JPH0664304U - 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 - Google Patents
自動車用前照灯における光軸調整確認装置Info
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- JPH0664304U JPH0664304U JP589893U JP589893U JPH0664304U JP H0664304 U JPH0664304 U JP H0664304U JP 589893 U JP589893 U JP 589893U JP 589893 U JP589893 U JP 589893U JP H0664304 U JPH0664304 U JP H0664304U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライドマーカ6をケース5に確実にロック
することを目的とする。 【構成】 ケース5の外周面と筒状のスライドマーカ6
の内周面との相互に密着する部分91に、相互に係合す
る係合部52と61とを、それぞれ設ける。この結果、
密着部分91においてスライドマーカ6がケース5に押
圧されて保持されると共に、その密着部分91において
スライドマーカ6の内周面の係合部61とケース5の外
周面の係合部52とが相互に係合する。この結果、スラ
イドマーカ6は、押圧力と、係合部52と61との機械
的結合とにより、ケース5に確実にロックされる。
することを目的とする。 【構成】 ケース5の外周面と筒状のスライドマーカ6
の内周面との相互に密着する部分91に、相互に係合す
る係合部52と61とを、それぞれ設ける。この結果、
密着部分91においてスライドマーカ6がケース5に押
圧されて保持されると共に、その密着部分91において
スライドマーカ6の内周面の係合部61とケース5の外
周面の係合部52とが相互に係合する。この結果、スラ
イドマーカ6は、押圧力と、係合部52と61との機械
的結合とにより、ケース5に確実にロックされる。
Description
【0001】
本考案は、自動車用前照灯における光軸調整確認装置に係り、特に筒状のスラ イドマーカをケースに確実にロックすることができる光軸調整確認装置に関する ものである。
【0002】
自動車用前照灯は、照射光の光軸が上向き過ぎであると対向車に眩惑を与える ので危険である。逆に、照射光の光軸が下向き過ぎであると走行方向前方の路上 が旨く照明されないので運転し難く危険である。さらに、照射光の光軸が左右に 大きくずれると前方が適正に照明されないので危険である。このために、上述の 光軸を適正に調整する必要がある。そこで、自動車用前照灯においては、車体に 装着した状態で、その光軸を若干上下方向に及び左右方向に調節する装置が設け られている。 かかる自動車用前照灯としては、例えば実開昭57−70602号公報に記載 のものがある。この自動車用前照灯は、取付体に被調整体を、ピボット軸受機構 により回動可能に取り付け、その被調整体に光源バルブを装備し、前記被調整体 及び前記取付体に上下方向用の光軸調整機構と左右方向用の光軸調整機構とをそ れぞれ装備する。かかる光軸調整機構としては、取付体に回転可能にかつ軸方向 に移動不可能に取り付けたアジャストスクリュウ等からなる。かくして、上下方 向用の光軸調整機構又は左右方向用の光軸調整機構のアジャストスクリュウを操 作して、前記被調整体を前記取付体に対して上下方向又は左右方向に回動させて 上下方向の光軸調整又は左右方向の光軸調整を行なうものである。 なお、上述の自動車用前照灯においては、リフレクタ可動タイプのものと、ラ ンプユニット可動タイプのものとがある。リフレクタ可動タイプのものは、取付 体としてのランプハウジングに被調整体としてのリフレクタを回動可能に取り付 けたものである。また、ランプユニット可動タイプのものは、取付体としての車 体に被調整体としてのランプユニットを回動可能に取り付けたものである。 そして、上述の光軸の方向は厳密な調整を必要とし、専門設備と専門技術者に よらねば容易に調整できない。そこで、自動車製造工場から出荷される前及び専 門整備工場で整備される際は、専門技術者が専用の調整設備によって光軸方向の 初期調整が行なわれる。ところが、光軸方向の初期調整済みの自動車において、 何等かの原因で光軸調整が狂ってしまった場合には、再調整が必要になる。 この場合の再調整は、光軸調整確認装置で光軸の調整量を確認しながら行なわ れる。
【0003】 この種の自動車用前照灯における光軸調整確認装置としては、種々のものがあ り、本出願人も先に出願している(実願平2−117173号)。 この光軸調整確認装置は、取付体に取り付けた透明のケースと、一端部に目盛 を付し、その一端部を前記ケース内にスライド可能に挿入し、かつ他端部を被調 整体に装着したロッド部材と、前記ケースにスライド可能に外嵌し、前記被調整 体の回動に伴って移動する前記ロッド部材の移動量を調整量として読み取る弾性 部材からなる筒状のスライドマーカと、を備える。前記ケースの外周面と前記筒 状のスライドマーカの内周面とには、相互に離間する部分と、相互に密着する部 分と、を有する。 アジャストスクリュウを回転させて被調整体を取付体に対して上下方向又は左 右方向に回動させて被調整体の光軸の初期調整を行なう。その初期調整が完了し たところで、筒状のスライドマーカのケースとの離間部分を指等で押圧して、前 記筒状のスライドマーカと前記ケースとの密着部分を隔離する。その状態で筒状 のスライドマーカをケースに対してスライドして、そのスライドマーカのマーカ と前記ロッド部材の「0」目盛とを初期設定で合わせる、所謂原点合わせの調整 を行なう。 かくして、アジャストスクリュウを回転させて被調整体を取付体に対して上下 方向又は左右方向に回動させて光軸の上下方向又は左右方向を調整すると、被調 整体の回動に伴ってロッド部材が軸方向に移動し、このロッド部材の移動量をそ のロッド部材の目盛と筒状のスライドマーカのマーカとにより、光軸調整量とし て読み取る。この結果、光軸調整量を確認しながら、被調整体の光軸の再調整を 、簡単にかつ正確に行なうことができる。
【0004】
ところが、上述の光軸調整確認装置は、筒状のスライドマーカの内周面とケー スの外周面との密着部分において、弾性部材からなる筒状のスライドマーカの弾 性作用により、そのスライドマーカがケースに押圧されて保持されている。この ために、スライドマーカがケースに対して自動車の振動等によりずれる虞がある 等の問題がある。
【0005】 本考案の目的は、スライドマーカとケースとを確実にロックすることができる 自動車用前照灯における光軸調整確認装置を提供することにある。
【0006】
本考案は、上記の問題を解決するために、ケースの外周面と筒状のスライドマ ーカの内周面との相互に密着する部分に、相互に係合する係合手段を、設けたこ とを特徴とする。
【0007】
本考案は、上記の構成により、密着部分においてスライドマーカがケースに押 圧されて保持されると共に、その密着部分においてスライドマーカの内周面の係 合手段とケースの外周面の係合手段とが相互に係合する。この結果、スライドマ ーカは、押圧力と、係合手段の機械的結合とにより、ケースに確実にロックされ る。
【0008】
以下、本考案に係る自動車用前照灯における光軸調整確認装置の一実施例を添 付図面を参照して説明する。この例はリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯に ついて説明する。 図において、1は自動車用前照灯の取付体としての灯具本体である。この灯具 本体1は、ハウジング10と、そのハウジング10の前面開口部に接着固定した レンズ11と、前記ハウジング10に設けた球凹面形状の軸受部12と、前記ハ ウジング10およびレンズ11により画成された灯室13と、後述する光軸調整 機構3と隣接する箇所に設けた光軸調整確認装置取付部14及び透孔15および Oリング16とを備える。
【0009】 図において、2は自動車用前照灯の被調整体としてのリフレクタである。この リフレクタ2は、前面に例えば回転放物面の反射面20を有し、かつこのリフレ クタ2の背面側に球軸21を植設し、さらに前記リフレクタ2の反射面20の裏 面側の光軸調整機構3と隣接する箇所に光軸調整確認装置取付部22及び透孔2 3を設けると共に、そのリフレクタ2の反射面20に光採り用の透孔24を設け る。かかるリフレクタ2の球軸21を前記ハウジング10の軸受部12に回動可 能に嵌合することにより、リフレクタ2がハウジング10に回動可能に取り付け られると共に、このリフレクタ2は前記灯具本体1の灯室13内に配設される。 なお、前記リフレクタ2の前面側には光源バルブ(図示せず)が配設されてい る。
【0010】 図において、3は光軸調整機構である。この光軸調整機構3は、前記リフレク タ2に回転不可能にかつ後述するアジャストスクリュウ31の軸方向に移動不可 能に取り付けたスクリュウマウンティング30と、前記ハウジング10に回転可 能にかつ軸方向に移動不可能に装着したアジャストスクリュウ31とからなる。 かかるアジャストスクリュウ31を回転させることにより、スクリュウマウンテ ィング30を介して、リフレクタ2が上下方向または左右方向に回動して、その 結果光軸調整が行なわれる。
【0011】 図において、5は透明部材からなるケースである。このケース5は、一端が開 口しかつ他端が閉塞した円筒形形状をなし、外形が断面円形をなし、このケース 5の内部に断面円形のスライド孔50を設け、かつこのケース5の一端の開口端 の縁に鍔部51を一体に設ける。このケース5の外周面のほぼ中間部分に係合手 段としてのV字溝若しくはV字凸部の係合部52を環状に多数設ける。このケー ス5の鍔部51を前記ハウジング10の取付部14にスクリュウ17により取り 付ける。
【0012】 6はスライドマーカである。このスライドマーカ6は、透明部材でかつ弾性部 材からなり、このスライドマーカ6の外周面の中央に溝状のマーカライン60を 周方向に設ける。このスライドマーカ6は、断面が楕円形状をなし、このスライ ドマーカ6の内周面に、前記ケース5の係合部52に相互に係合する係合手段と してのV字溝若しくはV字凸部の係合部61を環状に多数設ける。このスライド マーカ6の内径が断面楕円形をなし、短径が前記ケース5の外径より若干小さく 、かつ長径が前記ケース5の外径より若干大きい。このスライドマーカ6を前記 ケース5にスライド可能に外嵌する。すると、図3及び図5に示すように、前記 ケース5の外周面と前記スライドマーカ6の内周面とには、スライドマーカ6の 長径部分における相互に離間する部分90と、スライドマーカ6の短径部分おけ る相互に密着してかつ係合部52と61とが相互に係合する部分91と、を有す ることとなる。
【0013】 7はロッド部材である。このロッド部材7は、例えば光ファイバ若しくはナイ ロン等の合成樹脂からなり、棒形状をなす。このロッド部材7の一端部の外周面 に目盛70を周方向にかつ等間隔に付す。この光ファイバのロッド部材7は、軸 方向の長さ変化がなく、かつ径方向に柔軟なものを使用する。 8は前記ロッド部材7の他端部に一体に設けたクリップである。このクリップ 8は、その外周面に挟持固定用の鍔部81および82を設ける。 前記ロッド部材7の一端部を固定ケース5のスライド孔50中にスライド可能 に挿入する。一方、前記ロッド部材7の他端部のクリップ8をその鍔部81およ び82を介してリフレクタ2の凹部22および透孔23に固定する。この結果、 ロッド部材7の他端がクリップ8を介してリフレクタ2に固定されることとなり 、かつそのロッド部材7の他端がリフレクタ2の反射面20の光採り用の透孔2 4に位置することとなる。
【0014】 かくして、本考案の光軸調整確認装置を装備した前照灯の車体への組み付けが 完了し、かつアジャストスクリュウを回転させてリフレクタ2を灯具本体1に対 して上下方向又は左右方向に回動させてリフレクタ2の光軸の初期調整を行なう 。その初期調整が完了したところで、図5に示すように、スライドマーカ6の長 径部分、すなわちスライドマーカ6とケース5との離間部分90のスライドマー カ6を、指等で矢印方向に押し潰す。すると、図6に示すように、スライドマー カ6が弾性変形し、そのスライドマーカ6の短径部分、すなわちスライドマーカ 6の係合部61とケース5の係合部52との密着係合部分91が離間する。この ままの状態で、スライドマーカ6を固定ケース5に対して軸方向に移動させ、こ のスライドマーカ6のマーカ60とロッド部材7の基準目盛、例えば0目盛(原 点)とを合わせて、本考案の光軸調整確認装置の初期設定を行なう。この光軸調 整確認装置の初期設定が完了したところで、スライドマーカ6から指等を放す。 すると、そのスライドマーカ6の弾性復帰作用により、スライドマーカ6が元の 状態に戻り、スライドマーカ6の短径部分、すなわちスライドマーカ6の係合部 61とケース5の係合部52とがそう号に密着係合して、スライドマーカ6がケ ース5に確実のロックされる。
【0015】 この実施例における本考案の光軸調整確認装置は、以上の如き構成からなり、 光軸調整機構3のアジャストスクリュウ31を回転操作してリフレクタ2をハウ ジング10に対して回動させて光軸調整を行なう。すると、リフレクタ2の回動 に伴ってロッド部材7がクリップ8を介して移動し、このロッド部材7の移動量 をスライドマーカ6のマーカ60とロッド部材7の目盛70とにより、光軸調整 量として読み取る。例えば、ロッド部材7の1目盛70を1.5mmとし、この ときのリフレクタ2の回動角を0.38°とする。
【0016】 特に、この実施例における本考案の光軸調整確認装置は、ケース5の外周面と 筒状のスライドマーカ6の内周面との相互に密着する部分91に、相互に係合す る係合部52と61とを、それぞれ設けたものである。このために、密着部分9 1においてスライドマーカ6がケース5に押圧されて保持されると共に、その密 着部分91においてスライドマーカ6の内周面の係合部61とケース5の外周面 の係合部52とが相互に係合する。この結果、スライドマーカ6は、押圧力と、 係合部52と61との機械的結合とにより、ケース5に確実にロックされる。従 って、スライドマーカ6がケース5に対して自動車の振動等によりずれる虞がな い。
【0017】 なお、前記ロッド部材7をリフレクタ2に装着する手段として、上述のクリッ プの他に、磁石、又はばねを利用して当接させるなどがある。 また、上述の例において、取付体としては灯具本体1で、また被調整体として はリフレクタ2であるリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯について説明した が、取付体としては車体で、また被調整体としては灯具本体であるランプユニッ ト可動タイプの自動車用前照灯であっても良い。
【0018】
以上から明らかなように、本考案の自動車用前照灯における光軸調整確認装置 は、筒状のスライドマーカをケースに確実にロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用前照灯における光軸調整
確認装置の一実施例を示し、本考案の光軸調整確認装置
を装備した自動車用前照灯の断面である。
確認装置の一実施例を示し、本考案の光軸調整確認装置
を装備した自動車用前照灯の断面である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】ケース及びロッド部材及びスライドマーカの斜
視図である。
視図である。
【図5】スライドマーカの係合部とケースの係合部とが
係合してスライドマーカがケースにロックされている状
態を示した断面図である。
係合してスライドマーカがケースにロックされている状
態を示した断面図である。
【図6】スライドマーカの係合部とケースの係合部との
係合状態が解除された状態を示した断面図である。
係合状態が解除された状態を示した断面図である。
1…灯具本体、10…ハウジング(取付体)、2…リフ
レクタ(被調整体)、3…光軸調整機構、5…ケース、
52…係合部(係合手段)、6…スライドマーカ、61
…係合部(係合手段)、7…ロッド部材、8…クリッ
プ、90…離間部分、91…密着係合部分。
レクタ(被調整体)、3…光軸調整機構、5…ケース、
52…係合部(係合手段)、6…スライドマーカ、61
…係合部(係合手段)、7…ロッド部材、8…クリッ
プ、90…離間部分、91…密着係合部分。
Claims (1)
- 【請求項1】 取付体と、その取付体に回動可能に取り
付けた被調整体と、この被調整体および前記取付体に装
着した光軸調整機構とを備え、前記光軸調整機構を操作
することにより、前記被調整体が前記取付体に対して回
動して、光軸調整が行なわれる自動車用前照灯におい
て、 前記取付体に取り付けたケースと、一端部を前記ケース
内にスライド可能に挿入し、かつ他端部を前記被調整体
に装着したロッド部材と、前記ケースにスライド可能に
外嵌し、前記被調整体の回動に伴って移動する前記ロッ
ド部材の移動量を調整量として読み取る筒状のスライド
マーカと、を備えた光軸調整確認装置であって、 前記ケースの外周面と前記筒状のスライドマーカの内周
面とには、相互に離間する部分と、相互に密着する部分
と、その相互に密着する部分において相互に係合する係
合手段と、を有することを特徴とする自動車用前照灯に
おける光軸調整確認装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP589893U JPH0664304U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP589893U JPH0664304U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664304U true JPH0664304U (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=11623717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP589893U Pending JPH0664304U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664304U (ja) |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP589893U patent/JPH0664304U/ja active Pending
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