JPH0663979A - 樹脂成形被覆方法 - Google Patents
樹脂成形被覆方法Info
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- JPH0663979A JPH0663979A JP21696092A JP21696092A JPH0663979A JP H0663979 A JPH0663979 A JP H0663979A JP 21696092 A JP21696092 A JP 21696092A JP 21696092 A JP21696092 A JP 21696092A JP H0663979 A JPH0663979 A JP H0663979A
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Abstract
形して高さ方向壁面を有する樹脂成形品を製造する場
合、この樹脂成形品の硬化が十分完了していない段階で
一方側の金型と樹脂成形品との間に隙間を設けるか、ま
たは加圧圧力を開放して流動性被覆材料を注入するが、
このとき圧力センサーによる樹脂成形品の硬化反応の進
行状態の検出を正確に行うことができて、流動性被覆材
料の注入のタイミングを良好にはかることができ、表面
品質の優れた良品を安定して得ることができる樹脂成形
被覆方法を提供する。 【構成】 一方の金型の高さ方向壁面に圧力センサーを
配置しておき、前記熱硬化性成形素材の加圧工程で圧力
が所定の圧力に低下したときに金型を開くか、または加
圧圧力を開放して、流動性被覆材料を注入し、再度加圧
し硬化させる。
Description
定形状に形成された樹脂成形品の片側面に被覆層を形成
する樹脂成形被覆方法に関するものである。
ような樹脂成形品、特に高さ方向壁面を有するような樹
脂成形品を成形するに当たっては、その片面側、例えば
バスタブの場合はその内面側に合成樹脂被覆層を形成す
ることがあり、その具体的な方法としては、例えばイン
モールドコーティング法と呼ばれる方法が知られてい
る。
対の分割金型(一般に雄型と雌型により構成される)を
用い、両者の間に塊状またはシート状の樹脂成形素材
(BMCやSMC、以下単に成形素材と言うことがあ
る)を配置して型締めを行い、加熱加圧して所定形状の
樹脂成形品とする工程、次いでこの樹脂成形品の一方
側表面と金型面との間に流動性被覆材料を注入して成形
品表面に被覆を行う工程より構成され、成形と被覆とが
同一装置を用い且つ一連の工程で行われるという利点の
他、表面が美しく被覆塗装され且つ平滑性に優れた樹脂
成形品を得ることができるという利点がある。
流動性被覆材料を注入するタイミングを正確に取ること
が非常に重要な作業標準となっている。
きには、流動性被覆材料が樹脂成形品を構成する熱硬化
性成形素材中に入り込んだり、表面の平滑性を損なうこ
とがある。一方樹脂成形品の硬化が進み過ぎると、流動
性被覆材料との密着性が悪くなる。
して、例えば特開平3−47719号公報に開示され、
図6に示すものがある。
する圧力センサー2Aを一方の金型3Aの平面部3lに
取り付けておき、この圧力センサー2Aによって検出し
た圧力の変化によって樹脂成形品の硬化反応進行状態を
判断し、流動性被覆材料の注入のタイミングをはかって
いる。
法によると、圧力センサー2Aが金型3Aの平面部3l
に取付けてあるために、金型の移動方向(圧縮方向)を
臨む様な位置で圧力検知を行うことになり、圧力センサ
ー2Aによる検知圧力の変化が非常に複雑となる。例え
ば最初に熱硬化性成形素材を置く位置が若干ずれただけ
で異なった挙動を示し、検知圧力が安定する迄圧縮し続
けて結果的に硬化が進行し過ぎ、前記した様に流動性被
覆材料との密着性が低下するなど、十分な良品を安定的
に生産することができなかった。或は検知圧力そのもの
が上記平面部間でばらつくため、圧力検知中の圧力変化
が信頼性に欠けるものとなり、各瞬間における圧力変化
の意味そのもが理解できず、結局硬化反応の進行状況を
判断する手段としては問題の多いものであった。
高さ方向壁面を長く且つ広く持つ成形品においては、上
記従来の樹脂成形被覆方法での安定生産は困難であっ
た。
の実情に鑑みてなされたものであって、圧力センサーに
よる圧力検出を正確に行うことができて、流動性被覆材
料の注入のタイミングを良好にはかることができ、表面
品質の優れた良品を安定して得ることができて、不良品
の発生を低減することのできる樹脂成形被覆方法を提供
することを目的としている。
ることのできた本発明とは、分割金型間で熱硬化性樹脂
成形素材を加圧成形して高さ方向壁面を有する樹脂成形
品を形成し、この樹脂成形品の硬化が十分完了していな
い段階で一方側の金型と樹脂成形品との間に隙間を設け
るか、または加圧圧力を開放して流動性被覆材料を注入
し、再度加圧し硬化させて前記樹脂成形品の片面側に被
覆層を形成する樹脂成形被覆方法において、一方の金型
の前記高さ方向壁面に対応する成形面に圧力センサーを
配置しておき、前記熱硬化性成形素材の加圧工程で圧力
が所定の圧力に低下したときに、一方側の金型と樹脂成
形品との間に隙間を設けるか、または加圧圧力を開放し
て、流動性被覆材料を注入し再度加圧して硬化させるこ
とを要旨とするものである。
対応して比較的安定で且つ最も単純な圧力変化を示す部
分として、一方の金型における高さ方向成形面(金型の
型締め方向と交差する方向から前記樹脂成形品を臨む
面)を選び、ここに圧力センサーを配置した。即ち、樹
脂成形品における高さ方向壁面に負荷される圧力変化を
検知する様にしておけば、樹脂成形品の硬化反応の進行
状態を正確に判断することができる。
して剪断的に作用する加圧に基づくものであるから成形
の後半に至ると非常に安定したものとなるので、硬化反
応の進行状態を非常に正確に判断することが可能とな
る。
て、この検知圧力が所定の圧力(予め学習して承知して
おくことも可能である)に低下したときに金型を若干開
くか、または加圧圧力を開放して流動性被覆材料の注入
を行なう様にすれば、流動性被覆材料の注入のタイミン
グを良好にはかることができ、表面品質の優れた良品を
得ることができて、不良品が発生することを低減するこ
とができる。
施例を、一実施態様を示す図面に基づいて説明する。
用いられる樹脂成形被覆装置の一例を示す部分断面図
で、バスタブの様に高さ方向壁面を有する樹脂成形品を
形成するときの状態を示す。図2は図1における要部の
拡大断面図、図3は図1の樹脂成形被覆装置における流
動性被覆材料の注入状態を示す部分断面図、図4は図3
における要部の拡大断面図、図5は樹脂成形品の硬化進
行状態を示す金型における底面と側面とフランジ面での
圧力変化を示すグラフである。
は、上型4と下型3とからなる分割金型の上型4に被覆
材料注入ノズル5が設けられている。或は下型3に被覆
材料注入ノズル5が設けられる様な実施例であっても良
い。
高さ方向壁面に対応する面)に圧力センサー2が設けら
れている。或は下型3の側面に圧力センサー2が設けら
れる様な実施例であっても良い。
動手順を説明する。まず、上型4及び下型3を開放した
状態でSMC等の樹脂成形素材をセットする。
脂成形品1を形成する。この過程において、この樹脂成
形品1の硬化状態を圧力センサー2で検知し、この圧力
が所定の圧力に低下したときに、上型4を開いて被覆材
料注入ノズル5から流動性被覆材料6を注入して硬化さ
せ、樹脂成形品1の片面側(図では下面側)に被覆層6
Aを形成する。
状態すなわち圧力変化が最も単純なパターンを示す部分
である上型4の側面(樹脂成形品の高さ方向壁面に対応
する面)41に圧力センサー2を配置したので、成形素
材の硬化反応の進行状態を正確な圧力変化として検知す
ることができる。
いて、この圧力が所定の圧力に低下したときに金型を開
くか、または加圧圧力を開放して流動性被覆材料6を注
入するので、流動性被覆材料6の注入のタイミングを良
好にはかることができ、表面品質の優れた良品を得るこ
とができて、不良品が発生することを低減することがで
きる。
と従来技術にしたがって圧力変化を測定する場合を対比
して示すものである。このグラフにおいて、a,cが従
来技術を示し、bが本発明例を示すが、具体的には、a
が分割金型における底面31での圧力変化を示し、bが
側面41での圧力変化を示し、cがフランジ面での圧力
変化を示している。いずれの場合も成形途中で成形圧力
を開放しているので、a,b,cのいずれにおいても圧
力開放時点で検知圧力がベースラインに到達している。
このグラフに示すように、上型4の側面41での圧力変
化bは、他の面、即ち底面31やフランジ面32での圧
力変化a,cに比べて非常に安定である。これを詳細に
検討してみると、底面31での圧力変化aは成形の過程
において上昇したり下降したりしてどの状態を流動性被
覆材料注入の最適タイミングと見るかの判定が大変困難
であり、またフランジ面32での圧力変化cは成形途中
から徐々に上昇傾向に入って安定域に至らず、やはり判
定が困難である。これらに対し、側面41での圧力変化
bは、成形の途中から明らかに一定の下降状態に入り、
低い圧力状態で安定している。従って圧力開放時の瞬間
的圧力変化を比べると、明らかにbの場合が最も安定し
ていることが了解されよう。
の場合は、圧力変化により硬化反応の進行状態を正確に
検知することができて、流動性被覆材料6の注入のタイ
ミングを良好にはかることができる。
は、上型4の側面41での圧力降下率が20〜95%の
時点で注入することが最も好ましい。
には、金型温度が132℃で、且つ樹脂温度が123℃
のときに、金型を開いたところ、側面41での検知圧力
が3kgf/cm2 であったのに対し、底面31での圧
力は86kgf/cm2 、フランジ面32での圧力は3
7kgf/cm2 であり、いずれも極めて高かった。
ば、樹脂成形品の硬化の進行状態すなわち圧力変化が最
も単純で判定し易い位置、即ち一方の金型の側面(樹脂
成形品の高さ方向壁面に対応する面)に圧力センサーを
配置したので、圧力センサーによる樹脂成形品の硬化反
応の進行状態の検出を正確に行うことができる様になっ
た。従って流動性被覆材料の注入のタイミングを良好に
はかることができ、表面品質の優れた良品を安定して得
ることができて、不良品の発生を低減することができる
等の効果を奏する。
樹脂成形被覆装置の一例を示す樹脂成形品を形成すると
きの状態の部分断面図である。
料を注入したときの状態を示す部分断面図である。
底面と側面とフランジ面での圧力変化を示すグラフであ
る。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 分割金型間で熱硬化性樹脂成形素材を加
圧成形して高さ方向壁面を有する樹脂成形品を形成し、
この樹脂成形品の硬化が十分完了していない段階で一方
側の金型と樹脂成形品との間に隙間を設けるか、または
加圧圧力を開放して流動性被覆材料を注入し、再度加圧
し硬化させて前記樹脂成形品の片面側に被覆層を形成す
る樹脂成形被覆方法において、 一方の金型の前記高さ方向壁面に対応する成形面に圧力
センサーを配置しておき、前記熱硬化性成形素材の加圧
工程で圧力が所定の圧力に低下したときに、一方側の金
型と樹脂成形品との間に隙間を設けるか、または加圧圧
力を開放して、流動性被覆材料を注入し再度加圧して硬
化させることを特徴とする樹脂成形被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21696092A JP3048280B2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 樹脂成形被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21696092A JP3048280B2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 樹脂成形被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663979A true JPH0663979A (ja) | 1994-03-08 |
| JP3048280B2 JP3048280B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16696616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21696092A Expired - Lifetime JP3048280B2 (ja) | 1992-08-14 | 1992-08-14 | 樹脂成形被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3048280B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196531A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 型内塗装成形方法 |
| KR20190061941A (ko) * | 2017-11-28 | 2019-06-05 | 주식회사 더위네이브 | 수지 함침 확인기능을 가지는 양면 몰드의 수지 함침 방법 |
-
1992
- 1992-08-14 JP JP21696092A patent/JP3048280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007196531A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Works Ltd | 型内塗装成形方法 |
| KR20190061941A (ko) * | 2017-11-28 | 2019-06-05 | 주식회사 더위네이브 | 수지 함침 확인기능을 가지는 양면 몰드의 수지 함침 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3048280B2 (ja) | 2000-06-05 |
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