JPH0664666U - 浮き具 - Google Patents
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- JPH0664666U JPH0664666U JP1171993U JP1171993U JPH0664666U JP H0664666 U JPH0664666 U JP H0664666U JP 1171993 U JP1171993 U JP 1171993U JP 1171993 U JP1171993 U JP 1171993U JP H0664666 U JPH0664666 U JP H0664666U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作り易く、しかも取扱い易い浮き具であっ
て、この浮き具が経時的ないしは衝撃などに伴って浮き
具としての機能を損われることのない浮き具の提供 【構成】 向き合った第1の外側プラスチックフォーム
材1と第2の外側プラスチックフォーム材2との内側に
設けられている一層以上の中間層を構成する中間プラス
チックフォーム材3とが溶着一体とされており、プラス
チックフォーム材が、独立気泡性発泡プラスチック又は
独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチックのいずれか
一方又は両方とされており、中間層を構成する中間プラ
スチックフォーム材3の少なくとも1以上が、所定間隔
を隔てゝ並設される2以上の中間プラスチック材構成片
で構成されており、中間プラスチックフォーム材構成片
間と、この中間プラスチック材構成片を挟むプラスチッ
クフォーム材との間に構成されている通し穴4に、装着
手段などの装着手段が挿通されている浮き具。
て、この浮き具が経時的ないしは衝撃などに伴って浮き
具としての機能を損われることのない浮き具の提供 【構成】 向き合った第1の外側プラスチックフォーム
材1と第2の外側プラスチックフォーム材2との内側に
設けられている一層以上の中間層を構成する中間プラス
チックフォーム材3とが溶着一体とされており、プラス
チックフォーム材が、独立気泡性発泡プラスチック又は
独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチックのいずれか
一方又は両方とされており、中間層を構成する中間プラ
スチックフォーム材3の少なくとも1以上が、所定間隔
を隔てゝ並設される2以上の中間プラスチック材構成片
で構成されており、中間プラスチックフォーム材構成片
間と、この中間プラスチック材構成片を挟むプラスチッ
クフォーム材との間に構成されている通し穴4に、装着
手段などの装着手段が挿通されている浮き具。
Description
【0001】
この考案は、プラスチックフォーム材を用いた浮き具の提供、特に水泳教習手 段としての浮き具、遊泳補助手段としての浮き具、各種救命手段としての浮き具 などとして用いられるプラスチックフォーム材からなる浮き具の改良、特に、紐 、バンド等の装着手段を確実、且つ容易に挿通装備し得る浮き具の提供に関する 。
【0002】
遊泳の補助手段あるいは水泳教習に際しての補助手段、さらには各種の救命手 段などに用いられる浮き具は、浮き具の嵩張りに対して効果的な浮き機能が当該 浮き具にもたらされる必要があることから、気密性をもたらせたチューブあるい はマット状の袋体にエアーを封入して用いることが多かった。
【0003】 かゝる浮き具の利点は、この浮き具を浮き具として用いない場合、例えば浮き 具携行や、収納保管などに際して、該浮き具からエアーを抜き去って縮め、ある いは折り畳むことでコンパクトな状態とし、このコンパクトな状態において当該 浮き具を携帯し、あるいは保管装備し得る点にある。
【0004】 しかしながら、反面、かゝる浮き具においては、その使用に際して逐一当該浮 き具にエアーを充填する必要があり、このエアーの充填に多くの時間と労力を要 すると共に、エアー充填のための構造を当該浮き具に設け、又、エアー充填のた めの装備を別途求められる場合があり、携行、保管ないしは装備に都合の良い反 面、浮き具として効果的な使用状態とするために多くの時間と、労力と、場合に よっては相応の構造の組付け、ないしは機器類の装備を必要としていた。
【0005】 又、かゝる浮き具は、収納ないしは保管状態と、使用状態との間に、当該浮き 具に対するエアーの充填作業が介在されることから、緊急時、例えば船舶の転覆 時などのように即時に浮き具として機能させる場合などにおいて不向きであった 。
【0006】 又、かゝる浮き具は、この浮き具をゴムなどのように伸縮性に富み、しかも気 密性をもった袋体の構成に適する素材により形成することから、製作コストが割 高となり、しかも素材の経時的な老化などに伴った袋体の疲労に伴うエアー漏れ を生じ易い不都合を有すると共に、尖った部分などに衝突した際に当該浮き具を 構成する袋体に穴があき、浮き具として機能しなくなるなどの不都合を有してい た。
【0007】 かゝる点から、各種のプラスチックフォーム材、特に独立気泡性発泡プラスチ ック材、あるいは独立気泡を含んでいる連続気泡性発泡プラスチック材を用いた 浮き具の開発をなしてきた。
【0008】 この種のプラスチックフォーム材、特に、独立気泡性発泡プラスチック材ある いは、この独立気泡を含んでいる連続気泡性発泡プラスチック材を用いた浮き具 は、携帯、収納ないしは装備などに際して所定の嵩張を有する反面、常に所定の 浮く力を構成する浮き具にもたらす特徴を有し、経時的に当該の浮く力が損われ ることがなく、特に、従来浮き具におけるようなエアー漏れに伴った当該浮き具 の浮力の減少などの不都合を生ずることがない。
【0009】 この結果、遊泳の補助手段、水平教習の補助手段などとしては勿論のこと、船 などに常設される救難手段、さらにはライフジャケットなどの浮き具として、前 記のプラスチックフォーム材を用いた浮き具の使用をなすことが有意義であり、 特に浮き具として用い得る状態に常設される必要のある、例えば、遊泳の補助手 段、水泳教習の補助手段、船常設の救難手段、乗船時のライフジャケットなどの 浮き具として、叙上のプラスチックフォーム材からなる浮き具の提供が試みられ ていた。
【0010】
しかしながら、この種のプラスチックフォーム材は、これを浮き具として構成 する際に、この浮き具を身体などに装着するために必要とされる帯、紐などを、 当該プラスチックフォーム材に取付け難く、例えば、帯、紐などに用いて浮き具 の形状としたプラスチックフォーム材を結束したり、また、浮き具の形状に構成 したプラスチックフォーム材に、当該帯、紐などを適宜の刺挿具を用いて刺し通 したりすることによって、浮き具を構成するプラスチックフォーム材に対し、当 該浮き具の装着手段としての帯、紐などを装備させることが試みられた。
【0011】 しかしながら、例えば、前記の帯、紐などを用いて浮き具の形状に整えたプラ スチックフォーム材を結わいて、この結わいた帯、紐を用いて当該浮き具を身体 などに装着する場合、この帯、紐によるプラスチックフォーム材の結わえつけが 不確かになり易く、浮き具としての使用中に当該プラスチックフォーム材が、こ れを結わいている帯、紐から抜け出すなどの虞れがあり、この浮き具として用い るのに難があった。 又、かゝる方法で構成される浮き具においては、プラスチックフォーム材に結 わえつけた帯、紐を用いて当該浮き具を身体に装着していることから、浮き具と してのプラスチックフォーム材が身体に密着して取付けることができず、浮き具 装着時におけるフィット間に難があった。
【0012】 次いで、プラスチックフォーム材に刺挿具などを用いて穴を透設し、この穴に 帯、紐などを挿通することが試みられた。 しかしながら、浮き具を構成するプラスチックフォーム材に刺挿具を挿し通し ても、この刺挿具の引き抜きに伴って刺挿穴跡が塞がれることゝなり、帯、紐を 容易、且つ確実に挿通できる穴を透設することが難しく、又、仮に、帯、紐を容 易、且つ確実に挿通できる穴を設けた場合においても、形成される穴の形状が不 揃いとなり、しかも穴径が場所によって異なるなどの不都合があった。
【0013】 かゝる点から、適宜の刺挿具と共に、紐、帯などをプラスチックフォーム材に 挿し通して浮き具を構成することが試みられた。 しかしながら、かゝる方法でプラスチックフォーム材に取付けられる紐、帯な どは、この刺挿の挿し抜く位置が特定し難く、このためプラスチックフォーム材 に偏って紐、帯などが取付けられる不都合があると共に、薄いプラスチックフォ ーム材における材の長さ方向に亘るように紐、帯などを挿し通すことが難しく、 紐、帯の取付け対象であるプラスチックフォーム材の形状、大きさなどに一定の 制約があった。 又、かゝる方法においては、挿し通してあった紐、帯などが抜けた際に、この 帯、紐などを同一の挿し通し部分に沿って挿し通すことが困難であり、別途刺挿 具を用いて再挿対象の紐、帯などを該プラスチックフォーム材に挿し通す必要が あり、この結果、プラスチックフォーム材に複数の刺挿傷を生ずることゝなり、 該プラスチックフォーム材から、浮き具として使用するに充分な強度が失われる 不都合があった。
【0014】 かゝる点から、プラスチックフォーム材に前もって紐あるいは帯の挿通に用い られる穴を設けるように、該プラスチックフォーム材を型内で発泡させて浮き具 を構成することも考えられるが、かゝる型成形においては金型などの型コストが 高く、しかも成形コストも割高となる不都合と共に、成形される浮き具の形状、 寸法も規格化されるため各種のニーズに対応した浮き具の提供が難しく、又、成 形段階で発泡されていることから、製品仕上りにばらつきが多く、高い製品コス トの割に低品質の浮き具となる不都合があった。
【0015】 本考案に係る浮き具は、叙上における従来の浮き具における不都合に鑑み、即 浮き具として使用できると共に、長期に亘り浮き具としての機能を損うことのな い多種、多様の浮き具を、作り易く、しかも規格通りに作り得る構造の浮き具と し、当該浮き具の低廉な提供を目的としている。
【0016】
本考案に係る浮き具は、叙上の目的を達成するものとして請求項1の考案に係 る浮き具を、向き合った第1の外側プラスチックフォーム材1と第2の外側プラ スチックフォーム材2と、この第1及び第2の外側プラスチックフォーム材1、 2の内側に設けられている一層以上の中間層を構成する中間プラスチックフォー ム材3とが溶着一体とされており、 前記プラスチックフォーム材が、独立気泡性発泡プラスチック又は独立気泡を 含む連続気泡性発泡プラスチックのいずれか一方又は両方とされており、 且つ、前記中間層を構成する中間プラスチックフォーム材3の少なくとも1以 上が、所定間隔を隔てゝ並設される2以上の中間プラスチック材構成片3a、3 aで構成されており、 この中間プラスチックフォーム材構成片3a、3a間と、この中間プラスチッ ク材構成片3aを挟むプラスチックフォーム材との間に構成される通し穴4に、 帯状装着手段、紐状装着手段などの装着手段が挿通された構成としている。
【0017】 更に、請求項2の考案に係る浮き具では、通し穴4が帯状装着手段5の挿通さ れる偏平な長方形状の断面に構成してある。
【0018】 次いで、請求項3の考案に係る浮き具では、通し穴4が紐状装着手段6の挿通 されるに適した四角形状の断面に構成してある。
【0019】 更に、請求項4の考案に係る浮き具では、浮き具に2以上の通し穴4、4…を 構成してあり、この通し穴4、4…が平行状態又は交差する向きに設けられた浮 き具としてある。
【0020】
構成される浮き具が、複数のプラスチックフォーム材の溶着されたものとして あり、この溶着されている複数のプラスチックフォーム材間に通し穴4が設けら れている構成とされていることから、この通し穴4が、浮き具を構成するプラス チックフォーム材相互間の隙間として構成できることゝなり、通し穴4を浮き具 に穿ち設ける必要がない。
【0021】 構成される浮き具は、独立気泡性発泡プラスチック又は独立気泡を含む連続気 泡性発泡プラスチックのいずれか一方又は両方からなっている構成としてあるこ とから、装着者に対して水中で強い浮く力をもたらすと共に、この浮く力が経時 的に損われていることがなく、又衝撃などによって損われることがない。
【0022】
以下、本考案に係る典型的な浮き具の実施例について説明する。 図1〜図3は、身体に捲きつけるようにして用いる浮き具の典型的な第1実施 例であって、浮体A’、A’…の複数個を帯状装着手段5によって連結した浮き 具Aとしてあり、例えば、初心者に泳ぎを教える際のヘルパーなどとして用いる 浮き具Aを示しており、図2では当該浮き具Aを構成する各浮体A’の一部を構 成部品に分離して示しており、図3では、浮体A’を断面で示している。 図4及び図5は、典型的な第2実施例としての浮き具Aを示すものであり、浮 体A’に複数の紐状装着手段6、6を、該紐状装着手段6、6が平行となるよう に設けて構成された浮き具Aを示すものであり、図5は、この紐状装着手段6の 挿通位置で、該紐状装着手段6以外の部分を断面で示している。 図6及び図7は、典型的な第3実施例としての浮き具Aを示すものであり、浮 体A’に帯状装着手段5と、紐状装着手段6とが略直交するように設けられた浮 き具Aを示しており、図7は、この帯状装着手段5と、紐状装着手段6との挿通 部分における浮体A’を断面の状態で示している。
【0023】 先ず、図1〜図3に示される第1実施例に係る浮き具Aについて説明する。 この浮き具Aは、浮体A’、A’、A’に帯状装着手段5としてのベルトが抜 き差し自在に挿通されていると共に、この帯状装着手段5の夫々端部側に留め具 7を構成する一対の、即ち留止め具7aと雌留め具7bとが取付けられており、 この雄留め具7aを雌留め具7bに挿し込み係止することで、当該帯状装着手段 5による浮体A’の身体に対する装着をなす。
【0024】 ところで、この留め具7は、互に近づく側に撓ませられる一対の弾性係止片7 a’、7a’を有する雄留め具7aを、雌留め具7bの筒内に挿入し、この筒の 側方に開口されている窓7b’、7b’から該弾性係止片7a’、7a’の先端 係止部分が突き出すようにすることで雄留め具7aと雌留め具7bとが係止され るようにしてあり、また、この先端係止部分を雌留め具7bの筒内に押し入れる ことによって前記係止が解放され、雌雄留め具を引き離し状態とすることができ る構成としてある。 又、雄留め具7aは、ベルトなどの帯状装着手段5に対し、この帯状装着手段 5が長さ調節可能となるように環状装着部7a”を有している。
【0025】 こゝで用いられる浮体A’は、板状のプラスチックフォーム材を、このプラス チックフォーム材が夫々の板面を接して積み重ねられた状態で溶着されたもので あり、この浮体A’を構成する夫々のプラスチックフォーム材は、独立気泡性発 泡プラスチック、又は独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチックのいずれかを 用いるのが好ましく、このいずれかを用いる限り、積み重ねられるプラスチック フォーム材の一ないし複数枚を独立気泡性発泡プラスチックとし、他のものを独 立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチックとしても良い。
【0026】 かくして用意された板状のプラスチックフォーム材を、先ず互に向き合う一対 の、第1の外側プラスチックフォーム材と、第2の外側プラスチックフォーム材 2とし、この第1及び第2の外側プラスチックフォーム材1、2の内側に中間層 を構成する中間プラスチックフォーム材3が設けられている構成としてあると共 に、この中間プラスチックフォーム材3が一対の中間プラスチックフォーム材構 成片3a、3aで構成してあり、この中間プラスチックフォーム材3a、3aが 、帯状装着手段5の挿通される隙間を隔てゝ並設されている。
【0027】 かゝる構成の第1の外側プラスチックフォーム材1と、中間プラスチックフォ ーム材3a、3aと、第2の外側プラスチックフォーム材2とが一体に溶着され ており、この夫々のプラスチックフォーム材が構成する空間として通し穴4が構 成されている。 この通し穴4は、第1、第2の外側プラスチックフォーム材1、2間に設けら れる中間プラスチックフォーム材3を構成する中間プラスチックフォーム材構成 片3a、3aの対設間隔と、当該中間プラスチックフォーム材構成片3a、3a の厚さ寸法とを適宜変更することによって、例えば偏平な長方形状、正方形に近 い長方形状、正方形状などの穴断面とすることができる。 又、この通し穴4は、中間プラスチックフォーム材構成片3a、3aの対設間 隔を、例えば通し穴4の入口側で広く、中側で狭くすることによって、入口側で 広く、内奥に向けて狭くなる通し穴4とすることができる。 更に、このとし穴4は、中間プラスチックフォーム材構成片3a、3aの向き 合っている側縁に湾曲をもたせ、この湾曲に沿って互の中間プラスチックフォー ム材構成片3a、3aと対設状態に設けることによって、内奥で曲がった通し穴 とすることができる。
【0028】 次いで、図4及び図5に示す第2実施例に係る浮き具Aは、2本の紐状装着手 段6、6を該浮体A’の同一方向に向けて平行となるように設けたものであって 、前記第1実施例におけると同様に浮体A’を第1の外側プラスチックフォーム 材1と、第2の外側プラスチックフォーム材2との間に、板状をなす中間プラス チックフォーム材3を設けた構成とし、しかもこの中間プラスチックフォーム材 3を、3枚の中間プラスチックフォーム材構成片3a、3a、3aで構成するこ とゝしている。
【0029】 そして、前記の浮体A’を構成する第1、第2の外側プラスチックフォーム材 1、2と、各中間プラスチックフォーム材構成片3a、3a、3aとを独立気泡 性発泡プラスチック又は独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチックのいずれか で構成することゝしている。従って、前記の第1、第2の外側プラスチックフォ ーム材1、2と、各中間プラスチックフォーム材構成片3a、3a、3aとが、 前記の独立気泡性発泡プラスチック又は独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチ ックで構成されておれば良く、例えば、前記各材又は各片のいずれか一以上が独 立気泡性発泡プラスチックで構成され、残余の部分が独立気泡を含む連続気泡性 発泡プラスチックで構成されていても良い。
【0030】 叙上構成からなる第2実施例に係る浮き具Aでは、第1と、第2の外側プラス チックフォーム材1、2との間に挟まれた一層の中間層が、中間プラスチックフ ォーム材構成片3a、3a、3aとしてあり、この夫々の構成片3a、3a、3 aが紐状装着手段6の挿通できる間隔を離して前記第1、第2の外側プラスチッ クフォーム材1、2に溶着されていることから、この第1、第2の外側プラスチ ックフォーム材1、2と、前記中間プラスチックフォーム材構成片3aとの間に 通し穴4が構成される。
【0031】 尚、この実施例においては、第1の外側プラスチックフォーム材1の略中央部 分がもっとも凹むように、該浮き具Aの幅方向に亘る凹溝状態の湾曲面を該外側 プラスチックフォーム材1に設けてあり、装着者の胴部などに対する密着した取 付けに適するようにしてある。
【0032】 図6及び図7に示す第3実施例に係る浮き具Aは、帯状装着手段5と紐状装着 手段6とを浮体A’に対し、略直交するように設けたものであって、この浮体A ’を、向き合って設けられる第1の外側プラスチックフォーム材1と、第2の外 側プラスチックフォーム材2との間に板状をなす中間プラスチックフォーム材3 、3’を2層に設けた構成としている。 この浮体A’の中間プラスチックフォーム材3、3’を構成する各中間プラス チックフォーム材構成片3a及び3’aは、各中間プラスチックフォーム材3、 3’の夫々について各2枚で構成されており、所定の間隔、図示例においては帯 状装着手段5を収め得る間隔を隔て中間の第1層を構成する中間プラスチックフ ォーム材構成片3a、3aが設けられていると共に、この第1層を構成する中間 プラスチックフォーム材構成片3a、3aの構成する溝状の間隔の向きと直交す る向きに紐状装着手段6の収まる溝状の間隔を生ずるように、第2層を構成する 中間プラスチックフォーム材構成片3’a、3’aが設けられている。
【0033】 このように構成される浮体A’の第1、第2の外側1、2と、この外側プラス チックフォーム材1、2の内側に設けられている中間の第1層としての中間プラ スチックフォーム材構成片3a、3aと、中間の第2層としての中間プラスチッ クフォーム材構成片3’a、3’aとが一体に溶着されており、第1の外側プラ スチックフォーム材1と中間第2層としての中間プラスチックフォーム材3’と 、この両者間に挟まれている中間第1層としての中間プラスチックフォーム材構 成片3a、3aとの間に第1の通し穴4が、又、第2の外側プラスチックフォー ム材1と中間第1層としての中間プラスチックフォーム材3と、この両者間に挟 まれている中間第2層としての中間プラスチックフォーム材構成片3’a、3’ aとの間に第2の通し穴4が設けられている。
【0034】 そして、前記の浮体A’を構成する第1、第2の外側プラスチックフォーム材 1、2と各中間プラスチックフォーム材3、3’と、この中間プラスチックフォ ーム材3、3’を構成する夫々の中間プラスチックフォーム材層構成片3a、3 a、3’a、3’aとを、独立気泡性発泡プラスチック又は独立気泡を含む連続 気泡性発泡プラスチックのいずれか一種又は二種以上で構成することゝしている 。
【0035】 尚、図示例では一方の端部を挿通、係止できるバックル8を有するベルトなど の帯状装着手段5と、紐状装着手段6とが交差するように浮体A’に設けられた 構成としてあるが、いずれも帯状、又は紐状の装着手段としても良く、又、直交 する向き以外の向きで交差状態とされていても良い。
【0036】 尚、叙上の実施例に対し、浮体A’は必ずしも直方体状をなしている必要はな く、いかなる外形々状に構成されていても良い。 又、この浮体A’を構成する中間層としての中間プラスチックフォーム材3は 一層であっても多数層に構成されていても良い。 更に、紐状装着手段、帯状装着手段以外の装着手段が用いられていても良く、 この装着手段の数、種類及び浮体Aに設けられる向きなどは任意である。 尚又、叙上における2以上の中間層の中の1又は2以上の層の中間プラスチッ クフォーム材3を1枚以上に分けて構成することなく、当該中間層としての個々 の中間プラスチックフォーム材3を1枚のプラスチックフォーム材で構成し、当 該中間層部分に通し穴4を設けない構成としてあっても良い。
【0037】 叙上で構成された浮体A’に帯状装着手段5ないしは紐状装着手段6などを取 付けて浮き具Aを構成する。
【0038】
本考案に係る浮き具Aは叙上の特長ある構成、特に、独立気泡性発泡プラスチ ック又は独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチックを用い、しかも複数のプラ スチックフォーム材を溶着することで構成すると共に、この複数のプラスチック フォーム材で構成される隙間を通し穴4とし、これを帯状装着手段5、紐状装着 手段6などの挿通穴としている。
【0039】 この結果、浮き具に、経時的に損われたり、衝撃によって損われたりすること のない浮き機能を効果的にもたらす浮き具を提供することができる。
【0040】 又、複数のプラスチックフォーム材を重ね合せの状態で溶着することによって 保形力に優れた浮き具を提供することができる。
【0041】 更に、帯状装着手段5、紐状装着手段6などの挿通に適する通し穴4を容易に 作成できると共に、作り出される通し穴4がすっきりとした外観形状とされ、こ の通し穴4の作成によって浮き具Aの保形機能などが損われることがない。
【図1】本考案の第1実施例に係る浮き具Aの斜視図
【図2】同要部々品の分離斜視図
【図3】同要部断面図
【図4】本考案の第2実施例に係る浮き具Aの斜視図
【図5】同要部断面図
【図6】本考案の第3実施例に係る浮き具Aの斜視図
【図7】同要部断面図
1 第1の外側プラスチックフォーム材 2 第2の外側プラスチックフォーム材 3 中間プラスチックフォーム材 3a 中間プラスチックフォーム材構成片 4 通し穴 5 帯状装着手段 6 紐状装着手段
Claims (4)
- 【請求項1】 向き合った第1の外側プラスチックフォ
ーム材と第2の外側プラスチックフォーム材と、この第
1及び第2の外側プラスチックフォーム材の内側に設け
られている一層以上の中間層を構成する中間プラスチッ
クフォーム材とが溶着一体とされており、 前記プラスチックフォーム材が、独立気泡性発泡プラス
チック又は独立気泡を含む連続気泡性発泡プラスチック
のいずれか一方又は両方とされており、 且つ、前記中間層を構成する中間プラスチックフォーム
材の少なくとも1以上が、所定間隔を隔てゝ並設される
2以上の中間プラスチック材構成片で構成されており、 この中間プラスチックフォーム材構成片間と、この中間
プラスチック材構成片を挟むプラスチックフォーム材と
の間に構成される通し穴4に、帯状装着手段、紐状装着
手段などの装着手段が挿通されていることを特徴とする
浮き具。 - 【請求項2】 通し穴が帯状装着手段の通し穴であるこ
とを特徴とする請求項1記載に係る浮き具。 - 【請求項3】 通し穴が紐状装着手段の通し穴であるこ
とを特徴とする請求項1記載に係る浮き具。 - 【請求項4】 通し穴が2以上であり、平行又は交差方
向に設けられていることを特徴とする請求項1記載に係
る浮き具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1171993U JPH0664666U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 浮き具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1171993U JPH0664666U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 浮き具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664666U true JPH0664666U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=11785858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1171993U Pending JPH0664666U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 浮き具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664666U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020130457A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 住友ゴム工業株式会社 | 水泳補助具 |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP1171993U patent/JPH0664666U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020130457A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 住友ゴム工業株式会社 | 水泳補助具 |
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