JPH0662106B2 - 炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法 - Google Patents

炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法

Info

Publication number
JPH0662106B2
JPH0662106B2 JP22609286A JP22609286A JPH0662106B2 JP H0662106 B2 JPH0662106 B2 JP H0662106B2 JP 22609286 A JP22609286 A JP 22609286A JP 22609286 A JP22609286 A JP 22609286A JP H0662106 B2 JPH0662106 B2 JP H0662106B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
stem
carbon fiber
shaped
pipe material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22609286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6382891A (ja
Inventor
攻二 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP22609286A priority Critical patent/JPH0662106B2/ja
Publication of JPS6382891A publication Critical patent/JPS6382891A/ja
Publication of JPH0662106B2 publication Critical patent/JPH0662106B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は炭素繊維複合体を活用した自転車用の前フォー
クを製造する方法に関する。
(従来の技術) 炭素繊維複合体のシート材を用い、これをマンドレルを
心軸として巻き付けて成形するシート・ワインディング
技術を活用して、所定の長さを有し且つ両端がテーパー
状となっている管材を作り、この管材の中央部に一定間
隔をおいて2個所の同一方向且つ同一平面上で夫々90
度前後に折曲げて2本の管脚を有するU字形の管材を作
り、この中央部を前フォークのクラウンとし、両脚をさ
やとする。即ちクラウンと両さやとが一体化し、クラウ
ンを不要ならしめるクラウンレス前フォークを作る方法
が、特公昭58−933号公報に開示されている。ここ
に開示されている管材は鋼管であり、炭素繊維複合体の
管材とは、その強度又は剛性は云うまでもなく異なる。
(発明が解決しようとする課題) 自転車の前フォークは自転車のハンドルに直接関連して
いるものであるから、ハンドル操作に十分耐えなければ
ならない。
本発明は、鋼製前フォークに十分匹敵する強さを発揮で
きるようにするため、炭素繊維複合体(以下複合体を省
略する)より成る前フォーク内部に金属補強具を装着す
る方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、炭素繊維と熱硬化性樹脂とより成る複合体を
素材とし所定長さを有し且つ両端がテーパー状の管材を
形成し、該管材の中央に一定距離をおいて2ヶ所で同一
平面上で同一方向に夫々90度に屈曲し、2本の管脚を
有するU字状管材を成形し、該U字状管材の中央にステ
ム受口とステム受口の左右に接続しU字状管材の肩近く
に達する長さの長孔を切開し、次に予めU字形の2本の
クラウン状脚を有し、U字状管材のステム受口に嵌合す
る円筒を設けた金属補強具の円筒孔にステムを固定し、
ステム受口とこれに接続する長孔よりステム付金属補強
具をU字状管材に挿入し且つ該管材内に設置し、ついで
該長孔を炭素繊維複合体テープ類で巻き付けて閉じ、つ
いで成形せる該金属補強具装着の管材を分割式金型内に
セットし、該管材の管脚の開口端より圧さく空気を吹き
こんで整形調整すると同時に、該金型を加熱し該熱硬化
性樹脂を硬化させるとともに金属補強具と管材とを固着
して補強し、次に該金型を開き該管材を取出し、該管脚
端部に予め成形せる金属爪を固着して成ることを特徴と
する金属補強具装着の炭素繊維複合体より成る自転車用
前フォークの製造方法である。
ここで炭素繊維複合体について公知資料より以下に略述
する。
炭素繊維の長繊維を一方向に引き揃え、これにマトリッ
クス樹脂として例えば熱硬化性エポキシ樹脂を含浸し、
半硬化状シートを作る。これをプリプレグと呼び、この
プリプレグ1枚の厚さは0.1乃至0.4mmであり、こ
れを数枚積層して管肉厚さは約2mmとする。
一般に成人用前フォークのさやの長さは約40cmとし、
クラウン部分の長さは約10cmとすれば、所要の長さは
合計で約90cmとなるから、まず長さが約90cmの炭素
繊維管材を成形する。そして管材の両端は夫々テーパー
状となっているから、テーパー部分を除いて管材外径2
2mmとする。
(実施例) 炭素繊維管材の成形法は公知の技術によるものとし、又
両端がテーパー状の管材の成形法も公知技術に属し、本
発明においては所要の炭素繊維管材は得られたものとし
て添付図面について説明する。
第1図は所要の炭素繊維管材1を示し、両端テーパー2
a,3aとなっている。
第1図に示す長さ約90cmの炭素繊維管材1について中
央部の長さ約10cmの両端2ヶ所の地点から、管材1を
約90度の角度を以て、同一平面上で同一方向に折曲
げ、U字形に成形する。
第2図はU字状の管材を示し、管脚2,3は夫々テーパ
ー状の両端2a,3aを有し、クラウン部4を示す。
第3図はU字状管材のクラウン4の中央にステム9(第
7図)が保持される円形貫通口5が設置され、この貫通
口5の左右に接続する長孔6,7が切開されており、こ
れらの貫通口5と長孔6,7とは後述する本発明の金属
補強具8(第4図)の中央開口8aにステム9を挿入固
着して一体となった補強具8を挿入し炭素繊維管内の内
側に取付けるために切開したものである。
この金属補強具8を炭素繊維管材内部にフィットさせて
設置する理由は、炭素繊維管材をクラウンレス前フォー
クとして使用するに当って、本来の高弾性を補強するた
めであり、自転車前輪を左右自在にハンドル操作によっ
て駆動するに当って、前フォークの強度並びに剛性につ
いて少しも不安を与えないように補強するためである。
即ち肩部にクラウンを形成しない前フォーク材は、肩部
の強度に不安があるものと考えられ、クラウンに対抗す
る強化法がとられているが、本発明によると以下に説明
する金属補強具によって、強度に優れたクラウンレス前
フォーク材を得ることができる。
第4図は本発明の金属補強具8を示す斜視図であり、厚
み1乃至2mmの鋼板を材料とし、その断面が第11図に
示すようにU字形となっており、その上部は第5図に示
すようにクラウン材で、このクラウン状上部の両端から
断面がU字形の2本の脚8d,8eが付いている。そし
て円形切欠(8f1個を以て代表する)が左右のクラウ
ン8b,8cに夫々2ヶ所の円形切欠8fがあり、両脚
8d,8eに夫々4ヶ所ずつの円形切欠8fがある。但
し切欠8fの個数は限定するものではない。
これらの円形切欠8fは補強具8を炭素繊維管材によく
密着させるためと、含浸している熱硬化性樹脂を滲透し
易くするためと、更に又補強具8を軽くするためであ
る。
補強具8の上部にある円筒孔8aを通ってステム9の下
端が挿入され固定する役目を持つ。
尚、第5図は補強具8を上方から見た図であり、第6図
は補強具8の一方の脚8eの正面図であり、又第11図
は補強具8の円形切欠8fを含むU字形断面図を示す。
云うまでもなく、補強具8は炭素繊維で成形された前フ
ォークのクラウン4とこれに接続する両脚2,3との内
部に密着できるように作るものとする。又クラウン4は
一体成型したU字状管材について説明したが、予め管脚
を準備してこれをクラウンに組立て成形してもよい。
前述の通り、補強具8とステム9とを取付けて固着した
ものを第8図に示してあるが、このステム装着補強具
を、第3図に示す貫通口5とこれに接続する長孔6,7
とを通って炭素繊維管内に装入し取付けるのであり、次
にこれらの長孔6,7に対し炭素繊維複合体より成るテ
ープ又はシートを巻き付けて長孔6,7を密封する。
云うまでもなくステム9も金属製とし、第9図のリング
10は下玉受としてステム9に設置するものであり、第
10図は第8図のA−Aにおける補強具8の断面がU字
形であることを示すと共に円形切欠8fを示す。
上述したようにU字型炭素繊維管のクラウン4と両脚
2,3との内側にステム付補強具11を挿入設置して成
る前フォーク材12(第11図)を、次に第12図に示
す分割式金型13に挿入セットする。第12図は概念図
であり、前フォーク材12も第11図に示すよりも簡単
に図示してあり、又金型13は上型と下型と成るもの
で、第12図では下型を示す。
金型13の付属設備も省略してある。
前フォーク材12を金型13の下型にセットし、上型を
設置し、金型13を加熱(加熱装置は図示せず)すると
同時に両テーパー管端の開口より矢印で示すように圧縮
空気を吹きこみ(空気吹きこみ装置も図示せず)、炭素
繊維管の形状を空気吹きこみによって調整を行う。この
時、炭素繊維複合体に含浸する熱硬化性樹脂が加熱によ
って硬化し、又金属補強具8はこれと共に炭素繊維に固
着し、複数の円形切欠8fを通って含浸する樹脂が更に
補強具8の裏面にもその作用を及ぼすものと考えられ
る。
金型内の処理が終了すれば、金型を開いて前フォーク材
12を取出し、両テーパー管端に任意の公知技術により
予め成形せる爪(図示せず)を固着すれば、本発明によ
る金属補強具装入の炭素繊維複合体より成る自転車用の
前フォーク完成品が得られる。
(発明の効果) 本発明の方法によって、炭素繊維材料から、所要の管材
を成形し、この管材からクラウンを一体化したクラウン
レス前フォークを作り、炭素繊維材料を更に補強して尚
一層実用化に適するようにするため、その内部に金属補
強具を装入して成る本発明のクラウンレス前フォーク
は、従来の金属製のものよりも、遥かに軽量且つ強固な
自転車部品を得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は炭素繊維複合体より成形した管材の斜視図、第
2図は管材をU字形に折曲げて成る本発明の前フォーク
材の説明図、第3図は前フォーク材の平面図、第4図乃
至第6図は本発明の金属補強具の斜視図・上方から見た
図・側面図、第7図はステムの斜視図、第8図は補強具
にステムを取付けた断面図、第9図はステムに設置する
リング状下玉受の斜視図、第10図は第8図のA−A断
面図、第11図は管材内に補強具を挿入設置せる本発明
の前フォーク材上部の断面図、第12図は第11図の前
フォーク材を装入して加工する金具の平面図を示す。 1……炭素繊維複合体より成る管材 2……U字状管材、5……円形貫通口 6,7……長孔、8……金属補強具 8a……円筒孔、8f……円形切欠 9……ステム、10……下玉受リング 11……ステム付補強具 12……補強具装入せる前フォーク材 13……前フォーク材加工処理用金型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素繊維と熱硬化性樹脂とより成る複合体
    を素材とし所定長さを有し且つ両端がテーパー状の管材
    を形成し、該管材の中央に一定距離をおいて2ヶ所で同
    一平面上で同一方向に夫々90度に屈曲し、2本の管脚
    を有するU字状管材を成形し、該U字状管材の中央にス
    テム受口とステム受口の左右に接続しU字状管材の肩近
    くに達する長さの長孔を切開し、次に予めU字形の2本
    のクラウン状脚を有し、U字状管材のステム受口に嵌合
    する円筒を設けた金属補強具の円筒孔にステムを固定
    し、ステム受口とこれに接続する長孔よりステム付金属
    補強具をU字状管材に挿入し且つ該管材内に設置し、つ
    いで該長孔を炭素繊維複合体テープ類で巻き付けて閉
    じ、ついで成形せる該金属補強具装着の管材を分割式金
    型内にセットし、該管材の管脚の開口端より圧さく空気
    を吹きこんで整形調整すると同時に、該金型を加熱し該
    熱硬化性樹脂を硬化させるとともに金属補強具と管材と
    を固着して補強し、次に該金型を開き該管材を取出し、
    該管脚端部に予め成形せる金属爪を固着して成ることを
    特徴とする金属補強具装着の炭素繊維複合体より成る自
    転車用前フォークの製造方法。
JP22609286A 1986-09-26 1986-09-26 炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法 Expired - Lifetime JPH0662106B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22609286A JPH0662106B2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26 炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22609286A JPH0662106B2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26 炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6382891A JPS6382891A (ja) 1988-04-13
JPH0662106B2 true JPH0662106B2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=16839697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22609286A Expired - Lifetime JPH0662106B2 (ja) 1986-09-26 1986-09-26 炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0662106B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578809Y2 (ja) * 1991-05-14 1998-08-20 日本精工株式会社 自在継手用ヨーク
JPH0644691U (ja) * 1991-05-20 1994-06-14 株式会社東京アールアンドデー 二輪または三輪自動車のハンドル取付構造
US6655707B2 (en) 1994-08-22 2003-12-02 Advanced Composites, Inc. Net shape filament winding manufacturing process, articles made therefrom and composite bicycle fork and other components
JP2001253382A (ja) * 2000-03-13 2001-09-18 Showa Corp フロントフォーク
CN109895889A (zh) * 2019-04-02 2019-06-18 东莞永琦复合材料有限公司 结构增强型座管架及其成型工艺
CN112693550B (zh) * 2021-01-25 2022-09-23 苏州诺雅电动车有限公司 单管镂空式前叉及安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6382891A (ja) 1988-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6123353A (en) Method of joining and reinforcing molded plastic bicycle frames
US4746386A (en) Method of producing continuous fiber reinforced bent resin pipe
US5762352A (en) Bicycle fork having a fiber reinforced steerer tube and fiber reinforced crown and blades and method of making same
EP0531667B1 (en) Composite tool handle and method of making same
US20030162613A1 (en) Two piece sports racquet and method
JPH0277388A (ja) 自転車フォーク製造方法及び自転車フォーク
US3998457A (en) Tennis racket
JP2009034333A (ja) バドミントンラケット及びバドミントンラケットの製造方法
EP0795456A3 (en) Steering wheel and method of manufacture
US4278251A (en) Racket frame for ball games
US4673451A (en) Method for manufacture of fiber reinforced resin structure such as a steering wheel core member
US4614626A (en) Method for fabricating a tennis racquet frame
JPS6382891A (ja) 炭素繊維複合体より成る自転車用前フォークの製造方法
US5310516A (en) Method of making a composite racket
JP2741329B2 (ja) 曲線引金具の製造方法
GB2234909A (en) Racket frame
EP0618395B1 (en) Method of manufacturing a one-piece tubular connection element.
JPS6329414Y2 (ja)
JPH0452045U (ja)
JP3049517U (ja) バドミントンラケット
JP2522363Y2 (ja) ゴルフクラブシャフト
JPS63186671A (ja) 打球器とその生産方法
KR810000131B1 (ko) 라켓트(racquet) 프레임(Frame)
JPS5917327Y2 (ja) ゴルフクラブ
JPH08117363A (ja) バドミントンラケット