JPH0661753A - 高効率化低障害電力増幅器 - Google Patents
高効率化低障害電力増幅器Info
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- JPH0661753A JPH0661753A JP4255308A JP25530892A JPH0661753A JP H0661753 A JPH0661753 A JP H0661753A JP 4255308 A JP4255308 A JP 4255308A JP 25530892 A JP25530892 A JP 25530892A JP H0661753 A JPH0661753 A JP H0661753A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】AB級電力増幅器とD級電力増幅器を組合せた
ハイブリットD級電力増幅器において、雑音防止のため
D級増幅器に接続されるLCフィルタの高周波減衰特性
の向上に起因する電力効率の低下を改善する。 【構成】従来のハイブリットD級増幅器のD級増幅系に
電圧補正回路が挿入される。この回路は、入力信号の変
化速度に応じて検出信号を発生する速度検出部と、この
検出信号の値からD級増幅部出力に発生する歪電圧を推
定し、この歪電圧による出力電圧不足を補うようにAB
級増幅器終段への供給電圧を動的に増加させる電圧変更
部とを備えている。高減衰形LCフィルタを備えたD級
増幅器の出力にはリンギング歪電圧等が発生するが、こ
の歪電圧が増大したときのみ前記電圧補正回路によりA
B級増幅器に供給する電圧を増加させてこの歪を排除
し、AB級増幅器で発生する電力損失を節減して時間平
均した電力効率を改善する。
ハイブリットD級電力増幅器において、雑音防止のため
D級増幅器に接続されるLCフィルタの高周波減衰特性
の向上に起因する電力効率の低下を改善する。 【構成】従来のハイブリットD級増幅器のD級増幅系に
電圧補正回路が挿入される。この回路は、入力信号の変
化速度に応じて検出信号を発生する速度検出部と、この
検出信号の値からD級増幅部出力に発生する歪電圧を推
定し、この歪電圧による出力電圧不足を補うようにAB
級増幅器終段への供給電圧を動的に増加させる電圧変更
部とを備えている。高減衰形LCフィルタを備えたD級
増幅器の出力にはリンギング歪電圧等が発生するが、こ
の歪電圧が増大したときのみ前記電圧補正回路によりA
B級増幅器に供給する電圧を増加させてこの歪を排除
し、AB級増幅器で発生する電力損失を節減して時間平
均した電力効率を改善する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射雑音電波による障
害を与えることなしに音声等の電気信号電力を高効率増
幅する電力増幅器に関する。
害を与えることなしに音声等の電気信号電力を高効率増
幅する電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】音声信号や低周波制御信号等の電力を高
い電力効率(または電源効率)で増幅する増幅器として
特許公開公報昭和56年第114407号、同昭和56
年第162515号等によるハイブリットD級増幅器が
知られている。この増幅器は、入力信号を低歪率で増幅
するAB級増幅系と、入力信号の整流波の電力を高効率
に増幅し出力を前記AB級増幅系に供給するD級増幅系
から構成されている。そのAB級増幅系終段トランジス
タ群の電力損失を少なく出来れば、AB級増幅器と同程
度に低い歪率でD級増幅器に準ずる高い電力効率が得ら
れる。この電力損失は、主として活性状態にある終段ト
ランジスタ群の陽極・陰極間電圧と負荷電流との積に比
例するため、この電圧を低く保つことが要求される。
い電力効率(または電源効率)で増幅する増幅器として
特許公開公報昭和56年第114407号、同昭和56
年第162515号等によるハイブリットD級増幅器が
知られている。この増幅器は、入力信号を低歪率で増幅
するAB級増幅系と、入力信号の整流波の電力を高効率
に増幅し出力を前記AB級増幅系に供給するD級増幅系
から構成されている。そのAB級増幅系終段トランジス
タ群の電力損失を少なく出来れば、AB級増幅器と同程
度に低い歪率でD級増幅器に準ずる高い電力効率が得ら
れる。この電力損失は、主として活性状態にある終段ト
ランジスタ群の陽極・陰極間電圧と負荷電流との積に比
例するため、この電圧を低く保つことが要求される。
【0003】しかし、終段トランジスタ群を活性化する
ためには、バイポーラ形トランジスタの場合、各々に最
低0.2V程度のコレクタ・エミッタ間電圧を必要とす
る。また、D級増幅系からの供給電圧に歪電圧が含まれ
る場合には、活性化電圧が不足するため、前記最低電圧
に歪電圧を加算した値に相当する電圧を前もって終段ト
ランジスタ群に印加しておき活性状態を維持させる必要
がある。この電圧は、エミッタ保護抵抗を用いない通常
の場合、D級増幅系からの電力供給電圧とAB級増幅系
出力信号電圧との差電圧に一致する。よって、この電圧
を、以下、終段差電圧と記する。従来のハイブリットD
級増幅器は、終段差電圧がD級増幅系で発生する歪電圧
の最大値に対処できるような一定値に定められていた。
したがって、歪電圧の最大値が増幅器の電力効率に大き
く影響した。
ためには、バイポーラ形トランジスタの場合、各々に最
低0.2V程度のコレクタ・エミッタ間電圧を必要とす
る。また、D級増幅系からの供給電圧に歪電圧が含まれ
る場合には、活性化電圧が不足するため、前記最低電圧
に歪電圧を加算した値に相当する電圧を前もって終段ト
ランジスタ群に印加しておき活性状態を維持させる必要
がある。この電圧は、エミッタ保護抵抗を用いない通常
の場合、D級増幅系からの電力供給電圧とAB級増幅系
出力信号電圧との差電圧に一致する。よって、この電圧
を、以下、終段差電圧と記する。従来のハイブリットD
級増幅器は、終段差電圧がD級増幅系で発生する歪電圧
の最大値に対処できるような一定値に定められていた。
したがって、歪電圧の最大値が増幅器の電力効率に大き
く影響した。
【0004】一方、ハイブリットD級増幅器のD級増幅
部は、入力信号の整流波で高周波パルスの幅を変調し、
その二値信号をトランジスタで高効率に増幅し、低域通
過型LCフィルタで高周波パルス成分を除去して増幅出
力を得ている。このフィルタから漏洩するパルス波は雑
音電磁波として周囲の受信装置や周辺回路に多大な障害
を与えるため、前記LCフィルタの通過周波数帯域の下
降、または、遮断特性の改善等により高周波パルス減衰
量を増加させることが強く要求されている。
部は、入力信号の整流波で高周波パルスの幅を変調し、
その二値信号をトランジスタで高効率に増幅し、低域通
過型LCフィルタで高周波パルス成分を除去して増幅出
力を得ている。このフィルタから漏洩するパルス波は雑
音電磁波として周囲の受信装置や周辺回路に多大な障害
を与えるため、前記LCフィルタの通過周波数帯域の下
降、または、遮断特性の改善等により高周波パルス減衰
量を増加させることが強く要求されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記低障害化
処置は、D級増幅部出力信号の高域周波成分を減衰させ
信号遅延時間歪も増加させる結果、D級増幅した整流波
に含まれるリンギング等による波形歪を大幅に増加させ
る。この歪電圧をAB級増幅部で排除するためには前記
終段差電圧の増加が必要になり、増幅器の電力効率が著
しく低下する。従来のハイブリットD級増幅器は、終段
差電圧がD級増幅系で発生する最大歪電圧に対処できる
ような大きな値に固定されている結果、電力効率が最大
歪電圧により制限された。一方、LCフィルタの高周波
減衰量を増加させる目的で変調パルス波の周波数を上昇
させた場合に於ても、パルス電力増幅の際の電力損失が
増加するため、電力効率の低下を避け得なかった。これ
らの理由により、低障害化対策を施したハイブリットD
級増幅器では、増幅器本来の高い電力効率を実現するこ
とが困難であった。本発明の目的は、上記の問題点を解
決し、低電波障害性と高電力効率を兼ね備えた低歪率電
力増幅器を提供する点にある。
処置は、D級増幅部出力信号の高域周波成分を減衰させ
信号遅延時間歪も増加させる結果、D級増幅した整流波
に含まれるリンギング等による波形歪を大幅に増加させ
る。この歪電圧をAB級増幅部で排除するためには前記
終段差電圧の増加が必要になり、増幅器の電力効率が著
しく低下する。従来のハイブリットD級増幅器は、終段
差電圧がD級増幅系で発生する最大歪電圧に対処できる
ような大きな値に固定されている結果、電力効率が最大
歪電圧により制限された。一方、LCフィルタの高周波
減衰量を増加させる目的で変調パルス波の周波数を上昇
させた場合に於ても、パルス電力増幅の際の電力損失が
増加するため、電力効率の低下を避け得なかった。これ
らの理由により、低障害化対策を施したハイブリットD
級増幅器では、増幅器本来の高い電力効率を実現するこ
とが困難であった。本発明の目的は、上記の問題点を解
決し、低電波障害性と高電力効率を兼ね備えた低歪率電
力増幅器を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】D級増幅部で発生する上
記歪電圧は、入力信号の変化速度が大きな場合、即ち、
増幅周波数帯高域成分の振幅が大きな信号が入力された
場合に増大する性質がある。したがって、歪電圧が小さ
い通常時には終段差電圧を微少な値に維持し、歪電圧が
増大する場合にのみ終段差電圧を増大させれば、最大歪
電圧による電力効率の制限を免れ、時間平均した電力効
率を向上させることが出来る。本発明による装置は、こ
れを実行することを目的として、従来の標準的なハイブ
リットD級増幅回路に加えて、入力信号の変化速度を検
出する速度検出要素と、その検出信号に応じてAB級増
幅部の終段差電圧を変更する電圧変更要素とを備えてい
る。
記歪電圧は、入力信号の変化速度が大きな場合、即ち、
増幅周波数帯高域成分の振幅が大きな信号が入力された
場合に増大する性質がある。したがって、歪電圧が小さ
い通常時には終段差電圧を微少な値に維持し、歪電圧が
増大する場合にのみ終段差電圧を増大させれば、最大歪
電圧による電力効率の制限を免れ、時間平均した電力効
率を向上させることが出来る。本発明による装置は、こ
れを実行することを目的として、従来の標準的なハイブ
リットD級増幅回路に加えて、入力信号の変化速度を検
出する速度検出要素と、その検出信号に応じてAB級増
幅部の終段差電圧を変更する電圧変更要素とを備えてい
る。
【0007】
【作用】速度検出要素は、入力信号の変化速度を分析し
て入力信号の変化速度に対応する速度検出信号を発生す
る。電圧変更要素は、前記速度検出信号の大きさからD
級増幅系出力電圧に発生する歪電圧を推定し、この歪電
圧による供給電圧不足を補うようにAB級増幅部終段ト
ランジスタ群に印加する終段差電圧を増加させる。この
結果、入力信号の変化速度、即ち、高域周波成分の振幅
に応じて変化するD級増幅系出力の歪電圧に対応して、
終段差電圧が必要最小限にあるようにダイナミカルに制
御される。この場合、電力効率は、入力信号の変化速度
に応じて大きく変動する。
て入力信号の変化速度に対応する速度検出信号を発生す
る。電圧変更要素は、前記速度検出信号の大きさからD
級増幅系出力電圧に発生する歪電圧を推定し、この歪電
圧による供給電圧不足を補うようにAB級増幅部終段ト
ランジスタ群に印加する終段差電圧を増加させる。この
結果、入力信号の変化速度、即ち、高域周波成分の振幅
に応じて変化するD級増幅系出力の歪電圧に対応して、
終段差電圧が必要最小限にあるようにダイナミカルに制
御される。この場合、電力効率は、入力信号の変化速度
に応じて大きく変動する。
【0008】
【実施例】次に本発明を具体例を用いて説明する。図2
は、本発明を応用したブリッジ形ハイブリットD級増幅
器の回路構成を示す。入力端子11から入力された音声
信号は二分され、一方がAB級増幅系に入力される。入
力信号は、位相利得調整回路1において、D級増幅系と
AB級増幅系の信号遅れ時間(約4us)および増幅度
(20dB)の各々がほぼ等しくなるように調整され
る。次に、演算増幅器による一般的な半波整流回路から
成る負半波分離回路4により電圧極性が反転された負半
波が抽出される。また、正半波分離回路2に於て、反転
負半波信号と入力信号との和から正半波が抽出される。
正半波信号は、AB級増幅器3により電力増幅され、
0.3V正側に偏移されて正半波出力端子12に出力さ
れる。入力信号が低周波正弦波15の場合の波形を図3
の17に示す。一方、電圧極性が反転された負半波信号
は、他のAB級増幅器5により電力増幅され、同図18
に示すように0.3V正側に偏移されて負半波出力端子
13に出力される。負荷14の端子電圧は正・負各半波
出力電圧の差となり、同図15に示す入力正弦波と同じ
波形の正弦波が再生される。
は、本発明を応用したブリッジ形ハイブリットD級増幅
器の回路構成を示す。入力端子11から入力された音声
信号は二分され、一方がAB級増幅系に入力される。入
力信号は、位相利得調整回路1において、D級増幅系と
AB級増幅系の信号遅れ時間(約4us)および増幅度
(20dB)の各々がほぼ等しくなるように調整され
る。次に、演算増幅器による一般的な半波整流回路から
成る負半波分離回路4により電圧極性が反転された負半
波が抽出される。また、正半波分離回路2に於て、反転
負半波信号と入力信号との和から正半波が抽出される。
正半波信号は、AB級増幅器3により電力増幅され、
0.3V正側に偏移されて正半波出力端子12に出力さ
れる。入力信号が低周波正弦波15の場合の波形を図3
の17に示す。一方、電圧極性が反転された負半波信号
は、他のAB級増幅器5により電力増幅され、同図18
に示すように0.3V正側に偏移されて負半波出力端子
13に出力される。負荷14の端子電圧は正・負各半波
出力電圧の差となり、同図15に示す入力正弦波と同じ
波形の正弦波が再生される。
【0009】AB級増幅器3、5の終段部トランジスタ
群の結線の様子を図4に示す。入力端11の入力信号電
圧が正極性のとき、正半波信号が端子3Dに入力され、
トランジスタ3Aにより電流増幅されて出力端子12に
出力される。このとき、他の出力端子13の電圧は、最
低活性化電圧0.3Vにある。D級増幅系出力端10か
らの供給電流は、終段トランジスタ3A、負荷14、終
段トランジスタ5Bを通り接地点に流れる。このとき、
トランジスタ3Aのコレクタ・エミッタ間電圧0.5V
とトランジスタ5Bのエミッタ・コレクタ間電圧0.3
Vの和は、端子10の供給電圧(波形19)と負荷14
の端子間電圧(波形15)の差に相当する終段差電圧
0.8Vと一致する。入力端11の入力信号電圧が負極
性のとき、反転した負半波信号が端子5Dに入力され、
トランジスタ5Aにより電流増幅されて出力端子13に
出力される。このとき、他の出力端子12の電圧は0.
3Vに保たれる。両AB級増幅器の終段トランジスタ
は、0.8Vの終段差電圧により活性化されAB級類似
の増幅動作をする。この結果、端子10からの供給信号
電圧に含まれる0.2V程度以下の歪電圧は終段トラン
ジスタ群に吸収される。このトランジスタ群は、端子1
0からD級増幅信号電力を供給され入力信号を増幅する
AB級増幅部に相当する。
群の結線の様子を図4に示す。入力端11の入力信号電
圧が正極性のとき、正半波信号が端子3Dに入力され、
トランジスタ3Aにより電流増幅されて出力端子12に
出力される。このとき、他の出力端子13の電圧は、最
低活性化電圧0.3Vにある。D級増幅系出力端10か
らの供給電流は、終段トランジスタ3A、負荷14、終
段トランジスタ5Bを通り接地点に流れる。このとき、
トランジスタ3Aのコレクタ・エミッタ間電圧0.5V
とトランジスタ5Bのエミッタ・コレクタ間電圧0.3
Vの和は、端子10の供給電圧(波形19)と負荷14
の端子間電圧(波形15)の差に相当する終段差電圧
0.8Vと一致する。入力端11の入力信号電圧が負極
性のとき、反転した負半波信号が端子5Dに入力され、
トランジスタ5Aにより電流増幅されて出力端子13に
出力される。このとき、他の出力端子12の電圧は0.
3Vに保たれる。両AB級増幅器の終段トランジスタ
は、0.8Vの終段差電圧により活性化されAB級類似
の増幅動作をする。この結果、端子10からの供給信号
電圧に含まれる0.2V程度以下の歪電圧は終段トラン
ジスタ群に吸収される。このトランジスタ群は、端子1
0からD級増幅信号電力を供給され入力信号を増幅する
AB級増幅部に相当する。
【0010】図2の入力端子11から入力された音声信
号の他方は、D級増幅系統に入力される。信号は、演算
増幅器を用いた一般的な全波整流回路6に加えられ、入
力信号の絶対値に相当する全波整流信号に変換される。
この信号は、電圧補正回路7において終段差電圧の補正
信号が加算されてからD級電力増幅部8に入力され電力
増幅される。電圧補正回路7は後に説明する。図5に、
D級増幅部8の構成を示す。入力端8Fからの入力信号
は、振幅0.5Vの三角波発生器8Eと比較器8Aから
成るパルス幅変調器に導かれ、1MHz、振幅6Vのパ
ルス幅変調波に変換される。この二値信号をスイッチン
グ動作をする電界効果トランジスタ8Bにより電力増幅
し、60kHzに遮断周波数を持つ低域通過形無極2次
LCフィルタ8Cにより高周波成分を除去し増幅信号波
を抽出する。この形式のLCフィルタは、信号の位相遅
れ角が180度以内にあるため、負帰還ループ内に含め
得る。したがって、フィルタ出力端からD級増幅部入力
端に20dBの負帰還を施し、負荷14の変動による出
力電圧の変化を抑える。この結果、終段差電圧が微少な
値に正確に制御され、負荷変動による電力効率の変化が
防止される。増幅器に流れる直流電力は、30Vの直流
電源8Dから供給する。
号の他方は、D級増幅系統に入力される。信号は、演算
増幅器を用いた一般的な全波整流回路6に加えられ、入
力信号の絶対値に相当する全波整流信号に変換される。
この信号は、電圧補正回路7において終段差電圧の補正
信号が加算されてからD級電力増幅部8に入力され電力
増幅される。電圧補正回路7は後に説明する。図5に、
D級増幅部8の構成を示す。入力端8Fからの入力信号
は、振幅0.5Vの三角波発生器8Eと比較器8Aから
成るパルス幅変調器に導かれ、1MHz、振幅6Vのパ
ルス幅変調波に変換される。この二値信号をスイッチン
グ動作をする電界効果トランジスタ8Bにより電力増幅
し、60kHzに遮断周波数を持つ低域通過形無極2次
LCフィルタ8Cにより高周波成分を除去し増幅信号波
を抽出する。この形式のLCフィルタは、信号の位相遅
れ角が180度以内にあるため、負帰還ループ内に含め
得る。したがって、フィルタ出力端からD級増幅部入力
端に20dBの負帰還を施し、負荷14の変動による出
力電圧の変化を抑える。この結果、終段差電圧が微少な
値に正確に制御され、負荷変動による電力効率の変化が
防止される。増幅器に流れる直流電力は、30Vの直流
電源8Dから供給する。
【0011】D級増幅部は金属遮蔽箱に挿入され、各部
から直接輻射される電磁波が遮断される。その増幅出力
は、前記箱内に配置された雑音防止用のLCフィルタ9
を介して出力端子10に出力される。従来の装置は、D
級増幅部出力端から漏洩する高周波パルス電力が大き
く、周囲にある受信機等の電子機器に多大の雑音電波障
害を与えた。本装置では、フィルタ9によりこの障害の
発生を防止する。このフィルタは、図6に示す帯域阻止
形有極LCフィルタの回路構成を持ち、D級増幅部変調
パルス周波数の整数倍の周波数に相当する1MHz(9
A、9B)、2MHz(9C)、 3MHz(9D)に
減衰極が配置されている。これにより、フィルタの入力
電圧に残留している30mV程度の高周波パルス成分
が、フィルタ出力端では200μV程度に減衰する。こ
の結果、出力端10から漏洩する高周波雑音の電力が著
しく減少し、障害発生が防止される。D級増幅部の他の
各端子から高周波電力が漏洩する場合は、必要に応じて
これらにも挿入する。また、D級増幅部の負帰還信号用
に独立した低域通過形フィルタを設ける場合には、フィ
ルタ8Cとフィルタ9を一体とし低域通過形有極LCフ
ィルタとして構成することも出来る。
から直接輻射される電磁波が遮断される。その増幅出力
は、前記箱内に配置された雑音防止用のLCフィルタ9
を介して出力端子10に出力される。従来の装置は、D
級増幅部出力端から漏洩する高周波パルス電力が大き
く、周囲にある受信機等の電子機器に多大の雑音電波障
害を与えた。本装置では、フィルタ9によりこの障害の
発生を防止する。このフィルタは、図6に示す帯域阻止
形有極LCフィルタの回路構成を持ち、D級増幅部変調
パルス周波数の整数倍の周波数に相当する1MHz(9
A、9B)、2MHz(9C)、 3MHz(9D)に
減衰極が配置されている。これにより、フィルタの入力
電圧に残留している30mV程度の高周波パルス成分
が、フィルタ出力端では200μV程度に減衰する。こ
の結果、出力端10から漏洩する高周波雑音の電力が著
しく減少し、障害発生が防止される。D級増幅部の他の
各端子から高周波電力が漏洩する場合は、必要に応じて
これらにも挿入する。また、D級増幅部の負帰還信号用
に独立した低域通過形フィルタを設ける場合には、フィ
ルタ8Cとフィルタ9を一体とし低域通過形有極LCフ
ィルタとして構成することも出来る。
【0012】雑音防止フィルタ9を挿入して高周波減衰
量を増加させると、変化速度の大きな信号が入力された
とき、D級増幅系出力端10の増幅整流波には信号遅延
時間の乱れによるリンギングが発生し波形歪が増大す
る。その一例を図3の19Bに示す。この歪は、フィル
タ9を省略し、これに代えてフィルタ8Cを4次以上と
して減衰特性を急峻にした場合にも発生する。本装置で
は、入力信号が大振幅正弦波の場合、4kHz程度以上
の信号周波数で出力端10の電圧にこの歪が発生する。
歪は、信号変化速度が最大となる出力の零電圧の近傍、
特に、立上がり部分に偏在する。最大時の歪電圧をAB
級終段部で排除するためには4V程度の終段差電圧が必
要となり、終段差電圧を一定とすると電力効率は70%
程度に低下する。従来のハイブリットD級増幅器は、終
段差電圧が一定に維持されるため、この程度以上の平均
電力効率を得ることが困難であった。本装置では、電圧
補正回路7により終段差電圧を歪電圧に応じて刻々と変
化させ平均電力効率を向上させる。
量を増加させると、変化速度の大きな信号が入力された
とき、D級増幅系出力端10の増幅整流波には信号遅延
時間の乱れによるリンギングが発生し波形歪が増大す
る。その一例を図3の19Bに示す。この歪は、フィル
タ9を省略し、これに代えてフィルタ8Cを4次以上と
して減衰特性を急峻にした場合にも発生する。本装置で
は、入力信号が大振幅正弦波の場合、4kHz程度以上
の信号周波数で出力端10の電圧にこの歪が発生する。
歪は、信号変化速度が最大となる出力の零電圧の近傍、
特に、立上がり部分に偏在する。最大時の歪電圧をAB
級終段部で排除するためには4V程度の終段差電圧が必
要となり、終段差電圧を一定とすると電力効率は70%
程度に低下する。従来のハイブリットD級増幅器は、終
段差電圧が一定に維持されるため、この程度以上の平均
電力効率を得ることが困難であった。本装置では、電圧
補正回路7により終段差電圧を歪電圧に応じて刻々と変
化させ平均電力効率を向上させる。
【0013】次に、電圧補正回路7について説明する。
図1にその回路例を示す。全波整流回路6からの入力波
整流電圧が端子7Aに印加されたとき、端子電流の一方
は、抵抗、ダイオードから成る直線性補償回路7Bを介
して電流信号加算回路7Cに流れる。回路7Bは、低出
力電圧時と高出力電圧時にD級増幅部で発生する非直線
歪を減少させる作用を持つ。抵抗7Uは、最低終段差電
圧0.8Vの発生に必要な一定電流を入力波整流信号に
加算する。端子電流の他方は、20usの検出時定数を
持つキャパシタ7H、抵抗7Jの回路に流れ、端子7A
の電圧の微分値に準じて変化速度に相当する交流電圧を
抵抗7Jの両端に発生する。この電圧より入力信号の立
上がり部に相当する正電流をダイオード7Kにより抽出
蓄電し、増幅器7Mで増幅して速度検出信号として出力
する。蓄電キャパシタ7Lの電荷は、100usの放電
時定数で放電させる。速度検出信号は、入力信号の約4
kHz以上の高域周波成分の周波数と振幅に応じて大き
く変化する。検出時定数は、D級増幅部出力のリンギン
グ歪電圧が急増し始める信号周波数に応じて増減する。
一方、放電時定数は、両増幅系間の遅れ時間誤差に応じ
て増減する。回路7Eは、入力信号の変化速度を検出す
る速度検出要素に相当する。速度検出源として、入力端
子11の信号を用いてもよい。
図1にその回路例を示す。全波整流回路6からの入力波
整流電圧が端子7Aに印加されたとき、端子電流の一方
は、抵抗、ダイオードから成る直線性補償回路7Bを介
して電流信号加算回路7Cに流れる。回路7Bは、低出
力電圧時と高出力電圧時にD級増幅部で発生する非直線
歪を減少させる作用を持つ。抵抗7Uは、最低終段差電
圧0.8Vの発生に必要な一定電流を入力波整流信号に
加算する。端子電流の他方は、20usの検出時定数を
持つキャパシタ7H、抵抗7Jの回路に流れ、端子7A
の電圧の微分値に準じて変化速度に相当する交流電圧を
抵抗7Jの両端に発生する。この電圧より入力信号の立
上がり部に相当する正電流をダイオード7Kにより抽出
蓄電し、増幅器7Mで増幅して速度検出信号として出力
する。蓄電キャパシタ7Lの電荷は、100usの放電
時定数で放電させる。速度検出信号は、入力信号の約4
kHz以上の高域周波成分の周波数と振幅に応じて大き
く変化する。検出時定数は、D級増幅部出力のリンギン
グ歪電圧が急増し始める信号周波数に応じて増減する。
一方、放電時定数は、両増幅系間の遅れ時間誤差に応じ
て増減する。回路7Eは、入力信号の変化速度を検出す
る速度検出要素に相当する。速度検出源として、入力端
子11の信号を用いてもよい。
【0014】速度検出信号は、補正信号発生回路7Dに
於て補正信号に変換される。補正信号は、抵抗7Nから
出力される成分と、抵抗7Pから出力される成分から成
る。前者は、補正信号を速度検出信号に比例して増加さ
せる。後者は、キャパシタ7Lの作用により速度検出信
号の電圧変化が減少する10kHz以上の周波数領域
で、リンギング電圧が偏在する出力の零電圧近傍の補正
信号を動的に増加させる。これを発生させる演算増幅器
7Qの正相入力端には速度検出信号が入力され、その逆
相入力端には整流信号が入力される。その演算出力は、
入力波整流信号瞬時値に比例した電圧を速度検出信号か
ら減算したものとなる。ダイオード7Tは、演算出力を
正極性に制限する。また、ダイオード7Sは、速度検出
信号と整流信号の双方の電圧に応じて減算量を2段階に
切換える作用を持つ。図7は、その入出力関係を示す。
整流波信号V7Aが零の近傍では演算出力V7Qの変化
を大きくし、途中から変化を緩やかにする。20Aは速
度検出信号が小さな場合を示し、20Cは同信号の大き
な場合を示す。補正信号の大きさは、D級部歪電圧に応
じて抵抗7P、7Nで調整する。減算量を1段階で済ま
す場合は、速度検出信号を抵抗7Fによる低電圧側補償
開始設定電圧に加算してもよく、演算増幅器7Qを省き
回路を簡略化できる。回路7Dで発生される補正信号
は、D級増幅信号に含まれる歪電圧の推定値に対応す
る。
於て補正信号に変換される。補正信号は、抵抗7Nから
出力される成分と、抵抗7Pから出力される成分から成
る。前者は、補正信号を速度検出信号に比例して増加さ
せる。後者は、キャパシタ7Lの作用により速度検出信
号の電圧変化が減少する10kHz以上の周波数領域
で、リンギング電圧が偏在する出力の零電圧近傍の補正
信号を動的に増加させる。これを発生させる演算増幅器
7Qの正相入力端には速度検出信号が入力され、その逆
相入力端には整流信号が入力される。その演算出力は、
入力波整流信号瞬時値に比例した電圧を速度検出信号か
ら減算したものとなる。ダイオード7Tは、演算出力を
正極性に制限する。また、ダイオード7Sは、速度検出
信号と整流信号の双方の電圧に応じて減算量を2段階に
切換える作用を持つ。図7は、その入出力関係を示す。
整流波信号V7Aが零の近傍では演算出力V7Qの変化
を大きくし、途中から変化を緩やかにする。20Aは速
度検出信号が小さな場合を示し、20Cは同信号の大き
な場合を示す。補正信号の大きさは、D級部歪電圧に応
じて抵抗7P、7Nで調整する。減算量を1段階で済ま
す場合は、速度検出信号を抵抗7Fによる低電圧側補償
開始設定電圧に加算してもよく、演算増幅器7Qを省き
回路を簡略化できる。回路7Dで発生される補正信号
は、D級増幅信号に含まれる歪電圧の推定値に対応す
る。
【0015】各電流信号は加算回路7Cで加算され、電
圧信号に変換され端子7Wに出力される。補正信号発生
回路7Dおよび加算回路7Cは、速度検出信号に応じて
AB級増幅部への印加電圧を変更する電圧変更要素の前
段に相当する。その出力を後段のD級増幅部8で電力増
幅しAB級増幅部3、5の終段に供給することにより終
段差電圧が変更される。本回路では、入力波整流信号に
補正信号を重畳させることにより間接的に終段差電圧を
制御している。したがって、D級増幅部は、入力波整流
信号の増幅作用と電圧変更要素の作用を兼ねている。し
かし、これを分離し、前記補正信号を独立した電力増幅
器により増幅し、その出力をAB級増幅部の終段に供給
して終段差電圧を変化させるように変更してもよい。
圧信号に変換され端子7Wに出力される。補正信号発生
回路7Dおよび加算回路7Cは、速度検出信号に応じて
AB級増幅部への印加電圧を変更する電圧変更要素の前
段に相当する。その出力を後段のD級増幅部8で電力増
幅しAB級増幅部3、5の終段に供給することにより終
段差電圧が変更される。本回路では、入力波整流信号に
補正信号を重畳させることにより間接的に終段差電圧を
制御している。したがって、D級増幅部は、入力波整流
信号の増幅作用と電圧変更要素の作用を兼ねている。し
かし、これを分離し、前記補正信号を独立した電力増幅
器により増幅し、その出力をAB級増幅部の終段に供給
して終段差電圧を変化させるように変更してもよい。
【0016】以上の電圧補正回路7の作用により、通常
多く遭遇する入力信号が小さい場合、または、信号の4
kHz程度以上の高域周波成分が小さい場合には、本装
置の終段差電圧が最低値0.8Vになる。この場合、9
0%程度の高い電力効率が得られる。入力信号に4kH
z程度以上の大振幅の高域周波成分が含まれ信号変化速
度が上昇した場合にはD級増幅系の歪電圧が増加する
が、これに応じて終段差電圧も上昇させるため、終段ト
ランジスタ群の活性が維持され歪が排除される。このと
きの電力効率は終段差電圧の動的制御により80%程度
に低下するが、音声信号等ではこの状態の継続時間が短
く発生頻度も低いため、時間平均した電力効率は最低終
段差電圧の場合に近い値となる。以上、正電圧D級増幅
出力系によるフルブリッジ形ハイブリットD級増幅器へ
の応用例について説明したが、本発明は本例に限定され
るものではなく、負電圧D級増幅出力系でも同様であ
り、引例の公報等に示された正・負極性各D級増幅出力
系を持つハーフブリッジ形やBTL接続フルブリッジ形
等、D級増幅器とAB級増幅器を組合せた総てのハイブ
リットD級増幅器に適用し得る。また、正または負のみ
の単極性制御信号電圧等を増幅する単極性信号増幅用ハ
イブリットD級増幅器等にも同様に適用できる。
多く遭遇する入力信号が小さい場合、または、信号の4
kHz程度以上の高域周波成分が小さい場合には、本装
置の終段差電圧が最低値0.8Vになる。この場合、9
0%程度の高い電力効率が得られる。入力信号に4kH
z程度以上の大振幅の高域周波成分が含まれ信号変化速
度が上昇した場合にはD級増幅系の歪電圧が増加する
が、これに応じて終段差電圧も上昇させるため、終段ト
ランジスタ群の活性が維持され歪が排除される。このと
きの電力効率は終段差電圧の動的制御により80%程度
に低下するが、音声信号等ではこの状態の継続時間が短
く発生頻度も低いため、時間平均した電力効率は最低終
段差電圧の場合に近い値となる。以上、正電圧D級増幅
出力系によるフルブリッジ形ハイブリットD級増幅器へ
の応用例について説明したが、本発明は本例に限定され
るものではなく、負電圧D級増幅出力系でも同様であ
り、引例の公報等に示された正・負極性各D級増幅出力
系を持つハーフブリッジ形やBTL接続フルブリッジ形
等、D級増幅器とAB級増幅器を組合せた総てのハイブ
リットD級増幅器に適用し得る。また、正または負のみ
の単極性制御信号電圧等を増幅する単極性信号増幅用ハ
イブリットD級増幅器等にも同様に適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上説明のように、本発明を応用したハ
イブリットD級増幅器は、AB級終段トランジスタ群へ
の印加電圧が入力信号の変化速度に応じて動的に変化す
る。この結果、D級増幅系で発生する歪電圧が入力信号
に応じて大きく変化しても、これによるAB級終段部の
電力損失の発生を最小限に抑制することが出来る。一部
の制御信号や一般の音声信号のように変化速度が低い状
態にある時間比率が大きな信号の電力増幅に本装置を用
いると、従来の増幅器に比べ時間平均電力効率が著しく
改善される。この結果、消費電力が削減される効果が得
られるばかりでなく、装置発熱量が減少し放熱装置が小
型化されるため、装置の小型軽量化が促進される効果も
得られる。
イブリットD級増幅器は、AB級終段トランジスタ群へ
の印加電圧が入力信号の変化速度に応じて動的に変化す
る。この結果、D級増幅系で発生する歪電圧が入力信号
に応じて大きく変化しても、これによるAB級終段部の
電力損失の発生を最小限に抑制することが出来る。一部
の制御信号や一般の音声信号のように変化速度が低い状
態にある時間比率が大きな信号の電力増幅に本装置を用
いると、従来の増幅器に比べ時間平均電力効率が著しく
改善される。この結果、消費電力が削減される効果が得
られるばかりでなく、装置発熱量が減少し放熱装置が小
型化されるため、装置の小型軽量化が促進される効果も
得られる。
【0018】特に、本発明を電波雑音障害を防止するた
めの高性能LCフィルタ装置を付加した低障害形ハイブ
リットD級増幅器に応用すると、従来の装置では到達し
得なかった90%程度の高い平均電力効率を持つ装置が
得られ、この種の増幅器の応用範囲が格段に広げられる
効果がある。また、上記雑音防止フィルタを具備しない
ハイブリットD級増幅器に本発明を応用した場合に於て
も、電力効率を大きく低下させることなしに終段トラン
ジスタ群印加電圧を動的に増加させ得る結果、増幅周波
数帯高域の信号に対するAB級増幅系とD級増幅系間の
遅延補正時間誤差、利得誤差等に対する許容度を増加で
きる効果が得られる。これにより、増幅器の調整が簡略
化され増幅器部品に要求される精度も低減されるため、
増幅装置各部の半導体モノリシックIC化が容易にな
り、装置製造費用を著しく節減できる利点も得られる。
めの高性能LCフィルタ装置を付加した低障害形ハイブ
リットD級増幅器に応用すると、従来の装置では到達し
得なかった90%程度の高い平均電力効率を持つ装置が
得られ、この種の増幅器の応用範囲が格段に広げられる
効果がある。また、上記雑音防止フィルタを具備しない
ハイブリットD級増幅器に本発明を応用した場合に於て
も、電力効率を大きく低下させることなしに終段トラン
ジスタ群印加電圧を動的に増加させ得る結果、増幅周波
数帯高域の信号に対するAB級増幅系とD級増幅系間の
遅延補正時間誤差、利得誤差等に対する許容度を増加で
きる効果が得られる。これにより、増幅器の調整が簡略
化され増幅器部品に要求される精度も低減されるため、
増幅装置各部の半導体モノリシックIC化が容易にな
り、装置製造費用を著しく節減できる利点も得られる。
【図1】 本発明を応用した電圧補正回路の回路図
【図2】 図1の回路を用いたブリッジ形ハイブリット
D級増幅器の構成図
D級増幅器の構成図
【図3】 図2の増幅器各部の電圧波形の例
【図4】 図2の増幅器のAB級増幅系終段部の詳細図
【図5】 図2の増幅器のD級増幅部の概略図
【図6】 図2の雑音防止用LCフィルタの回路図
【図7】 図1の回路内部の補正信号発生回路の演算特
性を示す図
性を示す図
(7B)は、直線性補償回路 (7C)は、電流加算回路 (7D)は、補正信号発生回路 (7E)は、速度検出回路 (14)は、負荷スピーカ (17)は、正半波出力電圧 (18)は、負半波出力電圧 (19)は、D級増幅部出力電圧 (19B)は、歪の生じた場合の電圧
Claims (2)
- 【請求項1】 入力信号の整流波を増幅するD級増幅部
と、該増幅器の増幅電力を供給され前記入力信号を増幅
するAB級増幅部とを備えた装置に於て、 入力信号の変化速度に応じて速度検出信号を発生する速
度検出要素と、該速度検出信号に応じて前記AB級増幅
部へ供給する電力の電圧を変更する電圧変更要素とを備
えることを特徴とする信号電力増幅装置 - 【請求項2】 D級増幅部内で用いる変調パルス波の基
本周波数の整数倍の周波数の近傍に減衰極周波数を持つ
有極形LCフィルタ装置を備えることを特徴とする請求
項1記載の装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255308A JPH0661753A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 高効率化低障害電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255308A JPH0661753A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 高効率化低障害電力増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0661753A true JPH0661753A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=17276976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4255308A Pending JPH0661753A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 高効率化低障害電力増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661753A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011515918A (ja) * | 2008-03-03 | 2011-05-19 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | オーディオ再生のための電力消費を減少させるシステム及び方法 |
| US8717211B2 (en) | 2010-11-30 | 2014-05-06 | Qualcomm Incorporated | Adaptive gain adjustment system |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP4255308A patent/JPH0661753A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011515918A (ja) * | 2008-03-03 | 2011-05-19 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | オーディオ再生のための電力消費を減少させるシステム及び方法 |
| JP2014060731A (ja) * | 2008-03-03 | 2014-04-03 | Qualcomm Incorporated | オーディオ再生のための電力消費を減少させるシステム及び方法 |
| US9425747B2 (en) | 2008-03-03 | 2016-08-23 | Qualcomm Incorporated | System and method of reducing power consumption for audio playback |
| US8717211B2 (en) | 2010-11-30 | 2014-05-06 | Qualcomm Incorporated | Adaptive gain adjustment system |
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