JPH0664158U - 検体ラックの回転駆動装置 - Google Patents
検体ラックの回転駆動装置Info
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- JPH0664158U JPH0664158U JP355493U JP355493U JPH0664158U JP H0664158 U JPH0664158 U JP H0664158U JP 355493 U JP355493 U JP 355493U JP 355493 U JP355493 U JP 355493U JP H0664158 U JPH0664158 U JP H0664158U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動スペースを確保する必要がないうえ、独
自の駆動手段を不要とする。 【構成】 検体ラック101は、回転可能に設けられ、
その回転軸の回りに複数の検体容器105が収容される
とともに、外周に検体容器105の数と同数の歯109
が形成されている。位置決め手段108,113は、検
体ラック101の各検体容器105が所定の吸引位置X
4に停止するように検体ラック101を位置決めする。
スライダー111は、吸引位置X4を通る線上を往復移
動する検体吸引ノズル201に連動して摺動する。プッ
シュレバー112は、スライダー111に回動可能に取
り付けられ、先端に検体ラック101の歯109と係合
する爪121を備え、該爪121が検体ラック101の
歯109に係合して検体ラック101を回転させるとき
に受ける反力の方向への回動が拘束されるとともに、同
方向にばね手段124によって付勢されている。
自の駆動手段を不要とする。 【構成】 検体ラック101は、回転可能に設けられ、
その回転軸の回りに複数の検体容器105が収容される
とともに、外周に検体容器105の数と同数の歯109
が形成されている。位置決め手段108,113は、検
体ラック101の各検体容器105が所定の吸引位置X
4に停止するように検体ラック101を位置決めする。
スライダー111は、吸引位置X4を通る線上を往復移
動する検体吸引ノズル201に連動して摺動する。プッ
シュレバー112は、スライダー111に回動可能に取
り付けられ、先端に検体ラック101の歯109と係合
する爪121を備え、該爪121が検体ラック101の
歯109に係合して検体ラック101を回転させるとき
に受ける反力の方向への回動が拘束されるとともに、同
方向にばね手段124によって付勢されている。
Description
【0001】
本考案は試験紙を用いて血液,尿等の生体液体試料を自動的に検査する装置に に利用される検体ラックの回転駆動装置に関するものである。
【0002】
試験紙を用いた従来の検査装置は、図18に示すように、Y,Y′方向に往復 移動可能で複数の単項目試験紙1及び単一の多項目試験紙1′を保持する矩形の 平坦なテーブル2と、該テーブル2の側方に配置されてY,Y′方向に往復移動 可能な検体ラック3と、該検体ラック3の上方に配置されてX,X′方向に往復 移動可能な検体点着部4と、前記テーブル2の後方に固定して配置された検体測 定部5とから構成されている。
【0003】 この検査装置において、一項目につき多検体を一括して測定する場合は、複数 の単項目試験紙1をテーブル2上にX方向に並列して載置するとともに、複数の 検体容器6が保持された検体ラック3をセットする。この後、各試験紙片1aが 検体点着部4の移動線S上に移動するようにテーブル2をY方向に移動させて、 検体点着部4のノズル7によって各検体を吸引して各試験紙1の試験紙片1aに 順次点着してゆく。次に、各試験紙片1aが検体測定部5の各光源の真下に来る ようにテーブル2をY方向に移動させて同時に測定する。 また、一検体につき多項目を検出する場合は、多項目試験紙1′をテーブル2 上にX方向に載置し、一の検体容器6が保持された検体ラック3をセットした後 、検体点着部4により一度に多量の検体を吸引して各項目の試験紙片1aに順次 点着し、あるいは各項目の試験紙片1a毎にそれに必要な量の検体を吸引して点 着し、検体測定部5で測定する。
【0004】
しかしながら、従来の装置では、検体ラック3はY,Y′方向に直線移動する ので、その移動範囲を確保するスペースが必要であり、装置が大型化する。また 、検体ラック3を駆動するためのモータ等の独自の駆動手段が必要であり、重量 が増加するとともに、高価になるという問題があった。 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、移動スペースを確保する必要 がないうえ、独自の駆動手段が不要な検体ラックの回転駆動装置を提供すること を目的とするものである。
【0005】
前記目的を達成するため、本考案は、回転可能に設けられ、その回転軸の回り に複数の検体容器が収容された検体ラックの回転駆動装置において、前記検体ラ ックに前記検体容器と同数だけ形成された歯と、該検体ラックの各検体容器が所 定の吸引位置に停止するように検体ラックを位置決めする位置決め手段と、前記 吸引位置を通る線上を往復移動する検体吸引ノズルに連動して摺動するスライダ ーと、該スライダーに回動可能に取り付けられ、先端に前記検体ラックの歯と係 合する爪を備え、該爪が検体ラックの歯に係合して検体ラックを回転させるとき に受ける反力の方向への回動が拘束されるとともに、同方向にばね手段によって 付勢されたプッシュレバーとを備えたものである。
【0006】
前記構成によれば、検体吸引ノズルが吸引位置に向かって前進移動すると、こ れに連動してスライダーが摺動してプッシュレバーの爪が検体ラックの歯に係合 して押圧する。この結果、検体ラックが一ピッチだけ回転し、位置決め手段によ ってその位置が位置決めされ、ある検体容器が吸引位置に位置する。吸引ノズル がその検体容器より検体を吸引して後退すると、これに連動してスライダーが摺 動し、プッシュレバーの爪が検体ラックに歯と係合するが、ここでプッシュレバ ーは歯を送ることなく空回りする。このようにして、検体吸引ノズルが吸引位置 に移動する毎に検体容器が回転して新たな検体容器が吸引位置に位置するので、 新たな検体を順次吸引することができる。また、検体吸引ノズルをスライダーと 連動させることなく吸引位置へ往復移動させれば、同一検体を何回も吸引するこ とができる。
【0007】
次に、本考案の実施例を図面に従って説明する。 (1)装置の構成 図1,図2は本考案に係る検体ラックの回転駆動装置を備えたドラム型の血 液検査装置を示し、この装置は大略、第1ドラム10と、第2ドラム20と、検 体供給部100と、ノズルチップ供給部200と、検体点着部300と、検体測 定部400と、制御部500と、チップ廃棄部600と、ロット間差測定部70 0とからなっている。 第1ドラム及び第2ドラム 第1ドラム10は、図3及び図4に示すように、一端が開口する円筒状のもの で、支持台11上にブラケット12を介して水平に支持されている。この第1ド ラム10の内面には第1ヒータ13が配設されている。また、第1ドラム10の 上面には、検体点着用穴14と検体測定用穴15が穿設されている。検体点着用 穴14は、モータ16によってスライドするシャッター17によって開閉可能に なっている。検体測定用穴15の上方には後述する検体測定部400が設けられ ている。なお、前記第1ヒータ13は第1ドラム10の外面に設けてもよい。 第2ドラム20は、前記第1ドラム10の内径よりも径の小さい円筒状であっ て、第1ドラム10の開口端より内部に収納可能になっている。そして、この第 2ドラム20の内面には、第2ヒータ21が配設されている。
【0008】 第1ドラム10及び第2ドラム20の内側には、図4に示すように、当該第1 ドラム10及び第2ドラム20の中心線上にスプラインシャフト22が貫通して おり、該スプラインシャフト22の図4において左端は第1ドラム10の左端部 近傍に位置し、右端は第1ドラム10より引き出された第2ドラム22の右端部 近傍に位置して、それらの両端は支持台11の両端に立設されたサポートプレー ト23a,23bに回転可能に支持されている。 第2ドラム20の両端内側には、前記スプラインシャフト22に噛合するスプ ラインナット24が設けられている。これにより、第2ドラム20は、軸に沿っ てY′方向に移動すれば第1ドラム10内に収納され、Y方向に移動すれば当該 第1ドラム10から抜き出される一方、軸回りにスプラインシャフト22と一体 に回転可能になっている。
【0009】 図6に示すように、第2ドラム20の右端のスプラインナット24に隣接して 二つのベアリング25が装着され、該ベアリング25とスプラインシャフト22 の間にスリーブ26が挿入されている。 前記スリーブ26は、その外周には前記ベアリング25間に介在するフランジ 27を有し、右端にはX方向に延びるアーム28を有している。そして、このス リーブ26は、その軸回り方向には第2ドラム20に対して独立して回転可能で あり、軸方向には第2ドラム20と一体に移動可能になっている。 図3に示すように、前記第2ドラム20のドラム移動用モータ29は、第1ド ラム10の側方に支持台11より延設されたブラケット30に取り付けらている 。このモータ29のプーリ31と、サポートプレート23aに設けられたシャフ ト32のプーリ33との間には、ワイヤ34がスプラインシャフト22と平行に 張設されている。このワイヤ34には、前記スリーブ26のアーム28の先端が 固着されている。これにより、モータ29が回転すると、ワイヤ34の移動に伴 い、アーム28を介してスリーブ26が軸方向に移動する結果、このスリーブ2 6と一体に第2ドラム20が軸方向(Y,Y′方向)に移動するようになってい る。
【0010】 なお、この第2ドラム20の軸方向の移動の基点位置は、アーム28に突設さ れた突片35が、支持台11のほぼ中央に設けられたフォトセンサ36を通過し てその光を遮断することによって、検出されるようになっている。 一方、第2ドラム20のドラム回転用モータ37は、サポートプレート23b に取り付けられ、該モータ37のプーリ38とスプラインシャフト22のプーリ 39との間に設けたベルト40を介して、スプラインシャフト22を回転させる ことにより、第2ドラム20をそのスプラインシャフト22と一体に回転させる ようになっている。 第2ドラム20の回転方向の基点位置は、図4に示すように、スプラインシャ フト22のプーリ39に設けた円盤状のシャッター41の外周縁に形成されたス リット(不図示)が、支持台11に設けたフォトセンサ42の光りを通過させる ことによって、検出されるようになっている。
【0011】 −試験紙クランプ機構− 図6,図7,図8に示すように、第2ドラム20には、その外面の周方向6カ 所に長手方向に形成された試験紙収納溝50に載置される試験紙51のクランプ 機構が設けられている。このクランプ機構は、主に、クランプ52と、スライダ ー53と、スライダー駆動ロッド54と、第1,第2ロッドストッパー55a, 55bとからなっている。 クランプ52は、図9に示すように、ばね鋼からなるワイヤを略L字形に折り 曲げた一種のトーションバーで、そのばね部52aの先端には係合突起52bが 形成され、軸部52cの先端に固定用の脚52dが形成されている。このクラン プ52は、図8に示すように、前記試験紙収納溝50に沿って長手方向に3カ所 に形成されたクランプ収納凹部56に収容されている。すなわち、そのクランプ 収納凹部56の底に形成された溝57にクランプ52の軸部52cの脚52dが 圧入され、クランプ収納凹部56と試験紙収納溝50との間に形成された切欠き 58にばね部52aの係合突起52bが嵌入するように収容されている。
【0012】 スライダー53は、図8に示すように、断面L字形に折曲された棒状のもので 、その一方の片には長手方向3カ所に突片59が形成されている。このスライダ ー53は、突片59がない側の片が試験紙収納溝50の両側近傍に前記クランプ 収納凹部56を挟んで長手方向に形成されたスライダー収納溝60に収納され、 他方の片の突片59がクランプ収納凹部56に突出するようになっている。また 、試験紙収納溝50の両側に位置する一対のスライダー53は、その右端におい て連結片61で互いに連結されて、後述するスライダー駆動ロッド54によって 同時に長手方向に摺動するようになっている。 スライダー駆動ロッド54は、第2ドラム20の右端のスプラインナット24 の周囲6等配位置に、軸方向に摺動可能に設けられている。このスライダー駆動 ロッド54の左端は、前記一対のスライダー53の連結片61に固着され、右端 は第2ドラム20の端面より突出してその先端に鍔62が設けられ、該鍔62と 第2ドラム20の端面との間にコイルばね63が装着されている。
【0013】 第1ロッドストッパー55aは、第2ドラム20の最上部の試験紙収納溝50 に試験紙51をセットすることができるように、スライダー駆動ロッド54を押 し込んでクランプ52を開くためのものである。 この第1ロッドストッパー55aは、図6に示すように、サポートプレート2 3aの上端にスプラインシャフト22と平行に挿通されたロッドアーム64の先 端のローラ取付台65に水平方向に回転可能に取り付けられている。ローラ取付 台65はサポートプレート23aに突設された一対のガイドアーム66によって ガイドされている。また、ローラ取付台65とサポートプレート23aとの間に はコイルばね67が装着されている。このコイルばね67によって、第1ロッド ストッパー55aは、図6において左側に向かって付勢されるとともに、ローラ 取付台65より下方に突出する位置規制板68が前記スリーブ26のアーム28 に当接することによって位置が規制されるようになっている。
【0014】 第2ロッドストッパー55bは、第2ドラム20の最下部の試験紙収納溝50 から試験紙51を落下させて廃棄することができるように、スライダー駆動ロッ ド54を押し込んでクランプ52を開くためのものである。 この第2ロッドストッパー55bは、サポートプレート23aの下部よりスプ ラインシャフト22と平行に突設されたアーム69の先端に、水平方向に回転可 能に取り付けられている。
【0015】 検体供給部 検体供給部100は、図10に示すように、検体ラック101と、検体ラック 回転機構102とからなっている。 検体ラック101は、図12に示すように、蓋103を有するコップ状で、蓋 103に設けた6個の開口部104より試験管状の6個の検体容器105を環状 に収容可能なものである。この検体ラック101は、装置本体11aに固定され たベース106に、その中心軸の回りに回転可能に、かつ、着脱可能に設けられ ている。検体ラック101の外周面には鍔107が設けられ、該鍔107の外周 面には周6等配位置に後述するボール113が嵌入する位置決め凹部108が形 成されている。また、前記鍔107より上方の外周面には周6等配位置に、後述 する回転機構102のレバー112の爪121が係合する歯109が突設されて いる。
【0016】 検体ラック回転機構102は、図10に示すように、ベース110と、スライ ダー111と、プッシュレバー112と、位置決めボール113とからなってい る。 ベース110は、矩形断面の棒状のもので、その一方の側面にはスライダー1 11が収容される溝114が長手方向に形成され、他方の側面にはプッシュレバ ー112が突出するスリット115が前記溝114に抜けるように長手方向に形 成され、上面にはスライダー111の駆動ピン117が嵌入する長孔116が前 記溝114に抜けるように長手方向に形成されている。このベース110は、検 体容器105の側方にノズル移動線Sと平行になるように、装置本体11a上に 固定されている。 スライダー111は、一端に駆動ピン117を有する矩形断面の棒状のもので 、その駆動ピン117が長孔116から突出するように、ベース110の溝11 4に摺動自在に収容されている。そして、このスライダー111は、その側面に 突出するピン118と、ベース110の側面に突出するピン119との間に両端 が係止されたコイルばね120により長孔116の一端側に付勢されている。
【0017】 プッシュレバー112は、先端に爪121を有する板状のもので、その爪12 1がスリット115から突出するように、スライダー111に支軸122によっ て回動可能に取り付けられている。このプッシュレバー112の先端とスライダ ー111の側面に突出するピン123との間には、コイルばね124が設けられ ている。このコイルばね124によって、プッシュレバー112は図10におい て反時計回りに付勢され、その縁がスライダー111の段部125に当接して回 転が拘束されている。 位置決めボール113は、ベース110の検体ラック101と対向する側面に 突設されたシリンダ126内に、図示しないコイルばねによって外方に突出する ように付勢されている。
【0018】 ノズルチップ供給部 ノズル201の先端に装着されるチップ202を供給するノズルチップ供給部 200は、図13に示すように、チップガイド203と、チップ供給機構204 からなっている。 チップガイド203は、ノズル移動線Sに直角方向に設けられ、図14に示す ように、傾斜面を有するチップ供給ガイド部材205と、該チップ供給ガイド部 材205の下端に取り付けられたチップ下端ガイド部材206とで構成されてい る。チップ供給ガイド部材205には、図13に示すように、傾斜面に沿ってガ イド溝207が形成され、このガイド溝207にチップ202の上端が係止して 保持されるようになっている。ガイド溝207の下端は水平になっていて、前記 検体ラック101の上方で、かつ、ノズル移動線S上に位置するようになってい る。チップ下端ガイド部材206には、前記チップ供給ガイド部材205のガイ ド溝207に保持された最前列のチップ202が供給位置に滑り落ちるまでの間 にチップ202の下端をガイドするガイド溝208が形成され、これにより供給 位置でチップ202を垂直に保持できるようになっている。
【0019】 チップ供給機構204は、図13に示すように、ベース209と、カム210 と、第1,第2リンクプレート211a,211bと、第1,第2チップストッ パー212a,212bとからなっている。 ベース209は、矩形断面の筒状のもので、その一端は前記チップガイド20 3の側面に固定されている。このベース209には、上面から下面に貫通する矩 形穴213及び円形穴214が形成され、また前記矩形穴213の両側にスリッ ト215が形成され、さらに両側面にもスリット216(図15参照)が形成さ れている。 カム210は、矩形板状の基部217の両側の長辺縁に直角三角形状の二つの 第1,第2カム部218a,218bを、互いに対向しないように、かつ、その 傾斜したカム面の下死点が基部の長辺縁に直角な線上に位置するように立設した ものである。このカム210の基部217の背面には、長手方向にカム軸219 が固着されている。カム軸219の上端にはノズル201と係合可能なジョイン トボス220が設けられている。カム210はベース209の矩形穴213に挿 入され、カム軸219はベース209の円形穴214に挿入されて、それぞれ上 下に摺動可能になっている。
【0020】 第1,第2リンクプレート211a,211bは、それぞれベース209の上 面のスリット215に挿入されている。各リンクプレート211a,211bに は、ベース209の側面のスリット216より挿入されたねじ221が貫通して いる。そして、このねじ221の先端に設けたベアリング222が、前記カム2 10の上下移動に伴ってカム面の下死点と上死点の間を転動することにより、リ ンクプレート211a,211bは水平方向に往復移動可能になっている。各リ ンクプレート211a,211bは、その一端に設けたピン223とベース20 9に設けたピン224との間に装着されたコイルばね225によって、下死点側 に付勢されている。 第1,第2チップストッパー212a,212bは、前記リンクプレート21 1a,211bのピン223と一体に設けられ、ベース209の内側より端面を 貫通して外側に突出し、前記チップ供給ガイド部材205の傾斜面の裏側に位置 している。各チップストッパー212a,212bは、前記リンクプレート21 1a,211bの水平移動に伴って、チップ202の供給方向と直角方向に進退 可能になっている。第1チップストッパー212aと第2チップストッパー21 2bは、図14に示すように、チップ供給ガイド部材205の傾斜面に沿って並 列し、その間隔はノズルチップ202の径よりやや広く設定してある。
【0021】 検体点着部 検体点着部300は、図3に示すように、検体を吸引し、吐出するノズル20 1と、詳細に図示しないが、当該ノズル201を前記第1ドラム10の検体点着 用穴14からノズルチップ廃棄部600までの範囲内で水平方向(X,X′方向 )及び上下方向(Z,Z′方向)に移動させる移動機構とからなっている。 なお、この移動機構は、前記検体供給部100の駆動ピン117及びノズルチ ップ供給部200のジョイントボス220にそれぞれ係合する係合アーム(不図 示)を有している。 検体測定部 検体測定部400は、検体が点着された試験紙片51に第1ドラム20の検体 測定用穴15より特定波長の測定光を照射してその反射光量を測定し、この反射 光量と予め設定された検量線とを比較することにより、検体中の特定成分を定量 分析するものである。 制御部 制御部500(図1参照)は、前記第2ドラム20の移動と回転を制御すると ともに、第1,第2ドラム10,20内のヒータ13,21を制御して検体が点 着された試薬部の温度調整を行い、さらにノズル点着部300のノズル移動機構 、シャッター17のモータ16及び検体測定部400を制御するものである。 チップ廃棄部 チップ廃棄部600は、ノズル201の先端に装着されたチップ202を脱却 するチップ脱却用切欠き601と、脱却されたチップ202を図示しない廃棄箱 に導くチップ廃棄シュート602とからなっている。 ロット間差測定部 ロット間差測定部700は、試験紙51のロット毎に付随して提供される磁気 カードを読み取って前記測定部400の検量線を補正するようになっている。
【0022】 (2)装置の動作 以下、前記構成からなる装置の動作を説明する。 検体及び試験紙のセッティング動作 まず、ノズルチップ供給部200のガイド溝207に多数のノズルチップ20 2を収納しておき、検体が収容された検体容器105を検体ラック101に順次 セットする。また、ロット間差測定部700において、試験紙51のロットに付 随している磁気カードを読み込ませ、検量線を補正しておく。 次に、ドラム移動用モータ29を駆動すると、ワイヤ34が移動してそのワイ ヤ34に固着されたアーム28によって第2ドラム20が第1ドラム10より引 き出され、図6に示すように、試験具供給位置P1で停止する。この試験具供給 位置P1では、最上位にあるスライダー駆動ロッド54の先端が第1ロッドスト ッパー55aに当接し、コイルばね63の付勢力に抗して押し込まれる。これに より、図7に示すように、スライダー53がY′方向にスライドし、その突片5 9がクランプ52の先端から離れた位置に移動するので、クランプ52が開いて 、その最上位の試験紙収納溝50に試験紙51を収納することが可能となる。 試験紙51は、多検体多項目測定の場合は多項目試験紙、多検体単項目測定の 場合は単項目試験紙をセットする。
【0023】 最上位の試験紙収納溝50に試験紙51をセットした後、ドラム回転用モータ 37を駆動すると、ベルト40を介してスプラインシャフト22が回転し、該ス プラインシャフト22と一体に第2ドラム20が1/6回転だけ回転する。この 回転により、最上位に位置していたスライダー駆動ロッド54は、第1ロッドス トッパー55aから離れてコイルばね63の付勢力により第2ドラム20の端面 から突出する。このため、スライダー53が図7においてY方向に移動し、その 突片59がクランプ52の先端を押圧してクランプ52を閉じる。この結果、試 験紙収納溝50にセットされた試験紙51はクランプ52により保持される。 また、第2ドラム20の回転により、新たに最上位に位置しようとするスライ ダー駆動ロッド54は、第1ロッドストッパー55aに当接して押し込められる 。このため、新たに最上位に位置した試験紙収納溝50のクランプ52が開いて 、その溝50に次の試験紙51をセットすることができる。 このようにして、ドラム回転用モータ37によって第2ドラム20を1/6回 転ずつ回転させることにより、試験紙51を各試験紙収納溝50に順次セットし てゆくことができる。
【0024】 検体点着動作 まず、ドラム移動用モータ29を駆動すると、ワイヤ34が移動してそのワイ ヤ34に固定したアーム28によって第2ドラム20が第1ドラム10内に進入 してゆき、試験紙51の最前にある試験紙片が第1ドラム10の検体点着用穴1 4の真下に位置する。 続いて、ノズル移動機構を駆動して検体点着動作に入るが、この動作を図16 のノズル移動線図に従って説明する。 −検体選択− ノズル201をスタートポイント(x0,z0)より−z1点まで降下させて検 体ラック101に向かってX方向に移動させると、図10に示すように、図示し ないノズル移動機構の係合アームがx1点で検体ラック回転機構102の駆動ピ ン117と係合する。ここで、ノズル201をさらに一定距離だけx方向に移動 させると、駆動ピン117が押圧されてスライダー111が移動する結果、プッ シュレバー112の爪121が検体ラック101の歯109を押圧して1ピッチ 進める。これにより、検体ラック101が1/6回転し、新しい検体容器105 が吸入位置X4に位置する。
【0025】 ノズル201をx1点に戻すと、スライダー111はコイルばね120の付勢 力により元の位置に復帰する。このとき、プッシュレバー112の爪121が検 体ラック101の歯109に接触するが、プッシュレバー112は支軸122を 中心にコイルばね124の付勢力に抗して図10において時計回り方向に回動す るため、検体ラック101を回転させることなく、元の位置に復帰する。 なお、当初から吸入位置x4に位置する検体容器105の検体から測定を開始 する場合は、あるいは、同一検体を連続して吸引する場合は、前述の検体ラック 101の回転動作を省略することができる。また、検体ラック101の回転動作 を数回連続して行うことにより、検体ラック101に置かれた任意の検体容器1 05を選択することができる。
【0026】 −チップ供給− x1位置においてノズル201を−z1からz1まで上昇させ、図13に示すよ うに、x2まで水平移動させた後、さらにz2まで上昇させ、ここで一定距離だけ x方向に水平移動させると、図示しないノズル移動機構の係合アームがノズルチ ップ供給部200のカム軸219に設けたジョイントボス220に係合する。 この状態でノズル201を上方(Z方向)に一定距離だけ上昇させると、カム 210が上昇してその第1カム部218aのカム面上をねじ221のベアリング 222が下死点から上死点まで転動する結果、ねじ221がスリット216に沿 ってY′方向に摺動し、第1リンクプレート211aがコイルばね225の付勢 力に抗して移動し、第1チップストッパー212aが後退する。これにより、チ ップガイド203のガイド溝207に収納されているノズルチップ202全体が 滑り、その最前列のノズルチップ202が第2チップストッパー212bに当接 して停止する。続いてノズル201を降下させて元の位置に戻すと、ベアリング 222が第1カム部218aのカム面を上死点から下死点まで転動して、ねじ2 21がスリット216に沿ってY方向に摺動する結果、第1リンクプレート21 1aがコイルばね225の付勢力によって引き戻され、第1チップストッパー2 12aが前進する。このため、最前列のノズルチップ202は第1チップストッ パー212aと第2チップストッパー212bの間に保持される。
【0027】 引き続いて、ノズル201を下方(Z′方向)に一定距離だけ降下させると、 カム210が降下してその第2カム部218bのカム面上をねじ221のベアリ ング222が下死点から上死点まで転動する結果、ねじ221がスリット216 に沿ってY′方向に摺動し、第2リンクプレート211bがコイルばね225の 付勢力に抗して移動し、第2チップストッパー212bが後退する。これにより 、第1チップストッパー212aと第2チップストッパー212bの間に保持さ れていたノズルチップ202がガイド溝207に沿ってチップ供給位置13まで 滑り落ちる。続いてノズル201を上昇させて元の位置に戻すと、ベアリング2 22が第2カム部218bのカム面を上死点から下死点まで転動して、ねじ22 1がスリット216に沿ってY方向に摺動する結果、第2リンクプレート211 bがコイルばね225の付勢力によって引き戻され、第1チップストッパー21 2aが前進する。
【0028】 −チップマウント− チップ202の供給が終了すると、ノズル201をx2位置まで戻して図示し ないノズル移動機構の係合アームとジョイントボス220との係合を解除した後 、一旦ノズル201をz0まで降下させ、チップ供給位置の真上のx3まで水平移 動させる。ここで、ノズル201を一定距離昇降させると、ノズル201の先端 にチップ202が装着される。 −検体吸引,点着− ノズル201をチップ供給位置x3より吸引位置x4に水平移動させ、ここでノ ズル201を一定距離降下させて検体容器105中の検体を吸引し、一旦z0位 置に戻す。そして、ノズル201を点着位置−x1まで水平移動させると同時に 、モータ16によりシャッター17を移動させて検体点着用穴14を開く。そし て、ここでノズル201を一定距離降下させて検体を吐出する。これにより、第 1ドラム10の検体点着用穴14より第2ドラム20上の試験紙51の所定の試 験紙片51aに検体が点着される。 全ての試験紙51の試験紙片51aに検体が点着されると、モータ16により シャッター17を移動させて検体点着用穴14を閉じる。この結果、第1ドラム 10と第2ドラム20の間は密閉状態となるので、点着された検体の蒸発が防止 されるとともに、第1,第2ヒータ13,21により保温されている試験紙片5 1aの放熱が押さえられる。 −チップ廃棄− このようにして点着が終了した後、ノズル201をz3まで上昇させ、さらに 廃棄位置x5まで水平移動させると、ノズル201がチップ廃棄部600(図3 参照)のチップ脱却用切欠き601に係合する。ここで、ノズル201を一定距 離だけ昇降させると、チップ脱却用切欠き601によって脱却される。これによ り、ノズル201から脱却したノズルチップ202はチップ廃棄シュート602 を通って廃棄箱に滑り落ちて廃棄される。
【0029】 なお、多検体単項目測定の場合は、一つの検体について前述の一連の点着動作 を行った後、第2ドラム20を1/6回転させて次の試験紙51の試験紙片51 aを検体点着用穴14に位置させた後、次の検体の点着動作を行う。 これに対し、多検体多項目測定の場合は、x4位置における検体吸引量を多く しておいて、一つの試験紙片51aに点着を終えると、第2ドラムを長手方向に 移動させて次の試験紙片51aを検体点着用穴14に位置させて、同一の検体を 点着する。そして、同一検体についてすべての試験紙片51aに対して点着を終 えた後、第2ドラム20を1/6回転させて次の試験紙51の試験紙片51aを 検体点着用穴14に位置させて、以下同様にして点着動作を行う。
【0030】 検体測定動作 このようにして試験紙片51aに点着された検体は、最初に点着された検体か ら順次、検体測定部400によって測定される。 すなわち、多検体単項目測定の場合は、第2ドラム20を1/6ずつ回転させ て各検体を順次測定を行う。また、、多検体多項目測定の場合は、第2ドラム2 0を長手方向に一定距離ずつ移動させて一検体につき各項目を順次測定した後、 第2ドラム20を1/6回転させて、次の検体について同様にして測定する。 なお、この測定動作の間、検体が点着された試験紙片51aは第1ドラム10 の内面の第1ヒータ13と、第2ドラム20の内面の第2ヒータ21とによって 、上下から一定温度に保温される。
【0031】 試験紙廃棄動作 測定動作が終了した後、ドラム移動用モータ29を駆動すると、第2ドラム2 0の右端が試験具廃棄位置P2に位置するまで引き出される。この移動中、第2 ドラム20が試験具供給位置P1に近づくと、最上位にあるスライダー駆動ロッ ド54は、第1ロッドストッパー55aに当接して一定量だけ押し込められるが 、試験具供給位置P1を越えると、第1ロッドストッパー55aをコイルばね6 7の付勢力に抗して押し動かす。一方、最下位にあるスライダー駆動ロッド54 も、第2ロッドストッパー55bに当接して一定量だけ押し込められる。したが って、試験具廃棄位置P2では最上位と最下位にあるクランプ52が両方とも開 くことになる。最下位のクランプ52が開くことにより最下位にある試験紙51 は自重で廃棄箱の中に落下する。 この状態で第2ドラム20を1/6づつ回転させると、スライダー駆動ロッド 54が順次第2ロッドストッパー55bによって押し込められるので、最下位に 回ってくる各試験紙51は順次廃棄されてゆく。
【0032】 (3)他の実施例 図17は、検体ラックの他の実施例を示す。この検体ラック101′は、前記 図10に示す検体ラックと同様の回転機構102を有しているが、そのプッシュ レバー112の爪121が係合する歯109′は、検体ラック101′の外周面 ではなくてその上面にピン状に突設されている。また、位置決め手段としては、 ボールではなくて先端が球面で形成されたプランジャ113′であり、そのプラ ンジャ113′はベース110ではなくて装置本体に設けられたシリンダ126 ′に収容されている。 なお、この実施例では、検体ラック101′にチップ202が検体容器105 と放射状に収容され、前記実施例のようなチップ供給機構は有していない。この ため、新たな検体容器105が吸引位置X4に位置すると同時に、新たなチップ 202がノズル移動線S上のチップ供給位置X3に位置し、この位置X3でチップ 202を装着した後、吸引位置X4で検体を吸引するようになっている。
【0033】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、検体ラックは直線移動では なく回転するので移動スペースを確保する必要がなく、装置が小型化する。また 、検体ラックは検体吸引ノズルの移動に連動して回転するため、モータ等の独自 の駆動手段が不要となり、装置が小型化するのみならず、安価となる。
【図1】 本考案に係る検体ラックの回転駆動装置を備
えたドラム型血液検査装置の部分破断平面図である。
えたドラム型血液検査装置の部分破断平面図である。
【図2】 図1に示す装置の部分破断側面図である。
【図3】 図1に示す装置の要部拡大平面図である。
【図4】 図3の左側面図である。
【図5】 図3の正面図である。
【図6】 図4の一部拡大断面図である。
【図7】 試験紙クランプ機構の平面図である。
【図8】 第2ドラムの一部破断端面図である。
【図9】 クランプの斜視図である。
【図10】 検体供給機構の平面図である。
【図11】 図10の正面面図である。
【図12】 図10の左側面図である。
【図13】 チップ供給機構の平面図である。
【図14】 図12の側面図である。
【図15】 図12の正面図である。
【図16】 ノズルの移動線図である。
【図17】 検体供給機構の他の実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【図18】 従来の検査装置の平面配置図である。
101,101′…検体ラック、 105…検体容器、
108…位置決め凹部、 109,109′…
歯、111…スライダー、 112…プッシ
ュレバー、113…位置決めボール、 113′
…位置決め用プランジャ、121…爪、
124…コイルばね、201…ノズル。
108…位置決め凹部、 109,109′…
歯、111…スライダー、 112…プッシ
ュレバー、113…位置決めボール、 113′
…位置決め用プランジャ、121…爪、
124…コイルばね、201…ノズル。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転可能に設けられ、その回転軸の回り
に複数の検体容器が収容された検体ラックの回転駆動装
置において、前記検体ラックに前記検体容器と同数だけ
形成された歯と、該検体ラックの各検体容器が所定の吸
引位置に停止するように検体ラックを位置決めする位置
決め手段と、前記吸引位置を通る線上を往復移動する検
体吸引ノズルに連動して摺動するスライダーと、該スラ
イダーに回動可能に取り付けられ、先端に前記検体ラッ
クの歯と係合する爪を備え、該爪が検体ラックの歯に係
合して検体ラックを回転させるときに受ける反力の方向
への回動が拘束されるとともに、同方向にばね手段によ
って付勢されたプッシュレバーとを備えたことを特徴と
する検体ラックの回転駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP355493U JPH0664158U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 検体ラックの回転駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP355493U JPH0664158U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 検体ラックの回転駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664158U true JPH0664158U (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=11560650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP355493U Pending JPH0664158U (ja) | 1993-02-09 | 1993-02-09 | 検体ラックの回転駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664158U (ja) |
-
1993
- 1993-02-09 JP JP355493U patent/JPH0664158U/ja active Pending
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