JPH0661245B2 - 餃子の製造方法 - Google Patents

餃子の製造方法

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JPH0661245B2
JPH0661245B2 JP1304586A JP30458689A JPH0661245B2 JP H0661245 B2 JPH0661245 B2 JP H0661245B2 JP 1304586 A JP1304586 A JP 1304586A JP 30458689 A JP30458689 A JP 30458689A JP H0661245 B2 JPH0661245 B2 JP H0661245B2
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JP
Japan
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hours
ingredients
dumplings
aging
low temperature
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JP1304586A
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勉 丸山
政芳 藪崎
正典 高橋
一 小菅
清隆 中野
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株式会社紀文
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は餃子の製造方法に関するものであり、更に詳し
く付言するならば、肉・野菜等の具と小麦粉をこねて作
った皮との馴染のよい餃子の製造法に関する。
[従来の技術] 近年のレトルト食品・冷凍食品・調理済み食品等の普及
に伴ない。多種・多様な食品が市場にでまわっている。
小麦粉をこねて薄く伸ばした皮に、豚肉・野菜等を包ん
で、三日月形にし、蒸したり焼いたりして食す餃子は、
現在広く一般に食される中華料理である。この餃子も現
在では調理済み食品として大量に生産され、市販されて
いる。
第2図は従来調理済み食品として市販されている餃子の
製造方法を示した工程図である。
図に示す通り、粉をこねて圧延し皮を作る。一方、キャ
ベツ等の野菜を細かく切って、挽いた豚肉等と調味料と
を混ぜあわせて具を作る。皮と具を三日月形に成形し、
殺菌もかねて約80〜98℃で10〜15分間蒸気で加
熱し調理済みとして、包装の後に冷却して市場に供す。
食卓に並べる際には、再度、蒸したり、油で焼いたり、
揚げたりして食す。
一方、食品の味覚を規定するものは、味と食感があるこ
とは知られている。即ち、味には甘・苦・酸・塩・辛・
旨の6種があり、この6種を複雑に組合せることによ
り、美味しさを構成する。食感とは粘弾性(コシ)と歯
ざわりとがあり、この味と食感とを組合せることによ
り、好ましい食品を作りあげている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、大量に流れ作業で製造するため、餃子の
味覚を規定するものは、味の面では、具の材料の種類及
びその割合・調味料の種類及び割合等であり、食感の面
では、皮の原材料の種類と割合・皮の厚さ等であった。
本発明は、より美味なる餃子を製造する方法を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本第1発明に係る餃子の製造方法では、肉・野菜等の具
を小麦粉をこねて伸ばした皮に包んで成型する餃子の製
造方法において、 成型後の餃子を、0〜10℃の低温下で且つ60〜10
0%の高湿度雰囲気で、2時間以上96時間以下の期間
熟成するものである。
本第2発明に係る餃子の製造方法では、肉・野菜等の具
を小麦粉をこねて伸ばした皮に包んで成型する餃子の製
造方法において、 成型後の餃子を25℃以上50℃以下の加熱温度で6時
間以下、加熱を行った後に、更に、0〜10℃の低温下
で且つ60〜100%の高湿度雰囲気で、2時間以上9
6時間以下の期間熟成するものである。
[作用] 本第1発明においては、成形後の餃子を、0〜10℃の
低温下で、熟成するものであるため、餃子が美味しくな
る。具体的には、具の野菜と肉が低温下でよく馴染み、
加熱して食す場合には、具は固い塊にならずにソフトで
弾力があり、食すと肉汁が口中に広がる食感が生れる。
また、皮も低温下で放置するので透明度があり、コシが
強くなり、良好な歯ごたえが生れる。更に明確には断言
できないが、低温下で放置することによって野菜や肉か
ら熟成効果による呈味成分が生成し、具は従来品の具よ
り一段と美味しさが増すことが考えられる。
低温下は0〜10℃であり、好ましくは3〜8℃の低温
下で熟成させるとよいが、0℃より低いと餃子が凍って
しまい熟成が行われない。また10℃以上であれば、好
ましい熟成時間放置しておく際に、雑菌により腐敗の恐
れがあるためである。
また、熟成時に高湿度雰囲気状態にすると皮が乾燥しな
いので品質がよくなる。その高湿度雰囲気は好ましくは
60〜100%であり、例えば、加湿機等で高湿度雰囲
気にした貯蔵室で熟成するとよい。
熟成させる時間は2時間以上、好ましくは6時間以上、
更に好ましくは20時間以上96時間以下である。熟成
は皮の熟成(コシ)の方が先に現れ、これが2時間程度
から確認できた。また、具の熟成時間は、当初の具の温
度により差があるが、おおよそ6時間程度から確認で
き、20時間以上が皮・具共に最も顕著な効果が現れ
た。また、96時間以上では低温下で放置しておいても
腐敗する恐れがある。
本第2発明では、成型後の餃子を25℃以上50℃以下
の加熱温度で6時間以下、加熱を行った後に、更に、0
〜10℃の低温下で且つ60〜100%の高湿度雰囲気
で、2時間以上96時間以下の期間熟成するものであ
る。即ち、前記の通り低温熟成だけでは、皮の熟成時間
に対して具の熟成時間が長く必要となるため、50℃以
下の加熱温度で、6時間以下、加熱を行うことにより、
具の熟成時間を短縮させることができる。
[実施例] 以下、具体的な実施例を示す。
[原材料] 皮;小麦粉(特ナンバーワン,日清製粉(株)製)25k
g、酵母(パンベース,協和醗酵工業(株)製)800g、
食塩200g、水12000g 具;粗挽豚肉10kg、野菜(キャベツ8kg、すりニンニク2
00g、ニラ200g、おろし生姜200g)、つなぎ(馬鈴薯澱
粉1000g、パン粉500g)、調味料(淡口醤油1.2kg、砂糖
150g、食塩40g、胡椒100g、胡麻油500g、化学調味料少
々) [製造] 第1図は本製造方法の一実施例を示す工程図である。
図に示す通り、前記原材料の皮材料をこねて圧延し皮を
作る。一方、具の原材料のキャベツ等の野菜を細かく切
って、挽いた豚肉とつなぎと調味料とを混ぜあわせて具
を作る。
作った皮に具を入れて包み、三日月形に成形し、移送後
低温熟成を行う。
殺菌もかねて約80〜98℃で10〜15分間蒸気で加
熱し、調理済みとして、包装の後に、冷却して市場に供
す。
また、熟成は加湿機等で高湿度雰囲気にした貯蔵室で行
うとよい。
[低温熟成餃子] 前記の工程により、熟成温度を6℃として、熟成時間を
種々変化させた餃子を作成した。具体的な条件は下記の
通りである。
熟成温度 6℃(−1,10℃) 麺厚 0.5〜1.5mm 熟成時間 (2〜)6〜96時間 湿度 60〜90% 麺温度 20〜35℃ (麺温度熟成時間により変化) 具温度 10〜20℃ 量目(1個当り) 8〜40g なお、試食はフライパンにて5分間焼いたものを試食し
た。
結果を次の第1表に示す。
以上の様に、熟成させる時間は2時間以上、好ましくは
6時間以上、更に好ましくは20時間以上、96時間以
下である。熟成は皮の熟成(コシ)の方が先に現れ、こ
れが2時間程度から確認できた。また、具の熟成時間
は、当初の具の温度により差があるが、おおよそ6時間
程度から確認でき、20時間以上が皮・具共に最も顕著
な効果が現れた。また、96時間以上では低温下で放置
しておいても腐敗した。
[二段加熱熟成餃子] 皮の熟成時間に対して、具の熟成時間が長いため、成形
後すぐに低温熟成せず、加熱を行ない具の熟成を図っ
た。
結果を次の第2表に示す。
以上の様に、成形後の餃子を、高湿度雰囲気で、50℃
以下の加熱温度で、6時間以下、加熱を行った後に、更
に高湿度雰囲気で、0〜10℃の低温下で、熟成するも
のであるため、前記の通り低温熟成だけでは、皮の熟成
時間に対して具の熟成時間が長く必要となるため、高湿
度雰囲気で、50℃以下の加熱温度で、6時間以下、加
熱を行うことにより、具の熟成時間を短縮させることが
できる。
[熟成餃子のブラインドテスト] 得られた低温熟成餃子と二段加熱熟成餃子と通常の餃子
とを試食して、ブラインドテストを行なった。試食した
低温熟成餃子は第1表の餃子A(熟成温度6℃,48時
間)と、第2表の餃子(加熱温度40℃,6時間、低温
熟成温度2℃,12時間)と、熟成させない餃子を使用
し、その他の原料は全て同じものとした。
8名の試験者にブラインドの状態で、前記3種類の餃子
の味及び食感の比較を行なった。
結果を次の第3表に示す。
[発明の効果] 本第1発明は以上説明したとおり、成形後の餃子を、0
〜10℃の低温下で、熟成するものであるため、皮はア
メ色で透明感があり、具はソフトで弾力があり、噛むと
肉汁が口に広がる美味な餃子が得られる。
また、本第2発明では、50℃以下の加熱温度で、6時
間以下、加熱を行った後に、更に、0〜10℃の低温下
で、熟成するものであるため、具の熟成時間を短縮させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本製造方法の一実施例を示す工程図、第2図は
従来の餃子の製造方法を示した工程図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】肉・野菜等の具を小麦粉をこねて伸ばした
    皮に包んで成型する餃子の製造方法において、 成型後の餃子を、0〜10℃の低温下で且つ60〜10
    0%の高湿度雰囲気で、2時間以上96時間以下の期間
    熟成することを特徴とする餃子の製造方法。
  2. 【請求項2】肉・野菜等の具を小麦粉をこねて伸ばした
    皮に包んで成型する餃子の製造方法において、 成型後の餃子を25℃以上50℃以下の加熱温度で6時
    間以下、加熱を行った後に、更に、0〜10℃の低温下
    で且つ60〜100%の高湿度雰囲気で、2時間以上9
    6時間以下の期間熟成することを特徴とする餃子の製造
    方法。
JP1304586A 1989-11-27 1989-11-27 餃子の製造方法 Expired - Lifetime JPH0661245B2 (ja)

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