JPH0660754B2 - 換気扇等の自動運転装置 - Google Patents

換気扇等の自動運転装置

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JPH0660754B2
JPH0660754B2 JP59093520A JP9352084A JPH0660754B2 JP H0660754 B2 JPH0660754 B2 JP H0660754B2 JP 59093520 A JP59093520 A JP 59093520A JP 9352084 A JP9352084 A JP 9352084A JP H0660754 B2 JPH0660754 B2 JP H0660754B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、空気の汚れを感知して自動的にファンモータ
を運転させるようにした換気扇等の自動運転装置に関す
る。
〔発明の技術的背景〕
従来より、この種の自動運転装置は、空気の汚れを感知
する手段として金属酸化物半導体からなるセンサを用
い、このセンサにおいて空気中の還元性ガス(例えば一
酸化炭素)に起因して酸化還元反応が生じ該センサの電
気抵抗値が変化することにより空気の汚れを検知するよ
うにしている。ここで、第5図に基づいて従来構成を説
明するに、センサaの電気抵抗値は信号電圧発生回路b
にて電圧(検出信号)に変換され、この電圧が電圧比較
回路cにおいて基準電圧発生回路dからの基準電圧(基
準信号)と比較され、前記センサaからの電圧が基準電
圧を越えたときにモータ制御回路eを作動させてファン
モータfを運転させるようにしている。而して、センサ
aの電気抵抗値は空気の汚れによって変化する他、空気
の温度・湿度によっても変化するため、季節に応じて基
準電圧を調整する必要がある。このため、従来では、基
準電圧発生回路dに電圧調整スイッチgを付設し、この
電圧調整スイッチgを操作することにより基準電圧発生
回路dにて発生される基準電圧を調整するようにしてい
る。
これ以外の従来技術としては、例えば特開昭58−99
630号公報に記載のものがある。このものは、電源ス
イッチのオンから3分経過後に、ガスセンサにより清浄
空気レベルMを測定し、この測定値MをRAMに記
憶する。この後、一定時間毎に空気の汚染レベルM
測定して、この測定値Mを記憶値Mと比較し、M
≧Mであるか否かが判断される。ここで、M≧M
であれば、空気がMの測定時よりも汚染してきたもの
と判断され、(M−M)/Mを演算して、その演
算値を、使用者が手動設定した汚染度Mと比較して、
(M−M)/M≧Mであれば、換気ダンパを開
放して空気を換気するが、(M−M)/M<M
であれば、空気の汚染度が設定値以内であるため、換気
ダンパを開放しない。
一方、電源スイッチのオン後、空気が徐々に清浄化する
場合(即ちM<Mの場合)には、記憶値Mを順次
新しいデータに置き換える。これにより、記憶値M
徐々に空気清浄化の方向に修正されるようになってい
る。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら前者の構成では、季節に応じて逐一電圧調
整スイッチgを操作して基準電圧を調整せねばならず、
実に面倒である。しかも、斯様な電圧調整スイッチgの
操作は忘れ易く、操作し忘れた場合には、空気が汚れて
もいないのにファンモータfが運転されたり、逆に汚れ
た場合でもファンモータfが運転されない等の不具合を
生ずる。
一方、後者の構成のものでは、電源スイッチのオンから
3分経過後に測定した値Mを記憶し、以後、一定時間
毎に測定した値Mを記憶値Mと比較して、空気の汚
染状況を判定し、空気が徐々に清浄化する方向に向え
ば、記憶値Mが新しいデータに書き換えられるが、こ
のような記憶値Mの更新は、電源スイッチのオン直後
の状態より空気が清浄化した場合に限って行なわれるだ
け(即ち記憶値Mが増加する方向に更新されるだけ)
であるので、気温・湿度(季節)等の環境変化に応じて
適切に記憶値Mを増減させることは不可能である。即
ち、前述したように、空気の汚染レベルが変化しない場
合でも、季節等の環境変化によりセンサの出力レベルが
上下変動するので、環境変化に追従した最適制御を行な
うためには、環境変化に応じて記憶値Mを一方向(空
気清浄化の方向)のみならず、その反対方向にも更新す
る必要がある。しかるに、後者の構成のものでは、この
ような環境変化に応じた制御を自動的に行なうことがで
きない。従って、このような制御を行なえない上記後者
の従来構成のものでは、環境変化に追従した最適制御を
行なうことは不可能であり、やはり、使用者が環境変化
に応じて設定値の調整操作をする必要があって面倒であ
る。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、従ってそ
の目的は、季節等の環境変化に応じた調整操作を不要な
らしめ得て、ファンモータの運転を完全に自動化し得る
換気扇等の自動運転装置を提供するにある。
〔発明の概要〕
本発明は、上記の目的を達成するために、空気の汚れに
感応するセンサからの検出信号と基準信号とを比較して
空気が汚れたときにファンモータを運転させるようにし
たものにおいて、前記センサにより短時間毎にサンプリ
ングされた複数の前記検出信号を更新しながら記憶する
記憶手段を設け、前記ファンモータの停止中に前記記憶
手段に記憶された最新データが古データより所定以上差
があるときに前記古データとこの古データに対応する基
準信号設定用データとから基準信号を設定し、前記ファ
ンモータの運転が停止された後に前記設定された基準信
号を消去する制御手段を設けるように構成したものであ
る。
この構成によれば、センサ出力が環境変化(温度・湿度
等の変化)により変動(ドリフト)するという事情があ
っても、検出特性が環境変化に追従して自動的に補正さ
れるようになり、環境変化の影響を受けることなく、空
気の汚れを正確に判定することが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図乃至第4図を参照して説
明する。まず、全体の回路構成を示す第1図において、
1は一般家庭用の交流電源、2は例えば双方向サイリス
タよりなるモータ制御回路、3はファンモータ、4は例
えば金属酸化物半導体よりなるセンサで、これの電気抵
抗値は空気中の還元性ガス(例えば一酸化炭素)の量に
より変化する。5はセンサ4の電気抵抗を電圧に変換す
る信号電圧発生回路、6は信号電圧発生回路5の出力電
圧をディジタル値の検出信号Vに変換するA/D変換回
路、7は制御手段たるCPU、8は検出信号Vを記憶す
る記憶手段たるRAM、9はROMで、これには第2図
のフローチャートに示される処理手順を実行するための
制御用プログラム及び後述する基準信号設定用のデータ
αが予め記憶されている。而して、清浄空気中における
センサ4からの検出信号(以下通常レベル信号Vと称
す)は例えば温度変化により第3図に実線で示すように
変化し、そして空気がファンモータ3の運転を開始させ
るべき程度に汚れたときの検出信号(以下運転開始レベ
ル信号V′と称す)は一点鎖線で示すように変化す
る。そこで、本実施例では運転開始レベル信号V′と
通常レベル信号Vとの差をデータαの値として選定
し、実使用時にセンサ4からの検出信号Vと比較する基
準信号(運転開始レベルV′に等しい)をRAM8に
記憶された検出信号に基づき設定するようにしている。
即ち、基準信号をRAM8に記憶された検出信号に該検
出信号に対応するデータαを加えることにより設定する
ものである。このような基準信号の設定値は、後述する
ように環境変化に追従して上下いずれの方向にも差別な
く自動的に変更されるようになっている。尚、10は直
流化回路である。
次に、上記構成の作用について説明する。今、空気が清
浄な状態で交流電源1がオンされたものとする。する
と、空気の汚れ具合に応じたセンサ4の電気抵抗値が信
号電圧発生回路5にて電圧に変換され、更にこの電圧が
A/D変換回路6にて検出信号Vに変換されてCPU7
に入力される。斯様にCPU7に入力された検出信号V
はROM9に記憶された制御用プログラムに従って処理
される。以下、この制御用プログラムのフローチャート
を示す第2図に基づいて説明する。即ち、CPU7は、
センサ4からの検出信号Vを一定の短時間例えば1分経
過毎にサンプリングして(ステップN1)、RAM8に
データとして記憶させる(ステップN2)。RAM8に
は検出信号Vのデータを順次記憶してゆき、その記憶デ
ータ数が例えば20個を越えると(ステップN3)、R
AM8に記憶されたデータのうち最古データを破棄する
と共に新たな検出信号VのデータをRAM8に記憶する
(ステップN4)。ファンモータ3が停止中の場合には
(ステップN5)、CPU7に新たに入力された検出信
号VがRAM8に記憶されている最古データと比較して
所定以上の変化をしているか否かを判断する(ステップ
N6)。この場合、空気が清浄な間(検出信号Vの時間
変化を示した第4図においてt以前)は、検出信号V
は記憶データに対し大きな変化をしないから、ステップ
N7に移行し、ステップN7にて後述する基準信号V
の設定の有無が判断される。ここでは、未だ基準信号V
は設定されていないから、ステップN1に戻る。而し
て、時刻tにおいて、例えば喫煙が開始されて空気に
汚れが生じると、センサ4が感応してその検出信号Vの
値が急激に上昇し始めると、ステップN6における判断
結果が「YES」となるから、ステップN8に移行して
ステップN8にて基準信号Vの設定の有無を判断す
る。この場合、「NO」と判断され、ステップN9に移
行してRAM8に記憶されている最古データV(即ち
時刻tから20分前の時刻tにおける検出信号V)
とROM9に記憶されているデータαから基準信号V
と停止信号Vを次の式に従って設定する。
=V+α,V=V+α/2 ここで、データαとしては第3図に示すように最古デー
タVに対応するものが選択される。斯様にして設定し
た基準信号Vと停止信号VはRAM8に記憶され
る。これ以後、CPU7に入力された検出信号Vが「V
≧V」であるか否かを判断し(ステップN10)、時
刻t(第4図参照)以前では「NO」と判断されて、
ステップN1に戻る。而して、室内の空気の汚れが増大
した結果、検出信号Vが基準信号Vを越えるようにな
ると(時刻t)、ステップN10で「YES」と判断
して、ファンモータ3をモータ制御回路2にて運転させ
(ステップN11)、もって換気運転を実行する。ファ
ンモータ3の運転中はステップN5にて「NO」と判断
され、次いでステップN12にて検出信号Vが「V≦V
」であるか否かを判断する。室内空気の汚れが多く検
出信号Vが停止信号Vより大である間はステップN1
2において「NO」と判断されて、ステップN1に戻
り、引き続きファンモータ3が運転される。換気運転の
実行により空気の汚れが減少し、検出信号Vが停止信号
を下回るようになると(時刻t)、ステップN1
2において「YES」と判断してファンモータ3の運転
を停止させる(ステップN13)。斯様にして空気が清
浄化されると、検出信号Vが低レベルで変化しないよう
になるから、ステップN6,N7を経て、ファンモータ
3の停止後一定時間が経過したか否かを判断し(ステッ
プN14)、一定時間経過するまでは基準信号V及び
停止信号VをRAM8に記憶し続け一定時間経過後に
それらを消去する(ステップN15)。斯様に基準信号
及び停止信号Vをファンモータ3の停止後も一定
時間RAM8に記憶させておくことにより、ファンモー
タ3の停止直後に再び空気が汚れた場合に直ちにファン
モータ3を運転できるようにしている。
上記実施例によればセンサ4からの検出信号Vを一定時
間経過毎にRAM8に記憶し、この検出信号Vの記憶デ
ータとROM9に記憶されている基準信号設定用のデー
タαとにより基準信号Vを設定するようにしたので、
季節変化等の環境変化により空気の温度・湿度が変化し
た場合でも、RAM8に記憶された検出信号Vに基づき
その時点における最適の基準信号Vを設定でき、以後
この基準信号Vと検出信号Vとを比較することにより
空気が汚れたときにファンモータ3を運転することがで
きる。従って、従来構成のものとは異なり、温度・湿度
変化に応じた基準信号Vの調整操作は一切不要とな
り、ファンモータ3の運転が完全に自動化される。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば検出信号が基準信号以上となったときに、ファンモ
ータをタイマにより一定時間運転させるようにしても良
く、また、検出信号のサンプリング時間及びその記憶個
数は適宜変更して実施できる。更に、本発明の自動運転
装置は換気扇に限らず、他の送風機,空気清浄機等のよ
うに室内空気を換気或いは循環させて物理的・化学的等
の手段により空気を清浄する機器に広く適用できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上の説明から明らかなように、センサにより
短時間毎にサンプリングされた複数の検出信号を更新し
ながら記憶する記憶手段を設け、ファンモータの停止中
に記憶手段に記憶された最新データが古データより所定
以上差があるときに前記古データとこの古データに対応
する基準信号設定用データとから基準信号を設定し、前
記ファンモータの運転が停止された後に前記設定された
基準信号を消去する制御手段を設ける構成としたので、
季節の変化等の環境変化により空気の温度・湿度が変化
した場合でも、その温度・湿度変化に応じた調整操作を
不要ならしめ得て、ファンモータの運転を完全に自動化
し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図は全体のブロック図、第2図は制御用プログラム
のフローチャート、第3図は検出信号の温度変化図、第
4図は一使用時における検出信号の時間変化図であり、
第5図は従来構成のもののブロック図である。 図面中、3はファンモータ、4はセンサ、7はCPU
(制御手段)、8はRAM(記憶手段)、9はROMで
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の汚れに感応するセンサからの検出信
    号と基準信号とを比較して空気が汚れたときにファンモ
    ータを運転させるようにしたものにおいて、前記センサ
    により短時間毎にサンプリングされた複数の前記検出信
    号を更新しながら記憶する記憶手段を設け、前記ファン
    モータの停止中に前記記憶手段に記憶された最新データ
    が古データより所定以上差があるときに前記古データと
    この古データに対応する基準信号設定用データとから基
    準信号を設定し、前記ファンモータの運転が停止された
    後に前記設定された基準信号を消去する制御手段を設け
    たことを特徴とする換気扇等の自動運転装置。
JP59093520A 1984-05-10 1984-05-10 換気扇等の自動運転装置 Expired - Fee Related JPH0660754B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5832A (ja) * 1981-06-23 1983-01-05 Sharp Corp 自動換気機能付空気調和機
JPS6027849A (ja) * 1983-07-26 1985-02-12 Sharp Corp ガス検知装置

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