JPH0663801A - 工作機械用段取装置 - Google Patents
工作機械用段取装置Info
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- JPH0663801A JPH0663801A JP23996692A JP23996692A JPH0663801A JP H0663801 A JPH0663801 A JP H0663801A JP 23996692 A JP23996692 A JP 23996692A JP 23996692 A JP23996692 A JP 23996692A JP H0663801 A JPH0663801 A JP H0663801A
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- work
- cutting
- bar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】バー材加工の効率化を図る。
【構成】バー材供給装置41の側方に段取位置SP2と
切断収納位置SP1との間で移動自在なパレット10を
設けると共に、バー材送出機構50から送出したバー材
99を切断してワーク99aを生成し得る内刃の鋸本体
64による切断機60を設け、さらに切断機60により
切断生成されるワーク99aをパレット10に搬送する
ワーク搬送手段12を設けて、工作機械用段取装置1を
構成する。ハンド26のワーク当接部27aに当接させ
てチャック28により把持させた状態で切断機60で切
断することにより所定の長さL1に生成したワーク99
aを、ワーク搬送装置12で搬送して、加工に適した所
定の整列収納状態になるようパレット10に直接段取す
る。
切断収納位置SP1との間で移動自在なパレット10を
設けると共に、バー材送出機構50から送出したバー材
99を切断してワーク99aを生成し得る内刃の鋸本体
64による切断機60を設け、さらに切断機60により
切断生成されるワーク99aをパレット10に搬送する
ワーク搬送手段12を設けて、工作機械用段取装置1を
構成する。ハンド26のワーク当接部27aに当接させ
てチャック28により把持させた状態で切断機60で切
断することにより所定の長さL1に生成したワーク99
aを、ワーク搬送装置12で搬送して、加工に適した所
定の整列収納状態になるようパレット10に直接段取す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋盤等の加工装置に供
給するための加工用ワークを、バー材素材から多数切断
生成し、これを加工に供せられる状態に段取するため
の、工作機械用段取装置に関する。
給するための加工用ワークを、バー材素材から多数切断
生成し、これを加工に供せられる状態に段取するため
の、工作機械用段取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械においてバー材を加工す
る1つの方法として、工程間におけるワーク在庫の発生
を避けるために、ワーク加工毎に長尺のバー材を切断す
る方法がある。即ち、バー材を長尺のまま加工装置の主
軸台の後方より、該主軸台内部を貫通させる形で挿入
し、主軸のチャックによりバー材を把持した状態でこれ
を回転させて、該バー材の主軸より突出した端部を加工
し、その後、加工済みの部分を切断したり、或いは、加
工に先立ち、長尺のバー材から鋸盤を用いて切断したワ
ークを、直接加工主軸に受け渡すようにして、加工毎に
バー材端部から被加工ワークを切り離す方法である。一
方、バー材加工の他の方法としては、予め切断装置を用
いて長尺のバー材をワークの長さに切断し、これをバケ
ット等に順に落す形で、多数のワークを生成しておき、
該バケット等に貯留されたものから選別して、これを加
工に適した状態に並び替えした後、加工装置近傍まで搬
送し、加工装置側に受け渡すようにした方法もあった。
る1つの方法として、工程間におけるワーク在庫の発生
を避けるために、ワーク加工毎に長尺のバー材を切断す
る方法がある。即ち、バー材を長尺のまま加工装置の主
軸台の後方より、該主軸台内部を貫通させる形で挿入
し、主軸のチャックによりバー材を把持した状態でこれ
を回転させて、該バー材の主軸より突出した端部を加工
し、その後、加工済みの部分を切断したり、或いは、加
工に先立ち、長尺のバー材から鋸盤を用いて切断したワ
ークを、直接加工主軸に受け渡すようにして、加工毎に
バー材端部から被加工ワークを切り離す方法である。一
方、バー材加工の他の方法としては、予め切断装置を用
いて長尺のバー材をワークの長さに切断し、これをバケ
ット等に順に落す形で、多数のワークを生成しておき、
該バケット等に貯留されたものから選別して、これを加
工に適した状態に並び替えした後、加工装置近傍まで搬
送し、加工装置側に受け渡すようにした方法もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、加工毎に長尺
のバー材を切断する方法では、加工機を含めた工作機械
システム全体の構成が大型、複雑化することは否めず、
また、バー材の種類の変更に際し、機械の段取変えに多
くの時間が必要とされる、という欠点がある。また、ワ
ークの切断時間が加工時間に含まれるので、結果として
全体加工時間が長くなってしまい、特にバー材を長尺の
まま回転させる場合には、バー材全長が振動せんとする
ところからこれを防ぐために主軸を高速回転させること
が出来ず、更なる加工リードタイムの長大化を招いてし
まう。さらに、鋸盤で切断したワークを直接加工主軸に
受け渡す方法では、加工装置が被加工ワークを加工して
いる間には、単に切断用途しかない鋸盤は殆ど駆動する
ことなく、その稼働効率が低いことから、いずれにして
もこういった方法では機械側の効率が悪い、という不都
合がある。一方、予め長尺のバー材から多数のワークを
切断生成し、バケット等に貯留しておく方法では、ワー
クがバケット等にランダムに落された儘である為にワー
ク在庫の管理が極めて煩雑である。また、バー材切断
後、旋盤等の加工機側に加工用ワークを受け渡す迄の間
に、一旦バケットに貯留されたワークを、人力を介して
或いはロボット等により選別し、その向きを揃えて位置
決めしつつパレット上等に並べ、搬送する、といったよ
うな、一連の前段行程が別途に必要になってくる。従っ
てこのような方法では、加工装置や鋸盤単体の機械効率
は上がるものの、加工全体に関る生産効率は低くなって
しまう、という欠点があった。
のバー材を切断する方法では、加工機を含めた工作機械
システム全体の構成が大型、複雑化することは否めず、
また、バー材の種類の変更に際し、機械の段取変えに多
くの時間が必要とされる、という欠点がある。また、ワ
ークの切断時間が加工時間に含まれるので、結果として
全体加工時間が長くなってしまい、特にバー材を長尺の
まま回転させる場合には、バー材全長が振動せんとする
ところからこれを防ぐために主軸を高速回転させること
が出来ず、更なる加工リードタイムの長大化を招いてし
まう。さらに、鋸盤で切断したワークを直接加工主軸に
受け渡す方法では、加工装置が被加工ワークを加工して
いる間には、単に切断用途しかない鋸盤は殆ど駆動する
ことなく、その稼働効率が低いことから、いずれにして
もこういった方法では機械側の効率が悪い、という不都
合がある。一方、予め長尺のバー材から多数のワークを
切断生成し、バケット等に貯留しておく方法では、ワー
クがバケット等にランダムに落された儘である為にワー
ク在庫の管理が極めて煩雑である。また、バー材切断
後、旋盤等の加工機側に加工用ワークを受け渡す迄の間
に、一旦バケットに貯留されたワークを、人力を介して
或いはロボット等により選別し、その向きを揃えて位置
決めしつつパレット上等に並べ、搬送する、といったよ
うな、一連の前段行程が別途に必要になってくる。従っ
てこのような方法では、加工装置や鋸盤単体の機械効率
は上がるものの、加工全体に関る生産効率は低くなって
しまう、という欠点があった。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、機械を効
率良く稼働させて、バー材から切断したワークを直接段
取することが出来るようにして、バー材加工の効率化を
図った、工作機械用段取装置を提供するものである。
率良く稼働させて、バー材から切断したワークを直接段
取することが出来るようにして、バー材加工の効率化を
図った、工作機械用段取装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、バー材
(99)を支持送出自在な形のバー材支持送出手段(5
0)を有し、前記バー材支持送出手段のバー材送出側に
バー材を把持クランプするクランプ手段(55)、(5
6)を設け、前記バー材支持送出手段(50)のバー材
送出側にバー材切断手段(60)を、該バー材支持送出
手段(50)が送出するバー材(99)を前記バー材ク
ランプ手段(55)、(56)によりクランプした状態
でその材軸方向と交差する方向に切断することにより所
定長さの加工用ワーク(99a)を生成し得る形で設
け、前記バー材切断手段(60)により切断生成される
加工用ワーク(99a)を整列収納するワーク収納手段
(10)を、段取位置(SP2)と切断収納位置(SP
1)の間で移動自在な形で設け、前記バー材切断手段
(60)と前記ワーク収納手段(10)の間にワーク搬
送手段(12)を、該バー材切断手段(60)により切
断生成される加工用ワーク(99a)を該ワーク収納手
段(10)に搬送し得る形で設け、前記ワーク搬送手段
(12)に、前記バー材切断手段(60)により切断生
成される加工用ワーク(99a)を前記ワーク収納手段
(10)に所定の収納状態で整列収納し得る、加工用ワ
ーク(99a)の整列収納手段(6、16、20、2
6)を設けて、構成される。また、前記加工用ワーク
(99a)の整列収納手段(6)、(16)、(2
0)、(26)は前記バー材支持送出手段(50)が送
出するバー材(99)の端部を保持し得る保持手段(2
8)を有し、前記保持手段(28)を前記バー材切断手
段(60)に対してバー材材軸方向に所定距離だけ離れ
た位置に位置決めし得る位置決め手段(19、21、3
1)を設け、前記保持手段(28)に前記バー材(9
9)の端面と当接し得る当接部(27a)を設けて、構
成されることもある。また、前記バー材切断手段(6
0)は回転駆動自在な鋸本体(64)、(65)を有
し、前記鋸本体(64)は、前記バー材支持送出手段
(50)が送出するバー材(99)の材軸方向と交差す
る方向に往復移動自在な形で設け、前記鋸本体(6
4)、(65)に貫通孔(64a)、(65a)を、前
記バー材支持送出手段(50)が送出するバー材(9
9)が通過し得る形で貫通穿設し、前記鋸本体(6
4)、(65)に切削刃(64b)、(65b)を、そ
の刃先を前記貫通孔(64a)、(65a)に向けた形
で設けて、構成されることもある。なお、本明細書中に
おいて用いる「位置決め自在」とは、位置決めされる対
象物を、上下、左右(水平方向)及び高さ(垂直方向)
方向の任意の位置に移動及び配置固定させる意味で用い
ると共に、該対象物を回転させる等の手段によりこれを
任意の向きに配置固定させる意味をも含むものである。
また、( )内の番号等は、図面における対応する要素
を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の作用の欄に
ついても同様である。
(99)を支持送出自在な形のバー材支持送出手段(5
0)を有し、前記バー材支持送出手段のバー材送出側に
バー材を把持クランプするクランプ手段(55)、(5
6)を設け、前記バー材支持送出手段(50)のバー材
送出側にバー材切断手段(60)を、該バー材支持送出
手段(50)が送出するバー材(99)を前記バー材ク
ランプ手段(55)、(56)によりクランプした状態
でその材軸方向と交差する方向に切断することにより所
定長さの加工用ワーク(99a)を生成し得る形で設
け、前記バー材切断手段(60)により切断生成される
加工用ワーク(99a)を整列収納するワーク収納手段
(10)を、段取位置(SP2)と切断収納位置(SP
1)の間で移動自在な形で設け、前記バー材切断手段
(60)と前記ワーク収納手段(10)の間にワーク搬
送手段(12)を、該バー材切断手段(60)により切
断生成される加工用ワーク(99a)を該ワーク収納手
段(10)に搬送し得る形で設け、前記ワーク搬送手段
(12)に、前記バー材切断手段(60)により切断生
成される加工用ワーク(99a)を前記ワーク収納手段
(10)に所定の収納状態で整列収納し得る、加工用ワ
ーク(99a)の整列収納手段(6、16、20、2
6)を設けて、構成される。また、前記加工用ワーク
(99a)の整列収納手段(6)、(16)、(2
0)、(26)は前記バー材支持送出手段(50)が送
出するバー材(99)の端部を保持し得る保持手段(2
8)を有し、前記保持手段(28)を前記バー材切断手
段(60)に対してバー材材軸方向に所定距離だけ離れ
た位置に位置決めし得る位置決め手段(19、21、3
1)を設け、前記保持手段(28)に前記バー材(9
9)の端面と当接し得る当接部(27a)を設けて、構
成されることもある。また、前記バー材切断手段(6
0)は回転駆動自在な鋸本体(64)、(65)を有
し、前記鋸本体(64)は、前記バー材支持送出手段
(50)が送出するバー材(99)の材軸方向と交差す
る方向に往復移動自在な形で設け、前記鋸本体(6
4)、(65)に貫通孔(64a)、(65a)を、前
記バー材支持送出手段(50)が送出するバー材(9
9)が通過し得る形で貫通穿設し、前記鋸本体(6
4)、(65)に切削刃(64b)、(65b)を、そ
の刃先を前記貫通孔(64a)、(65a)に向けた形
で設けて、構成されることもある。なお、本明細書中に
おいて用いる「位置決め自在」とは、位置決めされる対
象物を、上下、左右(水平方向)及び高さ(垂直方向)
方向の任意の位置に移動及び配置固定させる意味で用い
ると共に、該対象物を回転させる等の手段によりこれを
任意の向きに配置固定させる意味をも含むものである。
また、( )内の番号等は、図面における対応する要素
を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の作用の欄に
ついても同様である。
【0006】
【作用】上記した構成により、本発明は、バー材加工に
際しては、バー材支持送出手段(50)が送出するバー
材(99)をバー材切断手段(60)に切断させて所定
長さの加工用ワーク(99a)を所定の数量生成し、該
所定の数量の所定長さの加工用ワーク(99a)をワー
ク搬送手段(12)により、整列収納手段(6、16、
20、26)を介して所定の整列収納状態に整えた形
で、ワーク収納手段(10)に搬送収納させるように作
用する。また、位置決め手段(19、21、31)を介
して保持手段(28)を、バー材切断手段(60)に対
してバー材材軸方向に所定距離だけ離れた位置に位置決
め配置させると、バー材支持送出手段(50)はバー材
(99)を、その端部を当接部(27a)に向けた形で
送出し得るように作用する。また、バー材切断手段(6
0)は、バー材支持送出手段(50)が送出するバー材
(99)における貫通孔(64a)、(65a)を通過
した部分を、切削刃(64b)、(65b)の回転動作
により切断するように作用する。
際しては、バー材支持送出手段(50)が送出するバー
材(99)をバー材切断手段(60)に切断させて所定
長さの加工用ワーク(99a)を所定の数量生成し、該
所定の数量の所定長さの加工用ワーク(99a)をワー
ク搬送手段(12)により、整列収納手段(6、16、
20、26)を介して所定の整列収納状態に整えた形
で、ワーク収納手段(10)に搬送収納させるように作
用する。また、位置決め手段(19、21、31)を介
して保持手段(28)を、バー材切断手段(60)に対
してバー材材軸方向に所定距離だけ離れた位置に位置決
め配置させると、バー材支持送出手段(50)はバー材
(99)を、その端部を当接部(27a)に向けた形で
送出し得るように作用する。また、バー材切断手段(6
0)は、バー材支持送出手段(50)が送出するバー材
(99)における貫通孔(64a)、(65a)を通過
した部分を、切削刃(64b)、(65b)の回転動作
により切断するように作用する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明による工作機械用段取装置の一実施例
を示す平面図、図2は図1に示す工作機械用段取装置の
側面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図2に示す工
作機械用段取装置における切断機部分のIII、III矢視
図、図5は図4に示す切断機部分のV、V矢視図、図6
(a)は図1に示す工作機械用段取装置における鋸本体
と後部クランプとの関り合いを示す正面図、図6(b)
は図6(a)の側面図、図7は図1に示す工作機械用段
取装置における前部クランプとグリッパの関り合いを示
す正面図、図8は図1に示す工作機械用段取装置におけ
るワーク搬送装置に用いられるロボット本体の一例を示
す図、図9は図8に示すロボット本体におけるア−ム部
分を示す図、図10は図9に示すア−ムの下端部に装着
されたハンド支持台を示す図、図11は図10に示すハ
ンド支持台の詳細を示す断面図、図12は図10に示す
ハンド支持台におけるハンド旋回用の歯車機構の一例を
示す図、図13は図11に示すハンド支持台に装着され
るハンドの一例を示す図、図14は本発明による工作機
械用段取装置に用いられる切断機の別の例を示す正面
図、図15は図14に示す切断機の側面図、図16は図
1に示す工作機械用段取装置における制御系統を示すブ
ロック図、図17は図1に示す工作機械用段取装置に用
いられるワーク整列用治具の一例を示す平面図、図18
は図17に示すワーク整列用治具の側面図、図19はワ
ーク整列用治具の別の例を示す平面図、図20は図19
に示すワーク整列用治具の側面図、図21は図5に示す
切断機における矢印XXI部分の拡大図、図22は図14
に示す切断機における、バー材径と切刃の切り込み角の
相関関係を示す図である。
る。図1は本発明による工作機械用段取装置の一実施例
を示す平面図、図2は図1に示す工作機械用段取装置の
側面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図2に示す工
作機械用段取装置における切断機部分のIII、III矢視
図、図5は図4に示す切断機部分のV、V矢視図、図6
(a)は図1に示す工作機械用段取装置における鋸本体
と後部クランプとの関り合いを示す正面図、図6(b)
は図6(a)の側面図、図7は図1に示す工作機械用段
取装置における前部クランプとグリッパの関り合いを示
す正面図、図8は図1に示す工作機械用段取装置におけ
るワーク搬送装置に用いられるロボット本体の一例を示
す図、図9は図8に示すロボット本体におけるア−ム部
分を示す図、図10は図9に示すア−ムの下端部に装着
されたハンド支持台を示す図、図11は図10に示すハ
ンド支持台の詳細を示す断面図、図12は図10に示す
ハンド支持台におけるハンド旋回用の歯車機構の一例を
示す図、図13は図11に示すハンド支持台に装着され
るハンドの一例を示す図、図14は本発明による工作機
械用段取装置に用いられる切断機の別の例を示す正面
図、図15は図14に示す切断機の側面図、図16は図
1に示す工作機械用段取装置における制御系統を示すブ
ロック図、図17は図1に示す工作機械用段取装置に用
いられるワーク整列用治具の一例を示す平面図、図18
は図17に示すワーク整列用治具の側面図、図19はワ
ーク整列用治具の別の例を示す平面図、図20は図19
に示すワーク整列用治具の側面図、図21は図5に示す
切断機における矢印XXI部分の拡大図、図22は図14
に示す切断機における、バー材径と切刃の切り込み角の
相関関係を示す図である。
【0008】工作機械用段取装置、即ち本機1は、図1
又は図2に示すように、段取エリア2Aに設置されたバ
ー材供給装置41と、該装置41の図中矢印D方向側に
配置するワーク保管装置3を有しており、バー材供給装
置41と、ワーク保管装置3において加工用ワークを整
列収納するためのワーク収納手段であるパレット10の
間にはワーク搬送装置12が、後述する切断機60によ
り切断生成されるワーク99aを該パレット10に搬送
し得る形で、実施例においては両者41、3の上方に跨
る形で設けられている。また、段取エリア2Aに隣接す
る図1右上部に示す加工エリア2Bには、本機1により
パレット10に整列収納された形で段取されるワーク9
9aを加工し得る、旋盤等の加工装置40が、実施例に
おいては本機1とは別体をなす形で(即ち他の実施例に
よる場合においては接続自在な形で)その近傍に設けら
れている。
又は図2に示すように、段取エリア2Aに設置されたバ
ー材供給装置41と、該装置41の図中矢印D方向側に
配置するワーク保管装置3を有しており、バー材供給装
置41と、ワーク保管装置3において加工用ワークを整
列収納するためのワーク収納手段であるパレット10の
間にはワーク搬送装置12が、後述する切断機60によ
り切断生成されるワーク99aを該パレット10に搬送
し得る形で、実施例においては両者41、3の上方に跨
る形で設けられている。また、段取エリア2Aに隣接す
る図1右上部に示す加工エリア2Bには、本機1により
パレット10に整列収納された形で段取されるワーク9
9aを加工し得る、旋盤等の加工装置40が、実施例に
おいては本機1とは別体をなす形で(即ち他の実施例に
よる場合においては接続自在な形で)その近傍に設けら
れている。
【0009】バー材供給装置41は、図1又は図2に示
すように、加工すべき任意の形状(例えば円柱形状もし
くは多角柱形状)の長尺のバー材99を、その材軸方向
を矢印C、D方向に向けた形で複数保留し得る形の機体
42を有しており、機体42上の矢印B方向側端部に
は、バー材99の支持送出手段であるバー材送出機構5
0が、ここに保留されるバー材99を、機体42に設け
られた該バー材99の蹴り出し手段である図示しないキ
ッカ等を介して該機体42の図1右上部から、バー材送
出方向前方側である矢印D方向側へ向けて送出自在な形
で設けられている。バー材送出機構50には、図2に示
すように、一本のバー材99を搭載支持し得る支持台5
1が、上下方向(矢印E、F方向)に移動位置決め自在
な形で設けられており、支持台51には、その各々がバ
ー材99の底側を支えるに適した例えばV型断面形状に
形成されたローラ52が、チェーン等を介してモータ等
から駆動力を伝達されることにより長尺のバー材99を
前後方向(矢印C、D方向)へ移動させ得る形で、一直
線上に並んで複数設けられている。また、機体42上に
はバー材供給部44が、前記バー材送出機構50が設け
られた以外の部分、即ち該機構50の図1矢印A方向側
方に配置する形で設けられており、バー材供給部44に
は、複数のバー材99をバー材送出機構50側へ詰寄せ
て積載し得る棚(図示せず)が、図1矢印A方向側から
B方向側へ向けて低傾する形で、機体42に固定されて
いる。
すように、加工すべき任意の形状(例えば円柱形状もし
くは多角柱形状)の長尺のバー材99を、その材軸方向
を矢印C、D方向に向けた形で複数保留し得る形の機体
42を有しており、機体42上の矢印B方向側端部に
は、バー材99の支持送出手段であるバー材送出機構5
0が、ここに保留されるバー材99を、機体42に設け
られた該バー材99の蹴り出し手段である図示しないキ
ッカ等を介して該機体42の図1右上部から、バー材送
出方向前方側である矢印D方向側へ向けて送出自在な形
で設けられている。バー材送出機構50には、図2に示
すように、一本のバー材99を搭載支持し得る支持台5
1が、上下方向(矢印E、F方向)に移動位置決め自在
な形で設けられており、支持台51には、その各々がバ
ー材99の底側を支えるに適した例えばV型断面形状に
形成されたローラ52が、チェーン等を介してモータ等
から駆動力を伝達されることにより長尺のバー材99を
前後方向(矢印C、D方向)へ移動させ得る形で、一直
線上に並んで複数設けられている。また、機体42上に
はバー材供給部44が、前記バー材送出機構50が設け
られた以外の部分、即ち該機構50の図1矢印A方向側
方に配置する形で設けられており、バー材供給部44に
は、複数のバー材99をバー材送出機構50側へ詰寄せ
て積載し得る棚(図示せず)が、図1矢印A方向側から
B方向側へ向けて低傾する形で、機体42に固定されて
いる。
【0010】また、バー材供給装置41にはバー材99
を切断するためのバー材切断手段である切断機60が、
前記バー材供給機構50のバー材送出側である機体42
の前側(矢印D方側部)に配置する形で設けられてお
り、切断機60は、図4又は図5に示すように、中空ブ
ロック状の横送台61を有している。横送台61は、図
4に示すように、ガイド61a、モータ61bを介し
て、前記バー材送出機構50上のバー材99の材軸方向
(矢印C、D方向)に対してこれと垂直に交差する方向
である矢印A、B方向へ所定のストローク分だけ移動駆
動自在な形になっており、横送台61上には、図5に示
すように、鋸支持部62が固定して設けられている。鋸
支持部62は、図6(a)又は(b)に示すように、そ
の矢印D方向側端部において内刃型の鋸本体64を回転
自在に支持し得る形で形成されており、また、鋸支持部
62の外周部には、図5又は図21に示すように、円環
形のプーリ63が、ベルト63a、モータ63b、軸受
を介して、回転中心CT1を中心として矢印N+、N−
方向へ回転駆動自在に設けられている。
を切断するためのバー材切断手段である切断機60が、
前記バー材供給機構50のバー材送出側である機体42
の前側(矢印D方側部)に配置する形で設けられてお
り、切断機60は、図4又は図5に示すように、中空ブ
ロック状の横送台61を有している。横送台61は、図
4に示すように、ガイド61a、モータ61bを介し
て、前記バー材送出機構50上のバー材99の材軸方向
(矢印C、D方向)に対してこれと垂直に交差する方向
である矢印A、B方向へ所定のストローク分だけ移動駆
動自在な形になっており、横送台61上には、図5に示
すように、鋸支持部62が固定して設けられている。鋸
支持部62は、図6(a)又は(b)に示すように、そ
の矢印D方向側端部において内刃型の鋸本体64を回転
自在に支持し得る形で形成されており、また、鋸支持部
62の外周部には、図5又は図21に示すように、円環
形のプーリ63が、ベルト63a、モータ63b、軸受
を介して、回転中心CT1を中心として矢印N+、N−
方向へ回転駆動自在に設けられている。
【0011】プーリ63の前面である図5矢印D方向側
面には、図4又は図5に示すように、薄肉円環状に形成
された内刃型の前記鋸本体64が、その外周部をボルト
等を介して該プーリ63に固定された形で、即ち鋸支持
部62に対してその回転中心CT1を中心として矢印N
+、N−方向に回転自在に装着されており、鋸本体64
の中央部には、図4に示すように、素材通過穴64a
が、バー材送出機構50から送出されるバー材99が貫
通し得る形で、バー材材軸方向である矢印C、D方向に
沿って貫通穿設されている。鋸本体64は、これが内刃
型であることの特性を活かした形で、その肉厚が内周部
側(素材通過穴64a側)が外周部側に比して薄くなる
よう形成されており(即ち、内刃型の鋸本体64はその
外周側がボルト等を介して鋸支持部62に支持された状
態で回転することにより、外周部側を任意に厚く設計し
て、その断面係数を大きくとることができ、これにより
鋸刃回転切削時における横方向の剛性を高めて、切削時
のビビリの発生を抑えておくことが出来る)、鋸本体6
4の内周縁には、該内周縁の周方向に沿って実施例にお
いては等間隔で並ぶ複数の刃(チップ)64bが、図4
に示すように、各々の刃先を放射方向内側である素材通
過穴64aに向けた形で、ろう付け或いは治具等を介し
て、固定又は着脱自在に装着されている。従って、切断
機60は、鋸本体64の矢印N+、N−方向への回転動
作と、前述した鋸支持部62が横送り台61を介して矢
印A、B方向へ移動する送り動作により、バー材送出機
構50が送出するバー材99を、その材軸方向と交差す
る方向(矢印A、B方向)に切断し、これによりワーク
99aを、所定長さの加工用ワークとして生成し得るよ
うに構成されているものである。
面には、図4又は図5に示すように、薄肉円環状に形成
された内刃型の前記鋸本体64が、その外周部をボルト
等を介して該プーリ63に固定された形で、即ち鋸支持
部62に対してその回転中心CT1を中心として矢印N
+、N−方向に回転自在に装着されており、鋸本体64
の中央部には、図4に示すように、素材通過穴64a
が、バー材送出機構50から送出されるバー材99が貫
通し得る形で、バー材材軸方向である矢印C、D方向に
沿って貫通穿設されている。鋸本体64は、これが内刃
型であることの特性を活かした形で、その肉厚が内周部
側(素材通過穴64a側)が外周部側に比して薄くなる
よう形成されており(即ち、内刃型の鋸本体64はその
外周側がボルト等を介して鋸支持部62に支持された状
態で回転することにより、外周部側を任意に厚く設計し
て、その断面係数を大きくとることができ、これにより
鋸刃回転切削時における横方向の剛性を高めて、切削時
のビビリの発生を抑えておくことが出来る)、鋸本体6
4の内周縁には、該内周縁の周方向に沿って実施例にお
いては等間隔で並ぶ複数の刃(チップ)64bが、図4
に示すように、各々の刃先を放射方向内側である素材通
過穴64aに向けた形で、ろう付け或いは治具等を介し
て、固定又は着脱自在に装着されている。従って、切断
機60は、鋸本体64の矢印N+、N−方向への回転動
作と、前述した鋸支持部62が横送り台61を介して矢
印A、B方向へ移動する送り動作により、バー材送出機
構50が送出するバー材99を、その材軸方向と交差す
る方向(矢印A、B方向)に切断し、これによりワーク
99aを、所定長さの加工用ワークとして生成し得るよ
うに構成されているものである。
【0012】また、バー材供給装置41には、図5に示
すように、バー材送出機構50が送出するバー材99を
把持し得る形で、矢印A、B方向に鋸支持部62の内径
に比して極力小幅をなす所定の幅W1に形成された後部
クランプ55が、機体42の前端部分である矢印D端近
傍に固定された形で開閉自在に設けられており、後部ク
ランプ55は、鋸本体64の後方(矢印C方向側)の該
鋸本体64に極近接する位置において、切断機60によ
る切断動作時に鋸支持部62の内側部と該後部クランプ
55の外側部とが干渉することなくバー材99を把持し
得る形で、そのツメ部55aが切断機60の円環形の鋸
支持部62の内部側へ挿入されている。即ち、後部クラ
ンプ55には、図6(a)〜(b)に示すように、各々
が前側である矢印D方向側に突出する形のL字型に形成
されたツメ部55a、55aが、上下方向(矢印E、F
方向)に互いに近接遠退駆動自在な形で設けられてお
り、各ツメ部55aには、バー材99を把持し得る把持
部55aaが、切断機60の円環形の鋸支持部62の内
部へ挿入される形にそれぞれ形成されている。即ち、把
持部55aaは、図6(a)に示すように、鋸支持部6
2の内周面62aと素材通過穴64aを通過するバー材
99の外周面との間の空間形状に適合した形の断面形状
に形成されて、図6(b)に示すように、該把持部55
aaの先端部(矢印D方向端部)が切断機60の鋸本体
64に近接配置されている。
すように、バー材送出機構50が送出するバー材99を
把持し得る形で、矢印A、B方向に鋸支持部62の内径
に比して極力小幅をなす所定の幅W1に形成された後部
クランプ55が、機体42の前端部分である矢印D端近
傍に固定された形で開閉自在に設けられており、後部ク
ランプ55は、鋸本体64の後方(矢印C方向側)の該
鋸本体64に極近接する位置において、切断機60によ
る切断動作時に鋸支持部62の内側部と該後部クランプ
55の外側部とが干渉することなくバー材99を把持し
得る形で、そのツメ部55aが切断機60の円環形の鋸
支持部62の内部側へ挿入されている。即ち、後部クラ
ンプ55には、図6(a)〜(b)に示すように、各々
が前側である矢印D方向側に突出する形のL字型に形成
されたツメ部55a、55aが、上下方向(矢印E、F
方向)に互いに近接遠退駆動自在な形で設けられてお
り、各ツメ部55aには、バー材99を把持し得る把持
部55aaが、切断機60の円環形の鋸支持部62の内
部へ挿入される形にそれぞれ形成されている。即ち、把
持部55aaは、図6(a)に示すように、鋸支持部6
2の内周面62aと素材通過穴64aを通過するバー材
99の外周面との間の空間形状に適合した形の断面形状
に形成されて、図6(b)に示すように、該把持部55
aaの先端部(矢印D方向端部)が切断機60の鋸本体
64に近接配置されている。
【0013】更に、機体42上には、図1に示すよう
に、前部クランプ56が、鋸本体64の前方(矢印D方
向側)のこれに極近接する位置において前記バー材99
を把持し得る形で設けられており、前部クランプ56
は、図4に示すように、3点支持のツメを開閉駆動する
ことによりバー材99を把持又は開放自在な形で設けら
れている。即ち、前部クランプ56には、図7に示すよ
うに、上下方向である矢印E、F方向に対向する形の上
下開閉式の一対のツメ部56a、56aが、各々がピン
561、561を支点としてその先端側が矢印E、F方
向に移動駆動自在な形で枢着されており、前部クランプ
56にはさらに、ツメ部56a、56a間に突出後退式
のツメ部56bが、該一対のツメ部56a、56a間に
その図7下側から入り込み配置する形で突出後退駆動自
在に設けられている。(なお、一対のツメ部56a、5
6aは、ツメ部56bの突出後退駆動に伴なって、これ
が開閉駆動されるように構成されている。)
に、前部クランプ56が、鋸本体64の前方(矢印D方
向側)のこれに極近接する位置において前記バー材99
を把持し得る形で設けられており、前部クランプ56
は、図4に示すように、3点支持のツメを開閉駆動する
ことによりバー材99を把持又は開放自在な形で設けら
れている。即ち、前部クランプ56には、図7に示すよ
うに、上下方向である矢印E、F方向に対向する形の上
下開閉式の一対のツメ部56a、56aが、各々がピン
561、561を支点としてその先端側が矢印E、F方
向に移動駆動自在な形で枢着されており、前部クランプ
56にはさらに、ツメ部56a、56a間に突出後退式
のツメ部56bが、該一対のツメ部56a、56a間に
その図7下側から入り込み配置する形で突出後退駆動自
在に設けられている。(なお、一対のツメ部56a、5
6aは、ツメ部56bの突出後退駆動に伴なって、これ
が開閉駆動されるように構成されている。)
【0014】ところで、前記ワーク保管装置3は、図1
に示すように、その各々が矢印A、B方向に伸延する形
で、前記段取エリア2A上に平行に敷設された一対の走
行レール5、5を有しており、走行レール5、5上には
盤状に形成されたサドル6が、図2に示すように、車輪
75、75を介して矢印A、B方向に移動自在な形で搭
載支持されている。サドル6には、図1に示すように、
サドル移動機構7が、駆動モータ71、スプロケット7
2、73、チェーン74等を介して、該サドル6を本機
1の左右方向、即ち機体42上のバー材99の材軸方向
と交差する方向である矢印A、B方向に移動位置決め自
在な形で設けられている。
に示すように、その各々が矢印A、B方向に伸延する形
で、前記段取エリア2A上に平行に敷設された一対の走
行レール5、5を有しており、走行レール5、5上には
盤状に形成されたサドル6が、図2に示すように、車輪
75、75を介して矢印A、B方向に移動自在な形で搭
載支持されている。サドル6には、図1に示すように、
サドル移動機構7が、駆動モータ71、スプロケット7
2、73、チェーン74等を介して、該サドル6を本機
1の左右方向、即ち機体42上のバー材99の材軸方向
と交差する方向である矢印A、B方向に移動位置決め自
在な形で設けられている。
【0015】サドル6上には、図3に示すように、平板
状に形成されたパレット10が、該サドル6に対する位
相ずれ防止手段を適宜講じられたうえで着脱自在に積載
されており、パレット10上には、前記切断機60によ
り切断生成されるワーク99aの整列用治具として、図
17又は図18に示すようなプレート治具78aや、或
いは図19又は図20に示すようなピッチ状円柱77a
等の、該ワーク99aの整列収納及び搬送に適した治具
が設けられている。
状に形成されたパレット10が、該サドル6に対する位
相ずれ防止手段を適宜講じられたうえで着脱自在に積載
されており、パレット10上には、前記切断機60によ
り切断生成されるワーク99aの整列用治具として、図
17又は図18に示すようなプレート治具78aや、或
いは図19又は図20に示すようなピッチ状円柱77a
等の、該ワーク99aの整列収納及び搬送に適した治具
が設けられている。
【0016】従って、パレット10は、その上面側に整
列配設された複数のワーク整列用治具77a、78aを
介して、ワーク99aを、矢印A、B方向及びC、D方
向に沿って整列収納し得る形で、サドル6上に着脱自在
に装着されており、パレット10は、該サドル6がサド
ル移動機構7を介して矢印A、B方向に移動する動作に
より、前記段取エリア2Aにおいて図1矢印A、B方向
に移動し、これにより、該パレット10は、前記バー材
供給装置41の矢印D方向側に配置する形の切断供給位
置SP1と、該切断供給位置SP1以外のその矢印A方
又はB方に配置する形の段取位置SP2との間で移動自
在な形になっている。なお、パレット10を切断供給位
置SP1と段取位置SP2との間で移動させるためのサ
ドル移動機構7は、これと同時に、サドル6を介して該
パレット10を切断供給位置SP1内において矢印A、
B方向に移動位置決めすることも可能であり、従って、
サドル移動機構7により移動駆動されるサドル6は、ワ
ーク搬送装置12を介して搬送されるワーク99aを所
定の収納状態で整列収納するための整列収納手段として
の要素を兼ね備える形で、ワーク搬送装置12の一部を
構成している。
列配設された複数のワーク整列用治具77a、78aを
介して、ワーク99aを、矢印A、B方向及びC、D方
向に沿って整列収納し得る形で、サドル6上に着脱自在
に装着されており、パレット10は、該サドル6がサド
ル移動機構7を介して矢印A、B方向に移動する動作に
より、前記段取エリア2Aにおいて図1矢印A、B方向
に移動し、これにより、該パレット10は、前記バー材
供給装置41の矢印D方向側に配置する形の切断供給位
置SP1と、該切断供給位置SP1以外のその矢印A方
又はB方に配置する形の段取位置SP2との間で移動自
在な形になっている。なお、パレット10を切断供給位
置SP1と段取位置SP2との間で移動させるためのサ
ドル移動機構7は、これと同時に、サドル6を介して該
パレット10を切断供給位置SP1内において矢印A、
B方向に移動位置決めすることも可能であり、従って、
サドル移動機構7により移動駆動されるサドル6は、ワ
ーク搬送装置12を介して搬送されるワーク99aを所
定の収納状態で整列収納するための整列収納手段として
の要素を兼ね備える形で、ワーク搬送装置12の一部を
構成している。
【0017】即ち、前記ワーク搬送装置12は、図2に
示すように、コラム13に支持されるレール15、該レ
ール15に沿って移動駆動するロボット本体16、該ロ
ボット本体16に支持されるア−ム20、該ア−ム20
に支持されるハンド26等と、前記サドル6により構成
されており、これ等ロボット本体16、ア−ム20、ハ
ンド26と前記サドル6は、ワーク99aを所定の整列
収納状態でパレット10に搬送するためのワーク整列収
納手段を構成している。レール15は、前記バー材供給
装置41の切断機60と、ワーク保管装置3の走行レー
ル5、5の上方に跨って、矢印C、D方向に伸延する形
で、段取エリア2Aに立設された複数のコラム13に支
持されており、レール15にはロボット本体16が、該
レール15に沿って矢印C、D方向に移動駆動自在な形
で設けられている。ロボット本体16にはア−ム20
が、該ア−ム20の下端部に配設される、前記バー材9
9を保持し得るハンド26を、上下方向である矢印E、
F方向に移動させ得る形で設けられており、ハンド26
は、そのケーシング27にワークを把持し得るチャック
28が設けられた形で、矢印M+、M−方向に回転自在
になっている。なお、このようなワーク搬送装置12に
おけるロボット本体16、ア−ム20、ハンド26及び
チャック28等の構成及びその駆動様態は特開平2-7194
8等により既に公知であるために、その詳細な説明は省
略するが、以下には、本実施例において用いられるワー
ク搬送装置12の基本的な構成について述べる。
示すように、コラム13に支持されるレール15、該レ
ール15に沿って移動駆動するロボット本体16、該ロ
ボット本体16に支持されるア−ム20、該ア−ム20
に支持されるハンド26等と、前記サドル6により構成
されており、これ等ロボット本体16、ア−ム20、ハ
ンド26と前記サドル6は、ワーク99aを所定の整列
収納状態でパレット10に搬送するためのワーク整列収
納手段を構成している。レール15は、前記バー材供給
装置41の切断機60と、ワーク保管装置3の走行レー
ル5、5の上方に跨って、矢印C、D方向に伸延する形
で、段取エリア2Aに立設された複数のコラム13に支
持されており、レール15にはロボット本体16が、該
レール15に沿って矢印C、D方向に移動駆動自在な形
で設けられている。ロボット本体16にはア−ム20
が、該ア−ム20の下端部に配設される、前記バー材9
9を保持し得るハンド26を、上下方向である矢印E、
F方向に移動させ得る形で設けられており、ハンド26
は、そのケーシング27にワークを把持し得るチャック
28が設けられた形で、矢印M+、M−方向に回転自在
になっている。なお、このようなワーク搬送装置12に
おけるロボット本体16、ア−ム20、ハンド26及び
チャック28等の構成及びその駆動様態は特開平2-7194
8等により既に公知であるために、その詳細な説明は省
略するが、以下には、本実施例において用いられるワー
ク搬送装置12の基本的な構成について述べる。
【0018】即ち、ロボット本体16は、図8に示すよ
うに、ケーシング17を有しており、ケーシング17内
には、該ロボット本体16を矢印C、D方向に移動させ
るための移動駆動装置19が、例えば、該ケーシング1
7内に設けられた駆動モータ193、タイミングプーリ
194、195、タイミングベルト192等を介して、
レール15の矢印C、D方向両側端上に設けられた支持
板191、191間を、矢印C、D方向に移動駆動され
得る形で設けられている。また、ケーシング17の内部
には、図9に示すように、ア−ム昇降機構21が、昇降
用駆動モーター211、ギヤ212、213等から構成
される形で設けられており、ケーシング17にはア−ム
20が、例えば、該ア−ム昇降機構21を介して、ア−
ム20の図9右側に装着されたナット214が、該ケー
シング17内に螺設形成されたボールネジ17aに対し
て螺転することにより矢印E、F方向に移動駆動され得
る形で支持されている。
うに、ケーシング17を有しており、ケーシング17内
には、該ロボット本体16を矢印C、D方向に移動させ
るための移動駆動装置19が、例えば、該ケーシング1
7内に設けられた駆動モータ193、タイミングプーリ
194、195、タイミングベルト192等を介して、
レール15の矢印C、D方向両側端上に設けられた支持
板191、191間を、矢印C、D方向に移動駆動され
得る形で設けられている。また、ケーシング17の内部
には、図9に示すように、ア−ム昇降機構21が、昇降
用駆動モーター211、ギヤ212、213等から構成
される形で設けられており、ケーシング17にはア−ム
20が、例えば、該ア−ム昇降機構21を介して、ア−
ム20の図9右側に装着されたナット214が、該ケー
シング17内に螺設形成されたボールネジ17aに対し
て螺転することにより矢印E、F方向に移動駆動され得
る形で支持されている。
【0019】ア−ム20の下端部には、図9に示すよう
に、ハンド支持台24が、上下方向である矢印E、F方
向に移動自在な形で装着されており、ハンド支持台24
には、図10に示すように、ケーシング24a、歯車機
構31、ハンド保持部23等が設けられている。ハンド
保持部23には、図11に示すように、円筒状に形成さ
れた回転ホルダ25が、滑り軸受29を介してケーシン
グ24aの内周に形成されたハウジング部23aに支持
された形で、該回転ホルダ25の軸心CT2を中心とし
て矢印M+、M−方向に回転自在な形で支持されてお
り、回転ホルダ25の図11左部にはハンド保持面25
aが、例えば、ハンド26が着脱自在に保持され得る形
で、該ホルダ25の内周面がテーパ状に形成されて設け
られている。一方、回転ホルダ25の図11右部には、
ハンド保持部23がハンド26を保持又は開放するため
の駆動シリンダ33が、該シリンダ33のドライブシャ
フト33aをシリンダ駆動方向である図11左右方向に
突出後退駆動自在な形で設けられており、ドライブシャ
フト33aの図11左端に示す先端部は、回転ホルダ2
5の内部において移動自在な形で該ホルダ25内に嵌入
係合されている。ドライブシャフト33aの図11左端
に示す先端部にはコレット36が、該シャフト33aの
先端部に螺合されたプッシュバー35を介して、該コレ
ット36の図11左端即ち先端に配置する係合爪36
a、36aを開閉自在な形で設けられており、コレット
36の先端部にはリングプレート39が、係合爪36
a、36aを被覆する形で設けられている。また、コレ
ット36の外周部には該コレット36の保持力を増加さ
せる目的で多数の皿バネ37が、ドライブシャフト33
aとリングプレート39との間に連続的に配置する形
で、1セットづつ互い違いに縮設されている。
に、ハンド支持台24が、上下方向である矢印E、F方
向に移動自在な形で装着されており、ハンド支持台24
には、図10に示すように、ケーシング24a、歯車機
構31、ハンド保持部23等が設けられている。ハンド
保持部23には、図11に示すように、円筒状に形成さ
れた回転ホルダ25が、滑り軸受29を介してケーシン
グ24aの内周に形成されたハウジング部23aに支持
された形で、該回転ホルダ25の軸心CT2を中心とし
て矢印M+、M−方向に回転自在な形で支持されてお
り、回転ホルダ25の図11左部にはハンド保持面25
aが、例えば、ハンド26が着脱自在に保持され得る形
で、該ホルダ25の内周面がテーパ状に形成されて設け
られている。一方、回転ホルダ25の図11右部には、
ハンド保持部23がハンド26を保持又は開放するため
の駆動シリンダ33が、該シリンダ33のドライブシャ
フト33aをシリンダ駆動方向である図11左右方向に
突出後退駆動自在な形で設けられており、ドライブシャ
フト33aの図11左端に示す先端部は、回転ホルダ2
5の内部において移動自在な形で該ホルダ25内に嵌入
係合されている。ドライブシャフト33aの図11左端
に示す先端部にはコレット36が、該シャフト33aの
先端部に螺合されたプッシュバー35を介して、該コレ
ット36の図11左端即ち先端に配置する係合爪36
a、36aを開閉自在な形で設けられており、コレット
36の先端部にはリングプレート39が、係合爪36
a、36aを被覆する形で設けられている。また、コレ
ット36の外周部には該コレット36の保持力を増加さ
せる目的で多数の皿バネ37が、ドライブシャフト33
aとリングプレート39との間に連続的に配置する形
で、1セットづつ互い違いに縮設されている。
【0020】ところで、ハンド支持台24に設けられて
いる前記歯車機構31は、回転ホルダ25を介してハン
ド26を、該ホルダ25の軸心CT2を回転中心として
矢印M+、M−方向に回転駆動するための機構であり、
歯車機構31は、図12に示すように、回転ホルダ25
の図11右端部に装着された形のゼネバ歯車32Bと、
該歯車32Bの図12上側に示し、これに噛合する形の
ゼネバ歯車32Aを有している。ゼネバ歯車32Aに
は、支持軸31b及び図10に図示する傘歯車31a、
31dを介して、歯車機構31を駆動するための駆動モ
ータ30が接続されている。さらに、ハンド保持部23
には、図11に示すように、後述するチャック28を開
閉駆動するためのエアをハンド26に送給するためのエ
ア供給路34が、該保持部23を構成している部材中を
貫通する形で複数形成されており、各エア供給路34に
は、切換バルブ(図示せず)を介してエア供給管11が
接続されている。
いる前記歯車機構31は、回転ホルダ25を介してハン
ド26を、該ホルダ25の軸心CT2を回転中心として
矢印M+、M−方向に回転駆動するための機構であり、
歯車機構31は、図12に示すように、回転ホルダ25
の図11右端部に装着された形のゼネバ歯車32Bと、
該歯車32Bの図12上側に示し、これに噛合する形の
ゼネバ歯車32Aを有している。ゼネバ歯車32Aに
は、支持軸31b及び図10に図示する傘歯車31a、
31dを介して、歯車機構31を駆動するための駆動モ
ータ30が接続されている。さらに、ハンド保持部23
には、図11に示すように、後述するチャック28を開
閉駆動するためのエアをハンド26に送給するためのエ
ア供給路34が、該保持部23を構成している部材中を
貫通する形で複数形成されており、各エア供給路34に
は、切換バルブ(図示せず)を介してエア供給管11が
接続されている。
【0021】また、前記回転ホルダ25には、図11に
示すように、切断機60上のバー材99及び後述のワー
ク99aを空圧、油圧等により把持自在なハンド26
が、そのテーパシャンク部26bを該ホルダ25のハン
ド保持面25aに密着させた形で着脱自在に装着されて
おり、ハンド26は、図13に示すように、ケーシング
27を有している。ケーシング27は、図11に示すよ
うに、前記回転ホルダ25の回転動作に連動する形で該
ホルダ25の軸心CT2を回転中心として矢印M+、M
−方向に回転駆動自在に設けられており、ケーシング2
7の図13右前面側には図13に示すように、チャック
28が、前記バー材送出部50から送出されて、前記切
断機60を介しての切断によりワーク99aとなるバー
材99の前端部(図2矢印D方向端部)を保持し得る形
で放射方向に開閉駆動自在に設けられている。チャック
28には、バー材99(ワーク99a)を保持し得る3
本のジョー28a、28a、28aが、相互に120°
ピッチ間隔をなす形で、放射方向に開閉駆動自在に設け
られており、これらジョー28a、28a、28aは、
図7に示すように、前記前部クランプ56のツメ部56
a、56a、56bと干渉することなく、これら56
a、56a、56bの間に位置し得るように配設されて
いる。チャック28の中心には、ワーク当接部27a
が、ジョー28a、28a、28aを閉じることにより
平面状に形成され得る形で設けられており、ワーク当接
部27aは、前記バー材99(ワーク99a)の前端面
(矢印D方向端面)と当接自在な形になっている。即
ち、ハンド26のチャック28は、切断機60のクラン
プ55、56に保持されたバー材99(ワーク99a)
を、その前端部をワーク当接部27aを当接させた形で
ジョー28a、28a、28aにより保持し、当該チャ
ック28に保持されたワーク99aの軸心CT3を、回
転ホルダ25の軸心CT2を中心とする回転動作によ
り、図3に示すように矢印M、M’方向に回転位置決め
し得るように構成されている。
示すように、切断機60上のバー材99及び後述のワー
ク99aを空圧、油圧等により把持自在なハンド26
が、そのテーパシャンク部26bを該ホルダ25のハン
ド保持面25aに密着させた形で着脱自在に装着されて
おり、ハンド26は、図13に示すように、ケーシング
27を有している。ケーシング27は、図11に示すよ
うに、前記回転ホルダ25の回転動作に連動する形で該
ホルダ25の軸心CT2を回転中心として矢印M+、M
−方向に回転駆動自在に設けられており、ケーシング2
7の図13右前面側には図13に示すように、チャック
28が、前記バー材送出部50から送出されて、前記切
断機60を介しての切断によりワーク99aとなるバー
材99の前端部(図2矢印D方向端部)を保持し得る形
で放射方向に開閉駆動自在に設けられている。チャック
28には、バー材99(ワーク99a)を保持し得る3
本のジョー28a、28a、28aが、相互に120°
ピッチ間隔をなす形で、放射方向に開閉駆動自在に設け
られており、これらジョー28a、28a、28aは、
図7に示すように、前記前部クランプ56のツメ部56
a、56a、56bと干渉することなく、これら56
a、56a、56bの間に位置し得るように配設されて
いる。チャック28の中心には、ワーク当接部27a
が、ジョー28a、28a、28aを閉じることにより
平面状に形成され得る形で設けられており、ワーク当接
部27aは、前記バー材99(ワーク99a)の前端面
(矢印D方向端面)と当接自在な形になっている。即
ち、ハンド26のチャック28は、切断機60のクラン
プ55、56に保持されたバー材99(ワーク99a)
を、その前端部をワーク当接部27aを当接させた形で
ジョー28a、28a、28aにより保持し、当該チャ
ック28に保持されたワーク99aの軸心CT3を、回
転ホルダ25の軸心CT2を中心とする回転動作によ
り、図3に示すように矢印M、M’方向に回転位置決め
し得るように構成されている。
【0022】なお、チャック28におけるジョー28a
の開閉機構の大略を述べれば、ケーシング27の、チャ
ック28が設けられた面側には、各ジョー28aを支持
する支持部(図示せず)がそれぞれ形成されており、支
持部には、ジョー28aを放射方向に案内し得る3個の
直線状の案内溝(図示せず)が、相互に120°ピッチ
をなす形でその各々が放射状に穿設形成されている。ま
た、ケーシング27の支持部の内側には、ジョー28a
を放射方向に移動させ得る回転自在な開閉用円盤(図示
せず)が、該ケーシング27内に設けられたエアシリン
ダにより回転駆動され得る形で設けられており、開閉用
円盤には、各ジョー28aを開閉し得る3個の劣弧状の
開閉溝(図示せず)が回転中心に向かって傾斜する形で
(即ち、該開閉溝と回転中心との間の距離が変化する形
で)、それぞれ等間隔で穿設形成されている。そして、
開閉溝にはそれぞれジョー28aが、該ジョー28に装
着されたピン(図示せず)を介して摺動自在な形で嵌入
係合されており、また、各開閉用円盤は、スプリング等
を介してケーシング27に牽引力を付勢された形、即ち
チャック28が、通常即ち開閉用円盤が駆動されない際
には各ジョー28aを閉じた状態に維持されるようにな
っている。従って、本実施例におけるハンド26のチャ
ック28は、開閉用円盤が前記エア供給路34を介して
供給されるエアにより回転駆動されることにより、ピ
ン、開閉溝を介して、各ジョー28aが案内溝に沿って
移動する形で、バー材99(ワーク99a)の前端部
(矢印D方向端部)を把持し得る形になっている。ま
た、チャック28は、前記ロボット本体16を矢印C、
D方向に移動させるための移動駆動装置19と、前記ア
−ム20を上下方向である矢印E、F方向に移動させる
ためのア−ム昇降機構21と、ハンド26を矢印M+、
M−方向に回転させるための歯車機構31により、前記
切断機60の鋸本体64から、生成されるべきワーク9
9aの長さL1に対応した所定の距離だけ離れた位置に
位置決めされ得る形になっており、即ちこれ等の移動駆
動装置19、ア−ム昇降機構21、歯車機構31はチャ
ック28の位置決め手段を構成している。
の開閉機構の大略を述べれば、ケーシング27の、チャ
ック28が設けられた面側には、各ジョー28aを支持
する支持部(図示せず)がそれぞれ形成されており、支
持部には、ジョー28aを放射方向に案内し得る3個の
直線状の案内溝(図示せず)が、相互に120°ピッチ
をなす形でその各々が放射状に穿設形成されている。ま
た、ケーシング27の支持部の内側には、ジョー28a
を放射方向に移動させ得る回転自在な開閉用円盤(図示
せず)が、該ケーシング27内に設けられたエアシリン
ダにより回転駆動され得る形で設けられており、開閉用
円盤には、各ジョー28aを開閉し得る3個の劣弧状の
開閉溝(図示せず)が回転中心に向かって傾斜する形で
(即ち、該開閉溝と回転中心との間の距離が変化する形
で)、それぞれ等間隔で穿設形成されている。そして、
開閉溝にはそれぞれジョー28aが、該ジョー28に装
着されたピン(図示せず)を介して摺動自在な形で嵌入
係合されており、また、各開閉用円盤は、スプリング等
を介してケーシング27に牽引力を付勢された形、即ち
チャック28が、通常即ち開閉用円盤が駆動されない際
には各ジョー28aを閉じた状態に維持されるようにな
っている。従って、本実施例におけるハンド26のチャ
ック28は、開閉用円盤が前記エア供給路34を介して
供給されるエアにより回転駆動されることにより、ピ
ン、開閉溝を介して、各ジョー28aが案内溝に沿って
移動する形で、バー材99(ワーク99a)の前端部
(矢印D方向端部)を把持し得る形になっている。ま
た、チャック28は、前記ロボット本体16を矢印C、
D方向に移動させるための移動駆動装置19と、前記ア
−ム20を上下方向である矢印E、F方向に移動させる
ためのア−ム昇降機構21と、ハンド26を矢印M+、
M−方向に回転させるための歯車機構31により、前記
切断機60の鋸本体64から、生成されるべきワーク9
9aの長さL1に対応した所定の距離だけ離れた位置に
位置決めされ得る形になっており、即ちこれ等の移動駆
動装置19、ア−ム昇降機構21、歯車機構31はチャ
ック28の位置決め手段を構成している。
【0023】ところで、本機1には、制御装置80が、
バー材供給装置41とワーク保管装置3とワーク搬送装
置12とを繋ぐ形で設けられており、制御装置80は、
図16に示すように、主制御部81を有している。主制
御部81には、バス線等を介して、段取プログラムメモ
リ82、ロボット本体制御部83、ア−ム制御部84、
ハンド制御部85、バー材供給装置制御部86、切断機
制御部87、サドル制御部88等が接続されており、切
断機制御部87には、前記切断機60の鋸本体64や横
送り台61が接続すると共に、該鋸本体64の前後のク
ランプ55、56等が接続している。
バー材供給装置41とワーク保管装置3とワーク搬送装
置12とを繋ぐ形で設けられており、制御装置80は、
図16に示すように、主制御部81を有している。主制
御部81には、バス線等を介して、段取プログラムメモ
リ82、ロボット本体制御部83、ア−ム制御部84、
ハンド制御部85、バー材供給装置制御部86、切断機
制御部87、サドル制御部88等が接続されており、切
断機制御部87には、前記切断機60の鋸本体64や横
送り台61が接続すると共に、該鋸本体64の前後のク
ランプ55、56等が接続している。
【0024】工作機械用段取装置、即ち本機1は以上の
ような構成を有しているので、バー材99の加工に際し
ては、制御装置80の段取プログラムメモリ82に入力
された段取プログラムに基づいて、バー材送出機構5
0、切断機60、サドル6、ロボット本体16、ア−ム
20、ハンド26等を駆動制御させる形で、長尺のバー
材99から多数のワーク99aを切断生成し、これをパ
レット10の所定の位置に搬送して、整列収納する形で
ワーク99aの段取り作業を行う。このためまず、ワー
ク搬送装置12においては、切断すべきバー材99の形
状に対応した形で、該バー材99のワーク99aとなる
矢印D方向側端部を把持するに適したハンド26を、ハ
ンド支持台24の駆動シリンダ33を駆動させて、その
テーパシャンク部26bをハンド保持面25aに密着さ
せた状態でコレット36に係合把持させる形で、回転ホ
ルダ25に装着しておく。また、バー材切断供給装置4
1のバー材供給部44には、後にワークとなる素材であ
る長尺のバー材99を、その各々の材軸方向を矢印C、
D方向に向けた形で複数積載しておく。また、ワーク保
管装置3においては、適宜なワーク整列用治具77a、
78aを、バー材99から生成されるワーク99aの形
状に対応した形で、即ち該ワーク99aを所定の整列収
納状態で整列収納できるよう、パレット10上に装着し
ておく。
ような構成を有しているので、バー材99の加工に際し
ては、制御装置80の段取プログラムメモリ82に入力
された段取プログラムに基づいて、バー材送出機構5
0、切断機60、サドル6、ロボット本体16、ア−ム
20、ハンド26等を駆動制御させる形で、長尺のバー
材99から多数のワーク99aを切断生成し、これをパ
レット10の所定の位置に搬送して、整列収納する形で
ワーク99aの段取り作業を行う。このためまず、ワー
ク搬送装置12においては、切断すべきバー材99の形
状に対応した形で、該バー材99のワーク99aとなる
矢印D方向側端部を把持するに適したハンド26を、ハ
ンド支持台24の駆動シリンダ33を駆動させて、その
テーパシャンク部26bをハンド保持面25aに密着さ
せた状態でコレット36に係合把持させる形で、回転ホ
ルダ25に装着しておく。また、バー材切断供給装置4
1のバー材供給部44には、後にワークとなる素材であ
る長尺のバー材99を、その各々の材軸方向を矢印C、
D方向に向けた形で複数積載しておく。また、ワーク保
管装置3においては、適宜なワーク整列用治具77a、
78aを、バー材99から生成されるワーク99aの形
状に対応した形で、即ち該ワーク99aを所定の整列収
納状態で整列収納できるよう、パレット10上に装着し
ておく。
【0025】そしてまず、制御装置80の制御部81は
バー材供給装置制御部86に、複数のバー材99が積載
されたバー材供給部44から、加工すべき任意の形状
(直径)の一本のバー材99を、キッカ(図示せず)等
を介して取り出させ、これをローラ52上に移載する形
で、バー材送出機構50に供給する。そして、取り出し
たバー材99の直径に応じて、バー材送出機構50の支
持台51全体を、上下方向へ移動駆動させて、これを適
宜な高さで位置決め固定する形で、加工すべきバー材9
9の高さを調整する。即ち、バー材供給装置制御部86
は、バー材99が小径の場合は、バー材送出機構50の
支持台51を上昇させ、また、バー材99が大径の場合
は、支持台51を下降させることにより、該支持台51
上のローラ52上にあるバー材99の軸心CT3を切断
機60の鋸本体64の回転軸心CT1と整合させる。さ
らに、バー材供給装置制御部86は、バー材99をその
材軸方向である矢印C、D方向に移動させるべく、図示
しないモーター、ベベルギヤ、スプロケット、チェーン
等を介して、支持台51上のローラ52への駆動力の伝
達を制御する。
バー材供給装置制御部86に、複数のバー材99が積載
されたバー材供給部44から、加工すべき任意の形状
(直径)の一本のバー材99を、キッカ(図示せず)等
を介して取り出させ、これをローラ52上に移載する形
で、バー材送出機構50に供給する。そして、取り出し
たバー材99の直径に応じて、バー材送出機構50の支
持台51全体を、上下方向へ移動駆動させて、これを適
宜な高さで位置決め固定する形で、加工すべきバー材9
9の高さを調整する。即ち、バー材供給装置制御部86
は、バー材99が小径の場合は、バー材送出機構50の
支持台51を上昇させ、また、バー材99が大径の場合
は、支持台51を下降させることにより、該支持台51
上のローラ52上にあるバー材99の軸心CT3を切断
機60の鋸本体64の回転軸心CT1と整合させる。さ
らに、バー材供給装置制御部86は、バー材99をその
材軸方向である矢印C、D方向に移動させるべく、図示
しないモーター、ベベルギヤ、スプロケット、チェーン
等を介して、支持台51上のローラ52への駆動力の伝
達を制御する。
【0026】こうしておいて、主制御部81はサドル制
御部88にサドル移動機構7を駆動させて、サドル6を
パレット10と共に図1矢印A、B方向に移動位置決め
する形で、本機1の図1右方(矢印D方)の所定の位
置、即ち図1に示す切断収納位置SP1に配置させる。
一方主制御部81は、ロボット本体制御部83に、移動
駆動装置19を駆動させて、ケーシング17をレール1
5に対して矢印C、D方向に移動させる形で、ロボット
本体16を所定の待機位置WPに移動位置決めする。こ
こで、ロボット本体16の待機位置WPは、バー材送出
機構50が送出するバー材99の矢印D方向端部と後述
する動作により当接する、ハンド26のワーク当接部2
7aが、図3に示すように、切断機60の鋸本体64か
ら、本加工により生成すべきワーク99aの長さL1に
一致する距離だけ離れた形になるよう設定された位置で
ある。
御部88にサドル移動機構7を駆動させて、サドル6を
パレット10と共に図1矢印A、B方向に移動位置決め
する形で、本機1の図1右方(矢印D方)の所定の位
置、即ち図1に示す切断収納位置SP1に配置させる。
一方主制御部81は、ロボット本体制御部83に、移動
駆動装置19を駆動させて、ケーシング17をレール1
5に対して矢印C、D方向に移動させる形で、ロボット
本体16を所定の待機位置WPに移動位置決めする。こ
こで、ロボット本体16の待機位置WPは、バー材送出
機構50が送出するバー材99の矢印D方向端部と後述
する動作により当接する、ハンド26のワーク当接部2
7aが、図3に示すように、切断機60の鋸本体64か
ら、本加工により生成すべきワーク99aの長さL1に
一致する距離だけ離れた形になるよう設定された位置で
ある。
【0027】こうしておいて、主制御部81はア−ム制
御部84にア−ム昇降機構21を駆動させて、図9に示
すようにア−ム20を昇降駆動することにより、これを
上下に移動させて、該ア−ム20の下端部に装着された
ハンド支持台24を上下方向に移動位置決めする。する
と、これによりハンド26は、その高さが前記バー材9
9の軸心CT3と対応する高さに位置決め固定される。
この状態で、主制御部81はハンド制御部85に歯車機
構31を駆動させて、回転ホルダ25をハンド保持部2
3に対してホルダ軸心CT2を中心として矢印M+、M
−方向に回転させる形で、該ハンド26の軸心CT4を
矢印C、D方向に向けた形にする。そして、ハンド26
を、図5に示すように、そのケーシング27をチャック
28側が矢印C方向に向いた形になるように配向させ
る。さらにこの状態で、即ちチャック28のジョー28
a、28a、28aが閉じられた状態で形成されたハン
ド26のワーク当接部27aは、切断機60の鋸本体6
4から生成すべきワーク99aの長さL1に一致した距
離だけ離れた所定の位置において、ハンド26の軸心C
T4とバー材送出機構50がローラ52を介して送出す
るバー材99の軸心CT3が整合した形で、該バー材9
9の送出方向前面側である矢印D方向側端面と対向する
形になる。
御部84にア−ム昇降機構21を駆動させて、図9に示
すようにア−ム20を昇降駆動することにより、これを
上下に移動させて、該ア−ム20の下端部に装着された
ハンド支持台24を上下方向に移動位置決めする。する
と、これによりハンド26は、その高さが前記バー材9
9の軸心CT3と対応する高さに位置決め固定される。
この状態で、主制御部81はハンド制御部85に歯車機
構31を駆動させて、回転ホルダ25をハンド保持部2
3に対してホルダ軸心CT2を中心として矢印M+、M
−方向に回転させる形で、該ハンド26の軸心CT4を
矢印C、D方向に向けた形にする。そして、ハンド26
を、図5に示すように、そのケーシング27をチャック
28側が矢印C方向に向いた形になるように配向させ
る。さらにこの状態で、即ちチャック28のジョー28
a、28a、28aが閉じられた状態で形成されたハン
ド26のワーク当接部27aは、切断機60の鋸本体6
4から生成すべきワーク99aの長さL1に一致した距
離だけ離れた所定の位置において、ハンド26の軸心C
T4とバー材送出機構50がローラ52を介して送出す
るバー材99の軸心CT3が整合した形で、該バー材9
9の送出方向前面側である矢印D方向側端面と対向する
形になる。
【0028】こうしておいて、主制御部81はバー材供
給装置制御部86に、バー材送出機構50をローラ52
を介して駆動させて、切断加工すべきバー材99をバー
材送出方向側である矢印D方向側に移動させる。(この
際、前部クランプ56、後部クランプ55は共に開放状
態である。)すると、切断加工すべきバー材99の軸心
CT3は、前述した支持台51の高さ調整により既に切
断機60の鋸本体64の回転軸心CT1と整合されてい
るところから、矢印D方向側に送られたバー材99が、
鋸本体64の素材通過孔64aを通過する形で、該バー
材99の矢印D方向側端部がバー材送出機構50の矢印
D方向側の機体42外に送出されていく。このとき、鋸
本体64から長さL1分だけ離れた矢印D方には、搬送
装置12のハンド26が、そのチャック28を矢印C方
に向けてワーク当接部27aをバー材99の矢印D方向
側端面と対向させた形で配置されているところから、該
バー材99はワーク当接部27aに当接することにより
その送出が停止される。こうして、バー材99の送出方
向前端部である矢印D方向端部には、切断機60の鋸本
体64とハンド26のワーク当接部27aとの間に、後
にワーク99aとなる長さL1分のバー材99が配置さ
れる。
給装置制御部86に、バー材送出機構50をローラ52
を介して駆動させて、切断加工すべきバー材99をバー
材送出方向側である矢印D方向側に移動させる。(この
際、前部クランプ56、後部クランプ55は共に開放状
態である。)すると、切断加工すべきバー材99の軸心
CT3は、前述した支持台51の高さ調整により既に切
断機60の鋸本体64の回転軸心CT1と整合されてい
るところから、矢印D方向側に送られたバー材99が、
鋸本体64の素材通過孔64aを通過する形で、該バー
材99の矢印D方向側端部がバー材送出機構50の矢印
D方向側の機体42外に送出されていく。このとき、鋸
本体64から長さL1分だけ離れた矢印D方には、搬送
装置12のハンド26が、そのチャック28を矢印C方
に向けてワーク当接部27aをバー材99の矢印D方向
側端面と対向させた形で配置されているところから、該
バー材99はワーク当接部27aに当接することにより
その送出が停止される。こうして、バー材99の送出方
向前端部である矢印D方向端部には、切断機60の鋸本
体64とハンド26のワーク当接部27aとの間に、後
にワーク99aとなる長さL1分のバー材99が配置さ
れる。
【0029】そこで次に、主制御部81は切断機制御部
87に、前部クランプ56と後部クランプ55を駆動さ
せて、バー材99の矢印D方向側端部から長さL1を残
した位置、即ち、バー材99において切断されるべき被
切断部の前後を、該クランプ56、55に把持させる。
すると、バー材99の被切断部は、その後側である矢印
C方向側の極近接した位置において、図6に示すよう
に、把持部55a、55aが切断機60の鋸支持部62
の内部に挿入した状態の後部クランプ55に、上下方向
から挟む形で把持される一方で、その前側である矢印D
方向側の極近接した位置において、図4に示すように、
前部クランプ56の上下開閉式の一対のツメ部56a、
56aと突出後退式のツメ部56bにより3方向から挟
まれる形で把持されることにより、該バー材99の被切
断部の直前及び直後の両方が、確実且つ堅固な状態で2
ヶのクランプ55、56に固定保持される。
87に、前部クランプ56と後部クランプ55を駆動さ
せて、バー材99の矢印D方向側端部から長さL1を残
した位置、即ち、バー材99において切断されるべき被
切断部の前後を、該クランプ56、55に把持させる。
すると、バー材99の被切断部は、その後側である矢印
C方向側の極近接した位置において、図6に示すよう
に、把持部55a、55aが切断機60の鋸支持部62
の内部に挿入した状態の後部クランプ55に、上下方向
から挟む形で把持される一方で、その前側である矢印D
方向側の極近接した位置において、図4に示すように、
前部クランプ56の上下開閉式の一対のツメ部56a、
56aと突出後退式のツメ部56bにより3方向から挟
まれる形で把持されることにより、該バー材99の被切
断部の直前及び直後の両方が、確実且つ堅固な状態で2
ヶのクランプ55、56に固定保持される。
【0030】なお、こうしてバー材99の被切断部を挟
んでその前後を2ヶのクランプ55、56に把持させる
際、ワーク搬送装置12のハンド26に装着されている
チャック28は、各ジョー28aを閉じれば、これによ
りバー材99の前端部(矢印D方向端部)を該チャック
28でも把持させることが簡単に出来るので、切断生成
されるワーク99aの長さL1が大きい場合(長物ワー
ク)の場合には、段取プログラム82を介してハンド制
御部85にこれを行わせて、より確実な固定保持状態を
作り出すことも出来る。また、このようにバー材の切断
に際してクランプ55、56と共にチャック28を用い
る場合に、チャック28の各ジョー28aは、図7に示
すように、前部クランプ56のツメ部56a、56a、
56bと干渉することなく、これらツメ部56a、56
a、56bの間に挿入され得る形で配設されているの
で、前部クランプ56に保持された、バー材99におけ
る切断によりワーク99aとなる部分の同一周上を、前
部クランプ56とチャック28とが重複する形で同時に
把持することもできる。従って、切断機60によりバー
材99から切り出されるワーク99aの長さL1が小さ
い場合(薄物のワーク99a)であっても、前部クラン
プ56とチャック28との両方に同時に把持させること
ができる。
んでその前後を2ヶのクランプ55、56に把持させる
際、ワーク搬送装置12のハンド26に装着されている
チャック28は、各ジョー28aを閉じれば、これによ
りバー材99の前端部(矢印D方向端部)を該チャック
28でも把持させることが簡単に出来るので、切断生成
されるワーク99aの長さL1が大きい場合(長物ワー
ク)の場合には、段取プログラム82を介してハンド制
御部85にこれを行わせて、より確実な固定保持状態を
作り出すことも出来る。また、このようにバー材の切断
に際してクランプ55、56と共にチャック28を用い
る場合に、チャック28の各ジョー28aは、図7に示
すように、前部クランプ56のツメ部56a、56a、
56bと干渉することなく、これらツメ部56a、56
a、56bの間に挿入され得る形で配設されているの
で、前部クランプ56に保持された、バー材99におけ
る切断によりワーク99aとなる部分の同一周上を、前
部クランプ56とチャック28とが重複する形で同時に
把持することもできる。従って、切断機60によりバー
材99から切り出されるワーク99aの長さL1が小さ
い場合(薄物のワーク99a)であっても、前部クラン
プ56とチャック28との両方に同時に把持させること
ができる。
【0031】こうして、クランプ55、56等にその被
切断部の直前、直後を把持させる形でバー材99を固定
支持させたところで、次に、主制御部81は切断機制御
部87に、切断機60を駆動させて、その鋸本体64
を、プーリ63、ベルト63a及び該プーリ63と対を
なすプーリ63P、モータ63b等を介して、図4矢印
N+、N−方向に回転駆動させると共に、横送り台61
を矢印A、B方向に、切断すべきバー材99の直径に対
応したストローク分だけ適宜移動駆動させる。すると、
バー材99は鋸本体64を介して、該バー材99の前端
部である矢印D方向側端部から所定の距離L1に位置す
る被切断部において、その材軸方向と交差する方向であ
る矢印A、B方向に切断される形で、所定の長さL1の
ワーク99aが生成される。この際バー材99の被切断
部は、その直前及び直後の両方が前部クランプ56と後
部クランプ55を介して堅固に固定保持されていること
により、鋸本体64を介して円滑な切断が行われる。特
に、バー材99の被切断部の直前及び直後を、ツメ式の
前部クランプ56と後部クランプ55のツメ部55a、
55a、56a、56a、56bにより該被切断部周囲
の5位置において保持されていることにより、切断によ
り生じ得る振動が適格に防止される。
切断部の直前、直後を把持させる形でバー材99を固定
支持させたところで、次に、主制御部81は切断機制御
部87に、切断機60を駆動させて、その鋸本体64
を、プーリ63、ベルト63a及び該プーリ63と対を
なすプーリ63P、モータ63b等を介して、図4矢印
N+、N−方向に回転駆動させると共に、横送り台61
を矢印A、B方向に、切断すべきバー材99の直径に対
応したストローク分だけ適宜移動駆動させる。すると、
バー材99は鋸本体64を介して、該バー材99の前端
部である矢印D方向側端部から所定の距離L1に位置す
る被切断部において、その材軸方向と交差する方向であ
る矢印A、B方向に切断される形で、所定の長さL1の
ワーク99aが生成される。この際バー材99の被切断
部は、その直前及び直後の両方が前部クランプ56と後
部クランプ55を介して堅固に固定保持されていること
により、鋸本体64を介して円滑な切断が行われる。特
に、バー材99の被切断部の直前及び直後を、ツメ式の
前部クランプ56と後部クランプ55のツメ部55a、
55a、56a、56a、56bにより該被切断部周囲
の5位置において保持されていることにより、切断によ
り生じ得る振動が適格に防止される。
【0032】なお、後部クランプ55は、図6(a)〜
(b)に示すように、その把持部55aaが切断機60
の鋸支持部62の内周面62a内部に配置する形になっ
ているが、鋸本体64においては、両者55aa、62
aが干渉することなく上述したバー材切断動作に十分な
矢印A、B方向への移動ストローク量が確保されてい
る。即ち、切断機60がバー材99の切断を行わず、横
送台61が停止している状態では、図6(a)〜(b)
に示すように、鋸支持部62の内周面62aが形成する
円の略中心に、後部クランプ55の把持部55aaが位
置している。そして、後述するようにバー材99を切断
する際、切断機60の横送台61を矢印A方向へ該横送
台61の最大ストロークLmax移動すると、図6(a)
の左方に示すように、鋸支持部62の内周面62a’と
後部クランプ55の把持部55aaは、後部クランプ5
5はその幅W1が前述したように小幅に形成されている
ことに加えて、把持部55aaが鋸支持部62の内周面
62aとバー材99外周面との間の空間形状に沿った形
の断面形状に形成されているところから、これら把持部
55aaと内周面62a’が干渉することを、かなりの
広範囲に亙って避けることができる。また、横送台61
が矢印B方向へ移動する際にも、同様に図6(a)の右
方に示すように、後部クランプ55の把持部55aaと
鋸支持部62の内周面62a”が干渉することは同じ範
囲だけ回避されている。従って、大径のバー材99を切
断加工せんとするときにも、本機1において鋸本体64
等を段取替えする必要なくこれに対応することが出来
る。
(b)に示すように、その把持部55aaが切断機60
の鋸支持部62の内周面62a内部に配置する形になっ
ているが、鋸本体64においては、両者55aa、62
aが干渉することなく上述したバー材切断動作に十分な
矢印A、B方向への移動ストローク量が確保されてい
る。即ち、切断機60がバー材99の切断を行わず、横
送台61が停止している状態では、図6(a)〜(b)
に示すように、鋸支持部62の内周面62aが形成する
円の略中心に、後部クランプ55の把持部55aaが位
置している。そして、後述するようにバー材99を切断
する際、切断機60の横送台61を矢印A方向へ該横送
台61の最大ストロークLmax移動すると、図6(a)
の左方に示すように、鋸支持部62の内周面62a’と
後部クランプ55の把持部55aaは、後部クランプ5
5はその幅W1が前述したように小幅に形成されている
ことに加えて、把持部55aaが鋸支持部62の内周面
62aとバー材99外周面との間の空間形状に沿った形
の断面形状に形成されているところから、これら把持部
55aaと内周面62a’が干渉することを、かなりの
広範囲に亙って避けることができる。また、横送台61
が矢印B方向へ移動する際にも、同様に図6(a)の右
方に示すように、後部クランプ55の把持部55aaと
鋸支持部62の内周面62a”が干渉することは同じ範
囲だけ回避されている。従って、大径のバー材99を切
断加工せんとするときにも、本機1において鋸本体64
等を段取替えする必要なくこれに対応することが出来
る。
【0033】また、こうして、バー材99の被切断部を
切断することによりワーク99aを生成する際、実施例
における切断機60の鋸本体64は、これが内刃型であ
ることの特性を活かした形で、その肉厚が外周部側が内
周部側(素材通過穴64a側)に比して厚く形成されて
いるところから断面係数が大きくなり、外刃型の鋸に比
して横方向(矢印C、D方向)の曲げモーメントに対し
剛性が高く、同時に、バー材99の切削に関与する刃6
4bの数が多くなるところから、断続切削から連続切削
に近づけることが可能となり、これにより振動の発生を
極力避けることが出来る。また、刃64b各々の寿命も
長い。さらに、内刃型の鋸64は、横送台61の矢印
A、B方向の移動によって、バー材99に対してその材
軸方向と直交する方向の両側から切り込むことが出来る
ので、バー材99の直径が大きい場合にも、該バー材9
9自体の向きを変えることなく固定した状態で、切断す
ることが出来、横送り台61の移動ストローク量も外刃
型に比して少なくてすむ。即ち切断機60は、鋸本体6
4が内刃型であることにより、極めて効率的にバー材9
9を切断して、極短時間の内にワーク99aを生成する
ことが出来る。
切断することによりワーク99aを生成する際、実施例
における切断機60の鋸本体64は、これが内刃型であ
ることの特性を活かした形で、その肉厚が外周部側が内
周部側(素材通過穴64a側)に比して厚く形成されて
いるところから断面係数が大きくなり、外刃型の鋸に比
して横方向(矢印C、D方向)の曲げモーメントに対し
剛性が高く、同時に、バー材99の切削に関与する刃6
4bの数が多くなるところから、断続切削から連続切削
に近づけることが可能となり、これにより振動の発生を
極力避けることが出来る。また、刃64b各々の寿命も
長い。さらに、内刃型の鋸64は、横送台61の矢印
A、B方向の移動によって、バー材99に対してその材
軸方向と直交する方向の両側から切り込むことが出来る
ので、バー材99の直径が大きい場合にも、該バー材9
9自体の向きを変えることなく固定した状態で、切断す
ることが出来、横送り台61の移動ストローク量も外刃
型に比して少なくてすむ。即ち切断機60は、鋸本体6
4が内刃型であることにより、極めて効率的にバー材9
9を切断して、極短時間の内にワーク99aを生成する
ことが出来る。
【0034】こうして、切断機60の鋸本体64を介し
てバー材99をその被切断部において切断することによ
り、所定の長さL1をなすワーク99aを生成すると、
バー材99において新たに形成された前端部である矢印
D方向側端部が後部クランプ55に支持される一方で、
切断機60を介して只今生成されたワーク99aは、そ
の後端部である矢印C方向側端部が前部クランプ56に
より支持された状態になる。そこで、主制御部81はハ
ンド制御部85に、ワーク99aを把持し得る状態で位
置決めされているワーク搬送装置12のチャック28の
開閉用円盤に供給していたエアを開放させる形で各ジョ
ー28aを閉じ、該ジョー28aのスプリング等による
付勢力によりワーク99aの矢印D方向側端部を把持さ
せる形で、ワーク99aの矢印C、D方向両側端部を前
部クランプ56とチャック28の両者に同時に支持させ
る。この状態で、切断機制御部87を介して前部クラン
プ56を開放させると、ワーク99aは、その矢印D方
向側端部においてチャック28に把持された形で、バー
材供給装置41のバー材供給機構50からワーク搬送装
置12のハンド26に支持受け渡しされる。
てバー材99をその被切断部において切断することによ
り、所定の長さL1をなすワーク99aを生成すると、
バー材99において新たに形成された前端部である矢印
D方向側端部が後部クランプ55に支持される一方で、
切断機60を介して只今生成されたワーク99aは、そ
の後端部である矢印C方向側端部が前部クランプ56に
より支持された状態になる。そこで、主制御部81はハ
ンド制御部85に、ワーク99aを把持し得る状態で位
置決めされているワーク搬送装置12のチャック28の
開閉用円盤に供給していたエアを開放させる形で各ジョ
ー28aを閉じ、該ジョー28aのスプリング等による
付勢力によりワーク99aの矢印D方向側端部を把持さ
せる形で、ワーク99aの矢印C、D方向両側端部を前
部クランプ56とチャック28の両者に同時に支持させ
る。この状態で、切断機制御部87を介して前部クラン
プ56を開放させると、ワーク99aは、その矢印D方
向側端部においてチャック28に把持された形で、バー
材供給装置41のバー材供給機構50からワーク搬送装
置12のハンド26に支持受け渡しされる。
【0035】そこで次に、主制御部81はロボット本体
制御部83に移動駆動装置19を駆動させて、そのケー
シング17をレール15に沿って矢印D方向側に移動さ
せる形で、ロボット本体16を待機位置WPから、該本
体16のハンド26が支持しているワーク99aをパレ
ット10上にワーク整列用治具77a、78a等を介し
て搭載するために、これが配置すべきワーク搭載位置L
P(図3に図示)に移動させる。これにより、段取すべ
きワーク99aは、その矢印C、D方向位置が位置決め
される。これと共に、主制御部81はサドル制御部88
にサドル移動機構7を駆動させて、サドル6を矢印A、
B方向に移動させる形で、該サドル6上に搭載されてい
るパレット10を、段取位置SP1内において矢印A、
B方向に適宜移動させる形で所定の位置に位置決めす
る。即ち、ワーク搬送装置12のハンド26が支持して
いるワーク99aを、パレット10に対して相対的に移
動位置決めさせる形にして、これにより、該ワーク99
aを、これを収納すべき所定のワーク整列用治具77a
又は78a上の所定の箇所に配置させる。
制御部83に移動駆動装置19を駆動させて、そのケー
シング17をレール15に沿って矢印D方向側に移動さ
せる形で、ロボット本体16を待機位置WPから、該本
体16のハンド26が支持しているワーク99aをパレ
ット10上にワーク整列用治具77a、78a等を介し
て搭載するために、これが配置すべきワーク搭載位置L
P(図3に図示)に移動させる。これにより、段取すべ
きワーク99aは、その矢印C、D方向位置が位置決め
される。これと共に、主制御部81はサドル制御部88
にサドル移動機構7を駆動させて、サドル6を矢印A、
B方向に移動させる形で、該サドル6上に搭載されてい
るパレット10を、段取位置SP1内において矢印A、
B方向に適宜移動させる形で所定の位置に位置決めす
る。即ち、ワーク搬送装置12のハンド26が支持して
いるワーク99aを、パレット10に対して相対的に移
動位置決めさせる形にして、これにより、該ワーク99
aを、これを収納すべき所定のワーク整列用治具77a
又は78a上の所定の箇所に配置させる。
【0036】こうしておいて、次に、主制御部81はハ
ンド制御部85に歯車機構31を駆動させて、回転ホル
ダ25をその軸心CT2を中心として矢印M+、M−方
向に所定角度だけ旋回させる形で、ハンド26のケーシ
ング27を図3矢印M+方向側に向き変えさせる。する
と、これにより、ハンド26は、その軸心CT4が、そ
れまでバー材送出機構50が送出するバー材99の材軸
方向である矢印C、D方向を向いていた状態から、該バ
ー材99の材軸方向と交差する方向である矢印E、F方
向に向けた形で、且つチャック28装着面側が下側(矢
印F方向側)に向いた形で、いま生成されたワーク99
aを収納すべきワーク整列用治具77a又は78a等と
対向する状態になる。そして、当該ハンド26の旋回動
作により、該ハンド26に支持されているワーク99a
は、その軸心CT4’が90度旋回する形で、該ワーク
99aの向きが位置決めされる。
ンド制御部85に歯車機構31を駆動させて、回転ホル
ダ25をその軸心CT2を中心として矢印M+、M−方
向に所定角度だけ旋回させる形で、ハンド26のケーシ
ング27を図3矢印M+方向側に向き変えさせる。する
と、これにより、ハンド26は、その軸心CT4が、そ
れまでバー材送出機構50が送出するバー材99の材軸
方向である矢印C、D方向を向いていた状態から、該バ
ー材99の材軸方向と交差する方向である矢印E、F方
向に向けた形で、且つチャック28装着面側が下側(矢
印F方向側)に向いた形で、いま生成されたワーク99
aを収納すべきワーク整列用治具77a又は78a等と
対向する状態になる。そして、当該ハンド26の旋回動
作により、該ハンド26に支持されているワーク99a
は、その軸心CT4’が90度旋回する形で、該ワーク
99aの向きが位置決めされる。
【0037】そこで次に、主制御部81はア−ム制御部
84にア−ム昇降機構21を駆動させて、ア−ム20を
下降させることにより、ハンド26を下方側(矢印F方
向側)に向けて移動させて、これにより、該ハンド26
が支持しているワーク99aを、該ワーク99aが収納
されるべきパレット10上のワーク整列用治具77a又
は78等に当接させる。この状態で、ハンド制御部85
にチャック28の開閉用円盤をエア駆動させる形で、該
チャック28によるワーク99aの把持状態を解除する
と、ワーク99aはパレット10上の所定のワーク整列
用治具77a又は78aに支持される。こうしてバー材
送出手段50が送出するバー材99が切断機60を介し
て切断されることにより生成されたワーク99aは、ワ
ーク搬送装置12を介して、該ワーク99aの整列収納
手段であるパレット10に搬送完了される。
84にア−ム昇降機構21を駆動させて、ア−ム20を
下降させることにより、ハンド26を下方側(矢印F方
向側)に向けて移動させて、これにより、該ハンド26
が支持しているワーク99aを、該ワーク99aが収納
されるべきパレット10上のワーク整列用治具77a又
は78等に当接させる。この状態で、ハンド制御部85
にチャック28の開閉用円盤をエア駆動させる形で、該
チャック28によるワーク99aの把持状態を解除する
と、ワーク99aはパレット10上の所定のワーク整列
用治具77a又は78aに支持される。こうしてバー材
送出手段50が送出するバー材99が切断機60を介し
て切断されることにより生成されたワーク99aは、ワ
ーク搬送装置12を介して、該ワーク99aの整列収納
手段であるパレット10に搬送完了される。
【0038】そこで、再びア−ム制御部84にア−ム昇
降機構21を駆動させて、ア−ム20をパレット10の
上方に上昇させてから、ロボット本体制御部83に移動
駆動装置19を駆動させて、ロボット本体16をレール
15に沿って矢印C方向側に移動させる形で前述した待
機位置WPに復元配置させて、上述したバー材99の切
断機60を介しての切断動作及びワーク搬送装置12を
介しての搬送動作を、パレット10上に段取すべき所定
のワーク99a数量分だけ繰返す。こうして、バー材供
給装置41のバー材供給部44側に供給されたバー材9
9は、バー材送出機構50により送出されて切断機60
により切断される形で次々とワーク99aとなり、該ワ
ーク99aが、ロボット本体16、ア−ム20、ハンド
26及びサドル6等を介して所定の整列状態に整えられ
つつ、搬送装置12を介してパレット10上に、その矢
印A、B及びC、D方向に沿って整列するワーク整列用
治具77a又は78aに支持された形で搬送収納され
る。この間、ワーク供給装置41のバー材供給機構50
及び切断機60や、ワーク搬送装置12並びにサドル移
動機構7等は、制御装置80の段取プログラムメモリ8
2を介して、連続的且つ円滑に駆動運転されるので、こ
れ等の稼働効率は極めて高い。
降機構21を駆動させて、ア−ム20をパレット10の
上方に上昇させてから、ロボット本体制御部83に移動
駆動装置19を駆動させて、ロボット本体16をレール
15に沿って矢印C方向側に移動させる形で前述した待
機位置WPに復元配置させて、上述したバー材99の切
断機60を介しての切断動作及びワーク搬送装置12を
介しての搬送動作を、パレット10上に段取すべき所定
のワーク99a数量分だけ繰返す。こうして、バー材供
給装置41のバー材供給部44側に供給されたバー材9
9は、バー材送出機構50により送出されて切断機60
により切断される形で次々とワーク99aとなり、該ワ
ーク99aが、ロボット本体16、ア−ム20、ハンド
26及びサドル6等を介して所定の整列状態に整えられ
つつ、搬送装置12を介してパレット10上に、その矢
印A、B及びC、D方向に沿って整列するワーク整列用
治具77a又は78aに支持された形で搬送収納され
る。この間、ワーク供給装置41のバー材供給機構50
及び切断機60や、ワーク搬送装置12並びにサドル移
動機構7等は、制御装置80の段取プログラムメモリ8
2を介して、連続的且つ円滑に駆動運転されるので、こ
れ等の稼働効率は極めて高い。
【0039】こうして、ワーク保管装置3のパレット1
0上に所定の数量のワーク99aが、その各々がワーク
整列用治具77a、78aを介して配置固定される形で
整列収納されたなら、主制御部81はさらにサドル制御
部88を駆動させて、サドル6を矢印A、B方向に移動
させる形で、パレット10をこれが今まで配置していた
切断収納位置SP1から段取位置SP2に移動させる。
すると、該段取位置SP2に移動されたパレット10上
には既に所定の数量のワーク99aが整列収納される形
で段取完了されているので、該段取済みワーク99aを
パレット10ごと、サドル6とパレット10間の間隙を
介して適宜持ち上げる形で、加工エリア2Bの加工装置
40に直接受け渡すことが出来、これにより、バー材9
9から切断生成されたワークの段取工程のすべては完了
される。従って、別途にワークを選別、並び替え等する
必要はないため、バー材加工全体の加工リードタイムは
削減されて、即ちバー材から被加工物を加工するに関る
工作機械全体を通しての生産の効率化、工程の集約化が
図られる。
0上に所定の数量のワーク99aが、その各々がワーク
整列用治具77a、78aを介して配置固定される形で
整列収納されたなら、主制御部81はさらにサドル制御
部88を駆動させて、サドル6を矢印A、B方向に移動
させる形で、パレット10をこれが今まで配置していた
切断収納位置SP1から段取位置SP2に移動させる。
すると、該段取位置SP2に移動されたパレット10上
には既に所定の数量のワーク99aが整列収納される形
で段取完了されているので、該段取済みワーク99aを
パレット10ごと、サドル6とパレット10間の間隙を
介して適宜持ち上げる形で、加工エリア2Bの加工装置
40に直接受け渡すことが出来、これにより、バー材9
9から切断生成されたワークの段取工程のすべては完了
される。従って、別途にワークを選別、並び替え等する
必要はないため、バー材加工全体の加工リードタイムは
削減されて、即ちバー材から被加工物を加工するに関る
工作機械全体を通しての生産の効率化、工程の集約化が
図られる。
【0040】なお、上述した実施例においては、切断機
60に用いられる鋸本体64には刃64b(チップ)
が、該本体64の内周縁の周方向に沿って、その各々の
刃先を放射方向内方側である素材通過穴64aに向けた
形で複数等間隔で装着されている例を述べたが、切断機
60には、図14又は図15に示す鋸本体65が用いら
れる場合もある。鋸本体65は、切断機60の鋸支持部
62に支持装着され得る形で、その全体形状が薄肉円環
状に形成されており、鋸本体65には図14左右一対を
なすチップホルダ66、66が、これ等各々に装着され
る刃65b、65bの刃先向きを互い違い上下に向け得
る形で装着配設されている。各チップホルダ66は、支
持ホルダ66aと押えホルダ66bが、両者66a、6
6bを結合するためのピン66Qを介して結合されたこ
とにより構成されており、支持ホルダ66aと押えホル
ダ66bは共に、これ等66a、66bに穿設形成され
た長孔66sに嵌込まれる形で、鋸本体65から抜け落
ちることなくここに装着されたボルト66T等を介し
て、該長孔66sの長さ分だけ鋸本体65に対して図1
4矢印A、B方向に移動調整自在な形で、該本体65に
固定支持されている。鋸本体65には、2ヶの刃65
b、65bが、その各々が素材通過穴65aに配置する
形で、ボルト66c等を介して締結された支持ホルダ6
6aと押えホルダ66b間にそれぞれ挟着支持されてお
り、刃65bとこれを支持するチップホルダ66は、鋸
本体65と共に回転中心CT1を中心として矢印N+、
N−方向に回転駆動され得る板バイトを構成している。
従って、鋸本体65は鋸本体64と同様に内刃型である
ことに加えて、その刃が板バイトであるように構成され
ているものである。
60に用いられる鋸本体64には刃64b(チップ)
が、該本体64の内周縁の周方向に沿って、その各々の
刃先を放射方向内方側である素材通過穴64aに向けた
形で複数等間隔で装着されている例を述べたが、切断機
60には、図14又は図15に示す鋸本体65が用いら
れる場合もある。鋸本体65は、切断機60の鋸支持部
62に支持装着され得る形で、その全体形状が薄肉円環
状に形成されており、鋸本体65には図14左右一対を
なすチップホルダ66、66が、これ等各々に装着され
る刃65b、65bの刃先向きを互い違い上下に向け得
る形で装着配設されている。各チップホルダ66は、支
持ホルダ66aと押えホルダ66bが、両者66a、6
6bを結合するためのピン66Qを介して結合されたこ
とにより構成されており、支持ホルダ66aと押えホル
ダ66bは共に、これ等66a、66bに穿設形成され
た長孔66sに嵌込まれる形で、鋸本体65から抜け落
ちることなくここに装着されたボルト66T等を介し
て、該長孔66sの長さ分だけ鋸本体65に対して図1
4矢印A、B方向に移動調整自在な形で、該本体65に
固定支持されている。鋸本体65には、2ヶの刃65
b、65bが、その各々が素材通過穴65aに配置する
形で、ボルト66c等を介して締結された支持ホルダ6
6aと押えホルダ66b間にそれぞれ挟着支持されてお
り、刃65bとこれを支持するチップホルダ66は、鋸
本体65と共に回転中心CT1を中心として矢印N+、
N−方向に回転駆動され得る板バイトを構成している。
従って、鋸本体65は鋸本体64と同様に内刃型である
ことに加えて、その刃が板バイトであるように構成され
ているものである。
【0041】このため、鋸本体65を装着した切断機6
0によりバー材99を切断する際には、前述した鋸本体
64を用いる場合と同様に、これが内刃型であることの
特性を活かした形で、外周部の装着部の肉厚を厚くし、
内周部の突出し部の肉厚を薄く出来るので、外刃型に比
べて断面積を大きくとることが出来、これにより横方向
の剛性を向上させることが出来、これにより、切断時の
ビビリ振動発生の低減、切刃の耐久成向上、バー材99
における被切断面の面粗度の向上、切断時の動力損失の
低減等が図られ得る。また、切断に要する移動ストロー
ク量が少なくてすみ、その分切断時間の短縮、切断に要
するエネルギの低減を図ることが出来る。そして、これ
等の効果に加えて、さらに板バイトの特性を活かした形
で、バー材99外径に対し、その外径近くまで刃65b
を近接させるようスライド微調整をすることが出来、こ
れにより図22に示すように刃65bが回転により形成
する刃先径φNを小さくすることが出来る。従って、バ
ー材99に対する切り込み角θ1を(刃先径φNが大き
い場合の切込角はθ2になるのに対して)小さく抑え
て、該バー材99の被切断部から刃65bにかかる衝撃
を緩和することが出来るので、切刃の耐久性を一層向上
させることが出来る。さらに、刃先径φNを小さくする
ことにより刃65bとワーク99aの相対速度一定制御
を行って、これにより鋸本体65の回転速度を上げるこ
とが可能となるので、切刃1回転あたりの鋸本体65の
切込量を一定とすれば、その分だけ切断時間を短縮させ
ることも可能となる。また、切断すべきバー材99の径
を変更するに際し、チップホルダ66を鋸本体65に対
してスライドさせる形で刃65bが回転により形成する
刃先径φNを容易に調整することが出来、切断機60に
おいて段取替えに関る工程時間を短縮することが出来、
これらにより加工装置40も含めたバー材加工工作機械
システム全体の生産性の向上をもたらすことが出来る。
なお、本実施例において上述した板バイトのチップホル
ダ66は、支持ホルダ66aと押えホルダ66bが分割
された構成となっているが、これが一体形状のチップホ
ルダであっても何等支障は生じない。また、切断機60
に用いられる鋸本体64、65等の鋸盤は、上述したよ
うなチップタイプの刃64bを等間隔に複数配したり、
或いはチップホルダ66を互い違いに対向配置させて用
いることにより板バイト方式にした、内刃型の構成に限
定されるものではなく、その他の構成であっても何等差
し支えなく、外刃型の公知の鋸盤が用いられる場合もあ
る。
0によりバー材99を切断する際には、前述した鋸本体
64を用いる場合と同様に、これが内刃型であることの
特性を活かした形で、外周部の装着部の肉厚を厚くし、
内周部の突出し部の肉厚を薄く出来るので、外刃型に比
べて断面積を大きくとることが出来、これにより横方向
の剛性を向上させることが出来、これにより、切断時の
ビビリ振動発生の低減、切刃の耐久成向上、バー材99
における被切断面の面粗度の向上、切断時の動力損失の
低減等が図られ得る。また、切断に要する移動ストロー
ク量が少なくてすみ、その分切断時間の短縮、切断に要
するエネルギの低減を図ることが出来る。そして、これ
等の効果に加えて、さらに板バイトの特性を活かした形
で、バー材99外径に対し、その外径近くまで刃65b
を近接させるようスライド微調整をすることが出来、こ
れにより図22に示すように刃65bが回転により形成
する刃先径φNを小さくすることが出来る。従って、バ
ー材99に対する切り込み角θ1を(刃先径φNが大き
い場合の切込角はθ2になるのに対して)小さく抑え
て、該バー材99の被切断部から刃65bにかかる衝撃
を緩和することが出来るので、切刃の耐久性を一層向上
させることが出来る。さらに、刃先径φNを小さくする
ことにより刃65bとワーク99aの相対速度一定制御
を行って、これにより鋸本体65の回転速度を上げるこ
とが可能となるので、切刃1回転あたりの鋸本体65の
切込量を一定とすれば、その分だけ切断時間を短縮させ
ることも可能となる。また、切断すべきバー材99の径
を変更するに際し、チップホルダ66を鋸本体65に対
してスライドさせる形で刃65bが回転により形成する
刃先径φNを容易に調整することが出来、切断機60に
おいて段取替えに関る工程時間を短縮することが出来、
これらにより加工装置40も含めたバー材加工工作機械
システム全体の生産性の向上をもたらすことが出来る。
なお、本実施例において上述した板バイトのチップホル
ダ66は、支持ホルダ66aと押えホルダ66bが分割
された構成となっているが、これが一体形状のチップホ
ルダであっても何等支障は生じない。また、切断機60
に用いられる鋸本体64、65等の鋸盤は、上述したよ
うなチップタイプの刃64bを等間隔に複数配したり、
或いはチップホルダ66を互い違いに対向配置させて用
いることにより板バイト方式にした、内刃型の構成に限
定されるものではなく、その他の構成であっても何等差
し支えなく、外刃型の公知の鋸盤が用いられる場合もあ
る。
【0042】また、上述した実施例においてバー材99
は、チェーン等を介して回転駆動力を伝達されるローラ
52を用いた形のバー材送出機構50により、切断装置
60側に送出される例を述べたが、バー材99を送出す
るには、必ずしも駆動力を伝達される機構を用いなくと
も、該バー材99がその他の手段により牽引或いは押し
出される形で、切断機60側に送出されても差し支えな
い。例えばローラ52は単にその各々が回転自在な形で
何等駆動しなくとも構わず、この場合には、例えば、鋸
本体64とワーク当接部27aとの間に、後にワーク9
9aとなる長さL1分のバー材99を準備する際に、ロ
ボット本体16をその移動範囲一杯に矢印C方向に移動
させて、バー材99の矢印D方向側端面をワーク当接部
27aに当接させ、位置決めした状態でそのジョー28
aを介して該バー材99の矢印D方向側端部をハンド2
6に保持させてから、該ハンド26を長さL1分だけ矢
印D方向に移動させて、これによりバー材99を長さL
1分引き出すようにすれば、何等問題はない。バー材切
断に際し、こういった、ハンド26側にその前端部を牽
引させる方法でバー材99を送出すれば、生成すべきワ
ーク99aの長さL1が長い場合にも、切断位置を決め
る際にバー材前端部分(矢印D側端部分)が撓んで該バ
ー材99の軸心CT3とハンド軸心CT4間に不整合が
生じることがなく、また、切断時にもその両側端部を把
持されることによりこれに振動が生じることが回避され
るので、生成すべきワーク99aが長尺である場合に
も、その切断生成が好適に行われ得る。さらに、上述し
た場合より一層長物のワーク99aを生成せんとする場
合には、ハンド26のケーシング27にワーク当接部2
7aを設けることなく、バー材99を貫通させ得る貫通
穴を設けたハンド26を用いても差し支えない。なお、
この場合には、バー材99において切断すべき被切断部
の位置を検出するには、公知の電気的検出法により、バ
ー材99の送出し量或いは該バー材99において切断に
よりワーク99aとなる部分を把持しているハンド側の
移動量を検出すれば、何等問題なくこれを行うことが出
来る。また、開示例においてはバー材99を把持クラン
プするためのクランプ手段として、前部クランプ56と
後部クランプ55の両クランプにより固定保持して、こ
れを切断する例が示されているが、バー材99の切断に
際し、十分なるクランプ力が確保される限りにおいて
は、例えば、前部クランプ56がなくても支障は生ぜ
ず、即ちワーク搬送装置12におけるハンド26のチャ
ック28を前部クランプ56の替わりに用いることも可
能である。勿論、クランプ55、56等のクランプ手段
はその他の形態であっても差し支えない。
は、チェーン等を介して回転駆動力を伝達されるローラ
52を用いた形のバー材送出機構50により、切断装置
60側に送出される例を述べたが、バー材99を送出す
るには、必ずしも駆動力を伝達される機構を用いなくと
も、該バー材99がその他の手段により牽引或いは押し
出される形で、切断機60側に送出されても差し支えな
い。例えばローラ52は単にその各々が回転自在な形で
何等駆動しなくとも構わず、この場合には、例えば、鋸
本体64とワーク当接部27aとの間に、後にワーク9
9aとなる長さL1分のバー材99を準備する際に、ロ
ボット本体16をその移動範囲一杯に矢印C方向に移動
させて、バー材99の矢印D方向側端面をワーク当接部
27aに当接させ、位置決めした状態でそのジョー28
aを介して該バー材99の矢印D方向側端部をハンド2
6に保持させてから、該ハンド26を長さL1分だけ矢
印D方向に移動させて、これによりバー材99を長さL
1分引き出すようにすれば、何等問題はない。バー材切
断に際し、こういった、ハンド26側にその前端部を牽
引させる方法でバー材99を送出すれば、生成すべきワ
ーク99aの長さL1が長い場合にも、切断位置を決め
る際にバー材前端部分(矢印D側端部分)が撓んで該バ
ー材99の軸心CT3とハンド軸心CT4間に不整合が
生じることがなく、また、切断時にもその両側端部を把
持されることによりこれに振動が生じることが回避され
るので、生成すべきワーク99aが長尺である場合に
も、その切断生成が好適に行われ得る。さらに、上述し
た場合より一層長物のワーク99aを生成せんとする場
合には、ハンド26のケーシング27にワーク当接部2
7aを設けることなく、バー材99を貫通させ得る貫通
穴を設けたハンド26を用いても差し支えない。なお、
この場合には、バー材99において切断すべき被切断部
の位置を検出するには、公知の電気的検出法により、バ
ー材99の送出し量或いは該バー材99において切断に
よりワーク99aとなる部分を把持しているハンド側の
移動量を検出すれば、何等問題なくこれを行うことが出
来る。また、開示例においてはバー材99を把持クラン
プするためのクランプ手段として、前部クランプ56と
後部クランプ55の両クランプにより固定保持して、こ
れを切断する例が示されているが、バー材99の切断に
際し、十分なるクランプ力が確保される限りにおいて
は、例えば、前部クランプ56がなくても支障は生ぜ
ず、即ちワーク搬送装置12におけるハンド26のチャ
ック28を前部クランプ56の替わりに用いることも可
能である。勿論、クランプ55、56等のクランプ手段
はその他の形態であっても差し支えない。
【0043】また、実施例においては、バー材99から
切断生成されるワーク99aを、ロボット本体16、ア
−ム20、ハンド26とサドル6等の整列収納手段が向
けられたワーク搬送装置12を用いて用いてパレット1
0に搬送するようにした例を述べたが、ワーク99aを
搬送するための手段は、こういったコラム13、レール
15等を備えたワーク搬送手段12に限定されるもので
はなく、他の手段、例えば多関節ロボット等のア−ム部
分が旋回自在な機構により搬送されても何等差し支えな
い。また、本実施例においては、ワーク収納手段である
パレット10がワーク搭載位置LPにおいて矢印A、B
方向にのみ移動する例が示されているが、ワーク搬送装
置12が搭載位置LP又は待機位置WPに固定されて、
パレット10が矢印A、B、C、D方向に任意に移動す
ることにより、又は任意の旋回軸を中心に旋回すること
によりワーク99aをパレット10上に整列収納させて
も良いことは勿論である。さらに、ワーク供給装置4
1、ワーク搬送装置12及びワーク保管装置3を構成し
ている各部材の形状及び構成、及びこれ等の配置様態
は、実施例以外の構成であっても構わない。
切断生成されるワーク99aを、ロボット本体16、ア
−ム20、ハンド26とサドル6等の整列収納手段が向
けられたワーク搬送装置12を用いて用いてパレット1
0に搬送するようにした例を述べたが、ワーク99aを
搬送するための手段は、こういったコラム13、レール
15等を備えたワーク搬送手段12に限定されるもので
はなく、他の手段、例えば多関節ロボット等のア−ム部
分が旋回自在な機構により搬送されても何等差し支えな
い。また、本実施例においては、ワーク収納手段である
パレット10がワーク搭載位置LPにおいて矢印A、B
方向にのみ移動する例が示されているが、ワーク搬送装
置12が搭載位置LP又は待機位置WPに固定されて、
パレット10が矢印A、B、C、D方向に任意に移動す
ることにより、又は任意の旋回軸を中心に旋回すること
によりワーク99aをパレット10上に整列収納させて
も良いことは勿論である。さらに、ワーク供給装置4
1、ワーク搬送装置12及びワーク保管装置3を構成し
ている各部材の形状及び構成、及びこれ等の配置様態
は、実施例以外の構成であっても構わない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バー材99等のバー材を支持送出自在な形のバー材支持
送出手段を有し、前記バー材支持送出手段のバー材送出
側に前記バー材を把持クランプする後部クランプ55、
前部クランプ56等のクランプ手段を設け、前記バー材
支持送出手段のバー材送出側に切断機60等のバー材切
断手段を、該バー材支持送出手段が送出するバー材を、
前記バー材クランプ手段によりクランプした状態でその
材軸方向と交差する方向に切断することにより所定長さ
のワーク99a等の加工用ワークを生成し得る形で設
け、前記バー材切断手段により切断生成される加工用ワ
ークを整列収納するフレーム9等のワーク収納手段を、
段取位置SP2と切断収納位置SP1の間で移動自在な
形で設け、前記バー材切断手段と前記ワーク収納手段の
間にワーク搬送装置12等のワーク搬送手段を、該バー
材切断手段により切断生成される加工用ワークを該ワー
ク収納手段に搬送し得る形で設け、前記ワーク搬送手段
に、前記バー材切断手段により切断生成される加工用ワ
ークを前記ワーク収納手段に所定の収納状態で整列収納
し得る、サドル6、ロボット本体16、ア−ム20、ハ
ンド26等の加工用ワークの整列収納手段を設けて構成
したので、バー材加工に際しては、バー材支持送出手段
が送出するバー材をバー材切断手段に切断させて所定長
さの加工用ワークを所定の数量生成し、該所定の数量の
所定長さの加工用ワークをワーク搬送手段12により、
整列収納手段を介して所定の整列収納状態に整えた形
で、ワーク収納手段に搬送収納させることが出来る。従
って、本発明によれば、長尺のバー材から多数の加工用
ワークを切断生成し、該加工用ワークをワーク収納手段
に所定の整列収納状態で収納する形で、加工用ワークを
直接段取することが、本機1等の工作機械用段取装置の
みで効率的に完了させられる。そして、本機1はバー材
を加工に適した状態に段取するための専用機であるため
に、バー材供給手段、バー材切断手段等の機械単体は、
旋盤等の加工装置による加工中に待ち時間が形成される
ことなく、加工用ワークの切断生成、並びにその搬送整
列収納動作を連続的に行うことが出来、従って、高い稼
働率が得られる。そして、本機1を用いてワーク収納手
段に直接段取した、所定の整列収納状態の加工用ワーク
を旋盤等の加工装置側に受け渡すだけで、直ちに加工用
ワークの加工を開始出来るので、加工リードタイムが短
縮されて、工程の集約化、ワーク搬送距離の短縮化を含
めて、バー材加工工作機械システム全体に関る効率化ア
ップを図ることが可能となる。また、前記加工用ワーク
の整列収納手段は前記バー材支持送出手段が送出するバ
ー材の端部を保持し得るチャック28等の保持手段を有
し、前記保持手段を前記バー材切断手段に対してバー材
材軸方向に所定距離だけ離れた位置に位置決めし得る、
移動駆動装置19、ア−ム昇降機構21、歯車機構31
等の位置決め手段を設け、前記保持手段に前記バー材の
端面と当接し得るワーク当接部27a等の当接部を設け
て構成されると、位置決め手段を介して保持手段を、バ
ー材切断手段に対してバー材材軸方向に所定距離だけ離
れた位置に位置決め配置させることにより、バー材支持
送出手段がバー材を、その端部を当接部に向けた形で送
出することが出来る。従って、保持手段を、生成すべき
加工用ワークの長さに対応した所定距離だけバー材切断
手段から離れた位置に位置決めしておけば、バー材支持
送出手段が送出するバー材を、該保持手段の当接部に当
接させて、指定寸法に位置決めすることが可能となる。
従って、バー材における被切断位置の位置決めを、バー
材支持送出手段による送出量の検出等の手段を用いる必
要なく、簡単に行うことが出来る。これと同時に、切断
後に加工用ワークとなってバー材から切り離される部分
の端部を、バー材切断手段による切断動作時にも保持さ
せておくことが出来る。従って、当接部が設けられた保
持手段を、位置決め手段を介して位置決めして用いるこ
とにより、一層効率的且つ確実な切断及びバー材支持送
出手段からワーク搬送手段への受け渡しが行われるの
で、本機1による段取動作は、より一層円滑に行われる
ことが可能となる。また、前記バー材切断手段は回転駆
動自在な鋸本体64、65等の鋸本体を有し、前記鋸本
体は前記バー材の材軸方向と交差する方向に往復移動自
在な形で設け、前記鋸本体に素材通過孔64a、65a
等の貫通孔を、前記バー材支持送出手段に刃(チップ)
64b、65b等の切削刃を、その刃先を前記貫通孔に
向けた形で設けて構成されると、バー材切断手段は、バ
ー材支持送出手段が送出するバー材における、貫通孔を
通過した部分を、切削刃の回転動作と鋸本体の往復移動
動作の組合せにより切断することが出来る。即ちバー材
の被切断部は、内刃型の切断手段により切断されること
になるので、切断時における振動発生の低減、被切断面
の面粗度の向上、切断時の動力損失の低減等が図られて
円滑な切断が行われると共に、切断に必要とされる鋸本
体の移動ストロークが小さくてすむので、切断時間を短
縮することが出来、また、大径バー材に対しても好適な
切断を行うことが可能となる。故に、バー材切断手段の
機械効率や耐久性を向上させられるのは勿論のこと、本
機1における一連の動作をより一層、短時間で且つ効率
的に行うことが出来る。従って、バー材加工工作機械シ
ステムにおけるさらなる生産性の向上、稼働率の向上、
信頼性を高めた長時間無人運転の達成を可能とするもの
である。
バー材99等のバー材を支持送出自在な形のバー材支持
送出手段を有し、前記バー材支持送出手段のバー材送出
側に前記バー材を把持クランプする後部クランプ55、
前部クランプ56等のクランプ手段を設け、前記バー材
支持送出手段のバー材送出側に切断機60等のバー材切
断手段を、該バー材支持送出手段が送出するバー材を、
前記バー材クランプ手段によりクランプした状態でその
材軸方向と交差する方向に切断することにより所定長さ
のワーク99a等の加工用ワークを生成し得る形で設
け、前記バー材切断手段により切断生成される加工用ワ
ークを整列収納するフレーム9等のワーク収納手段を、
段取位置SP2と切断収納位置SP1の間で移動自在な
形で設け、前記バー材切断手段と前記ワーク収納手段の
間にワーク搬送装置12等のワーク搬送手段を、該バー
材切断手段により切断生成される加工用ワークを該ワー
ク収納手段に搬送し得る形で設け、前記ワーク搬送手段
に、前記バー材切断手段により切断生成される加工用ワ
ークを前記ワーク収納手段に所定の収納状態で整列収納
し得る、サドル6、ロボット本体16、ア−ム20、ハ
ンド26等の加工用ワークの整列収納手段を設けて構成
したので、バー材加工に際しては、バー材支持送出手段
が送出するバー材をバー材切断手段に切断させて所定長
さの加工用ワークを所定の数量生成し、該所定の数量の
所定長さの加工用ワークをワーク搬送手段12により、
整列収納手段を介して所定の整列収納状態に整えた形
で、ワーク収納手段に搬送収納させることが出来る。従
って、本発明によれば、長尺のバー材から多数の加工用
ワークを切断生成し、該加工用ワークをワーク収納手段
に所定の整列収納状態で収納する形で、加工用ワークを
直接段取することが、本機1等の工作機械用段取装置の
みで効率的に完了させられる。そして、本機1はバー材
を加工に適した状態に段取するための専用機であるため
に、バー材供給手段、バー材切断手段等の機械単体は、
旋盤等の加工装置による加工中に待ち時間が形成される
ことなく、加工用ワークの切断生成、並びにその搬送整
列収納動作を連続的に行うことが出来、従って、高い稼
働率が得られる。そして、本機1を用いてワーク収納手
段に直接段取した、所定の整列収納状態の加工用ワーク
を旋盤等の加工装置側に受け渡すだけで、直ちに加工用
ワークの加工を開始出来るので、加工リードタイムが短
縮されて、工程の集約化、ワーク搬送距離の短縮化を含
めて、バー材加工工作機械システム全体に関る効率化ア
ップを図ることが可能となる。また、前記加工用ワーク
の整列収納手段は前記バー材支持送出手段が送出するバ
ー材の端部を保持し得るチャック28等の保持手段を有
し、前記保持手段を前記バー材切断手段に対してバー材
材軸方向に所定距離だけ離れた位置に位置決めし得る、
移動駆動装置19、ア−ム昇降機構21、歯車機構31
等の位置決め手段を設け、前記保持手段に前記バー材の
端面と当接し得るワーク当接部27a等の当接部を設け
て構成されると、位置決め手段を介して保持手段を、バ
ー材切断手段に対してバー材材軸方向に所定距離だけ離
れた位置に位置決め配置させることにより、バー材支持
送出手段がバー材を、その端部を当接部に向けた形で送
出することが出来る。従って、保持手段を、生成すべき
加工用ワークの長さに対応した所定距離だけバー材切断
手段から離れた位置に位置決めしておけば、バー材支持
送出手段が送出するバー材を、該保持手段の当接部に当
接させて、指定寸法に位置決めすることが可能となる。
従って、バー材における被切断位置の位置決めを、バー
材支持送出手段による送出量の検出等の手段を用いる必
要なく、簡単に行うことが出来る。これと同時に、切断
後に加工用ワークとなってバー材から切り離される部分
の端部を、バー材切断手段による切断動作時にも保持さ
せておくことが出来る。従って、当接部が設けられた保
持手段を、位置決め手段を介して位置決めして用いるこ
とにより、一層効率的且つ確実な切断及びバー材支持送
出手段からワーク搬送手段への受け渡しが行われるの
で、本機1による段取動作は、より一層円滑に行われる
ことが可能となる。また、前記バー材切断手段は回転駆
動自在な鋸本体64、65等の鋸本体を有し、前記鋸本
体は前記バー材の材軸方向と交差する方向に往復移動自
在な形で設け、前記鋸本体に素材通過孔64a、65a
等の貫通孔を、前記バー材支持送出手段に刃(チップ)
64b、65b等の切削刃を、その刃先を前記貫通孔に
向けた形で設けて構成されると、バー材切断手段は、バ
ー材支持送出手段が送出するバー材における、貫通孔を
通過した部分を、切削刃の回転動作と鋸本体の往復移動
動作の組合せにより切断することが出来る。即ちバー材
の被切断部は、内刃型の切断手段により切断されること
になるので、切断時における振動発生の低減、被切断面
の面粗度の向上、切断時の動力損失の低減等が図られて
円滑な切断が行われると共に、切断に必要とされる鋸本
体の移動ストロークが小さくてすむので、切断時間を短
縮することが出来、また、大径バー材に対しても好適な
切断を行うことが可能となる。故に、バー材切断手段の
機械効率や耐久性を向上させられるのは勿論のこと、本
機1における一連の動作をより一層、短時間で且つ効率
的に行うことが出来る。従って、バー材加工工作機械シ
ステムにおけるさらなる生産性の向上、稼働率の向上、
信頼性を高めた長時間無人運転の達成を可能とするもの
である。
【図1】本発明による工作機械用段取装置の一実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】図1に示す工作機械用段取装置の側面図であ
る。
る。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】図2に示す工作機械用段取装置における切断機
部分のIII、III矢視図である。
部分のIII、III矢視図である。
【図5】図4に示す切断機部分のV、V矢視図である。
【図6】図6(a)は図1に示す工作機械用段取装置に
おける鋸本体と後部クランプとの関り合いを示す正面図
である。図6(b)は図6(a)の側面図である。
おける鋸本体と後部クランプとの関り合いを示す正面図
である。図6(b)は図6(a)の側面図である。
【図7】図1に示す工作機械用段取装置における前部ク
ランプとチャックの関り合いを示す正面図である。
ランプとチャックの関り合いを示す正面図である。
【図8】図1に示す工作機械用段取装置におけるワーク
搬送装置に用いられるロボット本体の一例を示す図で
る。
搬送装置に用いられるロボット本体の一例を示す図で
る。
【図9】図8に示すロボット本体におけるア−ム部分を
示す図である。
示す図である。
【図10】図9に示すア−ムの下端部に装着されたハン
ド支持台を示す図である。
ド支持台を示す図である。
【図11】図10に示すハンド支持台の詳細を示す断面
図である。
図である。
【図12】図10に示すハンド支持台におけるハンド旋
回用の歯車機構の一例を示す図である。
回用の歯車機構の一例を示す図である。
【図13】図11に示すハンド支持台に装着されるハン
ドの一例を示す図である。
ドの一例を示す図である。
【図14】本発明による工作機械用段取装置に用いられ
る切断機の別の例を示す正面図である。
る切断機の別の例を示す正面図である。
【図15】図14に示す切断機の側面図である。
【図16】図1に示す工作機械用段取装置における制御
系統を示すブロック図である。
系統を示すブロック図である。
【図17】図1に示す工作機械用段取装置に用いられる
ワーク整列用治具の一例を示す平面図である。
ワーク整列用治具の一例を示す平面図である。
【図18】図17に示すワーク整列用治具の側面図であ
る。
る。
【図19】ワーク整列用治具の別の例を示す平面図であ
る。
る。
【図20】図19に示すワーク整列用治具の側面図であ
る。
る。
【図21】図5に示す切断機における矢印XXI部分の拡
大図である。
大図である。
【図22】図14に示す切断機における、バー材径と切
刃の切り込み角の相関関係を示す図である。
刃の切り込み角の相関関係を示す図である。
1……工作機械用段取装置(本機) 50……バー材支持送出手段(バー材送出機構) 60……バー材切断手段(切断機) 10……ワーク収納手段(パレット) 12……ワーク搬送手段 6……整列収納手段(サドル) 16……整列収納手段(ロボット本体) 20……整列収納手段(ア−ム) 26……整列収納手段(ハンド) 28……保持手段(チャック) 27a……当接部(ワーク当接部) 19……位置決め手段(移動駆動装置) 21……位置決め手段(ア−ム昇降機構) 31……位置決め手段(歯車機構) 55……クランプ手段(後部クランプ) 56……クランプ手段(前部クランプ) 64、65……鋸本体 64a、65a……貫通孔(素材通過穴) 64b、65b……切削刃(刃) 99……バー材 99a……加工用ワーク(ワーク)
Claims (3)
- 【請求項1】バー材を支持送出自在な形のバー材支持送
出手段を有し、 前記バー材支持送出手段のバー材支持送出側に、バー材
を把持クランプするクランプ手段を設け、 前記バー材支持送出手段のバー材送出側にバー材切断手
段を、該バー材支持送出手段が送出するバー材を、前記
クランプ手段によりクランプした状態でその材軸方向と
交差する方向に切断することにより所定長さの加工用ワ
ークを生成し得る形で設け、 前記バー材切断手段により切断生成される加工用ワーク
を整列収納するワーク収納手段を、段取位置と切断収納
位置の間で移動自在な形で設け、 前記バー材切断手段と前記ワーク収納手段の間にワーク
搬送手段を、該バー材切断手段により切断生成される加
工用ワークを該ワーク収納手段に搬送し得る形で設け、 前記ワーク搬送手段に、前記バー材切断手段により切断
生成される加工用ワークを前記ワーク収納手段に所定の
収納状態で整列収納し得る、加工用ワークの整列収納手
段を設けて構成した、工作機械用段取装置。 - 【請求項2】前記加工用ワークの整列収納手段は前記バ
ー材支持送出手段が送出するバー材の端部を保持し得る
保持手段を有し、 前記保持手段を前記バー材切断手段に対してバー材材軸
方向に所定距離だけ離れた位置に位置決めし得る位置決
め手段を設け、 前記保持手段に前記バー材の端面と当接し得る当接部を
設けて構成した、請求項1記載の工作機械用段取装置。 - 【請求項3】前記バー材切断手段は回転駆動自在な鋸本
体を有し、 前記鋸本体は、前記バー材支持送出手段が送出するバー
材の材軸方向と交差する方向に往復移動自在な形で設
け、 前記鋸本体に貫通孔を、前記バー材支持送出手段が送出
するバー材が通過し得る形で貫通穿設し、 前記鋸本体に切削刃を、その刃先を前記貫通孔に向けた
形で設けて構成した、請求項1記載の工作機械用段取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23996692A JPH0663801A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 工作機械用段取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23996692A JPH0663801A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 工作機械用段取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663801A true JPH0663801A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=17052487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23996692A Pending JPH0663801A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | 工作機械用段取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0663801A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100467971B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2005-01-24 | 창원특수강주식회사 | 다축 보링머신 |
| US6925866B2 (en) | 2002-06-10 | 2005-08-09 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow rate measuring apparatus |
| US7284424B2 (en) | 2001-07-26 | 2007-10-23 | Hitachi, Ltd. | Thermal air flow rate measuring apparatus and its flowmeter and internal combustion engine and thermal air flow rate measuring method using it |
| US7409859B2 (en) | 2005-07-08 | 2008-08-12 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow measuring apparatus |
| JP2011189452A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Murata Machinery Ltd | バー材切断システム |
| JP2017094405A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | 三重精機株式会社 | ローディング装置の軸合わせ構造 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP23996692A patent/JPH0663801A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7284424B2 (en) | 2001-07-26 | 2007-10-23 | Hitachi, Ltd. | Thermal air flow rate measuring apparatus and its flowmeter and internal combustion engine and thermal air flow rate measuring method using it |
| KR100467971B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2005-01-24 | 창원특수강주식회사 | 다축 보링머신 |
| US6925866B2 (en) | 2002-06-10 | 2005-08-09 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow rate measuring apparatus |
| US7104126B2 (en) | 2002-06-10 | 2006-09-12 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow rate measuring apparatus |
| US7395707B2 (en) | 2002-06-10 | 2008-07-08 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow rate measuring apparatus |
| US7650784B2 (en) | 2002-06-10 | 2010-01-26 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow rate measuring apparatus |
| US7409859B2 (en) | 2005-07-08 | 2008-08-12 | Hitachi, Ltd. | Thermal type flow measuring apparatus |
| JP2011189452A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Murata Machinery Ltd | バー材切断システム |
| JP2017094405A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | 三重精機株式会社 | ローディング装置の軸合わせ構造 |
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