JPH0661479A - プレーナ構造のmos制御サイリスタ - Google Patents
プレーナ構造のmos制御サイリスタInfo
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- JPH0661479A JPH0661479A JP11413992A JP11413992A JPH0661479A JP H0661479 A JPH0661479 A JP H0661479A JP 11413992 A JP11413992 A JP 11413992A JP 11413992 A JP11413992 A JP 11413992A JP H0661479 A JPH0661479 A JP H0661479A
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- channel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、ターン・オン特性が改善さ
れたプレーナ構造のMOS制御サイリスタを提供するこ
とになる。 【構成】 ターン・オフ用pチャネルMOSFETとタ
ーン・オン用のnチャネルMOSFETが集積化構成さ
れ、かつカソード領域と第2ベース(高抵抗層)間にチ
ャネル構造を有し、チャネル内を流れる電流をベースも
しくはゲート電位によってJFET効果もしくは静電誘
導効果によって制御しうるプレーナ構造のMOS制御サ
イリスタとしての構成を有する。
れたプレーナ構造のMOS制御サイリスタを提供するこ
とになる。 【構成】 ターン・オフ用pチャネルMOSFETとタ
ーン・オン用のnチャネルMOSFETが集積化構成さ
れ、かつカソード領域と第2ベース(高抵抗層)間にチ
ャネル構造を有し、チャネル内を流れる電流をベースも
しくはゲート電位によってJFET効果もしくは静電誘
導効果によって制御しうるプレーナ構造のMOS制御サ
イリスタとしての構成を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力用半導体素子に関
し、特にプレーナ構造のMOS制御サイリスタにおい
て、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFE
Tを共通ゲートにて形成しかつ主サイリスタが静電誘導
効果にて動作しうるプレーナ構造のMOS制御サイリス
タに関する。
し、特にプレーナ構造のMOS制御サイリスタにおい
て、pチャネルMOSFET及びnチャネルMOSFE
Tを共通ゲートにて形成しかつ主サイリスタが静電誘導
効果にて動作しうるプレーナ構造のMOS制御サイリス
タに関する。
【0002】
【従来の技術】MOS制御サイリスタの基本的構造は図
8に図示されている。図8の構造はG.E.社のTempleによ
り提案された構造である。図8において、1はアノード
電極、2はアノード領域、3はnバッファ層、5は高抵
抗層、6はpベース層、7は同一導電型層、8はカソー
ド領域、9はカソード電極、10はMOSゲート電極、
11は反対導電型層である。11の反対導電型層と6の
pベース層はpチャネルMOSFETの主電極領域とし
ても動作し、同一導電型層7の表面近傍にはpMOSの
チャネルが形成される。同様に同一導電型層7と高抵抗
層5はnチャネルMOSFETの主電極領域としても動
作し、pベース層6の表面近傍にはnMOSのチャネル
が形成される。MOSゲート電極はnMOSFET,p
MOSFET共通であり、正負方向のパルス電圧を印加
することによってn+ (8)p(6)n- (5)n
+ (3)p+ (2)からなる主サイリスタはオンオフ制
御される構造となっている。図8の構造ではpベース層
6中に蓄積されたキャリアとしての正孔はGTOのよう
に外部ゲートに引き出されるのではなくカソード電極9
に短絡されている反対導電型層11に対してpチャネル
MOSFETを介して短絡される。云わばカソード短絡
構造がpチャネルMOSFETによってpベース層6と
カソード領域8との間に実現されている。一方、nチャ
ネルMOSFETの役割はカソード領域8と同一導電型
層7から電子を第2ベース層として働くn-高抵抗層5
にnMOSFETのチャネルを介して注入することによ
って、主サイリスタをターン・オンさせることにある。
8に図示されている。図8の構造はG.E.社のTempleによ
り提案された構造である。図8において、1はアノード
電極、2はアノード領域、3はnバッファ層、5は高抵
抗層、6はpベース層、7は同一導電型層、8はカソー
ド領域、9はカソード電極、10はMOSゲート電極、
11は反対導電型層である。11の反対導電型層と6の
pベース層はpチャネルMOSFETの主電極領域とし
ても動作し、同一導電型層7の表面近傍にはpMOSの
チャネルが形成される。同様に同一導電型層7と高抵抗
層5はnチャネルMOSFETの主電極領域としても動
作し、pベース層6の表面近傍にはnMOSのチャネル
が形成される。MOSゲート電極はnMOSFET,p
MOSFET共通であり、正負方向のパルス電圧を印加
することによってn+ (8)p(6)n- (5)n
+ (3)p+ (2)からなる主サイリスタはオンオフ制
御される構造となっている。図8の構造ではpベース層
6中に蓄積されたキャリアとしての正孔はGTOのよう
に外部ゲートに引き出されるのではなくカソード電極9
に短絡されている反対導電型層11に対してpチャネル
MOSFETを介して短絡される。云わばカソード短絡
構造がpチャネルMOSFETによってpベース層6と
カソード領域8との間に実現されている。一方、nチャ
ネルMOSFETの役割はカソード領域8と同一導電型
層7から電子を第2ベース層として働くn-高抵抗層5
にnMOSFETのチャネルを介して注入することによ
って、主サイリスタをターン・オンさせることにある。
【0003】図9は従来の別のMOS制御サイリスタの
模式的断面構造図である。図9の構造は例えば、Asea B
rown Boveri 社の研究グループにより発表された構造で
ある。即ち、例えば、エフ・バウアー氏らによる " Cur
rent-Handling and Switching Performance of MOS-Con
trolled Thyristor (MCT) Structures "と題する論文,
IEEE EDL Vol.12, No.6, June 1991に開示されている。
図8と同一の構成要素については同一の参照番号を付し
てある。図8の構造に比べて図9の構造的特徴は各チャ
ネル毎にはnMOSFETが設けられていない点と、n
バッファ層3が設けられていない点である。図9の構造
は、云わば広いpベース層6の中にカソード短絡のため
のpMOSFETをカソード8の周辺に配置した構造が
作り込まれている点である。構造的に図8に比べてマル
チチャネル化が容易であるが、ターン・オンのためのn
MOSFETを別途作り込む必要がある。例えば、図1
0に図示する構成が提案されている。図10に示す構造
は、シー・ロンシスベール氏らによる " HIGH POWER MO
S-CONTROLLED-THYRISTOR USING THE PARALLEL CONTACTI
NG TECHNOLOGY FOR DEVICES ON THE SAME WAFER " と題
する論文, EPE FIRENZE, 1991, pp.267-269 に開示され
ている構造を模式的に示したものである。図8,図9と
同一の構成要素については同一の参照番号を付してあ
る。
模式的断面構造図である。図9の構造は例えば、Asea B
rown Boveri 社の研究グループにより発表された構造で
ある。即ち、例えば、エフ・バウアー氏らによる " Cur
rent-Handling and Switching Performance of MOS-Con
trolled Thyristor (MCT) Structures "と題する論文,
IEEE EDL Vol.12, No.6, June 1991に開示されている。
図8と同一の構成要素については同一の参照番号を付し
てある。図8の構造に比べて図9の構造的特徴は各チャ
ネル毎にはnMOSFETが設けられていない点と、n
バッファ層3が設けられていない点である。図9の構造
は、云わば広いpベース層6の中にカソード短絡のため
のpMOSFETをカソード8の周辺に配置した構造が
作り込まれている点である。構造的に図8に比べてマル
チチャネル化が容易であるが、ターン・オンのためのn
MOSFETを別途作り込む必要がある。例えば、図1
0に図示する構成が提案されている。図10に示す構造
は、シー・ロンシスベール氏らによる " HIGH POWER MO
S-CONTROLLED-THYRISTOR USING THE PARALLEL CONTACTI
NG TECHNOLOGY FOR DEVICES ON THE SAME WAFER " と題
する論文, EPE FIRENZE, 1991, pp.267-269 に開示され
ている構造を模式的に示したものである。図8,図9と
同一の構成要素については同一の参照番号を付してあ
る。
【0004】図10の構造的特徴はpベース層6の周辺
部分においてn+ 領域16を設け、pベース層6の端部
における表面領域においてnチャネルMOSFETを形
成している点である。
部分においてn+ 領域16を設け、pベース層6の端部
における表面領域においてnチャネルMOSFETを形
成している点である。
【0005】図8乃至図10に示した先行技術としての
MOS制御サイリスタにおいては主サイリスタは従来の
四層構造のサイリスタもしくはSCRとしての構造を有
している。一方、この主サイリスタ部分を静電誘導サイ
リスタとして構成し、制御系を絶縁制御とする場合の動
作駆動方法は西沢,玉蟲,後沢により特開平1−278
119号公報(出願日昭和63年4月30日)に開示さ
れ、周辺部を集積化した場合には絶縁制御(MOS-Contro
lled) 静電誘導サイリスタと称する旨記載されている。
絶縁制御SIサイリスタはゲートの電流増幅率が高いた
め、小さなゲート信号で動作可能である。ゲートキャパ
シタのみ集積化されたMOS制御SIサイリスタは60
0V−3A級まで試作され、ゲートキャパシタCG のみ
で動作できることが、西沢による論文," SI Thyristor
s Hold Promise for Improved DCPower Transmission,
" PCI & Motor 'Con 88, Munich, West Germany 1988,
June 6-8, 或いは西沢, 玉蟲による論文, " Recent D
evelopment and Future Potential of the Power Stati
c Induction (SI) Devices, " Proceedings of theThir
d International Conference on Power Electronics an
d Variable-SpeedDrives, Vol.291, pp.21-24, July 19
88において開示されている。
MOS制御サイリスタにおいては主サイリスタは従来の
四層構造のサイリスタもしくはSCRとしての構造を有
している。一方、この主サイリスタ部分を静電誘導サイ
リスタとして構成し、制御系を絶縁制御とする場合の動
作駆動方法は西沢,玉蟲,後沢により特開平1−278
119号公報(出願日昭和63年4月30日)に開示さ
れ、周辺部を集積化した場合には絶縁制御(MOS-Contro
lled) 静電誘導サイリスタと称する旨記載されている。
絶縁制御SIサイリスタはゲートの電流増幅率が高いた
め、小さなゲート信号で動作可能である。ゲートキャパ
シタのみ集積化されたMOS制御SIサイリスタは60
0V−3A級まで試作され、ゲートキャパシタCG のみ
で動作できることが、西沢による論文," SI Thyristor
s Hold Promise for Improved DCPower Transmission,
" PCI & Motor 'Con 88, Munich, West Germany 1988,
June 6-8, 或いは西沢, 玉蟲による論文, " Recent D
evelopment and Future Potential of the Power Stati
c Induction (SI) Devices, " Proceedings of theThir
d International Conference on Power Electronics an
d Variable-SpeedDrives, Vol.291, pp.21-24, July 19
88において開示されている。
【0006】更に、ゲートキャパシタCG 及び/或いは
ターン・オフ用pチャネルMOSトランジスタのみを集
積化するMOS制御SIサイリスタの構成の一例は西
沢,鈴木により特開平3−292770号公報或いは特
開平3−292769号公報に開示されている。
ターン・オフ用pチャネルMOSトランジスタのみを集
積化するMOS制御SIサイリスタの構成の一例は西
沢,鈴木により特開平3−292770号公報或いは特
開平3−292769号公報に開示されている。
【0007】しかしながら、静電誘導サイリスタが大電
流容量となった場合には、ゲートキャパシタを介する過
渡的な微分波形のゲート信号では充分駆動することが難
しい。大容量のSIサイリスタ全体を均一にターン・オ
ン駆動させるためにはゲートキャパシタCG をウエハ全
体にわたりゲート上にゲート酸化膜を形成して作成する
必要がある。MOSゲートキャパシタの大きさは、実質
的にゲート酸化膜の膜厚によって決定されるが、あまり
薄く形成することが難しい。ゲートキャパシタの容量が
大きい方が、ゲート駆動信号はゲート・カソード間に加
わり有利となるが、ゲート・カソード間容量CGKに比べ
てゲートキャパシタCG を大きく形成することが難し
い。小容量の場合においては、600V−3A級までは
ゲートキャパシタのみで動作することは既に確認された
ことは上述の通りである。
流容量となった場合には、ゲートキャパシタを介する過
渡的な微分波形のゲート信号では充分駆動することが難
しい。大容量のSIサイリスタ全体を均一にターン・オ
ン駆動させるためにはゲートキャパシタCG をウエハ全
体にわたりゲート上にゲート酸化膜を形成して作成する
必要がある。MOSゲートキャパシタの大きさは、実質
的にゲート酸化膜の膜厚によって決定されるが、あまり
薄く形成することが難しい。ゲートキャパシタの容量が
大きい方が、ゲート駆動信号はゲート・カソード間に加
わり有利となるが、ゲート・カソード間容量CGKに比べ
てゲートキャパシタCG を大きく形成することが難し
い。小容量の場合においては、600V−3A級までは
ゲートキャパシタのみで動作することは既に確認された
ことは上述の通りである。
【0008】従って、大容量のサイリスタを安定にター
ン・オンさせかつ安定にターン・オフするためのMOS
制御サイリスタの構成が望ましい。しかもプレーナ形成
によって製造容易であることが望ましい。更に、従来の
MOS制御サイリスタに比べて、ターン・オン時のdi
/dtに優れ、ターン・オン時間tgtが短縮される構造
が望ましい。
ン・オンさせかつ安定にターン・オフするためのMOS
制御サイリスタの構成が望ましい。しかもプレーナ形成
によって製造容易であることが望ましい。更に、従来の
MOS制御サイリスタに比べて、ターン・オン時のdi
/dtに優れ、ターン・オン時間tgtが短縮される構造
が望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、プレ
ーナ構造のMOS制御サイリスタにおいて、ターン・オ
フ用pチャネルMOSFETとターン・オン用のnチャ
ネルMOSFETが集積化構成され、かつカソード領域
と第2ベース(高抵抗層)間にチャネル構造を有し、チ
ャネル内を流れる電流をベースもしくはゲート電位によ
ってJFET効果もしくは静電誘導効果によって制御し
うるプレーナ構造のMOS制御サイリスタを提供するこ
とにある。
ーナ構造のMOS制御サイリスタにおいて、ターン・オ
フ用pチャネルMOSFETとターン・オン用のnチャ
ネルMOSFETが集積化構成され、かつカソード領域
と第2ベース(高抵抗層)間にチャネル構造を有し、チ
ャネル内を流れる電流をベースもしくはゲート電位によ
ってJFET効果もしくは静電誘導効果によって制御し
うるプレーナ構造のMOS制御サイリスタを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】カソード領域から第2ベ
ース(高抵抗層)への電子の注入を制御するためのnチ
ャネルMOSFETが集積化されている点及びカソード
と第2ベース(高抵抗層)間にpベース(ゲート)によ
って制御されるチャネル構造を具備する点が特徴であ
る。
ース(高抵抗層)への電子の注入を制御するためのnチ
ャネルMOSFETが集積化されている点及びカソード
と第2ベース(高抵抗層)間にpベース(ゲート)によ
って制御されるチャネル構造を具備する点が特徴であ
る。
【0011】このような構成を採用することによって、
n- チャネルMOSFETによって安定にサイリスタを
ターン・オンさせることができ、しかも、チャネル構造
を有することから、ターン・オン時のdi/dtを高く
設定でき、ターン・オン時間tgtも高速化できる。
n- チャネルMOSFETによって安定にサイリスタを
ターン・オンさせることができ、しかも、チャネル構造
を有することから、ターン・オン時のdi/dtを高く
設定でき、ターン・オン時間tgtも高速化できる。
【0012】従って、本発明の構成は以下に示す通りで
ある。即ち、本発明は半導体基板の第1の主表面にカソ
ード領域、第2の主表面にアノード領域を具え、前記カ
ソード領域が形成された第1の主表面近傍に前記カソー
ド領域に隣接してゲート領域、pチャネルMOSFE
T、nチャネルMOSFETが形成されたプレーナ構造
のMOS制御サイリスタにおいて、前記カソード領域に
接触して形成された前記カソード領域と反対導電型の領
域と前記ゲート領域の間には前記カソード領域と同一導
電型の層が介在され、前記反対導電型の領域と前記ゲー
ト領域はそれぞれ前記同一導電型の層をチャネルとする
pチャネルMOSFETの主電極を形成し、前記同一導
電型の層と高抵抗層との間には両者を主電極とし前記ゲ
ート領域をチャネルとするnチャネルのMOSFETが
表面近傍において形成され、前記カソード領域から前記
高抵抗層に向かう基板に垂直方向の前記カソード領域近
傍には前記カソード領域から注入される電子の導通状態
を制御するチャネル領域が形成され、前記チャネル領域
は前記ゲート領域によって挟まれ実質的に空乏化され、
前記ゲート領域の電位によって前記チャネル内の電位が
静電誘導効果によって変化され、前記pチャネルMOS
FETとnチャネルMOSFETのゲート電極は共通に
形成され前記第1の主表面上において絶縁層を介して前
記反対導電型領域の1部から前記同一導電型領域及び前
記ゲート領域上を横断して前記高抵抗層領域の上部まで
延在して形成され、カソード電極は前記カソード領域と
前記反対導電型領域を短絡して形成されることを特徴と
する、プレーナ構造のMOS制御サイリスタとしての構
成を有する。
ある。即ち、本発明は半導体基板の第1の主表面にカソ
ード領域、第2の主表面にアノード領域を具え、前記カ
ソード領域が形成された第1の主表面近傍に前記カソー
ド領域に隣接してゲート領域、pチャネルMOSFE
T、nチャネルMOSFETが形成されたプレーナ構造
のMOS制御サイリスタにおいて、前記カソード領域に
接触して形成された前記カソード領域と反対導電型の領
域と前記ゲート領域の間には前記カソード領域と同一導
電型の層が介在され、前記反対導電型の領域と前記ゲー
ト領域はそれぞれ前記同一導電型の層をチャネルとする
pチャネルMOSFETの主電極を形成し、前記同一導
電型の層と高抵抗層との間には両者を主電極とし前記ゲ
ート領域をチャネルとするnチャネルのMOSFETが
表面近傍において形成され、前記カソード領域から前記
高抵抗層に向かう基板に垂直方向の前記カソード領域近
傍には前記カソード領域から注入される電子の導通状態
を制御するチャネル領域が形成され、前記チャネル領域
は前記ゲート領域によって挟まれ実質的に空乏化され、
前記ゲート領域の電位によって前記チャネル内の電位が
静電誘導効果によって変化され、前記pチャネルMOS
FETとnチャネルMOSFETのゲート電極は共通に
形成され前記第1の主表面上において絶縁層を介して前
記反対導電型領域の1部から前記同一導電型領域及び前
記ゲート領域上を横断して前記高抵抗層領域の上部まで
延在して形成され、カソード電極は前記カソード領域と
前記反対導電型領域を短絡して形成されることを特徴と
する、プレーナ構造のMOS制御サイリスタとしての構
成を有する。
【0013】
【作用】図1の本発明によるプレーナ構造のMOS制御
サイリスタは、主サイリスタ部分は、静電誘導サイリス
タもしくは、ベース層が薄く形成された領域は静電誘導
効果によって動作され、比較的厚く形成された領域はG
TOもしくはSCR等と同様の動作をする。表面近傍に
形成されたnチャネルMOSFETはカソードからの電
子の注入量を制御する。第2ベース(高抵抗層)への電
子注入が生ずると、アノード領域から高抵抗層への正孔
注入が促され、pベース領域が正に帯電され、カソード
領域からチャネル領域12へ向けて電子の注入が開始さ
れる。チャネル領域12を介して第2ベース(高抵抗
層)5への電子の注入が始まれば、nチャネルMOSF
ETはもはやオン状態が保持されていなくてもよい。何
故ならば、カソードからチャネル12を介して注入され
る電子数が圧倒的に多くなるからである。但し、nチャ
ネルMOSFETがオン状態のままであっても何ら差支
えはない。主サイリスタがラッチアップ状態にある時、
カソードからの電子電流はチャネル領域(12)及びp
ベース層6を介してアノード領域2からアノード電極1
へ流れ、一方、アノード領域からの正孔電流はpベース
層6及びチャネル領域(12)を介してカソード領域8
からカソード電極9へ流れる。
サイリスタは、主サイリスタ部分は、静電誘導サイリス
タもしくは、ベース層が薄く形成された領域は静電誘導
効果によって動作され、比較的厚く形成された領域はG
TOもしくはSCR等と同様の動作をする。表面近傍に
形成されたnチャネルMOSFETはカソードからの電
子の注入量を制御する。第2ベース(高抵抗層)への電
子注入が生ずると、アノード領域から高抵抗層への正孔
注入が促され、pベース領域が正に帯電され、カソード
領域からチャネル領域12へ向けて電子の注入が開始さ
れる。チャネル領域12を介して第2ベース(高抵抗
層)5への電子の注入が始まれば、nチャネルMOSF
ETはもはやオン状態が保持されていなくてもよい。何
故ならば、カソードからチャネル12を介して注入され
る電子数が圧倒的に多くなるからである。但し、nチャ
ネルMOSFETがオン状態のままであっても何ら差支
えはない。主サイリスタがラッチアップ状態にある時、
カソードからの電子電流はチャネル領域(12)及びp
ベース層6を介してアノード領域2からアノード電極1
へ流れ、一方、アノード領域からの正孔電流はpベース
層6及びチャネル領域(12)を介してカソード領域8
からカソード電極9へ流れる。
【0014】ターン・オフ時には、pチャネルMOSF
ETがオン状態とされ、一方、nチャネルMOSFET
はオフ状態とされる。pベース層6内に蓄積されていた
正孔はpチャネルMOSFETのチャネル領域を介して
反対導電型層(11)へ流入し、カソード電極9に短絡
される。これによって、カソード・pベースもしくはチ
ャネル(12)間のn+ p接合もしくはn+ p- 接合の
拡散電位が上昇し、カソード領域8からの電子注入が停
止される。即ち、pベース層6の電位が高くなることに
よって、チャネル領域12内の電位が上昇してカソード
領域8からの電子注入が阻止される。これによって、主
サイリスタは阻止状態となる。主サイリスタを阻止状態
に保持するためにはpチャネルMOSFETをオン状態
に保持するとともに、チャネル領域12はノーマリ・オ
フのチャネルとして形成されていなければならない。か
つ、また、nチャネルMOSFETをオフ状態に保持す
る必要がある。主サイリスタを導通状態に保持するため
には、pチャネルMOSFETをオフ状態に保持すると
ともに、チャネル領域12を導通チャネルとする必要が
ある。この場合、nチャネルMOSFETはターン・オ
ンのトリガ時に導通さえすればよいと考えてもよいが、
ウエハ全体に広く電子電流を流す方が、オン抵抗が下が
ることから、オン状態が保持される方が望ましい。
ETがオン状態とされ、一方、nチャネルMOSFET
はオフ状態とされる。pベース層6内に蓄積されていた
正孔はpチャネルMOSFETのチャネル領域を介して
反対導電型層(11)へ流入し、カソード電極9に短絡
される。これによって、カソード・pベースもしくはチ
ャネル(12)間のn+ p接合もしくはn+ p- 接合の
拡散電位が上昇し、カソード領域8からの電子注入が停
止される。即ち、pベース層6の電位が高くなることに
よって、チャネル領域12内の電位が上昇してカソード
領域8からの電子注入が阻止される。これによって、主
サイリスタは阻止状態となる。主サイリスタを阻止状態
に保持するためにはpチャネルMOSFETをオン状態
に保持するとともに、チャネル領域12はノーマリ・オ
フのチャネルとして形成されていなければならない。か
つ、また、nチャネルMOSFETをオフ状態に保持す
る必要がある。主サイリスタを導通状態に保持するため
には、pチャネルMOSFETをオフ状態に保持すると
ともに、チャネル領域12を導通チャネルとする必要が
ある。この場合、nチャネルMOSFETはターン・オ
ンのトリガ時に導通さえすればよいと考えてもよいが、
ウエハ全体に広く電子電流を流す方が、オン抵抗が下が
ることから、オン状態が保持される方が望ましい。
【0015】
【実施例1】図1は本発明の第1の実施例としてのプレ
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。図1において、1はアノード電極、2はアノード
領域、3はバッファ層、5は高抵抗層、6はゲート(ベ
ース)領域、7は同一導電型層、8はカソード領域、9
はカソード電極、10はMOSゲート電極、11は反対
導電型層、12はチャネル領域である。14,15は絶
縁層である。特に14はnチャネル及びpチャネルMO
SFET用のゲート絶縁膜となる。p+ 反対導電型層1
1はn+ カソード領域8とカソード電極9によって電気
的に短絡されている。n反対導電型層7のMOS界面近
傍にpチャネルが形成され、pベース(ゲート)領域6
のMOS界面近傍にnチャネルが形成される。p+ 反対
導電型層11とpベース(ゲート)領域6はpMOSF
ETの主電極領域を形成し、n同一導電型層7とn- 高
抵抗層5はnMOSFETの主電極領域を形成してい
る。チャネル領域12は実質的に空乏化されていればよ
く、n- 層もしくはp- 層として形成する。チャネル領
域12を流れる電子は両側のpベース層6によって制御
された狭いチャネル幅を実質的に導通するJFET効果
によって流れていても、或いは、電位障壁制御による静
電誘導効果によって制御されていてもよい。
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。図1において、1はアノード電極、2はアノード
領域、3はバッファ層、5は高抵抗層、6はゲート(ベ
ース)領域、7は同一導電型層、8はカソード領域、9
はカソード電極、10はMOSゲート電極、11は反対
導電型層、12はチャネル領域である。14,15は絶
縁層である。特に14はnチャネル及びpチャネルMO
SFET用のゲート絶縁膜となる。p+ 反対導電型層1
1はn+ カソード領域8とカソード電極9によって電気
的に短絡されている。n反対導電型層7のMOS界面近
傍にpチャネルが形成され、pベース(ゲート)領域6
のMOS界面近傍にnチャネルが形成される。p+ 反対
導電型層11とpベース(ゲート)領域6はpMOSF
ETの主電極領域を形成し、n同一導電型層7とn- 高
抵抗層5はnMOSFETの主電極領域を形成してい
る。チャネル領域12は実質的に空乏化されていればよ
く、n- 層もしくはp- 層として形成する。チャネル領
域12を流れる電子は両側のpベース層6によって制御
された狭いチャネル幅を実質的に導通するJFET効果
によって流れていても、或いは、電位障壁制御による静
電誘導効果によって制御されていてもよい。
【0016】図1に示した構成は、通常のCMOS,D
MOS,nMOS等の技術を用いて形成することができ
る。MOSFETのチャネル長は例えば2μm程度以下
に形成する。n+ カソード領域の深さは例えば5μm程
度以下とし、p+ 反対導電型層11の厚さは2μm以
下、n同一導電型層7の深さは3μm以下とする。pベ
ース(ゲート)領域の深さは例えば10μm以下とす
る。チャネル領域12はpベース層6との拡散電位によ
って充分空乏化される程度の幅と不純物密度に設定す
る。pチャネルMOSFET、nチャネルMOSFET
のMOS界面近傍においては所定のしきい値電圧を達成
するためにn同一導電型層7の表面、pベース(ゲー
ト)領域6の表面部分にチャネルドープを行なう。絶縁
膜14の厚さは例えば1000Å以下が望ましい。
MOS,nMOS等の技術を用いて形成することができ
る。MOSFETのチャネル長は例えば2μm程度以下
に形成する。n+ カソード領域の深さは例えば5μm程
度以下とし、p+ 反対導電型層11の厚さは2μm以
下、n同一導電型層7の深さは3μm以下とする。pベ
ース(ゲート)領域の深さは例えば10μm以下とす
る。チャネル領域12はpベース層6との拡散電位によ
って充分空乏化される程度の幅と不純物密度に設定す
る。pチャネルMOSFET、nチャネルMOSFET
のMOS界面近傍においては所定のしきい値電圧を達成
するためにn同一導電型層7の表面、pベース(ゲー
ト)領域6の表面部分にチャネルドープを行なう。絶縁
膜14の厚さは例えば1000Å以下が望ましい。
【0017】本発明の実施例1の寸法は上記一例に限ら
れるものではなく、カソード領域8,pベース層6等の
厚さも薄い方が望ましいことは微細化,短チャネル化を
実現する上で明らかである。
れるものではなく、カソード領域8,pベース層6等の
厚さも薄い方が望ましいことは微細化,短チャネル化を
実現する上で明らかである。
【0018】
【実施例2】図2は本発明の第2の実施例としてのプレ
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。図2の構造上、同一の構成要素については、第1
の実施例と同一の参照番号を付して説明は省略する。実
施例2の構造的特徴は、n+カソード領域8とpベース
層(ゲート領域)との接合領域を大きくした点にある。
これは、主サイリスタがオン状態にある時の正孔電流が
流れる領域を広く設定する意味である。主サイリスタが
オン状態にある時、電子電流は主としてチャネル領域1
2及びpベース層6を流れ、nMOSFETがオン状態
にあればnMOSFETのチャネル部分も流れている。
一方、正孔電流はpベース層を介して主としてn+ (カ
ソード)・p(ベース)層接合を通してn+ カソード領
域に流れるのみである。これはpチャネルMOSFET
がオフ状態にあるからである。従って、図1の構造上、
電子はウエハ全体にわたって広く流れうるが正孔電流も
広く流れるように工夫した構造が実施例2の図2の構造
である。図2においてはn+ カソード領域8の幅を広
げ、pベース層6との接合面積を広く設定している。
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。図2の構造上、同一の構成要素については、第1
の実施例と同一の参照番号を付して説明は省略する。実
施例2の構造的特徴は、n+カソード領域8とpベース
層(ゲート領域)との接合領域を大きくした点にある。
これは、主サイリスタがオン状態にある時の正孔電流が
流れる領域を広く設定する意味である。主サイリスタが
オン状態にある時、電子電流は主としてチャネル領域1
2及びpベース層6を流れ、nMOSFETがオン状態
にあればnMOSFETのチャネル部分も流れている。
一方、正孔電流はpベース層を介して主としてn+ (カ
ソード)・p(ベース)層接合を通してn+ カソード領
域に流れるのみである。これはpチャネルMOSFET
がオフ状態にあるからである。従って、図1の構造上、
電子はウエハ全体にわたって広く流れうるが正孔電流も
広く流れるように工夫した構造が実施例2の図2の構造
である。図2においてはn+ カソード領域8の幅を広
げ、pベース層6との接合面積を広く設定している。
【0019】更に図2の構造上、バッファ層として静電
誘導バッファ層(n+ n- n+ ……)を設けている。静
電誘導バッファ層については村岡,玉蟲による特願平4
−号に開示されている通りである。領域4はバッファ短
絡層であり、約2Ln (Ln は電子の拡散長)以下のピ
ッチにてアノード領域2と短絡している。
誘導バッファ層(n+ n- n+ ……)を設けている。静
電誘導バッファ層については村岡,玉蟲による特願平4
−号に開示されている通りである。領域4はバッファ短
絡層であり、約2Ln (Ln は電子の拡散長)以下のピ
ッチにてアノード領域2と短絡している。
【0020】尚、アノード側の構造については上記のバ
ッファ層を介する構造に限定されるわけではなく、PN
構造,アノードショート構造,SIアノードショート構
造,ダブルゲート構造,MOS制御構造,ショットキー
短絡構造等であってもよく、或いはライフタイム制御と
組み合わせてもよいことはもちろんである。
ッファ層を介する構造に限定されるわけではなく、PN
構造,アノードショート構造,SIアノードショート構
造,ダブルゲート構造,MOS制御構造,ショットキー
短絡構造等であってもよく、或いはライフタイム制御と
組み合わせてもよいことはもちろんである。
【0021】図3は本発明の第1の実施例のプレーナ構
造のMOS制御サイリスタを2個並列に並べた構造例を
示す。本発明のプレーナ構造のMOS制御サイリスタに
おいてはn+ カソード領域8,p+ 反対導電型層11,
n同一導電型層7よりなる構成がpベース層6中に多数
形成され、かつn+ カソード領域8のアノード方向にチ
ャネル12が形成された構成となっていればよく、主サ
イリスタ部分とターン・オフ用pチャネルMOSFET
が集積化も容易である。しかし、主サイリスタ全体を安
定にターン・オンさせるためのnチャネルMOSFET
を集積化構成する必要があることは前述の通りである。
nチャネルMOSFETを単に同一導電型層7とpベー
ス層6及びn- 高抵抗層6の間に形成することも充分可
能である。しかし、多数のMOS制御サイリスタを構成
する場合、所定のピッチにてnチャネルMOSFETを
配置することが望まれる。図3は、そのようなnMOS
FETの配置を考慮したマルチチャネル構造の一例であ
る。両側のpベース層6から広がる空乏層が到達する位
置にn+ ドレイン短絡層13を設けている。n同一導電
型層7から注入される電子はpベース層6の表面近傍の
チャネルを導通してn- 層6に到達する。このn- 層6
に注入された電子の吸収用ドレインとして働くのがn+
ドレイン短絡層13である。n+ ドレイン短絡層13は
nバッファ層3もしくはアノード電極1と電位的に共通
になされている。図3に示したn+ ドレイン短絡層13
はMOS制御サイリスタの単位セル毎に設けてもよい
が、集積化密度を考慮していくつかの単位セルを含むp
ベース層6毎に設けてもよい。要は安定的に多数のマル
チセルがターン・オンすればよく、そのための配置構成
は電流容量を考慮して決定すればよい。
造のMOS制御サイリスタを2個並列に並べた構造例を
示す。本発明のプレーナ構造のMOS制御サイリスタに
おいてはn+ カソード領域8,p+ 反対導電型層11,
n同一導電型層7よりなる構成がpベース層6中に多数
形成され、かつn+ カソード領域8のアノード方向にチ
ャネル12が形成された構成となっていればよく、主サ
イリスタ部分とターン・オフ用pチャネルMOSFET
が集積化も容易である。しかし、主サイリスタ全体を安
定にターン・オンさせるためのnチャネルMOSFET
を集積化構成する必要があることは前述の通りである。
nチャネルMOSFETを単に同一導電型層7とpベー
ス層6及びn- 高抵抗層6の間に形成することも充分可
能である。しかし、多数のMOS制御サイリスタを構成
する場合、所定のピッチにてnチャネルMOSFETを
配置することが望まれる。図3は、そのようなnMOS
FETの配置を考慮したマルチチャネル構造の一例であ
る。両側のpベース層6から広がる空乏層が到達する位
置にn+ ドレイン短絡層13を設けている。n同一導電
型層7から注入される電子はpベース層6の表面近傍の
チャネルを導通してn- 層6に到達する。このn- 層6
に注入された電子の吸収用ドレインとして働くのがn+
ドレイン短絡層13である。n+ ドレイン短絡層13は
nバッファ層3もしくはアノード電極1と電位的に共通
になされている。図3に示したn+ ドレイン短絡層13
はMOS制御サイリスタの単位セル毎に設けてもよい
が、集積化密度を考慮していくつかの単位セルを含むp
ベース層6毎に設けてもよい。要は安定的に多数のマル
チセルがターン・オンすればよく、そのための配置構成
は電流容量を考慮して決定すればよい。
【0022】図4は図3の構成において、n+ ドレイン
短絡層13の上側MOS絶縁層14の厚さを厚く形成し
た構造例である。10′がMOSゲート電極である。高
耐圧のnチャネルMOSFETの動作を考慮した場合、
チャネル長LN はpベース層6の表面近傍における幅L
N で決定され、pベース層6からn+ ドレイン短絡層1
3へ向かうn- 高抵抗層5は実質的に空乏化されてい
る。pチャネルMOSFETの動作上、相互コンダクタ
ンスGm はゲート・ドレイン間の容量に反比例する。即
ち、ゲート・チャネルもしくはゲート・ソース間の容量
に比べ、ゲート・ドレイン間の容量は小さい方が望まし
い。従って、図4の構造はゲート・ドレイン間の容量が
小さく形成された構造となっている。このnチャネルM
OSFETの性能を向上させるための工夫によって、主
サイリスタのターン・オンの速度の改善を図ることがで
きる。
短絡層13の上側MOS絶縁層14の厚さを厚く形成し
た構造例である。10′がMOSゲート電極である。高
耐圧のnチャネルMOSFETの動作を考慮した場合、
チャネル長LN はpベース層6の表面近傍における幅L
N で決定され、pベース層6からn+ ドレイン短絡層1
3へ向かうn- 高抵抗層5は実質的に空乏化されてい
る。pチャネルMOSFETの動作上、相互コンダクタ
ンスGm はゲート・ドレイン間の容量に反比例する。即
ち、ゲート・チャネルもしくはゲート・ソース間の容量
に比べ、ゲート・ドレイン間の容量は小さい方が望まし
い。従って、図4の構造はゲート・ドレイン間の容量が
小さく形成された構造となっている。このnチャネルM
OSFETの性能を向上させるための工夫によって、主
サイリスタのターン・オンの速度の改善を図ることがで
きる。
【0023】
【実施例3】図5は本発明の第3の実施例としてのプレ
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。実施例1(図1)、実施例2(図2)との構造的
な差は、n+ カソード領域8がpベース(ゲート)領域
6と直接接触するのではなく、nベース層7″が介在さ
れている点と、pベース層6の不純物密度を実施例1,
2に比べて高くして、明確にチャネル領域12を定義す
るとともに、pベース層6の表面近傍のnMOSチャネ
ル領域6′は不純物密度をpベース層6に対して相対的
に低く設定してnMOSFETのチャネル領域を明確に
定義している点である。MOSゲート電極10に負の電
圧パルスが印加された状態ではnMOSチャネル領域
6′にはp+ 層6から正孔が流入し、かつpMOSFE
Tのチャネル領域7′が反転してp反転層が形成される
ため、p+ ベース層6に蓄積されていた正孔は有効に反
対導電型層11に流入し、カソード領域8にカソード電
極によって短絡される。即ち、pチャネルMOSFET
によって、ゲート・カソード間が実質的に短絡されるこ
とになる。MOSゲート電極10に正の電圧パルスが印
加された場合には、pMOSFETはオフ状態となり、
一方、nMOSチャネル領域6′にはn反転層が形成さ
れ、n+ カソード領域8の電子は同一導電型層7を介し
てn- 高抵抗層5に注入され、アノード領域2から注入
された正孔はp+ ベース(ゲート)層6に蓄積されて、
空乏化されていたチャネル領域12内の電子に対する障
壁高さを低下させ、もしくは、チャネル幅を開く動作を
行なう。これに伴なって、n+ カソード領域8からはn
ベース層7″を介して電子がチャネル領域12に注入さ
れるという動作が開始され、ついには、ラッチアップ状
態に移向する。実施例3の構造においては、ラッチアッ
プ状態では、電子は主としてチャネル領域12とnMO
SFETチャネル領域6′を流れ、一方、正孔はチャネ
ル領域12,ゲート領域6よりnベース層7″、同一導
電型層7を介してn+ カソード領域8へと流れる。
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。実施例1(図1)、実施例2(図2)との構造的
な差は、n+ カソード領域8がpベース(ゲート)領域
6と直接接触するのではなく、nベース層7″が介在さ
れている点と、pベース層6の不純物密度を実施例1,
2に比べて高くして、明確にチャネル領域12を定義す
るとともに、pベース層6の表面近傍のnMOSチャネ
ル領域6′は不純物密度をpベース層6に対して相対的
に低く設定してnMOSFETのチャネル領域を明確に
定義している点である。MOSゲート電極10に負の電
圧パルスが印加された状態ではnMOSチャネル領域
6′にはp+ 層6から正孔が流入し、かつpMOSFE
Tのチャネル領域7′が反転してp反転層が形成される
ため、p+ ベース層6に蓄積されていた正孔は有効に反
対導電型層11に流入し、カソード領域8にカソード電
極によって短絡される。即ち、pチャネルMOSFET
によって、ゲート・カソード間が実質的に短絡されるこ
とになる。MOSゲート電極10に正の電圧パルスが印
加された場合には、pMOSFETはオフ状態となり、
一方、nMOSチャネル領域6′にはn反転層が形成さ
れ、n+ カソード領域8の電子は同一導電型層7を介し
てn- 高抵抗層5に注入され、アノード領域2から注入
された正孔はp+ ベース(ゲート)層6に蓄積されて、
空乏化されていたチャネル領域12内の電子に対する障
壁高さを低下させ、もしくは、チャネル幅を開く動作を
行なう。これに伴なって、n+ カソード領域8からはn
ベース層7″を介して電子がチャネル領域12に注入さ
れるという動作が開始され、ついには、ラッチアップ状
態に移向する。実施例3の構造においては、ラッチアッ
プ状態では、電子は主としてチャネル領域12とnMO
SFETチャネル領域6′を流れ、一方、正孔はチャネ
ル領域12,ゲート領域6よりnベース層7″、同一導
電型層7を介してn+ カソード領域8へと流れる。
【0024】実施例3の構造では、pベース層6の不純
物密度が高く形成された分だけ電子の導通領域が狭めら
れているが、チャネル領域12中の電位障壁高さの静電
誘導効果による制御性が向上するため、n+ カソード領
域8からの注入効率が高いという特徴がある。またnベ
ース層7″を介在させたことにより、pベース層6とn
+ カソード領域8との間の耐圧低下を防止している。更
に、nベース層7″及びその近傍の同一導電型層7の不
純物密度を低く形成すれば、更に耐圧は向上し、かつn
+ カソード領域8からの電子の注入量も増加する構造と
なっている。実施例3においてチャネル領域12の不純
物密度と寸法を設定することによって、p+ ベース層6
との拡散電位のみで実質的空乏化され、n+ カソード領
域8からの電子注入に対して充分な高さの電位障壁を形
成することができる。或いはまた、12のチャネル長を
長く設定すれば、J−FET効果を持たせることもでき
る。図5の構造においてはpベース層6は比較的大きな
領域として図示されているが、全体的に薄く形成し、か
つp+ 層6も小さく形成することによって、埋込みゲー
トSIサイリスタのプロセスとCMOSプロセスもしく
はDMOS(nMOS)プロセスを組み合わせてより微
細な構造を形成することもできる。
物密度が高く形成された分だけ電子の導通領域が狭めら
れているが、チャネル領域12中の電位障壁高さの静電
誘導効果による制御性が向上するため、n+ カソード領
域8からの注入効率が高いという特徴がある。またnベ
ース層7″を介在させたことにより、pベース層6とn
+ カソード領域8との間の耐圧低下を防止している。更
に、nベース層7″及びその近傍の同一導電型層7の不
純物密度を低く形成すれば、更に耐圧は向上し、かつn
+ カソード領域8からの電子の注入量も増加する構造と
なっている。実施例3においてチャネル領域12の不純
物密度と寸法を設定することによって、p+ ベース層6
との拡散電位のみで実質的空乏化され、n+ カソード領
域8からの電子注入に対して充分な高さの電位障壁を形
成することができる。或いはまた、12のチャネル長を
長く設定すれば、J−FET効果を持たせることもでき
る。図5の構造においてはpベース層6は比較的大きな
領域として図示されているが、全体的に薄く形成し、か
つp+ 層6も小さく形成することによって、埋込みゲー
トSIサイリスタのプロセスとCMOSプロセスもしく
はDMOS(nMOS)プロセスを組み合わせてより微
細な構造を形成することもできる。
【0025】図6は図5に図示した実施例3のプレーナ
構造のMOS制御サイリスタを2個並列に並べた構造例
である。n+ ドレイン短絡層13が設けられており、図
3と同様に構成されている。
構造のMOS制御サイリスタを2個並列に並べた構造例
である。n+ ドレイン短絡層13が設けられており、図
3と同様に構成されている。
【0026】
【実施例4】図7は本発明の第4の実施例としてのプレ
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。図7がプレーナ構造とする理由は主サイリスタ部
分は埋込みゲート構造のSIサイリスタとして構成され
ているが、nチャネルMOSFET及びpチャネルMO
SFETがいすれも第1の主表面に沿って形成されてい
るからである。実施例1〜3と同一の構成要素について
は同様の参照番号を付して説明を省略する。図7の構造
的特徴は、主サイリスタのゲート領域6がノーマリオフ
の埋込みゲート構造として形成されている点である。ノ
ーマリオフを実現するために、p+ 埋込みゲート間のチ
ャネル領域は実質的に空乏化され、電位障壁が形成され
ていて、n+ カソード領域8からの電子注入を阻止でき
るだけの障壁高さを有している。7″はnベース層、
7′はpMOSチャネル領域である。6′はnMOSチ
ャネル領域である。7,7′,7″の領域は埋込みゲー
ト拡散後のエピタキシャル成長によって同時に形成する
ことができる。
ーナ構造のMOS制御サイリスタの模式的断面構造図で
ある。図7がプレーナ構造とする理由は主サイリスタ部
分は埋込みゲート構造のSIサイリスタとして構成され
ているが、nチャネルMOSFET及びpチャネルMO
SFETがいすれも第1の主表面に沿って形成されてい
るからである。実施例1〜3と同一の構成要素について
は同様の参照番号を付して説明を省略する。図7の構造
的特徴は、主サイリスタのゲート領域6がノーマリオフ
の埋込みゲート構造として形成されている点である。ノ
ーマリオフを実現するために、p+ 埋込みゲート間のチ
ャネル領域は実質的に空乏化され、電位障壁が形成され
ていて、n+ カソード領域8からの電子注入を阻止でき
るだけの障壁高さを有している。7″はnベース層、
7′はpMOSチャネル領域である。6′はnMOSチ
ャネル領域である。7,7′,7″の領域は埋込みゲー
ト拡散後のエピタキシャル成長によって同時に形成する
ことができる。
【0027】実施例4に示した構造は、通常の埋込みゲ
ート,SIサイリスタのプロセスとプレーナ技術として
のnMOS,DMOS,CMOS技術等を組み合わせる
ことによって製造することができる。
ート,SIサイリスタのプロセスとプレーナ技術として
のnMOS,DMOS,CMOS技術等を組み合わせる
ことによって製造することができる。
【0028】実施例4に示した構造もマルチチャネル化
によって、多数並列に作成することができる。nMOS
FETの配置についても集積化密度を考慮して構成すべ
きことは他の実施例と同様である。
によって、多数並列に作成することができる。nMOS
FETの配置についても集積化密度を考慮して構成すべ
きことは他の実施例と同様である。
【0029】上記に示した実施例1〜4においてn型と
p型の導電型を反対にした構造であってもよいことはも
ちろんである。その場合にはnMOSFET,pMOS
FETの役割も逆になり、pMOSFETがターン・オ
ン用となり、nMOSFETがターン・オフ用となる。
p型の導電型を反対にした構造であってもよいことはも
ちろんである。その場合にはnMOSFET,pMOS
FETの役割も逆になり、pMOSFETがターン・オ
ン用となり、nMOSFETがターン・オフ用となる。
【0030】本発明に開示した主サイリスタ部分につい
ては、上記の四層構造のサイリスタ或いはSCR構造も
しくはGTO構造に限られることはなく、埋込みゲート
GTO,埋込みゲートSIサイリスタ,ダブルゲートS
Iサイリスタ,ダブルゲートGTO等であってもよい。
更にアノード側にプレーナ構造或いは縦型構造のMOS
制御構造を導入してもよいことも明らかである。
ては、上記の四層構造のサイリスタ或いはSCR構造も
しくはGTO構造に限られることはなく、埋込みゲート
GTO,埋込みゲートSIサイリスタ,ダブルゲートS
Iサイリスタ,ダブルゲートGTO等であってもよい。
更にアノード側にプレーナ構造或いは縦型構造のMOS
制御構造を導入してもよいことも明らかである。
【0031】またnバッファ構造としても、或いは他の
実施例において静電誘導(SI)バッファ構造を用いて
もよい。
実施例において静電誘導(SI)バッファ構造を用いて
もよい。
【0032】またアノード短絡構造,SI短絡構造を用
いてもよい。
いてもよい。
【0033】上記実施例において高抵抗層5はn- 層と
しているが、これに限るものではなく、p- 層,i層と
してもよい。空乏層の広がる速度を考慮するとp,nの
導電型が反対となった場合のnベース(ゲート)構造に
対しては、高抵抗層5はp-層が望ましい。
しているが、これに限るものではなく、p- 層,i層と
してもよい。空乏層の広がる速度を考慮するとp,nの
導電型が反対となった場合のnベース(ゲート)構造に
対しては、高抵抗層5はp-層が望ましい。
【0034】
【発明の効果】本発明によるプレーナ構造のMOS制御
サイリスタの構成によれば、従来のMOS制御サイリス
タに比べ、JFET効果もしくは静電誘導効果によって
制御されうるチャネル構造を有することから、ターン・
オン時間を短絡することができる。例えば4500V−
400A級において0.5μs以下のターン・オン時間
tgtを得ることができる。
サイリスタの構成によれば、従来のMOS制御サイリス
タに比べ、JFET効果もしくは静電誘導効果によって
制御されうるチャネル構造を有することから、ターン・
オン時間を短絡することができる。例えば4500V−
400A級において0.5μs以下のターン・オン時間
tgtを得ることができる。
【0035】更にまた、このようなチャネル構造を有す
ることから、ターン・オン時のdi/dtを高くするこ
とができ、電流の立上りの高いMOS制御サイリスタを
得ることができる。
ることから、ターン・オン時のdi/dtを高くするこ
とができ、電流の立上りの高いMOS制御サイリスタを
得ることができる。
【0036】主サイリスタが静電誘導サイリスタの場合
にも、nMOSFETとpMOSFETを極めて集積密
度を高く実現できるという利点もある。
にも、nMOSFETとpMOSFETを極めて集積密
度を高く実現できるという利点もある。
【図1】本発明の第1の実施例としてのプレーナ構造の
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
【図2】本発明の第2の実施例としてのプレーナ構造の
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
【図3】本発明の第1の実施例のプレーナ構造のMOS
制御サイリスタを2個並列に並べた構造例である。
制御サイリスタを2個並列に並べた構造例である。
【図4】本発明の第1の実施例としてのプレーナ構造の
MOS制御サイリスタを並列に並べた別の構造例であ
る。
MOS制御サイリスタを並列に並べた別の構造例であ
る。
【図5】本発明の第3の実施例としてのプレーナ構造の
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
【図6】図5に図示した実施例3のプレーナ構造のMO
S制御サイリスタを2個並列に並べた構造例である。
S制御サイリスタを2個並列に並べた構造例である。
【図7】本発明の第4の実施例としてのプレーナ構造の
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
MOS制御サイリスタの模式的断面構造図である。
【図8】従来のMOS制御サイリスタの基本的構造図で
ある。
ある。
【図9】従来の別のMOS制御サイリスタの模式的断面
構造図である。
構造図である。
【図10】図9の従来例にターン・オンのためのnMO
SFETを別途作り込む構成例である。
SFETを別途作り込む構成例である。
1 アノード電極 2 アノード領域 3 バッファ層 3′ 静電誘導バッファ層(n+ n- n+ …) 4 バッファ短絡層 5 高抵抗層 6 ゲート領域(ベース領域) 6′ nMOSチャネル領域 7 同一導電型層 7′ pMOSチャネル領域 7″ nベース層 8 カソード領域 9 カソード電極 10,10′ MOSゲート電極 11 反対導電型層 12 チャネル領域 13 n+ 拡散層 14,15 絶縁層 16 n+ 領域
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板の第1の主表面にカソード領
域、第2の主表面にアノード領域を具え、前記カソード
領域が形成された第1の主表面近傍に前記カソード領域
に隣接してゲート領域、pチャネルMOSFET、nチ
ャネルMOSFETが形成されたプレーナ構造のMOS
制御サイリスタにおいて、 前記カソード領域に接触して形成された前記カソード領
域と反対導電型の領域と前記ゲート領域の間には前記カ
ソード領域と同一導電型の層が介在され、前記反対導電
型の領域と前記ゲート領域はそれぞれ前記同一導電型の
層をチャネルとするpチャネルMOSFETの主電極を
形成し、 前記同一導電型の層と高抵抗層との間には両者を主電極
とし前記ゲート領域をチャネルとするnチャネルのMO
SFETが表面近傍において形成され、 前記カソード領域から前記高抵抗層に向かう基板に垂直
方向の前記カソード領域近傍には前記カソード領域から
注入される電子の導通状態を制御するチャネル領域が形
成され、 前記チャネル領域は前記ゲート領域によって挟まれ実質
的に空乏化され、前記ゲート領域の電位によって前記チ
ャネル内の電位が静電誘導効果によって変化され、 前記pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFET
のゲート電極は共通に形成され前記第1の主表面上にお
いて絶縁層を介して前記反対導電型領域の1部から前記
同一導電型領域及び前記ゲート領域上を横断して前記高
抵抗層領域の上部まで延在して形成され、カソード電極
は前記カソード領域と前記反対導電型領域を短絡して形
成されることを特徴とする、 プレーナ構造のMOS制御サイリスタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114139A JPH0793425B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | プレーナ構造のmos制御サイリスタ |
| US08/037,023 US5324966A (en) | 1992-04-07 | 1993-03-25 | MOS-controlled thyristor |
| DE69321642T DE69321642T2 (de) | 1992-04-07 | 1993-04-07 | MOS-kontrollierter Thyristor |
| EP93302715A EP0565349B1 (en) | 1992-04-07 | 1993-04-07 | MOS-controlled thyristor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4114139A JPH0793425B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | プレーナ構造のmos制御サイリスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661479A true JPH0661479A (ja) | 1994-03-04 |
| JPH0793425B2 JPH0793425B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=14630119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4114139A Expired - Fee Related JPH0793425B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | プレーナ構造のmos制御サイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0793425B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5914503A (en) * | 1996-02-13 | 1999-06-22 | Fuji Electric Co., Ltd. | Insulated gate thyristor |
Families Citing this family (3)
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|---|---|---|---|---|
| US5682044A (en) * | 1995-01-31 | 1997-10-28 | Takashige Tamamushi | Reverse conducting thyristor with a planar-gate, buried-gate, or recessed-gate structure |
| KR102509083B1 (ko) * | 2020-06-24 | 2023-03-14 | 한국전자통신연구원 | 균일한 턴-오프 특성을 갖는 mct 소자 및 그 제조 방법 |
| US11637192B2 (en) | 2020-06-24 | 2023-04-25 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Metal oxide semiconductor-controlled thyristor device having uniform turn-off characteristic and method of manufacturing the same |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60263465A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-26 | ゼネラル モーターズ コーポレーシヨン | サイリスタ |
| JPH03292770A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-24 | Semiconductor Res Found | 静電誘導サイリスタ |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4114139A patent/JPH0793425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60263465A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-26 | ゼネラル モーターズ コーポレーシヨン | サイリスタ |
| JPH03292770A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-24 | Semiconductor Res Found | 静電誘導サイリスタ |
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|---|---|---|---|---|
| US5914503A (en) * | 1996-02-13 | 1999-06-22 | Fuji Electric Co., Ltd. | Insulated gate thyristor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0793425B2 (ja) | 1995-10-09 |
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