JPH0664291B2 - ロ−ルフイルム搬送装置 - Google Patents

ロ−ルフイルム搬送装置

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JPH0664291B2
JPH0664291B2 JP17816785A JP17816785A JPH0664291B2 JP H0664291 B2 JPH0664291 B2 JP H0664291B2 JP 17816785 A JP17816785 A JP 17816785A JP 17816785 A JP17816785 A JP 17816785A JP H0664291 B2 JPH0664291 B2 JP H0664291B2
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roll
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修身 加藤
孝律 斎藤
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ミノルタカメラ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、装填されたフィルムカートリッジの収容リー
ルを回動させ、前記収容リールに巻回されたロールフィ
ルムの巻戻しを行なうロールフィルム搬送装置に関し、
例えばロール状マイクロフィルムの所定駒を検索してス
クリーン上で閲読したり、あるいは閲読および複写を選
択的に行なったりするためのリーダやリーダプリンタに
おけるロールフィルムキャリアに利用される。
従来の技術 従来この種の装置においては、検索動作終了後、巻戻し
スイッチ等の押動に伴ってリール駆動軸が回転を開始
し、カートリッジ内の収容リールへロールフィルムを巻
戻すようになっている。通常、ロールフィルム搬送路に
はエンコーダローラが設けられており、ロールフィルム
先端の通過に伴ってエンコーダローラの回動が停止した
時点でリール駆動軸の回転を停止すると共にリールとの
嵌合を解除していた。
発明が解決しようとする問題点 このようなものにおいて、使用者はカートリッジ交換可
能状態をリール駆動軸の嵌合が解除される際の音によっ
て推定していたわけで、しばしば他の雑音を嵌合解除と
勘違いして無理にカートリッジを引き出そうとし、リー
ル駆動軸へダメージを与えていた。
また、通常フィルムカートリッジはスクリーン面に対し
て側方へ向けて出し入れする構成であるため、カートリ
ッジを交換する際にはカートリッジの長さ分だけ真横に
引き抜かねばならず操作が面倒であった。
問題点を解決するための手段 本発明は、上述した問題点を解決するための手段とし
て、ロールフィルムの収容リールへの巻戻し終了を検出
する手段と、該検出手段からの信号に基いてフィルム装
填部からフィルムカートリッジを押し出す手段とを備え
たものである。
実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
ロールフィルムカートリッジには、第10図に示すような
米国の3M(Minnesota Mining & Manufacturing)Mタ
イプ・カートリッジAと、第11図に示すようなANSI
(American National Standards Institute,Inc.)規格
タイプ・カートリッジBとに大別されるが、本実施例の
ロールフィルムキャリアは両方のカートリッジを使用で
きるものである。
第1図は、中央の投影レンズ1が設置された投影位置の
左右にロールフィルムカートリッジAないしBの装填部
2と、ロールフィルム巻取リール3とを持ち、マイクロ
フィルム用のリーダーやリーダー・プリンターに用いら
れるロールフィルムキャリアを示している。
装填部2は、矢符イで示されるように側方からカートリ
ッジAやBを出し入れするハウジング形態で、その後方
および前部にリール駆動軸4と該駆動軸に対するリール
押し付け押圧子5とが設けられ、さらに装填されるカー
トリッジAおよびBに対するM、ANSI各タイプフィ
ルム先端送り出し機構6および7もカートリッジ装填部
外周りに併設装備されている(第1図,第2図)。
装填部2と巻取リール3との間に、第1図に示されるよ
うなガイド板8,9,10やガイドロール対11、ガイドロ
ーラ12,13によって、投影位置を経由したロールフィル
ム搬送経路14が形成されている。ガイドローラ12の軸に
はローラの回転に伴ってパルスを発生するエンコーダ12
aが連結されている。投影位置にはマイクロフィルム挾
持用上下ガラス板15,16や照明光源Lが設けられてい
る。上下ガラス板15,16間は、カートリッジAやBから
送り出されるロールフィルムF1やF2が通るようにロール
フィルムローディング時自動や手動で開かれるようにな
っているが、閉じられてもロールフィルムF1,F2の走行
用隙間を持っている。
リール駆動軸4は、第1図から第4図に示されるよう
に、モータ17にギヤ連結18された基軸41と、この基軸41
の先端外周に嵌合され、ピン19と長孔20との嵌り合いに
よる案内で、基軸41に対し所定範囲の単独軸線方向移動
可能にされた筒軸本体42と、該筒軸本体42の先端内周に
嵌合され、ピン21と長孔22との嵌り合いによる案内で、
筒軸本体42に対し所定範囲の軸線方向相対移動可能にさ
れたカートリッジA用のMタイプリール駆動軸43と、筒
軸本体42内周途中の角孔42aにフランジ44b後方の後端角
軸44aが同体回転可能に嵌合され、駆動軸43の中心丸孔
内に縦通された角軸であるANSIタイプリール駆動軸
44との組合せ体とされている。
リール駆動軸4は、基軸41の一端部がモータ17やその駆
動軸と共にフレーム対23に軸受されると共に、筒軸本体
42途中外周部を軸方向において固定されているベアリン
グ24を介し揺動フレーム25に保持されている。揺動フレ
ーム25は第6図に見られるようなE型体をなし、下段支
持接片25aの基部近くが垂直軸26で枢支され、上中段支
持片25b,25cの自由端部間で筒軸本体42途中を保持して
いる。この保持は、筒軸本体42上のベアリング24に被嵌
されたリング27外周の垂直な直径線上2箇所に突設のピ
ン27aを、上中段支持片25b、25c自由端部の長孔25bに嵌
め合わせることでなされており、揺動フレーム25の軸26
を中心とした揺動で筒軸本体42が軸線方向に進退させら
れる。
Mタイプリール駆動軸43は、その先端にカートリッジA
に収容されているリールa1の駆動軸受入凹部a2に嵌り込
むフランジ43aが固着され、その前面直径線上2箇所に
駆動ピン43bを固設している。この駆動ピン43bはフラン
ジ43aが回転しながら凹部aに弾性的に嵌め込まれたて
行くとき、凹部a2の奥壁に開設されている中心軸線周り
4箇所の受動孔a3の直径線上で対向するどれかの組に嵌
り込み、回転駆動力をリールa1に伝達するようにしてい
る。
駆動軸43は、そのフランジ43aと筒軸本体42の先端との
間に働かせたばね28によって、筒軸本体42に対して常時
前方への最大進出位置にあるよう付勢され、フランジ43
aの凹部a2への弾性的嵌め込み作用を行う。
一方、筒軸本体42は、リング27外周の水平な直径線上2
箇所に突設されたピン27bと、装填部2裏に固設された
左右一対の回り止めガイド金具29との間に動かせたばね
30によって、ばね28を介しMタイプリール駆動軸43を第
3図,第4図のリール駆動位置に保つよう付勢されてい
る。これに対し揺動フレーム25の下段支持片25aにはソ
レノイド31が連結され、ソレノイド31がオンされたとき
揺動フレーム25を後方へ揺動させ、ばね30に抗し筒軸本
体42を後退させ、駆動軸43,44を第1図リール非駆動位
置に保つようにしている。このリール非駆動位置は、別
のソレノイド32にピン33と長孔34との嵌り合いで連結さ
れたストッパー35が下段支持片25aの自由端に係合する
ことでなされる。
ストッパー35はその途中が軸支36され、揺動フレーム25
のリール非駆動位置への揺動時、先端フック部35aが通
過する下段支持片25aに一旦押し上げられた後自重で下
動して下段支持片25aとの前記係合を行う。
ANSIタイプリール駆動軸44は、四角柱形状に形成さ
れており、Mタイプリール駆動軸43の先端フランジ43a
がロールフィルムカートリッジBのリールb1側面に圧着
した状態でリールb1の四角形の角孔b2に嵌入してリール
b1を駆動するに充分な量だけ、フランジ43aから突出可
能で、しかもMタイプ駆動軸43がリールa1と駆動可能に
連結するときフランジ43aの前面から突出しない状態を
採り得る。
押圧子5は装填部2の前壁裏面にばね37によりリール駆
動軸4側へ付勢して設けられ、カートリッジAやBが装
填されるとき先端テーパー部5aに押圧を受けて後退し、
装填されたカートリッジAそのものないしカートリッジ
Bに収容されているリールb1をリール駆動軸4に対し第
8図,第9図の如く押し付け、Mタイプリール駆動軸43
とリールa1、ANSIタイプリール駆動軸44とリールb1
のどちらの連結状態をも確実なものとする。
巻取リール3は、モータ38とギヤ連結39した駆動軸40に
装着され、駆動軸40はモータ38と共にフレーム対41に保
持されている。
Mタイプフイルム先端送り出し機構6は、第10図に仮想
線で示されているように、Mタイプフィルムカートリッ
ジAの窓a4に対し矢符ロ方向に出入りするように設けら
れたガイドローラ42により、リールa1に巻回しているフ
ィルムF1の先端のリーダーfを送り出す。ガイドローラ
42は、第2図及び第5図に示されるように、水平軸43で
枢支されたベルクランク型レバー44の一端に軸支され、
軸43上の中間プーリ45を介してモータ70により適時駆動
されるベルト伝動系46,71によって駆動される。レバー
44はその他端に働かせたばね47によりガイドローラ42を
窓a4外の待機位置に常時位置させるよう付勢されると共
に、他端に連結しているソレノイド48の働きによってば
ね47に抗しガイドローラ42を窓a4内に臨ませるようにさ
れている。
ANSIタイプフィルム先端送り出し機構7は、第11図
に仮想線で示されているように、ANSIタイプフィル
ムカートリッジBの底部長孔b3に対し矢符ハ方向に出入
りされる駆動ベルト49と、カートリッジBの前部フィル
ムを送り出し口b4に対し矢符ニ方向に出入りされるガイ
ドベルト50とで、リールb1に巻回しているフィルムF2
先端を送り出す。
駆動ベルト49は、第2図及び第5図に示すようにフレー
ム51に保持された横設駆動軸52上のプーリ52aと、駆動
軸52に基部が枢支された二股支持レバー53の作動腕53a
先端部上プーリ54との間に張設されると共に、横設駆動
軸52端部のプーリ52bに巻回されたベルト駆動系72を介
し、適時回転駆動される。二股支持レバー53は、その受
動腕53bを、上端を軸支55されると共にロータリソレノ
イド56とばね57で連結された揺動レバー58の下端部上揺
動ピン58aに受けられ、ソレノイド56オン時にレバー58
の揺動によりピン58aにより持ち上げまたオフ時に持ち
下げられて、駆動ベルト49を前記長孔b3に対し出入りさ
せる。
ガイドベルト50は、装填部2の後壁から突設された軸59
に基端を枢支された支持レバー60先端のU字形折返し上
向き片60a外面の上下プーリ61,62間に張設されてい
る。軸59上には駆動軸52とギヤ連結63されたプーリ64が
空転可能に設けられ、支持レバー60先端U字状部内でプ
ーリ62の回転軸65上に設けられている従動プーリ66と前
記プーリ64との間にベルト67が張設されて、ガイドベル
ト50も駆動ベルト49と共に駆動軸52により同時駆動され
るようにしている。支持レバー60は、二股支持レバー53
の受動腕53bとばね68で連結され、二股支持レバー53が
駆動ベルト49を長孔b3に出入りさせるのに伴い、ガイド
ベルト50もフィルム送り出し口b4に対し同時的に出入り
させるようにしている。
以上のロールフィルムキャリアを装備した台板76は、基
台77に対し長孔78とピン79との嵌り合いによる案内で光
学系に対して前後移動可能に保持され、基台77に固設さ
れたラック80が台板76の窓76aから台板76上へ臨み、台
板76上に設置されたピニオン81と噛み合わされている。
ピニオン81は、台板76上のフレーム82に取付けられたモ
ータ83に直結され、モータ83の駆動により台板76が前後
動されてロールフィルムF1やF2の投影部前後位置を調節
できるようにしている。
装填部2内には、上下一対のカートリッジ検出スイッチ
84,85が第1図仮想線のように設けられ、装填されるカ
ートリッジA,Bに対し第7図一点鎖線および二点鎖線
のように対向し、上部スイッチ84はカートリッジA,B
どちらの装填によっても押動されて、カートリッジAや
Bの装填を検出するのに対し、下部スイッチ85は、カー
トリッジAの装填のみによって押動され、スイッチ84の
押動を条件として、スイッチ85が押動されたか否かによ
り装填されたカートリッジのタイプを検出可能とする。
第12図は本実施例における制御回路を示すもので、メモ
リ機能を備えたマイクロコンピュータ100によって制御
している。
巻取リール3を回転駆動するモータ38は、抵抗R1,R2
R3と共にブリッジ回路を形成しており、このブリッジ回
路には、トランジスタ101を介して電圧可変器104から電
圧が印加されている。各抵抗R1,R2,R3の値は、モータ
38の停止時において平衡状態となるように設定されてい
る。また、ブリッジ回路の出力端子X,Yは抵抗R4,R5
を介して差動増幅器102に接続されており、この差動増
幅器102はコンパレータ103に接続されている。また、コ
ンパレータ103には、周波数を電圧に変換するF/V変換器
104を介してエンコーダ12aが接続されており、コンパレ
ータ103の出力端子はマイクロコンピュータ100の入力ポ
ートPI1に接続されている。
モータ38は、トランジスタ101をオンすることにより回
転駆動されるのであるが、この回転に伴ってモータ38に
は逆起電力が発生する。この逆起電力はモータ38の回転
数に比例して増加し、ブリッジ回路の出力端子X,Y間
にこれに応じた電位差を生じさせる。従って、コンパレ
ータ103には差動増幅器102からモータ38の回転速度に応
じた電圧が入力される。一方、エンコーダ12aはフィル
ムF1やF2の搬送速度に応じてパルスを発生するため、コ
ンパレータ103にはF/V変換器103からフィルムF1やF2
搬送速度に応じた電圧が入力される。コンパレータ103
は、これらの電圧を比較し、互いに一致した時、および
F/V変換器104からの電圧が差動増幅器102からの電圧よ
りも高くなった時に入力ポートPI1に信号を出力する。
また、マイクロコンピュータ100の入力ポートには、コ
ンパレータ103からの出力のほかに、エンコーダ12a,カ
ートリッジAやBの装填を検出するスイッチ84およびカ
ートリッジAの装填のみを検出するスイッチ85からの出
力がそれぞれ入力され、一方、マイクロコンピュータ10
0の出力ポートからは、巻取用のモータ38を駆動するた
めのトランジスタ101への信号のほかに、駆動軸4を復
帰させるソレノイド31への信号,駆動軸4を突出させる
ソレノイド32への信号,Mタイプフィルム先端送り出し
機構6をセットするソレノイド48への信号,ANSIタ
イプフィルム先端送り出し機構7をセットするソレノイ
ド56への信号,先端送り出し機構6,7を回転駆動させ
るモータ70を駆動する信号およびモータ38への印加電圧
を変更する信号がそれぞれ出力されている。
モータ38の回転速度は、電圧可変器105への入力信号に
応じて印加電圧が変更されることにより可変である。
以下、第13図(a)および(b)を参照しながらローディング
動作について説明する。
カートリッジAやBを装填部2へ装填すると、カートリ
ッジAやBは、押圧子5をばね37に抗し押し退けながら
装填部2へ進入し、第1図および第2図の仮想線位置に
位置決めされる。この状態で前記スイッチ84,85が装填
カートリッジのタイプに応じて押動される。スイッチ84
が押動されたことを確認すると(ステップ)、第1
図,第6図に示すソレノイド32をオン(ステップ)
し、ロールフィルムのローディング動作を開始する。
ソレノイド32がオンされると、ストッパー35は揺動フレ
ーム25の下段支持片25aから外れ、揺動フレーム25はフ
リーな揺動可能状態となる。揺動フレーム25がフリーに
なると、リール駆動軸4における筒軸本体42がそれに働
く両側のばね30の付勢により第4図に示す位置へ押し出
され、カートリッジAに対しては先端フランジ43aがリ
ールa1の凹部a2に、また、カートリッジBに対しては駆
動ピン43bがリールb1の側面凹部b5に嵌り込んでリールa
1,b1を位置決めする。
リールa1,b1が位置決めされたことを、ソレノイド32の
オンと共にスタートされた遅延タイマの終了(ステップ
,)によって確認すると、モータ17をオンする(ス
テップ)と共に、ソレノイド48もしくはロータリソレ
ノイド56をオンし(ステップ,)、フィルム先端送
り出し機構を一旦作用可能位置へセットする。
ここで、装填カートリッジのタイプ判定はスイッチ85か
らの信号に基いて行なっており(ステップ)、Mタイ
プカートリッジAが装填されている場合、ソレノイド48
のオンによりMタイプフィルム先端送り出し機構6のガ
イドローラ42がカートリッジAの窓a4部に入り込んでリ
ーダーfの外周面に接触し、一方、ANSIタイプフィ
ルムBが装填されている場合、ロータリソレノイド56の
オンによりANSIタイプフィルム先端送り出し機構7
の駆動ベルト49、ガイドベルト50がカートリッジBの長
孔b3およびフィルム送り出し口b4部に入り込んでフィル
ムF2の外周面に接触する。
カートリッジAやBのリールa1,b1には、リール駆動軸
43,44が矢符へのフィルム送り出し方向とは逆方向に回
転しながら圧接されているため、リールa1,b1もまた従
動回転しようとする。しかし、カートリッジAが装填さ
れている場合には、ガイドローラ42がフィルムF1の外周
面に接触してリールa1の回転を阻止するため、リール駆
動軸43の先端の駆動ピン43bが凹部a2の奥壁に対し圧接
円移動して一組の受動孔a3へ第8図の如く嵌合する。ま
た、カートリッジBが装填されている場合には、駆動ベ
ルト49とガイドベルト50がフィルムF2の外周面に接触し
てリールb1の回転を阻止するため、リール駆動軸44はリ
ールb1の角孔b2開口部に圧接回転して第9図の如く嵌合
する。
この際、受動孔a3が4箇所、また角孔b2が四角形である
ことから、駆動軸43,44を1/4回転させるだけで嵌合を
行なうことができ、必要以上の圧接回転を伴なわないた
めに圧接嵌合部の摩耗や相互削り取り、それに基因して
発生する微粉によりフィルムを傷めるといった不都合を
防止できる。
なお、本実施例において、リール駆動軸43,44は一旦リ
ールa1やb1に当接した後に回転を開始するため、その回
転速度に係りなく確実に嵌合されるが、リールa1やb1
のダメージ軽減のために低速回転されることが好しい。
前記した嵌合完了を、モータ17のオンと共にスタートさ
せた嵌合タイマの終了(ステップ,)によって確認
すると、ソレノイド48やロータリソレノイド56を一旦オ
フしてフィルム先端送り出し機構を非作用位置に復帰さ
せ(ステップ)、モータ17の回転速度を高速に切換え
てフィルムの巻き締めを行なう(ステップ)。
フィルムF1やF2の巻き締めは、次のフィルム送り出し駆
動に対するフィルムの先端応答性を高めるためのもの
で、モータ17の切換えと共にスタートされた巻締タイマ
が終了するまでの一定時間行なわれる(ステップ,
)。フィルム巻き締め後、モータ17はオフされ(ステ
ップ)、カートリッジのタイプに応じてソレノイド48
もしくはロータリソレノイド56がオンされて再びフィル
ム先端送り出し機構が作用位置へセットされる(ステッ
プ,,)。フィルム送り出し機構6や7が作用可
能位置に達したとき、モータ70が駆動されてガイドロー
ラ42や駆動ベルト49,ガイドベルト50が駆動される(ス
テップ)。なお、この際駆動軸4の回転はフリーとな
っている。
カートリッジAが装填されている場合、一旦巻き締めら
れたフィルムF1にガイドローラ42によってフィルム送り
出し回転を与える。この回転はフィルムF1の先端に効率
よく伝わると共に、フィルムF1の先端は腰の強い幅広リ
ーダーfであって、フィルム巻回外への外部進行性をも
ってフィルム送り出し口a5に向うから、送り出し口a5
無理なく確実に送り出される。この際他のフィルム先端
送り出し機構7は非作用位置に退避させられていて、前
記フィルムF1の先端送り出しに何ら影響しない。
カートリッジBが装填されている場合、一旦巻き締めら
れたフィルムF2にベルト49によってフィルム送り出し回
転を与える。この回転は、フィルムF2の先端に効率よく
伝わるものの、フィルムF2の先端に引き出し用リーダは
なく腰が弱いため、フィルムF1の場合よりもやや応答性
が悪い。しかし、フィルムF2の先端が位置するフィルム
巻回外周部に機構7の駆動ベルト49が接してフィルム送
り出し方向に回転するから、フィルムF2の先端は迅速か
つ確実にカートリッジB内をフィルム送り出し口b4へ向
わせられる。フィルムF2の先端は送り出し口b4へ達して
も、腰が弱くフィルム巻回外への外部進行性が低いため
に、フィルム巻回外周部から余り離れようとしないが、
フィルム送り出し口b4下部に臨むガイドベルト50により
送り出し口b4外へ蹴り出される。この際他のフィルム先
端送り出し機構6は非作用位置に退避させられていて、
前記フィルムF2先端の送り出しに何ら影響しない。
これらのロールフィルム送り出し動作が正常に行なわれ
たかを確認するために、モータ70のオンと共にジャムタ
イマIをスタートさせている(ステップ)。このジャ
ムタイマIは、ロールフィルムの先端がガイドローラ12
を通過する際に回転を開始するエンコーダ12aからの信
号に基いてリセットされるもので、所定時間を経過して
もガイドローラ12が回転しない時にジャムとして判断し
ジャム処理を行なう(ステップ,)。
ジャムタイマIの終了前にエンコーダ12aの回転開始を
検出したならば(ステップ)、フィルムF1やF2の先端
を摩擦力を利用して巻取リール3へ巻き付けるべく、モ
ータ38をフィルム送り出し速度よりも速い速度で回転駆
動する(ステップ)。
カートリッジAやBから送り出されたフィルムF1やF2
先端は、ガイド板8上に乗り、フィルム送り出し駆動の
継続でガイドローラ12を含む搬送径路14を通じ、既に回
転を開始している巻取リール3に達する。この際、ガイ
ドローラ対11は先端にリーダーを待たず進行性の悪いフ
ィルムF2に対して挾持搬送するよう圧接され、フィルム
F2の巻取リール3への送り付けを確実に達成させる。ま
た、先端にリーダーfを持った進行性の良いフィルムF1
に対してローラ対11は離隔され、リーダーfはラフに案
内されるだけで搬送径路14をスムーズに進んで巻取リー
ル3に達し、ローラ対11の挾持によってかえって疲労し
腰を弱くしたりしないようにされる。
ここで、フィルム先端の巻取リール3への巻き付け終了
検出について詳しく述べる。
モータ38により巻取方向へ回転駆動されている巻取リー
ル3は、到着するフィルムF1やF2をその先端から摩擦力
を利用して巻き付けるため、フィルムの巻取リール3へ
の巻き付きが確実になるに従ってモータ38の回転速度は
遅くなり、第12図に示す差動増幅器102からの出力は低
下する。
一方、ガイドローラ12は、フィルムの移動に伴って回転
するため、フィルムが巻取リール3へ巻き付くに従って
エンコーダ12aの回転速度は速くなり、F/V変換器104か
らの出力は上昇する。
そして、フィルムの巻取リール3への巻き付きが確実に
なされ、巻取リール3の回転速度とフィルムの搬送速度
とが一致し、差動増幅器102からの出力とF/V変換器104
からの出力が一致した時点でコンパレータ103から巻き
付け終了を示す信号が出力される。
これらのフィルム先端巻き付け動作が正常に行なわれた
かを確認するために、モータ38のオンと共にジャムタイ
マIIをスタートさせている(ステップ)。このジャム
タイマIIは、前記したコンパレータ103からの信号に基
いてリセットされるもので、所定時間を経過してもフィ
ルム搬送速度と巻取リール3の回転速度とが一致しない
時にジャムとして判断しジャム処理を行なう(ステップ
,)。
ジャムタイマIIの終了前にコンパレータ103からの信号
を検出したならば(ステップ)、次の検索動作へ移行
させるべくソレノイド48やロータリソレノイド56及びモ
ータ70をオフしてフィルム先端送り出し機構6,7を非
作用位置へ復帰、停止させると共にモータ38をオフして
ローディング動作を終了する。
次いで、モータ17およびモータ38の選択的駆動により、
ローディング後のフィルムF1やF2を巻き取りまたは巻き
戻ししながら所定駒が投影位置にくるようにし、所定駒
の閲読やプリントを行なう。なお、この検索動作は従来
のものと同様のため、その説明は省略する。
続いて、第13図(C)を参照しながら巻き戻し動作(以
下、リワインドと記す)について説明する。
巻き戻し信号が図示しない操作部から入力されると(ス
テップ)、モータ17をオンして巻き戻し方向へリール
駆動軸4を高速回転させ、カートリッジAやBのリール
a1,b1へフィルムF1,F2を巻き戻す(ステップ)。
フィルムF1やF2が巻き戻されてその先端がガイドローラ
12から外れたことをエンコーダ12aの停止により確認す
ると(ステップ)、モータ17をオフして巻き戻し回転
を終了すると共にソレノイド31をオンしてリール駆動軸
43,44を第1図に示すリール非駆動位置へ引き戻す(ス
テップ,)。リール駆動軸4を支持する揺動フレー
ム25の下段支持片25aが第6図に示すようにストッパ35
に係合したことを、ソレノイド31のオンと共にスタート
された遅延タイマの終了によって確認したならば(ステ
ップ,)、ソレノイド48をオンしてMタイプロール
フィルム先端送り出し機構6を作用位置へ一時的に移動
させる(ステップ)。
カートリッジAが装填されている場合、送り出し機構6
の移動によりガイドローラ42が窓a4を通ってフィルムF1
のリーダーfに当接する。この状態において、リール駆
動軸4との嵌合が既に解除されているため、ガイドロー
ラ42を介したソレノイド48からの付勢力によりカートリ
ッジAは装填部2から押し出され突出した状態となる。
また、カートリッジBが装填されている場合、送り出し
機構6の移動によりガイドローラ42がフィルム送り出し
口b4の上方側面に当接し、カートリッジAの場合と同様
にガイドローラ42を介したソレノイド48からの付勢力に
よりカートリッジBは装填部2から押し出され突出した
状態となる。
このように、フィルム巻戻しと同時にカートリッジAや
Bを飛び出させる構成であるため、リワインド終了の確
認が容易であるばかりでなく、次のカートリッジとの交
換も迅速に行なうことができる。
本実施例においては、リール駆動軸4の嵌合タイミング
とソレノイド48,56のオン タイミングとの遅延を遅延
タイマを用いて行なっているが、これに限ることなくダ
ンパ等を用いることにより機械的に行なってもよい。
また、リール駆動軸4の回転開始タイミングについて
も、リール駆動軸4の位置決め後に限ることなく、それ
以前の駆動軸4の移動開始と共にオンしてもよい。この
場合には、圧接時におけるリール駆動軸の空回りを避け
るために低速回転が好しい。
さらに、カートリッジを押し出す機構についても、Mタ
イプロールフィルム先端送り出し機構6を作動させるの
ではなく、別設したレバーとソレノイドを作動させるよ
うにしてもよい。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によればロールフ
ィルムの巻戻しが終了した際にカートリッジが突び出す
ため、巻戻し動作が終了し、カートリッジ交換状態にあ
ることを容易に確認することができると共に、交換時に
もカートリッジを取り外しやすく操作性を向上させるこ
とができる。
さらに、押し出し手段としてMタイプフィルム先端送り
出し機構を兼用しているため、コストアップを生じるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すロールフィルムキャ
リアの全体斜面図、第2図はフィルム先端送り出し機構
の拡大斜面図、第3図はリール駆動軸の縦断面図、第4
図はリール駆動軸の平面図、第5図はフィルム先端送り
出し機構の駆動系を示す斜視図、第6図はリール駆動軸
の進退動作関連手段の斜面図、第7図は各タイプフィル
ムカートリッジとカートリッジタイプ検出スイッチとの
関係を示す一部斜面図、第8図はMタイプフィルムカー
トリッジ装填時のリール駆動軸連結状態を示す断面図、
第9図はANSIタイプフィルムカートリッジ装填時の
リール駆動軸連結状態を示す断面図、第10図はMタイプ
フィルムカートリッジのリール取出し状態を示す斜面
図、第11図はANSIタイプフィルムカートリッジのリ
ール取出し状態を示す斜面図、第12図は本実施例におけ
る制御回路を示す概略図、第13図(a),(b),(c)はその
動作を説明するフローチヤートである。 2…フィルムカートリッジ装填部、4…リール駆動軸、
6…Mタイプフィルム先端送り出し機構(押し出し手
段)、12…ガイドローラ、12a…エンコーダ、17…モー
タ、48…ソレノイド、A…Mタイプカートリッジ、B…
ANSIタイプカートリッジ、a1,b1…リール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム装填部に装填されたフィルムカー
    トリッジの収容リールを回動させ、前記収容リールに巻
    回されたロールフィルムの搬送,巻戻しを行うロールフ
    ィルム搬送装置において、 ロールフィルムの収容リールへの巻戻し終了を検出する
    手段と、 該検出手段からの信号に基づいてフィルム装填部からフ
    ィルムカートリッジを押し出す手段と、 を備えたことを特徴とするロールフィルム搬送装置。
JP17816785A 1985-08-12 1985-08-12 ロ−ルフイルム搬送装置 Expired - Fee Related JPH0664291B2 (ja)

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