JPH0663444B2 - エンジンの潤滑装置 - Google Patents
エンジンの潤滑装置Info
- Publication number
- JPH0663444B2 JPH0663444B2 JP851386A JP851386A JPH0663444B2 JP H0663444 B2 JPH0663444 B2 JP H0663444B2 JP 851386 A JP851386 A JP 851386A JP 851386 A JP851386 A JP 851386A JP H0663444 B2 JPH0663444 B2 JP H0663444B2
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- Japan
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- suction
- passage
- side passage
- suction side
- furnished
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの潤滑装置に係り、特にトロコイド
ポンプによって潤滑油を、エンジン内に圧送するものに
関する。
ポンプによって潤滑油を、エンジン内に圧送するものに
関する。
(従来技術) 従来から、オイルパン内の潤滑油を、同容量のギヤポン
プ等に比べ形状が小さく構造が簡単で、かつかみ合い音
の小さいトロコイドポンプによりエンジン内に供給する
ようにしたものがある。このトロコイドポンプを用いた
エンジンの潤滑装置においては、トロコイドポンプの吐
出容量変化が激しいことから、吐出圧力が変動し、潤滑
油の脈動によりオイルフィルター等の吐出側通路に設け
られた部材に振動騒音を引き起こすと共に、それらの寿
命を縮めてしまうという問題があり、この問題を解消す
るものとしては、トロコイドポンプに対し、吐出側通路
の途中に拡張室を設け、該拡張室により潤滑油の脈動を
減衰させるものが知られている(例えば、実公昭60−39
29号公報参照)。
プ等に比べ形状が小さく構造が簡単で、かつかみ合い音
の小さいトロコイドポンプによりエンジン内に供給する
ようにしたものがある。このトロコイドポンプを用いた
エンジンの潤滑装置においては、トロコイドポンプの吐
出容量変化が激しいことから、吐出圧力が変動し、潤滑
油の脈動によりオイルフィルター等の吐出側通路に設け
られた部材に振動騒音を引き起こすと共に、それらの寿
命を縮めてしまうという問題があり、この問題を解消す
るものとしては、トロコイドポンプに対し、吐出側通路
の途中に拡張室を設け、該拡張室により潤滑油の脈動を
減衰させるものが知られている(例えば、実公昭60−39
29号公報参照)。
しかしながら、上記従来のものにおいては、トロコイド
ポンプに対し吐出側通路での潤滑油の脈動による振動騒
音の低減は図れるものの、吸込側通路で発生する以下に
記載する新たな問題を解消することはできない。
ポンプに対し吐出側通路での潤滑油の脈動による振動騒
音の低減は図れるものの、吸込側通路で発生する以下に
記載する新たな問題を解消することはできない。
それは、トロコイドポンプの吐出口と吸込口とは、夫々
単一のロータの回転運動により開閉されるが、双方が開
状態になるいわゆるオーバーラップ時に、吐出口で生じ
る脈動波が、吸込側通路内に逆流し、該吸込側通路内に
存在する他の脈動波(トロコイドポンプへの循環油の吸
込時に発生する脈動波,吸込口が閉塞された時に発生す
る脈動波,吐出口で発生し吸込側通路に逆流した脈動波
が吸込側通路の開放端で反転され、該吸込側通路内に滞
在される脈動波のいずれかのもの)と同位相で重なり、
エンジンの特定回転領域で共振現象を起してしまう。こ
の共振現象により発生した大きな脈動波がオイルパン内
の潤滑油に伝えられ、更にはオイルパンの内壁を振動さ
せオイルパン外部に放射音を発生させるという問題であ
る。また、脈動波とオイルパンの共振周波数が一致した
場合は、更にこの問題が顕著となる。
単一のロータの回転運動により開閉されるが、双方が開
状態になるいわゆるオーバーラップ時に、吐出口で生じ
る脈動波が、吸込側通路内に逆流し、該吸込側通路内に
存在する他の脈動波(トロコイドポンプへの循環油の吸
込時に発生する脈動波,吸込口が閉塞された時に発生す
る脈動波,吐出口で発生し吸込側通路に逆流した脈動波
が吸込側通路の開放端で反転され、該吸込側通路内に滞
在される脈動波のいずれかのもの)と同位相で重なり、
エンジンの特定回転領域で共振現象を起してしまう。こ
の共振現象により発生した大きな脈動波がオイルパン内
の潤滑油に伝えられ、更にはオイルパンの内壁を振動さ
せオイルパン外部に放射音を発生させるという問題であ
る。また、脈動波とオイルパンの共振周波数が一致した
場合は、更にこの問題が顕著となる。
この問題を解消するにあたっては、吸込口と吐出口との
オーバーラップをなくしてやることが考えられるが、こ
の場合、エンジンの冷間時等の潤滑油粘度が高い時の、
トロコイドポンプの吐出始めにおいて、十分な吐出面積
が得られず、リキッドコンプレッションを発生させるこ
とでポンプの破損を招く恐れがあるため好ましくない。
オーバーラップをなくしてやることが考えられるが、こ
の場合、エンジンの冷間時等の潤滑油粘度が高い時の、
トロコイドポンプの吐出始めにおいて、十分な吐出面積
が得られず、リキッドコンプレッションを発生させるこ
とでポンプの破損を招く恐れがあるため好ましくない。
(発明の目的) 本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、オイルパンから放出される放射音の低減を図り、耐
久性及び信頼性の優れたエンジンの潤滑装置を提供する
ことを目的とする。
り、オイルパンから放出される放射音の低減を図り、耐
久性及び信頼性の優れたエンジンの潤滑装置を提供する
ことを目的とする。
(発明の構成) 本発明は、上記目的達成のためトロコイドポンプに対
し、吸込側に位置する吸込側通路の途中に、該吸込側通
路の有効通路断面積より小径の連通路を介して連通する
拡張室を設けたものである。
し、吸込側に位置する吸込側通路の途中に、該吸込側通
路の有効通路断面積より小径の連通路を介して連通する
拡張室を設けたものである。
(発明の効果) 本発明は、以上の様に構成されるため、トロコイドポン
プの吐出口で生じた脈動波が、吸込側通路内に逆流して
も、該脈動波を、連通路と拡張室とにより成る共鳴装置
により、減衰させることで吸込側通路内に存在する他の
脈動波との共振を極力抑制でき、オイルパンから放出さ
れる放射音の低減が図れる。
プの吐出口で生じた脈動波が、吸込側通路内に逆流して
も、該脈動波を、連通路と拡張室とにより成る共鳴装置
により、減衰させることで吸込側通路内に存在する他の
脈動波との共振を極力抑制でき、オイルパンから放出さ
れる放射音の低減が図れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図においてシリンダブロック1の下部に装着されたオイ
ルパン2には適量の潤滑油が貯えられている。シリンダ
ブロック1にはオイルポンプとしてのトロコイドポンプ
3が固定されており、トロコイドポンプ3の駆動軸3aに
固定されているタイミングプーリ4には、クランクシャ
フト(図示せず)に取付けられているタイミングプーリ
(図示せず)との間に、タイミングベルト5が巻き付け
られている。すなわち、トロコイドポンプ3は、外ロー
タ3bと内ロータ3cとが偏心状態でケーシング内に組み込
まれており、クランクシャフトの回転によって内ロータ
3bを駆動すると共に外ロータ3cを同一方向に回転させ、
内外のロータによって形成される隙間に容積変化を生じ
させてポンプ作用を行うように構成されている。また、
トロコイドポンプ3の吸込口3dには連結部6,ストレーナ
パイプ7,オイルストレーナ8とから成る吸込側通路9が
接続される一方、吐出口3eにはエンジン内に潤滑油を導
く吐出側通路Aが接続されている。更にオイルストレー
ナパイプ7のフランジ部7aには、第2図及び第3図に示
す様に吸込側通路9の有効通路断面積より小径の複数の
連通路10を介して、複数の拡張室11が内部に設けられて
いる。この連通路10及び拡張室11は、ドリル加工等の機
械成形もしくは、鋳造成形によって形成される。このう
ち、拡張室11の上部には、上述の成形手段で成形された
凹部11aを覆うプラグ12が嵌合されている。すなわち、
拡張室11は、上述の凹部11aとフラグ12によって形成さ
れる。尚、13はオイルストレーナパイプ7に固着された
フランジ部7aをシリンダブロック1に固定するための固
定ボルトである。
図においてシリンダブロック1の下部に装着されたオイ
ルパン2には適量の潤滑油が貯えられている。シリンダ
ブロック1にはオイルポンプとしてのトロコイドポンプ
3が固定されており、トロコイドポンプ3の駆動軸3aに
固定されているタイミングプーリ4には、クランクシャ
フト(図示せず)に取付けられているタイミングプーリ
(図示せず)との間に、タイミングベルト5が巻き付け
られている。すなわち、トロコイドポンプ3は、外ロー
タ3bと内ロータ3cとが偏心状態でケーシング内に組み込
まれており、クランクシャフトの回転によって内ロータ
3bを駆動すると共に外ロータ3cを同一方向に回転させ、
内外のロータによって形成される隙間に容積変化を生じ
させてポンプ作用を行うように構成されている。また、
トロコイドポンプ3の吸込口3dには連結部6,ストレーナ
パイプ7,オイルストレーナ8とから成る吸込側通路9が
接続される一方、吐出口3eにはエンジン内に潤滑油を導
く吐出側通路Aが接続されている。更にオイルストレー
ナパイプ7のフランジ部7aには、第2図及び第3図に示
す様に吸込側通路9の有効通路断面積より小径の複数の
連通路10を介して、複数の拡張室11が内部に設けられて
いる。この連通路10及び拡張室11は、ドリル加工等の機
械成形もしくは、鋳造成形によって形成される。このう
ち、拡張室11の上部には、上述の成形手段で成形された
凹部11aを覆うプラグ12が嵌合されている。すなわち、
拡張室11は、上述の凹部11aとフラグ12によって形成さ
れる。尚、13はオイルストレーナパイプ7に固着された
フランジ部7aをシリンダブロック1に固定するための固
定ボルトである。
次に、上記実施例の作用を説明する。トロコイドポンプ
3の吐出口3eで生じた脈動波が、吐出口3eと吸込口3dと
の双方が開状態となるオーバーラップ時に吸込口3dを経
て吸込側通路9に逆流して行くが、上述の連通路10と拡
張室11とにより成る共鳴装置により、上記吐出口で生じ
た脈動波を減衰させることで、吸込側通路9内に存在す
る他の脈動波との共振を極力抑制することができ、その
結果オイルパンから放出される放射音が低減される。ま
た、フランジ部7aに連通路10と拡張室11を形成すること
により、オイルパン2内のスペースを、従来と同様に確
保できるため、大幅な形状変更を招くことがない。
3の吐出口3eで生じた脈動波が、吐出口3eと吸込口3dと
の双方が開状態となるオーバーラップ時に吸込口3dを経
て吸込側通路9に逆流して行くが、上述の連通路10と拡
張室11とにより成る共鳴装置により、上記吐出口で生じ
た脈動波を減衰させることで、吸込側通路9内に存在す
る他の脈動波との共振を極力抑制することができ、その
結果オイルパンから放出される放射音が低減される。ま
た、フランジ部7aに連通路10と拡張室11を形成すること
により、オイルパン2内のスペースを、従来と同様に確
保できるため、大幅な形状変更を招くことがない。
尚、本発明は上記実施例のみに限定されるものではな
く、吸込側通路9の、どの部位に連通路と拡張室とから
成る共鳴装置を設けても良い。
く、吸込側通路9の、どの部位に連通路と拡張室とから
成る共鳴装置を設けても良い。
第1図,第2図及び第3図は、本発明の実施例を示した
ものであり、第1図はエンジンを簡素化した部分的な要
部拡大図,第2図は第1図におけるII−II断面図,第3
図は第1図におけるIII−III断面図である。 2……オイルパン,3……トロコイドポンプ,9(6,7,8)
……吸込側通路,10……連通路,11……拡張室。
ものであり、第1図はエンジンを簡素化した部分的な要
部拡大図,第2図は第1図におけるII−II断面図,第3
図は第1図におけるIII−III断面図である。 2……オイルパン,3……トロコイドポンプ,9(6,7,8)
……吸込側通路,10……連通路,11……拡張室。
Claims (1)
- 【請求項1】オイルパン内の潤滑油を、トロコイドポン
プによりエンジン内に圧送するものにおいて、 上記トロコイドポンプに対し、吸入側に位置する吸込側
通路の途中に、該吸込側通路の有効通路断面積より小径
の連通路を介して連通する拡張室を設けたことを特徴と
するエンジンの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP851386A JPH0663444B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | エンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP851386A JPH0663444B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | エンジンの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62165521A JPS62165521A (ja) | 1987-07-22 |
| JPH0663444B2 true JPH0663444B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=11695210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP851386A Expired - Fee Related JPH0663444B2 (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | エンジンの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0663444B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019035332A (ja) * | 2017-08-10 | 2019-03-07 | いすゞ自動車株式会社 | 潤滑油供給装置 |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP851386A patent/JPH0663444B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62165521A (ja) | 1987-07-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |