JPH066330A - 音声符号化通信におけるエンドコード送受信方法 - Google Patents

音声符号化通信におけるエンドコード送受信方法

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JPH066330A
JPH066330A JP4184790A JP18479092A JPH066330A JP H066330 A JPH066330 A JP H066330A JP 4184790 A JP4184790 A JP 4184790A JP 18479092 A JP18479092 A JP 18479092A JP H066330 A JPH066330 A JP H066330A
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Masashi Naito
昌志 内藤
Osamu Watanabe
治 渡辺
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Kokusai Denki Electric Inc
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Kokusai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】音声符号化通信を無線回線が介在する半二重通
信方式に適用したときの回線状態の変動によるエンドコ
ード検出誤りの頻度を軽減する。 【構成】送信側から送信する送話終了を示すエンドコー
ドE(1),E(2),……E(n)のコード長(ビッ
ト数)を従来の1/N、例えば3〜16ビットとして、
その総ビット数が従来と同じくなるように構成して送出
し、受信側では、エンドコードのN倍を1フレームと
し、かつ1コードずつシフトさせてフレーム単位に一致
検出を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声符号化通信を半二
重通信方式に適用した場合のエンドコード送受信方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】半二重通信に音声符号化通信を適用する
場合、送話の終了時にエンドコード(終了コード)を送
信して受信側に送信の終了を知らせる。受信側ではエン
ドコードの受信により次の送話の待ち受け処理、すなわ
ち音声の復号を終了し、スタートコード検出処理に入
る。もし、回線の劣化等によるビット誤りのためエンド
コードが検出されなかった場合、受信側ではデータが送
信されていないにもかかわらず音声の復号を続けること
になり、耳障りな雑音を発生し、かつ次の送話のスター
トコードの検出処理に入らないため次の送話終了時すな
わち次の送話終了時のエンドコードが検出されるまで雑
音を出し続ける。しかも、次の送話のスタートコードの
検出処理をしないため1送話の音声が抜けることにな
る。有線回線の場合はこのような現象はまれであるが、
回線状態の変動の大きい移動通信ではこのような現象が
頻繁に発生する。このような現象の発生率を軽減するた
め、従来はエンドコードを複数フレーム(例えば3〜5
フレーム)送信し、その中の1フレームのエンドコード
を検出したときに終了と判断するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディジ
タル自動車電話や携帯電話など音声符号化通信が採用さ
れ通信が高度化されて、市街地など無線回線の状態変動
による劣化の大きい場合には同様な現象が頻繁に発生す
る。以下、上記従来技術の問題点を詳しく分析する。エ
ンドコードの検出誤りには次のような場合があると考え
られる。 (1) 音声フレームをエンドコードと誤る。 (2) エンドコードに、回線状態劣化による誤りが入
ったために起こるエンドコードの検出漏れ。 上記(1)に対する対策としては、音声フレーム中に理
論上発生しないようなコードをエンドコードとして採用
する方法があるが、回線状態の変動によるビット誤りが
発生することを考えると十分ではない。従って、エンド
コードの長さを十分長いビット長にし、同一コードが音
声フレーム中に発生する確率を低くする必要がある。例
えば、エンドコードを50ビットとすれば同一コードが
発生する確率Pは、P=1/250=8.88178×1
-16 で示される。従って、音声符号化器の符号化速度
を2400bpsとすれば、音声フレーム中に同一コー
ドが発生する間隔は、1/(2400×P)=4.69
12×1011秒、すなわち、1.3億時間に一回とな
り、まず発生しないと考えられる。しかし、エンドコー
ド長が長いと伝送効率が悪いという欠点がある。次に、
上記(2)の対策としてエンドコードを数フレーム(3
〜5フレーム)連続して送信する方法があるが十分では
ない。
【0004】図3は50ビットを1フレームとするエン
ドコードを3フレーム送信したときのタイムチャートで
ある。例えば図3のように、回線状態の劣化によりエン
ドコードに2%のランダムビットエラーが発生したと考
える(陸上移動通信では1〜3%の誤り率となることが
よくある)。図3の例は、送信側が、送話終了として5
0ビットのエンドコードを3フレーム(合計150ビッ
ト)送信したとき、回線状態の劣化により2%のランダ
ムビットエラーすなわち150ビットに平均3ビットの
誤りが発生し、受信側ではいずれのエンドコードも検出
できない(終了コード検出漏れの)場合である。この例
の場合、3フレーム全てにビット誤りが発生しているた
めエンドコードが検出できない。ランダムビット誤り率
2%の条件下、すなわち3ビット誤りが3フレーム15
0ビットの間に発生するとして、終了コード検出漏れと
なる確率Pnは、Pn=(2/3)×(1/3)=2/
9とり、4.5回の送話に1回の割合で送話終了が検出
できないことになる。これは実用上無視できない欠点で
ある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を改善し、
ビット誤りによる終了コード検出漏れを軽減した音声符
号化通信におけるエンドコード送受信方法を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は送信するエンド
コード長と受信側で検出するエンドコード長を変えるよ
うにしたことを特徴とする。すなわち、音声符号化通信
を半二重通信方式に適用し、送信側からの送話が終了し
たことを示す所定のビット数を1フレームとするエンド
コードを複数フレーム連続して送出し、受信側で伝送回
線を介して受信した前記エンドコードを検出して次の送
話の待ち受け処理に入るように構成された音声符号化通
信におけるエンドコード送受信方法において、前記伝送
回線状態の変動によるエンドコード検出誤りを軽減する
ために、前記送信側から送出する前記1フレームのエン
ドコードを1/N(但し、Nはエンドコード長が3〜1
6ビットとなるような整数)にしたビット長のエンドコ
ードを単位として前記複数フレームの総ビット数とほぼ
等しくなるように連続して送出し、受信側では、前記伝
送回線を介して受信したエンドコードを前記1フレーム
単位に、かつ、1エンドコードずつシフトさせて検出す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】送信ではエンドコード長を従来の1/N(N
はエンドコード長が3〜16ビットとなるような整数)
とし、そのエンドコードをN倍の数だけ連続して送信す
る。従って、送信するエンドコード全体のビット数は従
来の総ビット数と同じである。一方、受信側では、この
エンドコードのN倍を1フレームとし、かつ、1コード
ずつシフトさせてコードの一致検出を行うものである。
図1は本発明のエンドコードの構成例を示すタイムチャ
ートである。図1ではエンドコードE(1),E
(2),……E(30)のそれぞれを5ビット(N=1
0)にし、30コード合計150ビット(送信ビット数
は従来と同じ)を送信する。受信側では従来方式と同じ
50ビット(10個のコード)を1フレームとし1コー
ド単位にシフトしてエンドコードの検出を行う。このよ
うな構成にすることによりエンドコードは5ビット毎に
一致検出を行うことになり、ビット誤りによる終了コー
ド検出漏れが軽減される効果を有する。図2は、本発明
の構成でエンドコードが受信側で検出されない例を示す
タイムチャートである。この例では、誤りのないコード
が10コード連続しない場合、例えば第1フレームの8
番目のエンドコードE(8)が検出されない場合であ
り、このような誤りパターンが発生する確率Pp は次式
で示される。
【0008】
【数1】 図3の従来の場合と比較すると、エンド終了コード検出
漏れは約5分の1となり、エンドコード検出漏れを軽減
することができることが判る。ビット誤りが更に多い場
合にも同様の軽減効果が期待できる。
【0009】一方、音声フレームをエンドコードと誤る
確率は、受信側の検出フレーム長が従来と同じであるの
で、従来と同じ性能を持つ。ただし送信するエンドコー
ドが短すぎると、例えば1〜2ビットの場合、音声符号
化方式固有の符号パターン(無音時に発生しやすいパタ
ーン等)に一致する可能性がでてくるため避けなければ
ならない。
【0010】図4は本発明の方法を実施するための回路
構成例を示すブロック図である。図4(A)は符号化装
置の構成例を示す、(B)は復号装置の構成例を示す。
図4(A)において、音声信号aは、アナログ/ディジ
タル変換部1でディジタル信号bに変換され、音声符号
化部2の入力となる。音声符号化部2では、ディジタル
化された信号bのフレーム化(例:1フレーム20m
s)と情報圧縮(低ビットレートへの速度変換)を行
い、符号化された信号cを送出する。エンドコード発生
部3では、本発明により設定されたパターンのエンドコ
ードdを発生する。出力信号の切換部4は、送信制御信
号eが送信開始を示したら符号化された音声信号cをデ
ィジタルデータfとして送出し、送信制御信号eが送信
終了を示したらエンドコードdをディジタルデータfと
して所定の回数(例えば5回)送出した後、ディジタル
データfの送信を停止する。
【0011】図4(B)の復号装置において、無線回線
を介して受信したディジタルデータgは、同期処理部5
で同期処理が行われ、各フレームごとのディジタルデー
タhとして出力される。このディジタルデータhは音声
復号部6において情報伸長され、復号信号iとなって出
力される。エンドコード検出部7では、図1の方法によ
り入力されたディジタルデータhがエンドコードである
か否かを検出し、その結果jを出力する。前記同期処理
部5からは同期がとれているか否かの信号nを出力して
おり、無音信号発生部8からはディジタル/アナログ変
換部10の出力pが無音となるようなディジタルデータ
kを出力している。出力信号切換部9は、同期信号nが
同期がとれていることを示したら復号部6からの復号信
号iを出力し、エンドコード検出信号jがエンドコード
を検出したことを示したとき、及び同期信号nが同期が
とれていないことを示したときに、無声信号kを出力す
る。出力信号切換器9から出力された信号mは、ディジ
タル/アナログ変換部10によりアナログ信号に変換さ
れ、音声信号pとして出力される。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、音声符号化通信の半二重通信におけ
るエンドコード検出漏れを軽減する効果が大きく、実用
上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すタイムチャートである。
【図2】本発明の方法で検出漏れの例を示すタイムチャ
ートである。
【図3】従来のエンドコードのタイムチャートである。
【図4】本発明の方法を実施する装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 符号化部 3 エンドコード発生部 4 出力信号切換部 5 同期処理部 6 復号部 7 エンドコード検出部 8 無音信号発生部 9 出力信号切換部 10 D/A変換部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声符号化通信を半二重通信方式に適用
    し、送信側からの送話が終了したことを示す所定のビッ
    ト数を1フレームとするエンドコードを複数フレーム連
    続して送出し、受信側で伝送回線を介して受信した前記
    エンドコードを検出して次の送話の待ち受け処理に入る
    ように構成された音声符号化通信におけるエンドコード
    送受信方法において、 前記伝送回線状態の変動によるエンドコード検出誤りを
    軽減するために、 前記送信側から送出する前記1フレームのエンドコード
    を1/N(但し、Nはエンドコード長が3〜16ビット
    となるような整数)にしたビット長のエンドコードを単
    位として前記複数フレームの総ビット数とほぼ等しくな
    るように連続して送出し、 受信側では、前記伝送回線を介して受信したエンドコー
    ドを前記1フレーム単位に、かつ、1エンドコードずつ
    シフトさせて検出するようにしたことを特徴とする音声
    符号化通信におけるエンドコード送受信方法。
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