JPH0662352A - ブラウン管バンド加熱方法及び装置 - Google Patents
ブラウン管バンド加熱方法及び装置Info
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- JPH0662352A JPH0662352A JP4264918A JP26491892A JPH0662352A JP H0662352 A JPH0662352 A JP H0662352A JP 4264918 A JP4264918 A JP 4264918A JP 26491892 A JP26491892 A JP 26491892A JP H0662352 A JPH0662352 A JP H0662352A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/64—Constructional details of receivers, e.g. cabinets or dust covers
- H04N5/645—Mounting of picture tube on chassis or in housing
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/0014—Devices wherein the heating current flows through particular resistances
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、加熱膨張バンドにブラウン管を固
着する工程を自動化してブラウン管バンド固着作業を簡
単に行うことを目的とする。又、誘導加熱の工程を簡略
化及び効率化することによって、エネルギーの節約と装
置の小型化を図り作業を簡便にすることを目的とする。 【構成】 導電性のブラウン管バンド(13)をブラウ
ン管(14)に固着するために熱膨張させるブラウン管
バンド加熱方法及び装置であって、電力供給用の1次コ
イル(11,21)と、コア(10,20)と、前記ブ
ラウン管バンド(13)からなる2次コイルとによっ
て、トランスを構成して、前記1次コイル(11,2
1)に高周波電力又は交流電力を印加し、ショートした
1回巻の2次コイルである前記ブラウン管バンド(1
3)を加熱することを特徴とする。
着する工程を自動化してブラウン管バンド固着作業を簡
単に行うことを目的とする。又、誘導加熱の工程を簡略
化及び効率化することによって、エネルギーの節約と装
置の小型化を図り作業を簡便にすることを目的とする。 【構成】 導電性のブラウン管バンド(13)をブラウ
ン管(14)に固着するために熱膨張させるブラウン管
バンド加熱方法及び装置であって、電力供給用の1次コ
イル(11,21)と、コア(10,20)と、前記ブ
ラウン管バンド(13)からなる2次コイルとによっ
て、トランスを構成して、前記1次コイル(11,2
1)に高周波電力又は交流電力を印加し、ショートした
1回巻の2次コイルである前記ブラウン管バンド(1
3)を加熱することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管(CRT)
を映像機器本体内に固定する場合に使用する帯状の導電
性バンドを、ブラウン管に容易に固着するためのブラウ
ン管バンド加熱方法及び装置に関するものである。
を映像機器本体内に固定する場合に使用する帯状の導電
性バンドを、ブラウン管に容易に固着するためのブラウ
ン管バンド加熱方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、機器本体内にブラウン管を固定
するのに使用するバンドは、ブラウン管自体の重量が重
いので、ブラウン管を機器本体に固定した状態で堅固性
を維持するために大部分金属性材質で作られている。こ
のような金属材質のバンドをブラウン管に固着するため
の従来方法としては、帯形体のバンドをブラウン管の周
囲に合うように巻いて、次に切断されたバンドの両端部
分を溶接する方法がある。また、作業工数節減及び固着
状態の堅固性等のバンド固着作業の効率を考慮して、帯
形態のバンド両端部を溶接して完成したバンドを熱膨張
させて、ブラウン管にはめて冷却し固着する固着方法が
一般的に知られている。
するのに使用するバンドは、ブラウン管自体の重量が重
いので、ブラウン管を機器本体に固定した状態で堅固性
を維持するために大部分金属性材質で作られている。こ
のような金属材質のバンドをブラウン管に固着するため
の従来方法としては、帯形体のバンドをブラウン管の周
囲に合うように巻いて、次に切断されたバンドの両端部
分を溶接する方法がある。また、作業工数節減及び固着
状態の堅固性等のバンド固着作業の効率を考慮して、帯
形態のバンド両端部を溶接して完成したバンドを熱膨張
させて、ブラウン管にはめて冷却し固着する固着方法が
一般的に知られている。
【0003】この方法に使用する加熱方法としては、抵
抗加熱方式,高周波誘導加熱方法,又はガス加熱方法が
広く採用されている。抵抗加熱方式には、バンド自体が
固有抵抗値を持つ金属バンドに電流を直接通電して加熱
する直接抵抗加熱方式と、ニクロム線からの発熱により
間接的に加熱する間接抵抗加熱方式とがある。上記直接
抵抗加熱方式は、電流を供給する接触端子部位からの放
熱により簡単に加熱できないという欠点を持っている。
又、高周波誘導加熱方法は、バンド全体にコイルを巻き
コイルに高周波電流を供給して誘導する渦流損を利用し
て加熱する方法で、互換性は大幅に良好になるが、加熱
効率を悪くし、またコイルの位置によって不均一に加熱
される場合に膨張が均一にならないので、均一性を保つ
には加熱設備が高価となり、また電力損失も多いという
欠点をもっている。又、上記ガス加熱方法は、ガス燃料
に点火して直接バンドを加熱する方法である。この方法
は、加熱部位がすぐに酸化して酸化被膜が発生して変色
する欠陥を持っている。
抗加熱方式,高周波誘導加熱方法,又はガス加熱方法が
広く採用されている。抵抗加熱方式には、バンド自体が
固有抵抗値を持つ金属バンドに電流を直接通電して加熱
する直接抵抗加熱方式と、ニクロム線からの発熱により
間接的に加熱する間接抵抗加熱方式とがある。上記直接
抵抗加熱方式は、電流を供給する接触端子部位からの放
熱により簡単に加熱できないという欠点を持っている。
又、高周波誘導加熱方法は、バンド全体にコイルを巻き
コイルに高周波電流を供給して誘導する渦流損を利用し
て加熱する方法で、互換性は大幅に良好になるが、加熱
効率を悪くし、またコイルの位置によって不均一に加熱
される場合に膨張が均一にならないので、均一性を保つ
には加熱設備が高価となり、また電力損失も多いという
欠点をもっている。又、上記ガス加熱方法は、ガス燃料
に点火して直接バンドを加熱する方法である。この方法
は、加熱部位がすぐに酸化して酸化被膜が発生して変色
する欠陥を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の加熱方法は
種々の欠陥を持っており、良い加熱効果を得るためには
作業工数を増加することが必要なので、全体的に生産性
を低下させることになる。本発明は、上記の従来技術の
加熱方法の問題点を解消できる方法として、既存の高周
波加熱方式を利用し、誘導加熱(induction heating) 原
理を利用して、導電材のバンドを2次コイルとし、1次
コイルに電力を供給して、2次コイル即ちバンドを発熱
させるように構成することにより、加熱膨張バンドにブ
ラウン管を固着する工程を自動化してブラウン管バンド
固着作業を簡単に行うことを目的とする。又、誘導加熱
の工程を簡略化及び効率化することによって、装置の小
型化を図り作業を簡便にすることを目的とする。
種々の欠陥を持っており、良い加熱効果を得るためには
作業工数を増加することが必要なので、全体的に生産性
を低下させることになる。本発明は、上記の従来技術の
加熱方法の問題点を解消できる方法として、既存の高周
波加熱方式を利用し、誘導加熱(induction heating) 原
理を利用して、導電材のバンドを2次コイルとし、1次
コイルに電力を供給して、2次コイル即ちバンドを発熱
させるように構成することにより、加熱膨張バンドにブ
ラウン管を固着する工程を自動化してブラウン管バンド
固着作業を簡単に行うことを目的とする。又、誘導加熱
の工程を簡略化及び効率化することによって、装置の小
型化を図り作業を簡便にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のブラウン管バンド加熱方法は、導電性のブ
ラウン管バンドをブラウン管に固着するために熱膨張さ
せるブラウン管バンド加熱方法であって、電力供給用の
1次コイルと、コアと、前記ブラウン管ハンドからなる
2次コイルとによって、トランスを構成して、前記1次
コイルに交流電力を印加し、ショートした1回巻の2次
コイルである前記ブラウン管ハンドを加熱することを特
徴とする。
に、本発明のブラウン管バンド加熱方法は、導電性のブ
ラウン管バンドをブラウン管に固着するために熱膨張さ
せるブラウン管バンド加熱方法であって、電力供給用の
1次コイルと、コアと、前記ブラウン管ハンドからなる
2次コイルとによって、トランスを構成して、前記1次
コイルに交流電力を印加し、ショートした1回巻の2次
コイルである前記ブラウン管ハンドを加熱することを特
徴とする。
【0006】又、導電性のブラウン管バンドをブラウン
管に固着するために熱膨張させるブラウン管バンド加熱
方法であって、電力供給用の1次コイルを巻いたコアに
より前記ブラウン管ハンドの少なくとも一部を巻回し、
前記ブラウン管バンドを2次コイルとして、前記1次コ
イルに高周波電力又は交流電力を印加することを特徴と
する。ここで、前記コアは接断可能に構成され、前記巻
回工程では、断状態の前記コアのギャップ間に前記ブラ
ウン管バンドの一部を通過させ、前記ギャップを閉じて
前記コアを接状態にし、前記ブラウン管バンドを加熱膨
張させた後に、前記コアを断状態にして、前記コアのギ
ャップ間に前記ブラウン管バンドの一部を通過させる工
程を更に備える。
管に固着するために熱膨張させるブラウン管バンド加熱
方法であって、電力供給用の1次コイルを巻いたコアに
より前記ブラウン管ハンドの少なくとも一部を巻回し、
前記ブラウン管バンドを2次コイルとして、前記1次コ
イルに高周波電力又は交流電力を印加することを特徴と
する。ここで、前記コアは接断可能に構成され、前記巻
回工程では、断状態の前記コアのギャップ間に前記ブラ
ウン管バンドの一部を通過させ、前記ギャップを閉じて
前記コアを接状態にし、前記ブラウン管バンドを加熱膨
張させた後に、前記コアを断状態にして、前記コアのギ
ャップ間に前記ブラウン管バンドの一部を通過させる工
程を更に備える。
【0007】又、本発明のブラウン管バンド加熱装置
は、開閉可能なコア形成具であって、閉成されたときコ
アを形成するコア形成具と、該コア形成具に巻回される
1次側コイルとからなり、閉成された前記コア形成具に
結合されて2次側コイルとなるブラウン管バンドを発熱
させることを特徴とする。
は、開閉可能なコア形成具であって、閉成されたときコ
アを形成するコア形成具と、該コア形成具に巻回される
1次側コイルとからなり、閉成された前記コア形成具に
結合されて2次側コイルとなるブラウン管バンドを発熱
させることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って詳
細に説明する。 <外鉄型誘導による実施例>図1は外鉄型誘導によるブ
ラウン管バンド固着装置中の、バンド加熱の実施例を説
明する構成図である。
細に説明する。 <外鉄型誘導による実施例>図1は外鉄型誘導によるブ
ラウン管バンド固着装置中の、バンド加熱の実施例を説
明する構成図である。
【0009】磁路を形成する上部コア(10)の内部に
電力を供給する1次コイル(11)を置き、上記上部コ
ア(10)の下端に下部コア(12)を置き、上部コア
(10)と下部コア(12)とを接続して、ブラウン管
バンド13を巻回する磁路を形成し、上記上部コア(1
0)内の1次コイル(11)にて生成した磁力で2次コ
イルであるブラウン管バンド(13)に誘導電力が発生
して、バンドが発熱するように構成されている。
電力を供給する1次コイル(11)を置き、上記上部コ
ア(10)の下端に下部コア(12)を置き、上部コア
(10)と下部コア(12)とを接続して、ブラウン管
バンド13を巻回する磁路を形成し、上記上部コア(1
0)内の1次コイル(11)にて生成した磁力で2次コ
イルであるブラウン管バンド(13)に誘導電力が発生
して、バンドが発熱するように構成されている。
【0010】上記2次コイルとしてのブラウン管バンド
(13)は、発熱特性を良好にするための導電材、特に
金属材で、これが上部コア(10)の内側に設置しうる
ように上部コア(10)が形成・配置されるのが望まし
い。又、上部コア(10)の下面は、別途の制御で垂直
運動させる機械装置(A)によって下部コア(12)の
上面と合うように構成されている。
(13)は、発熱特性を良好にするための導電材、特に
金属材で、これが上部コア(10)の内側に設置しうる
ように上部コア(10)が形成・配置されるのが望まし
い。又、上部コア(10)の下面は、別途の制御で垂直
運動させる機械装置(A)によって下部コア(12)の
上面と合うように構成されている。
【0011】次に、図2に従って、本実施例のブラウン
管バンド固着の手順を説明する。まず、2次コイルとし
てのブラウン管バンド(13)を内設する時は、図2の
(a)のように、別途の機械装置(A)により上部コア
(10)を上方に移動させた状態で、図2の(b)のよ
うにブラウン管バンド(13)を下部コア(12)上の
内設できる位置に置く。次に、上部コア(10)を下降
させ、図2の(c)のように下部コア(12)と合う状
態にし、加熱時には上記上部コア部(10)に内設した
1次コア(11)に電流を供給して、下部コア(12)
上に置かれたブラウン管バンド(13)を発熱させる。
管バンド固着の手順を説明する。まず、2次コイルとし
てのブラウン管バンド(13)を内設する時は、図2の
(a)のように、別途の機械装置(A)により上部コア
(10)を上方に移動させた状態で、図2の(b)のよ
うにブラウン管バンド(13)を下部コア(12)上の
内設できる位置に置く。次に、上部コア(10)を下降
させ、図2の(c)のように下部コア(12)と合う状
態にし、加熱時には上記上部コア部(10)に内設した
1次コア(11)に電流を供給して、下部コア(12)
上に置かれたブラウン管バンド(13)を発熱させる。
【0012】発熱の原理を更に詳しく見ると、図2の
(c)のように、上部コア(10)が下降して下部コア
(12)と合った状態で1次コア(11)に通電すると
同時に、コアを介して誘導電力が発生する。このように
発生した誘導電力により、2次コイルであるブラウン管
バンド(13)に電圧が発生する。以後、誘起電圧をブ
ラウン管バンド(13)の抵抗で割った分の電流が流れ
発熱が行なわれる。この時の発熱によりブラウン管バン
ド(13)が適当な時間発熱して温度が上昇すると、金
属特有の性質で膨張する。
(c)のように、上部コア(10)が下降して下部コア
(12)と合った状態で1次コア(11)に通電すると
同時に、コアを介して誘導電力が発生する。このように
発生した誘導電力により、2次コイルであるブラウン管
バンド(13)に電圧が発生する。以後、誘起電圧をブ
ラウン管バンド(13)の抵抗で割った分の電流が流れ
発熱が行なわれる。この時の発熱によりブラウン管バン
ド(13)が適当な時間発熱して温度が上昇すると、金
属特有の性質で膨張する。
【0013】発熱を行うブラウン管バンド(13)を適
当な状態にまで膨張させた後に、図2の(d)のよう
に、次の工程で機械装置(A)を上昇させ、上部コア
(10)を上昇点にまで移動する。これと同時に、図2
の(e)のように、ブラウン管(14)を垂直状態(ブ
ラウン管のスクリーン面が下向状態)に固定した機械装
置(B)を駆動させ、加熱膨張したブラウン管バンド
(13)に向って下降させる。この時、図2の(f)の
ように、ブラウン管(14)が下部コア(12)に置か
れているブラウン管バンド(13)内部に挿入され、同
時に下部コア(12)を下降させる。
当な状態にまで膨張させた後に、図2の(d)のよう
に、次の工程で機械装置(A)を上昇させ、上部コア
(10)を上昇点にまで移動する。これと同時に、図2
の(e)のように、ブラウン管(14)を垂直状態(ブ
ラウン管のスクリーン面が下向状態)に固定した機械装
置(B)を駆動させ、加熱膨張したブラウン管バンド
(13)に向って下降させる。この時、図2の(f)の
ように、ブラウン管(14)が下部コア(12)に置か
れているブラウン管バンド(13)内部に挿入され、同
時に下部コア(12)を下降させる。
【0014】上記ブラウン管(14)をブラウン管バン
ド(13)に挿入後、下降する下部コア(13)と共に
ブラウン管バンド(13)が下降することを防止するた
めに、ブラウン管バンド(13)の一部に止具を別途に
設けて、ブラウン管(14)の挿入動作時に離脱しない
ようにする。以後、ブラウン管(14)にブラウン管バ
ンド(13)の挿入が完了したら、次の工程である図2
の(g)のようにブラウン管バンド(B)を冷却装置
(D)で冷却させる。上記冷却工程によって膨張したブ
ラウン管バンド(13)が元の状態に収縮して、ブラウ
ン管(14)に密着固定される。
ド(13)に挿入後、下降する下部コア(13)と共に
ブラウン管バンド(13)が下降することを防止するた
めに、ブラウン管バンド(13)の一部に止具を別途に
設けて、ブラウン管(14)の挿入動作時に離脱しない
ようにする。以後、ブラウン管(14)にブラウン管バ
ンド(13)の挿入が完了したら、次の工程である図2
の(g)のようにブラウン管バンド(B)を冷却装置
(D)で冷却させる。上記冷却工程によって膨張したブ
ラウン管バンド(13)が元の状態に収縮して、ブラウ
ン管(14)に密着固定される。
【0015】<内鉄型誘導の実施例>以上の実施例で
は、外鉄型コアを利用した誘導の例を説明した。本実施
例では、更に簡潔な工程で装置の小型化を図った内鉄型
コアを利用した誘導の例を説明する。図3は内鉄型誘導
の装置の構成及び動作手順を示す図である。ここで、ブ
ラウン管バンド(13)は、図示しない断熱性,電気絶
縁性の材料で支持されているものとする。
は、外鉄型コアを利用した誘導の例を説明した。本実施
例では、更に簡潔な工程で装置の小型化を図った内鉄型
コアを利用した誘導の例を説明する。図3は内鉄型誘導
の装置の構成及び動作手順を示す図である。ここで、ブ
ラウン管バンド(13)は、図示しない断熱性,電気絶
縁性の材料で支持されているものとする。
【0016】(20)及び(20’)は、本例のコアを
形成する材料から成る工具である。コア形成材(20)
あるいはの少なくとも一部には一次コイル(21)が巻
かれ、一次コイル(21)はスイッチ(22)を介して
交流電源(23)につながれている。図3の(a)は、
ブラウン管(14)への固着前のブラウン管バンド(1
3)がつり上げられたブラウン管(14)の下方に設置
された後に、トランスを構成すべくコア形成材(2
0),(20’)間にブラウン管バンド(13)の一部
を通過させた後の状態を示している。
形成する材料から成る工具である。コア形成材(20)
あるいはの少なくとも一部には一次コイル(21)が巻
かれ、一次コイル(21)はスイッチ(22)を介して
交流電源(23)につながれている。図3の(a)は、
ブラウン管(14)への固着前のブラウン管バンド(1
3)がつり上げられたブラウン管(14)の下方に設置
された後に、トランスを構成すべくコア形成材(2
0),(20’)間にブラウン管バンド(13)の一部
を通過させた後の状態を示している。
【0017】次に、コア形成材(20)及び(20’)
がブラウン管バンド(13)の一部を巻く状態でX方向
に閉じられて、磁路が形成される。すなわち、コア形成
材(20)及び(20’)がブラウン管バンド(13)
を貫通し、ブラウン管バンド(13)は構成されたトラ
ンスにおいて1回巻のショートした2次コイルとなる。
この状態で図3(b)のようにスイッチ(22)を閉じ
て接点(22a)と(22b)とをつなぐと、1次コイ
ル21に交流電源23から電力が供給され、2次コイル
であるブラウン管バンド(13)にコア((20),
(20’))を介して起電力が発生し、発熱膨張をす
る。ブラウン管(14)を挿入可能なまでブラウン管バ
ンド(13)の膨張が行なわれると、スイッチ(22)
の断により電力供給が止められる。コア形成材(20)
と(20’)とは図3の(a)のように開かれてそのギ
ャップ間を通して加熱工具が取り去られる。
がブラウン管バンド(13)の一部を巻く状態でX方向
に閉じられて、磁路が形成される。すなわち、コア形成
材(20)及び(20’)がブラウン管バンド(13)
を貫通し、ブラウン管バンド(13)は構成されたトラ
ンスにおいて1回巻のショートした2次コイルとなる。
この状態で図3(b)のようにスイッチ(22)を閉じ
て接点(22a)と(22b)とをつなぐと、1次コイ
ル21に交流電源23から電力が供給され、2次コイル
であるブラウン管バンド(13)にコア((20),
(20’))を介して起電力が発生し、発熱膨張をす
る。ブラウン管(14)を挿入可能なまでブラウン管バ
ンド(13)の膨張が行なわれると、スイッチ(22)
の断により電力供給が止められる。コア形成材(20)
と(20’)とは図3の(a)のように開かれてそのギ
ャップ間を通して加熱工具が取り去られる。
【0018】以下、機械装置(B)によりブラウン管
(14)が下降してブラウン管バンド(13)に挿入さ
れて固着される工程は、前実施例と同様である。尚、本
実施例のコアの磁路の形成を確実にするためにコア形成
材(20)と(20’)との接点を導電線等で接続する
のが好ましい。ところで、本実施例において、1次側か
ら2次側へのエネルギー伝達効率の上昇と、コアの断面
積を小さくすることが装置の小型化及び工程の簡素化に
とって重要である。
(14)が下降してブラウン管バンド(13)に挿入さ
れて固着される工程は、前実施例と同様である。尚、本
実施例のコアの磁路の形成を確実にするためにコア形成
材(20)と(20’)との接点を導電線等で接続する
のが好ましい。ところで、本実施例において、1次側か
ら2次側へのエネルギー伝達効率の上昇と、コアの断面
積を小さくすることが装置の小型化及び工程の簡素化に
とって重要である。
【0019】まず、コアの断面積を考えると、これを小
さくすることはコア内の残留磁気により発生するコア形
成材(20)と(20’)との分離への抗力を減少させ
ることとなる。1次側から2次側へのエネルギー伝達
(2次側の起電力)が磁束の変化量に比例することは自
明である。Δφ(磁束変化)=S(断面積)×Δβ(磁
束密度変化)であるので、エネルギー伝達を減らすこと
なく断面積を小さくするには磁束密度の変化を大きくす
ること、すなわち、1次側電源の周波数を高くすること
が必要となる。
さくすることはコア内の残留磁気により発生するコア形
成材(20)と(20’)との分離への抗力を減少させ
ることとなる。1次側から2次側へのエネルギー伝達
(2次側の起電力)が磁束の変化量に比例することは自
明である。Δφ(磁束変化)=S(断面積)×Δβ(磁
束密度変化)であるので、エネルギー伝達を減らすこと
なく断面積を小さくするには磁束密度の変化を大きくす
ること、すなわち、1次側電源の周波数を高くすること
が必要となる。
【0020】本例では、商用周波数である50サイクル
以上で実用化可能なものが得られた。昨今では、インバ
ータ回路ICにより更に2桁以上も高い周波数の安定し
た小型電源が作成可能であるので、コアの断面積は更に
小さく出来る。又、エネルギー伝達を向上させ得るの
で、短時間での十分な発熱膨張が可能となり、装置の小
型化及び簡素化と共に、工程の削減及び高速化が可能と
なる。
以上で実用化可能なものが得られた。昨今では、インバ
ータ回路ICにより更に2桁以上も高い周波数の安定し
た小型電源が作成可能であるので、コアの断面積は更に
小さく出来る。又、エネルギー伝達を向上させ得るの
で、短時間での十分な発熱膨張が可能となり、装置の小
型化及び簡素化と共に、工程の削減及び高速化が可能と
なる。
【0021】このように、高周波数の電源を使用するこ
とが本実施例の装置の小型化、工程の簡素化に有利であ
るので、これに従ってコア材料としてエネルギー伝達効
率の良いものを選ぶことも必要である。すなわち、ヒス
テリシス損の小さなものがより効果的である。従って、
コア材料は剛性や工作容易性等も加味した最善のものが
選ばれる。
とが本実施例の装置の小型化、工程の簡素化に有利であ
るので、これに従ってコア材料としてエネルギー伝達効
率の良いものを選ぶことも必要である。すなわち、ヒス
テリシス損の小さなものがより効果的である。従って、
コア材料は剛性や工作容易性等も加味した最善のものが
選ばれる。
【0022】ここで、本実施例の好適な一実験例を示
す。 <条件> ブラウン管バンド 寸法…0.8mm(厚さ)×25mm(幅)×10
18mm(全長)(14インチ・ブラウン管用) 材質…SPC−3.亜鉛鍍金材 一次電源 周波数…60Hz 電圧…210V 一次コイル 巻数…70 材質…平角線 コア 材質…RM−30 接点の断面積…150cm2 <実験結果> 発熱時間 …14秒
す。 <条件> ブラウン管バンド 寸法…0.8mm(厚さ)×25mm(幅)×10
18mm(全長)(14インチ・ブラウン管用) 材質…SPC−3.亜鉛鍍金材 一次電源 周波数…60Hz 電圧…210V 一次コイル 巻数…70 材質…平角線 コア 材質…RM−30 接点の断面積…150cm2 <実験結果> 発熱時間 …14秒
【0023】尚、本実施例では、ブラウン管バンド(1
3)を金属として説明したが、導電性材料であれば良
い。又、コア形成材の形状やその開閉方法、らさに1次
コイル及び電源供給回路は図示した例に限らず、本例で
の機能を果たすものであればよい。又、コア内の残留磁
気を取るための逆電力の供給や、逆電力供給の補助コイ
ルの設置等も本発明に含まれるものである。
3)を金属として説明したが、導電性材料であれば良
い。又、コア形成材の形状やその開閉方法、らさに1次
コイル及び電源供給回路は図示した例に限らず、本例で
の機能を果たすものであればよい。又、コア内の残留磁
気を取るための逆電力の供給や、逆電力供給の補助コイ
ルの設置等も本発明に含まれるものである。
【0024】
【発明の効果】以上で説明した様に、本発明のブラウン
管バンド加熱方法により、誘導加熱(induction heatin
g) 原理を利用して、導電材のバンドを2次コイルと
し、1次コイルに電力を供給して、2次コイル即ちバン
ドを発熱させるように構成することにより、加熱膨張バ
ンドにブラウン管を固着する工程を自動化してブラウン
管バンド固着作業を簡単に行うことが可能となる。又、
誘導加熱の工程を簡略化及び効率化することによって、
装置の小型化を図り作業を簡便にすることが可能にな
る。更に、装置の小型化及び簡素化と共に、工程の高速
化も可能となる。変圧器の原理により電力がブラウン管
バンドに直接誘導されて発熱されるので非常に効率がよ
く、これにより電力消費効果を良くし、所要経費節減と
大量生産に大きく役立つ効果を提供する。
管バンド加熱方法により、誘導加熱(induction heatin
g) 原理を利用して、導電材のバンドを2次コイルと
し、1次コイルに電力を供給して、2次コイル即ちバン
ドを発熱させるように構成することにより、加熱膨張バ
ンドにブラウン管を固着する工程を自動化してブラウン
管バンド固着作業を簡単に行うことが可能となる。又、
誘導加熱の工程を簡略化及び効率化することによって、
装置の小型化を図り作業を簡便にすることが可能にな
る。更に、装置の小型化及び簡素化と共に、工程の高速
化も可能となる。変圧器の原理により電力がブラウン管
バンドに直接誘導されて発熱されるので非常に効率がよ
く、これにより電力消費効果を良くし、所要経費節減と
大量生産に大きく役立つ効果を提供する。
【図1】本実施例の外鉄型誘導によるブラウン管バンド
加熱装置の構成図である。
加熱装置の構成図である。
【図2】本実施例の外鉄型誘導による加熱及び固着動作
を説明する工程順序を示す図である。
を説明する工程順序を示す図である。
【図3】本実施例の内鉄型誘導による加熱装置の構成及
び加熱動作を説明する図である。
び加熱動作を説明する図である。
A,B…機械装置、C…加熱装置、D…冷却装置、10
…上部コア、11…1次コイル部、12…下部コア、1
3…ブラウン管バンド、14…ブラウン管、20,2
0’…コア形成材、21…一次コイル、22…スイッ
チ、23…高周波電源または交流電源
…上部コア、11…1次コイル部、12…下部コア、1
3…ブラウン管バンド、14…ブラウン管、20,2
0’…コア形成材、21…一次コイル、22…スイッ
チ、23…高周波電源または交流電源
Claims (4)
- 【請求項1】 導電性のブラウン管バンドをブラウン管
に固着するために熱膨張させるブラウン管バンド加熱方
法であって、 電力供給用の1次コイルと、コアと、前記ブラウン管ハ
ンドからなる2次コイルとによって、トランスを構成し
て、 前記1次コイルに交流電力を印加し、 ショートした1回巻の2次コイルである前記ブラウン管
ハンドを加熱することを特徴とするブラウン管バンド加
熱方法。 - 【請求項2】 導電性のブラウン管バンドをブラウン管
に固着するために熱膨張させるブラウン管バンド加熱方
法であって、 電力供給用の1次コイルを巻いたコアにより前記ブラウ
ン管ハンドの少なくとも一部を巻回し、 前記ブラウン管バンドを2次コイルとして、前記1次コ
イルに高周波電力又は交流電力を印加することを特徴と
するブラウン管バンド加熱方法。 - 【請求項3】 前記コアは接断可能に構成され、前記巻
回工程では、断状態の前記コアのギャップ間に前記ブラ
ウン管バンドの一部を通過させ、前記ギャップを閉じて
前記コアを接状態にし、 前記ブラウン管バンドを加熱膨張させた後に、前記コア
を断状態にして、前記コアのギャップ間に前記ブラウン
管バンドの一部を通過させる工程を更に備えることを特
徴とする請求項2記載のブラウン管バンド加熱方法。 - 【請求項4】 開閉可能なコア形成具であって、閉成さ
れたときコアを形成するコア形成具と、 該コア形成具に巻回される1次側コイルとからなり、 閉成された前記コア形成具に結合されて2次側コイルと
なるブラウン管バンドを発熱させることを特徴とするブ
ラウン管バンド加熱装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019910024459A KR950004096B1 (ko) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 브라운관 밴드 가열방법 |
| KR91-24459 | 1991-12-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0662352A true JPH0662352A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=19326087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4264918A Pending JPH0662352A (ja) | 1991-12-26 | 1992-10-02 | ブラウン管バンド加熱方法及び装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0662352A (ja) |
| KR (1) | KR950004096B1 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6171532A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-12 | Hokuto Denshi Kogyo Kk | 防爆形陰極線管の製造方法及びその装置 |
| JPS6258592A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-14 | 株式会社東芝 | 被加熱物の熱変形防止法 |
-
1991
- 1991-12-26 KR KR1019910024459A patent/KR950004096B1/ko not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-10-02 JP JP4264918A patent/JPH0662352A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6171532A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-12 | Hokuto Denshi Kogyo Kk | 防爆形陰極線管の製造方法及びその装置 |
| JPS6258592A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-14 | 株式会社東芝 | 被加熱物の熱変形防止法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR950004096B1 (ko) | 1995-04-25 |
| KR930015809A (ko) | 1993-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19941213 |