JPH0661354B2 - 褥瘡防止体 - Google Patents
褥瘡防止体Info
- Publication number
- JPH0661354B2 JPH0661354B2 JP1197970A JP19797089A JPH0661354B2 JP H0661354 B2 JPH0661354 B2 JP H0661354B2 JP 1197970 A JP1197970 A JP 1197970A JP 19797089 A JP19797089 A JP 19797089A JP H0661354 B2 JPH0661354 B2 JP H0661354B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chest
- waist
- zone
- support
- human body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 本発明は床ずれ防止効果の大きい褥瘡防止体に関する。
本来人間は二本足で立ち生活する生物で、五体が健全で
あれば自由にその重心を変えて移動し、就寝中でも無意
識のうちに寝返りをうつことができるため、褥瘡に悩ま
されることはまず無い。すなわち、人の毛細管の内圧は
25mmHg/cm2前後であり、足底などの特殊な部位の肥厚
した皮膚を除けば100mmHg/cm2の外圧が長時間かかる
と、先ず不快感を感じ、更に痛みを感じるようになって
体位の変換を無意識に行っている。
あれば自由にその重心を変えて移動し、就寝中でも無意
識のうちに寝返りをうつことができるため、褥瘡に悩ま
されることはまず無い。すなわち、人の毛細管の内圧は
25mmHg/cm2前後であり、足底などの特殊な部位の肥厚
した皮膚を除けば100mmHg/cm2の外圧が長時間かかる
と、先ず不快感を感じ、更に痛みを感じるようになって
体位の変換を無意識に行っている。
しかし、種々の病気や怪我によって寝たきりになると、
その人の体重が、下になっている部分の皮膚、血管、そ
して筋肉に圧迫を加え、毛細血管は押しつぶされて血流
が阻害され、血流は次第に緩徐となり、ついには停止
し、更に長時間途絶すると、その部位が黒く変性して壊
死をおこし、褥瘡の原因となる。
その人の体重が、下になっている部分の皮膚、血管、そ
して筋肉に圧迫を加え、毛細血管は押しつぶされて血流
が阻害され、血流は次第に緩徐となり、ついには停止
し、更に長時間途絶すると、その部位が黒く変性して壊
死をおこし、褥瘡の原因となる。
人が寝た場合に、全体重の約45%が臀部にかかり、約35
%が胸部背面にかかつていることが判っているが、この
ように体重のかかっているところで、骨の凸出した個所
に褥瘡が発生することが多く、この中で仙骨部分は特に
発生しやすい部位である。壊死した皮膚はやがて脱落
し、時には骨まで達する深い潰瘍となり、更に仙骨部分
は尿や便の排泄物により汚染されやすいため、細菌感染
を併発し、悲慘な結果となる。発生した褥瘡の治療は大
変に困難であり、一旦治癒しても極めて再発しやすい。
%が胸部背面にかかつていることが判っているが、この
ように体重のかかっているところで、骨の凸出した個所
に褥瘡が発生することが多く、この中で仙骨部分は特に
発生しやすい部位である。壊死した皮膚はやがて脱落
し、時には骨まで達する深い潰瘍となり、更に仙骨部分
は尿や便の排泄物により汚染されやすいため、細菌感染
を併発し、悲慘な結果となる。発生した褥瘡の治療は大
変に困難であり、一旦治癒しても極めて再発しやすい。
寝たきりの人に褥瘡をつくらぬためには、寝ている向き
を昼夜を問わず例えば2時間毎に左、右と変化させるこ
とが必要であるとされているが、これには多くの人手を
要し実行は不可能に近い。体位変換の煩わしさを少なく
する目的で、例えば、軟らかいものを身体と寝具の間に
はさむことが行われているが、元々軟らかい敷布団に寝
ていながら褥瘡が発生していたので敷布団を厚く重ねて
も改善は余り望めない。仰臥したさい体重を支える部分
の面積が少なければ少ないほど(代表的な個所が仙骨
部)、単位面積当たりの重量は増加する。これによる圧
迫が皮膚の血液循環の圧力を越えてしまえば、血行が途
絶することになる。逆にその面積を増加させれば単位面
積当たりの重量は軽減される。単位面積当たりの重量を
低下させるには、接触面積を拡大し、体圧を分散、安定
化する必要がある。
を昼夜を問わず例えば2時間毎に左、右と変化させるこ
とが必要であるとされているが、これには多くの人手を
要し実行は不可能に近い。体位変換の煩わしさを少なく
する目的で、例えば、軟らかいものを身体と寝具の間に
はさむことが行われているが、元々軟らかい敷布団に寝
ていながら褥瘡が発生していたので敷布団を厚く重ねて
も改善は余り望めない。仰臥したさい体重を支える部分
の面積が少なければ少ないほど(代表的な個所が仙骨
部)、単位面積当たりの重量は増加する。これによる圧
迫が皮膚の血液循環の圧力を越えてしまえば、血行が途
絶することになる。逆にその面積を増加させれば単位面
積当たりの重量は軽減される。単位面積当たりの重量を
低下させるには、接触面積を拡大し、体圧を分散、安定
化する必要がある。
人間の背中は側面から見てS字形をなしており、仙骨部
は前記S字の下方に突き出したカーブに当たり、従って
ここに重量が集中する。これに対しいわゆる腰部は窪ん
でおり、水平な仰臥した場合には該部は床面に接触する
ことなく、体重を支えていないことから、上記仙骨部及
びこれと腰部を間に挟んだ胸部背面になおさら集中的に
体重がかかることになる。
は前記S字の下方に突き出したカーブに当たり、従って
ここに重量が集中する。これに対しいわゆる腰部は窪ん
でおり、水平な仰臥した場合には該部は床面に接触する
ことなく、体重を支えていないことから、上記仙骨部及
びこれと腰部を間に挟んだ胸部背面になおさら集中的に
体重がかかることになる。
従来、仰臥したさい局部的にかかる体重を分散して褥瘡
の予防のためエアーマット、発泡スチロールマット、水
マット、波状スポンジマット、水ベッド、多数形成した
支持部材を機械的に駆動する支持装置、柔軟性を異にし
た多数のクッション体を用いたもの等が知られている
が、これらは構造が複雑で、設備が大掛かりとなるもの
があり、その設備費も高くなり、一般的ではないし、又
局部的にかかる体重をほぼ均等に分散することができな
いものである。
の予防のためエアーマット、発泡スチロールマット、水
マット、波状スポンジマット、水ベッド、多数形成した
支持部材を機械的に駆動する支持装置、柔軟性を異にし
た多数のクッション体を用いたもの等が知られている
が、これらは構造が複雑で、設備が大掛かりとなるもの
があり、その設備費も高くなり、一般的ではないし、又
局部的にかかる体重をほぼ均等に分散することができな
いものである。
(発明の構成) 本発明は、人体背面の胸部や腰部の凹凸に対応する区帯
を備えた二層形態の支持体によって、これらの胸部を全
面的に支持して仰臥したさい骨の突出部等に集中してか
かる体圧を分散させると共に、背面をソフトに支持して
これら突出部等における床ずれなどの発生を防止し、し
かも構造が簡素で経済的に得られるものを提供しようと
するものである。
を備えた二層形態の支持体によって、これらの胸部を全
面的に支持して仰臥したさい骨の突出部等に集中してか
かる体圧を分散させると共に、背面をソフトに支持して
これら突出部等における床ずれなどの発生を防止し、し
かも構造が簡素で経済的に得られるものを提供しようと
するものである。
以下本発明を実施例について図面を参照しつつ説明する
と、人体背面の肩部51から臀部52にかけて、突出してい
る臀部と肩部に対して、凹んでいる腰部53と胸部背面54
に当接し、上記突出している臀部や肩部と協同して体重
を支える支持体1を設けている。この支持体には、腰部
の下方より腰部の側面に向かって次第に立ち上がり、腰
部を下方から包み込むようにして支える腰部区帯2と、
この腰部区帯につづき、同じく胸部背面を下方から包み
込むようにして支える胸部区帯3を備えており、腰部区
帯の方が高く形成されている。この上に仰臥すれば、肩
部から臀部まで、背面側で全体的に体重を支えることが
できるようになる。
と、人体背面の肩部51から臀部52にかけて、突出してい
る臀部と肩部に対して、凹んでいる腰部53と胸部背面54
に当接し、上記突出している臀部や肩部と協同して体重
を支える支持体1を設けている。この支持体には、腰部
の下方より腰部の側面に向かって次第に立ち上がり、腰
部を下方から包み込むようにして支える腰部区帯2と、
この腰部区帯につづき、同じく胸部背面を下方から包み
込むようにして支える胸部区帯3を備えており、腰部区
帯の方が高く形成されている。この上に仰臥すれば、肩
部から臀部まで、背面側で全体的に体重を支えることが
できるようになる。
図示のものでは、胸部区帯3が、背骨に沿う脊柱部4か
ら、体の側面に向かうに従って徐々に高くなる比較的高
さの低い胸部当材5を持っており、この胸部当材は、高
くなった両側縁が中央の脊柱部4よりも長くなってい
て、平面から見るとほぼM字状に表れている。この胸部
区帯につづく腰部区帯2は、傾斜面6によって全体が少
し高くなり、さらに腰椎等に応当する脊柱応部7から両
側に向かって比較的高くまで盛り上がり、その高くなっ
た両側縁は脊柱応部7より短くなっている腰部当材8を
持っている。そして、この腰部区帯は臀部区帯9に向か
って比較的急傾斜で下方に延びている。上記臀部区帯9
には臀部が載り、これによって腰部区帯、胸部区帯と一
緒になって体重を更に安定的に支えることができる。こ
の臀部区帯の長さは、余り長くない方が便、尿等の排泄
物を処理する場合に便利であるけれども、排泄に心配い
らない場合などにあっては、長くすると体を更に安定的
に支持することができることがあるし、これを省略して
別のものを当がったりすることもできる。
ら、体の側面に向かうに従って徐々に高くなる比較的高
さの低い胸部当材5を持っており、この胸部当材は、高
くなった両側縁が中央の脊柱部4よりも長くなってい
て、平面から見るとほぼM字状に表れている。この胸部
区帯につづく腰部区帯2は、傾斜面6によって全体が少
し高くなり、さらに腰椎等に応当する脊柱応部7から両
側に向かって比較的高くまで盛り上がり、その高くなっ
た両側縁は脊柱応部7より短くなっている腰部当材8を
持っている。そして、この腰部区帯は臀部区帯9に向か
って比較的急傾斜で下方に延びている。上記臀部区帯9
には臀部が載り、これによって腰部区帯、胸部区帯と一
緒になって体重を更に安定的に支えることができる。こ
の臀部区帯の長さは、余り長くない方が便、尿等の排泄
物を処理する場合に便利であるけれども、排泄に心配い
らない場合などにあっては、長くすると体を更に安定的
に支持することができることがあるし、これを省略して
別のものを当がったりすることもできる。
上記胸部区帯3の上方には肩部を支える肩部区帯10があ
り、胸部区帯側から僅かに傾斜しながら高くなってお
り、これに続いて頭部55を支えるやや高くなった平らな
頭部区帯11を設けていて、これによって頭を自然な高さ
に保ち、体位を安定状態に保持するが、この頭部区帯の
代わりに別の枕等を使用することもある。
り、胸部区帯側から僅かに傾斜しながら高くなってお
り、これに続いて頭部55を支えるやや高くなった平らな
頭部区帯11を設けていて、これによって頭を自然な高さ
に保ち、体位を安定状態に保持するが、この頭部区帯の
代わりに別の枕等を使用することもある。
図示の支持体では、人体背面に接触する面を柔軟性があ
って緩徐な弾性と通気性があり、体を軟らかく支える緩
衝部層21としており、その下側に緩衝部層より圧縮硬さ
が大で、適度の可撓性があり、強い弾性を有し、底突き
現象が殆どなく、更に上記緩衝部層の縦、横方向の変形
を適度に抑制できる基部層22を重層している。図示のも
のでは、頭部区帯から臀部区帯に至るまで、一定の厚さ
の基部下層23があり、腰部区帯2にはこれと同じ厚み程
度の基部上層24がかさなっており、また頭部区帯11にも
同じように基部上層があり、肩部区帯に連なる部分25が
次第に薄肉となっている。そして、この基部層の上に
は、緩衝部層21を積層しており、頭部区帯から腰部区帯
に至る部分は、上記基部下層と同程度の厚みとしてお
り、胸部区帯ではその胸部当材5を、また腰部区帯では
胸部当材8を緩衝部層としている。また上記肩部区帯で
は、なだらかな傾斜を作るようにやや厚目部26に形成し
ている。
って緩徐な弾性と通気性があり、体を軟らかく支える緩
衝部層21としており、その下側に緩衝部層より圧縮硬さ
が大で、適度の可撓性があり、強い弾性を有し、底突き
現象が殆どなく、更に上記緩衝部層の縦、横方向の変形
を適度に抑制できる基部層22を重層している。図示のも
のでは、頭部区帯から臀部区帯に至るまで、一定の厚さ
の基部下層23があり、腰部区帯2にはこれと同じ厚み程
度の基部上層24がかさなっており、また頭部区帯11にも
同じように基部上層があり、肩部区帯に連なる部分25が
次第に薄肉となっている。そして、この基部層の上に
は、緩衝部層21を積層しており、頭部区帯から腰部区帯
に至る部分は、上記基部下層と同程度の厚みとしてお
り、胸部区帯ではその胸部当材5を、また腰部区帯では
胸部当材8を緩衝部層としている。また上記肩部区帯で
は、なだらかな傾斜を作るようにやや厚目部26に形成し
ている。
このような緩衝部層及び基部層は、人体に対する当たり
の柔らかな適宜の材料で形成されるが、通例発泡体で形
成するのが好ましく、上記緩衝部層を構成する発泡体に
は、例えば、軟質ポリウレタンフオーム、軟質ポリ塩化
ビニル系フオーム、ラテックスフオームラバー等の軟質
系の連続気泡を主とするものがある。また基部層を構成
するものとしては、例えば連続気泡を主とする発泡体や
独立気泡を主気泡構造とする発泡体、例えば架橋若しく
は非架橋型のポリエチレンフオーム、独立気泡のポリ塩
化ビニルフオームその他の軟質発泡体と硬質発泡体の中
間の性質を有するものがある。
の柔らかな適宜の材料で形成されるが、通例発泡体で形
成するのが好ましく、上記緩衝部層を構成する発泡体に
は、例えば、軟質ポリウレタンフオーム、軟質ポリ塩化
ビニル系フオーム、ラテックスフオームラバー等の軟質
系の連続気泡を主とするものがある。また基部層を構成
するものとしては、例えば連続気泡を主とする発泡体や
独立気泡を主気泡構造とする発泡体、例えば架橋若しく
は非架橋型のポリエチレンフオーム、独立気泡のポリ塩
化ビニルフオームその他の軟質発泡体と硬質発泡体の中
間の性質を有するものがある。
これら各層を構成する発泡体の特性は、両者の相関関係
によって適宜選択して使用されるもので特定は困難であ
るが、例えば緩衝部層に軟質ポリウレタンフオームを、
基部層にポリエチレンフオームを使用する場合、前者
は、見掛け密度0.02〜0.04g/cm3、圧縮率(JIS−K640
1−1980)2〜10kg、圧縮残留ひずみ率(JIS−K6401−1
980)90%以上、圧縮かたさ(25%圧縮応力)0.01〜0.3
kg/cm2、引張強さ(JIS−K6402−1976)0.7〜3kg/c
m2、破断伸び(JIS−K6402−1976)150〜300%、好ま
しくは、見掛け密度0.028〜0.03g/cm3、圧縮率3〜7k
g、引張強さ1〜3kg/cm2、伸び170〜210%、後者は、
見掛け密度0.035〜0.05g/cm3、圧縮率10〜30kg、圧縮
かたさ(25%圧縮応力)0.3〜2kg/cm2、引張強さ0.7
〜4kg/cm2、伸び100〜200%、好ましくは、見掛け密
度0.047〜0.05g/cm3、圧縮率13〜25kg、引張強さ1〜
3kg/cm2、伸び130〜170%程度にして良い結果が得ら
れることが多い。
によって適宜選択して使用されるもので特定は困難であ
るが、例えば緩衝部層に軟質ポリウレタンフオームを、
基部層にポリエチレンフオームを使用する場合、前者
は、見掛け密度0.02〜0.04g/cm3、圧縮率(JIS−K640
1−1980)2〜10kg、圧縮残留ひずみ率(JIS−K6401−1
980)90%以上、圧縮かたさ(25%圧縮応力)0.01〜0.3
kg/cm2、引張強さ(JIS−K6402−1976)0.7〜3kg/c
m2、破断伸び(JIS−K6402−1976)150〜300%、好ま
しくは、見掛け密度0.028〜0.03g/cm3、圧縮率3〜7k
g、引張強さ1〜3kg/cm2、伸び170〜210%、後者は、
見掛け密度0.035〜0.05g/cm3、圧縮率10〜30kg、圧縮
かたさ(25%圧縮応力)0.3〜2kg/cm2、引張強さ0.7
〜4kg/cm2、伸び100〜200%、好ましくは、見掛け密
度0.047〜0.05g/cm3、圧縮率13〜25kg、引張強さ1〜
3kg/cm2、伸び130〜170%程度にして良い結果が得ら
れることが多い。
上記の緩衝部層と基部層にそれぞれ応当して形成された
成形発泡体を接着、溶着等して一体化し若しくは単に重
ね合わせ或いは重ね合わせたものの外周側面に枠体を嵌
着等して形成できる。また、この両部層は各々更に薄い
層としたものを積層状にするようにしてもよい。なお、
基部層及び(又は)緩衝部層を貫通する通気孔を設け通
気性を更に良好にすることもできる。
成形発泡体を接着、溶着等して一体化し若しくは単に重
ね合わせ或いは重ね合わせたものの外周側面に枠体を嵌
着等して形成できる。また、この両部層は各々更に薄い
層としたものを積層状にするようにしてもよい。なお、
基部層及び(又は)緩衝部層を貫通する通気孔を設け通
気性を更に良好にすることもできる。
図面のものでは、基部層がポリエチレンフオームで形成
され、頭部区帯と腰部区帯で約50mmの厚みとし、その他
の区帯では約半分の25mm程度にしている。また、緩衝部
層は軟質のポリウレタンフオームで形成され、頭部区帯
から胸部区帯にかけて、及び臀部区帯では約25mm程度の
厚みとし、胸部区帯では更にその上に最も厚い部分で約
48mm程度の胸部当材5があり、腰部区帯では、上記基部
層の上に両側の最も高い所で約100mm程度、最も低い脊
柱下部7において約30mmの厚みを持った腰部当材8を形
成している。上記基部層22には布地27を添着している。
され、頭部区帯と腰部区帯で約50mmの厚みとし、その他
の区帯では約半分の25mm程度にしている。また、緩衝部
層は軟質のポリウレタンフオームで形成され、頭部区帯
から胸部区帯にかけて、及び臀部区帯では約25mm程度の
厚みとし、胸部区帯では更にその上に最も厚い部分で約
48mm程度の胸部当材5があり、腰部区帯では、上記基部
層の上に両側の最も高い所で約100mm程度、最も低い脊
柱下部7において約30mmの厚みを持った腰部当材8を形
成している。上記基部層22には布地27を添着している。
第6図、第7図には他の実施例を示しており、人体背面
に接する側をなだらかな曲面状に形成しており、また緩
衝部層と基部層を一体化に成形したものである。
に接する側をなだらかな曲面状に形成しており、また緩
衝部層と基部層を一体化に成形したものである。
また、体型は個人差があるから、支持体は体の大きい人
用、中位の人用、小さい人用など何種類か用意しておく
と便利であるが、個人に合わせて手直しができるよう
に、例えば数種の厚みの異なる軟質発泡体の片面に剥離
紙を仮着した粘着剤層を設けた発泡体粘着シート、若し
くはテープを常備しておき、必要時に所要大に裁断して
緩衝部層上に施用できるようにすれば、一層便利であ
る。
用、中位の人用、小さい人用など何種類か用意しておく
と便利であるが、個人に合わせて手直しができるよう
に、例えば数種の厚みの異なる軟質発泡体の片面に剥離
紙を仮着した粘着剤層を設けた発泡体粘着シート、若し
くはテープを常備しておき、必要時に所要大に裁断して
緩衝部層上に施用できるようにすれば、一層便利であ
る。
又、側臥位用などの褥瘡防止体も上記と同様にして作る
ことができる。
ことができる。
(発明の効果) 本発明は上記のように、人体を支持する支持体表面に人
体背面の胸部と腰部が全面的に接するように胸部背面の
下方を低く側面に向って高くする胸部区帯と、該胸部区
帯より高い位置にあり腰部下方を低く側面に向って高く
する腰部区帯を設けたものであるから、人体背面の胸部
と腰部を包み込むかのようにこれらの部分をほぼ全面で
支持するようになり、体重がほぼ全体に均一に分散され
るので、局部的な強圧迫による血流の阻害等が生ぜず、
長期間寝たままの状態が続いても、褥瘡の発生を確実に
予防することができる。しかも上記支持体はその人体背
面に接する面を柔らかくて通気性に富む緩衝部層としこ
れに可撓性と強い弾性を有する基部層を積層状態に形成
しているから、その柔らかい緩衝部層によって人体背面
の胸部や腰部をソフトに支持しこれらの部分に傷をつけ
たりすることがないし、又これに体重がかかってもその
緩衝部層裏面の基部層による弾性作用によって底突き現
象が現われない。更に通気性もよいので、接触皮膚面等
が蒸れることもないから、長期間寝心地よく療養を続け
ることができる。又上記構成から全体として簡素化され
ているから、経済的に製造し供給することができると共
に持運び易くかつ扱い易く病院,老人ホーム,一般家庭
内等で寝台等のマットレス,敷布団などの上に置いた
り、必要に応じてこの上に布タオル,敷布等を被せたり
して簡便に使用することができる。そして、上記布タオ
ル等を敷いておいた場合には、このタオルを持って左
右、上下に寝たきりの人を動かすことができるし、その
際にも、脊柱部や脊柱応部から体の側面に向かって次第
に立ち上がっている腰部区帯と胸部区帯によって、その
作業が一層容易にできる。また、適当な繊維布で形成さ
れたフアスナー付カバー袋内に入れて同様に使用するこ
とができ、この場合カバー袋内に抗菌剤等の身体に無害
な薬剤の所要量を介在させ、若しくはカバー袋を構成す
る繊維糸中に銅繊維その他殺菌性のある繊維糸で形成す
れば抗菌性、殺菌性のものが得られて便利なことがあ
る。
体背面の胸部と腰部が全面的に接するように胸部背面の
下方を低く側面に向って高くする胸部区帯と、該胸部区
帯より高い位置にあり腰部下方を低く側面に向って高く
する腰部区帯を設けたものであるから、人体背面の胸部
と腰部を包み込むかのようにこれらの部分をほぼ全面で
支持するようになり、体重がほぼ全体に均一に分散され
るので、局部的な強圧迫による血流の阻害等が生ぜず、
長期間寝たままの状態が続いても、褥瘡の発生を確実に
予防することができる。しかも上記支持体はその人体背
面に接する面を柔らかくて通気性に富む緩衝部層としこ
れに可撓性と強い弾性を有する基部層を積層状態に形成
しているから、その柔らかい緩衝部層によって人体背面
の胸部や腰部をソフトに支持しこれらの部分に傷をつけ
たりすることがないし、又これに体重がかかってもその
緩衝部層裏面の基部層による弾性作用によって底突き現
象が現われない。更に通気性もよいので、接触皮膚面等
が蒸れることもないから、長期間寝心地よく療養を続け
ることができる。又上記構成から全体として簡素化され
ているから、経済的に製造し供給することができると共
に持運び易くかつ扱い易く病院,老人ホーム,一般家庭
内等で寝台等のマットレス,敷布団などの上に置いた
り、必要に応じてこの上に布タオル,敷布等を被せたり
して簡便に使用することができる。そして、上記布タオ
ル等を敷いておいた場合には、このタオルを持って左
右、上下に寝たきりの人を動かすことができるし、その
際にも、脊柱部や脊柱応部から体の側面に向かって次第
に立ち上がっている腰部区帯と胸部区帯によって、その
作業が一層容易にできる。また、適当な繊維布で形成さ
れたフアスナー付カバー袋内に入れて同様に使用するこ
とができ、この場合カバー袋内に抗菌剤等の身体に無害
な薬剤の所要量を介在させ、若しくはカバー袋を構成す
る繊維糸中に銅繊維その他殺菌性のある繊維糸で形成す
れば抗菌性、殺菌性のものが得られて便利なことがあ
る。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示し、第1図は斜面図、第2図
は平面図、第3図は断面図、第4図は背面図、第5図は
使用状態の説明図、第6図は他の例の斜面図、第7図は
第6図の断面図である。 1:支持体、2:腰部区帯、3:胸部区帯 4:脊柱部、5:胸部当材、6:傾斜面 7:脊柱応部、8:腰部当材、9:臀部区帯 10:肩部区帯、11:頭部区帯、21:緩衝部層 22:基部層
は平面図、第3図は断面図、第4図は背面図、第5図は
使用状態の説明図、第6図は他の例の斜面図、第7図は
第6図の断面図である。 1:支持体、2:腰部区帯、3:胸部区帯 4:脊柱部、5:胸部当材、6:傾斜面 7:脊柱応部、8:腰部当材、9:臀部区帯 10:肩部区帯、11:頭部区帯、21:緩衝部層 22:基部層
Claims (4)
- 【請求項1】少くも肩部から腰部にかけて人体背面を支
持する支持体を備え、該支持体の人体背面に接する面を
柔らかくて通気性に富む緩衝部層としこれに可撓性と強
い弾性を有する基部層を積層状態に形成し、上記支持体
表面に人体背面の胸部と腰部が全面的に接するように胸
部背面の下方を低く側面に向って高くする胸部区帯と該
胸部区帯より高い位置にあり腰部下方を低く側面に向っ
て高くする腰部区帯を設けた褥瘡防止体。 - 【請求項2】上記支持体は人体背面の臀部を支持する臀
部区帯を有し、該臀部区帯で臀部の一部が支持可能に長
手方向に短かくなっている請求項1記載の褥瘡防止体。 - 【請求項3】上記支持体の基部層は腰部区帯で厚くな
り、胸部区帯で薄くなっている請求項1または2記載の
褥瘡防止体。 - 【請求項4】上記支持体の腰部区帯の胸部区帯側に傾斜
面を形成した請求項3記載の褥瘡防止体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1197970A JPH0661354B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 褥瘡防止体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1197970A JPH0661354B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 褥瘡防止体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363051A JPH0363051A (ja) | 1991-03-19 |
| JPH0661354B2 true JPH0661354B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=16383355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1197970A Expired - Lifetime JPH0661354B2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 褥瘡防止体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5993165B2 (ja) * | 2012-03-10 | 2016-09-14 | 株式会社福富門扉 | 褥瘡予防の為の補助マット |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4559656A (en) * | 1982-12-28 | 1985-12-24 | Hill-Rom Company, Inc. | Hospital bed with a weight-distributing lever system |
| JPS631523U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 |
-
1989
- 1989-08-01 JP JP1197970A patent/JPH0661354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363051A (ja) | 1991-03-19 |
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