JPH047592B2 - - Google Patents
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- JPH047592B2 JPH047592B2 JP61179832A JP17983286A JPH047592B2 JP H047592 B2 JPH047592 B2 JP H047592B2 JP 61179832 A JP61179832 A JP 61179832A JP 17983286 A JP17983286 A JP 17983286A JP H047592 B2 JPH047592 B2 JP H047592B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- thyristor
- conductivity type
- main
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D18/00—Thyristors
- H10D18/40—Thyristors with turn-on by field effect
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、1つの半導体基板に主サイリスタと
トリガ用の補助半導体素子とを形成した複合サイ
リスタに関するもので、特に大電流を小電力で制
御し、高dv/dt耐量を得るサイリスタに適用さ
れるものである。
トリガ用の補助半導体素子とを形成した複合サイ
リスタに関するもので、特に大電流を小電力で制
御し、高dv/dt耐量を得るサイリスタに適用さ
れるものである。
(従来の技術)
大電流のサイリスタにおいては、使用上十分な
dv/dt耐量を持たせるため短絡エミツタ構造と
することが多い。この場合ゲート電流は数10mA
以上となり、サイリスタの制御電源の小型化を容
易に行うことができない。
dv/dt耐量を持たせるため短絡エミツタ構造と
することが多い。この場合ゲート電流は数10mA
以上となり、サイリスタの制御電源の小型化を容
易に行うことができない。
この点に対し、補助サイリスタを設けることが
従来行われている。第3図は、このような主サイ
リスタと補助サイリスタとを1つの半導体基板に
並設した複合サイリスタの従来例の断面図であ
る。同図に示すように主サイリスタ8は、1つの
半導体基板3にN+エミツタ領域1、Pベース領
域2、N-ベース領域3及びPエミツタ領域4を
積層したものである。N+エミツタ領域1は複数
のエミツタに分割され、Pベース領域2の一部は
基板主面に露出し、これ等はカソード電極5によ
つて互いに短絡されている。周知のようにこの短
絡エミツタ構造は主サイリスタ8のdv/dt耐量
を増加する。主サイリスタ8をターンオンするた
めのゲート電流は一般に数10mA以上となり、ゲ
ート電極6に接続される外部制御電源の容量も大
きなものが必要で、その小型化は容易でない。こ
の問題を改善するために補助サイリスタ9が並設
される。補助サイリスタ9は第3図に示すように
N+エミツタ領域1a、Pベース領域2a、N-ベース
領域3a及びPエミツタ領域4aを積層したもので
ある。そのカソード電極5aと主サイリスタのゲ
ート電極6とは外部配線で互いに接続されてい
る。
従来行われている。第3図は、このような主サイ
リスタと補助サイリスタとを1つの半導体基板に
並設した複合サイリスタの従来例の断面図であ
る。同図に示すように主サイリスタ8は、1つの
半導体基板3にN+エミツタ領域1、Pベース領
域2、N-ベース領域3及びPエミツタ領域4を
積層したものである。N+エミツタ領域1は複数
のエミツタに分割され、Pベース領域2の一部は
基板主面に露出し、これ等はカソード電極5によ
つて互いに短絡されている。周知のようにこの短
絡エミツタ構造は主サイリスタ8のdv/dt耐量
を増加する。主サイリスタ8をターンオンするた
めのゲート電流は一般に数10mA以上となり、ゲ
ート電極6に接続される外部制御電源の容量も大
きなものが必要で、その小型化は容易でない。こ
の問題を改善するために補助サイリスタ9が並設
される。補助サイリスタ9は第3図に示すように
N+エミツタ領域1a、Pベース領域2a、N-ベース
領域3a及びPエミツタ領域4aを積層したもので
ある。そのカソード電極5aと主サイリスタのゲ
ート電極6とは外部配線で互いに接続されてい
る。
補助サイリスタのゲート電極6aにゲートトリ
ガ信号を加え補助サイリスタをターンオンする
と、このオン電流が主サイリスタのゲート電流と
なり、主サイリスタがターンオンする。一般に補
助サイリスタのゲートトリガ電流は小さく、この
小さな電流によつて複合サイリスタをターンオン
することができる。従つて複合サイリスタの制御
電源は小電力のものでよく小型化が容易となる。
ガ信号を加え補助サイリスタをターンオンする
と、このオン電流が主サイリスタのゲート電流と
なり、主サイリスタがターンオンする。一般に補
助サイリスタのゲートトリガ電流は小さく、この
小さな電流によつて複合サイリスタをターンオン
することができる。従つて複合サイリスタの制御
電源は小電力のものでよく小型化が容易となる。
しかしながら補助サイリスタは、構造上主サイ
リスタと並列接続をした形となつている。従つて
この複合サイリスタのdv/dt耐量は、2つのサ
イリスタのdv/dt耐量の弱い方の素子即ち補助
サイリスタの耐量で決定されるので、低い値とな
る。
リスタと並列接続をした形となつている。従つて
この複合サイリスタのdv/dt耐量は、2つのサ
イリスタのdv/dt耐量の弱い方の素子即ち補助
サイリスタの耐量で決定されるので、低い値とな
る。
(発明が解決しようとする問題点)
前述のように、短絡エミツタ構造でない補助サ
イリスタは、ゲート感度が数μAないし数百μAと
高感度であり、主サイリスタのゲートトリガ電流
として数百mA程度流すことができるカソード面
積を有すれば良いので、小さな面積を主サイリス
タに付加すれば良い。これによりサイリスタのス
イツチングが容易となり、制御電源の小型化につ
いての問題点は改善される。
イリスタは、ゲート感度が数μAないし数百μAと
高感度であり、主サイリスタのゲートトリガ電流
として数百mA程度流すことができるカソード面
積を有すれば良いので、小さな面積を主サイリス
タに付加すれば良い。これによりサイリスタのス
イツチングが容易となり、制御電源の小型化につ
いての問題点は改善される。
しかし補助サイリスタは短絡エミツタ構造とな
つていないため、主サイリスタに比しdv/dt耐
量は低い。即ちこの複合サイリスタがオフ状態に
あるとき高電圧が印加されると、2つのサイリス
タにはそれぞれ変位電流が流れるが、補助サイリ
スタを流れる変位電流は、N+PN-層のトランジ
スタ作用により増幅されるので低いdv/dt値で
オンし易くなり、複合サイリスタのdv/dt耐量
を低下させる。つまり主回路は、補助サイリスタ
のdv/dt耐量に制約されたものとなり、汎用性
を持たせられなくなる。
つていないため、主サイリスタに比しdv/dt耐
量は低い。即ちこの複合サイリスタがオフ状態に
あるとき高電圧が印加されると、2つのサイリス
タにはそれぞれ変位電流が流れるが、補助サイリ
スタを流れる変位電流は、N+PN-層のトランジ
スタ作用により増幅されるので低いdv/dt値で
オンし易くなり、複合サイリスタのdv/dt耐量
を低下させる。つまり主回路は、補助サイリスタ
のdv/dt耐量に制約されたものとなり、汎用性
を持たせられなくなる。
本発明の目的は、小電力でスイツチングが可能
であるがdv/dt耐量が低いという従来の複合サ
イリスタの問題点を改善し、高ゲート感度である
と共に高いdv/dt耐量を有する複合サイリスタ
を提供することである。
であるがdv/dt耐量が低いという従来の複合サ
イリスタの問題点を改善し、高ゲート感度である
と共に高いdv/dt耐量を有する複合サイリスタ
を提供することである。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段と作用)
本発明の複合サイリスタは、主サイリスタと従
来の補助サイリスタにかえてバイポーラ型絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタ(Insulated Gate
Bipolar Transister、IGBT)を1つの半導体基
板に並設したものである。IGBTの構造は、従来
の絶縁ゲート縦型電界効果トランジスタ(VD
MOS FET又はV MOS FET)の一導電型ド
レイン領域に接して反対導電型領域を付加積層し
たものであり、MOS FETの高速性及び高入力
インピーダンス特性と、バイポーラトランジスタ
の高伝導度特性を兼ね備えた新しい素子である。
主サイリスタのゲート電極とIGBTのソース電極
とは電極配線で接続され、IGBTのオン電流は主
サイリスタのゲート電流となる。又IGBTのdv/
dt耐量は大きく、オン電流も十分大きい。
来の補助サイリスタにかえてバイポーラ型絶縁ゲ
ート電界効果トランジスタ(Insulated Gate
Bipolar Transister、IGBT)を1つの半導体基
板に並設したものである。IGBTの構造は、従来
の絶縁ゲート縦型電界効果トランジスタ(VD
MOS FET又はV MOS FET)の一導電型ド
レイン領域に接して反対導電型領域を付加積層し
たものであり、MOS FETの高速性及び高入力
インピーダンス特性と、バイポーラトランジスタ
の高伝導度特性を兼ね備えた新しい素子である。
主サイリスタのゲート電極とIGBTのソース電極
とは電極配線で接続され、IGBTのオン電流は主
サイリスタのゲート電流となる。又IGBTのdv/
dt耐量は大きく、オン電流も十分大きい。
従つて主サイリスタとIGBTを並設した本発明
の複合サイリスタは、極めて僅かな制御電力で主
サイリスタをターンオンし且つ高いdv/dt耐量
が得られ前記問題点を解決できる。
の複合サイリスタは、極めて僅かな制御電力で主
サイリスタをターンオンし且つ高いdv/dt耐量
が得られ前記問題点を解決できる。
(実施例)
本発明の実施例について図面を参照して以下説
明する。第1図は本発明の複合サイリスタの断面
図で、1つの半導体基板10に主サイリスタ20
とバイポーラ型MOS FET(IGBT)30とを並
設したものである。
明する。第1図は本発明の複合サイリスタの断面
図で、1つの半導体基板10に主サイリスタ20
とバイポーラ型MOS FET(IGBT)30とを並
設したものである。
主サイリスタ20は、基板10の第1主面から
これと反対側の第2主面にわたり、主面に平行に
N+エミツタ領域21、Pベース領域22、N-ベ
ース領域23及びPエミツタ領域24を積層した
ものである。N+エミツタ領域21は複数個に分
割され、基板表面に露出したPベース領域22の
一部分とカソード電極25により短絡され、いわ
ゆる短絡エミツタ構造となつている。
これと反対側の第2主面にわたり、主面に平行に
N+エミツタ領域21、Pベース領域22、N-ベ
ース領域23及びPエミツタ領域24を積層した
ものである。N+エミツタ領域21は複数個に分
割され、基板表面に露出したPベース領域22の
一部分とカソード電極25により短絡され、いわ
ゆる短絡エミツタ構造となつている。
IGBT30は、二重拡散絶縁ゲート縦型電界効
果トランジスタ(VD MOS FET)のN-ドレイ
ン領域33に接してP型領域(以下便宜上Pドレ
イン領域という)34を付加積層したものであ
る。このVD MOS FETは、基板の第1主面の
表面層に形成されるN+ソース領域31及びPボ
デイ領域(ベース領域とも呼ばれる)32のチヤ
ネル形成部32a、並びにPボデイ領域32に接
するN-ドレイン領域33、ゲート酸化膜35、
ゲート多結晶シリコン膜36等から構成される。
果トランジスタ(VD MOS FET)のN-ドレイ
ン領域33に接してP型領域(以下便宜上Pドレ
イン領域という)34を付加積層したものであ
る。このVD MOS FETは、基板の第1主面の
表面層に形成されるN+ソース領域31及びPボ
デイ領域(ベース領域とも呼ばれる)32のチヤ
ネル形成部32a、並びにPボデイ領域32に接
するN-ドレイン領域33、ゲート酸化膜35、
ゲート多結晶シリコン膜36等から構成される。
本実施例においては、IGBTのN-ドレイン領
域33は主サイリスタのN-ベース領域23の延
在した領域であり、IGBTのPドレイン領域34
は主サイリスタのPエミツタ領域24の延在した
領域である。又主サイリスタ20のPベース領域
(ゲート層部分)22とIGBT30のN+ソース領
域31とは低抵抗の配線電極膜26により互いに
電気接続され複合サイリスタを形成する。なお2
7は主サイリスタとIGBTとの共通の主電極膜
(アノード電極)、25はカソード電極、37は
IGBTのゲート電極、28は熱酸化膜、29は
CVD絶縁膜である。
域33は主サイリスタのN-ベース領域23の延
在した領域であり、IGBTのPドレイン領域34
は主サイリスタのPエミツタ領域24の延在した
領域である。又主サイリスタ20のPベース領域
(ゲート層部分)22とIGBT30のN+ソース領
域31とは低抵抗の配線電極膜26により互いに
電気接続され複合サイリスタを形成する。なお2
7は主サイリスタとIGBTとの共通の主電極膜
(アノード電極)、25はカソード電極、37は
IGBTのゲート電極、28は熱酸化膜、29は
CVD絶縁膜である。
次にこの複合サイリスタの動作について説明す
る。主サイリスタは公知のもので、dv/dt耐量
を大きくするため短絡エミツタ構造となつてい
る。IGBT30の動作の概要は次の通りである。
ゲート電極37に正の電極を印加すると、ゲート
電極下のチヤネル形成部32aは反転層となり、
Nチヤネルを形成する。N+ソース領域31から
反転層32aを経てN-ドレイン領域33に多数
キヤリア(電子)が流入し、IGBTはターンオン
する。この点はVD MOS FETと同様であるが、
IGBTにおいてはN-ドレイン領域33に多数キ
ヤリアが流入すると、N-ドレイン領域33とP
ドレイン領域34との間のPN接合がより順バイ
アス状態となり、Pドレイン領域からN-ドレイ
ン領域へ少数キヤリア(正孔)が注入される。即
ちN-ドレイン領域33には、ソース領域より電
子が、Pドレイン領域より正孔がそれぞれ注入さ
れ、これら過剰に注入されたキヤリアによりN-
ドレイン領域33の抵抗は著しく低減される。こ
のため従来のVD MOS FETを高耐圧化しよう
としたとき、大きな障害であつたドレイン領域中
での大きな抵抗成分の存在が解消される。即ち
IGBTは、高耐圧で、大電流を僅かなゲート電力
でスイツチできて、しかもオン電圧は小さく、
dv/dt耐量も大きい新しい素子である。なお
IGBTのターンオフ動作は、VD MOS FETと同
様、ゲート電極に印加していた電圧をしきい値電
圧以下に低下させて行なう。
る。主サイリスタは公知のもので、dv/dt耐量
を大きくするため短絡エミツタ構造となつてい
る。IGBT30の動作の概要は次の通りである。
ゲート電極37に正の電極を印加すると、ゲート
電極下のチヤネル形成部32aは反転層となり、
Nチヤネルを形成する。N+ソース領域31から
反転層32aを経てN-ドレイン領域33に多数
キヤリア(電子)が流入し、IGBTはターンオン
する。この点はVD MOS FETと同様であるが、
IGBTにおいてはN-ドレイン領域33に多数キ
ヤリアが流入すると、N-ドレイン領域33とP
ドレイン領域34との間のPN接合がより順バイ
アス状態となり、Pドレイン領域からN-ドレイ
ン領域へ少数キヤリア(正孔)が注入される。即
ちN-ドレイン領域33には、ソース領域より電
子が、Pドレイン領域より正孔がそれぞれ注入さ
れ、これら過剰に注入されたキヤリアによりN-
ドレイン領域33の抵抗は著しく低減される。こ
のため従来のVD MOS FETを高耐圧化しよう
としたとき、大きな障害であつたドレイン領域中
での大きな抵抗成分の存在が解消される。即ち
IGBTは、高耐圧で、大電流を僅かなゲート電力
でスイツチできて、しかもオン電圧は小さく、
dv/dt耐量も大きい新しい素子である。なお
IGBTのターンオフ動作は、VD MOS FETと同
様、ゲート電極に印加していた電圧をしきい値電
圧以下に低下させて行なう。
この複合サイリスタにおいては、主サイリスタ
20のゲート電流はIGBT30のオン電流にほぼ
等しくなるので、主サイリスタの電流は、IGBT
の僅かなゲート電力で制御できると共にdv/dt
耐量も大きくなり従来の問題点を解決できる。ま
たこの複合サイリスタでは、主サイリスタを通常
のパイボーラ型としておけば、大電流用途の場合
でもサイリスタ単体構造とIGBT部のチツプ面積
で十分であり、IGBT部も数百mA程度の電流が
得られる程度の小面積で済む。また耐圧は主サイ
リスタのN-ベース領域を30μm以上深くでき、外
側に配置した場合には600V程度の耐圧を得るこ
とは容易である。
20のゲート電流はIGBT30のオン電流にほぼ
等しくなるので、主サイリスタの電流は、IGBT
の僅かなゲート電力で制御できると共にdv/dt
耐量も大きくなり従来の問題点を解決できる。ま
たこの複合サイリスタでは、主サイリスタを通常
のパイボーラ型としておけば、大電流用途の場合
でもサイリスタ単体構造とIGBT部のチツプ面積
で十分であり、IGBT部も数百mA程度の電流が
得られる程度の小面積で済む。また耐圧は主サイ
リスタのN-ベース領域を30μm以上深くでき、外
側に配置した場合には600V程度の耐圧を得るこ
とは容易である。
次に、本発明の複合サイリスタの製造方法の概
要を説明する。第2図a〜hはこの製造工程を示
す断面図である。同図aに示すように、まずN-
基板10を準備し、基板の両主面に酸化膜28a
を形成、所定のサイズにパターン付けする。次に
同図bに示すように素子分離用P+拡散層40を
作り、主サイリスタのPエミツタ領域24及び
IGBTのPドレイン領域34を形成する。次に同
図cに示すように主サイリスタのPベース領域2
2(ゲート層部分を含む)及びIGBTのPボデイ
領域32を互いに分離してそれぞれN-ベース領
域23及びN-ドレイン領域33内に拡散形成す
る。次に同図dに示すようにPベース層22内に
不純物を選択拡散し、複数に分割されるN+エミ
ツタ領域21を形成する。次に同図eに示すよう
に酸化膜28aを除去し、新しく熱酸化膜28、
ゲート絶縁膜35及びゲート多結晶シリコン膜3
6を形成し、IGBTのMOSゲート部を作る。
要を説明する。第2図a〜hはこの製造工程を示
す断面図である。同図aに示すように、まずN-
基板10を準備し、基板の両主面に酸化膜28a
を形成、所定のサイズにパターン付けする。次に
同図bに示すように素子分離用P+拡散層40を
作り、主サイリスタのPエミツタ領域24及び
IGBTのPドレイン領域34を形成する。次に同
図cに示すように主サイリスタのPベース領域2
2(ゲート層部分を含む)及びIGBTのPボデイ
領域32を互いに分離してそれぞれN-ベース領
域23及びN-ドレイン領域33内に拡散形成す
る。次に同図dに示すようにPベース層22内に
不純物を選択拡散し、複数に分割されるN+エミ
ツタ領域21を形成する。次に同図eに示すよう
に酸化膜28aを除去し、新しく熱酸化膜28、
ゲート絶縁膜35及びゲート多結晶シリコン膜3
6を形成し、IGBTのMOSゲート部を作る。
これをマスクとしてP+ボデイ領域32bを拡
散形成する。次に同図fに示すように同じマスク
を用いてN+ソース領域31を拡散形成し、チヤ
ネル形成部32aのチヤネル長を決める。次に同
図gに示すようにパツシベーシヨン膜29
(CVD膜)形成後、主サイリスタのカソード電極
25、配線電極膜26及びIGBTのゲート電極3
7を形成する。次に同図hに示すように主サイリ
スタのアノード電極とIGBTのドレイン電極を兼
ねる主電極27を形成し第1図に示す複合サイリ
スタが得られる。
散形成する。次に同図fに示すように同じマスク
を用いてN+ソース領域31を拡散形成し、チヤ
ネル形成部32aのチヤネル長を決める。次に同
図gに示すようにパツシベーシヨン膜29
(CVD膜)形成後、主サイリスタのカソード電極
25、配線電極膜26及びIGBTのゲート電極3
7を形成する。次に同図hに示すように主サイリ
スタのアノード電極とIGBTのドレイン電極を兼
ねる主電極27を形成し第1図に示す複合サイリ
スタが得られる。
以上本実施例においては、望ましい実施態様の
複合サイリスタについて述べたが、本発明は1つ
の半導体基板に主サイリスタとIGBTとを並設し
た複合サイリスタであつて、例えば1つの半導体
基板として、2つの半導体基板を張り合わせた1
つの複合半導体基板を使用することもできるし、
並設の態様も本実施例に限定されない。又半導体
の導電型もN型とP型を入れ替えても本発明は適
用できる。
複合サイリスタについて述べたが、本発明は1つ
の半導体基板に主サイリスタとIGBTとを並設し
た複合サイリスタであつて、例えば1つの半導体
基板として、2つの半導体基板を張り合わせた1
つの複合半導体基板を使用することもできるし、
並設の態様も本実施例に限定されない。又半導体
の導電型もN型とP型を入れ替えても本発明は適
用できる。
[発明の効果]
サイリスタの高dv/dt耐量、高感度化は、制
御電源の小型化、主回路の簡略化に必要な要求事
項である。1つの方法として高感度な補助サイリ
スタを主サイリスタと並列に接続した複合サイリ
スタが考えられているが、この場合にはdv/dt
耐量は補助サイリスタの耐量に支配されてしまう
ため、補助サイリスタの高dv/dt耐量化を計る
必要がある。
御電源の小型化、主回路の簡略化に必要な要求事
項である。1つの方法として高感度な補助サイリ
スタを主サイリスタと並列に接続した複合サイリ
スタが考えられているが、この場合にはdv/dt
耐量は補助サイリスタの耐量に支配されてしまう
ため、補助サイリスタの高dv/dt耐量化を計る
必要がある。
本発明の複合サイリスタは、この点に注目し
て、ゲートオフ時にdv/dt耐量が高く保て、僅
かなゲート電力で主サイリスタのトリガ用電流程
度を容易に流すことのできる新しいバイポーラ型
MOSFETを補助サイリスタの代わりとして形成
したものである。従つて、本発明の複合サイリス
タは、高ゲート感度であると共に高いdv/dt耐
量を有する。これにより、例えば数V程度の出力
電圧が得られるICにより簡単に制御が可能で、
またチツプサイズも前記のように小面積ですみ、
回路の小型化、簡略化が可能となる。
て、ゲートオフ時にdv/dt耐量が高く保て、僅
かなゲート電力で主サイリスタのトリガ用電流程
度を容易に流すことのできる新しいバイポーラ型
MOSFETを補助サイリスタの代わりとして形成
したものである。従つて、本発明の複合サイリス
タは、高ゲート感度であると共に高いdv/dt耐
量を有する。これにより、例えば数V程度の出力
電圧が得られるICにより簡単に制御が可能で、
またチツプサイズも前記のように小面積ですみ、
回路の小型化、簡略化が可能となる。
第1図は本発明の複合サイリスタの断面図、第
2図は本発明の複合サイリスタの製造工程を示す
断面図、第3図は従来の複合サイリスタの断面図
である。 10……半導体基板、20……主サイリスタ、
21……一導電型エミツタ領域(N+エミツタ領
域)、22……反対導電型ベース領域(Pベース
領域)、23……一導電型ベース領域(N-ベース
領域)、24……反対導電型エミツタ領域(Pエ
ミツタ領域)、30……バイポーラ型絶縁ゲート
電界効果トランジスタ(バイポーラ型MOS
FET又はIGBT)、31……一導電型ソース領域
(N+ソース領域)、32……反対導電型ボデイ領
域(Pボデイ領域)、32a……チヤネル形成部、
33……一導電型ドレイン領域(N-ドレイン領
域)、34……付加積層する反対導電型領域(P
ドレイン領域)。
2図は本発明の複合サイリスタの製造工程を示す
断面図、第3図は従来の複合サイリスタの断面図
である。 10……半導体基板、20……主サイリスタ、
21……一導電型エミツタ領域(N+エミツタ領
域)、22……反対導電型ベース領域(Pベース
領域)、23……一導電型ベース領域(N-ベース
領域)、24……反対導電型エミツタ領域(Pエ
ミツタ領域)、30……バイポーラ型絶縁ゲート
電界効果トランジスタ(バイポーラ型MOS
FET又はIGBT)、31……一導電型ソース領域
(N+ソース領域)、32……反対導電型ボデイ領
域(Pボデイ領域)、32a……チヤネル形成部、
33……一導電型ドレイン領域(N-ドレイン領
域)、34……付加積層する反対導電型領域(P
ドレイン領域)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1つの半導体基板に (a) 該基板の第1主面からこれと反対側の第2主
面にわたり、主面に平行に一導電型エミツタ領
域、反対導電型ベース領域、一導電型ベース領
域及び反対導電型エミツタ領域をこの順序に積
層して成る主サイリスタと、 (b) 該基板の第1主面の表面層に一導電型ソース
領域及び反対導電型ボデイ領域のチヤネル形成
部を設け、このボデイ領域に接して一導電型の
ドレイン領域を形成して成る絶縁ゲート縦型電
界効果トランジスタの前記ドレイン領域に接し
て反対導電型領域を付加積層して成るバイポー
ラ型絶縁ゲート電界効果トランジスタと を並設したことを特徴とする複合サイリスタ。 2 前記ドレイン領域は主サイリスタの一導電型
ベース領域から延在する領域であり、付加積層す
る反対導電型領域は主サイリスタの反対導電型エ
ミツタ領域から延在する領域である特許請求の範
囲第1項記載の複合サイリスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61179832A JPS6336568A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 複合サイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61179832A JPS6336568A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 複合サイリスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6336568A JPS6336568A (ja) | 1988-02-17 |
| JPH047592B2 true JPH047592B2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=16072675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61179832A Granted JPS6336568A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 複合サイリスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6336568A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5016721A (en) * | 1987-10-09 | 1991-05-21 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Full-turn type working machine |
| JPH076217B2 (ja) * | 1987-10-09 | 1995-01-30 | 日立建機株式会社 | 全旋回式作業機 |
| DE4240027A1 (de) * | 1992-11-28 | 1994-06-01 | Asea Brown Boveri | MOS-gesteuerte Diode |
| FR2788166B1 (fr) * | 1998-12-31 | 2001-03-09 | St Microelectronics Sa | Interrupteur de puissance a di/dt controle |
| US6326648B1 (en) | 1999-12-20 | 2001-12-04 | Stmicroelectronics S.A. | Power switch with a controlled DI/DT |
-
1986
- 1986-07-30 JP JP61179832A patent/JPS6336568A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6336568A (ja) | 1988-02-17 |
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