JPH04320856A - 熱転写記録方法及び装置及び該装置を用いたファクシミリ装置 - Google Patents

熱転写記録方法及び装置及び該装置を用いたファクシミリ装置

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JPH04320856A
JPH04320856A JP3090581A JP9058191A JPH04320856A JP H04320856 A JPH04320856 A JP H04320856A JP 3090581 A JP3090581 A JP 3090581A JP 9058191 A JP9058191 A JP 9058191A JP H04320856 A JPH04320856 A JP H04320856A
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ink
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクシートの有するイ
ンクを記録媒体に転写して、記録媒体に画像の記録を行
う熱転写記録方法及び装置及び該装置を用いたファクシ
ミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(或
いは熱昇華性)インクをベースフィルムに塗布したイン
クシートを使用し、サーマルヘツドによりそのインクシ
ートを画像信号に対応して選択的に加熱し、溶融(或い
は昇華)したインクを記録紙に転写して画像記録を行っ
ている。一般に、このインクシートは、1回の画像記録
により完全にインクが記録紙に転写されるもの(所謂ワ
ンタイムシート)であるため、1文字或いは1ラインの
画像記録終了後、その記録された長さに対応する分だけ
インクシートを搬送し、次に記録する位置に確実にイン
クシートの未使用部分をもってくる必要があつた。この
ためインクシートの使用量が増大し、感熱紙に記録する
通常の感熱プリンタに比べ、熱転写プリンタのランニン
グコストが高くなる傾向があつた。
【0003】このような問題点を解決するために、特開
昭57−83471号や特開昭58−201686号公
報あるいは特公昭62−58917号公報にみられるよ
うに、記録紙とインクシートとを速度差を設けて搬送す
るようにした熱転写プリンタが提案されている。
【0004】本願発明は前記公報に記載されている発明
を更に発展させたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら熱転写プリンタ
において使用されるインクシートとして、複数(n)回
の画像記録が可能なインクシート(所謂マルチプリント
シート)が知られており、このインクシートを用いれば
、記録長さLを連続して記録するとき、各画像記録の終
了後あるいは画像記録中に搬送されるインクシートの搬
送長をその長さLよりも小さく(L/n:n>1)して
記録することができる。これにより、インクシートの使
用効率が従来のn倍になり、熱転写プリンタのランニン
グコストの低下が期待できる。以下、この記録方式をマ
ルチプリントと呼ぶ。
【0006】このようなインクシートによるマルチプリ
ントの場合は、インクシートのインク層のインクがn回
に分けて過熱される。そして、この各加熱ごとに、イン
ク層の溶融されたインクと溶融されないインク間での剪
断力を発生させて記録紙に転写を行っている。このため
、例えば1ラインの記録後、次にライン記録までの時間
が長くなってインクの温度が低下すると、溶融されたイ
ンク層と溶融されないインク層との間の剪断力が大きく
なり、インクシートと記録紙とが離れにくくなるという
問題があった。これは特に、1ラインの記録データに黒
情報が多いときに顕著に発生する。これは溶融したイン
クの量が多いと、そのインクが冷えることにより溶融し
ていたインクが固まった時に記録紙とインクシートとの
貼り付き力が増大することに起因している。このような
貼り付き力の増大は、インクシートの伸びやプラテンロ
ーラのゴムのたわみの原因となり、インクシートと記録
紙とに相対速度を持たせてマルチプリントを行っている
ような場合は、この相対速度が0に近づいてしまい適切
なマルチプリントができなくなる。これは特に、ファク
シミリ装置などのように、現ラインと次ラインを記録す
る時間間隔が一定でなく、その時間間隔が比較的長くな
るような装置では問題になる。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録データの黒ドット数が所定数以上のラインが存
在する時、そのラインの記録前或いはそのラインの記録
後に記録ヘッドに印加するエネルギーを制御することに
より、画像記録後におけるインクシートと記録媒体との
分離を容易にした熱転写記録方法及び装置及び該装置を
用いたファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の熱転写記録装置は以下のような構成を備える
。即ち、インクシートの有するインクを記録媒体に転写
して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置
であって、前記インクシートを搬送するインクシート搬
送手段と、前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と
、前記インクシートに作用してライン単位で前記記録媒
体に画像の記録を行う記録手段と、前記記録手段により
記録されるラインの黒ドット数を計数する計数手段と、
前記計数手段により計数された黒ドット数が所定数以上
であるラインを含む、前記ラインの所定数前のラインよ
り前記記録手段への印加エネルギーを低下させて記録す
るように制御する制御手段とを有する。
【0009】また他の発明のファクシミリ装置は以下の
ような構成を備える。即ち、インクシートの有するイン
クを記録媒体に転写して、前記記録媒体に画像の記録を
行う熱転写記録装置を用いたファクシミリ装置であって
、原稿画像を入力する画像入力手段と、ファクシミリ信
号を送受信する送受信手段と、前記画像入力手段或いは
前記送受信手段よりの画像信号を入力して記録データを
作成する記録データ作成手段と、前記インクシートを搬
送するインクシート搬送手段と、前記記録媒体を搬送す
る記録媒体搬送手段と、前記記録データに基づいて前記
インクシート搬送手段により搬送されるインクシートに
作用してライン単位に前記記録媒体に画像の記録を行う
記録手段と、前記記録データに含まれる1ラインの黒ド
ット数を計数する計数手段と、前記計数手段により計数
された黒ドット数が所定数以上であるラインを含む、前
記ラインの所定数前のラインより前記記録手段への印加
エネルギーを低下させて記録するように制御する制御手
段とを有する。
【0010】また他の発明の熱転写記録方法は以下のよ
うな構成を備える。即ち、インクシートの有するインク
を記録媒体に転写して、前記記録媒体に画像の記録を行
う熱転写記録方法であって、ライン単位で記録される記
録データの各ラインの黒ドット数を求める工程と、その
黒ドット数が所定数以上の時、そのラインを含む前の所
定数ライン及び、或いはそのラインに後続する所定数ラ
インを記録する時、記録ヘッドに印加するエネルギーを
低下させる工程とを有する。
【0011】
【作用】以上の構成において、記録手段により記録され
るラインの黒ドット数を計数し、その計数値により黒ド
ット数が所定数以上であると判定されたラインを含む、
そのラインの所定数前のラインより、及び或いはそのラ
インに後続する所定数ラインを、記録手段への印加エネ
ルギーを低下させて記録するように動作する。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。<ファクシミリ装置の説明(図
1〜図4)>  図1〜図4は本発明の一実施例を用い
た熱転写プリンタを、ファクシミリ装置に適用した例を
示す図で、図1はファクシミリ装置の制御部101と記
録部102との電気的接続を示す図、図2はファクシミ
リ装置の概略構成を示すブロック図、図3はファクシミ
リ装置の側断面図、そして図4は記録紙とインクシート
の搬送機構を示す図である。
【0013】まず、図2をもとに実施例のファクシミリ
装置の概略構成を説明する。
【0014】図2において、100は原稿を光電的に読
取ってデジタル画像信号として制御部101に出力する
読取部で、原稿搬送用モータやCCDイメージセンサな
どを備えている。次に、この制御部101の構成を説明
する。110は画像データの各ラインのイメージデータ
を格納するラインメモリで、原稿の送信あるいはコピー
のときは読取部100よりの1ライン分のイメージデー
タが格納され、画像データの受信のときは復号された受
信画像データの1ラインデータが格納される。そして、
格納されたデータが記録部102に出力されることによ
って記録紙に画像が記録される。111は送信する画像
情報をMH符号化などにより符号化するとともに、受信
した符号化画像データを復号してイメージデータに変換
する符号化/復号化部である。また、112は送信する
或いは受信された符号化画像データを格納するバッファ
メモリである。これら制御部101の各部は、例えばマ
イクロプロセッサなどのCPU113により制御されて
いる。制御部101には、このCPU113の他に、C
PU113の制御プログラムや各種データを記憶してい
るROM114、CPU113のワークエリアとして各
種データを一時保存するRAM115などを備えている
【0015】102はサーマルラインヘッドを備え、熱
転写記録法により記録紙に画像を記録する記録部で、こ
の構成は図3を参照して詳しく後述する。103は送信
開始などの各種機能指示キーや電話番号の入力キーなど
を含む操作部で、103aは使用するインクシートの種
類を指示するスイッチで、スイッチ103aがオンのと
きはマルチプリントのインクシートが、オフのときは通
常のインクシートが装填されていることを示している。 104は通常、操作部103に隣接して設けられており
、各種機能や装置の状態などを表示する表示部である。 105は装置全体に電力を供給するための電源部である
。また、106はモデム(変復調器)、107は呼出し
音検出による自動着信動作及び回線制御動作を行う網制
御部(NCU)、108は電話機である。
【0016】次に、図3を参照して記録部102の構成
を詳しく説明する。なお、各図面において共通する部分
は同一図番で示している。
【0017】図において、10は普通紙である記録紙1
1をコア10aにロール状に捲回したロール紙である。 このロール紙10は、プラテンローラ12の矢印方向へ
の回転により記録紙11をサーマルヘッド部13に供給
できるように、回転自在に装置内に収納されている。な
お、10bはロール紙装填部であって、ロール紙10を
着脱可能に装填している。さらに12はプラテンローラ
であって、記録紙11を矢印b方向に搬送するとともに
、サーマルヘッド13の発熱体132との間で、インク
シート14や記録紙11を押圧するものである。サーマ
ルヘッド13の発熱により画像記録の行われた記録紙1
1は、プラテンローラ12のさらなる回転によって排出
ローラ16(16a,16b) 方向に搬送され、1頁
分の画像記録が終了すると、カッタ15(15a,15
b) の噛合によって頁単位に切断される。
【0018】17はインクシート14を捲回しているイ
ンクシート供給ロール、18はインクシート巻取ロール
であって、後述するインクシート搬送用モータにより駆
動され、インクシート14を矢印a方向に巻取るもので
ある。なお、このインクシート供給ロール17及びイン
クシート巻取りロール18は、装置本体内のインクシー
ト装填部70に着脱可能に装填されている。さらに、1
9はインクシート14の残量検出やインクシート14の
搬送速度を検出するためのセンサである。また、20は
インクシート14の有無を検出するためのインクシート
センサ、21はスプリングで、記録紙11やインクシー
ト14を介して、プラテンローラ12に対してサーマル
ヘッド13を押圧するものである。また、22は記録紙
の有無を検出するための記録紙センサである。
【0019】つぎに、読取部100の構成を説明する。
【0020】図3において、30は原稿32を照射する
光源で、原稿32で反射された光は光学系(ミラー50
,51、レンズ52)を通してCCDセンサ31に入力
され、電気信号に変換される。原稿32は図示しない原
稿搬送用モータにより駆動される搬送用ローラ53,5
4,55,56により、原稿32の読取り速度に対応し
て搬送される。なお、57は原稿積載台であって、この
積載台57に積載された複数枚の原稿32は搬送用ロー
ラ54と押圧分離片58との協動によって1枚ずつに分
離されて読取部100に搬送される。
【0021】41は制御部101の主要部を構成する制
御基板で、この制御基板41より装置の各部に各種制御
信号が出力される。また、105は各部に電源を供給す
る電源部、106はモデム基板ユニット、107は電話
回線との中継機能を有するNCU基板ユニットである。
【0022】さらに、図4はインクシート14と記録紙
11の搬送機構の詳細を示す図である。
【0023】図において、24はプラテンローラ12を
回転駆動し、記録紙11を矢印a方向(インクシート1
4の搬送方向)とは反対の矢印b方向に搬送するための
記録紙搬送用モータである。また、25はインクシート
14をキャプスタンローラ71、ピンチローラ72によ
り、矢印a方向に搬送するためのインクシート搬送用モ
ータである。さらに、26,27は記録紙搬送用モータ
24の回転をプラテンローラ12に伝達する伝達ギア、
73,74はインクシート搬送用モータ25の回転をキ
ャプスタンローラ71に伝達する伝達ギアである。また
、75は滑りクラッチユニットである。
【0024】ここで、ギア75aの回転により巻取りロ
ール18に巻取られるインクシート14の長さを、キャ
プスタンローラ71により搬送されるインクシート長よ
りも長くなるようにギア74と75の比を設定しておく
ことにより、キャプスタンローラ71により搬送された
インクシート14が、確実に巻取りロール18に巻取ら
れる。そして、巻取りロール18によるインクシート1
4の巻取り量と、キャプスタンローラ71により送られ
たインクシート14の差分量に相当する分が、滑りクラ
ッチユニット75で吸収される。これにより、巻取りロ
ール18の巻取り径の変動によるインクシート14の搬
送速度(量)の変動を抑えることができる。
【0025】図1は実施例のファクシミリ装置における
制御部101と記録部102との電気系の接続を示す図
で、他の図面と共通する部分は同一図番で示している。
【0026】サーマルヘッド13はラインヘッドである
。そして、このサーマルヘッド13は、制御部101よ
りの1ライン分のシリアル記録データ43aを、シフト
クロック43bに同期して入力して保持するシフトレジ
スタ130、ラッチ信号44によりシフトレジスタ13
0のデータをラッチするラッチ回路131、1ライン分
の発熱抵抗体からなる発熱素子132を備えている。 ここで、発熱抵抗体132は132−1〜132−mで
示されたm個のブロックに分割して駆動されている。
【0027】また、133はサーマルヘッド13に取付
けられている、サーマルヘッド13の温度を検出するた
めの温度センサである。この温度センサ133の出力信
号42は、制御部101内でA/D変換されて前記CP
U113に入力される。これによりCPU113はサー
マルヘッド13の温度を検知し、その温度に対応してス
トローブ信号47のパルス幅を変更したり、あるいはサ
ーマルヘッド13の駆動電圧などを変更して、インクシ
ート14の特性に応じてサーマルヘッド13への印加エ
ネルギーを変更している。
【0028】134は黒ドットカウンタで、1ラインデ
ータ中に含まれる黒ドット数(記録されるドット数)を
計数している。43cは制御部101より出力されるカ
ウンタクリア信号で、この信号43cにより、このカウ
ンタ134の計数値が“0”にリセットされる。この黒
ドットカウンタ134は、後述するシフトメモリ150
へのシフトクロック152が出力された時、記録データ
151が黒データ“1”であれば、その計数値を+1す
る。この計数値は、信号線134aを通して、制御部1
01に入力される。従って、制御部101は1ライン分
の記録データをシフトメモリ150に転送した後、信号
線134aを介して黒ドット数を入力することにより、
制御部101が出力した1ラインの記録データ中に、何
ドットの黒データが含まれているかを検知できる。
【0029】150は図11に詳細を示すシフトメモリ
で、制御部101より出力されるシフトクロック152
とシリアル記録データ151とを入力し、そのシフトク
ロック152に同期してシリアル記録データ151を順
次シフトインして、ラインメモリ150a〜150e(
図11)に合計5ライン分の記録データを記憶すること
ができる。こうして5ライン分の記録データが記憶され
た後、次に新たなラインデータがシフトインされると、
既にこのシフトメモリ150に記憶されているシリアル
記録データが順次サーマルヘッド13に出力される。1
54はこうしてサーマルヘッド13に出力されるシリア
ル記録データを示し、155はこのシリアル記録データ
154に同期しているクロック信号で、ここではクロッ
ク信号152と同じ信号としている。156はこれらラ
インメモリ150a〜150eの内容をクリアするクリ
ア信号で、例えば1ページの記録動作の開始時に制御部
101より出力されることにより、このシフトメモリ1
50の内容を0クリアすることができる。
【0030】116はプログラマブル・タイマで、CP
U113より計時時間がセットされ、計時の開始が指示
されると計時を開始する。そして、指示された時間ごと
にCPU113に割込み信号やタイムアウト信号などを
出力するように動作する。
【0031】なお、インクシート14の特性(種類)は
、前述した操作部103のスイッチ103aや、インク
シート14に印刷されたマーク等を検出して判別するよ
うにしても良く、またインクシートのカートリッジなど
に付されたマークや切り欠きあるいは突起などにより判
別するようにしても良い。
【0032】46は制御部101よりサーマルヘッド1
3の駆動信号を入力し、サーマルヘッド13を各ブロッ
ク単位で駆動するストローブ信号47を出力する駆動回
路である。なお、この駆動回路46は制御部101の指
示により、サーマルヘッド13の発熱素子132に電流
を供給する電源線45に出力する電圧を変更してサーマ
ルヘッド13の印加エネルギーを変更することができる
。36はカッタ15を噛合させて駆動する駆動回路で、
カッタ駆動用のモータなどを含んでいる。39は排紙用
ローラ16を回転駆動する排紙用モータである。35,
48,49はそれぞれ対応する排紙用モータ39、記録
紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用モータ25
を回転駆動するドライバ回路である。なお、これら排紙
用モータ39や記録紙搬送用モータ24及びインクシー
ト搬送用モータ25は、この実施例ではステツピングモ
ータであるが、これに限定されるものでなく、例えばD
Cモータなどであっても良い。
【0033】<記録処理の説明  (図1,図5〜図1
0)>図5〜図10は本実施例のファクシミリ装置にお
ける1頁分の画像記録処理を示すフローチャートで、こ
の処理を実行する制御プログラムは制御部101のRO
M114に記憶されている。
【0034】この処理は、ファクシミリ受信した画像信
号を復号し、画像記録する1ライン分のイメージデータ
がラインメモリ110に格納されて、画像記録動作が開
始できる状態になることにより開始される。そしてここ
では、スイッチ103aなどにより、マルチインクシー
トが装着されていることが制御部101により判別され
ているものとする。
【0035】まずステップS1で、RAM115に設け
られた、印加エネルギーを低下させて記録するライン数
を計数するためのカウンタ(PWLN)を“0”にクリ
アするとともに、クリア信号156によりシフトメモリ
150をクリアする。ステップS2でシフトメモリ15
0フルかどうかをみるために、nに“5”をセットする
。次にステップS3に進み、カウンタクリア信号43c
により黒ドットカウンタ134を“0”クリアする。 次にステップS4に進み、1ライン分の記録データをシ
リアルでシフトメモリ150に出力する。こうして1ラ
インの記録データの転送が終了すると、ステップS5で
ラッチ信号44を出力して、シフトレジスタ130の内
容をラッチ回路131に格納する。但し、記録動作を開
始した後、最初の5ラインデータはシフトメモリ150
に記憶されたままであり、この間サーマルヘッド13に
出力されるデータは全て“0”であるためラッチ回路1
31には全て“0”の記録データがラッチされる。
【0036】次にステップS6に進み、信号線134a
を介してシフトメモリ150に転送した1ラインデータ
の黒ドット数を入力し、RAM115の黒ドット数メモ
リ117に記憶する。次にステップS7で、この黒ドッ
ト数メモリ117の内容が“614”以上かを調べ、“
614”以上であればステップS8に進み、ファクシミ
リ受信モードが標準モードかファインモードかをみる。 ファインモードであれば各ライン間での記録紙11の送
り量が少ないため記録紙11とインクシート14とが貼
り付きにくいのでステップS10に進むが、標準モード
であれば各ライン間での記録紙11の搬送量が大きいた
めステップS9に進み、記録紙11とインクシート14
との貼り付きを少なくするために、カウンタ(PWLN
)に“5+3+1=9”をセットする。これにより、黒
ドット数が“614”以上のラインの前5ラインと、後
3ラインがサーマルヘッド13に印加するエネルギー量
を低下させて記録される。次にステップS10に進み、
nが“0”か、即ちシフトメモリ150がフルかどうか
を調べ、フルであればステップS14(図6)に、フル
でなければ次のラインデータを転送するためにステップ
S46(図9)に進む。
【0037】一方、ステップS7で黒ドット数が“61
4”より少ない時はステップS11に進み、nが“0”
かどうかを調べ、“0”でなければステップS46(図
9)に、“0”であればステップS12に進み、カウン
タ(PWLN)が“0”かどうかをみる。カウンタ(P
WLN)の値が“0”であればステップS50(図10
)に進み、サーマルヘッド13への印加エネルギーを低
下させることなく記録を行う。又、カウンタ(PWLN
)の値が“0”でなければステップS13に進み、この
カウンタの値を−1してステップS15に進む。
【0038】ステップS14では、カウンタ(PWLN
)の値が“0”かどうかを調べ、“0”であればサーマ
ルヘッド13への印加エネルギーを低下させる必要がな
いためステップS50(図10)に進んで通常の記録を
行う。一方、カウンタ(PWLN)の値が“0”でない
時はステップS15に進み、インクシート14を1/s
ライン(s>1)だけ搬送する搬送処理を開始し、ステ
ップS16で記録紙11を1ライン分搬送する搬送処理
を開始する。これにより、図12のタイミング図に示す
ように、インクシート搬送用モータ25及び記録紙搬送
用モータ24の励磁相が、サーマルヘッド13の通電タ
イミングの少し前で切り換えられて記録紙11及びイン
クシート14がそれぞれ搬送される。
【0039】なお、この1ラインの長さは、本実施例の
ファクシミリ装置では約(1/7.7)mmにセットさ
れており、インクシート14は記録紙11の1ラインの
搬送に対して約(1/7.7s)mmだけ搬送される。 但し、ここではsの値を約5としている。なお、これら
インクシート14及び記録紙11の搬送長は、それぞれ
記録紙搬送用モータ24及びインクシート搬送用モータ
25の励磁パルス数を変更することでように実現できる
。このようにしてマルチプリントが実現できる。
【0040】次にステップS17に進み、サーマルヘッ
ド13の発熱抵抗体132の1つのブロックに通電して
画像の記録を行なう。このとき、サーマルヘッド13の
発熱抵抗体132を発熱駆動するために印加される電力
は、温度センサ133よりの温度データにより決定され
、ここではこうして決定された印加エネルギーに対応し
てストローブ信号のパルス幅Pを変更している。そして
、このステップS17の通電処理では、サーマルヘッド
13に印加するエネルギーを低下させるために、そのス
トローブパルス幅Pを更に1/2にしている。なお、こ
の通電処理では、ファインモードの記録時には全ブロッ
クがそれぞれ1回だけ通電され、標準モードでの記録時
には、全ブロックがそれぞれ2回ずつ通電されて記録さ
れる。次にステップS18に進み、サーマルヘッド13
の発熱抵抗体132の全ブロックに通電したかを調べ、
全ブロックへの通電が終了していなければステップS1
9に進み、サーマルヘッド13の全ブロックへの通電が
終了していればステップS25(図7)に進む。
【0041】ステップS19では、次のラインの記録デ
ータの生成が終了(次のラインの受信が終了して、その
復号が終了したか)したかを調べる。次のラインの記録
データの生成が終了していればステップS21に進み、
そうでなければステップS20に進む。ステップS21
では、次のラインのデータ生成終了後の最初の処理かど
うかを判断し、そうであればステップS22に進み、黒
ドットカウンタ134をクリアする。次にステップS2
3に進み、次のラインデータをシフトメモリ150に出
力する。これにより、黒ドットカウンタ134により、
その出力されたラインの黒ドット数が計数される。
【0042】なお、ステップS19で次ラインデータの
生成が終了していなければステップS20に進み、その
ラインデータの受信、復号処理を行う。次にステップS
24に進み、そのブロックの通電時間が経過したかどう
かを調べる。この通電時間が経過したかどうかはタイマ
116により判別される。通電時間(約1200μs)
が経過していなければステップS19に戻るが、通電時
間が経過するとステップS17に戻り、次のブロックの
通電処理を実行する。なお、この実施例では、サーマル
ヘッド13は、1024個の発熱抵抗体132を備え、
4ブロック(m=4:1ブロックが506ドット)に分
割されて通電駆動されており、1ラインの記録に要する
所要時間は、ファインモードでは約5.0ms(120
0μs×4ブロック)、標準モードでは約10ms(1
200μs×8ブロック)となっている。
【0043】ステップS17でサーマルヘッド13の全
ブロックへの通電が終了して1ラインの記録が行われる
とステップS25に進み、1頁分の画像データの復号処
理が終了したかをみる。1頁分の復号処理が終了してい
なければステップS40(図7)に進む。一方、1頁分
の復号処理が終了するとステップS26に進み、シフト
メモリ150に格納されている5ライン分の記録データ
を印刷するために、シフトメモリ150にダミーデータ
を出力して印刷する処理を行う。
【0044】即ち、ステップS26でシフトメモリ15
0のラインメモリの数“5”をカウンタkにセットし、
ステップS27でカウンタ(PWLN)の値が“0”か
どうか、即ち、サーマルヘッド13への印加エネルギー
を低くする必要があるかをみる。その必要がある時はス
テップS31に進み、1ライン分のダミーデータ(例え
ば全て“0”のデータ)をシフトメモリ150に出力し
、このダミーデータの出力が終了するとラッチ信号44
を出力する。次にステップS32でカウンタ(PWLN
)の値を−1し、ステップS33、S34で前述のステ
ップS17とステップS24と同様に、発熱抵抗体13
2の各ブロックに通電する。
【0045】又、ステップS27でサーマルヘッド13
への印加エネルギーを低下させる必要がない時はステッ
プS28に進み、ステップS31と同様に1ライン分の
ダミーデータをシフトメモリ150に出力し、ステップ
S29,S30で発熱抵抗体132の各ブロックにパル
ス幅Pで通電して記録を行う。このストローブ信号のパ
ルス幅Pは、前述のステップS17に関して説明したよ
うに、サーマルヘッド13の温度等を基に決定されたス
トローブ信号のパルス幅である。
【0046】こうしてステップS35,S36で、シフ
トメモリ150に記憶されている5ライン分の記録デー
タを全てサーマルヘッド13に排出するとステップS3
7に進み、記録紙11を所定量排紙ローラ16(16a
a,16b)の方向に搬送する。そして、ステップS3
8でカツタ15(15a,15b)を駆動して噛合し、
記録紙11を頁単位に切断する。そして排出ローラ16
により切断された記録紙11を装置外に排出すると共に
、ステップS39で残りの記録紙11を、サーマルヘッ
ド13とカツタ15の間隔に相当する距離だけ戻して、
1頁の記録処理を終了する。
【0047】一方、ステップS25で1頁分の画像デー
タの復号処理の終了でないときはステップS40に進み
、次のラインデータのシフトメモリ150への転送が終
了しているかを調べ、終了していればステップS5に戻
り、ラッチ信号44を出力して前述の処理を実行する。
【0048】一方、ステップS40で、次のラインデー
タの転送が終了していないときはステップS41に進み
、次ラインデータの生成が終了しているかを調べ、生成
が終了していないときはステップS42に進み、次ライ
ンデータの受信・復号処理を続行する。ステップS41
で次ラインデータの生成が終了していればステップS4
3に進み、前述のステップS19と同様に、次ラインデ
ータ生成後の最初の処理かどうかを調べ、最初の処理の
ときはステップS21と同様にして、ステップS44で
黒ドットカウンタ134をクリアする。次にステップS
45に進み、シフトメモリ150に、その生成された次
ラインデータを転送してステップS5に戻る。
【0049】又、前述のステップS10(図5)でnの
値が“0”でないとき、即ちシフトメモリ150のライ
ンメモリ150a〜150eの全てにラインデータが記
憶されていない時はステップS46(図9)に進み、n
の値を−1すると共に、ステップS47でカウンタ(P
WLN)の値が“0”かを調べ、“0”でなければその
カウンタの値を−1する(ステップS48)。そして、
ステップS49で次ラインデータの生成の終了を待ち、
終了するとステップS3(図5)に進み、前述した処理
を実行する。こうして、ステップS10或いはステップ
S11でnの値が“0”になるまで、サーマルヘッド1
3により記録が行われず、シフトメモリ150へのデー
タ転送のみが行われる。
【0050】又、図5のステップS12でカウンタ(P
WLN)の値が“0”になるとステップS50(図10
)に進み、前述のステップS15〜S24(図6)と同
様にして1ラインの記録が行われる。但し、ステップS
52における通電処理では、サーマルヘッド13への印
加エネルギーを低下させる必要がないため、サーマルヘ
ッド13を発熱駆動するストローブ信号のパルス幅をP
としている。
【0051】このように本実施例によれば、あるライン
の記録ドット数(黒ドット数)が所定値以上の時は、そ
のラインの前の所定ライン、及びそのラインの後の所定
ラインを記録する時の、サーマルヘッド13に印加する
エネルギーを低下させることにより、黒ドット数の多い
ラインを記録した時のサーマルヘッド13の蓄熱量を減
らしている。これにより、一度に溶融されるインクシー
ト14のインク量を少なくし、インク層におけるインク
同士の剪断力を小さくして、インクシート14と記録紙
11の搬送時における分離が良くなるという効果がある
【0052】図12は、この実施例のファクシミリ装置
におけるサーマルヘッド13への通電タイミング及びイ
ンクシート14と記録紙11の搬送タイミングを示すタ
イミング図で、ここでは前述したようにサーマルヘッド
13は4つのブロックに分割されて通電されており、ス
トローブ信号0〜3のそれぞれは、サーマルヘッド13
の各ブロックの通電信号に対応している。なお、ここで
は標準モードにおける記録動作タイミングを示しており
、記録紙11及びインクシート14の搬送は、パルス発
生時に各モータの相励磁を切り換えて(1/2ハーフス
テップ)で行われ、記録紙11は4ハーフステップで1
/7.7mm搬送され、インクシート14は4ハーフス
テップで1/7.7smm(s=5)搬送される。
【0053】図13は制御部101がシフトメモリ15
0に転送した記録データと、シフトメモリ150よりシ
フトアウトされてサーマルヘッド13に転送された記録
データとの関係を示す図で、(  )内の数字は、その
ラインに含まれる黒ドット数を示している。
【0054】タイミングT1は、ライン11までの記録
データがシフトメモリ150に転送され、5ライン前に
シフトメモリ150に転送されて記憶されているライン
6の記録データがサーマルヘッド13に転送されて記録
可能になったタイミングを示している。このタイミング
T1で、インクシート14、記録紙11を搬送するため
に、各モータの励磁相の切換えを行って、各モータをハ
ーフステップ駆動する。実際に記録紙11、インクシー
ト14が搬送されるまでには、モータの相励磁切換え後
から時間的な遅延があるので、記録動作に入る前にこれ
らモータの駆動を開始している。続いて、ライン6の記
録を行う。このときシフトメモリ150に転送された1
ラインデータ(ライン11)の黒ドット数は、図13よ
り“300”であり“614”以下であるため、サーマ
ルヘッド13に印加するエネルギーは低下されることな
く、通常のストローブパルス幅Pで記録が実行される。
【0055】タイミングT2は、ライン12の記録デー
タがシフトメモリ150に転送され、サーマルヘッド1
3にはライン7の記録データが転送されて記録可能にな
ったタイミングを示している。このとき、ライン12の
黒ドット数は“700”で“614”以上であるため、
サーマルヘッド13に印加されるストローブ信号のパル
ス幅をP/2としている。これにより、黒ドット数が“
614”ドット以上であるライン12の前5ライン目(
ライン7)より、そのライン12の後の3ライン目(ラ
イン15)までが、ストローブ信号のパルス幅をP/2
にして記録される。このライン数の計数は、前述のカウ
ンタ(PWLN)により行われている。そして、ライン
16の記録時には、この時シフトメモリ150に転送さ
れたライン21の黒ドット数が“230”であるため、
元のストローブ信号のパルス幅Pで記録が行われる。 <記録原理の説明  (図14>図14はこの実施例に
おける記録紙11とインクシート14の搬送方向を逆に
して画像の記録を行うときの画像記録状態を示す図であ
る。
【0056】図示したように、プラテンローラ12とサ
ーマルヘッド13との間には記録紙11とインクシート
14が挾持されており、サーマルヘッド13はスプリン
グ21により所定圧でプラテンローラ12に押圧されて
いる。ここで、記録紙11はプラテンローラ12の回転
により矢印b方向に速度VP で搬送される。一方、イ
ンクシート14はインクシート搬送用モータ25の回転
により矢印a方向に速度VI で搬送される。
【0057】いま、サーマルヘッド13の発熱抵抗体1
32に電源105から通電されて加熱されると、インク
シート14の斜線部81で示す部分が加熱される。ここ
で、14aはインクシート14のベースフィルム、14
bはインクシート14のインク層を示している。発熱抵
抗体132に通電することにより加熱されたインク層8
1のインクは溶融し、そのうち82で示す部分が記録紙
11に転写される。この転写されるインク層部分82は
81で示すインク層のほぼ1/s(s>1)に相当して
いる。
【0058】この転写時において、インク層14bの境
界線83でインクに対する剪断力を生じさせて、82で
示す部分だけを記録紙11に転写させる必要がある。こ
の場合、インクシート14と記録記録紙11との相対速
度を大きくすれば、転写すべきインク層をインクシート
14から確実に剥離させることができる。 [インクシートの説明  (図15)]図15は本実施
例のマルチプリントに使用されるインクシートの断面図
で、ここでは4層で構成されている。
【0059】まず第2層はインクシート14の支持体と
なるベースフィルムである。マルチプリントの場合、同
一個所に何回も熱エネルギーが印加されるため、耐熱性
の高い芳香族ポリアミドフィルムやコンデンサ紙が有利
であるが、従来のポリエステルフィルムでも使用に耐え
得る。これらの厚さは、媒体という役割から、なるべく
薄い方が印字品質の点で有利となるが、強度の点からは
3〜8μmが望ましい。
【0060】第3層は記録紙(記録シート)にs回分の
転写が可能な量のインクを含有したインク層である。こ
の成分は、接着剤としてのEVAなどの樹脂、着色のた
めのカーボンブラックやニグロシン染料、バインディン
グ材としてのカルナバワックス、パラフィンワックスな
どを主成分として同一個所でs回の使用に耐え得るよう
に配合されている。この塗布量は4〜8g/m2 が望
ましいが、塗布量によって感度や濃度が異なり、任意に
選択できる。
【0061】第4層は記録をしない部分で記録紙に第3
層のインクが圧力転写されるのを防止するためのトップ
コーティング層であり、透明なワックスなどで構成され
る。これにより、圧力転写されるのは透明な第4層だけ
となり、記録紙の地汚れを防止できる。第1層はサーマ
ルヘッド13の熱から、第2層のベースフィルムを保護
する耐熱コート層である。これは、同一個所にsライン
分の熱エネルギーが印加される可能性のある(黒情報が
連続したとき)マルチプリントには好適であるが、用い
るか用いないかは適宜選択できる。また、ポリエステル
フィルムのように比較的耐熱性の低いベースフィルムに
は有効となる。
【0062】なお、インクシート14の構成はこの実施
例に限定されるものでなく、例えばベース層及びベース
層の片側に設けられたインクが含有された多孔性インク
保持層とからなるものでも良く、ベースフィルム上に微
細多孔質網状構造を有する耐熱性インク層を設け、その
インク層内にインクを含有させたものでもよい。また、
ベースフィルムの材質としては、例えばポリアミド、ポ
リエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、トリアセ
チルセルロース、ナイロンなどからなるフィルムまたは
紙であってもよい。さらに、耐熱コート層は必ずしも必
要でないが、その材質としては、例えばシリコーン樹脂
やエポキシ樹脂、フツソ樹脂、エトロセルロースなどで
あってもよい。
【0063】尚、本実施例では、ファインモードでの記
録時、サーマルヘッド13の全ブロックを1回ずつ通電
して記録するようにしたが、標準モードの場合と同様に
、複数回に分けて通電してもよい。又、このファインモ
ード時に、1ラインの黒ドット数が“614”以上であ
ってもサーマルヘッド13への印加エネルギーを低下さ
せないようにしたが、標準モードと同様に印加エネルギ
ーを低下させてもよく、あるいは印加エネルギーを低下
させるライン数を標準モードの場合と比べて少なくして
も良い。
【0064】また前述の実施例では、印加エネルギーの
制御をストローブ信号のパルス幅を1/2にすることに
より行ったが、このパルス幅の量は本実施例に限定され
るものでなく、又ストローブ信号のパルス幅でなく、例
えばサーマルヘッド13に印加する電圧を制御して印加
エネルギーを低下させてもよい。
【0065】更にまた、記録紙11を1/7.7mm、
インクシート14を1/7.7smm搬送するのにそれ
ぞれ対応するモータを4ステップ搬送するようにしたが
、このステップ数はこれに限定されるものでない。
【0066】また、この実施例では、1ラインの黒ドッ
ト数が“614”以上の時に、その前後のラインを記録
する時に、サーマルヘッドへの印加エネルギーを低下す
るようにしたが、この判定に使用する黒ドット数は“6
14”に限定されるものでなく、又、印加エネルギーの
制御も、この黒ドット数を多く含むラインの前、数ライ
ンより徐々に印加エネルギーを低下させて該当ラインを
最小の印加エネルギーで記録し、その後続の各ラインの
記録時に徐々に印加エネルギーを上昇させていくように
してもよい。
【0067】なお、熱転写プリンタにおける加熱方式は
、前述したサーマルヘッドを用いるサーマルヘッド方式
に限定されるものでなく、例えば通電方式あるいはレー
ザ転写方式を用いても良い。
【0068】また、この実施例では、サーマルラインヘ
ッドを使用したときの例で説明したがこれに限定される
ものでなく、所謂シリアル型の熱転写プリンタであって
もよい。また、本実施例ではマルチプリントの場合で説
明したがこれに限定されるものでなく、ワンタイムイン
クシートによる通常の熱転写記録の場合にも適用できる
ことは勿論である。
【0069】更に、前述した実施例では、熱転写プリン
タをファクシミリ装置に適用した場合で説明したが、こ
れに限定されるものでなく、例えば本発明の熱転写記録
装置はワードプロセツサ、タイプライタ或は複写装置な
どにも適用できる。
【0070】また、記録媒体としては記録紙に限らずに
、インク転写が可能な材質であれば、例えば布、プラス
チックシートなどが挙げられる。また、インクシートは
実施例で示したロール構成に限定されずに、例えば記録
装置本体に着脱可能な筺体内にインクシートを内蔵して
、この筺体ごと記録装置本体に着脱する、所謂インクシ
ートカセットタイプなどであっても良い。
【0071】以上説明したようにこの実施例によれば、
熱転写プリンタにおいて、所定ドット数以上の黒ドット
を含むラインの所定数前のラインから印加エネルギーを
低下させ、そのラインを記録した後、所定数のラインを
記録する時にサーマルヘッドに印加するエネルギーを低
下させることにより、インクシート14と記録紙11と
を容易に分離できる。
【0072】また、本実施例によれば、1ラインの画像
データの時間間隔或はその復号処理時間により記録周期
が不均一になる虞れのあるファクシミリ装置等の記録装
置において有効である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定数の黒ドット数を含むラインの前或いは、及び後続の
複数ラインの記録時に、記録ヘッドに印加するエネルギ
ーを低下させることにより、画像記録後におけるインク
シートと記録媒体とを確実に剥離できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の熱転写記録装置における制御部と記録
部の電気的な接続を示すブロック図である。
【図2】実施例のファクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】実施例のファクシミリ装置の機構部を示す側断
面図である。
【図4】実施例の記録紙とインクシートの搬送機構を示
す図である。
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】本実施例のファクシミリ装置における1ペー
ジの記録処理を示すフローチャートである。
【図11】本実施例のシフトメモリの構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】本実施例のファクシミリ装置の記録処理にお
けるサーマルヘッドへの通電タイミング及びインクシー
トと記録紙の搬送タイミングを示すタイミングチャート
である。
【図13】本実施例のシフトメモリに転送されたデータ
とサーマルヘッドに転送されたデータとの関係を示す図
である。
【図14】本実施例の記録時における、マルチプリント
の原理を示した図である。
【図15】本実施例で使用したマルチインクシートの断
面形状を示す図である。
【符号の説明】
10  ロール状記録紙 10b  ロール紙装填部 11  記録紙 12  プラテンローラ 13  サーマルヘッド 14  インクシート 17  インクシート供給ロール 18  インクシート巻取ロール 19  シートセンサ 24  記録紙搬送用モータ 25  インクシート搬送用モータ 100  読取部 101  制御部 102  記録部 103  操作部 104  表示部 110  ラインメモリ 111  符号化/復号化部 113  CPU 114  ROM 115  RAM 116  タイマ 117  黒ドットメモリ 132  発熱抵抗体(発熱素子) 134  黒ドットカウンタ 150  シフトメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  インクシートの有するインクを記録媒
    体に転写して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写
    記録装置であって、前記インクシートを搬送するインク
    シート搬送手段と、前記記録媒体を搬送する記録媒体搬
    送手段と、前記インクシートに作用してライン単位で前
    記記録媒体に画像の記録を行う記録手段と、前記記録手
    段により記録されるラインの黒ドット数を計数する計数
    手段と、前記計数手段により計数された黒ドット数が所
    定数以上であるラインを含む、前記ラインの所定数前の
    ラインより前記記録手段への印加エネルギーを低下させ
    て記録するように制御する制御手段と、を有することを
    特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】  前記制御手段は更に、前記計数手段に
    より計数された黒ドット数が所定数以上であるラインに
    続く所定数ラインを、前記記録手段への印加エネルギー
    を低下させて記録するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】  インクシートの有するインクを記録媒
    体に転写して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写
    記録装置を用いたファクシミリ装置であって、原稿画像
    を入力する画像入力手段と、ファクシミリ信号を送受信
    する送受信手段と、前記画像入力手段或いは前記送受信
    手段よりの画像信号を入力して記録データを作成する記
    録データ作成手段と、前記インクシートを搬送するイン
    クシート搬送手段と、前記記録媒体を搬送する記録媒体
    搬送手段と、前記記録データに基づいて前記インクシー
    ト搬送手段により搬送されるインクシートに作用してラ
    イン単位に前記記録媒体に画像の記録を行う記録手段と
    、前記記録データに含まれる1ラインの黒ドット数を計
    数する計数手段と、前記計数手段により計数された黒ド
    ット数が所定数以上であるラインを含む、前記ラインの
    所定数前のラインより前記記録手段への印加エネルギー
    を低下させて記録するように制御する制御手段と、を有
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】  前記制御手段は更に、前記計数手段に
    より計数された黒ドット数が所定数以上であるラインに
    続く所定数ラインを、前記記録手段への印加エネルギー
    を低下させて記録するようにしたことを特徴とする請求
    項3に記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】  インクシートの有するインクを記録媒
    体に転写して、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写
    記録方法であって、ライン単位で記録される記録データ
    の各ラインの黒ドット数を求める工程と、その黒ドット
    数が所定数以上の時、そのラインを含む前の所定数ライ
    ン及び、或いはそのラインに後続する所定数ラインを記
    録する時、記録ヘッドに印加するエネルギーを低下させ
    る工程と、を有することを特徴とする熱転写記録方法。
JP3090581A 1991-04-22 1991-04-22 熱転写記録方法及び装置及び該装置を用いたファクシミリ装置 Withdrawn JPH04320856A (ja)

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