JPH0661854U - ロール加工機 - Google Patents

ロール加工機

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JPH0661854U
JPH0661854U JP700293U JP700293U JPH0661854U JP H0661854 U JPH0661854 U JP H0661854U JP 700293 U JP700293 U JP 700293U JP 700293 U JP700293 U JP 700293U JP H0661854 U JPH0661854 U JP H0661854U
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outer core
ribbon
roll
ribbon roll
side plate
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンを巻き回したリボンロールとは
別体の外コアを有する工業用リボンを製造する工程で使
用されるロール加工機において、多数の人が一つの治具
に取り付いて作業を行なう従来の生産性の低いシステム
を改良すること。 【構成】 ターレット側板回転中心4を中心として回転
するターレット側板5と、ターレット側板上の回転中心
8aを中心としてスイングする外コアチャックスイング
アーム8から構成されるロール加工機。また、ターレッ
ト側板5上にリボンロール7と外コア9を2組以上セッ
トでき、さらにターレット側板、外コアチャックスイン
グアーム、その他からなる基本ユニットの外周上に、材
料供給ユニット13,14,タブ引出しユニット16な
どからなるロール加工ユニットを配した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は感熱プリンターなどに利用される工業用インクリボンの製造に使用さ れるロール加工機に関し、特にインクリボンを巻き回したリボンロールに対して インクリボン巻取り用の外コアを取付けたオープンリール状態で販売される工業 用インクリボンにおいて、リボンロールから延びるインクリボンに外コアを止着 する等の加工作業を行うロール加工機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6(a)は従来のオープンリール構造の工業用インクリボンの説明図であり 、(a)は該インクリボンの完成品の外観斜視図、(b)は構成説明図である。 図示した如きインクリボンを巻き回して成るリボンロール100に対して、イン クリボン巻き取り用の外コア101を組み付けたオープンリール状態で出荷、販 売される感熱用工業インクリボンは、商品のラベル等に付されて価格等を表すバ ーコードの印刷用の感熱プリンタ等に多用されている。この外コア101を有す る感熱用工業インクリボンの製造に当たっては、図6(b)に示されるように、 直径30mm程度の円筒状巻芯102の外周面に粘着テープ103aにより長さ 300mm程度のポリエステルフィルム(PETフィルム)から成る透明エンド テープ104の一端を貼着し、さらに他の粘着テープ103bにより該エンドテ ープ104の他端と長さ300m程度のインクリボン(本体)105の一端を接 続してから、インクリボン105を巻芯102に巻取る。更にインクリボンの他 端に粘着テープ103cを介して接続した長さ300mm程度の透明リーダーテ ープ106(PETフィルム)の他端を粘着テープ103dにより外コア101 の周面に固定する。リーダーテープ106の他端にはタブ107が配置され、こ のタブ107は外コア101の周面に接着されておらず、プリンタの機種によっ て外コアからインクリボンを剥離した状態で機器に装着する必要がある場合に、 このタブ107を摘んで剥離を行うための手掛かりとするものである。また、外 コアにインクリボンを止着した後は接着テープ108によりリボンロール100 と外コア101を接着固定する。
【0003】 図7は外コアとリボンロールを接着する従来の工業用インクリボンの加工治具 であり、図8(a)(b)及び(c)は前記治具による加工手順を示す図である 。 従来の外コアを有するロールを有する製品、例えば感熱用工業インクリボンに おいて、リボンロールから延びるインクリボンの端部に外コアを止着してから、 リボンロールと外コアを接着テープで束ねる作業は、図7に示すようなリボンロ ール設置台110及び外コア設置台111を有するロール加工治具を用いて3人 の作業者が手作業で行っていた。即ち、図8(a)、(b)及び(c)に示すよ うに、1)治具にリボンロール100と外コア101をセットする、2)タブ1 07を手で引き出し、外コア101に貼り付ける、3)外コア101を巻き込み ながら、外コア101とリボンロール100の間にクッションシート112を挾 み込み、その後粘着テープ103で固定することで工業用インクリボンの作成が 行なわれていた。しかし、上記従来方法では、多数の人が一つの治具に取り付い て上記一連の作業を行なう必要があるので生産性が極めて低かった。
【0004】
【考案の目的】
本考案の目的は、インクリボンを巻き回したリボンロールとは別体の外コアを 有する工業用リボンを製造する工程で使用されるロール加工機において、多数の 人が一つの治具に取り付いて作業を行なう生産性の低いシステムを改良すること である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為本考案は、リボンロールと、該リボンロールから延びる インクリボンの端部を外周面に止着した外コアとを接着テープにより接合した構 成を有するオープンリール構造の工業用リボンを自動的に製造するロール加工機 において、所定間隔を於いて対向配置されて一体的に回転する一対のターレット 側板と、該ターレット側板の回転中心から離れたターレット側板面上に位置し該 リボンロールを着脱自在に支持するリボンロール支持機構と、該リボンロール支 持機構よりも内径側のターレット側板面上に回転中心を有した外コアチャックス イングアームを備えた外コア支持機構とを備え、該ターレット側板の回転によっ て、該リボンロール支持機構により支持された該リボンロールが円運動を、該外 コアチャックスイングアームの先端に保持された外コアが一定の移動軌跡で略円 形の運動を夫々行い、該リボンロールと該外コアの各移動軌跡が最も接近した位 置で該リボンロールと外コアの外周面同士が接触できるように構成されたこと、 前記ターレット側板上に、前記リボンロール支持機構と、外コアチャックスイン グアームを、少なくとも2組づつ備えたこと、前記外コアチャックスイングアー ム先端の外コア、及び前記リボンロール支持機構により支持されたリボンロール の移動軌跡の外径側に、リボンロール供給手段、外コア供給手段、タブ引出しユ ニット、接着テープ貼りユニット、製品排出ユニットを順次配置したこと、前記 一対のターレット側板は、互いに接近方向及び離間方向へ進退可能な構成を有す ること、前記リボンロール支持機構は、リボンロールの軸方向両端部を着脱自在 に支持するリボンロールチャックスプラインシャフトと、該リボンロールチャッ クスプラインシャフトを作動させるリボンロールチャックシリンダとを備え、該 外コア支持機構は該外コアの軸方向両端部を着脱自在に支持する外コアチャック スプラインシャフトと、該外コアチャックスプラインシャフトを作動させる外コ アチャックシリンダとを備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の機構によれば、ターレット側板の旋回により、該ターレット側板上に セットされたリボンロールは、リボンロールを加工するために用意された多くの ステージに旋回移動することが可能となる。また、ターレット側板の旋回とさら に外コア回転用ロータリーアクチュエータにより回転が調節される外コアチャッ クアームにより、セットされた外コアは、特定のステージでリボンロールに近接 または接触することができ、従来多くの人手を要していた外コアを有するロール 製品の加工を自動化することができる。 また、ターレット側板上に2組以上のリボンロールと外コアをセットできるよ うにすることも可能あり、さらに基本ユニットの外周上に種々の周辺ユニットを 配置することも可能で、極めて効率よく生産を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面に示した好適な実施例により本考案を説明する。 図1は本考案の加工機によるリボンロール、外コアの加工手順及び各構成要素 の配置を示す側面図であり、図2及び図3は本考案によるロール加工機の正面図 及び該正面図のY−Y線断面図である。
【0008】 リボンロールの外側に外コアを近接配置して固定した構造を有する工業用リボ ンを製造するロール加工機である本考案は、図1、図2、図3に示す様に基台1 上に直線的に配置されたリニアガイド2によって下端部を進退可能に支持された 一対のサイド調節側板3と、各サイド調節側板3間に差し渡され両調節側板3に よって回転自在に支持された回転中心軸4と、該回転中心軸4上に所定間隔をお いて対向配置され且つ中心部を貫通する該軸4に一体化されて回転駆動される一 対のターレット側板5と、各ターレット側板5の適所に回転中心軸4を挟んで軸 対称の位置関係で配置された2つのリボンロール支持機構6(図2では一方のみ 図示)と、該支持機構6により支持されたリボンロール7の回転軌跡(ターレッ ト側板5の回転により形成される図3中Cで示す軌跡)よりも内径側においてタ ーレット側板5により基端部を所定の回動角度の範囲で回動自在に支持され且つ 先端部で外コア9を支持する2つの外コアチャックスイングアーム8(2つのリ ボンロール支持機構6と90度ずれた位置にある)と、該スイングアーム8先端 部において外コア9を着脱自在に支持する外コア支持機構10と、外コアチャッ クスイングアーム8の傾倒角度を調整する傾倒角度調整手段(エアシリンダ等) 11と、外コア支持機構10とリボンロール支持機構6とが夫々図3のA及びB 位置にある時に、夫々に外コア9とリボンロール7を供給する外コア供給手段1 3及びリボンロール供給手段14と、リボンロール支持機構6により支持された リボンロール7の外周面に位置するタブをリボンロール外周面から剥離して把持 するタブ引出しユニット16と、タブ引出しユニット16を構成する挟持爪によ り端部を挟まれたインクリボンが外コアの移動軌跡Cの外側に引き出された状態 で該軌跡C上に突出して図1の時計廻り方向へ移動してきた外コア9との間で引 き出された該インクリボン(上面が粘着テープとなっている)を挟む外コア圧着 テーブル18と、ターレット側板の回転の過程においてリボンロール7と外コア 9とが接触した時点で両者を接着テープにて接着する接着テープ貼りユニット2 0と、接着テープ貼りユニット20を通過して図6(a)の完成品の状態になっ た製品を受け取る為の製品排出ユニット22等を有する。
【0009】 上記一対のサイド調節側板3、3は、リニアガイド2に沿って中心線Z−Zを 対称軸として接近方向及び離間方向に等距離づつ進退可能に構成されており、図 示しないモータにより駆動される。ターレット側板5を軸4を中心として回転さ せる駆動手段は一方のサイド調整側板3に設けられたターレット旋回用モータ3 0である。リボンロール支持機構6は、両方のターレット側板5の外側端縁近傍 においてこれを貫通し且つ回転自在に軸支されたリボンロールチャック用スプラ インシャフト35と、一方の可動側ターレット側板5とスプラインシャフト35 と(図2右側、左側は固定側)を一体的にシャフト35の軸方向に進退させて各 シャフト35の内側端部(支持片35a)によってリボンロール7の巻き芯の両 端部を支持或は離脱させるための駆動源となるリボンロールチャックシリンダ3 6と、他方の固定側ターレット側板5に支持され該シャフト35に駆動力を伝達 する為のリボンロール用モータ37と、該モータ37とシャフト35との間に介 在してモータからのトルク伝達量を調節してリボンロールから延びたインクリボ ンに所定の張力を付与するリボンロール回転用ヒステリシスクラッチ38とを有 する。
【0010】 外コア支持機構10は、軸方向移動しない固定側ターレット側板5(図2の左 側)に基端部8aを枢支されたスイングアーム8と、軸方向移動する可動側のタ ーレット側板5により基端部8aを枢支されたスイングアーム8と、両スイング アームの先端部の内側面に突設された回転自在な外コア支持片(外コアチャック 用スプラインシャフト)40と、可動側のスイングアーム8及びこれと一体の支 持片40を外コア9の端面に向けて進退させるための駆動源となるコアチャック シリンダ41と、支持片40を回転させる駆動源となるロータリアクチュエータ 42とを備え、対向し合ったスイングアーム8の各基端部8a間は例えば鎖線で 示したボールスプラインシャフト43により連結されている。このボールスプラ インシャフト(スイングアーム8の回動軸)は図1、図3に示す様にターレット 側板の回転に伴って同心円形の軌跡Eを形成する。なお、軌跡Dは外コアチャッ ク用スプラインシャフトである外コア支持片40の移動軌跡である。 なお、図2には図示してないが、ターレット側板5の下端部(180度対称位 置)にも同一構成の外コア支持機構10が取付けられている。
【0011】 タブ引出しユニット16は、図4に示す様に第1の爪50と、第2の爪51と から成り、各爪50、51は図示しない回動軸を中心として矢印方向へ回動可能 に支持され、図6(b)に示した構造のリボンロールのタブ107に相当するタ ブ52を第1の爪50が矢印F方向に回動した時にその先端部でリボンロール外 周面から引き剥すとともに、第2の爪51を矢印Gで示す上昇方向へ回動させて 第1の爪50の先端部と接合させることにより、タブ52を爪間で挟圧保持する 。また、このタブ引出しユニット16は全体として矢印H方向へ進退可能に構成 されている。また、外コア圧着テーブル18も矢印I方向へ進退可能に構成され ている。タブが引き出されたか否かはフォトセンサ53が検知し、検知信号を図 示しない制御部に出力する。検知の有無は、圧着テーブル18を軌跡D上に突出 させるタイミングを計る為の基準となる。
【0012】 スイングアーム8は図1に示す様に、スイングアーム8と移動軌跡との間の角 度(傾倒角度)が最大角度θMAX となる位置から、最小角度θMIN となる位置ま でまで、回転中心である基端部8aを中心として所定のサイクルで回動すること により傾倒角度を変えて行く。
【0013】 接着テープ貼りユニット20は図5に示す様に実線で示した突出位置と、点線 で示した退避位置との間を上下動可能に構成され接着テープロール60から繰り 出しロール対61により導出された接着テープ60aを吸着するバキュームテー ブル62と、該バキュームテーブル62の左側面に位置する図示しない多数の吸 着孔からの負圧によって非吸着面を吸着保持されたテープ60aの下部を切断す るカッタ63と、カッタ63の下側に位置した先端引出しニップ手段64と、バ キュームテーブル62により吸着保持されたテープ60aの接着面(図5の左側 面)に接近してこれに接着して該テープを保持してから図面左方へ移動して該テ ープ60aをリボンロール7と外コア9の外周面に接着させる一対の吸着ロール 65と、該各吸着ロール65を夫々支持するテンションアーム66等を有する。 先端引出しニップ手段64は、エアシリンダ64aと、これから突出入自在に支 持されたロッド64bと、ロッド先端に固定されたニップ部材64cとから成り 、突出したときにニップ部材64cの先端面で接着テープの接着面に圧接してこ れを接着保持する。なお、バキュームテーブル62と、繰り出しローラ対61、 テープロール60は一体となって上下動するようにしてもよいし、或は繰り出し ローラ対61、テープロール60だけをバキュームテーブル62の昇降経路から 離れた位置に位置決めしてもよい。
【0014】 繰り出しロール対61により接着テープロール60から引き出されて上方へ導 出されたテープ60aはニップ部材64cの突出によりその上端部をニップ部材 64cの線端面に接着保持される。ニップ部材により接着されたテープを剥離す る為には、繰り出しロール61を戻し方向に少しく回転させる等の操作により、 接着力を上回る力を剥離方向に加えればよい。このテープ剥離動作と同時或はそ の直後に、最降下状態にあるバキュームテーブル62(例えば上端部62aが点 線で示す位置にある状態)に接続された真空ポンプがONして前記吸引孔から負 圧が導入されて接着テープの非接着面側を吸着保持する。この吸着保持状態でバ キュームテーブル62、繰り出しローラ対61及びテープロール60を上昇させ る過程で、ロール60から順次テープが送り出されて最終的には図5に実線で示 す様にテープ60aがバキュームテーブルの吸着面全体に吸着される。この時点 でカッタ63を図面右方へ移動させると、テープが切断される。なお、図5では 、実線で示すテープ60aとバキュームテーブル62とが離間しているように図 示したが、実際には密着していること勿論であり、ここでは図示説明の都合上、 離間させているに過ぎない。
【0015】 各吸着ロール65は、テープ60aよりも少し広い軸方向長(紙面と直交する 方向長さ)を有した金属棒であり、テンションアーム66の先端部により正逆回 転可能に支持されると共に図示しないアクチュエータにより正逆両方向へ回転可 能となっている。各テンションアーム66は支点66aを中心として矢印方向へ スイイング可能となっている。吸着ロール65及びテンションアーム66は、そ の初期状態においては左端に位置し、図示の様にリボンロール7及び外コア9を 挟んで上下位置にあり、左端の初期状態から右方向へ移動し、バキュームテーブ ル面に吸着保持されたテープ60aの接着面に接触して接着する。接着時には吸 着ロール65を所定方向に少し回転させることにより、十分な接着面積を確保す る。接着と同時に真空ポンプをOFFにするので、吸着ロール65及びテンショ ンアーム66を左側に移動すると、テープ60aもバキュームテーブルから離間 して一緒に移動する。左側に戻る過程で両テンションアーム66は図示の様に各 支点66aを中心として互いの間隔をせばめる様に回動するので、テープ60a をスムーズにリボンロール7と外コア9の外周面に接着することができる。また 、吸着ロール65からテープを剥離する際にも、吸着ロール65を剥離方向に回 動させることにより、剥離を円滑化することができる。
【0016】 テープを吸着ロール65に渡した後のバキュームテーブル62、繰り出しロー ラ対61及びテープロール60は、次のテープを保持する為に再び降下する。 図1はターレット側板5の回転中心軸4を中心とした各部分、即ち外コアチャ ックスイングアーム8の基端部8a、スイングアームの先端部に位置する支持片 40、リボンロールチャック用スプラインシャフト35の各移動軌跡E、D、C と、45度間隔毎のスイングアームの状態と、各ユニットの位置関係を示す模式 図であり、図1と図2、図3等を参照しながら、本考案の加工機の動作について 説明する。
【0017】 まず、図1によりリボンロール、外コアの動作を説明する。 工程1はリボンロール支持機構6及び外コア支持機構10に対して、夫々供給 手段14及び13からリボンロール7及び外コア9を供給する為の工程であり、 各供給手段14、13から供給されたリボンロール7及び外コア9を、B位置に あるリボンロールチャック用スプラインシャフト35と、A位置にある外コア支 持片40により挟圧保持する為に、所定のタイミングにて図示しない制御部がサ イド調節側板駆動用のモータ、リボンロールチャック用シリンダ36及びコアチ ャック用シリンダ41を夫々作動させて可動側のシャフト35と外コア支持片4 0を内側へ移動させる。これを詳述すれば、当初サイド調節側板3、3と連動し て動く1組のターレット側板5、5をサイド調節側板駆動用のモータを作動させ ることにより、対称線Z−Zに対して対称移動させてターレット側板間の間隔を 広げた状態で、リボンロール7と外コア9をそれぞれリボンロールチャック用ス プラインシャフト35と、外コア支持片40に対して供給する際に、サイド調節 側板3、3を所定距離接近方向に移動し、リボンロールチャックシリンダ7と外 コアチャックシリンダ9を夫々作動させることによりリボンロール4と外コア5 を固定する。なお、この時点で外コア5の外周面には図8(c)に示したクッシ ョンシート112に相当するクッションシート55が仮貼着されている。
【0018】 以後の工程でリボンロールチャックスプラインシャフト35は軌跡Cに沿って 、また外コア支持片(外コアチャックスプラインシャフト)40は軌跡Dに沿っ て、45度程度づつ時計廻り方向へ回動(公転)しながら、移動軌跡に沿って配 置された各ユニット16、、18、20等により、リボンロールと外コアに加工 が施される。即ち、工程2でリボンロールのタブの引き出し、工程3、4で粘着 透明テープ貼り、工程5で種々の機構の解除が始まり、工程6で加工製品の排出 完了、工程7、8を経て再び工程1から加工工程が繰り返される。
【0019】 図1のロール加工機の場合、2組のリボンロールと外コアをセットして、イン クリボンなどの工業用リボンの加工を行なうもので、1組のリボンロールと外コ アをセットした時点で、工程5の位置には既に工程1〜工程4の作業を終了した 1組のリボンロールと外コアが滞留している。
【0020】 次に、第2工程以降の1組のリボンロールと外コアの動きについて詳細に説明 する。 第2工程においては、リボンロール7、外コア9はそのままターレット側板の 回転に伴った回転(公転)をする。45度の公転完了後、タブ引き出しユニット 16が近付きセンサ53によりタブ12を検出し、該検出結果に基づいてモータ 37、クラッチ38が作動してリボンロール7を所定量引き出し方向へ回転させ てインクシートを所定長引き出す(図1及び図4参照)。次いで、外コア圧着テ ーブル18が、圧着位置まで移動して粘着面を上に向けたインクリボンの下面を 支持し、該粘着面上に外コア9を圧着させる。このときモータ37とクラッチ3 8との協働によりリボンロール7に回転トルクがかかり、引き出されたインクリ ボンに張力が発生する。この工程において、リボンロール7から引き出されたイ ンクリボンが外コア9と接続される。外コアの接続後に爪50、51による挟持 を解除して、タブ引き出しユニット16及び圧着テーブル18を共に図1の右方 向へ退避させる。
【0021】 第3、4工程においては、スイングアーム8の傾倒角度を小さくして、ターレ ット側板5を回転させることにより先端部に支持した外コア9の移動軌跡を小さ くしてリボンロール7と外コア9の外周面同士とを接触させてから、両者を接着 テープ貼りユニット20により接着テープロール60から導出したテープにて接 続する。また、リボンロール7と外コア9を接近させる際に、外コア5が外コア 回転用ロータリーアクチュエータ42により巻取り方向へ一定量回転するので、 引き出されたインクリボンが弛むことはない。 接着テープ貼りユニット20は、既述の如き動作により、接触状態にあるリボ ンロー7と外コア9をテープ60aにより接着して結合する。貼付け完了後、ユ ニット20は下方へ戻る。
【0022】 第5工程では、ターレット側板5の回転に伴って傾倒角度の小さい外コアチヤ ックスイングアーム8に支持された外コア5のチャックが解除される。リボンロ ール4にかかっていたトルクも解除される。 第6工程では、製品排出ユニット22が作動すると共に、リボンロールチャッ ク用スプラインシャフト35がOFFとなってリボンロール7のチャックが解除 され、リボンロール7及び外コアの結合体が排出コンベヤへ移載される。 第7、8工程では、第1工程の初期位置に復帰する為に、ターレット側板が回 転する。このとき、スイングアーム8の傾倒角度が徐々に大きくなる様制御され る。
【0023】
【考案の効果】
本考案では、リボンロールから引き出したインクリボンの導出端部に外コアを 止着したオープンリール構造の工業用リボンを製造するに当たって、側板回転中 心軸を中心として回転するターレット側板と、該ターレット側板上の適所に枢支 された基端部を中心としてスイングする外コアチャックスイングアームと、該タ ーレット側板上の適所に回転可能に支持されたリボンロールチャック用スプライ ンシャフト35等から構成される基本ユニットに、未接続状態にあるリボンロー ルと外コアを2組以上セットし、基本ユニットの外周上に材料供給ユニットなど の周辺ユニットを配置したロール加工機を用いるので、多数の人が1つの治具に 取り付いて作業を行なうことなく効率よく工業用リボン、例えば感熱プリンタに 利用されるインクリボンなどの生産を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の加工機によるリボンロール、外コアの
加工手順及び各構成要素の配置を示す側面図。
【図2】本考案によるロール加工機の正面図。
【図3】図2の正面図のY−Y線断面図。
【図4】本考案によるタブ引き出しユニットで、タブ引
出し爪が作動する状態を示す図。
【図5】接着テープ貼付けユニットの構成及び動作説明
図。
【図6】リボンロールの外側に外コアを有する工業用イ
ンクリボンを説明する図であり、(a)は工業用インク
リボンの概要図、(b)は該インクリボンの構成を示す
図。
【図7】従来技術のリボンロールの外側に外コアを有す
る工業用インクリボンを加工する治具の構成説明図。
【図8】(a)(b)及び(c)は従来技術のリボンロ
ールの外側に外コア有する工業用インクリボンを作成す
る状態を示す図である。
【符号の説明】
1・・・基台、2・・・リニアガイド、3・・・サイド
張設側板、4・・・回転中心軸、5・・・ターレット側
板、6・・・リボンロール支持機構、7 リボンロー
ル、8 外コアチャックスイングアーム、9・・・外コ
ア、10・・・外コア支持機構、11・・・傾倒角度調
整手段(エアシリンダ等)、13・・・外コア供給手
段、14・・・リボンロール供給手段、16・・・タブ
引出しユニット、18・・・外コア圧着テーブル、20
・・・接着テープ貼りユニット、22・・・製品排出ユ
ニット、30・・・ターレット旋回用モータ、35・・
・リボンロールチャック用スプラインシャフト、35a
・・・支持片、36・・・リボンロールチャックシリン
ダ、37・・・リボンロール用モータ、38・・・リボ
ンロール回転用ヒステリシスクラッチ、40・・・外コ
ア支持片、41・・・コアチャックシリンダ、42・・
・ロータリアクチュエータ、43・・・ボールスプライ
ンシャフト、50・・・第1の爪、51・・・第2の
爪、53・・・フォトセンサ、60・・・接着テープロ
ール、60a・・・接着テープ、61・・・ロール対、
62・・・バキュームテーブル、63・・・カッタ、6
4・・・先端引出しニップ手段、65・・・吸着ロー
ル、66・・・テンションアーム、

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンを巻き回して成るリボンロ
    ールと、該リボンロールから延びるインクリボンの端部
    を外周面に止着した外コアとを接着テープにより接合し
    た構成を有するオープンリール構造の工業用リボンロー
    ルを自動的に製造するロール加工機において、 所定間隔を於いて対向配置されて一体的に回転する一対
    のターレット側板と、該ターレット側板の回転中心から
    離れたターレット側板面上に位置し該リボンロールを着
    脱自在に支持するリボンロール支持機構と、該リボンロ
    ール支持機構よりも内径側のターレット側板面上に回転
    中心を有した外コアチャックスイングアームを備えた外
    コア支持機構とを備え、 該ターレット側板の回転によって、該リボンロール支持
    機構により支持された該リボンロールが円運動を、該外
    コアチャックスイングアームの先端に保持された外コア
    が一定の移動軌跡で略円形の運動を夫々行い、該リボン
    ロールと該外コアの各移動軌跡が最も接近した位置で該
    リボンロールと外コアの外周面同士が接触できるように
    構成されたことを特徴とするロール加工機。
  2. 【請求項2】 前記ターレット側板上に、前記リボンロ
    ール支持機構と、外コアチャックスイングアームを、少
    なくとも2組づつ備えたことを特徴とする請求項1記載
    のロール加工機。
  3. 【請求項3】 前記外コアチャックスイングアーム先端
    の外コア、及び前記リボンロール支持機構により支持さ
    れたリボンロールの移動軌跡の外径側に、リボンロール
    供給手段、外コア供給手段、タブ引出しユニット、接着
    テープ貼りユニット、製品排出ユニットを順次配置した
    ことを特徴とする請求項1記載のロール加工機。
  4. 【請求項4】 前記一対のターレット側板は、互いに接
    近方向及び離間方向へ進退可能な構成を有することを特
    徴とする請求項1記載のロール加工機。
  5. 【請求項5】 前記リボンロール支持機構は、リボンロ
    ールの軸方向両端部を着脱自在に支持するリボンロール
    チャックスプラインシャフトと、該リボンロールチャッ
    クスプラインシャフトを作動させるリボンロールチャッ
    クシリンダとを備え、該外コア支持機構は該外コアの軸
    方向両端部を着脱自在に支持する外コアチャックスプラ
    インシャフトと、該外コアチャックスプラインシャフト
    を作動させる外コアチャックシリンダとを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載のロール加工機。
JP700293U 1993-02-01 1993-02-01 ロール加工機 Pending JPH0661854U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113148715A (zh) * 2021-04-16 2021-07-23 浙江三鼎织造有限公司 一种织带用曲柄摇摆理带装置
CN115072451A (zh) * 2022-07-06 2022-09-20 安徽和和新材料有限公司 一种可调节无轴式自动收卷装置

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