JPH0664229B2 - 屈折率分布ロッド・均質凸複合レンズ - Google Patents

屈折率分布ロッド・均質凸複合レンズ

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JPH0664229B2
JPH0664229B2 JP59060155A JP6015584A JPH0664229B2 JP H0664229 B2 JPH0664229 B2 JP H0664229B2 JP 59060155 A JP59060155 A JP 59060155A JP 6015584 A JP6015584 A JP 6015584A JP H0664229 B2 JPH0664229 B2 JP H0664229B2
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/02Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having one + component only
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光ディスクピックアップシステムに用いる屈
折率分布型レンズに関する。
光ディスクピックアップ対物レンズには、作動間隙(w
1〜2mm)を置いてディスクの厚さ(d1.2mm)を通
して裏側の記録面に高開口数(NA0.45)で集光しなけ
ればならず、レンズ径Dはそれに応じた大きさが必要に
なる(全作動距離lをl=w+d/nd、ndはディス
クの屈折率、とすると 現在市販されている対物レンズは3〜4枚組の均質な球
面レンズであり、その径を必要なだけ大きくとるのが長
所である。しかし、一方球面数が多くなり、従って製作
や組立の精度が厳しくなる等の欠点があった。
近年、屈折率分布型レンズを応用し、レンズ面数を減ら
し光学系を簡単にすることが提案されている。(例え
ば、汎用レンズとして、 (1)D.T.Moore and P.J.Sands,U.S.Patent 3,729,253 ピックアップ用として、 (2)K.Kikuchi et al.Appl.Opt.19,1076(1980) (3)N.Yamamoto et al.Appl.Opt.21,1021(1982) (4)K.Fujii et al.4th Topical Meeting on Gradient−
index Opitical Imaging Systems. (5)青野 第44回応用物理学会学術講演会予稿集 27P−
X−7.,第10回微小光学研究会講演論文 Vol.NO.3 Octo
ber.1983 (応用物理学会光学懇話会)。
しかし、ガラスロッドに屈折率分布を形成させる実現的
手段であるイオン交換を考えると、ガラスロッド径の二
乗に比例した時間を要し、また長時間のイオン交換でガ
ラスが脆くなり、亀裂が入り易くなるなどガラスロッド
径を大きくするのは技術的困難を伴う。従って、ガラス
ロッド径をできるだけ小さくして、ピックアップの仕様
を満足させるレンズ構成が望まれる。
さて、上述の代表的な引例(1)、(5)によると、単
レンズで球面収差とコマ収差を補正した、所謂アプラナ
ートレンズは、光源が遠方にあるとき、光源にその凸を
向けたメニスカスの構成になる。
第1図にメニスカスレンズと光線経路の概略を示してい
る。レンズパワーが第1面に集中しているため、第2面
を射出するビーム径は細くなり、ロッド径の割には作動
距離l×開口数NAが小さくなってしまう。即ち、ロッ
ド径の大きさを有効に使っていないことになる。
本発明は、以上の点に鑑み、従来の屈折率分布型レンズ
の欠点を解消する目的でなされたもので、軸対称屈折率
分布ロッド(以下、屈折率分布型ロッド、または単にロ
ッドという)と球面レンズを分離して、アプラナートを
保持しながらパワーの集中位置の移動をはかったもので
ある。
以下、本発明について説明する。
第2図は本発明の屈折率分布ロッド・均質凸複合レンズ
の構成概略図である。屈折率分布ロッド1と均質凸レン
ズ2を後者がディスク3側に位置するよう複合させ、光
源4は倍率|β|<1になるように遠くにおいている。
ロッドの屈折率分布n(r)は次式に与える。
(r)=n(0)[1−(gr)+h(gr)
+h(gr)] ……(1) ここで、n(0)は中心軸の屈折率、gは集束パラメー
タ、h、hは4次、6次係数である。光線経路はロ
ッド1でゆっくり曲がり、均質凸レンズ2で急激に曲が
る。第1図に示したメニスカスレンズに比べて、レンズ
出射位置でのビーム径が大きく、作動距離と開口数の積
を大きくできることがわかる。
次に、本構成レンズの球面収差と正弦条件(コマ収差)
の補正について説明する。
第3図(a)に示すように、均質凸レンズ2の球面収差
は、近軸光より周辺光が手前に結ぶ、所謂負の収差であ
る。これと組み合わせて収差が補正されるためには屈折
率分布ロッド1は少なくとも正の収差になるものであ
る。
第3図(b)に屈折率分布ロッド内の光線経路の概略を
分布高次係数h、hの大きさに対応させて示してい
る。ロッド1内の経路で云えば、 h>h 、h>h (h =2/3、h
=−17/45)のとき近軸光より周辺光が遠くに結ぶ。す
なわち、正の収差になる。この理由を定性的に述べる
と、ロッド1の中心軸から周辺への屈折率勾配の主要項
[(1)式をrで微分して∝−gr]が4次、6次係
数h、hの増加でその一部が打ち消され、しかも中
心軸から遠いほどその効果が大きいため、周辺光線の曲
がりが少なくなるからである。
このような高次係数をもつロッドを選ぶことになるが、
実際の設計や製作においては大まかな制御のあと測定に
よって得られた屈折分布に応じて均質レンズの球面曲率
を決めることになる。
詳しくは後の数値計算による実施例で説明する。
以上は球面収差の補正について述べたが、軸外に光源が
ある場合に生ずるコマ収差の補正も重要である。それは
ピックアップではトラックを追跡するためにサーボ系を
働かせること、また光学系の製作のトレランスを緩めて
おく意味もあるからである。
第4図はコマ収差の補正原理図で、同図(a)、
(b)、(c)、(d)に屈折率分布ロッド1と均質球
面レンズ2について、そのパラメータの違いによるコマ
収差の出方を定性的に示した。縦向の矢印はコマ収差の
原因となる上下周辺光線の屈折による方向変化の大きさ
のアンバランス分を示している。規準は仮想的に考えた
コマ収差の出ない方向変化である。
第4図(b)は分布高次項が規準値より大きい場合で、
先の球面収差で説明したように、ロッド1のより周辺を
通る光線の方が方向変化が少なくなり、主光線の外側に
二周辺光の交点ができる。すなわち、外向性コマ収差で
ある。
第4図(a)は分布高次項が規準より小さい場合で逆に
内向性コマ収差になっている。
第4図(c)、(d)は均質球面レンズ2とディスク3
を組み合わせた系で球面レンズの形状が、各々メニスカ
ス、両凸の場合のコマ収差の出方を示したもので、各々
内向性、外向性になっている。
さて、ロッドと球面レンズ、ディスクを合わせた系でコ
マ収差を補正するには、第4図(a)、(c)に示した
内向性同志、同図(b)、(d)に示した外向性同志を
継ぎ合わせればよいことがわかる。(ただし、(a)、
(b)は光線の向きを逆にして考えている。もし、本来
の向きで考えると内向、外向は逆になる) 第4図(a)、(b)に示した像点を逆に点光源にする
よう周辺光の交点を主光線まで移すと対応する同図
(c)、(d)に示す交点も主光線に近づくからであ
る。
以上要するに、ロッドの高次項が小さい値から大きい値
になるにつれて、複合されるべき均質レンズはメニスカ
スから両凸レンズに移る。
次に、数値解析による実施例について説明する。第2図
に示す光学系で固定しておくパラメータを第1表のよう
におく。
ロッド長l、レンズ面から光源までの距離l(−)は
第1表で与えられたパラメータと球面の曲率C、C
(各々曲率半径r、rの逆数で符号は曲率中心が光
の射出側にある場合を正とする)から近軸光線の関係式
を用いて求められる。ただし、曲率C、Cは最後に
求められる値であるから、仮の値で出発し、フィードバ
ックして収束させることになる。なお、(−)は計算上
負の量として扱うことを意味する。任意光の経路は与え
られたロッドの屈折率分布に対して、ロッド内では光線
方程式の積分、境界面ではスネルの屈折法則を適用して
求められる。
第5図は与えられた分布高次項に対してアプラナートに
する曲率の組を示した図で、仮に与えられた屈折率分布
の4次、6次係数h=0.8、h=0.4に対して、像面
での横球面収差を±1μm内にする曲率C、Cの範
囲を示している。また、その範囲内の中の三点P、P
、Pについて、横球面収差曲線と(2)式で定義さ
せる正弦条件不満足量SCR×100%を図示した。
SCR=(1/β)(sin θi/sin θo−β)−SA/q
……(2) ここで、SAは縦球面収差、qは射出瞳から像面への距離
とする(例えば、松居吉哉著「レンズ設計法」共立出
版)。なお、子午面内光線のコマ収差はSCRと像高の積
で与えられる。従って、例えばSCR×100%=0.2(%)
のときは、像高0.2mmで0.4μmのコマ収差が生じたこと
になる(光源は軸外0.2/|β|mm)。P点に対応する
曲率C、Cを選ぶことにより球面収差のみならずコ
マ収差を小さくできることがわかる。所謂アプラナート
レンズが可能である。4次、6次係数h、hを他の
値にとって同様に曲率C、Cを探すことを行いアプ
ラナートレンズが可能な4次、6次係数h、hの範
囲を求めたのが第6図である。同図(a)は横球面収差
が±1μm内に、しかも正弦条件不満足量SCRをその正
負のピークをバランスするよう補正できる範囲を示して
いる。実線はSCR×100%の残留値のピークの等高線を示
す。同図(b)は4次、6次係数h、hに対して選
ぶべき曲率C、Cを示している。第4図を使って予
想したように4次、6次係数h、hが大きくなるに
従ってメニスカス(C>0,C>0)から両凸(C
>0,C<0)になっている。
第7図は必要なロッド半径を第6図で説明した領域の中
心線上の点に対して示したものである。4次係数h
大きくなるにつれてロッド径は小さくなっている。
なお、比較のためロッドのみで同じ仕様を満たそうとし
たときに必要なロッド半径を点線で示した。
また、一点鎖線は射出端でのビーム半径を示す。
以上、詳細に説明したように、本発明の屈折率分布ロッ
ド・均質凸複合レンズは広範囲の分布係数のロッドに対
して球面収差とコマ収差を補正したレンズにできる。す
なわち、ロッドの屈折率分布の制御がより容易となり、
且つ小さいロッド径で作動距離と開口数の積をより大き
くすることができるという優れた効果を有するものであ
る。
更に、球面数の減少により構造が単純化し、価格の低減
のみならず装置の信頼性を向上することができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来提案されているメニスカスレンズの図、第
2図は本発明の屈折率分布ロッド・均質凸レンズの概略
構成図、第3図は球面収差の補正原理図、第4図はコマ
収差の補正原理図、第5図は与えられた分布高次項に対
してアプラナートにする曲率の組を説明するための図、
第6図(a)はアプラナートにできる分布高次項の範囲
と残留正弦条件不満足量を説明するための図、第6図
(b)は高次項に対して選ぶべき曲率の組を説明するた
めの図、第7図は必要なロッド径を説明するための図で
ある。 図中、1は屈折率分布ロッド、2は均質球面レンズ、3
はディスク、4は光源である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸対称屈折率分布ロッドと均質球面レンズ
    との複合レンズにおいて、軸対称屈折率分布ロッドの屈
    折率分布が下記(S1)式で表現され、 n(r)=n(0)[1−(gr)+h(gr)
    +h(gr)] (S1) (式中、n(0)は中心軸の屈折率、h、hは4
    次、6次の屈折率分布係数、rは中心軸からの距離) 光学系の構成とパラメータに関する項目である光学系の
    倍率、集束パラメータ、開口数、球面レンズの厚さと屈
    折率、挿入されるディスクの厚さと屈折率、作動間隔、
    ロッドと球面レンズの間隔が与えられ、且つロッド長、
    レンズ面から光源までの距離は均質球面レンズの第1、
    2面曲率C、Cから定められたとき ロッド製造後に測定された4次、6次の屈折率分布係数
    (h、h)の任意の1組に対して、球面収差を目標
    値内まで補正する均質球面レンズの第1、2面曲率
    、Cを座標とする範囲を求め、その中から正弦条
    件を目標値内で満足する範囲を探し、その共通範囲から
    定められる値を第1、2面曲率C、Cとしたことを
    特徴とする屈折率分布ロッド・均質凸複合レンズ。
JP59060155A 1984-03-28 1984-03-28 屈折率分布ロッド・均質凸複合レンズ Expired - Lifetime JPH0664229B2 (ja)

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JPS60203909A JPS60203909A (ja) 1985-10-15
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