JPH0664824U - 成形品離型装置 - Google Patents

成形品離型装置

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JPH0664824U
JPH0664824U JP475193U JP475193U JPH0664824U JP H0664824 U JPH0664824 U JP H0664824U JP 475193 U JP475193 U JP 475193U JP 475193 U JP475193 U JP 475193U JP H0664824 U JPH0664824 U JP H0664824U
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JP
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molded product
push
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plate
ejector
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雅広 溝尾
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 コア金型2に密接している成形品16を第1
ないし第3エジェクターピン7a…・7b…・7c…を
介して押し上げてコア金型2から剥離する際に、成形品
16の外周部の一方側を他方側よりも先行して第1エジ
ェクターピン7aにより押し上げて剥離させると共に、
この剥離した部分に直上ブロック17およびエアー供給
配管18によりエアーを供給する。 【効果】 成形品16の外周部の一方側の剥離した部分
に供給されたエアーが、成形品16とコア金型2との接
合面に働く密閉力に抗して接合面の内周部および外周部
の他方側に到達するため、成形品16とコア金型2とが
完全に剥離される。従って、成形品16をコア金型2か
ら容易に剥離することができる。さらに、完全に剥離し
た後に成形品16の全体を押し上げるため、成形品16
の撓みを最小限に抑制して撓みによる変形や破損等を防
止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プラスチック成形装置等の成形装置により作成された成形品を装置 から取り出す際に用いられる成形品離型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラスチック成形装置等の成形装置は、所定形状の部品を大量生産する際に好 適に使用されるようになっており、通常、図5に示すように、部品となる成形品 54を作成するキャビティ金型51およびコア金型52と、作成された成形品5 4を取り出す際に用いられる成形品離型装置とを備えている。
【0003】 上記のキャビティ金型51およびコア金型52は、部品の形状に一致した空間 部となるキャビティ部53を型閉め時に形成するようになっており、型閉めによ り形成されたキャビティ部53に樹脂が供給されることによって、成形品54を 作成するようになっている。
【0004】 また、成形品離型装置は、従来、コア金型52に移動自在に貫設された複数の エジェクターピン55…と、これらのエジェクターピン55…の下端部に固設さ れたエジェクタープレート56と、エジェクタープレート56を上下方向に往復 移動させる図示しないプレート移動機構とを有しており、プレート移動機構がエ ジェクタープレート56を介して全エジェクターピン55…を同時に上昇させる ことによって、エジェクターピン55…の上端に当接した成形品54をコア金型 52から剥離させるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の成形品離型装置では、成形品54とコア金型52と の接合面が密閉状態となっているため、エジェクターピン55…の配設位置を成 形品54の外周部に限定させる例えばグレージング型の成形装置に用いられた場 合、成形品54をコア金型52から剥離させることが困難になるという問題があ る。
【0006】 即ち、エジェクターピン55…の配設位置が成形品54の外周部に限定された 成形品離型装置において、成形品54をコア金型52から剥離させるため、エジ ェクターピン55…を上昇させた場合には、エジェクターピン55…による上方 向への全付勢力が成形品54の外周部に付与されることになり、成形品54の外 周部がコア金型52から剥離することになる。ところが、成形品54の外周部が コア金型52から剥離しても、成形品54とコア金型52との接合面が密閉状態 になっているため、内周部の接合面に働く密閉力が成形品54を撓ませ、成形品 54の内周部の密閉状態を維持させることになる。
【0007】 これにより、従来の成形品離型装置では、エジェクターピン55…の配設位置 が成形品54の外周部に限定されると、成形品54をコア金型52から剥離させ ることが困難化することになり、特に、この剥離の困難化は、成形品54の大型 化に伴う成形品54とコア金型52との接合面の増大に伴って顕著なものになる 。さらに、成形品54に用いられる材質によっては、剥離時における成形品54 の撓みにより変形や破損等を引き起こすことにもなる。
【0008】 従って、本考案においては、エジェクターピン55…の配設位置が成形品54 の外周部に限定された場合でも、成形品54をコア金型52から容易に剥離する ことができる成形品離型装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1ないし請求項4の考案の成形品離型装置は、上記課題を解決するため に、成形金型に密接している成形品を押上部材を介して押し上げて成形金型から 剥離させるものであり、下記の特徴を有している。
【0010】 即ち、請求項1の成形品離型装置は、上記成形品の外周部の一方側に配置され た押上部材の押し上げ時期よりも他方側に配置された押上部材の押し上げ時期を 遅延させる押上遅延手段と、上記剥離した部分にエアーを供給するエアー供給手 段とを有していることを特徴としている。
【0011】 また、請求項2の成形品離型装置は、請求項1に記載のエアー供給手段が、一 方側に配置された押上部材に設けられ、上面に成形品が当接すると共に、内周側 の側面にエアーが供給される直上ブロックを有しており、上記側面が成形金型と 成形品との接合面に対して鈍角の傾斜角度に設定されていることを特徴としてい る。
【0012】 また、請求項3の成形品離型装置は、請求項2に記載の直上ブロックが、上面 に段差を生じさせるランナーゲートを有していることを特徴としている。
【0013】 また、請求項4の成形品離型装置は、請求項1に記載の押上遅延手段が、一方 側に配置された押上部材を固定して支持すると共に、他方側に配置された押上部 材を押上方向に移動自在に支持し、押上方向に移動する押上プレートと、上記押 上プレートと共に移動し、押上プレートの押上方向への所定距離の移動後に、上 記一方側に配置された押上部材に当接して押上方向に移動させる当接支持部材と を有していることを特徴としている。
【0014】
【作用】
請求項1および請求項4の構成によれば、成形品の外周部の一方側の剥離した 部分に供給されたエアーは、成形品と成形金型との接合面に働く密閉力に抗して 接合面の内周部および外周部の他方側に到達するため、成形品と成形金型とを完 全に剥離させることになる。よって、押上部材の配設位置が成形品の外周部に限 定された場合でも、成形品を成形金型から容易に剥離することが可能になる。さ らに、完全に剥離した後に成形品の全体を押し上げるため、成形品の撓みを最小 限に抑制できることになり、結果として撓みによる変形や破損等を防止すること が可能になる。
【0015】 さらに、請求項2の構成によれば、成形金型と成形品との接合面に対して鈍角 の傾斜角度を有した側面に沿ってエアーが流動するため、成形品の外周部の一方 側の剥離した部分に供給されたエアーは、流動方向が一方側から他方側に向かう 流動方向を有することになる。従って、エアーが成形品の外周部の一方側から他 方側に強制的に流動するため、成形品を一層容易に剥離させることが可能になる と共に、剥離に要する時間を短縮させることが可能になる。
【0016】 さらに、請求項3の構成によれば、成形品の端部をランナーゲートの形状に成 形させることによって、成形品を直上ブロックおよびエアーにより押し上げて剥 離する際に、成形品が成形金型から脱落することを防止することが可能になる。
【0017】
【実施例】
本考案の一実施例を図1ないし図4に基づいて説明すれば、以下の通りである 。
【0018】 本実施例に係る成形品離型装置は、例えば図1に示すように、キャビティ金型 1とコア金型2(成形金型)とを備えた成形装置に搭載されるようになっている 。上記のキャビティ金型1は、図示しないキャビティ金型移動手段により矢符方 向である上下方向に往復移動するようになっている。一方、コア金型2は、複数 の支持部材4…を介して取付板3に固設されている。これにより、キャビティ金 型1とコア金型2とが当接した状態である型閉めは、キャビティ金型1がコア金 型2方向(下方向)に移動することにより行われるようになっている一方、キャ ビティ金型1とコア金型2とが離反した状態である型開きは、キャビティ金型1 がコア金型2方向とは反対方向(上方向)に移動することにより行われるように なっている。
【0019】 型閉めされたキャビティ金型1とコア金型2との間には、部品の外形に一致し た空間部であるキャビティ部15が形成されるようになっている。キャビティ部 15には、例えばアクリル樹脂等の硬質樹脂や軟質樹脂が供給されるようになっ ており、これらの樹脂は、キャビティ部15の形状に一致するように加圧や加熱 等の成形処理が施されることにより成形品16とされるようになっている。
【0020】 また、キャビティ金型1とコア金型2との間におけるキャビティ部15の周囲 には、型閉め時における位置合わせの調整に用いられる第1プレート5…および 第2プレート6…が配置されている。この第1プレート5…は、キャビティ金型 1に設けられており、左右方向の位置合わせの調整に用いられるようになってい る。一方、第2プレート6…は、コア金型2に設けられており、上下方向の位置 合わせの調整に用いられるようになっている。尚、位置合わせの調整は、第1プ レート5…および第2プレート6…の厚みを変更することにより行われるように なっている。
【0021】 上記のコア金型2には、図2に示すように、成形品16の外周部に配置された 第1ないし第3エジェクターピン7a…・7b…・7c…が移動自在に貫設され ている。第1エジェクターピン7a…は、図中左側(他方側)に配置されており 、第2エジェクターピン7b…は、図中右側(一方側)における成形品16の中 心部に最も近い位置から例えば4本配置されている。また、第3エジェクターピ ン7c…は、第1エジェクターピン7a…と第2エジェクターピン7b…との間 に配置されている。そして、これらの第1ないし第3エジェクターピン7a…・ 7b…・7c…は、成形品離型装置の構成部材として用いられており、以下、こ の成形品離型装置の構成について説明する。
【0022】 図1に示すように、成形品離型装置は、上記の第1ないし第3エジェクターピ ン7a…・7b…・7c…と、上下動自在に設けられた後述のエジェクタープレ ート8(押上プレート)と、エジェクタープレート8の移動時の変位を防止する サポートピン9と、エジェクタープレート8を上下方向に移動させる図示しない プレート移動機構とを有している。
【0023】 第1エジェクターピン7a…は、エジェクタープレート8を上方向である押上 方向に上昇させたときの応答時間が第2および第3エジェクターピン7b…・7 c…よりも遅延するようになっており、この応答時間の遅延は、第1エジェクタ ーピン7a…を介して成形品16の外周部の一方側を押し上げる時期よりも、第 2および第3エジェクターピン7b…・7c…を介して成形品16の外周部の他 方側を押し上げる時期を遅延させるようになっている。
【0024】 上記の応答時間の遅延は、第2および第3エジェクターピン7b…・7c…を 固定して支持すると共に第1エジェクターピン7a…を上下動自在に支持するエ ジェクタープレート8と、第1エジェクターピン7aの下端に固設された当接板 12と、この当接板12を収容可能な凹部11aが形成されたエジェクター支持 部材11(当接支持部材)と、エジェクター支持部材11の下面から凹部11a 方向に貫設されたバランス調整ネジ13(当接支持部材)と、取付板3に固設さ れたバックアップピン14とを備えた押上遅延機構(押上遅延手段)により行わ れるようになっている。
【0025】 上記のバックアップピン14は、上端が凹部11a内に位置するようにバラン ス調整ネジ13内を移動自在に貫設されており、上端が当接板12に当接したと きに、エジェクターピン7の上端をコア金型2の上面に一致させるようになって いる。また、エジェクター支持部材11に形成された凹部11aは、プレート移 動機構によりエジェクタープレート8が上昇したときに当接板12を収容するこ とによって、プレート移動機構の駆動力の第1エジェクターピン7aへの伝達を 遅延させるようになっている。尚、本実施例においては、凹部11aの深さが1 0mmに設定されており、凹部11aは、エジェクタープレート8が10mm上 昇するまで駆動力の伝達が遅延されるようになっている。
【0026】 さらに、エジェクター支持部材11に貫設されたバランス調整ネジ13は、上 端が凹部11a内の上下方向における任意の位置に設定可能になっている。これ により、バランス調整ネジ13は、凹部11aに収容される当接板12が凹部1 1aの底面に当接する前に、当接板12と当接することによって、駆動力の伝達 を遅延させる時間を調整可能になっている。
【0027】 一方、コア金型2の図中右側に設けられた第2および第3エジェクターピン7 b…・7c…は、下端部がエジェクタープレート8に固設されており、プレート 移動機構の駆動力がエジェクタープレート8を介して即座に伝達されるようにな っている。第2エジェクターピン7b…の上端には、直上ブロック17がそれぞ れ設けられており、直上ブロック17は、エジェクタープレート8が最下端に位 置したときに、上面がコア金型2の上面に一致するようになっている。尚、直上 ブロック17の上面は、成形品16を押し上げてコア金型2から離反させる際の 付勢力を分散して成形品16の損傷を防止するため、大きな面積であることが望 ましい。また、直上ブロック17は、 第2エジェクターピン7bと一体的に形 成されていても良い。
【0028】 また、直上ブロック17は、図2に示すように、キャビティ金型1からコア金 型2方向に見た形状が略方形状に形成されており、図1に示すように、各側面1 7a・17b・・が第2エジェクターピン7bの接続された底面から外方向に傾 斜して立ち上げられている。各側面17a・17b・・の底面に対する傾斜角度 は、コア金型2の内周側となる側面17aが例えば10°に設定されている一方 、他の側面17b・・が例えば3°に設定されている。尚、この傾斜角度は、エ アーの流動方向を成形品16の内周側に設定するものであるため、側面17aが コア金型2の上面である成形品16とコア金型2との接合面に対して鈍角となる 角度であれば良い。
【0029】 上記の直上ブロック17におけるコア金型2の内方向に位置する側面17aに は、底面から上部にかけてエアー誘導溝17cが形成されている。このエアー誘 導溝17cの下方には、コア金型2内を貫設されたエアー供給配管18の出口が 配置されており、エアー供給配管18は、コア金型2の側壁からエアーが供給さ れるようになっている。尚、このエアーの供給タイミングは、成形品16を作成 して型開きを行う際に開始され、第1および第2エジェクターピン7a…・7b …を上昇させて、成形品16がキャビティ金型1から完全に剥離する所定時間の 経過後に停止されるようになっている。
【0030】 また、直上ブロック17の上面部には、ランナーゲート17dが形成されてい る。このランナーゲート17dは、コア金型2の外方向に位置する部位を切除し て上面に対して段差を生じさせるように形成されており、成形品16の端部をラ ンナーゲート17dの形状に成形させることによって、成形品16を直上ブロッ ク17およびエアーにより押し上げて剥離する際に、成形品16がコア金型2か ら脱落することを防止するようになっている。尚、ランナーゲート17dは、上 面に対して段差を生じさせるものであれば、上面よりも高い段差を生じさせる凸 状に形成されていても良い。
【0031】 上記の構成において、成形品離型装置の動作を説明する。
【0032】 先ず、成形品16を作成するのに先立ち、図3に示すように、エジェクタープ レート8が最下端に位置されることになる。これにより、第1エジェクターピン 7aに設けられた当接板12がバックアップピン14に当接することによって、 第1エジェクターピン7aの上端がコア金型2の上面に一致することになる。ま た、第2エジェクターピン7bに設けられた直上ブロック17の上面がコア金型 2の上面に一致することになると共に、第3エジェクターピン7cの上端がコア 金型2の上面に一致することになる。
【0033】 次に、キャビティ金型1が下降されて型閉めが行われることによりキャビティ 部15が形成されることになる。そして、樹脂がキャビティ部15に供給され、 加圧や加熱等の成形処理が施されることによって、成形品16が作成されること になる。この後、図4に示すように、成形品16を成形装置から取り出すため、 キャビティ金型1が上昇されて型開きが行われることになる。
【0034】 上記の型開きが開始されると、エアー供給配管18にエアーが供給されること になる。この際、エアー供給配管18に供給されたエアーは、直上ブロック17 がコア金型2に当接し、エアー誘導溝17cが閉塞された状態になっているため 、成形品16とコア金型2との間に到達することはない。
【0035】 型開きが完了すると、図示しないプレート移動機構によりエジェクタープレー ト8が上昇されることになる。この際、第2エジェクターピン7bおよび第3エ ジェクターピン7cは、エジェクタープレート8に固設されているため、エジェ クタープレート8の上昇と同時に上昇することになる。一方、第1エジェクター ピン7aは、エジェクタープレート8が上昇すると、第1エジェクターピン7a の下端に設けられた当接板12がエジェクター支持部材11の凹部11aに収容 されるため、当接板12が凹部11aの底部またはバランス調整ネジ13に当接 するまで上昇することがない。これにより、第1エジェクターピン7aは、第2 エジェクターピン7bおよび第3エジェクターピン7cよりも上昇の開始時期が 遅延することになり、成形品16の図中右側の外周部のみが第2エジェクターピ ン7b上の直上ブロック17および第3エジェクターピン7cにより押し上げら れてコア金型2から剥離されることになる また、第2エジェクターピン7bの上昇に伴って直上ブロック17が上昇する と、直上ブロック17がコア金型2から離反するため、エアー供給配管18を介 してエアー誘導溝17cに供給されていたエアーが、成形品16とコア金型2と の剥離された間に供給されることになる。そして、この接合面の外周部の図中右 側(一方側)から供給されたエアーが、成形品16とコア金型2との接合面に働 く密閉力に抗して接合面の内周部および外周部の図中左側(他方側)に到達する ことになり、成形品16とコア金型2とを完全に剥離させることになる。
【0036】 さらに、成形品16とコア金型2との間にエアーを圧入させるエアー誘導溝1 7cは、このエアー誘導溝17cの形成された側面17aが底面に対して10° 等の所定の傾斜角度(コア金型2の上面に対して鈍角)に設定されている。従っ て、エアー誘導溝17cに沿って成形品16とコア金型2との間に流入するエア ーは、成形品16の内周部方向に流動することになる。これにより、エアーが成 形品16の一方側となる直上ブロック17側から他方側となる第1エジェクター ピン7a側に強制的に流動するため、成形品16が一層容易に剥離されると共に 、剥離に要する時間が短縮化することになる。
【0037】 この後、エジェクタープレート8の上昇により凹部11aの底部またはバラン ス調整ネジ13に当接した第1エジェクターピン7aが、第2エジェクターピン 7bおよび第3エジェクターピン7cに遅延して上昇することになり、成形品1 6が全エジェクターピン7a…・7b…・7c…によりコア金型2の上方へ押し 上げられることになる。この際、成形品16は、エアーにより完全にコア金型2 から剥離されているため、殆ど撓みを生じることがない。そして、この成形品1 6が図示しない搬送手段により成形装置から取り出されることになる。
【0038】 このように、本実施例の成形品離型装置は、コア金型2に密接している成形品 16を第1ないし第3エジェクターピン7a…・7b…・7c…を介して押し上 げてコア金型2から剥離する際に、成形品16の外周部の一方側を他方側よりも 先行して第1エジェクターピン7aにより押し上げて剥離させると共に、この剥 離した部分に直上ブロック17およびエアー供給配管18によりエアーを供給す るようになっている。
【0039】 これにより、成形品16の外周部の一方側の剥離した部分に供給されたエアー は、成形品16とコア金型2との接合面に働く密閉力に抗して接合面の内周部お よび外周部の他方側に到達するため、成形品16とコア金型2とを完全に剥離さ せることになる。よって、本実施例の成形品離型装置によれば、第1ないし第3 エジェクターピン7a…・7b…・7c…の配設位置が成形品16の外周部に限 定された場合でも、成形品16をコア金型2から容易に剥離することが可能にな る。さらに、完全に剥離した後に成形品16の全体を押し上げるため、成形品1 6の撓みを最小限に抑制できることになり、結果として撓みによる変形や破損等 を防止することが可能になる。
【0040】
【考案の効果】
請求項1の考案の成形品離型装置は、以上のように、成形金型に密接している 成形品を押上部材を介して押し上げて成形金型から剥離させるものであり、上記 成形品の外周部の一方側に配置された押上部材の押し上げ時期よりも他方側に配 置された押上部材の押し上げ時期を遅延させる押上遅延手段と、上記剥離した部 分にエアーを供給するエアー供給手段とを有している構成である。
【0041】 これにより、成形品の外周部の一方側の剥離した部分に供給されたエアーが、 成形品と成形金型との接合面に働く密閉力に抗して接合面の内周部および外周部 の他方側に到達し、成形品と成形金型とを完全に剥離させるため、押上部材の配 設位置が成形品の外周部に限定された場合でも、成形品を成形金型から容易に剥 離することが可能になる。さらに、完全に剥離した後に成形品の全体を押し上げ るため、成形品の撓みを最小限に抑制できることになり、結果として撓みによる 変形や破損等を防止することが可能になるという効果を奏する。
【0042】 請求項2の考案の成形品離型装置は、以上のように、請求項1に記載のエアー 供給手段が、一方側に配置された押上部材に設けられ、上面に成形品が当接する と共に、内周側の側面にエアーが供給される直上ブロックを有しており、上記側 面が成形金型と成形品との接合面に対して鈍角の傾斜角度に設定されている構成 である。
【0043】 これにより、請求項1の効果に加えて、成形金型と成形品との接合面に対して 鈍角の傾斜角度を有した側面に沿ってエアーが流動するため、成形品の外周部の 一方側の剥離した部分に供給されたエアーの流動方向が、一方側から他方側に向 かう流動方向を有することになる。よって、エアーが成形品の外周部の一方側か ら他方側に強制的に流動するため、成形品を一層容易に剥離させることが可能に なると共に、剥離に要する時間を短縮させることが可能になるという効果を奏す る。
【0044】 また、請求項3の考案の成形品離型装置は、以上のように、請求項2に記載の 直上ブロックが、上面に段差を生じさせるランナーゲートを有している構成であ る。
【0045】 これにより、請求項2の効果に加えて、成形品の端部をランナーゲートの形状 に成形させることによって、成形品を直上ブロックおよびエアーにより押し上げ て剥離する際に、成形品が成形金型から脱落することを防止することが可能にな るという効果を奏する。
【0046】 また、請求項4の考案の成形品離型装置は、以上のように、請求項1に記載の 押上遅延手段が、一方側に配置された押上部材を固定して支持すると共に、他方 側に配置された押上部材を押上方向に移動自在に支持し、押上方向に移動する押 上プレートと、上記押上プレートと共に移動し、押上プレートの押上方向への所 定距離の移動後に、上記一方側に配置された押上部材に当接して押上方向に移動 させる当接支持部材とを有している構成である。
【0047】 これにより、成形品の外周部の一方側の剥離した部分に供給されたエアーが、 成形品と成形金型との接合面に働く密閉力に抗して接合面の内周部および外周部 の他方側に到達し、成形品と成形金型とを完全に剥離させるため、押上部材の配 設位置が成形品の外周部に限定された場合でも、成形品を成形金型から容易に剥 離することが可能になる。さらに、完全に剥離した後に成形品の全体を押し上げ るため、成形品の撓みを最小限に抑制できることになり、結果として撓みによる 変形や破損等を防止することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の成形品離型装置を備えた成形装置の縦
断面の概略構成図である。
【図2】上記の成形装置の一部を省略して示す平面図で
ある。
【図3】成形品の作成時における成形品離型装置の動作
を示す説明図である。
【図4】成形品の作成後における成形品離型装置の動作
を示す説明図である。
【図5】従来例を示すものであり、成形品の作成時にお
ける成形品離型装置の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 キャビティ金型 2 コア金型 3 取付板 4 支持部材 5 第1プレート 6 第2プレート 7a 第1エジェクターピン(押上部材) 7b 第2エジェクターピン(押上部材) 7c 第3エジェクターピン(押上部材) 8 エジェクタープレート 9 サポートピン 11 エジェクター支持部材(当接支持部材) 11a 凹部 12 当接板 13 バランス調整ネジ(当接支持部材) 14 バックアップピン 15 キャビティ部 16 成形品 17 直上ブロック(エアー供給手段) 17d ランナーゲート 18 エアー供給配管

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形金型に密接している成形品を押上部材
    を介して押し上げて成形金型から剥離させる成形品離型
    装置において、 上記成形品の外周部の一方側に配置された押上部材の押
    し上げ時期よりも他方側に配置された押上部材の押し上
    げ時期を遅延させる押上遅延手段と、 上記剥離した部分にエアーを供給するエアー供給手段と
    を有していることを特徴とする成形品離型装置。
  2. 【請求項2】上記エアー供給手段は、一方側に配置され
    た押上部材に設けられ、上面に成形品が当接すると共
    に、内周側の側面にエアーが供給される直上ブロックを
    有しており、上記側面が成形金型と成形品との接合面に
    対して鈍角の傾斜角度に設定されていることを特徴とす
    る請求項1の成形品離型装置。
  3. 【請求項3】上記直上ブロックは、上面に段差を生じさ
    せるランナーゲートを有していることを特徴とする請求
    項2の成形品離型装置。
  4. 【請求項4】上記押上遅延手段は、一方側に配置された
    押上部材を固定して支持すると共に、他方側に配置され
    た押上部材を押上方向に移動自在に支持し、押上方向に
    移動する押上プレートと、上記押上プレートと共に移動
    し、押上プレートの押上方向への所定距離の移動後に、
    上記一方側に配置された押上部材に当接して押上方向に
    移動させる当接支持部材とを有していることを特徴とす
    る請求項1の成形品離型装置。
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