JPH0662012U - 間仕切り構造 - Google Patents

間仕切り構造

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JPH0662012U
JPH0662012U JP866893U JP866893U JPH0662012U JP H0662012 U JPH0662012 U JP H0662012U JP 866893 U JP866893 U JP 866893U JP 866893 U JP866893 U JP 866893U JP H0662012 U JPH0662012 U JP H0662012U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井パネルと間仕切りパネルとの接合部分の
気密性を図った間仕切り構造を提供する。 【構成】 ユニットルーム1の天井部分に、金属性のフ
レーム体41とこのフレーム体41の下面に取り付けら
れた天井材45とで形成した天井パネル40を嵌め込
み、この天井パネル40の天井材45下面と間仕切りパ
ネル10上面との間に隙間なく弾性シール材30を介在
させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業化住宅の間仕切り構造に関し、特に気密性を保持しつつ天井部 の構造が簡略化された住宅の間仕切り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
工業化住宅としてパネル工法による住宅があり、この住宅のユニットとして、 間仕切りパネルで仕切られたキッチンやトイレ等が予め工場で組み立てられ、間 仕切りパネルと外壁パネルとで画成された各室の上部に天井部が組み付けられた 状態で建築現場まで運ばれ、現場の所定場所に設置されるものが知られている。
【0003】 天井部は間仕切りパネルと外壁パネルとで画成された各室の上部に組み付けら れる。
【0004】 図4は、このようなユニットの天井部の構造を示す図であり、天井部100は 、壁パネル110と直交する壁パネル(図示せず)に取り付けられる吊り梁10 2に吊り木104を垂下固定して、吊り木104に格子状の野縁106を取り付 け、野縁106に下側から天井仕上材としての石膏ボード108を張り付けるこ とにより作り上げられていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の天井部100では、吊り梁102の取り付け、吊り梁 102への吊り木104の垂下固定、吊り木104への格子状の野縁106の吊 り下げ、野縁106への石膏ボード108の張り付け、という多工数の取り付け 作業を行わなければならないので、作業が煩雑であり、しかもその作業には熟練 を必要とするものであった。
【0006】 したがって、このようなユニットルームの天井部をパネル化し(以下「天井パ ネル」という)、ユニットルームの天井形成位置にこの1つの天井パネルを嵌め 込むだけで天井部を作り上げるようにして、天井組み付け作業の省力化を図る事 が望まれる。
【0007】 このように1つの天井パネルを用いて天井部を構成しようとすると、天井パネ ルを天井形成位置に嵌め込む際に、天井パネルの下面と間仕切りパネルの上端面 との間の気密性と防音性とを保持する必要がある。
【0008】 しかしながら、間仕切りパネルの痩せや製造上の公差等から、天井パネルの下 面と間仕切りパネルの上端面とが気密性と防音性とを保持するように隙間なく密 着するように天井パネルをユニットルームに嵌めることは事実上困難であり、ど うしても天井パネルと間仕切りパネルとの間に隙間が生じ、各室間の気密性と防 音性とが損なわれるおそれがある。
【0009】 本考案は、前記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、天井パネルと間仕 切りパネルとの接合部分の気密性を図った簡易な構造の間仕切り構造を提供する ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、 複数の壁パネルで囲まれて形成される所定空間を天井設置位置までの高さに設 定された間仕切パネルで部屋を区画し、 前記所定空間に対応した面積を有する天井パネルを、前記壁パネルによって囲 まれる前記所定空間内に挿入し、前記天井設置位置に設置する間仕切り構造であ って、 前記間仕切パネルと天井パネルとの間に弾性シール材を配設した、ことを特徴 としている。
【0011】
【作用】 前記構成の考案においては、各室を間仕切る間仕切りパネルと、天井パネルと の間に、弾性シール材が介在されているので、間仕切りパネルで間仕切られた各 室の湿気等の気体が弾性部材で遮断される。したがって、湿気等が隣室に流れ込 むことがなく、各室の気密性が保持される。また、天井パネルを天井設置位置に 挿入するだけで天井を構築できるので、天井構築作業の簡略化を図ることができ る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0013】 図1は、本考案の一実施例に係る間仕切り構造を示す断面図であり、図2は、 図1の実施例における天井パネルを取り外した状態の平面図である。
【0014】 図1に示すように、ユニットルーム1の室2,3は間仕切りパネル10によっ て間仕切られている。
【0015】 間仕切りパネル10は、方形状に組まれた芯材12の両面に石膏ボード14が 張り付けられた構造をしており、立設したときに天井設置位置までの高さとなる 縦長さを有している。したがって、この間仕切りパネル10を立設すれば、この 間仕切りパネル10の上端面によって、天井設置位置が決定される。そして、ユ ニットルーム1の床パネル上に立て付けされ、これにより、間仕切りパネル10 と外壁パネル20とで室2,3が画成されている。
【0016】 間仕切りパネル10の上面には、予め防振ゴム等を素材とする弾性シール材3 0が取り付けられている。弾性シール材30は、幅が間仕切りパネル10の芯材 12と両面の石膏ボード14との上面和に略等しく設定されかつ長さがこれらの 上面長さに略等しく設定されたテープ状体であり、下面の図示しない接着剤を介 して間仕切りパネル10上面全体に張り付けられている。
【0017】 この弾性シール材30の厚さは次のように設定されている。
【0018】 間仕切りパネル10は工場でどんなに精度よく仕上げてもそれなりの公差を持 った製品として仕上がる。したがって、立て付け時には後述する天井パネル40 の下面と間仕切りパネル10の上面との間に隙間が生じる可能性が高い。そこで 、弾性シール材30をこの隙間に介在させて気密性と防音性とを図るのである。
【0019】 ところで、気密性と防音性とを図るには、一般に弾性シール材30がかなり圧 縮される必要がある。そこで、本実施例では、間仕切りパネル10の公差を2m mと仮定し、60%以下の厚みに圧縮するため、弾性シール材30の厚さを5m mに設定している。ただし、間仕切りパネル10上面に生じる隙間の大きさは、 製造上の誤差や温度等の環境条件によって変わるので、これらの条件に対応して 弾性シール材30の厚さを設定できることは勿論である。
【0020】 このような弾性シール材30が予め上面に取り付けられた間仕切りパネル10 上に天井パネル40が載置されている。
【0021】 図3は、天井パネル40をユニットルーム1の天井形成位置5に嵌め込む様子 を示す斜視図である。
【0022】 天井パネル40は、図3にも示すように、フレーム体41とこのフレーム体4 1の下面に取り付けられた天井材としての石膏ボード45とで形成されている。
【0023】 フレーム体41は、断面コ字状の軽量鉄骨で形成されフレーム体41の両枠を なす一対のランナー材42の間に、複数のスタッド材43を嵌め込むことにより 形成されており、ランナー材42上には複数のパネル押さえ材44が取り付けら れている。
【0024】 一方、石膏ボード45は、フレーム体41の下側に組まれた図示しない格子状 の野縁を介してフレーム体41下面に取り付けられている。
【0025】 このような天井パネル40は、ユニットルーム1の上方から天井形成位置5に 嵌められ、この位置に沿って外壁パネル20に取り付けられた断面L字状のパネ ル受け材22と間仕切りパネル10上面の弾性シール材30上に載置される。そ して、図1に示すように、天井パネル40は、パネル押さえ材44が外壁パネル 20に打ち込まれたピン24に係合するように矢印A方向にずらされる。
【0026】 これにより、天井パネル40がユニットルーム1の天井部5に固定されると共 に、弾性シール材30が介在しなかったなら生じたであろう天井パネル40の石 膏ボード45下面と間仕切りパネル10上面との隙間(間隔2mm)内に、弾性 シール材30が天井パネル40によって圧縮され押込められる。すなわち、厚さ が5mmの弾性シール材30は天井パネル40下面と間仕切りパネル10上面と の間に介在した状態で少なくとも60%以下の厚みに圧縮される。
【0027】 したがって、ユニットルーム1の室2,3は間仕切りパネル10と弾性シール 材30とによって遮断され、しかも、弾性シール材30が60%以下の厚みに圧 縮されているので、各室2,3の湿気や騒音等が弾性シール材30で完全に遮断 され、各室2,3の気密性と防音性とが保持される。
【0028】 なお、本考案にかかる間仕切り構造は、上述した実施例に限定されるものでは ない。
【0029】 例えば、本実施例では、ユニットルームにおける間仕切り構造の実施例を挙げ たが、本考案にかかる間仕切り構造は、ユニットルームに適用される場合に限定 されず、一般的パネル工法により構築される部屋の間仕切りとしても適用し得る ものである。
【0030】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案の間仕切り構造においては、天井部を簡単な作業 によって構築でき、間仕切りパネルで間仕切られた各室の湿気等の気体が弾性シ ール材で遮断されるので、各室の気密性が保持されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る間仕切り構造を示す断
面図である。
【図2】ユニットルームの間仕切り状態を示す上面図で
ある。
【図3】ユニットルームの分解斜視図である。
【図4】従来の天井部の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニットルーム 2,3 室 4 床パネル 10 間仕切りパネル 20 外壁パネル 30 弾性シール材 40 天井パネル 41 フレーム体 45 石膏ボード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の壁パネルで囲まれて形成される所
    定空間を天井設置位置までの高さに設定された間仕切パ
    ネルで部屋を区画し、 前記所定空間に対応した面積を有する天井パネルを、前
    記壁パネルによって囲まれる前記所定空間内に挿入し、
    前記天井設置位置に設置する間仕切り構造であって、 前記間仕切パネルと天井パネルとの間に弾性シール材を
    配設した、ことを特徴とする間仕切り構造。
JP1993008668U 1993-02-08 1993-02-08 間仕切り構造 Expired - Fee Related JP2600080Y2 (ja)

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