JPH066163Y2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents
内燃機関の動弁装置Info
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- JPH066163Y2 JPH066163Y2 JP14510888U JP14510888U JPH066163Y2 JP H066163 Y2 JPH066163 Y2 JP H066163Y2 JP 14510888 U JP14510888 U JP 14510888U JP 14510888 U JP14510888 U JP 14510888U JP H066163 Y2 JPH066163 Y2 JP H066163Y2
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- JP
- Japan
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- rocker arm
- lubricating oil
- cylinder head
- valve
- pressing piston
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、機関弁に連動、連結された駆動ロッカアーム
と、機関弁に対して自由となり得る自由ロッカアームと
が、カムシャフトの回転に応じて相互に異なる態様で作
動可能にして隣接配置され、各ロッカアーム間には、隣
接ロッカアームを連結する位置および連結を解除する位
置間で移動可能な切換ピンを有する連結切換機構が設け
られ、前記自由ロッカアームとシリンダヘッドとの間に
は、自由ロッカアームをカムシャフト側に弾発的に押圧
する弾発付勢手段が介装される内燃機関の動弁装置に関
する。
と、機関弁に対して自由となり得る自由ロッカアームと
が、カムシャフトの回転に応じて相互に異なる態様で作
動可能にして隣接配置され、各ロッカアーム間には、隣
接ロッカアームを連結する位置および連結を解除する位
置間で移動可能な切換ピンを有する連結切換機構が設け
られ、前記自由ロッカアームとシリンダヘッドとの間に
は、自由ロッカアームをカムシャフト側に弾発的に押圧
する弾発付勢手段が介装される内燃機関の動弁装置に関
する。
(2)従来の技術 従来、かかる動弁装置は、たとえば特開昭61−199
11号公報等により公知である。
11号公報等により公知である。
(3)考案が解決しようとする課題 ところで上記従来のものにおいて弾発付勢手段は、シリ
ンダヘッドに摺動可能に嵌合した有底円筒状のリフタ
と、該リフタおよびシリンダヘッド間に介装されるばね
とにより構成されており、リフタの作動を円滑とするた
めにリフタおよびシリンダヘッド間に潤滑油を供給する
必要がある。しかもシリンダヘッドおよびリフタ間に潤
滑油が閉じ込められるとリフタの作動が阻害されるの
で、リフタおよびシリンダヘッド間に供給された潤滑油
を逃がす必要もある。一方、動弁装置では、弾発付勢手
段以外にも潤滑油を必要とする摺接部があり、弾発付勢
手段から逃がすべき潤滑油を、それらの摺接部に供給す
ることができれば、動弁装置に供給する潤滑油量を減少
させることができ、潤滑油供給のための動力消費を低減
することができるであろう。
ンダヘッドに摺動可能に嵌合した有底円筒状のリフタ
と、該リフタおよびシリンダヘッド間に介装されるばね
とにより構成されており、リフタの作動を円滑とするた
めにリフタおよびシリンダヘッド間に潤滑油を供給する
必要がある。しかもシリンダヘッドおよびリフタ間に潤
滑油が閉じ込められるとリフタの作動が阻害されるの
で、リフタおよびシリンダヘッド間に供給された潤滑油
を逃がす必要もある。一方、動弁装置では、弾発付勢手
段以外にも潤滑油を必要とする摺接部があり、弾発付勢
手段から逃がすべき潤滑油を、それらの摺接部に供給す
ることができれば、動弁装置に供給する潤滑油量を減少
させることができ、潤滑油供給のための動力消費を低減
することができるであろう。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、弾
発付勢手段から逃がすべき潤滑油を動弁装置の他の摺接
部の潤滑に再度用いるようにして、動弁装置への潤滑油
供給量を減少し得るようにした内燃機関の動弁装置を提
供することを目的とする。
発付勢手段から逃がすべき潤滑油を動弁装置の他の摺接
部の潤滑に再度用いるようにして、動弁装置への潤滑油
供給量を減少し得るようにした内燃機関の動弁装置を提
供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 本考案は、機関弁に連動、連結された駆動ロッカアーム
と、機関弁に対して自由となり得る自由ロッカアームと
が、カムシャフトの回転に応じて相互に異なる態様で作
動可能にして隣接配置され、各ロッカアーム間には、隣
接ロッカアームを連結する位置および連結を解除する位
置間で移動可能な切換ピンを有する連結切換機構が設け
られ、前記自由ロッカアームとシリンダヘッドとの間に
は、自由ロッカアームをカムシャフト側に弾発的に押圧
する弾発付勢手段が介装される内燃機関の動弁装置にお
いて、弾発付勢手段は、閉塞端をシリンダヘッド側にし
て該シリンダヘッドに嵌合される有底円筒状のガイド部
材と、先端部を自由ロッカアームに当接可能にしてガイ
ド部材に摺動可能に嵌合されるとともに前記先端部に開
口する噴出孔が穿設される押圧ピストンと、該押圧ピス
トンを自由ロッカアームに当接する方向に弾発付勢すべ
く押圧ピストンおよびガイド部材間に介装されるばねと
を備え、シリンダヘッドには、潤滑油を導くべくシリン
ダヘッド上面に開口した潤滑油導入路が設けられ、ガイ
ド部材には、該潤滑油導入路に連通するとともに押圧ピ
ストンにより閉塞可能な潤滑油導入孔が穿設されること
を第1の特徴とする。
と、機関弁に対して自由となり得る自由ロッカアームと
が、カムシャフトの回転に応じて相互に異なる態様で作
動可能にして隣接配置され、各ロッカアーム間には、隣
接ロッカアームを連結する位置および連結を解除する位
置間で移動可能な切換ピンを有する連結切換機構が設け
られ、前記自由ロッカアームとシリンダヘッドとの間に
は、自由ロッカアームをカムシャフト側に弾発的に押圧
する弾発付勢手段が介装される内燃機関の動弁装置にお
いて、弾発付勢手段は、閉塞端をシリンダヘッド側にし
て該シリンダヘッドに嵌合される有底円筒状のガイド部
材と、先端部を自由ロッカアームに当接可能にしてガイ
ド部材に摺動可能に嵌合されるとともに前記先端部に開
口する噴出孔が穿設される押圧ピストンと、該押圧ピス
トンを自由ロッカアームに当接する方向に弾発付勢すべ
く押圧ピストンおよびガイド部材間に介装されるばねと
を備え、シリンダヘッドには、潤滑油を導くべくシリン
ダヘッド上面に開口した潤滑油導入路が設けられ、ガイ
ド部材には、該潤滑油導入路に連通するとともに押圧ピ
ストンにより閉塞可能な潤滑油導入孔が穿設されること
を第1の特徴とする。
また本考案は、上記第1の特徴に加えて、弾発付勢手段
における押圧ピストンの先端部に開口する噴出孔の噴出
方向は、連結切換機構が設けられる位置で駆動ロッカア
ームおよび自由ロッカアーム間に向けて設定されること
を第2の特徴とする。
における押圧ピストンの先端部に開口する噴出孔の噴出
方向は、連結切換機構が設けられる位置で駆動ロッカア
ームおよび自由ロッカアーム間に向けて設定されること
を第2の特徴とする。
また本考案は、上記第1あるいは第2の特徴の構成に加
えて、潤滑油導入路のシリンダヘッド上面への開口部付
近で、シリンダヘッドの上面は該開口部に向けて下方に
傾斜すべく形成されることを第3の特徴とする。
えて、潤滑油導入路のシリンダヘッド上面への開口部付
近で、シリンダヘッドの上面は該開口部に向けて下方に
傾斜すべく形成されることを第3の特徴とする。
さらに本考案は、上記第1の特徴の構成に加えて、潤滑
油導入孔は、最上限位置にある押圧ピストンの下端縁
と、最下限位置にある押圧ピストンの下端縁との間でガ
イド部材に穿設されることを第4の特徴とする。
油導入孔は、最上限位置にある押圧ピストンの下端縁
と、最下限位置にある押圧ピストンの下端縁との間でガ
イド部材に穿設されることを第4の特徴とする。
(2)作用 上記第1の特徴によれば、弾発付勢手段において、自由
ロッカアームにより押圧ピストンがばね力に抗して押下
げられると、潤滑油導入路および潤滑油導入孔を経て押
圧ピストンおよびガイド部材間に導入されていた潤滑油
が加圧され、噴出孔から噴出される。このため、動弁装
置において弾発付勢手段以外の部分に潤滑油を噴出して
供給することができ、動弁装置全体に供給すべき潤滑油
量の低減に寄与することができる。
ロッカアームにより押圧ピストンがばね力に抗して押下
げられると、潤滑油導入路および潤滑油導入孔を経て押
圧ピストンおよびガイド部材間に導入されていた潤滑油
が加圧され、噴出孔から噴出される。このため、動弁装
置において弾発付勢手段以外の部分に潤滑油を噴出して
供給することができ、動弁装置全体に供給すべき潤滑油
量の低減に寄与することができる。
また上記第2の特徴によれば、連結切換機構に向けて弾
発付勢手段から潤滑油を供給することが可能となる。
発付勢手段から潤滑油を供給することが可能となる。
また上記第3の特徴によれば、動弁装置に供給されてシ
リンダヘッド上面に落下した潤滑油を、潤滑油導入路に
効率よく導くことが可能となる。
リンダヘッド上面に落下した潤滑油を、潤滑油導入路に
効率よく導くことが可能となる。
さらに上記第4の特徴によれば、押圧ピストンが最上限
位置にあるときに潤滑油導入孔を開放して潤滑油を押圧
ピストンおよびガイド部材間に導入し、押圧ピストンが
降下する途中で潤滑油導入孔を閉塞して、押圧ピストン
およびガイド部材間に導入されている潤滑油を効率よく
加圧して噴出孔から噴出することが可能となる。
位置にあるときに潤滑油導入孔を開放して潤滑油を押圧
ピストンおよびガイド部材間に導入し、押圧ピストンが
降下する途中で潤滑油導入孔を閉塞して、押圧ピストン
およびガイド部材間に導入されている潤滑油を効率よく
加圧して噴出孔から噴出することが可能となる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する
と、先ず第1図および第2図において、この車両搭載用
DOHC型多気筒内燃機関では、シリンダブロック1内
に4つのシリンダ2が直列に並んで設けられ、シリンダ
ブロック1の上端に結合されるシリンダヘッド3と、各
シリンダ2に摺動可能に嵌合されるピストン4との間に
は燃焼室5がそれぞれ画成される。またシリンダヘッド
3には、各燃焼室5の天井面を形成する部分に、一対の
吸気口6および一対の排気口7がそれぞれ設けられ、各
吸気口6はシリンダヘッド3の一方の側面に開口する吸
気ポート8に連なり、各排気口7はシリンダヘッド3の
他方の側面に開口する排気ポート9に連なる。
と、先ず第1図および第2図において、この車両搭載用
DOHC型多気筒内燃機関では、シリンダブロック1内
に4つのシリンダ2が直列に並んで設けられ、シリンダ
ブロック1の上端に結合されるシリンダヘッド3と、各
シリンダ2に摺動可能に嵌合されるピストン4との間に
は燃焼室5がそれぞれ画成される。またシリンダヘッド
3には、各燃焼室5の天井面を形成する部分に、一対の
吸気口6および一対の排気口7がそれぞれ設けられ、各
吸気口6はシリンダヘッド3の一方の側面に開口する吸
気ポート8に連なり、各排気口7はシリンダヘッド3の
他方の側面に開口する排気ポート9に連なる。
シリンダヘッド3の各シリンダ2に対応する部分には、
各吸気口6を開閉可能な一対の機関弁としての吸気弁1
0iと、各排気口7を開閉可能な一対の機関弁としての
排気弁10eとを案内すべく、ガイド筒11i,11e
がそれぞれ嵌合、固定されており、それらのガイド筒1
1i,11eから上方に突出した各吸気弁10iおよび
各排気弁10eの上端にそれぞれ設けられる鍔部12
i,12eと、シリンダヘッド3との間には弁ばね13
i,13eがそれぞれ縮設され、これらの弁ばね13
i,13eにより各吸気弁10iおよび各排気弁10e
は、上方すなわち閉弁方向に付勢される。
各吸気口6を開閉可能な一対の機関弁としての吸気弁1
0iと、各排気口7を開閉可能な一対の機関弁としての
排気弁10eとを案内すべく、ガイド筒11i,11e
がそれぞれ嵌合、固定されており、それらのガイド筒1
1i,11eから上方に突出した各吸気弁10iおよび
各排気弁10eの上端にそれぞれ設けられる鍔部12
i,12eと、シリンダヘッド3との間には弁ばね13
i,13eがそれぞれ縮設され、これらの弁ばね13
i,13eにより各吸気弁10iおよび各排気弁10e
は、上方すなわち閉弁方向に付勢される。
シリンダヘッド3と、該シリンダヘッド3の上端に結合
されるヘッドカバー14との間には作動室15が画成さ
れ、この作動室15内には、各シリンダ2における吸気
弁10iを開閉駆動するための吸気弁側動弁装置17i
と、各シリンダ2における排気弁10eを開閉駆動する
ための排気弁側動弁装置17eとが収納、配置される。
両動弁装置17i,17eは、基本的には同一の構成を
有するものであり、以下の説明では吸気弁側動弁装置1
7iについて参照符号に添字iを付しながら説明し、排
気弁側動弁装置17eについては参照符号に添字eを付
して図示するのみとする。
されるヘッドカバー14との間には作動室15が画成さ
れ、この作動室15内には、各シリンダ2における吸気
弁10iを開閉駆動するための吸気弁側動弁装置17i
と、各シリンダ2における排気弁10eを開閉駆動する
ための排気弁側動弁装置17eとが収納、配置される。
両動弁装置17i,17eは、基本的には同一の構成を
有するものであり、以下の説明では吸気弁側動弁装置1
7iについて参照符号に添字iを付しながら説明し、排
気弁側動弁装置17eについては参照符号に添字eを付
して図示するのみとする。
第3図および第4図を併せて参照して、吸気弁側動弁装
置17iは、機関のクランク軸(図示せず)から1/2
の減速比で回転駆動されるカムシャフト18iと、各シ
リンダ2にそれぞれ対応してカムシャフト18iに設け
られる低速用カム19i,20iおよび高速用カム21
iと、カムシャフト18iと平行にして固定配置される
ロッカシャフト22iと、各シリンダ2にそれぞれ対応
してロッカシャフト22iに枢支される第1駆動ロッカ
アーム23i、第2駆動ロッカアーム24iおよび自由
ロッカアーム25iと、各シリンダ2に対応した各ロッ
カアーム23i,24i,25i間にそれぞれ設けられ
る油圧式連結切換機構26iとを備える。
置17iは、機関のクランク軸(図示せず)から1/2
の減速比で回転駆動されるカムシャフト18iと、各シ
リンダ2にそれぞれ対応してカムシャフト18iに設け
られる低速用カム19i,20iおよび高速用カム21
iと、カムシャフト18iと平行にして固定配置される
ロッカシャフト22iと、各シリンダ2にそれぞれ対応
してロッカシャフト22iに枢支される第1駆動ロッカ
アーム23i、第2駆動ロッカアーム24iおよび自由
ロッカアーム25iと、各シリンダ2に対応した各ロッ
カアーム23i,24i,25i間にそれぞれ設けられ
る油圧式連結切換機構26iとを備える。
第5図を併せて参照して、カムシャフト18iは、シリ
ンダヘッド3の上方で各シリンダ2の配列方向に平行し
て軸線まわりに回転自在に配設される。すなわち、シリ
ンダヘッド3には、各シリンダ2の配列方向に沿う両端
部にカム支持部27,27がそれぞれ一体に設けられる
とともに、各シリンダ2間に対応する位置に3つのカム
支持部28…がそれぞれ一体に設けられ、前記両端のカ
ム支持部27,27上にそれぞれ締着されるカムホルダ
29,29と、3つのカム支持部28…上にそれぞれ締
着されるカムホルダ30…と、前記各カム支持部27,
27,28…とで、カムシャフト18iが軸線まわりに
回転自在に支承される。しかもカムホルダ29は、吸気
弁側動弁装置17iおよび排気弁側動弁装置17eにそ
れぞれ独立して設けられるのに対し、カムホルダ30
は、両動弁装置17i,17eに共通に配設される。各
カム支持部27,27,28…の上面にはカムシャフト
18i,18eの下半部外周面を支承するための半円状
支持面31がそれぞれ設けられ、各カムホルダ29,3
0の下面にはカムシャフト18i,18eの上半部外周
面を支承するための半円状支持面32がそれぞれ設けら
れる。
ンダヘッド3の上方で各シリンダ2の配列方向に平行し
て軸線まわりに回転自在に配設される。すなわち、シリ
ンダヘッド3には、各シリンダ2の配列方向に沿う両端
部にカム支持部27,27がそれぞれ一体に設けられる
とともに、各シリンダ2間に対応する位置に3つのカム
支持部28…がそれぞれ一体に設けられ、前記両端のカ
ム支持部27,27上にそれぞれ締着されるカムホルダ
29,29と、3つのカム支持部28…上にそれぞれ締
着されるカムホルダ30…と、前記各カム支持部27,
27,28…とで、カムシャフト18iが軸線まわりに
回転自在に支承される。しかもカムホルダ29は、吸気
弁側動弁装置17iおよび排気弁側動弁装置17eにそ
れぞれ独立して設けられるのに対し、カムホルダ30
は、両動弁装置17i,17eに共通に配設される。各
カム支持部27,27,28…の上面にはカムシャフト
18i,18eの下半部外周面を支承するための半円状
支持面31がそれぞれ設けられ、各カムホルダ29,3
0の下面にはカムシャフト18i,18eの上半部外周
面を支承するための半円状支持面32がそれぞれ設けら
れる。
また各カム支持部27,27,28…には、シリンダヘ
ッド3をシリンダブロック1に締着するボルト33を挿
通するための挿通孔34がカムシャフト18i,18e
に対応する位置に一対ずつ上下に延びて穿設されるとと
もに、それらの挿通孔34に対応する上方位置にはボル
ト33を回転操作するための操作孔35が上端を半円状
支持面31に開口させながら上下に延びて穿設される。
ッド3をシリンダブロック1に締着するボルト33を挿
通するための挿通孔34がカムシャフト18i,18e
に対応する位置に一対ずつ上下に延びて穿設されるとと
もに、それらの挿通孔34に対応する上方位置にはボル
ト33を回転操作するための操作孔35が上端を半円状
支持面31に開口させながら上下に延びて穿設される。
各カム支持部27,27,28…間で、各シリンダ2の
中央部に対応する部分で、シリンダヘッド3には上下に
延びる円筒状の中央ブロック36が一体に設けられてお
り、この中央ブロック36と両側のカム支持部27,2
7,28…とは支持壁37で相互に連結される。またヘ
ッドカバー14には該中央ブロック36に接続される円
筒状の中央ブロック49が設けられる。中央ブロック3
6,49内にはプラグ差込み穴38が穿設されており、
このプラグ差込み穴38には燃焼室5内に突入する点火
プラグ39が装着される。
中央部に対応する部分で、シリンダヘッド3には上下に
延びる円筒状の中央ブロック36が一体に設けられてお
り、この中央ブロック36と両側のカム支持部27,2
7,28…とは支持壁37で相互に連結される。またヘ
ッドカバー14には該中央ブロック36に接続される円
筒状の中央ブロック49が設けられる。中央ブロック3
6,49内にはプラグ差込み穴38が穿設されており、
このプラグ差込み穴38には燃焼室5内に突入する点火
プラグ39が装着される。
両カムシャフト18i,18eのシリンダヘッド3およ
びヘッドカバー14から突出した一端部にはタイミング
プーリ40,41が固設されており、図示しないクラン
ク軸からの駆動力を伝達するためのタイミングベルト4
2が両タイミングプーリ40,41に巻懸けられる。こ
れにより両カムシャフト18i,18eは、同一方向に
回転することになる。
びヘッドカバー14から突出した一端部にはタイミング
プーリ40,41が固設されており、図示しないクラン
ク軸からの駆動力を伝達するためのタイミングベルト4
2が両タイミングプーリ40,41に巻懸けられる。こ
れにより両カムシャフト18i,18eは、同一方向に
回転することになる。
カムシャフト18iには各吸気弁10iに対応した位置
に低速用カム19i,20iが一体化されるとともに、
両低速用カム19i,20i間に高速用カム21iが一
体化される。一方、ロッカシャフト22iは、カムシャ
フト18iよりも下方位置で、該カムシャフト18iと
平行な軸線を有して各カム支持部27,27,28…に
より固定的に保持される。このロッカシャフト22iに
は、一方の吸気弁10iに連動、連結される第1駆動ロ
ッカアーム23iと、他方の吸気弁10iに連動、連結
される第2駆動ロッカアーム24iと、第1および第2
駆動ロッカアーム23i,24i間に配置される自由ロ
ッカアーム25iとが相互に隣接してそれぞれ枢支され
る。
に低速用カム19i,20iが一体化されるとともに、
両低速用カム19i,20i間に高速用カム21iが一
体化される。一方、ロッカシャフト22iは、カムシャ
フト18iよりも下方位置で、該カムシャフト18iと
平行な軸線を有して各カム支持部27,27,28…に
より固定的に保持される。このロッカシャフト22iに
は、一方の吸気弁10iに連動、連結される第1駆動ロ
ッカアーム23iと、他方の吸気弁10iに連動、連結
される第2駆動ロッカアーム24iと、第1および第2
駆動ロッカアーム23i,24i間に配置される自由ロ
ッカアーム25iとが相互に隣接してそれぞれ枢支され
る。
第1および第2駆動ロッカアーム23i,24iにはタ
ペットねじ43iがそれぞれ進退可能に螺合されてお
り、これらのタペットねじ43iが対応する吸気弁10
iの上端に当接し、それにより両駆動ロッカアーム23
i,24iが吸気弁10iにそれぞれ連動、連結され
る。
ペットねじ43iがそれぞれ進退可能に螺合されてお
り、これらのタペットねじ43iが対応する吸気弁10
iの上端に当接し、それにより両駆動ロッカアーム23
i,24iが吸気弁10iにそれぞれ連動、連結され
る。
第6図、第6A図および第7図を併せて参照して、自由
ロッカアーム25iは、シリンダヘッド3との間に介装
した弾発付勢手段124iにより高速用カム21iに摺
接する方向に弾発付勢される。この弾発付勢手段124
iは、閉塞端をシリンダヘッド3側にしてシリンダヘッ
ド3に嵌合される有底円筒状のガイド部材125と、ガ
イド部材125に摺動可能に嵌合されるとともに自由ロ
ッカアーム25iの下面に当接可能な基本的に有底円筒
状の押圧ピストン126と、押圧ピストン126を自由
ロッカアーム25i側に付勢すべく押圧ピストン126
およびガイド部材125間に直列に介装される第1およ
び第2ばね127,128と、第1および第2ばね12
7,128を両面に受けるようにしてガイド部材125
内に配置されるリテーナ129とを備え、第1ばね12
7のばね定数は第2ばね128のばね定数よりも小さく
設定される。またガイド部材125の開口端寄り内面に
は、押圧ピストン126に当接して該押圧ピストン12
6のガイド部材125からの抜け出しを阻止すべく止め
輪130が嵌着される。
ロッカアーム25iは、シリンダヘッド3との間に介装
した弾発付勢手段124iにより高速用カム21iに摺
接する方向に弾発付勢される。この弾発付勢手段124
iは、閉塞端をシリンダヘッド3側にしてシリンダヘッ
ド3に嵌合される有底円筒状のガイド部材125と、ガ
イド部材125に摺動可能に嵌合されるとともに自由ロ
ッカアーム25iの下面に当接可能な基本的に有底円筒
状の押圧ピストン126と、押圧ピストン126を自由
ロッカアーム25i側に付勢すべく押圧ピストン126
およびガイド部材125間に直列に介装される第1およ
び第2ばね127,128と、第1および第2ばね12
7,128を両面に受けるようにしてガイド部材125
内に配置されるリテーナ129とを備え、第1ばね12
7のばね定数は第2ばね128のばね定数よりも小さく
設定される。またガイド部材125の開口端寄り内面に
は、押圧ピストン126に当接して該押圧ピストン12
6のガイド部材125からの抜け出しを阻止すべく止め
輪130が嵌着される。
シリンダヘッド3には有底の取付け穴131が穿設され
ており、ガイド部材125は該取付け穴131に嵌合さ
れる。押圧ピストン126およびガイド部材125間に
は油室132が画成され、この油室132内に収納され
たリテーナ129と押圧ピストン126との間に第1ば
ね127が縮設され、またリテーナ129とガイド部材
125の閉塞端との間に第2ばね128が縮設される。
ており、ガイド部材125は該取付け穴131に嵌合さ
れる。押圧ピストン126およびガイド部材125間に
は油室132が画成され、この油室132内に収納され
たリテーナ129と押圧ピストン126との間に第1ば
ね127が縮設され、またリテーナ129とガイド部材
125の閉塞端との間に第2ばね128が縮設される。
押圧ピストン126の閉塞端部すなわち自由ロッカアー
ム25i側の先端部126aは先細り状に形成されてお
り、この先端部126a内面には有底の小径穴126b
が同軸に穿設される。而して第1ばね127は該小径穴
126b内に収容され、これにより第1ばね127の倒
れが防止される。また押圧ピストン126の先端部12
6aには、油室132に通じる一対の噴出孔133,1
33が穿設される。しかもこれらの噴出孔133,13
3の噴出方向は、後述の連結切換機構26iが配設され
る位置で自由ロッカアーム25iと、その両側の駆動ロ
ッカアーム23i,24iとの間に向けて噴出すべく設
定される。
ム25i側の先端部126aは先細り状に形成されてお
り、この先端部126a内面には有底の小径穴126b
が同軸に穿設される。而して第1ばね127は該小径穴
126b内に収容され、これにより第1ばね127の倒
れが防止される。また押圧ピストン126の先端部12
6aには、油室132に通じる一対の噴出孔133,1
33が穿設される。しかもこれらの噴出孔133,13
3の噴出方向は、後述の連結切換機構26iが配設され
る位置で自由ロッカアーム25iと、その両側の駆動ロ
ッカアーム23i,24iとの間に向けて噴出すべく設
定される。
またシリンダヘッド3には、潤滑油を導くべくシリンダ
ヘッド3上面に開口した潤滑油導入路134が設けら
れ、ガイド部材125には、該潤滑油導入路134に連
通するとともに押圧ピストン126により閉塞可能な潤
滑油導入孔135が穿設される。すなわち取付け穴13
1の中間部内面には環状溝136が設けられ、取付け穴
131の内面に沿って上下に延びる溝を設けることによ
りシリンダヘッド3およびガイド部材125間に潤滑油
導入路134が形成され、該潤滑油導入路134の下端
は環状溝136に連通し上端は取付け穴131の上縁に
開口される。ところで弾発付勢手段124iは、シリン
ダヘッド3における中央ブロック36の基部付近で上方
に向かうにつれた外側方側に傾いた軸線を有して配設さ
れるものであり、潤滑油導入路134は取付け穴131
の中央ブロック36側に配設される。しかも中央ブロッ
ク36の基部36aは、潤滑油導入路134側に向けて
下方に傾斜して形成される。
ヘッド3上面に開口した潤滑油導入路134が設けら
れ、ガイド部材125には、該潤滑油導入路134に連
通するとともに押圧ピストン126により閉塞可能な潤
滑油導入孔135が穿設される。すなわち取付け穴13
1の中間部内面には環状溝136が設けられ、取付け穴
131の内面に沿って上下に延びる溝を設けることによ
りシリンダヘッド3およびガイド部材125間に潤滑油
導入路134が形成され、該潤滑油導入路134の下端
は環状溝136に連通し上端は取付け穴131の上縁に
開口される。ところで弾発付勢手段124iは、シリン
ダヘッド3における中央ブロック36の基部付近で上方
に向かうにつれた外側方側に傾いた軸線を有して配設さ
れるものであり、潤滑油導入路134は取付け穴131
の中央ブロック36側に配設される。しかも中央ブロッ
ク36の基部36aは、潤滑油導入路134側に向けて
下方に傾斜して形成される。
潤滑油導入孔135は、最上限位置にある押圧ピストン
126の下端縁(第6図の実線で示す位置)と、最下限
位置にある押圧ピストン126の下端縁(第6図の鎖線
で示す位置)との間でガイド部材125に穿設される。
しかも環状溝136は潤滑油導入孔135に常時連通す
る位置に配設される。したがって押圧ピストン126が
最上限位置にあるときには潤滑油導入路134が油室1
32に連通され、押圧ピストン126が下降過程にある
ときに潤滑油導入孔135が押圧ピストン126により
閉塞される。
126の下端縁(第6図の実線で示す位置)と、最下限
位置にある押圧ピストン126の下端縁(第6図の鎖線
で示す位置)との間でガイド部材125に穿設される。
しかも環状溝136は潤滑油導入孔135に常時連通す
る位置に配設される。したがって押圧ピストン126が
最上限位置にあるときには潤滑油導入路134が油室1
32に連通され、押圧ピストン126が下降過程にある
ときに潤滑油導入孔135が押圧ピストン126により
閉塞される。
第8図を併せて参照して、連結切換機構26iは、第1
駆動ロッカアーム23iおよび自由ロッカアーム25i
間を連結可能な第1切換ピン51と、自由ロッカアーム
25iおよび第2駆動ロッカアーム24i間を連結可能
な第2切換ピン52と、第1および第2切換ピン51,
52の移動を規制する規制ピン53と、各ピン51〜5
3を連結解除側に付勢する戻しばね54とを備える。
駆動ロッカアーム23iおよび自由ロッカアーム25i
間を連結可能な第1切換ピン51と、自由ロッカアーム
25iおよび第2駆動ロッカアーム24i間を連結可能
な第2切換ピン52と、第1および第2切換ピン51,
52の移動を規制する規制ピン53と、各ピン51〜5
3を連結解除側に付勢する戻しばね54とを備える。
第1駆動ロッカアーム23iには、自由ロッカアーム2
5i側に開放した有底の第1ガイド穴55がロッカシャ
フト22iと平行に穿設されており、円柱状に形成され
た第1切換ピン51が第1ガイド穴55に摺動可能に嵌
合され、第1切換ピン51の一端と第1ガイド穴55の
閉塞端との間に油圧室56が画成される。しかも第1駆
動ロッカアーム23iには油圧室56に連通する通路5
7が穿設され、ロッカシャフト22iには給油路58i
が設けられ、給油路58iは第1駆動ロッカアーム23
iの揺動状態にかかわらず通路57を介して油圧室56
に常時連通する。
5i側に開放した有底の第1ガイド穴55がロッカシャ
フト22iと平行に穿設されており、円柱状に形成され
た第1切換ピン51が第1ガイド穴55に摺動可能に嵌
合され、第1切換ピン51の一端と第1ガイド穴55の
閉塞端との間に油圧室56が画成される。しかも第1駆
動ロッカアーム23iには油圧室56に連通する通路5
7が穿設され、ロッカシャフト22iには給油路58i
が設けられ、給油路58iは第1駆動ロッカアーム23
iの揺動状態にかかわらず通路57を介して油圧室56
に常時連通する。
自由ロッカアーム25iには、第1ガイド穴55に対応
するガイド孔59がロッカシャフト22iと平行にして
両側面間にわたって穿設されており、第1切換ピン51
の他端に一端が当接される第2切換ピン52がガイド孔
59に摺動可能に嵌合される。しかも第2切換ピン52
も円柱状に形成される。
するガイド孔59がロッカシャフト22iと平行にして
両側面間にわたって穿設されており、第1切換ピン51
の他端に一端が当接される第2切換ピン52がガイド孔
59に摺動可能に嵌合される。しかも第2切換ピン52
も円柱状に形成される。
第2駆動ロッカアーム24iには、前記ガイド孔59に
対応する有底の第2ガイド穴60が自由ロッカアーム2
5i側に開放してロッカシャフト22iと平行に穿設さ
れており、第2切換ピン52の他端に当接する有底円筒
状の規制ピン53が第2ガイド穴60に摺動可能に嵌合
される。この規制ピン53は、その開口端を第2ガイド
穴60の閉塞端側に向けて配置されるものであり、その
開口端部で半径方向外方に張出した鍔部53aが第2ガ
イド穴60に摺接する。戻しばね54は、第2ガイド穴
60の閉塞端および規制ピン53の閉塞端間に縮設され
ており、この戻しばね54のばね力により相互に当接し
た前記各ピン51,52,53が油圧室56側に付勢さ
れる。しかも第2ガイド穴60の閉塞端には、空気およ
び油抜き用の解放孔61が穿設される。
対応する有底の第2ガイド穴60が自由ロッカアーム2
5i側に開放してロッカシャフト22iと平行に穿設さ
れており、第2切換ピン52の他端に当接する有底円筒
状の規制ピン53が第2ガイド穴60に摺動可能に嵌合
される。この規制ピン53は、その開口端を第2ガイド
穴60の閉塞端側に向けて配置されるものであり、その
開口端部で半径方向外方に張出した鍔部53aが第2ガ
イド穴60に摺接する。戻しばね54は、第2ガイド穴
60の閉塞端および規制ピン53の閉塞端間に縮設され
ており、この戻しばね54のばね力により相互に当接し
た前記各ピン51,52,53が油圧室56側に付勢さ
れる。しかも第2ガイド穴60の閉塞端には、空気およ
び油抜き用の解放孔61が穿設される。
また第2ガイド穴60の内面には、規制ピン53の鍔部
53aに係合可能な止め輪62が嵌着されており、この
止め輪62により規制ピン53の第2ガイド穴60から
の抜け出しが阻止される。しかも止め輪62の嵌着位置
は、規制ピン53が自由ロッカアーム25iおよび第2
駆動ロッカアーム24i間に対応する位置で第2切換ピ
ン52に当接している状態からさらに自由ロッカアーム
25i側に移動するのを阻止するように設定される。
53aに係合可能な止め輪62が嵌着されており、この
止め輪62により規制ピン53の第2ガイド穴60から
の抜け出しが阻止される。しかも止め輪62の嵌着位置
は、規制ピン53が自由ロッカアーム25iおよび第2
駆動ロッカアーム24i間に対応する位置で第2切換ピ
ン52に当接している状態からさらに自由ロッカアーム
25i側に移動するのを阻止するように設定される。
かかる連結切換機構26iでは、油圧室56の油圧が高
くなることにより、第1切換ピン51がガイド孔59に
嵌合するとともに第2切換ピン52が第2ガイド穴60
に嵌合して、各ロッカアーム23i,25i,24iが
連結される。また油圧室56の油圧が低くなると戻しば
ね54のばね力により第1切換ピン51が第2切換ピン
52との当接面を第1駆動ロッカアーム23iおよび自
由ロッカアーム25i間に対応させる位置まで戻り、第
2切換ピン52が規制ピン53との当接面を自由ロッカ
アーム25iおよび第2駆動ロッカアーム24i間に対
応させる位置まで戻るので各ロッカアーム23i,25
i,24iの連結状態が解除される。
くなることにより、第1切換ピン51がガイド孔59に
嵌合するとともに第2切換ピン52が第2ガイド穴60
に嵌合して、各ロッカアーム23i,25i,24iが
連結される。また油圧室56の油圧が低くなると戻しば
ね54のばね力により第1切換ピン51が第2切換ピン
52との当接面を第1駆動ロッカアーム23iおよび自
由ロッカアーム25i間に対応させる位置まで戻り、第
2切換ピン52が規制ピン53との当接面を自由ロッカ
アーム25iおよび第2駆動ロッカアーム24i間に対
応させる位置まで戻るので各ロッカアーム23i,25
i,24iの連結状態が解除される。
自由ロッカアーム25iには、第1および第2駆動ロッ
カアーム23i,24iにそれぞれ対向する側面に軽量
化のための肉抜きにより凹部120,120がそれぞれ
設けられており、第1および第2駆動ロッカアーム23
i,24iの凹部120に対向する側面には、該凹部1
20内に入り込むスプリングピン121がそれぞれ圧
入、固着される。これらの凹部120,120およびス
プリングピン121,121により自由ロッカアーム2
5iと、第1および第2駆動ロッカアーム23i,24
iとの相対揺動量が規制されるが、低速用カム19i,
29iに摺接している第1および第2駆動ロッカアーム
23i,24iと、高速用カム21iに摺接している自
由ロッカアーム25iとは機関の低速運転状態で相対揺
動するものであり、凹部120,120はその相対揺動
運動を阻害しない程度に形成される。しかも、これらの
凹部120およびスプリングピン121は、メンテナン
ス時に各ロッカアーム23i,24i,25iが無制限
に相対揺動することを阻止し、第1および第2切換ピン
51,52が脱落してしまうこと等を防止する働きをす
る。
カアーム23i,24iにそれぞれ対向する側面に軽量
化のための肉抜きにより凹部120,120がそれぞれ
設けられており、第1および第2駆動ロッカアーム23
i,24iの凹部120に対向する側面には、該凹部1
20内に入り込むスプリングピン121がそれぞれ圧
入、固着される。これらの凹部120,120およびス
プリングピン121,121により自由ロッカアーム2
5iと、第1および第2駆動ロッカアーム23i,24
iとの相対揺動量が規制されるが、低速用カム19i,
29iに摺接している第1および第2駆動ロッカアーム
23i,24iと、高速用カム21iに摺接している自
由ロッカアーム25iとは機関の低速運転状態で相対揺
動するものであり、凹部120,120はその相対揺動
運動を阻害しない程度に形成される。しかも、これらの
凹部120およびスプリングピン121は、メンテナン
ス時に各ロッカアーム23i,24i,25iが無制限
に相対揺動することを阻止し、第1および第2切換ピン
51,52が脱落してしまうこと等を防止する働きをす
る。
次に第9図を参照しながら両動弁装置17i,17eへ
の給油系について説明すると、オイルパン63から油を
汲上げるオイルポンプ64の吐出口には、リリーフ弁6
5、オイルフィルタ66およびオイルクーラ67を介し
てオイルギャラリ68が接続され、このオイルギャラリ
68から各連結切換機構26i,26eに油圧が供給さ
れるとともに、動弁装置17i,17eの各潤滑部に潤
滑油が供給される。
の給油系について説明すると、オイルパン63から油を
汲上げるオイルポンプ64の吐出口には、リリーフ弁6
5、オイルフィルタ66およびオイルクーラ67を介し
てオイルギャラリ68が接続され、このオイルギャラリ
68から各連結切換機構26i,26eに油圧が供給さ
れるとともに、動弁装置17i,17eの各潤滑部に潤
滑油が供給される。
オイルギャラリ68には、その途中に設けたフィルタ7
0を通過した油圧を高、低に切換えて供給するための切
換弁69が接続されており、各ロッカシャフト22i,
22e内の給油路58i,58eは該切換弁69を介し
てオイルギャラリ68に接続される。しかも各カムホル
ダ29,29,30…の上面には両カムシャフト18
i,18eに対応して平行に延びる通路形成部材72
i,72eが、複数のボルト73によりそれぞれ締着さ
れる。しかも各通路形成部材72i,72eには、両端
を閉塞した低速用潤滑路74i,74eと、絞り76
i、76eを介して給油路58i,58eに連通する高
速用潤滑路75i,75eとが、相互に並列してそれぞ
れ設けられる。
0を通過した油圧を高、低に切換えて供給するための切
換弁69が接続されており、各ロッカシャフト22i,
22e内の給油路58i,58eは該切換弁69を介し
てオイルギャラリ68に接続される。しかも各カムホル
ダ29,29,30…の上面には両カムシャフト18
i,18eに対応して平行に延びる通路形成部材72
i,72eが、複数のボルト73によりそれぞれ締着さ
れる。しかも各通路形成部材72i,72eには、両端
を閉塞した低速用潤滑路74i,74eと、絞り76
i、76eを介して給油路58i,58eに連通する高
速用潤滑路75i,75eとが、相互に並列してそれぞ
れ設けられる。
前記フィルタ70よりも上流側でオイルギャラリ68か
ら分岐するとともに途中に絞り79を有する油路77
が、第5図で示すようにシリンダブロック1内を上方に
延びて設けられる。しかも該油路77は、各シリンダ2
の配列方向に沿うほぼ中央部でシリンダブロック1に設
けられる。一方、各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中
央部のカム支持部28には、前記油路77に連通する低
速用油圧供給路78が設けられ、該供給路78は、ボル
ト33を囲繞する環状の通路部78aと、該通路部78
aの上端に連通して両動弁装置17i,17e間の中央
部側に延びる通路部78bと、通路部78bに連通して
上方に延びるとともにカム支持部28の上面に開口する
通路部78cとから成る。
ら分岐するとともに途中に絞り79を有する油路77
が、第5図で示すようにシリンダブロック1内を上方に
延びて設けられる。しかも該油路77は、各シリンダ2
の配列方向に沿うほぼ中央部でシリンダブロック1に設
けられる。一方、各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中
央部のカム支持部28には、前記油路77に連通する低
速用油圧供給路78が設けられ、該供給路78は、ボル
ト33を囲繞する環状の通路部78aと、該通路部78
aの上端に連通して両動弁装置17i,17e間の中央
部側に延びる通路部78bと、通路部78bに連通して
上方に延びるとともにカム支持部28の上面に開口する
通路部78cとから成る。
また各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中央部のカムホ
ルダ30には、低速用油圧供給路78における通路部7
8cの上端に下端を連通させるとともに両動弁装置17
i,17e側に振分けた略Y字状の分岐油路80が設け
られ、この分岐油路80の上端は低速用潤滑路74i,
74eにそれぞれ連通される。すなわち通路形成部材7
2i,72eには、前記分岐油路80を低速用潤滑路7
4i,74eに連通せしめる連通孔81i,81eがそ
れぞれ穿設される。
ルダ30には、低速用油圧供給路78における通路部7
8cの上端に下端を連通させるとともに両動弁装置17
i,17e側に振分けた略Y字状の分岐油路80が設け
られ、この分岐油路80の上端は低速用潤滑路74i,
74eにそれぞれ連通される。すなわち通路形成部材7
2i,72eには、前記分岐油路80を低速用潤滑路7
4i,74eに連通せしめる連通孔81i,81eがそ
れぞれ穿設される。
低速用潤滑路74i,74eは各カム19i,19e,
20i,20e,21i,21eと各ロッカアーム23
i,23e,24i,24e,25i,25eとの摺接
部、ならびにカムシャフト18i,18eのカムジャー
ナル部18i′,18e′に潤滑油を供給するためのも
のである。このため通路形成部材72i,72eの下面
には、低速用カム19i,19e,20i,20eおよ
び高速用カム21i,21eに対応する位置に、低速用
潤滑路74i,74eに連通する潤滑油噴出孔82i,
82eがそれぞれ穿設され、またカムシャフト18i,
18eの各カムジャーナル部18i′,18e′に潤滑
油を供給すべく低速用潤滑路74i,74eに連通する
潤滑油供給路83i,83eが穿設される。
20i,20e,21i,21eと各ロッカアーム23
i,23e,24i,24e,25i,25eとの摺接
部、ならびにカムシャフト18i,18eのカムジャー
ナル部18i′,18e′に潤滑油を供給するためのも
のである。このため通路形成部材72i,72eの下面
には、低速用カム19i,19e,20i,20eおよ
び高速用カム21i,21eに対応する位置に、低速用
潤滑路74i,74eに連通する潤滑油噴出孔82i,
82eがそれぞれ穿設され、またカムシャフト18i,
18eの各カムジャーナル部18i′,18e′に潤滑
油を供給すべく低速用潤滑路74i,74eに連通する
潤滑油供給路83i,83eが穿設される。
また高速用潤滑路75i,75eは、各高速用カム21
i,21eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接
部に潤滑油を供給するためのものであり、通路形成部材
72i,72eの下面には高速用カム21i,21eに
対応する位置で高速用潤滑路75i,75eに連通する
潤滑油噴出孔84i,84eがそれぞれ穿設される。
i,21eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接
部に潤滑油を供給するためのものであり、通路形成部材
72i,72eの下面には高速用カム21i,21eに
対応する位置で高速用潤滑路75i,75eに連通する
潤滑油噴出孔84i,84eがそれぞれ穿設される。
第10図および第11図において、シリンダブロック1
には、各シリンダ2の配列方向に沿う一端寄りで上下に
延びる油路85が、前記油路77とは独立して設けられ
ており、この油路85はフィルタ70(第9図参照)を
介してオイルギャラリ68に連通する。一方、各シリン
ダ2の配列方向に沿う一端側でシリンダヘッド3には、
前記油路85に連通する高速用油圧供給路86が設けら
れ、該供給路86は、油路85の上端に連通してわずか
に上方に延びる通路部86aと、該通路部86aの上端
に連通してシリンダヘッド3のさらに一端側に延びる通
路部86bと、通路部86bに連通して上方に延びる通
路部86cと、該通路部86cの上端に連通するととも
に排気弁側動弁装置17eのロッカシャフト22e側に
延びる通路部86dと、該通路部86dに連通してシリ
ンダヘッド3の一端面に開口する通路部86eとから成
る。
には、各シリンダ2の配列方向に沿う一端寄りで上下に
延びる油路85が、前記油路77とは独立して設けられ
ており、この油路85はフィルタ70(第9図参照)を
介してオイルギャラリ68に連通する。一方、各シリン
ダ2の配列方向に沿う一端側でシリンダヘッド3には、
前記油路85に連通する高速用油圧供給路86が設けら
れ、該供給路86は、油路85の上端に連通してわずか
に上方に延びる通路部86aと、該通路部86aの上端
に連通してシリンダヘッド3のさらに一端側に延びる通
路部86bと、通路部86bに連通して上方に延びる通
路部86cと、該通路部86cの上端に連通するととも
に排気弁側動弁装置17eのロッカシャフト22e側に
延びる通路部86dと、該通路部86dに連通してシリ
ンダヘッド3の一端面に開口する通路部86eとから成
る。
第12図を併せて参照して、シリンダヘッド3におい
て、両ロッカシャフト22i,22eの一方、すなわち
排気側のロッカシャフト22eの一端を支持する部分に
は、ロッカシャフト22e内の給油路58eに通じる給
油口87が、シリンダヘッド3の一端面に開口するよう
にして穿設される。またシリンダヘッド3には、前記給
油口87を吸気側のロッカシャフト22i内の給油路5
8iに連通せしめる連通路88が穿設される。
て、両ロッカシャフト22i,22eの一方、すなわち
排気側のロッカシャフト22eの一端を支持する部分に
は、ロッカシャフト22e内の給油路58eに通じる給
油口87が、シリンダヘッド3の一端面に開口するよう
にして穿設される。またシリンダヘッド3には、前記給
油口87を吸気側のロッカシャフト22i内の給油路5
8iに連通せしめる連通路88が穿設される。
切換弁69は、前記高速用油圧供給路86のシリンダヘ
ッド3の一端面への開口部すなわち通路部86eと、給
油口87との間の連通、遮断を切換えるべくシリンダヘ
ッド3の一端面に取付けられるものであり、前記通路部
86eに通じる入口ポート89と給油口87に通じる出
口ポート90とを有してシリンダヘッド3の一端面に取
付けられるハウジング91内に、給油口87に低油圧を
供給する低油圧供給位置(上方位置)と給油口87に高
油圧を供給する高油圧供給位置(下方位置)との間で移
動可能にしてスプール弁体92が摺動自在に嵌合されて
成る。
ッド3の一端面への開口部すなわち通路部86eと、給
油口87との間の連通、遮断を切換えるべくシリンダヘ
ッド3の一端面に取付けられるものであり、前記通路部
86eに通じる入口ポート89と給油口87に通じる出
口ポート90とを有してシリンダヘッド3の一端面に取
付けられるハウジング91内に、給油口87に低油圧を
供給する低油圧供給位置(上方位置)と給油口87に高
油圧を供給する高油圧供給位置(下方位置)との間で移
動可能にしてスプール弁体92が摺動自在に嵌合されて
成る。
ハウジング91には、上端をキャップ93で閉塞される
シリンダ孔94が穿設されており、スプール弁体92
は、キャップ93との間に作動油圧室95を形成して該
シリンダ孔94に摺動自在に嵌合される。しかもハウジ
ング91の下部とスプール弁体92との間に形成された
ばね室96には、スプール弁体92を上方に向けて付勢
するばね97が収納される。而してスプール弁体92
は、ばね97により上方すなわち低油圧供給位置側に付
勢されるとともに、作動油圧室95に高油圧が供給され
たときには作動油圧室95の油圧力により高油圧供給位
置側へと移動せしめられる。またスプール弁体92に
は、入口ポート89および出口ポート90間を連通可能
な環状凹部98が設けられており、第12図で示すよう
にスプール弁体92が上動しているときには、スプール
弁体92は入口ポート89および出口ポート90間を遮
断する状態にある。
シリンダ孔94が穿設されており、スプール弁体92
は、キャップ93との間に作動油圧室95を形成して該
シリンダ孔94に摺動自在に嵌合される。しかもハウジ
ング91の下部とスプール弁体92との間に形成された
ばね室96には、スプール弁体92を上方に向けて付勢
するばね97が収納される。而してスプール弁体92
は、ばね97により上方すなわち低油圧供給位置側に付
勢されるとともに、作動油圧室95に高油圧が供給され
たときには作動油圧室95の油圧力により高油圧供給位
置側へと移動せしめられる。またスプール弁体92に
は、入口ポート89および出口ポート90間を連通可能
な環状凹部98が設けられており、第12図で示すよう
にスプール弁体92が上動しているときには、スプール
弁体92は入口ポート89および出口ポート90間を遮
断する状態にある。
ハウジング91をシリンダヘッド3の端面に取付けた状
態で、入口ポート89と高速用油圧供給路86の通路部
86eとの間にはオイルフィルタ99が挟持される。ま
たハウジング91には、入口ポート89および出口ポー
ト90間を連通するオリフィス孔101が穿設される。
したがってスプール弁体92が閉じ位置にある状態で
も、入口ポート89および出口ポート90間はオリフィ
ス孔101を介して連通されており、オリフィス孔10
1で絞られた油圧が、出口ポート90から給油口87に
供給される。
態で、入口ポート89と高速用油圧供給路86の通路部
86eとの間にはオイルフィルタ99が挟持される。ま
たハウジング91には、入口ポート89および出口ポー
ト90間を連通するオリフィス孔101が穿設される。
したがってスプール弁体92が閉じ位置にある状態で
も、入口ポート89および出口ポート90間はオリフィ
ス孔101を介して連通されており、オリフィス孔10
1で絞られた油圧が、出口ポート90から給油口87に
供給される。
またハウジング91には、スプール弁体92が閉じ位置
にあるときのみ環状凹部98を介して出口ポート90に
通じるバイパスポート102が穿設され、このバイパス
ポート102はシリンダヘッド3内の上部に連通する。
さらにスプール弁体92には、該スプール弁体92の位
置にかかわらず入口ポート89をばね室96に連通させ
るオリフィス孔103が穿設される。しかもハウジング
91の下部にはばね室96をシリンダヘッド3内に連通
させる透孔104が穿設されており、前記オリフィス孔
103を経てばね室96内に流入した油は透孔104か
らシリンダヘッド3内に戻される。これにより、ばね9
7に付着した塵埃等が油により流されるので、前記塵埃
等がばね97の伸縮作動に悪影響を及ぼすことが回避さ
れる。
にあるときのみ環状凹部98を介して出口ポート90に
通じるバイパスポート102が穿設され、このバイパス
ポート102はシリンダヘッド3内の上部に連通する。
さらにスプール弁体92には、該スプール弁体92の位
置にかかわらず入口ポート89をばね室96に連通させ
るオリフィス孔103が穿設される。しかもハウジング
91の下部にはばね室96をシリンダヘッド3内に連通
させる透孔104が穿設されており、前記オリフィス孔
103を経てばね室96内に流入した油は透孔104か
らシリンダヘッド3内に戻される。これにより、ばね9
7に付着した塵埃等が油により流されるので、前記塵埃
等がばね97の伸縮作動に悪影響を及ぼすことが回避さ
れる。
ハウジング91には、入口ポート89に常時連通する管
路105が接続されており、この管路105はソレノイ
ド弁106を介して管路107に接続される。しかも管
路107は、キャップ93に穿設した接続孔108に接
続される。
路105が接続されており、この管路105はソレノイ
ド弁106を介して管路107に接続される。しかも管
路107は、キャップ93に穿設した接続孔108に接
続される。
またハウジング91には、前記管路107に連通するリ
ークジェット109が穿設されており、このリークジェ
ット109はシリンダヘッド3内の上部に通じる。
ークジェット109が穿設されており、このリークジェ
ット109はシリンダヘッド3内の上部に通じる。
ところで、切換弁69のスプール弁体92を低油圧供給
位置から高油圧供給位置へと移動させるべくソレノイド
弁106を開弁作動せしめると、高速用油圧供給路86
内の作動油が瞬時に給油路58i,58eに流入する。
このため切換弁69の直前の高油圧供給路86で一時的
な油圧低下が生じるおそれがあり、そのような一時的な
油圧低下を回避するために、切換弁69の直前位置で高
油圧供給路86の途中に充分な容量を有する部分を設
け、その部分で蓄圧室効果を発揮させる。すなわち第1
0図を再び参照して、シリンダヘッド3にほぼ水平に穿
設されている通路部86dは、上下に延びる通路部86
cに通じる拡径部分86d1と、該拡径部分86d1に段
差を介して連なる小径部分86d2とから成り、拡径部
分86d1が充分な容量を有するように形成される。ま
た小径部分86d2の横断面積は通路部86cの横断面
積よりも大きく設定される。
位置から高油圧供給位置へと移動させるべくソレノイド
弁106を開弁作動せしめると、高速用油圧供給路86
内の作動油が瞬時に給油路58i,58eに流入する。
このため切換弁69の直前の高油圧供給路86で一時的
な油圧低下が生じるおそれがあり、そのような一時的な
油圧低下を回避するために、切換弁69の直前位置で高
油圧供給路86の途中に充分な容量を有する部分を設
け、その部分で蓄圧室効果を発揮させる。すなわち第1
0図を再び参照して、シリンダヘッド3にほぼ水平に穿
設されている通路部86dは、上下に延びる通路部86
cに通じる拡径部分86d1と、該拡径部分86d1に段
差を介して連なる小径部分86d2とから成り、拡径部
分86d1が充分な容量を有するように形成される。ま
た小径部分86d2の横断面積は通路部86cの横断面
積よりも大きく設定される。
さらにハウジング91には、出口ポート90すなわち給
油路58i,58eの油圧を検出するための圧力検出器
110が取付けられ、この圧力検出器110は、切換弁
69が正常に作動しているか否かを検出する働きをす
る。
油路58i,58eの油圧を検出するための圧力検出器
110が取付けられ、この圧力検出器110は、切換弁
69が正常に作動しているか否かを検出する働きをす
る。
第13図において、シリンダヘッド3の他端側すなわち
前記切換弁69の取付け位置とは反対側で、通路形成部
材72i,72eの端部には、高速用潤滑路75i,7
5eに通じる連通孔111i,111eが下方に開口し
て穿設され、カムホルダ29の上面には、通路形成部材
72i,72eとの間で前記連通孔111i,111e
に通じる通路112i,112eを形成すべく一対の溝
が設けられる。またロッカシャフト22i,22eの端
部には給油路58i,58eに通じる連通孔113i,
113eが穿設され、これらの連通孔113i,113
eに連通してシリンダヘッド3に穿設された通路114
i,114eと、前記通路112i,112eとは、カ
ムホルダ29に穿設された絞り76i,76eを介して
連通する。したがって給油路58i,58eに給油され
た油は、絞り76i,76eを介して高速用潤滑路75
i,75eに供給されることになる。
前記切換弁69の取付け位置とは反対側で、通路形成部
材72i,72eの端部には、高速用潤滑路75i,7
5eに通じる連通孔111i,111eが下方に開口し
て穿設され、カムホルダ29の上面には、通路形成部材
72i,72eとの間で前記連通孔111i,111e
に通じる通路112i,112eを形成すべく一対の溝
が設けられる。またロッカシャフト22i,22eの端
部には給油路58i,58eに通じる連通孔113i,
113eが穿設され、これらの連通孔113i,113
eに連通してシリンダヘッド3に穿設された通路114
i,114eと、前記通路112i,112eとは、カ
ムホルダ29に穿設された絞り76i,76eを介して
連通する。したがって給油路58i,58eに給油され
た油は、絞り76i,76eを介して高速用潤滑路75
i,75eに供給されることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、低速用潤滑
路74i,74eには、各連結切換機構26i,26e
とは独立した油路77、低速用油圧供給路78および分
岐油路80を介して潤滑油が供給されるので、切換弁6
9により油圧を制御して各連結切換機構26i,26e
を作動せしめても、それとは無関係に常時一定の油圧を
供給することができ、したがって低速用カム19i,1
9e,20i,20eと各駆動ロッカアーム23i,2
3e,24i,24eとの摺接部、高速用カム21i,
21eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部、
ならびにカムシャフト18i,18eのカムジャーナル
部18i′,18e′に安定した圧力で潤滑油を供給す
ることができる。
路74i,74eには、各連結切換機構26i,26e
とは独立した油路77、低速用油圧供給路78および分
岐油路80を介して潤滑油が供給されるので、切換弁6
9により油圧を制御して各連結切換機構26i,26e
を作動せしめても、それとは無関係に常時一定の油圧を
供給することができ、したがって低速用カム19i,1
9e,20i,20eと各駆動ロッカアーム23i,2
3e,24i,24eとの摺接部、高速用カム21i,
21eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部、
ならびにカムシャフト18i,18eのカムジャーナル
部18i′,18e′に安定した圧力で潤滑油を供給す
ることができる。
しかも油路77、低速用油圧供給路78および分岐油路
80は、各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中央部に配
設されるので、各潤滑油噴出孔82i,82eおよび各
潤滑油供給路83i,83eまでの潤滑油の流通圧力損
失をほぼ一定にして潤滑油量をほぼ均等にすることがで
きる。
80は、各シリンダ2の配列方向に沿うほぼ中央部に配
設されるので、各潤滑油噴出孔82i,82eおよび各
潤滑油供給路83i,83eまでの潤滑油の流通圧力損
失をほぼ一定にして潤滑油量をほぼ均等にすることがで
きる。
各連結切換機構26i,26eを切換作動させて、各吸
気弁10iおよび各排気弁10eを高速作動態様とする
ときには、ソレノイド弁106を開弁させる。それによ
り作動油圧室95に油圧が供給され、作動油圧室95の
油圧による油圧力でスプール弁体92が開弁作動して、
給油路58i,58eに油圧が供給され、油圧室56に
油圧が供給されることにより各連結切換機構26i,2
6eが連結作動して、吸気弁10iおよび排気弁10e
が高速作動態様で開閉作動する。
気弁10iおよび各排気弁10eを高速作動態様とする
ときには、ソレノイド弁106を開弁させる。それによ
り作動油圧室95に油圧が供給され、作動油圧室95の
油圧による油圧力でスプール弁体92が開弁作動して、
給油路58i,58eに油圧が供給され、油圧室56に
油圧が供給されることにより各連結切換機構26i,2
6eが連結作動して、吸気弁10iおよび排気弁10e
が高速作動態様で開閉作動する。
この際、高速用油圧供給路86から給油路58i,58
eに比較的大量の作動油が供給されるが、通路部86d
の拡径部分86d1が充分な容積を有することから給油
路58i,58eへの供給油圧に脈動が生じることを防
止しながら円滑に油圧を供給することができる。しかも
通路部86cから拡径部分86d1への作動油の流通時
に、作動油が膨張してエアを生じる可能性があるが、拡
径部分86d1および小径部分86d2の連結部に段差部
を形成していることにより、エアが切換弁69側に流れ
ることを極力回避し、切換弁69でエア噛みが生じるこ
とを回避することができる。
eに比較的大量の作動油が供給されるが、通路部86d
の拡径部分86d1が充分な容積を有することから給油
路58i,58eへの供給油圧に脈動が生じることを防
止しながら円滑に油圧を供給することができる。しかも
通路部86cから拡径部分86d1への作動油の流通時
に、作動油が膨張してエアを生じる可能性があるが、拡
径部分86d1および小径部分86d2の連結部に段差部
を形成していることにより、エアが切換弁69側に流れ
ることを極力回避し、切換弁69でエア噛みが生じるこ
とを回避することができる。
この高速作動態様状態で、高速用潤滑路75iに供給さ
れた潤滑油は潤滑油噴出孔84i,84eから噴出さ
れ、特に面圧が大きくなる高速用カム21i,21eと
自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部の潤滑を充
分に行なうことができる。
れた潤滑油は潤滑油噴出孔84i,84eから噴出さ
れ、特に面圧が大きくなる高速用カム21i,21eと
自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部の潤滑を充
分に行なうことができる。
ところで、切換弁69を切換作動せしめて低速作動態様
から高速作動態様へと切換えたときには、絞り76i,
76eにより高速用潤滑路75i,75eの油圧が増大
するまでに多少のタイムラグがあり、潤滑油噴出孔84
i,84eから潤滑油が噴出するまでに多少の時間遅れ
がある。しかるに、低速用潤滑路74i,74eに通じ
る潤滑油噴出孔82i,82eは高速用カム21i,2
1eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部に対
応する位置にも配設されているので、上述のように多少
の時間遅れがあっても、高速用カム21i,21eおよ
び自由ロッカアーム25i,25eの摺接部で潤滑油が
不足することはない。また連結切換機構26i,26e
における各ピン51,52,53がロックしたままで切
換弁69を閉弁して低速作動態様とする状態が生じたと
きには、高速用カム21i,21eおよび自由ロッカア
ーム25i,25eの摺接部の面圧が高速作動態様時と
同様に高くなるが、このときにも低速用潤滑路74i,
74eに通じる潤滑油噴出孔82i,82eから高速用
カム21i,21eおよび自由ロッカアーム25i,2
5eの摺接部に潤滑油が噴出されるので、充分な潤滑を
行なうことができる。
から高速作動態様へと切換えたときには、絞り76i,
76eにより高速用潤滑路75i,75eの油圧が増大
するまでに多少のタイムラグがあり、潤滑油噴出孔84
i,84eから潤滑油が噴出するまでに多少の時間遅れ
がある。しかるに、低速用潤滑路74i,74eに通じ
る潤滑油噴出孔82i,82eは高速用カム21i,2
1eと自由ロッカアーム25i,25eとの摺接部に対
応する位置にも配設されているので、上述のように多少
の時間遅れがあっても、高速用カム21i,21eおよ
び自由ロッカアーム25i,25eの摺接部で潤滑油が
不足することはない。また連結切換機構26i,26e
における各ピン51,52,53がロックしたままで切
換弁69を閉弁して低速作動態様とする状態が生じたと
きには、高速用カム21i,21eおよび自由ロッカア
ーム25i,25eの摺接部の面圧が高速作動態様時と
同様に高くなるが、このときにも低速用潤滑路74i,
74eに通じる潤滑油噴出孔82i,82eから高速用
カム21i,21eおよび自由ロッカアーム25i,2
5eの摺接部に潤滑油が噴出されるので、充分な潤滑を
行なうことができる。
ところで連結切換機構26iによる連結作動時に、各ロ
ッカアーム23i,24i,25iの製作公差により第
1ガイド穴55、ガイド孔59および第2ガイド穴60
の軸線が完全に一致しないことがある。しかるに自由ロ
ッカアーム25iが高速用カム21iのベース円部に摺
接しているときには、弾発付勢手段124iにおける第
2ばね128は自由長の状態にあり、押圧ピストン12
6およびリテーナ129間には間隙がある。したがって
ばね定数を比較的小さく設定された第1ばね127を収
縮しながら自由ロッカアーム25iをわずかに揺動させ
ることが可能であり、第1切換ピン51の先端で自由ロ
ッカアーム25iをわずかに押下げたり、押上げたりし
て軸線を完全に一致させることができる。
ッカアーム23i,24i,25iの製作公差により第
1ガイド穴55、ガイド孔59および第2ガイド穴60
の軸線が完全に一致しないことがある。しかるに自由ロ
ッカアーム25iが高速用カム21iのベース円部に摺
接しているときには、弾発付勢手段124iにおける第
2ばね128は自由長の状態にあり、押圧ピストン12
6およびリテーナ129間には間隙がある。したがって
ばね定数を比較的小さく設定された第1ばね127を収
縮しながら自由ロッカアーム25iをわずかに揺動させ
ることが可能であり、第1切換ピン51の先端で自由ロ
ッカアーム25iをわずかに押下げたり、押上げたりし
て軸線を完全に一致させることができる。
さらに高速作動態様では、自由ロッカアーム25iによ
り両吸気弁10iが開閉駆動されるので、自由ロッカア
ーム25iを高速用カム21iに確実に摺接させること
が必要であり、弾発付勢手段124iは比較的強いばね
力で自由ロッカアーム25iをカムシャフト18i側に
押圧する必要がある。而して高速用カム21iの高位部
が自由ロッカアーム25iに摺接しているときには、ば
ね定数を比較的小さくしている第1ばね127が押圧ピ
ストン126をリテーナ129に当接させるまで収縮し
ており、押圧ピストン126はばね定数を比較的大きく
した第2ばね128によりカムシャフト18i側に付勢
される。したがって自由ロッカアーム25iは、比較的
大きなばね力で高速用カム21iに摺接されることにな
り、高リフト荷重を得ることができる。
り両吸気弁10iが開閉駆動されるので、自由ロッカア
ーム25iを高速用カム21iに確実に摺接させること
が必要であり、弾発付勢手段124iは比較的強いばね
力で自由ロッカアーム25iをカムシャフト18i側に
押圧する必要がある。而して高速用カム21iの高位部
が自由ロッカアーム25iに摺接しているときには、ば
ね定数を比較的小さくしている第1ばね127が押圧ピ
ストン126をリテーナ129に当接させるまで収縮し
ており、押圧ピストン126はばね定数を比較的大きく
した第2ばね128によりカムシャフト18i側に付勢
される。したがって自由ロッカアーム25iは、比較的
大きなばね力で高速用カム21iに摺接されることにな
り、高リフト荷重を得ることができる。
吸気弁10iおよび排気弁10eの開閉作動態様を高速
作動態様から低速作動態様へと切換えるときには、ソレ
ノイド弁106を閉弁する。このソレノイド弁106の
閉弁時には、管路107内の油圧がリークジェット10
9から逃がされて作動油圧室95の油圧が速やかに解放
され、それに応じて切換弁69が速やかに閉弁する。し
かも切換弁69が閉弁状態となると、給油路58i,5
8e内の油圧がバイパスポート102によりシリンダヘ
ッド3内に逃がされるので、給油路58i,58eすな
わち各連結切換機構26i,26eにおける油圧室56
の油圧が速やかに低油圧となり、高速作動態様から低速
作動態様への切換応答性が向上する。
作動態様から低速作動態様へと切換えるときには、ソレ
ノイド弁106を閉弁する。このソレノイド弁106の
閉弁時には、管路107内の油圧がリークジェット10
9から逃がされて作動油圧室95の油圧が速やかに解放
され、それに応じて切換弁69が速やかに閉弁する。し
かも切換弁69が閉弁状態となると、給油路58i,5
8e内の油圧がバイパスポート102によりシリンダヘ
ッド3内に逃がされるので、給油路58i,58eすな
わち各連結切換機構26i,26eにおける油圧室56
の油圧が速やかに低油圧となり、高速作動態様から低速
作動態様への切換応答性が向上する。
ところで、弾発付勢手段124iでは、機関の高速作動
態様および低速作動態様にかかわらず自由ロッカアーム
25iが高速用カム21iによって揺動作動せしめられ
るのに応じて、押圧ピストン126がガイド部材125
内を往復摺動する。この押圧ピストン126の往復摺動
に応じて油室132の容積も膨張、収縮を繰り返し、収
縮時に油室132内の潤滑油が噴出孔133,133か
ら噴出される。しかも噴出孔133,133の噴出方向
は、連結切換機構26iが配設される部分で第1および
第2駆動ロッカアーム23i,24iと、自由ロッカア
ーム25iとの間にそれぞれ向けられているので、噴出
される潤滑油は連結切換機構26iに供給されることに
なる。したがって連結切換機構26iに潤滑油を供給す
るための油路を特に設けなくとも連結切換機構26iの
潤滑が可能となる。
態様および低速作動態様にかかわらず自由ロッカアーム
25iが高速用カム21iによって揺動作動せしめられ
るのに応じて、押圧ピストン126がガイド部材125
内を往復摺動する。この押圧ピストン126の往復摺動
に応じて油室132の容積も膨張、収縮を繰り返し、収
縮時に油室132内の潤滑油が噴出孔133,133か
ら噴出される。しかも噴出孔133,133の噴出方向
は、連結切換機構26iが配設される部分で第1および
第2駆動ロッカアーム23i,24iと、自由ロッカア
ーム25iとの間にそれぞれ向けられているので、噴出
される潤滑油は連結切換機構26iに供給されることに
なる。したがって連結切換機構26iに潤滑油を供給す
るための油路を特に設けなくとも連結切換機構26iの
潤滑が可能となる。
さらに、弾発付勢手段124iの潤滑油導入路134に
向けて中央ブロック36の基部36aが傾斜面に形成さ
れているので、中央ブロック36の基部36a付近に落
下してきた潤滑油を効率よく集めて油室132に供給す
ることができる。また潤滑油導入孔135は、最上限位
置にある押圧ピストン126の下端縁と、最下限位置に
ある押圧ピストン126の下端縁との間でガイド部材1
25に穿設されるので、油室132への潤滑油導入およ
び遮断を効率よく行ない、噴出孔133,133からの
潤滑油噴出を効果的に行なうことができる。
向けて中央ブロック36の基部36aが傾斜面に形成さ
れているので、中央ブロック36の基部36a付近に落
下してきた潤滑油を効率よく集めて油室132に供給す
ることができる。また潤滑油導入孔135は、最上限位
置にある押圧ピストン126の下端縁と、最下限位置に
ある押圧ピストン126の下端縁との間でガイド部材1
25に穿設されるので、油室132への潤滑油導入およ
び遮断を効率よく行ない、噴出孔133,133からの
潤滑油噴出を効果的に行なうことができる。
また低速用油圧供給路78および高速用油圧供給路86
は、シリンダヘッド3にそれぞれ1本ずつ設ければよい
ので、シリンダヘッド3の加工が極めて容易となる。し
かも切換弁69は、シリンダヘッド3の一端面に取付け
られるので、取付け構造が簡単となる。さらに給油路5
8i,58eを、連結切換機構26i,26eへの給
油、ならびに高速用潤滑路75i,75eへの給油に共
用しているので、給油用管路を別に設けたり、シリンダ
ヘッド3に給油用通路を別に設けたりすることが不要で
あり、部品点数の増大および加工工数の増大を回避しな
がら効率的に給油することができる。
は、シリンダヘッド3にそれぞれ1本ずつ設ければよい
ので、シリンダヘッド3の加工が極めて容易となる。し
かも切換弁69は、シリンダヘッド3の一端面に取付け
られるので、取付け構造が簡単となる。さらに給油路5
8i,58eを、連結切換機構26i,26eへの給
油、ならびに高速用潤滑路75i,75eへの給油に共
用しているので、給油用管路を別に設けたり、シリンダ
ヘッド3に給油用通路を別に設けたりすることが不要で
あり、部品点数の増大および加工工数の増大を回避しな
がら効率的に給油することができる。
C.考案の効果 以上のように本考案の第1の特徴によれば、弾発付勢手
段は、閉塞端をシリンダヘッド側にして該シリンダヘッ
ドに嵌合される有底円筒状のガイド部材と、先端部を自
由ロッカアームに当接可能にしてガイド部材に摺動可能
に嵌合されるとともに前記先端部に開口する噴出孔が穿
設される押圧ピストンと、該押圧ピストンを自由ロッカ
アームに当接する方向に弾発付勢すべく押圧ピストンお
よびガイド部材間に介装されるばねとを備え、シリンダ
ヘッドには、潤滑油を導くべくシリンダヘッド上面に開
口した潤滑油導入路が設けられ、ガイド部材には、該潤
滑油導入路に連通するとともに押圧ピストンにより閉塞
可能な潤滑油導入孔が穿設されるので、自由ロッカアー
ムの作動に応じた押圧ピストンの作動により、潤滑油導
入路および潤滑油導入孔を経て押圧ピストンおよびガイ
ド部材間に導入されていた潤滑油を噴出孔から噴出する
ことができ、動弁装置において弾発付勢手段以外の部分
に向けての潤滑油噴出を可能とし、動弁装置全体に供給
すべき潤滑油量の低減に寄与することができる。
段は、閉塞端をシリンダヘッド側にして該シリンダヘッ
ドに嵌合される有底円筒状のガイド部材と、先端部を自
由ロッカアームに当接可能にしてガイド部材に摺動可能
に嵌合されるとともに前記先端部に開口する噴出孔が穿
設される押圧ピストンと、該押圧ピストンを自由ロッカ
アームに当接する方向に弾発付勢すべく押圧ピストンお
よびガイド部材間に介装されるばねとを備え、シリンダ
ヘッドには、潤滑油を導くべくシリンダヘッド上面に開
口した潤滑油導入路が設けられ、ガイド部材には、該潤
滑油導入路に連通するとともに押圧ピストンにより閉塞
可能な潤滑油導入孔が穿設されるので、自由ロッカアー
ムの作動に応じた押圧ピストンの作動により、潤滑油導
入路および潤滑油導入孔を経て押圧ピストンおよびガイ
ド部材間に導入されていた潤滑油を噴出孔から噴出する
ことができ、動弁装置において弾発付勢手段以外の部分
に向けての潤滑油噴出を可能とし、動弁装置全体に供給
すべき潤滑油量の低減に寄与することができる。
また本考案の第2の特徴によれば、弾発付勢手段におい
て、押圧ピストンの先端部に開口する噴出孔の噴出方向
は、連結切換機構が設けられる位置で駆動ロッカアーム
および自由ロッカアーム間に向けて設定されるので、連
結切換機構に向けて潤滑油を供給することが可能とな
る。
て、押圧ピストンの先端部に開口する噴出孔の噴出方向
は、連結切換機構が設けられる位置で駆動ロッカアーム
および自由ロッカアーム間に向けて設定されるので、連
結切換機構に向けて潤滑油を供給することが可能とな
る。
また本考案の第3の特徴によれば、潤滑油導入路のシリ
ンダヘッド上面への開口部付近で、シリンダヘッドの上
面は該開口部に向けて下方に傾斜すべく形成されるの
で、シリンダヘッド上面に落下した潤滑油を、潤滑油導
入路に効率よく導くことができる。
ンダヘッド上面への開口部付近で、シリンダヘッドの上
面は該開口部に向けて下方に傾斜すべく形成されるの
で、シリンダヘッド上面に落下した潤滑油を、潤滑油導
入路に効率よく導くことができる。
さらに本考案の第4の特徴によれば、潤滑油導入孔は、
最上限位置にある押圧ピストンの下端縁と、最下限位置
にある押圧ピストンの下端縁との間でガイド部材に穿設
されるので、押圧ピストンのガイド部材内での往復摺動
により潤滑油導入孔を開閉し、潤滑油を効率よく加圧し
て噴出孔から噴出することが可能となる。
最上限位置にある押圧ピストンの下端縁と、最下限位置
にある押圧ピストンの下端縁との間でガイド部材に穿設
されるので、押圧ピストンのガイド部材内での往復摺動
により潤滑油導入孔を開閉し、潤滑油を効率よく加圧し
て噴出孔から噴出することが可能となる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は内燃機
関の要部縦断面図であって第2図のI−I線断面図、第
2図は第1図のII−II線矢視図、第3図は第2図のIII
−III線断面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第
5図は第2図のV−V線断面図、第6図は弾発付勢手段
の拡大縦断面図、第6A図は第6図のVIA−VIA線視
図、第7図は第6図のVII−VII線断面図、第8図は第1
図のVIII−VIII線拡大断面図、第9図は給油系統を示す
図、第10図は第2図のX−X線矢視図、第11図は第
10図のXI−XI線断面図、第12図は第10図のXII−X
II線に沿う切換弁閉弁時の拡大断面図、第13図は第2
図のXIII−XIII線断面図である。 3……シリンダヘッド、10i……機関弁としての吸気
弁、10e……機関弁としての排気弁、17i,17e
……動弁装置、18i,18e……カムシャフト、23
i,23e,24i,24e……駆動ロッカアーム、2
5i,25e……自由ロッカアーム、26i,26e…
…連結切換機構、51,52……切換ピン、124i,
124e……弾発付勢手段、125……ガイド部材、1
26……押圧ピストン、126a……先端部、127,
128……ばね、133……噴出孔、134……潤滑油
導入路、135……潤滑油導入孔
関の要部縦断面図であって第2図のI−I線断面図、第
2図は第1図のII−II線矢視図、第3図は第2図のIII
−III線断面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第
5図は第2図のV−V線断面図、第6図は弾発付勢手段
の拡大縦断面図、第6A図は第6図のVIA−VIA線視
図、第7図は第6図のVII−VII線断面図、第8図は第1
図のVIII−VIII線拡大断面図、第9図は給油系統を示す
図、第10図は第2図のX−X線矢視図、第11図は第
10図のXI−XI線断面図、第12図は第10図のXII−X
II線に沿う切換弁閉弁時の拡大断面図、第13図は第2
図のXIII−XIII線断面図である。 3……シリンダヘッド、10i……機関弁としての吸気
弁、10e……機関弁としての排気弁、17i,17e
……動弁装置、18i,18e……カムシャフト、23
i,23e,24i,24e……駆動ロッカアーム、2
5i,25e……自由ロッカアーム、26i,26e…
…連結切換機構、51,52……切換ピン、124i,
124e……弾発付勢手段、125……ガイド部材、1
26……押圧ピストン、126a……先端部、127,
128……ばね、133……噴出孔、134……潤滑油
導入路、135……潤滑油導入孔
Claims (4)
- 【請求項1】機関弁に連動、連結された駆動ロッカアー
ムと、機関弁に対して自由となり得る自由ロッカアーム
とが、カムシャフトの回転に応じて相互に異なる態様で
作動可能にして隣接配置され、各ロッカアーム間には、
隣接ロッカアームを連結する位置および連結を解除する
位置間で移動可能な切換ピンを有する連結切換機構が設
けられ、前記自由ロッカアームとシリンダヘッドとの間
には、自由ロッカアームをカムシャフト側に弾発的に押
圧する弾発付勢手段が介装される内燃機関の動弁装置に
おいて、弾発付勢手段は、閉塞端をシリンダヘッド側に
して該シリンダヘッドに嵌合される有底円筒状のガイド
部材と、先端部を自由ロッカアームに当接可能にしてガ
イド部材に摺動可能に嵌合されるとともに前記先端部に
開口する噴出孔が穿設される押圧ピストンと、該押圧ピ
ストンを自由ロッカアームに当接する方向に弾発付勢す
べく押圧ピストンおよびガイド部材間に介装されるばね
とを備え、シリンダヘッドには、潤滑油を導くべくシリ
ンダヘッド上面に開口した潤滑油導入路が設けられ、ガ
イド部材には、該潤滑油導入路に連通するとともに押圧
ピストンにより閉塞可能な潤滑油導入孔が穿設されるこ
とを特徴とする内燃機関の動弁装置。 - 【請求項2】弾発付勢手段において、押圧ピストンの先
端部に開口する噴出孔の噴出方向は、連結切換機構が設
けられる位置で駆動ロッカアームおよび自由ロッカアー
ム間に向けて設定されることを特徴とする第(1)項記載
の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項3】潤滑油導入路のシリンダヘッド上面への開
口部付近で、シリンダヘッドの上面は該開口部に向けて
下方に傾斜すべく形成されることを特徴とする第(1)項
記載の内燃機関の動弁装置。 - 【請求項4】潤滑油導入孔は、最上限位置にある押圧ピ
ストンの下端縁と、最下限位置にある押圧ピストンの下
端縁との間でガイド部材に穿設されることを特徴とする
第(1)項記載の内燃機関の動弁装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14510888U JPH066163Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 内燃機関の動弁装置 |
| US07/276,403 US4883027A (en) | 1987-11-25 | 1988-11-23 | Valve operating system for internal combustion engines |
| CA000584027A CA1324296C (en) | 1987-11-25 | 1988-11-24 | Valve operating system for internal combustion engines |
| EP88311160A EP0318303B1 (en) | 1987-11-25 | 1988-11-25 | Valve operating system for internal combustion engines |
| DE8888311160T DE3870166D1 (de) | 1987-11-25 | 1988-11-25 | Ventilsteuervorrichtung fuer brennkraftmaschinen. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14510888U JPH066163Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 | 内燃機関の動弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0264705U JPH0264705U (ja) | 1990-05-15 |
| JPH066163Y2 true JPH066163Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=31413411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14510888U Expired - Lifetime JPH066163Y2 (ja) | 1987-11-25 | 1988-11-07 | 内燃機関の動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066163Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009281170A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Nittan Valve Co Ltd | 油圧式ラッシュアジャスタ |
| JP2016211423A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | アイシン精機株式会社 | 内燃機関の給油構造 |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP14510888U patent/JPH066163Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0264705U (ja) | 1990-05-15 |
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