JPH0664208A - 記録方法及び装置 - Google Patents

記録方法及び装置

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Publication number
JPH0664208A
JPH0664208A JP22271492A JP22271492A JPH0664208A JP H0664208 A JPH0664208 A JP H0664208A JP 22271492 A JP22271492 A JP 22271492A JP 22271492 A JP22271492 A JP 22271492A JP H0664208 A JPH0664208 A JP H0664208A
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JP
Japan
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recording
ink sheet
thermal head
line
ink
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Withdrawn
Application number
JP22271492A
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English (en)
Inventor
Yukio Nohata
之雄 野畠
Hisashi Toyoda
寿 豊田
Harusuke Ezumi
陽亮 江積
Toshio Kenmochi
敏男 剱持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドの記録要素の分割数を制御するこ
とにより、1ラインの記録に要する時間を短くする記録
方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 1ライン分の記録データに含まれる記録され
るドット数を、ブロックのそれぞれに対応して黒ドット
数カウンタにより計数し、これら計数されたドット数に
応じて記録ヘッドの複数の記録要素のブロック分割を制
御して駆動することにより記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録データに基づいて
記録ヘッドにより被記録媒体に画像を記録する記録方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ライン型のサーマルヘッドを用いた熱記
録装置において、そのサーマルヘッドの発熱体(記録要
素)を複数のブロックに分割し、そのブロック単位で発
熱体に通電して記録する分割記録が知られている。この
ような方法では、1ライン分の記録データを複数の分割
された発熱体にて記録するため、一度に通電される発熱
体の数を減らして通電の際の所要電力を少なくできる。
これにより電源容量を少なくでき、コストを抑えるとと
もに、例えば熱転写記録等の場合には、インクシートの
一度に溶融されるドット数を少なくできるので、記録紙
の搬送負荷が小さくなるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、1ラインの記録データに関係なく常にこのよう
な分割記録を行っていたので、例えば1ラインの内の記
録されるドットの総数がサーマルヘッドの1ブロックの
発熱体の数以下の場合であっても、前述のようにサーマ
ルヘッドの発熱抵抗体を複数のブロックに分割して通電
・記録していた。このために、1ラインの記録に要する
時間が必要以上に長くなるという欠点があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、1ラインの記録データに含まれる記録すべきドット
数に応じて、記録ヘッドの記録要素の分割数を制御する
ことにより、1ラインの記録に要する時間を短くする記
録方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録装置は以下の様な構成を備える。即ち、
記録ヘッドにより被記録媒体に画像を記録する記録装置
であって、前記記録ヘッドの記録要素を複数のブロック
に分割して駆動することにより記録する記録手段と、1
ライン分の記録データに含まれる記録されるドット数
を、前記ブロックのそれぞれに対応して計数する計数手
段と、前記計数手段により計数されたドット数に応じて
前記記録ヘッドのブロック分割を制御する制御手段とを
有する。
【0006】上記目的を達成するために本発明の記録方
法は以下の様な工程を備える。即ち、記録ヘッドにより
被記録媒体に画像を記録する記録方法であって、1ライ
ン分の記録データに含まれる記録されるドット数を、記
録ヘッドのブロックのそれぞれに対応して計数する工程
と、その計数されたドット数に応じて前記記録ヘッドの
記録要素のブロック分割を制御して記録する工程とを有
する。
【0007】
【作用】以上の構成において、1ライン分の記録データ
に含まれる記録されるドット数を、前記ブロックのそれ
ぞれに対応して計数し、その計数されたドット数に応じ
て記録ヘッドのブロック分割を制御する。こうして分割
された記録ヘッドの記録要素を順次駆動することにより
記録するように動作する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1実施例のファクシミリ
装置の制御部101と記録部102との電気的接続を示
す図、図2は第1実施例のファクシミリ装置の概略構成
を示す図ブロック図、図3は第1実施例のファクシミリ
装置の側断面図、そして図4は本実施例の記録部102
における記録紙とインクシートの搬送機構を示す斜視図
である。
【0010】まず、図2を参照して第1実施例のファク
シミリ装置の概略構成を説明する。図2において、10
0は原稿を光電的に読み取ってデジタル画像信号として
制御部101に出力する読取部で、図示しない原稿搬送
用モータやCCDイメージセンサ等を備えている。次
に、この制御部101の構成を説明する。
【0011】110は画像データの各ラインのイメージ
データを格納するラインメモリで、原稿の送信あるいは
コピー動作のときは読取部100よりの1ライン分のイ
メージでデータが格納され、画像データの受信のときは
復号された受信画像データの1ラインデータが格納され
る。そして、格納されたデータが記録部102に出力さ
れることによって画像形成が行われる。111は送信す
る画像情報をMH符号化などにより符号化するととも
に、受信した符号化画像データを復号してイメージデー
タに変換する符号化/復号化部である。また、112は
送信するあるいは受信された符号化画像データを格納す
るバッファメモリである。これらの制御部101の各部
は、例えばマイクロプロセッサなどのCPU113によ
り制御されている。制御部101にはこのCPU113
の他に、CPU113の制御プログラムや各種データを
記憶しているROM114、CPU113のワークエリ
アとして各種データを一時保存するRAM115などを
備えている。
【0012】102はサーマルラインヘッドを備え、熱
転写記録法により記録紙に画像記録を行なう記録部であ
る。この構成は図3を参照して詳しく後述する。103
は送信開始などの各種機能指示キーや電話番号の入力キ
ー等を含む操作部、103aは使用するインクシート1
4の種類を指示するスイッチで、スイッチ103aがオ
ンのときはマルチプリントのインクシートが、オフのと
きは通常のインクシート(ワンタイムシート)が装着さ
れていることを示している。104は通常、操作部10
3に隣接して設けられており、各種機能や装置の状態な
どを表示する表示部である。105は装置全体に電力を
供給するための電源部である。また、106はモデム
(変復調器)、107は網制御部(NCU)、108は
電話機である。
【0013】次に、図3を参照して記録部102の構成
を詳しく説明する。なお、図2と共通な部分は同一図番
で示してある。
【0014】図において、10は普通紙である記録紙1
1をコア10aにロール状に捲回したロール紙である。
このロール紙10は、プラテンローラ12の矢印方向へ
の回転により記録紙11をサーマルヘッド部13に供給
できるように、回転自在に装置内に収納されている。な
お、10bはロール紙装填部であって、ロール紙10を
着脱可能に装填している。さらに12はプラテンローラ
であって、記録紙11を矢印b方向に搬送するととも
に、サーマルヘッド13の発熱抵抗体132との間で、
インクシート14や記録紙11を押圧するものである。
サーマルヘッド13の発熱により画像記録の行われた記
録紙11は、プラテンローラ12の更なる回転によって
排出ローラ16(16a,16b)方向に搬送され、1
頁分の画像記録が終了するとカッタ15(15a,15
b)の噛合によって頁単位に切断される。
【0015】17はインクシート14を捲回しているイ
ンクシート供給ロール、18はインクシート巻取ロール
であって、後述するインクシート搬送用モータ(25)
により駆動され、インクシート14を矢印a方向に巻き
取るものである。なお、このインクシート供給ロール1
7及びインクシート巻取りロール18は、装置本体内の
インクシート装填部70に着脱可能に装填されている。
さらに、19はインクシート14の残量検出やインクシ
ート14の搬送速度を検出するためのセンサである。ま
た、20はインクシート14の有無を検出するためのイ
ンクシートセンサ、21はスプリングで、記録紙11や
インクシート14を介して、プラテンローラ12に対し
てサーマルヘッド13を押圧するものである。また、2
2は記録紙の有無を検出するための記録紙センサであ
る。
【0016】次に、読取部100の構成を説明する。
【0017】図3において、30は原稿32を照射する
光源で、原稿32で反射された光は光学系(ミラー5
0,51,レンズ52)を通してCCDセンサ31に入
力され、電気信号に変換される。原稿32は図示しない
原稿搬送モータにより駆動される搬送用ローラ53,5
4,55,56により、原稿32の読み取り速度に対応
して搬送される。なお、57は原稿積載台であって、こ
の積載台57に積載された複数枚の原稿32は搬送用ロ
ーラ54と押圧分離片58との協動によって1枚ずつに
分離されて、読取部100へ搬送される。
【0018】41は制御部101の主要部を構成する制
御基板で、この制御基板41より装置の各部に各種制御
信号が出力される。また、106はモデム基板ユニッ
ト、107はNCU基板ユニットである。
【0019】さらに、図4はインクシート14と記録紙
11の搬送機構の詳細を示す図である。
【0020】図4において、24はプラテンローラ12
を回転駆動し、記録紙11を矢印a方向(インクシート
14の搬送方向)とは反対の矢印b方向に搬送するため
の記録紙搬送用モータである。また、25はインクシー
ト14をキャプスタンローラ71、ピンチローラ72に
より、矢印a方向に搬送するためのインクシート搬送用
モータである。さらに、26,27は記録紙搬送用モー
タ24の回転をプラテンローラ12に伝達する伝達ギ
ア、73,74はインクシート搬送用モータ25の回転
をキャプスタンローラ71に伝達する伝達ギアである。
また、75は滑りクラッチユニットである。
【0021】ここで、ギア75aの回転により、巻取り
ロール18に巻き取られるインクシート14の長さを、
キャプスタンローラ71により搬送されるインクシート
長よりも長くなるようにギア74と75の比を設定して
おくことにより、キャプスタンローラ71により搬送さ
れたインクシート14が確実に巻取りロール18に巻き
取られる。そして、巻取りロール18によるインクシー
ト14の巻取り量とキャプスタンローラ71により送ら
れたインクシート14の差分量に相当する分が滑りクラ
ッチユニット75で吸収される。これにより、巻取りロ
ール18の巻取り径の変動によるインクシート14の搬
送速度(量)の変動を抑えることができる。
【0022】図1は第1実施例のファクシミリ装置にお
ける制御部101と記録部102との電気的な接続を示
す図で、他の図面と共通する部分は同一図番で示してい
る。サーマルヘッド13はラインヘッドである。そし
て、このサーマルヘッド13は、制御部101よりの1
ライン分のシリアル記録データ43aやシフトクロック
43bを入力するためのシフトレジスタ130、ラッチ
信号44によりシフトレジスタ130のデータをラッチ
するラッチ回路131、1ライン分の発熱抵抗体からな
る発熱素子132を備えている。ここで、発熱抵抗体1
32は132−1〜132−mで示されたm個(この実
施例ではm=4とする)のブロックに分割して駆動され
ている。また、133はサーマルヘッド13の温度を検
出するための温度センサである。この温度センサ133
の出力信号42は、制御部101内でA/D変換されて
CPU113に入力される。これによりCPU113は
サーマルヘッド13の温度を検知し、その温度に対応し
てストローブ信号47のパルス幅を変更したり、或いは
サーマルヘッド13の駆動電圧などを変更して、インク
シート14の特性に応じてサーマルヘッド13への印加
エネルギを変更している。116はプログラマブル・タ
イマで、CPU113より計時時間がセットされ、計時
の開始が指示されると計時を開始する。そして、指示さ
れた時間ごとにCPU113に割込み信号やタイムアウ
ト信号などを出力するように動作する。
【0023】150−1から150−4は黒ドット数カ
ウンタで、前述のシリアル記録データ43aとシフトク
ロック43bとを入力し、信号線155のイネーブル信
号により選択されたカウンタがそのシリアル記録データ
43aに含まれる黒ドット数を計数している。これによ
り、各黒ドット数カウンタは、各ブロックごとの黒ドッ
トの数を計数することができる。この第1実施例ではサ
ーマルヘッド13の発熱体の数を“2048”個として
いるため、各ブロックの発熱素子の数は“512”個と
なる。従って、各黒ドット数カウンタは9ビットカウン
タで構成され、その出力値は“0”から“511”まで
の値である。信号線152は各カウンタの出力データを
示し、信号線155のリードセレクト信号により選択さ
れたカウンタの計数値が出力される。信号線151は制
御部101より出力される黒ドット数カウンタ150−
1〜150−4のクリア信号を示している。155は複
数ビットからなる制御信号線を示し、この信号線155
には計数を許可するイネーブル信号、計数値の読み出し
を指示するセレクト信号等が含まれている。こうしてこ
れら制御信号が制御部101より各黒ドット数カウンタ
に出力され、このイネーブル信号により指示されたカウ
ンタがシリアル記録データ43a及びクロック43bを
入力して計数することができ、またこのリードセレクト
信号により指示されたカウンタのみが、その計数値を信
号線152上に出力することができる。
【0024】なお、インクシート14の種類(特性)
は、前述した操作部103のスイッチ103aや、イン
クシート14に印刷されたマークなどを検出して判別す
るようにしても良く、またインクシートのカートリッジ
に付されたマークや切り欠きあるいは突起などを判別し
て行うようにしても良い。
【0025】46は制御部101よりサーマルヘッド1
3の駆動信号を入力し、サーマルヘッド13を各ブロッ
ク単位で駆動するストローブ信号47を出力する駆動回
路である。なお、この駆動回路46は制御部101の指
示により、サーマルヘッド13の発熱素子132に電流
を供給する電源線45に出力する電圧を変更してサーマ
ルヘッド13の印加エネルギを変更することができる。
36はカッタ15を噛合させるように駆動する駆動回路
で、カッタ駆動用のモータなどを含んでいる。39は排
紙用ローラ16を回転駆動する排紙用モータである。3
5,48,49はそれぞれ対応する排紙用モータ39、
記録紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用モータ
25を回転駆動するドライバ回路であり、特にドライバ
回路48は制御部101より励磁信号153及び励磁電
流制御信号154を入力し、この指示された励磁電流値
に従つて記録紙搬送用モータ24の搬送力を変更するこ
とができる。なお、これら排紙用モータ39や記録紙搬
送用モータ24及びインクシート搬送用モータ25は、
この実施例ではステッピングモータであるが、これに限
定されるものではなく、例えばDCモータ等であっても
良い。 [記録動作の説明(図1〜図10)]図5〜図7は、こ
の第1実施例のファクシミリ装置における1頁分の記録
処理を示すフローチャートで、この処理を実行する制御
プログラムは制御部101のROM114に記録されて
いる。
【0026】この処理は記録する1ライン分のイメージ
データがラインメモリ110に格納されて、記録動作が
開始できる状態になることにより開始され、マルチイン
クシート14が装着されていることが、スイッチ103
aなどにより制御部101で判別されているものとす
る。
【0027】まずステップS0で1ライン分の記録デー
タをシリアルでシフトレジスタ130に出力する。この
時、まず最初に黒ドット数カウンタ150−1のみをエ
ネーブルにするように制御信号線155にイネーブル信
号を出力し、シフトクロック43bを512回カウント
する毎に順次カウンタ150−2、150−3というよ
うに、イネーブル信号により計数するカウンタを切り替
えていく。これにより、シフトレジスタ130に出力し
たシリアル記録データ中の黒情報(記録されるデータ)
の数が、各ブロックごとに黒ドット数カウンタ150−
1から150−4によって計数される。こうして1ライ
ン分の記録データの出力が終了するとステップS1に進
み、この黒ドット数カウンタ150−1から150−4
の出力値152を順次読み取って、RAM115に記憶
しておく。この時も、制御線155のリードセレクト信
号によりカウンタを順次選択して、各カウンタの計数値
を読取る。そしてラッチ信号44を出力して、ラッチ回
路131に1ライン分の記録データを格納する。
【0028】次にステップS2に進み、クリア信号15
1を出力して黒ドット数カウンタ150−1から150
−4の値を“0”にリセットする。次にステップS3に
進み、インクシート搬送用モータ25を駆動してインク
シート14を1/n(n>1)ライン分搬送する。次に
ステップS4に進み、励磁電流制御信号154を出力し
てドライバ回路48の励磁電流を制御し、記録紙11を
1ライン分搬送する。なおこの1ラインの長さは本実施
例のファクシミリ装置では約(1/15.4)mmに設
定されており、記録紙11とインクシート14の搬送量
は、それぞれ記録紙搬送用モータ24とインクシート搬
送用モータ25の励磁パルス数を変更することにより制
御できる。
【0029】次にステップS5に進み、黒ドット数カウ
ンタ150−2から150−4の計数値の合計が1ブロ
ックのドット数である“512”ドット以下かどうかを
調べる。計数値の合計が“512”以下のときはステッ
プS6に進み、図10に示すように発熱抵抗体132の
全てのブロックに同時に通電して、画像の記録を行な
う。
【0030】一方、ステップS5で合計値が“512”
を越える場合はステップS7に進み、黒ドット数カウン
タ150−1と150−2の合計値と、黒ドット数カウ
ンタ150−3と150−4の合計値とを比べる。これ
ら合計値がいずれも“512”以下であるときにはステ
ップS8に進み、発熱素子132のブロック132−1
と132−22、ブロック132−3と132−4とを
それぞれ対にして、図9に示すようなタイミングでサー
マルヘッド13に通電する。
【0031】また、ステップS7で合計値のどちらか一
方が“512”以上となったときにはステップS9に進
み、図8に示すタイミング(通常の通電タイミング)で
各ブロックごとに通電を行なう。
【0032】次にステップS10に進み、全ブロックの
通電が終了したかを見る。ステップS10でサーマルヘ
ッド13の全ブロックの通電が終了していなければステ
ップS11(図6)に進み、次のラインの記録データの
準備ができたかどうかを調べる。そして、準備ができて
いればステップS12に進み、次のラインの記録データ
を順次サーマルヘッド13のシフトレジスタ130に転
送する。この場合も、前述のステップS0の場合と同様
に、シフトクロック43bを“512”計数する毎に順
次イネーブル信号により黒ドット数カウンタを切り替え
て、各カウンタによりそれぞれのブロックに対応した黒
ドット数をカウントする。これにより、前述したように
黒ドット数カウンタ150−1から150−4の出力が
決まる。次に、ステップS13に進み、このサーマルヘ
ツド13へのデータ転送中に、前述のステップ(ステッ
プS6,S8,S9のいずれか)で開始された1ブロッ
クの通電の終了かどうかを見る。ここで通電時間(約6
00us)が経過していなければステップS11に戻る
が、通電時間が経過していればステップS5に戻り、前
述したようにして次のブロックの通電処理を実行する。
なお、この実施例ではサーマルヘッド13は4ブロック
まで分割して通電駆動可能であり、1ラインの記録に要
する時間は図8の場合でほぼ2.5ms(600us×
4ブロック)となっている。
【0033】ステップS10で、サーマルヘッド13の
全ブロックへの通電が終了して1ラインの記録が終了す
るとステップS14に進み、タイマ116に所定時間
(ここでは200ms)をセットして、タイマ116に
よる計時を開始する。次にステップS15に進み、1頁
の画像記録が終了したかをみる。1頁の画像記録が終了
していなければステップS16に進み、次のラインの画
像データがすべてサーマルヘッド13のシフトレジスタ
130に転送されたかをみる。そして、転送されていな
ければステップS17に進み、次のラインのデータの準
備ができていれば、サーマルヘッド13に次に記録する
1ライン分のデータを転送する。このときも、各黒ドッ
ト数カウンタ150−1〜150−4が計数されること
は前述のステップS0の場合と同様である。
【0034】次にステップS18で補助記録の回数が2
回目かどうかを調べ、2回目でなければステップS19
に進み、サーマルヘッド13のブロック単位に補助記録
を実行してステップS16に戻る。これは、再度同じデ
ータのまま(ラッチ回路131の内容はすでに記録した
画像データのまま)サーマルヘッド13に通電するもの
で、このときの通電時間は実際の通電時間の約1/4で
ある。これにより現ラインの記録画像濃度を上げるとと
もに、次のラインの記録データとの間に発生する白すじ
などを防ぐことができる。
【0035】一方、ステップS18で既に2回の補助記
録が行われていればステップS16に戻り、次のライン
の記録データが全て転送されたかをみる。こうしてステ
ップS16で、次に記録されるべき1ライン分の画像デ
ータがサーマル13に転送されるとステップS20に進
み、タイマ116がタイムアウト、即ち20msが経過
しているかどうかをみる。20mが経過していなければ
ステップS1に戻り、各ブロック毎の黒ドット数を読み
取るとともに、次のラインの記録データをラッチ回路1
31にラッチし、前述した画像記録処理を実行する。
【0036】しかし、ステップS20で20msが経過
したときはステップS21に進み、サーマルヘッド13
をブロック単位に通電する。このとき、サーマルヘッド
13のラッチ回路131のデータは、直前に記録した1
ライン分の画像データに等しいため、ここで同じ画像デ
ータが再度記録されることになる。なお、このステップ
S21におけるサーマルヘッド13への通電処理は、次
のラインの記録データがサーマルヘッド13のシフトレ
ジスタ130に転送された後に実行されるため、次のラ
インの記録処理の直前に実行されることになり、サーマ
ルヘッド13の予備加熱としても作用することになる。
なお、この直前とは、ステップS21からステップS5
までの処理時間による遅延分に相当している。また、ス
テップS21におけるサーマルヘッド13への通電時間
は、ステップS6,S8,S9のそれぞれの通電時間と
同じであっても良く、あるいはそれより短くてもよい。
【0037】次にステップS15で1頁分の画像記録が
終了するとステップS22に進み、記録紙11を所定の
排紙ローラ16a,16b方向に搬送する。そして、ス
テップS23でカッタ15a,15bを噛合させ、記録
紙11を頁単位に切断する。次にステップS24に進
み、記録紙搬送用モータ24を反転駆動し、記録紙11
をサーマルヘッド13とカッタ15の間隔に相当する距
離だけ戻す記録紙11のカッタ処理を実行する。
【0038】このように第1実施例によれば、各ライン
ごとの記録の終了後に再度同じデータを記録する補助記
録を実行し、次のラインの記録までの時間間隔が所定の
時間以上になると、ステップS21でサーマルヘッド1
3を再加熱することにより、画像の記録品位を向上する
とともに、インク層におけるインク同士の剪断力を小さ
くして、ステップS3及びS4でのインクシート14及
び記録紙11の搬送時に、インクシート14と記録紙1
1との分離が良くなるようにしている。
【0039】なお、ステップS19及びステップS21
におけるサーマルベッド13の発熱駆動時には、発熱体
132への印加エネルギーを実際の記録時より小さくし
ても良い。また、ステップS21でのサーマルヘッド1
3の発熱駆動時には、前ラインと同じ記録データとし、
そのうちの一部の黒ドットに対応する発熱抵抗体132
に通電して、インクが固まるのを防止するようにしても
良い。
【0040】また、この実施例では補助記録の回数を最
大2回としたが、これに限定されるものでないことは勿
論である。
【0041】図8〜図10はこの第1実施例の画像記録
処理におけるサーマルヘッド13への通電タイミングを
示す図で、ここではサーマルヘッド13の発熱抵抗体1
32は4つのブロックに分割されて通電される。なお、
ストローブ信号1〜4のそれぞれは、サーマルヘッド1
3の発熱抵抗体132の各ブロックの通電信号に対応し
ている。 [記録原理の説明(図11)]図11はこの第1実施例
における記録紙11とインクシート14の搬送方向を逆
にして画像の記録を行うときの画像記録状態を示す図で
ある。
【0042】図示したように、プラテンローラ12とサ
ーマルヘッド13との間には記録紙11とインクシート
14が挟持されており、サーマルヘッド13はスプリン
グ21により所定圧でプラテンローラ12に押圧されて
いる。ここで、記録紙11はプラテンローラ12の回転
により矢印b方向に速度VP で搬送される。一方、イン
クシート14はインクシート搬送用モータ25の回転に
より矢印a方向に速度VI で搬送される。ここで、記録
紙11の搬送速度VP とインクシート14の搬送速度V
I との関係は、VI =−(1/n)VP となる。
【0043】いま、サーマルヘッド13の発熱抵抗体1
32に電源105から通電されて加熱されると、インク
シート14の斜線部81で示す部分が加熱される。ここ
で、14aはインクシート14のベースフィルム、14
bはインクシート14のインク層を示している。発熱抵
抗体132に通電することにより加熱されてインク層8
1のインクは溶融し、そのうち82で示す部分が記録紙
11に転写される。この転写されるインク層部分82は
81で示すインク層のほぼ1/nに相当している。
【0044】この転写時において、インク層14bの境
界線83で、インクに対する剪断力を生じさせて82で
示す部分だけを記録11に転写する必要がある。しかし
ながら、この剪断力はインク層の温度が高いほど剪断力
が小さくなる傾向にある。そこで、インクシート14の
加熱時間を短くするとインク層内での剪断力が大きくな
ることから、インクシート14と記録紙11の相対速度
を大きくすれば、転写すべきインク層をインクシート1
4から確実に剥離させることができる。
【0045】この実施例によれば、ファクシミリ装置に
おけるサーマルヘッド13の加熱時間は約0.6msと
短いため、インクシート14と記録紙11の搬送方向を
対向させることにより、インクシート14と記録紙11
との相対速度を上げるようにしている。 [インクシートの説明(図12)]まず、第2層はイン
クシート14の支持体となるベースフィルムである。マ
ルチプリントの場合、同一箇所に何回も熱エネルギーが
印加されるため、耐熱性の高い芳香族ポリアミドフィル
ムやコンデンサ紙が有利であるが、従来のポリエステル
フィルムでも使用に耐える。これらの厚さは、媒体とい
う役割から、なるべく薄いほうが記録品質の点で有利と
なるが、強度の点から3〜8μmが望ましい。
【0046】第3層は記録紙(記録シート)にn回分の
転写が可能な量のインクを含有したインク層である。こ
の成分は、接着材としてのEVAなどの樹脂、着色のた
めのカーボンブラックやニグロシン染料、バインディン
グ材としてのカルナバワックス、パラフィンワックスな
どを主成分として同一箇所でn回の使用に耐えるように
配合されている。この塗布量は4〜8g/m2 が望まし
いが、塗布量によって感度や濃度が異なり、任意に選択
できる。
【0047】第4層は記録をしない部分で、記録紙に第
3層のインクが圧力転写されるのを防止するためのトッ
プコーティング層であり、透明なワックスなどで構成さ
れている。これにより、圧力転写されるのは透明な第4
層だけとなり、記録紙の地汚れを防止できる。第1層は
サーマルヘッド13の熱から第2層のベースフィルムを
保護する耐熱コート層である。これは、同一箇所にnラ
イン分の熱エネルギーが印加される可能性のある(黒情
報が連続した時)マルチプリントには好適であるが、用
いるか用いないかは適宜選択できる。また、ポリエステ
ルフィルムのように比較的耐熱性の低いベースフィルム
には有効となる。
【0048】なお、インクシート14の構成は、この実
施例に限定されるものでなく、例えばベース層及びベー
ス層の片側に設けられたインクが含有された多孔性イン
ク保持層とからなるものでも良く、ベースフィルム上に
微細多孔質網構造を有する耐熱性インク層を設け、その
インク層内にインクを含有させたものでも良い。また、
ベースフィルムの材質としては、例えばポリアミド、ポ
リエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、トリアセ
チルセルロース、ナイロンなどからなるフィルムまたは
紙であっても良い。さらに、耐熱コート層は必ずしも必
要でないが、その材質としては、例えばシリコーン樹脂
やエポキシ樹脂、フッソ樹脂、エトロセルロースなどで
あってもよい。
【0049】また、熱昇華性インクを有するインクシー
トの一例としては、ポリエチレンテレフタト、ポリエチ
レンアフタレート、芳香族ポリアミドフィルムなどで形
成された基材上に、グアナミン系樹脂とフッソ系樹脂で
形成したスペーサ粒子及び染料を含有する色材層を設け
たインクシートが挙げられる。
【0050】なお、熱転写プリンタにおける加熱方式
は、前述したサーマルヘッドを用いるサーマルヘッド方
式に限定されるものでなく、例えば通電方式あるいはレ
ーザ転写方式を用いても良い。
【0051】また、本実施例ではマルチプリントの場合
で説明したが、これに限定されるものでなく、ワンタイ
ムインクシートによる通常の熱転写記録の場合にも適用
できることは勿論である。
【0052】尚、前述の第1実施例ではそれぞれブロッ
ク1とブロック2、ブロック3とブロック4との組み合
わせを考えたが、1回の通電により記録される黒ドット
数が“512”以下となるような、あらゆるブロックの
組み合わせを考えることもできる。
【0053】以上説明したように第1実施例によれば、
1ラインの記録データのうちの黒情報の数を計数し、そ
の計数値に応じてサーマルヘッドのブロック分割を変更
することにより、1ラインの記録に要する時間を短くす
ることができる。
【0054】次に、制御部101よりの指示により出力
されるストローブ信号を切り替える本発明の第2実施例
の駆動回路46の構成を説明する。
【0055】図13は本発明の第2実施例を説明するた
めの図で、前述の第1実施例の図1と共通する部分は同
じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0056】制御部101よりサーマルヘッド13の各
ブロックに対応したストローブ信号ST0〜ST3(こ
の例では4ブロックの分割の場合を示し、各信号はロウ
ツルー))がロウレベルで出力されると、駆動回路46
のフリップフロップ501はストローブ信号ST0の立
ち下がりでクリアされ、ストローブ信号ST3の立ち上
りでセットされる。502はセレクタで、セレクト信号
(SEL)がロウレベルの時は、そのA入力を選択して
出力し、セレクト信号(SEL)がハイレベルの時はB
入力(フリップフロップ401のQ出力)を選択して出
力している。
【0057】図14は、この実施例におけるストローブ
信号の出力タイミングを示すタイミング図である。
【0058】図14から明らかなように、セレクト信号
(SEL)がロウレベルの時(サーマルヘッド13を4
分割して駆動する時)は、サーマルヘッド13へのスト
ローブ信号(STB0〜STB3)は、制御部101よ
りのストローブ信号ST0〜ST3に従って出力され
る。これに対し、セレクト信号(SEL)がハイレベル
の時(サーマルヘッド13の全発熱素子を同時に駆動す
る時)は、フリップフロップ501のQ出力のタイミン
グで、サーマルヘッド13へのストローブ信号(STB
0〜STB3)が出力される。ここで制御部101は、
ST0の立ち下がりからST3の立ち上りまでの時間を
制御することにより、全発熱素子を同時に駆動する時の
通電時間を調整することができる。
【0059】図15は更に他の実施例を説明するための
図で、ここではAND回路503により制御部101よ
りのストローブ信号(ST0〜ST3)の論理積を取
り、その出力をセレクタ502のB入力端子に入力する
ことにより、セレクト信号(SEL)がハイレベルの時
にサーマルヘッド13の全発熱素子を同時に駆動するた
めのストローブ信号(STB0〜STB3)を出力する
ことができる。
【0060】以上説明したように第2実施例によれば、
簡単な構成でサーマルヘッドの発熱素子を分割駆動或い
は同時駆動を切り替えることができるため、種々のサー
マルヘッドにも対応できる効果がある。
【0061】尚、この実施例におけるサーマルヘッドの
発熱素子のブロックの分割数或いは記録モードの切換
は、あくまでも一例であり、本発明を限定するものでは
ないことはもちろんである。
【0062】また、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発
明を実施するプログラムを供給することによって達成さ
れる場合にも適用できることはいうまでもない。また、
前述の実施例では、熱転写記録装置の場合で説明したが
本発明はこれに限定されるものでなく、例えば複数の発
熱抵抗体を発熱駆動してインクを吐出させて記録するイ
ンクジェットプリンタや、通常のサーマルプリンタ、更
には複数の記録要素を備えた放電プリンタ、ワイヤドッ
トプリンタ等にも適用できることはもちろんである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
ラインの記録データに含まれる記録すべきドット数に応
じて、記録ヘッドの記録要素の分割数を制御することに
より、1ラインの記録に要する時間を短くできる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のファクシミリ装置の制御部と記録部の
電気的接続図である。
【図2】実施例のファクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施例のファクシミリ装置の機構部の構成を示
す構造断面図である。
【図4】実施例のファクシミリ装置におけるインクシー
トと記録紙の搬送機構を示す図である。
【図5】第1実施例のファクシミリ装置における記録処
理を示すフローチャートである。
【図6】第1実施例のファクシミリ装置における記録処
理を示すフローチャートである。
【図7】第1実施例のファクシミリ装置における記録処
理を示すフローチャートである。
【図8】第1実施例の記録処理におけるサーマルヘッド
への通電タイミングを示すタイミング図である。
【図9】第1実施例の記録処理におけるサーマルヘッド
への通電タイミングを示すタイミング図である。
【図10】第1実施例の記録処理におけるサーマルヘッ
ドへの通電タイミングを示すタイミング図である。
【図11】実施例の熱転写プリンタの記録時における記
録紙とインクシートとの状態を示す図である。
【図12】本実施例で使用したマルチインクシートの断
面図である。
【図13】本発明の第2実施例の駆動回路の構成を示す
ブロック図である。
【図14】本発明の第2実施例における信号タイミング
例を示すタイミング図である。
【図15】本発明の第2実施例の変形例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11 記録紙 13 サーマルヘッド 14 インクシート 17 インクシート供給ロール 18 インクシート巻き取りロール 24 記録紙搬送用ローラ 25 インクシート搬送用ローラ 100 読取部 101 制御部 102 記録部 103 操作部 113 CPU 114 ROM 115 RAM 116 タイマ 150−1〜150−4 黒ドット数カウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 剱持 敏男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドにより被記録媒体に画像を記
    録する記録装置であって、 前記記録ヘッドの記録要素を複数のブロックに分割して
    駆動することにより記録する記録手段と、 1ライン分の記録データに含まれる記録されるドット数
    を、前記ブロックのそれぞれに対応して計数する計数手
    段と、 前記計数手段により計数されたドット数に応じて前記記
    録ヘッドのブロック分割を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドにより被記録媒体に画像を記
    録する記録方法であって、 1ライン分の記録データに含まれる記録されるドット数
    を、記録ヘッドのブロックのそれぞれに対応して計数す
    る工程と、 その計数されたドット数に応じて前記記録ヘッドの記録
    要素のブロック分割を制御して記録する工程と、 を有することを特徴とする記録方法。
JP22271492A 1992-08-21 1992-08-21 記録方法及び装置 Withdrawn JPH0664208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226100B1 (en) 1997-01-31 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19991102