧力ポケット38を設け、この圧力ポケット38に圧
液導入路39を通して前記ポンプ室24内に作動油の一
部を導入するようにしている。そして、前記圧力ポケッ
ト38内の作動油が前記トルクプレート8をピストン1
4方向へ押圧する力Fと、前記圧力ポケット34内の作
動油が前記トルクプレート8を受圧面37方向に押圧す
る力F′のスラスト方向成分F′cosθとをバラン
スさせるようにしている(第8図参照)。なお、41は
前記トルクプレート8を常時前記受圧面37に添接させ
るとともに、前記シリンダブロック9を前記バルブ面1
1に弱い力で押し付けておくためのスプリングである。
次いで、この実施例の作動をセ説明する。
例えば、図外のモータ等により回転軸6を矢印X方向に
回転駆動しトルクプレート8およびシリンダブロック9
を同方向に同期回転させると、傾斜軸心Lの傾きにより
第1領域Iに存在するピストン14は回転に伴なって逐
次シリンダ穴13内に没入するとともに、第2領域IIに
存在するピストン14は逐次シリンダ穴13内から突出
することになる。そのため、一方の接続ポート4に連通
する前記第1領域Iを通過中のポンプ室24の容積が減
少するとともに、他方の接続ポート5に連通する第2領
域IIを通過中のポンプ室24の容積が漸増することにな
り、前記流出入ポート5から吸込まれた作動油が前記第
2領域IIのポンプ室24に導入されるとともに前記第1
領域Iのポンプ室24から押出される作動油が前記流出
入ポート4から吐出される。
以上のようにしてポンプ機能を営むが、このものは、前
記ピストン14の外方端14aに前記シリンダ穴13の
内径Dと略同径Dの環状溝34を設けて該環状溝3
4と前記球面受座21との間に圧力ポケット32を形成
するとともに、この圧力ポケット32を流体通路33を
介して前記ポンプ室24に連通させ、この圧力ポケット
32内の作動油が前記ピストン14をシリンダブロック
9方向に押圧する力Fと、前記ポンプ室24内の作動
油が前記ピストン14を前記トルクプレート8方向に押
圧する力F′とを略バランスさせている。そのため、
前記ピストンが前記トルクプレートに対して傾動して
も、前記圧力ポケット内の作動油の圧力は常に前記環状
溝34の全域に作用することになり、該ピストン14に
対する油圧の作用方向および作用面積は不変である。し
たがって、前記圧力ポケット32側から前記ピストン1
4に作用する油圧と前記ポンプ室24側から前記ピスト
ン14に作用する油圧とを常時一定の状態でバランスさ
せておくことができる。しかも、このものは、ピストン
14の外方端14aに環状溝34を設けるだけでよいの
で、球面受座21のみに常時油圧バランスをとるための
複雑な形状の凹陥部を設けるような場合に比べて構造が
簡単であり、実施が容易である。
さらに、ピストン14の外方端14aの切欠部をリング
状の環状溝34として形成したため、外方端14aを完
全に切除した場合等に比べて球面受座21に対する受圧
面積が大幅に増大し、これにより球面受座21との間で
の油膜切れを極力防止できる。従って、受圧部の摺動に
よる焼き付きが防止でき、装置の耐久性が大幅に向上す
る。特に、通路8aを通してケースドレインに連通する
圧抜き溝35を設けた場合のように、球面受座21との
間で受圧面積が少なくなる部分が存在する場合に効果が
大きい。なお、外方端14aと環状溝34の間が球面受
座21と係合する部分は油膜が形成されているため、ピ
ストン14をシリンダ方向に押圧する力は環状溝34の
大きい方の外周縁の面積に比例する。したがって、切欠
部として環状溝34を設けた場合いであっても、外方端
14aを完全に切除した場合と同等の圧力バランスが得
られる。
また、前記実施例では、ポンプとして使用する場合につ
いて説明したが、例えば、前記一方の流出入ポート4に
高圧の作動流体を供給すればモータとして機能させるこ
ともできる。
(ヘ)効果 本発明は、以上のような構成であるから、簡単な構成に
よりピストンに作用する作動流体の圧力を常時略バラン
スさせておくことができるピストンポンプまたはモータ
におけるピストンの液圧バランス機構を提供できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図におけるII矢視図、第3図は第1図における一部省
略のIII−III線断面図、第4図は同実施例のピストンを
示す拡大図、第5図は第1図におけるV−V線に沿う部
分断面図、第6図、第7図、第8図は第I領域における
圧力バランス状態を示す作用説明図である。 1……ケーシング 4、5……流出入ポート 6……回転軸 8……ピストン枢支部材(トルクプレート) 9……シリンダブロック 11……バルブ面、13……シリンダ穴 14……ピストン、14a……外方端 24……ポンプ室 32……圧力ポケット 34……切欠部(環状溝) 35……圧抜き溝、L……傾斜軸心 M……回転中心
フロントページの続き (72)発明者 中川 一成 京都府京都市右京区西院追分町25番地 株 式会社島津製作所五条工場内 (72)発明者 幸 良 京都府京都市右京区西院追分町25番地 株 式会社島津製作所五条工場内 (72)発明者 尾関 忠 京都府京都市右京区西院追分町25番地 株 式会社島津製作所五条工場内 (56)参考文献 特公 昭42−20828(JP,B1) 米国特許3162142(US,A) 米国特許3291068(US,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストン枢支部材と、このピストン枢支部
    材に向けてシリンダ穴を開口させたシリンダブロックと
    を対向させて配置し、前記シリンダ穴内にピストンをス
    ライド可能に嵌合させるとともに、略球形に成形した前
    記ピストンの外方端を前記ピストン枢支部材の球面受座
    に枢支させ、このピストン枢支部材と前記シリンダブロ
    ックとの相対的な接離動作に伴わせて前記シリンダ穴内
    に形成されるポンプ室の容積を増減させ得るように構成
    したピストンポンプまたはモータにおいて、前記ピスト
    ンの外方端にシリンダ穴の内径と略同径のリング状の環
    状溝を設けて該環状溝と前記球面受け座との間に圧力ポ
    ケットを形成するとともに、この圧力ポケットを流体通
    路を介して前記ポンプ室に連通させ、この圧力ポケット
    内の作動流体が前記ピストンをシリンダブロック方向に
    押圧する力と、前記ポンプ室内の作動流体が前記ピスト
    ンを前記ピストン枢支部材方向に押圧する力とを略バラ
    ンスさせ得るように構成したことを特徴とするピストン
    ポンプまたはモータにおけるピストンの液圧バランス機
    構。
JP59064690A 1984-03-30 1984-03-30 ピストンポンプまたはモータにおけるピストンの液圧バランス機構 Expired - Lifetime JPH0660631B2 (ja)

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US3162142A (en) 1957-05-23 1964-12-22 Reiners Walter Hydraulic axial-piston machine
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