JPH0662969B2 - 安定な固体燃料・水スラリ− - Google Patents
安定な固体燃料・水スラリ−Info
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- JPH0662969B2 JPH0662969B2 JP61313429A JP31342986A JPH0662969B2 JP H0662969 B2 JPH0662969 B2 JP H0662969B2 JP 61313429 A JP61313429 A JP 61313429A JP 31342986 A JP31342986 A JP 31342986A JP H0662969 B2 JPH0662969 B2 JP H0662969B2
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- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、安定な固体燃料・水スラリーに関し、更に詳
しくは、高濃度かつ低粘度であって、輸送、貯蔵、取扱
などが容易であり、長期間の貯蔵中および輸送中に固体
燃料粒子が沈降したり、圧密化することのない安定性の
優れた固体燃料・水スラリーに関する。
しくは、高濃度かつ低粘度であって、輸送、貯蔵、取扱
などが容易であり、長期間の貯蔵中および輸送中に固体
燃料粒子が沈降したり、圧密化することのない安定性の
優れた固体燃料・水スラリーに関する。
[従来技術及びその問題点] 近年、エネルギー源として、石炭、石油コークスなどの
固体燃料が見直されている。しかしながら、固体燃料
は、石油のような液体燃料と比較して、輸送や貯蔵を円
滑に行なうことが困難であり、また取り扱いに際しても
作業効率が悪いという欠点がある。
固体燃料が見直されている。しかしながら、固体燃料
は、石油のような液体燃料と比較して、輸送や貯蔵を円
滑に行なうことが困難であり、また取り扱いに際しても
作業効率が悪いという欠点がある。
これらの欠点を改善するために、固体燃料を微粉状にし
て水中に分散させた固体燃料・水スラリーの開発が進め
られている。しかし、固体燃料・水スラリーにおいて、
固体燃料の濃度を上げると、固体燃料・水スラリーの粘
度が著しく高くなり、流動性が失われ、取扱いや、管路
輸送などが困難になる。また、固体燃料・水スラリーの
粘度を下げるために、固体燃料の濃度を下げると、輸送
効率が低下し、燃料やガス化原料として使用するために
は、事前に脱水処理を必要とするなどの難点がある。
て水中に分散させた固体燃料・水スラリーの開発が進め
られている。しかし、固体燃料・水スラリーにおいて、
固体燃料の濃度を上げると、固体燃料・水スラリーの粘
度が著しく高くなり、流動性が失われ、取扱いや、管路
輸送などが困難になる。また、固体燃料・水スラリーの
粘度を下げるために、固体燃料の濃度を下げると、輸送
効率が低下し、燃料やガス化原料として使用するために
は、事前に脱水処理を必要とするなどの難点がある。
これらの難点を解決するために、固体燃料・水スラリー
に分散剤を添加したり、固体燃料粒子の粒度分布を調整
することが種々試みられている。
に分散剤を添加したり、固体燃料粒子の粒度分布を調整
することが種々試みられている。
しかしながら、このような方法により、固体燃料を高濃
度で含有する固体燃料・水スラリーの粘度を低下させた
としても、固体燃料・水スラリーを長期間貯蔵したり、
タンクローリーあるいはタンカーなどで輸送する場合
に、固体燃料粒子が沈降し、さらに沈降物の圧密化によ
る脱水現象により強固な固体沈降層が形成されることが
多い。このような固体沈降層を再び分散させて固体燃料
・水スラリーにして使用することは極めて困難であるの
で、高濃度かつ低粘度の固体燃料・水スラリーの安定性
を向上させることは、固体燃料・水スラリーの実用上極
めて重要である。
度で含有する固体燃料・水スラリーの粘度を低下させた
としても、固体燃料・水スラリーを長期間貯蔵したり、
タンクローリーあるいはタンカーなどで輸送する場合
に、固体燃料粒子が沈降し、さらに沈降物の圧密化によ
る脱水現象により強固な固体沈降層が形成されることが
多い。このような固体沈降層を再び分散させて固体燃料
・水スラリーにして使用することは極めて困難であるの
で、高濃度かつ低粘度の固体燃料・水スラリーの安定性
を向上させることは、固体燃料・水スラリーの実用上極
めて重要である。
従来においても、固体燃料、水スラリーの安定性を向上
させるために種々の安定剤を添加することが提案されて
いるが、いずれも未だ満足できるものとはいえない。
させるために種々の安定剤を添加することが提案されて
いるが、いずれも未だ満足できるものとはいえない。
[発明の目的] 本発明は、固体燃料粒子を高濃度で含有しながら、低粘
度であり、しかも長期間の貯蔵中および輸送中に固体燃
料が沈降したり圧密化することのない安定性の極めて優
れた固体燃料・水スラリーを提供することを目的とす
る。
度であり、しかも長期間の貯蔵中および輸送中に固体燃
料が沈降したり圧密化することのない安定性の極めて優
れた固体燃料・水スラリーを提供することを目的とす
る。
[発明の構成] 本発明は、石炭及び/又は石油コークスからなる固体燃
料粒子50〜80重量部を含有する固体燃料・水スラリー10
0重量部に、天然ガム、天然ガムの変成品、ポリビニル
アルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセ
ルロースおよびヒドロキシエチルセルロースから選ばれ
た少なくとも一種の水溶性高分子物質1〜20重量%と、
ベントナイト、アタパルジャイト、セピオライトおよび
クリソタイル系アスベストからなる群から選ばれた少な
くとも一種の微粒子状無機物質80〜99重量%とからなる
混合物である安定化剤が0.01〜0.5重量部含まれている
ことを特徴とする安定な固体燃料・水スラリーにある。
料粒子50〜80重量部を含有する固体燃料・水スラリー10
0重量部に、天然ガム、天然ガムの変成品、ポリビニル
アルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメチルセ
ルロースおよびヒドロキシエチルセルロースから選ばれ
た少なくとも一種の水溶性高分子物質1〜20重量%と、
ベントナイト、アタパルジャイト、セピオライトおよび
クリソタイル系アスベストからなる群から選ばれた少な
くとも一種の微粒子状無機物質80〜99重量%とからなる
混合物である安定化剤が0.01〜0.5重量部含まれている
ことを特徴とする安定な固体燃料・水スラリーにある。
本発明における固体燃料は、石炭及び/又は石油コーク
スである。石炭及び石油コークスとしては、特に限定さ
れず、通常燃料として一般に使用されているものを使用
することができる。石炭として、灰分が約6%以下であ
るようなものが特に好ましい。脱灰処理された石炭、例
えば、灰分約10%含有する石炭を例えば重液選炭法など
それ自体公知の方法で脱灰処理した灰分約6重量%以下
の石炭も好適に使用することができる。また、石油コー
クスとしては、一般に石油精製工程から副生する石油コ
ークスが利用され、通常灰分を0.1〜1重量%含有す
る。
スである。石炭及び石油コークスとしては、特に限定さ
れず、通常燃料として一般に使用されているものを使用
することができる。石炭として、灰分が約6%以下であ
るようなものが特に好ましい。脱灰処理された石炭、例
えば、灰分約10%含有する石炭を例えば重液選炭法など
それ自体公知の方法で脱灰処理した灰分約6重量%以下
の石炭も好適に使用することができる。また、石油コー
クスとしては、一般に石油精製工程から副生する石油コ
ークスが利用され、通常灰分を0.1〜1重量%含有す
る。
本発明の固体燃料・水スラリー中の固体燃料の含有量
は、50〜80重量%、好ましくは65〜75重量%である。固
体燃料としては、その粒子の幾何平均径が、74μm以
下、特に20〜53μmであり、その粒子の粒度分布が、対
数正規分布における幾何標準偏差δgの値が6〜12の範
囲内にあるような固体燃料が好ましい。
は、50〜80重量%、好ましくは65〜75重量%である。固
体燃料としては、その粒子の幾何平均径が、74μm以
下、特に20〜53μmであり、その粒子の粒度分布が、対
数正規分布における幾何標準偏差δgの値が6〜12の範
囲内にあるような固体燃料が好ましい。
上記「幾何平均径」及び「幾何標準偏差」の各用語は、
粉末の粒度及びその分布を規定するために一般に使用さ
れている用語であり、対数正規分布での粒径と積算通過
重量百分率との関係から、次のように定義される。
粉末の粒度及びその分布を規定するために一般に使用さ
れている用語であり、対数正規分布での粒径と積算通過
重量百分率との関係から、次のように定義される。
幾何平均径(Dp50): 積算通過重量百分率が50%に相当する粒径幾何標準偏差
(δg): 幾何平均径と積算通過重量百分率が15.87%に相当する
粒径との比(幾何平均径/積算通過重量15.87%に相当
する粒径)δg1と、積算通過重量百分率が84.13%に
相当する粒径と幾何平均径との比(積算通過重量84.13
%に相当する粒径/幾何平均径)δg2の算術平均 [(δg1+δg2)/2] 本発明にて用いる安定化剤は、グアーガム、ザンサンガ
ム、ローカストビーンガム、カラヤガムおよびアルギン
酸ナトリウムなどの天然ガム;これらの天然ガムのアセ
チル化物、またはアルキル化物のような変成品;ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミドなどの水溶性合成
高分子、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロースなどの水溶性セルロース誘導体から選ばれ
た少なくとも一種の水溶性高分子物質1〜20重量%、好
ましくは2〜10重量%と、ベントナイト、アタパルジャ
イト、セピオライトおよびクリソタイル系アスベストか
らなる群から選ばれた少なくとも一種の無機物質80〜99
重量%、好ましくは90〜98重量%とからなる混合物であ
る。該無機物質の割合が上記範囲よりも小さいと低粘度
における安定性が悪くなる傾向がある。
(δg): 幾何平均径と積算通過重量百分率が15.87%に相当する
粒径との比(幾何平均径/積算通過重量15.87%に相当
する粒径)δg1と、積算通過重量百分率が84.13%に
相当する粒径と幾何平均径との比(積算通過重量84.13
%に相当する粒径/幾何平均径)δg2の算術平均 [(δg1+δg2)/2] 本発明にて用いる安定化剤は、グアーガム、ザンサンガ
ム、ローカストビーンガム、カラヤガムおよびアルギン
酸ナトリウムなどの天然ガム;これらの天然ガムのアセ
チル化物、またはアルキル化物のような変成品;ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミドなどの水溶性合成
高分子、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロースなどの水溶性セルロース誘導体から選ばれ
た少なくとも一種の水溶性高分子物質1〜20重量%、好
ましくは2〜10重量%と、ベントナイト、アタパルジャ
イト、セピオライトおよびクリソタイル系アスベストか
らなる群から選ばれた少なくとも一種の無機物質80〜99
重量%、好ましくは90〜98重量%とからなる混合物であ
る。該無機物質の割合が上記範囲よりも小さいと低粘度
における安定性が悪くなる傾向がある。
上記安定化剤の添加量は、固体燃料・水スラリー100重
量部に対して0.01〜0.5重量部、好ましくは0.02〜0.2重
量部の範囲内の量である。安定化剤の添加量が上記範囲
よりも少ないと、固定燃料・水スラリーの安定性が不充
分であり、上記範囲よりも多いと固体燃料・水スラリー
の粘度が高くなり流動性が低下するので、流動性を維持
するために固体燃料の含有量を低減させなくてはならな
くなる。
量部に対して0.01〜0.5重量部、好ましくは0.02〜0.2重
量部の範囲内の量である。安定化剤の添加量が上記範囲
よりも少ないと、固定燃料・水スラリーの安定性が不充
分であり、上記範囲よりも多いと固体燃料・水スラリー
の粘度が高くなり流動性が低下するので、流動性を維持
するために固体燃料の含有量を低減させなくてはならな
くなる。
本発明の固体燃料・水スラリーを製造する方法として
は、例えば、固体燃料を通常使用される乾式または湿式
の粉砕機を使用して、所望の種々の幾何平均径を有する
固体燃料粒子を製造し、これらを、混合物の固体燃料粒
子の粒度分布が所望の値になるように調製混合し、これ
に安定化剤および水を加えて激しく撹拌することによっ
て製造する方法がある。安定化剤を固体燃料の粉砕前に
添加すると安定化効果を充分に発揮させることができな
いので好ましくない。
は、例えば、固体燃料を通常使用される乾式または湿式
の粉砕機を使用して、所望の種々の幾何平均径を有する
固体燃料粒子を製造し、これらを、混合物の固体燃料粒
子の粒度分布が所望の値になるように調製混合し、これ
に安定化剤および水を加えて激しく撹拌することによっ
て製造する方法がある。安定化剤を固体燃料の粉砕前に
添加すると安定化効果を充分に発揮させることができな
いので好ましくない。
本発明の固体燃料・水スラリー中には、高濃度化に伴う
粘度上昇を抑制するために、適当な分散剤などのような
添加剤を含有させることができる。分散剤としては、そ
れ自体公知の物質を使用することができ、例えば、ナフ
タレンスルホン酸塩、石油スルホン酸塩、リグニンスル
ホン酸塩、及びこれらのホルマリン縮合物;ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩;ポ
リグリセリンの硫酸化物;メラミン樹脂のスルホン酸
塩;石炭抽出物のスルホン酸塩等を挙げることができ
る。
粘度上昇を抑制するために、適当な分散剤などのような
添加剤を含有させることができる。分散剤としては、そ
れ自体公知の物質を使用することができ、例えば、ナフ
タレンスルホン酸塩、石油スルホン酸塩、リグニンスル
ホン酸塩、及びこれらのホルマリン縮合物;ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩;ポ
リグリセリンの硫酸化物;メラミン樹脂のスルホン酸
塩;石炭抽出物のスルホン酸塩等を挙げることができ
る。
分散剤は、固体燃料・水スラリー100重量部に対して、
0.01〜3重量部の範囲の量で使用するのが適当である。
また、分散剤は固体燃料・水スラリーの製造過程の任意
の時点、例えば、固体燃料を粉砕する時点、固体燃料と
水とを混合する時点、固体燃料・水スラリーの製造後に
添加することができる。
0.01〜3重量部の範囲の量で使用するのが適当である。
また、分散剤は固体燃料・水スラリーの製造過程の任意
の時点、例えば、固体燃料を粉砕する時点、固体燃料と
水とを混合する時点、固体燃料・水スラリーの製造後に
添加することができる。
本発明の固体燃料、水スラリーには、更にpH調整剤とし
て、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ
ニウム等のアルカリ性物質を添加してもよい。
て、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ
ニウム等のアルカリ性物質を添加してもよい。
[発明の効果] 本発明の固定燃料・水スラリーは、固体燃料を高濃度で
含有しながら、低粘度であるので、液体燃料と同様に工
業的に使用することができる。さらに、本発明の固定燃
料・水スラリーは安定性が優れているので、長期間貯蔵
しても充分な流動性を保持しており、長距離の輸送が可
能である。
含有しながら、低粘度であるので、液体燃料と同様に工
業的に使用することができる。さらに、本発明の固定燃
料・水スラリーは安定性が優れているので、長期間貯蔵
しても充分な流動性を保持しており、長距離の輸送が可
能である。
従って、本発明の固体燃料・水スラリーは、ボイラー、
加熱炉、等における燃料として、また、水素、一酸化炭
素などの製造におけるガス化用原料として好適に利用す
ることができるる。
加熱炉、等における燃料として、また、水素、一酸化炭
素などの製造におけるガス化用原料として好適に利用す
ることができるる。
次に実施例及び比較例を示す。実施例及び比較例に於
る、固体燃料の性状、固体燃料粒子の調製、固体燃料・
水スラリーの製造、及び固体燃料・水スラリーの粘度測
定法、貯蔵安定性試験法および輸送安定性試験法を次に
示す。
る、固体燃料の性状、固体燃料粒子の調製、固体燃料・
水スラリーの製造、及び固体燃料・水スラリーの粘度測
定法、貯蔵安定性試験法および輸送安定性試験法を次に
示す。
(1)固体燃料の性状 下記性状の脱灰処理した石炭を使用した。
工業分析(重量%):水分 5.3 (恒温槽) 灰分 0.7 [JISM8812] 揮発分 38.8 固定炭素 55.2 (2)固体燃料粒子の調製 奈良式自由粉砕機にて幾何平均径約90μmに粉砕した粗
粒状固体燃料と、同粗粒状固体燃料をさらにボールミル
にて幾何平均径約9μmに湿式粉砕した超微粒状固体燃
料とを、各々絶乾基準で60対40の重量割合で配合、混合
して微粒状固体燃料粒子を調製した。
粒状固体燃料と、同粗粒状固体燃料をさらにボールミル
にて幾何平均径約9μmに湿式粉砕した超微粒状固体燃
料とを、各々絶乾基準で60対40の重量割合で配合、混合
して微粒状固体燃料粒子を調製した。
(3)固体燃料・水スラリーの製造 所定の濃度となるように設定された固体燃料と分散剤お
よびpH調整剤を分散させた水とを、室温で混合容器に入
れ、手撹拌で予備混合した後、特殊機化工業(株)製ラ
ボディスパーを用いて回転数約3000r.p.m.で3分間撹拌
し、一次固体燃料・水スラリーを製造し、更にこれに安
定化剤を所定量添加し、手撹拌で予備混合した後、再び
上記ラボディスパーを用いて回転数約3000r.p.m.で3分
間撹拌し、固体燃料・水スラリーを製造した。
よびpH調整剤を分散させた水とを、室温で混合容器に入
れ、手撹拌で予備混合した後、特殊機化工業(株)製ラ
ボディスパーを用いて回転数約3000r.p.m.で3分間撹拌
し、一次固体燃料・水スラリーを製造し、更にこれに安
定化剤を所定量添加し、手撹拌で予備混合した後、再び
上記ラボディスパーを用いて回転数約3000r.p.m.で3分
間撹拌し、固体燃料・水スラリーを製造した。
(4)固体燃料・水スラリーの粘度測定法 固体燃料・水スラリーの粘度は、東京計器製B型回転粘
度計(No.3ローター使用)を用いて測定した。測定は、
温度27℃、回転数12r.p.m.で行ない、測定開始1分後の
値を読取った。
度計(No.3ローター使用)を用いて測定した。測定は、
温度27℃、回転数12r.p.m.で行ない、測定開始1分後の
値を読取った。
(5)固体燃料・水スラリーの貯蔵安定性試験法 固体燃料・水スラリーを100mlのガラス製サンプル管容
器に仕込み、静置し、7日間経過後ガラス棒を貫入して
容器底部付近での沈降物の有無、圧密化程度を調べる方
法で固体燃料、水スラリーの安定性を評価した。固体沈
降層が認められる場合を「不良」、固体沈降物が認めら
れる場合を「やや不良」、固体沈降物が認められない場
合を「良」とした。
器に仕込み、静置し、7日間経過後ガラス棒を貫入して
容器底部付近での沈降物の有無、圧密化程度を調べる方
法で固体燃料、水スラリーの安定性を評価した。固体沈
降層が認められる場合を「不良」、固体沈降物が認めら
れる場合を「やや不良」、固体沈降物が認められない場
合を「良」とした。
(6)固体燃料・水スラリーの輸送安定性試験法 固体燃料・水スラリーを100mlのガラス製サンプル管容
器に仕込み、振幅40mm,周波数90min− 1の水平振動を5
時間与えた後、ガラス棒を貫入して容器底部付近での沈
降物の有無、圧密化程度を調べる方法で固体燃料・水ス
ラリーの安定性を評価した。固体沈降層が求められる場
合を「不良」、固体沈降物が認められる場合を「やや不
良」、固体沈降物が認められない場合を「良」とした。
器に仕込み、振幅40mm,周波数90min− 1の水平振動を5
時間与えた後、ガラス棒を貫入して容器底部付近での沈
降物の有無、圧密化程度を調べる方法で固体燃料・水ス
ラリーの安定性を評価した。固体沈降層が求められる場
合を「不良」、固体沈降物が認められる場合を「やや不
良」、固体沈降物が認められない場合を「良」とした。
[実施例1〜3] 固体燃料として前記脱灰処理した石炭を使用し、分散剤
としてβ−ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリ
ン縮合物を固体燃料・水スラリーの0.5重量%使用し、p
H調整剤として水酸化アンモニウムを使用して前記のよ
うにして、固体燃料濃度70重量%、粘度800mPa s、pH8.
0の一次固体燃料・水スラリーを製造し、次いで第1表
に示す安定剤を第1表に示す量添加し、前記のようにし
て粘度約1000mPa sの固体燃料・水スラリーを製造し
た。その貯蔵安定性試験および輸送安定性試験の結果を
第1表に示す。
としてβ−ナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルマリ
ン縮合物を固体燃料・水スラリーの0.5重量%使用し、p
H調整剤として水酸化アンモニウムを使用して前記のよ
うにして、固体燃料濃度70重量%、粘度800mPa s、pH8.
0の一次固体燃料・水スラリーを製造し、次いで第1表
に示す安定剤を第1表に示す量添加し、前記のようにし
て粘度約1000mPa sの固体燃料・水スラリーを製造し
た。その貯蔵安定性試験および輸送安定性試験の結果を
第1表に示す。
[比較例1〜6] 安定剤として、第1表に示すような単一成分を使用する
か(比較例1〜5)、あるいは本発明の範囲外の組成を
有する混合物を使用した(比較例6)他は実施例におけ
ると同様にして、粘度を約1000mPa sに調整した固体燃
料・水スラリーを製造した。その貯蔵安定性試験および
輸送安定性試験の結果を第1表に示す。
か(比較例1〜5)、あるいは本発明の範囲外の組成を
有する混合物を使用した(比較例6)他は実施例におけ
ると同様にして、粘度を約1000mPa sに調整した固体燃
料・水スラリーを製造した。その貯蔵安定性試験および
輸送安定性試験の結果を第1表に示す。
[評価結果] 実施例と比較例との比較から、特定の有機物質と特定の
無機物質とを特定割合で組合せた安定化剤を含有する本
発明の固体燃料・水スラリーが優れた安定性を示すこと
が明らかである。
無機物質とを特定割合で組合せた安定化剤を含有する本
発明の固体燃料・水スラリーが優れた安定性を示すこと
が明らかである。
Claims (6)
- 【請求項1】石炭及び/又は石油コークスからなる固体
燃料粒子50〜80重量部を含有する固体燃料・水スラリー
100重量部に、天然ガム、天然ガムの変成品、ポリビニ
ルアルコール、ポリアクリルアミド、カルボキシメチル
セルロースおよびヒドロキシエチルセルロースから選ば
れた少なくとも一種の水溶性高分子物質1〜20重量%
と、ベントナイト、アタパルジャイト、セピオライトお
よびクリソタイル系アスベストからなる群から選ばれた
少なくとも一種の微粒子状無機物質80〜99重量%とから
なる混合物である安定化剤が0.01〜0.5重量部含まれて
いることを特徴とする固体燃料・水スラリー。 - 【請求項2】水溶性高分子物質が、グアーガム、ザンサ
ンガム、ローカストビーンガム、カラヤガムおよびアル
ギン酸ナトリウムから選ばれた天然ガムもしくはその変
性品であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の固体燃料・水スラリー。 - 【請求項3】安定化剤が、該水溶性高分子物質2〜10重
量%と、該微粒子状無機物質90〜98重量%とからなるも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
固体燃料・水スラリー。 - 【請求項4】安定化剤が、固体燃料・水スラリー100重
量部に、0.02〜0.3重量部含まれていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の固体燃料・水スラリー。 - 【請求項5】固定燃料・水スラリー中の固体燃料の含有
量が65〜75重量%の範囲にあることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の固体燃料・水スラリー。 - 【請求項6】固体燃料粒子の幾何平均径が74μm以下で
あり、その粒子の粒度分布が、対数正規分布における幾
何標準偏差δgの値が6〜12の範囲内にあるように調整
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の固体燃料・水スラリー。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61313429A JPH0662969B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 安定な固体燃料・水スラリ− |
| AU83052/87A AU612127B2 (en) | 1986-12-26 | 1987-12-24 | Solid fuel-water slurry composition and process for the preparation of the same |
| CN87108310A CN1021343C (zh) | 1986-12-26 | 1987-12-24 | 固体燃料-水浆液组合物及其制备方法 |
| KR1019870015002A KR900005100B1 (ko) | 1986-12-26 | 1987-12-26 | 고체연료-물슬러리 혼합물 및 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61313429A JPH0662969B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 安定な固体燃料・水スラリ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63165489A JPS63165489A (ja) | 1988-07-08 |
| JPH0662969B2 true JPH0662969B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=18041190
Family Applications (1)
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Families Citing this family (1)
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1986
- 1986-12-26 JP JP61313429A patent/JPH0662969B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPS63165489A (ja) | 1988-07-08 |
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