JPH0663304U - 木工用切削工具 - Google Patents
木工用切削工具Info
- Publication number
- JPH0663304U JPH0663304U JP7220793U JP7220793U JPH0663304U JP H0663304 U JPH0663304 U JP H0663304U JP 7220793 U JP7220793 U JP 7220793U JP 7220793 U JP7220793 U JP 7220793U JP H0663304 U JPH0663304 U JP H0663304U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- groove
- cutting
- tool holder
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 切削刃の嵌め込み位置や工具ホルダーからの
突出寸法を容易に確認でき、且つ、工具ホルダーに対す
る切削刃の固定が強固になされ、また、作業能率を向上
させて製造コストを低減できる木工用切削工具を提供す
る。 【構成】 略円柱形状の工具ホルダー1と、工具ホルダ
ー1の切削刃嵌装溝2に装着固定される切削刃4とから
構成され、切削刃嵌装溝2のうち適数の切削刃嵌装溝2
の工具ホルダー1周面の開口縁には、切削刃4の装着位
置を確認する目盛11を付し、目盛11を付した切削刃
嵌装溝2の工具ホルダー1端面の開口縁及び/或いは目
盛11を付した切削刃嵌装溝2に装着固定される切削刃
4には、切削刃4の突出寸法を確認する目盛12を付
し、且つ、適数の切削刃4と切削刃嵌装溝2とには係合
部9、10を形成した。
突出寸法を容易に確認でき、且つ、工具ホルダーに対す
る切削刃の固定が強固になされ、また、作業能率を向上
させて製造コストを低減できる木工用切削工具を提供す
る。 【構成】 略円柱形状の工具ホルダー1と、工具ホルダ
ー1の切削刃嵌装溝2に装着固定される切削刃4とから
構成され、切削刃嵌装溝2のうち適数の切削刃嵌装溝2
の工具ホルダー1周面の開口縁には、切削刃4の装着位
置を確認する目盛11を付し、目盛11を付した切削刃
嵌装溝2の工具ホルダー1端面の開口縁及び/或いは目
盛11を付した切削刃嵌装溝2に装着固定される切削刃
4には、切削刃4の突出寸法を確認する目盛12を付
し、且つ、適数の切削刃4と切削刃嵌装溝2とには係合
部9、10を形成した。
Description
【0001】
本考案は木工用切削工具に係り、略円柱形状の工具ホルダーの周面に中心軸線 方向に沿って切削刃を装着固定して、工具ホルダーが回転することにより切削刃 が被加工木材を種々の輪郭に切削する木工用切削工具に関するものである。
【0002】
従来より、木材を所定の形状に切削する木工用切削工具として、略円柱形状で その周面に中心軸線方向に沿う切削刃嵌装溝を複数等間隔に有すると共に、中心 軸線を軸に回転する工具ホルダーと、この工具ホルダーの切削刃嵌装溝に装着固 定され、自身の刃部を工具ホルダーの周面から所定寸法突出させる切削刃とから 構成され、前記工具ホルダーが回転することにより、被加工木材を切削するよう にしたものが提供されている。
【0003】 この木工用切削工具は、被加工木材を目的の輪郭に切削するために、形状や長 さ、幅の異なる切削刃を適宜交換して使用するものであって、工具ホルダーに対 する切削刃の装着位置や工具ホルダーからの切削刃の突出寸法をゲージ等で測定 して装着する位置が決定された。
【0004】 また、従来、被加工木材に各種形状の溝を切削する場合には、まず被加工木材 をカンナ盤等によって所定の厚さに切削し、その後で、切削された面を基準にし て所定の深さの溝を切削していた。
【0005】
しかしながら、このような木工用切削工具では、切削刃の切削刃嵌装溝に対す る嵌め込み位置、工具ホルダーからの切削刃の突出寸法は、ゲージ等を使って測 定しなければならず、たいへんに面倒であり、実際の切削作業までに相当の段取 り時間を要した。
【0006】 更に、このような木工用切削工具では、切削刃は工具ホルダーの切削刃嵌装溝 に嵌め込まれて押ネジ等によって押圧固定されるだけなので、工具ホルダー回転 時にガタついたり、遠心力によってずれたりすることがあり、工具ホルダーに対 する切削刃の固定は不安定であった。
【0007】 また、厚みの切削と溝の切削は別々に行われているため、一つの被加工木材を 仕上げるのに2工程を要しており、作業能率が悪く、その分コスト高になってい た。
【0008】 そこで、本考案は、上述した問題点等に鑑み、切削刃の嵌め込み位置や工具ホ ルダーからの突出寸法を容易に確認でき、且つ、工具ホルダーに対する切削刃の 固定が強固になされ、また、作業能率を向上させて製造コストを低減できる木工 用切削工具の提供を課題として案出されたものである。
【0009】
このため本考案は、略円柱形状でその周面に中心軸線方向に沿う切削刃嵌装溝 を複数等間隔に有すると共に、中心軸線を軸に回転する工具ホルダーと、この工 具ホルダーの切削刃嵌装溝に装着固定され、自身の刃部を工具ホルダーの周面か ら所定寸法突出させる切削刃とから構成され、前記工具ホルダーが回転すること により、被加工木材を切削する木工用切削工具において、前記切削刃嵌装溝のう ち適数の切削刃嵌装溝の工具ホルダー周面の開口縁には切削刃の嵌め込み位置を 確認する目盛を付すると共に、前記目盛を付した切削刃嵌装溝の工具ホルダー端 面の開口縁及び/或いは前記目盛を付した切削刃嵌装溝に装着固定される切削刃 には工具ホルダーの周面からの突出寸法を確認する目盛を付し、且つ、適数の切 削刃と切削刃嵌装溝とには滑り止めを行うべく互いに係合する係合部を形成した ことにより上記課題を解決する。
【0010】 また、本考案は、切削刃は、溝切削刃とカンナ刃とから構成し、切削刃嵌装溝 は、溝切削刃を装着固定する溝切削刃嵌装溝とカンナ刃を装着固定するカンナ刃 嵌装溝とから構成し、溝切削刃嵌装溝にはその開口縁に前記目盛を付したことに より上記課題を解決する。
【0011】
しかして本考案は、切削刃を工具ホルダーの切削刃嵌装溝に装着する際に、切 削刃嵌装溝の工具ホルダー周面の開口縁に付した目盛によりその切削刃嵌装溝に 装着する切削刃の嵌め込み位置を確認でき、且つ、前記目盛を付した切削刃嵌装 溝の工具ホルダー端面の開口縁及び/或いは前記目盛を付した切削刃嵌装溝に装 着固定される切削刃に付した目盛により被加工木材を切削する深さに対応する切 削刃の工具ホルダー周面からの突出寸法を確認できる。
【0012】 よって、切削刃の切削刃嵌装溝に対する嵌め込み位置や工具ホルダーからの切 削刃の突出寸法をゲージ等を使って測定する手間を要さず、段取り時間は短縮さ れる。
【0013】 また、切削刃は、切削刃嵌装溝の工具ホルダー周面の開口縁に付した目盛及び 前記目盛を付した切削刃嵌装溝の工具ホルダー端面の開口縁及び/或いは前記目 盛を付した切削刃嵌装溝に装着固定される切削刃に付した目盛を確認することに よって、嵌め込み位置及び突出寸法を微調節することが可能となり、これに対応 する被加工木材を切削する位置や深さを微調節することが可能である。
【0014】 しかも、適数の切削刃と切削刃嵌装溝とに形成した係合部が互いに係合するこ とで、該切削刃は工具ホルダーに対して所定位置で強固に固定されることになる 。
【0015】 また、本考案は、カンナ刃嵌装溝に装着したカンナ刃によって被加工木材を所 定の厚さに切削し、溝切削刃嵌装溝に装着した溝切削刃によって被加工木材に所 定深さの溝を切削する。
【0016】 よって、この木工用切削工具によれば、被加工木材の厚みの切削と溝の切削と が一度に行えるので、切削加工における工程数は少なくて済み、作業能率は向上 する。
【0017】 更に、溝切削刃は、溝切削刃嵌装溝の工具ホルダー周面の開口縁に付した目盛 及び溝切削刃嵌装溝の工具ホルダー端面の開口縁及び/或いは前記目盛を付した 溝切削刃嵌装溝に装着固定される溝切削刃に付した目盛を確認することによって 、嵌め込み位置及び突出寸法を微調節することが可能となり、これに対応する被 加工木材に切削する溝の位置や深さを微調節することが可能となる。
【0018】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明すると次の通りである。 図において示される符号1は本考案に係る木工用切削工具の工具ホルダーであ る。工具ホルダー1は略円柱形状に形成されており、その中心には工具ホルダー 1を回転せしむる駆動装置(図示せず)の駆動軸Sを装着するための貫通孔3を 形成すると共に、その周面には中心軸線方向に沿う切削刃嵌装溝2を貫通孔3を 挟んで対称に2つ配している。
【0019】 切削刃嵌装溝2は、木材を切削する板状の切削刃4がその刃部5を工具ホルダ ー1の周面側にして装着固定されるものである。この切削刃嵌装溝2は、工具ホ ルダー1の周面から中心に向かって掘削形成されているのではなく、周面から工 具ホルダー1の回転方向後方に向かって掘削形成されているので、切削刃4はそ の刃部5を回転方向前方に向けた状態で装着固定されることになる。
【0020】 切削刃嵌装溝2の内部は、切削刃4が嵌装される切削刃嵌装部2aと、切削刃 4の装着固定を補助する補助板6が嵌装される補助板嵌装部2bとに分かれてお り、補助板嵌装部2bは切削刃嵌装部2aよりも浅く形成されている。
【0021】 符号7は、工具ホルダー1周面の補助板嵌装部2bよりも回転方向前方の位置 から補助板嵌装部2bにわたって斜めに貫通する押ネジ孔であって、この押ネジ 孔7には、ネジ込まれると切削刃4を切削刃嵌装溝2の回転方向後方の内壁面に 向かって押圧する押ネジ8が螺合する。
【0022】 前記補助板6は、切削刃4と押ネジ8の間に介在して押ネジ8の押圧を補助す るものであり、補助板嵌装部2bに嵌装された状態で回転方向前方側となる面に は押ネジ8の先端部が当接する切欠部8aが凹設されている。
【0023】 切削刃4の切削刃嵌装溝2に嵌装された状態で回転方向後方側となる面と、こ れに接する切削刃嵌装溝2の回転方向後方の内壁面とには、係合部9、10が夫 々形成されている。これら係合部9、10は、夫々、工具ホルダー1の中心軸線 方向に沿う複数の突条と溝との連続により形成されており、押ネジ8により切削 刃4が押圧されると互いに係合して、切削刃4を工具ホルダー1に対して強固に 固定するものである。尚、この実施例の係合部9、10の夫々の隣り合う突条は 1ミリ間隔に形成されている。
【0024】 工具ホルダー1周面の切削刃嵌装溝2の回転方向後方側の開口縁には、1ミリ 単位の目盛11が刻印されており、この目盛11によって切削刃4を装着或いは 調節する際に中心軸線方向に位置を確認できるものである。
【0025】 切削刃4の側面には、切削刃4の回転方向後方の縁に沿って1ミリ単位の目盛 12が刻印されている。この目盛12は、被加工木材の切削深さに対応する切削 刃4の工具ホルダー1の周面からの突出寸法を確認するためのものであり、切削 刃嵌装溝2の回転方向後方側の開口縁を基準点として計測される。
【0026】 この実施例では、52ミリ幅の切削刃4を使用しており、工具ホルダー1の周 面から11ミリ突出させて装着固定している。
【0027】 図3において示す符号13は、切削刃4の刃部5に形成されたチップ刃嵌装溝 であり、このチップ刃嵌装溝13には、木材を直接切削する硬質金属材にてなる チップ刃14とチップ刃補助板15とが嵌装される。一方、符号16は、切削刃 4の回転方向前方となる面からチップ嵌装溝13に貫通する押ネジ孔17に螺合 する押ネジである。そして、この押ネジ16をねじ込んで押ネジ孔17から押ネ ジ16の先端部を突出させることで、前記チップ刃補助板15とチップ刃14を 押圧してチップ嵌装溝13内に不動に固定している。
【0028】 更に、チップ刃補助板15とチップ刃14とには、各々突部15aと係止孔1 4aとを形成しており、これらを係止することで、チップ刃嵌装溝13に嵌装す る際の位置決めや刃先チップ5aの交換を容易に行えるようにしている。
【0029】 しかして、上述した工具ホルダー1と切削刃4とは、前記係合部9、10が工 具ホルダー1の中心軸線方向に沿って形成されていることから、目盛11を確認 しながら中心軸線方向に沿って摺動して調節することが可能であり、また、係合 部9、10の夫々の突条が1ミリ間隔で形成されていることから、目盛12を確 認しながら突出寸法を1ミリ単位で調節することが可能である。
【0030】 また、係合部9、10を構成する突条と溝は、中心軸線方向に沿って形成され ているから、工具ホルダー1の回転時にかかる遠心力に抗って切削刃4を強固に 固定するものである。
【0031】 しかも、切削刃4は、刃部5にチップ刃14を採用しているので、切味が悪く なった場合にはチップ刃14を交換するだけでよく、消耗する交換部材は極めて 少ないので、コストを低くおさえることができる。
【0032】 本考案の木工用切削工具は、上述した実施例に限定されることなく、例えば、 図4、5、6、7において示す第2実施例のように、工具ホルダー1周面の切削 刃嵌装溝21の開口縁と工具ホルダー1端面の切削刃嵌装溝21の開口縁に夫々 切削刃22の装着位置を確認する目盛23と切削刃22の突出寸法を確認する目 盛24を付しても上述した実施例と同様に切削刃22の装着位置を微調節するこ とが可能である。
【0033】 また、この第2実施例では、切削刃22の刃部25の回転方向前方側にチップ 刃嵌装凹部26を形成し、このチップ刃嵌装凹部26に木材を直接切削する硬質 金属材にてなるチップ刃27を嵌め込んで、座金板28を挟んで固定ネジ29に よって固定している。このチップ刃27は、長手の両側縁に刃がついているので 、片側の刃を使用して刃が悪くなった場合には、反対向きに取り付けて、もう一 方の側の刃を使用することが可能であり、チップ刃27は無駄なく有効に使うこ とができる。
【0034】 また、符号30は、切削刃22の刃部25の両側面に形成されたサイド刃嵌装 凹部であり、このサイド刃嵌装凹部30には、四辺に刃がついた正方形状のサイ ド刃31が嵌め込まれ、六角穴つきネジ32によって固定されている。このサイ ド刃31は、被加工木材の切削時にチップ刃27が溝を切削するのに続いてその 溝の内側側面を切削するものであり、そのためにサイド刃31は、サイド刃嵌装 凹部30の深さより0.5ミリ程厚く形成されて、切削刃22の両側面からわず かに突出した状態に取り付けられている。
【0035】 したがって、この実施例の切削刃22は、両側面にサイド刃31を取り付けた ことによって、溝の内側側面を平滑な状態に仕上げることができる。
【0036】 更に、このサイド刃31は、四辺に刃がついているので、一辺の刃が悪くなっ た場合には、向きを変えて装着することによって、各辺の刃を使用でき、無駄な く使えるものである。
【0037】 次に、本考案の第3実施例を図8、9に基づいて説明する。 この実施例では、切削刃を被加工木材に所定深さの溝を切削する溝切削刃41 と被加工木材を所定の厚さに切削するカンナ刃42とから構成し、切削刃嵌装溝 を、前記溝切削刃41を装着固定する溝切削刃嵌装溝43と前記カンナ刃42を 装着固定するカンナ刃嵌装溝44とから構成している。
【0038】 このうち、溝切削刃嵌装溝43には、上述した第2実施例の切削刃嵌装溝21 と同様に工具ホルダー1周面の開口縁に溝切削刃41の嵌め込み位置を確認する 目盛46を付すると共に、工具ホルダー1端面の開口縁に溝切削刃41の突出寸 法を確認する目盛47を付しており、この溝切削刃嵌装溝43に装着固定される 溝切削刃41は、上述した第2実施例の切削刃22(図6、図7参照)と全く同 様のものを採用している。
【0039】 また、この実施例では、溝切削刃嵌装溝43内の溝切削刃41の両隣に固定補 助部材45を配しており、この固定補助部材45は溝切削刃41やカンナ刃42 と同様に押ネジ孔7に螺合する押ネジ8によって押圧固定されて、溝切削刃41 の固定を補助している。
【0040】 図示した溝切削刃41は、80ミリ幅に形成されており、工具ホルダー1周面 から20ミリ突出した状態で溝切削刃嵌装溝43の中央位置に装着固定されてい る。
【0041】 一方、前記カンナ刃42は、工具ホルダー1の両端にわたる140ミリの長さ を有し、工具ホルダー1の周面から3ミリ突出した状態でカンナ刃嵌装溝44に 装着固定されている。
【0042】 従って、この実施例の木工用切削工具によって切削加工を行えば、カンナ刃4 2が被加工木材を所定の厚さに切削し、溝切削刃41がカンナ刃42との突出寸 法の差である17ミリの深さの溝を被加工木材に切削するものである。
【0043】 しかして、この第3実施例によれば、切削する溝の位置と深さに対応する溝切 削刃41の嵌め込み位置と突出寸法とを目盛23、24によって確認できるのは もちろんのこと、被加工木材の厚みの切削と溝の切削とが一度に行えるので、作 業前の段取り時間の短縮と作業工程数の削減を可能にして作業能率を向上できる 。
【0044】 尚、上述した各実施例では、切削刃の突出寸法を確認する目盛を切削刃嵌装溝 の工具ホルダー端面の開口縁或いは切削刃のみに付しているが、これら両者に目 盛を付してもよく、また、工具ホルダーの形状、寸法、材質、構成、切削刃嵌装 溝の形状、寸法、数、構成、切削刃の形状、寸法、数、材質、構成、溝切削刃嵌 装溝の形状、寸法、数、構成、カンナ刃嵌装溝の形状、寸法、数、構成、溝切削 刃の形状、寸法、数、材質、構成、カンナ刃の形状、寸法、数、材質、構成、係 合部の形状、寸法、数、構成は、上述した実施例に限定されないことは言うまで もない。
【0045】
上述のごとく構成した本考案によれば、略円柱形状でその周面に中心軸線方向 に沿う切削刃嵌装溝2を複数等間隔に有すると共に、中心軸線を軸に回転する工 具ホルダー1と、この工具ホルダー1の切削刃嵌装溝2、21に装着固定され、 自身の刃部を工具ホルダー1の周面から所定寸法突出させる切削刃4、22とか ら構成され、前記工具ホルダー1が回転することにより、被加工木材を切削する 木工用切削工具において、前記切削刃嵌装溝2、21のうち適数の切削刃嵌装溝 2、21の工具ホルダー1周面の開口縁には切削刃4、22の嵌め込み位置を確 認する目盛11、23を付すると共に、前記目盛11、23を付した切削刃嵌装 溝2、21の工具ホルダー1端面の開口縁及び/或いは前記目盛11、23を付 した切削刃嵌装溝2、21に装着固定される切削刃4、22には工具ホルダー1 の周面からの突出寸法を確認する目盛12、24を付し、且つ、適数の切削刃4 、22と切削刃嵌装溝2、21とには滑り止めを行うべく互いに係合する係合部 9、10を形成したから、切削刃4、22を工具ホルダー1の切削刃嵌装溝2、 21に装着する際に、切削刃嵌装溝2、21の工具ホルダー1周面の開口縁に付 した目盛11、23によりその切削刃嵌装溝2、21に装着する切削刃4、22 の嵌め込み位置を確認でき、且つ、前記目盛11、23を付した切削刃嵌装溝2 、21の工具ホルダー1端面の開口縁及び/或いは前記目盛11、23を付した 切削刃嵌装溝2、21に装着固定される切削刃4、22に付した目盛12、24 により被加工木材を切削する深さに対応する切削刃4、22の工具ホルダー1周 面からの突出寸法を確認できる。
【0046】 したがって、ゲージ等による測定を必要とした従来の技術に比して熟練を要す ることなく、切削刃4、22の装着位置及びこれに対応する被加工木材の切削位 置や深さの調節、変更を極めて容易に行えるようになり、作業前の段取りに要す る時間を短縮して作業能率を向上できた。
【0047】 しかも、適数の切削刃4、22と切削刃嵌装溝2、21とに形成した係合部9 、10が互いに係合することで、該切削刃4、22は工具ホルダー1に対して所 定位置で強固に固定されることになる。
【0048】 また、本考案によれば、切削刃は、溝切削刃41とカンナ刃42とから構成し 、切削刃嵌装溝は、溝切削刃41を装着固定する溝切削刃嵌装溝43とカンナ刃 42を装着固定するカンナ刃嵌装溝43とから構成し、溝切削刃嵌装溝43には その開口縁に前記目盛23、24を付したから、切削する溝の位置と深さに対応 する溝切削刃41の嵌め込み位置と突出寸法とを目盛23、24によって確認し たり、調節することが可能となるのはもちろんのこと、カンナ刃42による被加 工木材の厚みの切削と、溝切削刃41による溝の切削とが一度に行えるので、作 業前の段取り時間の短縮及び作業工程数の削減を可能にして、作業能率を一段と 向上させることができる。
【0049】 以上説明したように、本考案によれば、作業前の段取り時間の短縮及び作業工 程数の削減を実現して作業能率を向上でき、しかも、切削刃を工具ホルダーに対 してしっかりと固定でき、更に、構成が簡単で安価に製造提供できるといった実 用上極めて有益な効果を奏するものである。
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】第1実施例を示す平面図である。
【図3】第1実施例の要部を示す一部切欠断面図であ
る。
る。
【図4】第2実施例を示す一部切欠側面図である。
【図5】第2実施例を示す平面図である。
【図6】要部を示す一部切欠側面図である。
【図7】切削刃の分解斜視図である。
【図8】第3実施例を示す一部切欠側面図である。
【図9】第3実施例を示す平面図である。
1 工具ホルダー 2 切削刃嵌装溝 3
貫通孔 4 切削刃 5 刃部 6
補助板 7 押ネジ孔 8 押ネジ 9
係合部 10 係合部 11 目盛 1
2 目盛 13 チップ刃嵌装溝 14 チップ刃 14
a 係止孔 15 チップ刃補助板 15a 突部 1
6 押ネジ 17 押ネジ孔 21 切削刃嵌装溝 22 切削刃 2
3 目盛 24 目盛 25 刃部 2
6 チップ刃嵌装凹部 27 チップ刃 28 座金板 2
9 固定ネジ 30 サイド刃嵌装凹部 31 サイド刃 3
2 六角穴つきネジ 41 溝切削刃 42 カンナ刃 4
3 溝切削刃嵌装溝 44 カンナ刃嵌装溝 45 固定補助部材 4
6 目盛 47 目盛 S 駆動軸
貫通孔 4 切削刃 5 刃部 6
補助板 7 押ネジ孔 8 押ネジ 9
係合部 10 係合部 11 目盛 1
2 目盛 13 チップ刃嵌装溝 14 チップ刃 14
a 係止孔 15 チップ刃補助板 15a 突部 1
6 押ネジ 17 押ネジ孔 21 切削刃嵌装溝 22 切削刃 2
3 目盛 24 目盛 25 刃部 2
6 チップ刃嵌装凹部 27 チップ刃 28 座金板 2
9 固定ネジ 30 サイド刃嵌装凹部 31 サイド刃 3
2 六角穴つきネジ 41 溝切削刃 42 カンナ刃 4
3 溝切削刃嵌装溝 44 カンナ刃嵌装溝 45 固定補助部材 4
6 目盛 47 目盛 S 駆動軸
Claims (2)
- 【請求項1】 略円柱形状でその周面に中心軸線方向に
沿う切削刃嵌装溝を複数等間隔に有すると共に、中心軸
線を軸に回転する工具ホルダーと、この工具ホルダーの
切削刃嵌装溝に装着固定され、自身の刃部を工具ホルダ
ーの周面から所定寸法突出させる切削刃とから構成さ
れ、前記工具ホルダーが回転することにより、被加工木
材を切削する木工用切削工具において、前記切削刃嵌装
溝のうち適数の切削刃嵌装溝の工具ホルダー周面の開口
縁には切削刃の嵌め込み位置を確認する目盛を付すると
共に、前記目盛を付した切削刃嵌装溝の工具ホルダー端
面の開口縁及び/或いは前記目盛を付した切削刃嵌装溝
に装着固定される切削刃には工具ホルダーの周面からの
突出寸法を確認する目盛を付し、且つ、適数の切削刃と
切削刃嵌装溝とには滑り止めを行うべく互いに係合する
係合部を形成したことを特徴とする木工用切削工具。 - 【請求項2】 切削刃は、溝切削刃とカンナ刃とから構
成し、切削刃嵌装溝は、溝切削刃を装着固定する溝切削
刃嵌装溝とカンナ刃を装着固定するカンナ刃嵌装溝とか
ら構成し、溝切削刃嵌装溝にはその開口縁に前記目盛を
付したことを特徴とする請求項1記載の木工用切削工
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993072207U JP2576901Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1993-12-14 | 木工用切削工具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9171992 | 1992-12-17 | ||
| JP4-91719 | 1992-12-17 | ||
| JP1993072207U JP2576901Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1993-12-14 | 木工用切削工具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663304U true JPH0663304U (ja) | 1994-09-06 |
| JP2576901Y2 JP2576901Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=26413335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993072207U Expired - Lifetime JP2576901Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1993-12-14 | 木工用切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576901Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP1993072207U patent/JP2576901Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2576901Y2 (ja) | 1998-07-23 |
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