JPH0665135U - センタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効ストローク設定構造 - Google Patents
センタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効ストローク設定構造Info
- Publication number
- JPH0665135U JPH0665135U JP686993U JP686993U JPH0665135U JP H0665135 U JPH0665135 U JP H0665135U JP 686993 U JP686993 U JP 686993U JP 686993 U JP686993 U JP 686993U JP H0665135 U JPH0665135 U JP H0665135U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ピストンや弁体等の集積公差に拘りなく、ピス
トンの無効ストロークを極力小さく設定できるようにす
る。 【構成】センタバルブ19のバルブステム25と弁体2
6とを別体に形成する。バルブステム25の一端部にお
ねじ25aを刻設し、弁体26をスプリングリテーナ2
7と共にバルブステム25の一端部にねじ螺合する。弁
体26の一側面にスプリングリテーナ27を当接させ
て、弁体26を所望の位置に固定することにより、弁体
26と弁座29間の無効ストロークCを小さく設定す
る。
トンの無効ストロークを極力小さく設定できるようにす
る。 【構成】センタバルブ19のバルブステム25と弁体2
6とを別体に形成する。バルブステム25の一端部にお
ねじ25aを刻設し、弁体26をスプリングリテーナ2
7と共にバルブステム25の一端部にねじ螺合する。弁
体26の一側面にスプリングリテーナ27を当接させ
て、弁体26を所望の位置に固定することにより、弁体
26と弁座29間の無効ストロークCを小さく設定す
る。
Description
【0001】
本考案は、四輪自動車等の各種走行車両のブレーキやクラッチを液圧で作動す るセンタバルブ型の液圧マスタシリンダに係り、詳しくは、センタバルブの弁体 がピストン側の弁座に着座して、液圧室に液圧を発生するまでの無効ストローク を極力小さく設定するようにした構造に関する。
【0002】
自動車のブレーキやクラッチの液圧発生源として用いられるセンタバルブ型の 液圧マスタシリンダとして、例えば実開平3−47856号公報に示されるもの がある。
【0003】 この液圧マスタシリンダは、ピストンとセンタバルブとがシリンダ孔の開口側 へ移動して、ピストンが後退限に位置した際に、センタバルブの後退限をシリン ダ孔の底部側に規制することにより、センタバルブの弁体をピストンの弁座から 離間させて、液圧室と貯液室とを連通させるもので、弁体と弁座の離間距離が、 ピストンの移動開始から液圧室に液圧を発生するまでの、いわゆる無効ストロー クとなる。
【0004】
上述の無効ストロークは、長くなるほど、液圧の発生までに時間がかかって制 動の開始が遅れ、またブレーキやクラッチペダルの遊びの増幅にもつながること から、極力小さく抑えることが望ましいが、この無効ストロークには、ピストン やセンタバルブ,弁体等のシリンダ軸方向の集積公差が影響するため、上述の構 成では、たとえこれらの構成部品を精度よく製作したとしても、無効ストローク を小さくするには限界があった。
【0005】 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、ピストンや弁体を始めとする構成部品の寸法精度に拘りなく、ピストンの無効 ストロークを極力小さく、また簡便に設定することのできる構造を提供すること にある。
【0006】
上述の目的に従い、第1の考案は、シリンダボディに穿設されたシリンダ孔に ピストンを収容して、ピストンの奥部に液圧室を画成し、該ピストンに前記液圧 室とピストン外周の補給室とを連通する連通孔を形成し、該連通孔が開口するピ ストンの先端面を弁座となすと共に、該ピストンの先端に係着されるバルブケー スの内部に、バルブステムの一端部に設けられた弁体とスプリングリテーナとを 配設し、該バルブケースとスプリングリテーナとの間に、前記弁体を弁座方向へ 付勢する弁ばねを縮設すると共に、前記ピストンがシリンダ孔の開口部側へ移動 して後退限へ位置した際に、前記弁体を前記弁座から離間させて、該弁体と弁座 間に無効ストロークを設定するセンタバルブ型車両用液圧マスタシリンダにおい て、前記バルブステムの一端部におねじを刻設し、前記弁体とスプリングリテー ナとをバルブステムと別体に形成して、これら弁体とスプリングリテーナを、バ ルブステムの一端部にねじ螺合すると共に、スプリングリテーナを弁体に当接さ せて、該弁体を任意のねじ込み位置に固定する また、第2の考案では、シリンダボディに穿設されたシリンダ孔にピストンを 収容して、該ピストンとシリンダ孔の底部との間に液圧室を画成し、該シリンダ 孔の底面に、前記液圧室と別途のリザーバとを連通する連通孔を開口させて、シ リンダ孔の底面を弁座となすと共に、前記ピストンにバルブステムの後端部を係 着し、該バルブステムの先端部を、前記シリンダ孔の底部に配設されるバルブケ ースに挿通させて、バルブステムの先端部に設けられた弁体とスプリングリテー ナとをバルブケースの内部に配設し、該バルブケースとスプリングリテーナとの 間に、前記弁体を弁座方向へ付勢する弁ばねを縮設し、前記ピストンがシリンダ 孔の開口部側へ移動して後退限へ位置した際に、前記弁体を前記弁座から離間さ せて、該弁体と弁座間に無効ストロークを設定するセンタバルブ型車両用液圧マ スタシリンダにおいて、前記バルブステムの先端部におねじを刻設し、前記弁体 とスプリングリテーナとをバルブステムと別体に形成して、これら弁体とスプリ ングリテーナをバルブステムの先端部にねじ螺合すると共に、スプリングリテー ナを弁体に当接させて、該弁体を任意のねじ込み位置に固定する。
【0007】
上記の構成によれば、バルブステムに固定される弁体のねじ込み位置に応じて 、ピストンの無効ストローク長が、自由に調整できるようになり、この無効スト ロークを、ピストンや弁体を始めとする各種構成部品の集積公差に拘りなく、極 力小さく設定することが可能となる。
【0008】
以下、本考案の第1実施例を、図1及び図2に基づいて説明する。
【0009】 センタバルブ型液圧マスタシリンダ1は、2系統ブレーキに用いられるタンデ ム式液圧マスタシリンダで、シリンダボディ2に穿設されたシリンダ孔3に、プ ライマリ用とセコンダリ用の2つの液圧発生機構を直列に設けられている。
【0010】 シリンダ孔3の開口部側にはプライマリピストン4が、シリンダ孔3の底部側 にはセコンダリピストン5がそれぞれ収容される。また、プライマリピストン4 とセコンダリピストン5との間には、第1液圧室7が画成され、セコンダリピス トン5とシリンダ孔3の底部のホルダ6との間には、第2液圧室8が画成されて いる。
【0011】 プライマリピストン4は、前部のフランジ4aをシリンダ孔3に嵌合し、後部 軸4cを、シリンダ孔3と段状の軸受孔3aとに跨って嵌着されるピストンガイ ド9に挿通させて、シリンダ中心軸上に保持され、またセコンダリピストン5は 、前後部のフランジ5a,5bをシリンダ孔3に嵌合して、同じくシリンダ中心 軸上に保持されている。
【0012】 プライマリピストン4のフランジ4aとピストンガイド9の先端面との間には 、第1補給室10が画成され、またセコンダリピストン5のフランジ5a,5b 間には、第2補給室11が画成されている。プライマリピストン4の前部外周と ピストンガイド9の内周及びセコンダリピストン5の前後部外周には、それぞれ カップシール12が嵌着されていて、上述の第1及び第2液圧室7,8と、第1 及び第2補給室10,11とを液密にシールしている。
【0013】 第1液圧室7と第1補給室10は、プライマリピストン4の中心軸上に穿設さ れた縦連通孔13aと、後続するピストン半径方向の横連通孔13bにて連通し 、更に第1補給室10は、通孔15aと副貯液室16aとを介して、シリンダボ ディ2の上部で所要量の作動液を貯留するリザーバ17と連通している。また、 第2液圧室8と第2補給室11は、セコンダリピストン5の連通孔14a,14 bにて連通し、更に第2補給室11は、通孔15bと副貯液室16bとを介して 、同じくリザーバ17と連通している。
【0014】 第1液圧室7には、プライマリ側のリターンスプリング18とセンタバルブ1 9とが配設され、また第2液圧室8には、セコンダリ側のリターンスプリング2 0とセンタバルブ21とが配設されている。各液圧室7,8には、図示しない吐 出口が形成されていて、ピストン4,5の前進によって昇圧される液圧室7,8 の作動液は、この吐出口からそれぞれのブレーキ系統に供給される。
【0015】 プライマリ側のリターンスプリング18は、プライマリピストン4の先端に係 着されるバルブケース22とセコンダリピストン5の後端に係着されるスプリン グリテーナ23との間に縮設され、プライマリピストン4は、リターンスプリン グ18の弾発力にて軸受孔3a方向へ付勢され、その後退限を、後部のフランジ 4bとピストンガイド9との当接によって規制される。
【0016】 また、セコンダリ側のリターンスプリング20は、セコンダリピストン5の先 端に係着されるバルブケース24と前述のホルダ6との間に縮設され、セコンダ リピストン5は、リターンスプリング20の弾発力にて、同じく軸受孔3a方向 へ付勢され、その後退限を、センタバルブ21に用いられるバルブステム25の 大径頭部25bとホルダ6との当接によって規制されている。
【0017】 バルブケース22,24には、内外を連通する複数の開口22a,24aが穿 設されている。センタバルブ19,21は、シリンダ孔3の中心軸上に配設され るバルブステム25と、バルブケース22,24内でバルブステム25の先端に ねじ螺合される弁体26とからなっている。
【0018】 バルブステム25の一端部にはおねじ25aが、他端部には大径頭部25bが それぞれ設けられ、中間部やや先端寄りには、フランジ25cが周設されている 。おねじ25aとフランジ25cは、バルブケース22,24に収容され、フラ ンジ25cとバルブケース22,24との当接によって抜止めされると共に、お ねじ25aには、弁体26とスプリングリテーナ27とが螺着される。大径頭部 25bは、セコンダリピストン5の後端またはホルダ6に嵌合されたカラー30 に収容され、スプリングリテーナ23またはホルダ6によって抜止めされる。
【0019】 弁体26は、有底筒状の金属製コア26aの外側に、弾性の弁頭26bをモー ルドしたもので、コア26aをバルブステム25のおねじ25aにねじ込んで、 バルブステム25の端部に取付けられる。スプリングリテーナ27は、中央の円 筒部27aと、該円筒部27aの一端に周設されるフランジ27bとからなって おり、円筒部27aをバルブステム25のおねじ25aにねじ込んで、弁体26 の内側に取付けられる。
【0020】 バルブケース22,24とスプリングリテーナ27のフランジ27bとの間に は、それぞれ弁ばね28が縮設され、センタバルブ19,21は、これら弁ばね 28の弾発力によって、常時軸受孔3a方向へ付勢されている。連通孔13a, 14aが開口するピストン4,5の先端面は、弁体26が着座する弁座29とな っており、弁体26が弁座29に着座して、連通孔13a,14aが閉塞される と、液圧室7,8と補給室10,11の連通が遮断され、また弁体26が弁座2 9から離間すると、連通孔13a,14aが開口して、液圧室7,8と補給室1 0,11とが連通する。
【0021】 図1は、プライマリ用液圧発生機構の非作動状態を示す詳細図で、プライマリ ピストン4が後退限に位置した際には、センタバルブ19の後退位置が、プライ マリピストン4よりもシリンダ孔3の奥側に規制され、弁体26が弁座29から 離間して、これらの間に無効ストロークCが設定される。この無効ストロークC は、バルブステム25の端部にねじ螺合される弁体26のねじ込み量を変更する ことによって、任意の長さに調整できるようになっている。またスプリングリテ ーナ27は、弁体26の固定手段を兼ねており、所望位置にねじ込まれた弁体2 6の一側面に当接させることにより、所望位置にねじ込まれた弁体26を緩みな く固定して、設定された無効ストロークCを一定に保持する。
【0022】 上述の無効ストロークCは、プライマリピストン4やバルブステム25,スプ リングリテーナ23,弁体26等をアッセンブリしてシリンダ孔3に組付ける前 に、これら構成部品のシリンダ軸方向の集積公差を計測し、弁体26のねじ込み 量を変更して最小となるように設定される。
【0023】 本実施例はこのように、弁体26と弁座29間の無効ストロークCを、プライ マリピストン4やバルブステム25,弁体26を始めとする各種構成部品の集積 公差に拘りなく、必要最小限に設定できるので、制動が開始されるまでの時間を 短縮して、初期制動能力を高めることができる。また、ブレーキペダルの踏み代 に不要な遊びを与えなくて済むから、即応性に優れた良好なブレーキフィーリン グが得られる。
【0024】 尚、弁体26のねじ込み位置によって、スプリングリテーナ27が移動するた め、弁ばね28のセット荷重が変動するが、この変動はリターンスプリング18 ,20のセット荷重を越えない僅かなものであって、実用上何等支承はない。ま た、セコンダリ用液圧発生機構の無効ストロークも、プライマリ側と同様にして 、最小に設定することができる。
【0025】 図3は、本考案を他のセンタバルブ型液圧マスタシリンダに適用した第2実施 例を示し、プライマリピストン40には、中心軸上の縦連通孔40aとピストン 半径方向の横連通孔40bとが連設され、前部の第1液圧室41と軸部外周の第 1補給室42は、両連通孔40a,40bを介して連通し、更に第1補給室42 とリザーバ43とが、通孔44を介して連通している。
【0026】 縦連通孔40aには、プライマリピストン40に組付けられるセンタバルブ4 5のバルブステム46が挿通され、また横連通孔40bには、シリンダ孔3を半 径方向に貫通するストッパボルト47が差込まれている。縦連通孔40aは、バ ルブステム46よりも大径に形成されていて、作動液がバルブステム46の外側 を流通できるようになっている。また横連通孔40bは、ピストン軸方向に長い 長円形で、縦連通孔40aと同様に作動液の流通を許容する。
【0027】 プライマリピストン40の前部に被着されるバルブケース48には、センタバ ルブ45の弁体49が、スプリングリテーナ50や弁ばね51と共に収容されて いる。バルブステム46の一端部には、おねじ46aが刻設されており、弁体4 9はこのおねじ46aの奥側、プライマリピストン40寄りに螺着され、またプ ライマリピストン40の前端面を、この弁体49が着座する弁座52としている 。一方、スプリングリテーナ50は、おねじ46aの先端側、第1液圧室41寄 りにねじ込まれており、弁ばね51は、スプリングリテーナ50とバルブケース 48との間に縮設される。
【0028】 弁体49は、筒状の金属製コア49aと、その外側にモールドされた弾性の弁 頭49bとからなっており、コア49aをおねじ46aにねじ込んで、バルブス テム46に取付けられる。センタバルブ45は、プライマリピストン40が、図 3に示す後退限に位置した際に、バルブステム46の他端部が、横連通孔40b のストッパボルト47に当接して後退位置を規制され、弁体49と弁座52との 間に無効ストロークCが設定される。
【0029】 上述の無効ストロークCは、第1実施例と同様に、弁体49のねじ込み位置を 変えることによって長さ調整が可能で、弁体49は無効ストロークCが最小とな る位置で、一側面に当接されるスプリングリテーナ50によって固定される。特 に本実施例では、コア49aが筒状であるため、弁体49のねじ込み長さを大き く採れるので、無効ストロークCの調整範囲が広いという利点がある。
【0030】 図4は、本考案を更に他のセンタバルブ型液圧マスタシリンダに適用した第3 実施例を示し、シリンダ孔3の底壁とピストン60との間に液圧室61が画成さ れる。シリンダ孔3の底壁には、小径の副液圧室61aと縦横の連通孔62a, 62bとが連設され、液圧室61と副液圧室61aは、連通孔62a,62bを 介して別途のリザーバと連通している。シリンダ孔3の上壁には、吐出口63が 穿設されており、後述するセンタバルブ67の弁体69は、ピストン60の前進 で弁座72に着座し、副液圧室61aとリザーバとの連通を遮断して、液圧室6 1と副液圧室61aで昇圧させた作動液を、この吐出口63からブレーキへ送給 する。
【0031】 リターンスプリング64は、ピストン60の前部に被着されるスプリングリテ ーナ65と、シリンダ孔3の底部に敷設されるスプリングリテーナ66との間に 縮設されている。スプリングリテーナ66は、センタバルブ67のバルブケース を兼ねており、副液圧室61aは、開口部外周をこのスプリングリテーナ66に て覆われている。
【0032】 センタバルブ67は、ピストン60のガイド孔60aとスプリングリテーナ6 6のガイド孔66aにて、シリンダ孔3の中心軸上に保持されるバルブステム6 8と、スプリングリテーナ70や弁ばね71と共に、副液圧室61aに収容され る弁体69とからなっている。
【0033】 バルブステム68は、副液圧室61aに突出配置される先端部のおねじ68a と、同じく副液圧室61a内に配設されるフランジ68bと、ピストン60のガ イド孔60aに収容される後端の大径頭部68cとを持っている。弁体69は、 有底筒状の金属製コア69aと弾性の弁頭69bとからなっており、コア69a をバルブステム68のおねじ68aにねじ込んで、バルブステム68の先端に取 付けられる。また、スプリングリテーナ70は、おねじ68aの奥側に、その一 側面を弁体69に当てて螺着されると共に、シリンダ孔底部のスプリングリテー ナ66との間に弁ばね71が縮設される。
【0034】 バルブステム68のフランジ68bと大径頭部68cは、ピストン60が、リ ターンスプリング65の弾発力にて図4に示す後退限に位置した際に、スプリン グリテーナ65,66と当接して、バルブステム68の後退位置を規制するもの で、弁体69と弁座72との間に設定される無効ストロークCは、弁体69のね じ込み量を調整することによって、必要最小限に設定することが可能である。
【0035】
本考案は、以上のように構成されるため、制動の開始から液圧室の作動液を昇 圧するまでの無効ストロークを、必要最小限にしかも簡便に設定することができ るので、制動が開始されるまでの時間を短縮して、初期制動能力を高める。また 、ブレーキペダルの踏み代に不要な遊びを与えなくて済むので、即応性に優れた 良好なブレーキフィーリングが得られる。
【0036】 更に、プライマリピストンやセンタバルブを始めとする各種構成部品の集積公 差を、ピストン軸方向に長いピン孔が吸収するため、上述の無効ストロークを、 これら構成部品の集積公差に拘りなく小さく設定することができるので、構成部 品の寸法精度がラフなもので済み、歩留まりの向上が図れる。
【図1】本考案の第1実施例を示す液圧マスタシリンダ
の要部拡大断面図
の要部拡大断面図
【図2】本考案の第1実施例を示す液圧マスタシリンダ
の断面正面図
の断面正面図
【図3】本考案の第2実施例を示す液圧マスタシリンダ
の要部拡大断面図
の要部拡大断面図
【図4】本考案の第3実施例を示す液圧マスタシリンダ
の要部拡大断面図
の要部拡大断面図
1…液圧マスタシリンダ 2…シリンダボディ 3…シリンダ孔 3a…軸受孔 4…プライマリピストン 5…セコンダリピストン 7…第1液圧室 8…第2液圧室 10…第1補給室 11…第2補給室 13a…縦連通孔 13b…横連通孔 17…リザーバ 18,20…リターンスプリング 19,21…センタバルブ 22,24…バルブケース 23…スプリングリテーナ 25…バルブステム 25a…バルブステム25の一端部に形成されたおねじ 25b…バルブステム25の頭部 25c…フランジ 26…弁体 26a…金属製のコア 26b…弾性の弁体 27…スプリングリテーナ 28…弁ばね 29…弁座 C…弁体26と弁座29の間に設定される無効ストロー
ク
ク
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダボディに穿設されたシリンダ孔
にピストンを収容して、ピストンの奥部に液圧室を画成
し、該ピストンに前記液圧室とピストン外周の補給室と
を連通する連通孔を形成し、該連通孔が開口するピスト
ンの先端面を弁座となすと共に、該ピストンの先端に係
着されるバルブケースの内部に、バルブステムの一端部
に設けられた弁体とスプリングリテーナとを配設し、該
バルブケースとスプリングリテーナとの間に、前記弁体
を弁座方向へ付勢する弁ばねを縮設すると共に、前記ピ
ストンがシリンダ孔の開口部側へ移動して後退限へ位置
した際に、前記弁体を前記弁座から離間させて、該弁体
と弁座間に無効ストロークを設定するセンタバルブ型車
両用液圧マスタシリンダにおいて、前記バルブステムの
一端部におねじを刻設し、前記弁体とスプリングリテー
ナとをバルブステムと別体に形成して、これら弁体とス
プリングリテーナを、バルブステムの一端部にねじ螺合
すると共に、スプリングリテーナを弁体に当接させて、
該弁体を任意のねじ込み位置に固定することを特徴とす
るセンタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効スト
ローク設定構造。 - 【請求項2】 シリンダボディに穿設されたシリンダ孔
にピストンを収容して、該ピストンとシリンダ孔の底部
との間に液圧室を画成し、該シリンダ孔の底面に、前記
液圧室と別途のリザーバとを連通する連通孔を開口させ
て、シリンダ孔の底面を弁座となすと共に、前記ピスト
ンにバルブステムの後端部を係着し、該バルブステムの
先端部を、前記シリンダ孔の底部に配設されるバルブケ
ースに挿通させて、バルブステムの先端部に設けられた
弁体とスプリングリテーナとをバルブケースの内部に配
設し、該バルブケースとスプリングリテーナとの間に、
前記弁体を弁座方向へ付勢する弁ばねを縮設し、前記ピ
ストンがシリンダ孔の開口部側へ移動して後退限へ位置
した際に、前記弁体を前記弁座から離間させて、該弁体
と弁座間に無効ストロークを設定するセンタバルブ型車
両用液圧マスタシリンダにおいて、前記バルブステムの
先端部におねじを刻設し、前記弁体とスプリングリテー
ナとをバルブステムと別体に形成して、これら弁体とス
プリングリテーナをバルブステムの先端部にねじ螺合す
ると共に、スプリングリテーナを弁体に当接させて、該
弁体を任意のねじ込み位置に固定することを特徴とする
センタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効ストロ
ーク設定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP686993U JPH0665135U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | センタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効ストローク設定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP686993U JPH0665135U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | センタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効ストローク設定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665135U true JPH0665135U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=11650247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP686993U Pending JPH0665135U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | センタバルブ型車両用液圧マスタシリンダの無効ストローク設定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665135U (ja) |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP686993U patent/JPH0665135U/ja active Pending
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