JPH0665423A - 振動減衰材料 - Google Patents
振動減衰材料Info
- Publication number
- JPH0665423A JPH0665423A JP22565292A JP22565292A JPH0665423A JP H0665423 A JPH0665423 A JP H0665423A JP 22565292 A JP22565292 A JP 22565292A JP 22565292 A JP22565292 A JP 22565292A JP H0665423 A JPH0665423 A JP H0665423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration damping
- rubber
- damping material
- elasticity
- polyamide
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 機械特性やクリープ特性に優れ、しかも、良
好かつ安定した弾性および振動減衰特性を有する振動減
衰材料を提供する。 【構成】 天然ゴムおよび/または合成ゴム 100重量部
あたり、 5〜100 重量部のポリアミド系エラストマを配
合する。
好かつ安定した弾性および振動減衰特性を有する振動減
衰材料を提供する。 【構成】 天然ゴムおよび/または合成ゴム 100重量部
あたり、 5〜100 重量部のポリアミド系エラストマを配
合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物などの免震など
に利用される振動減衰材料に関する。
に利用される振動減衰材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物、構造物、床、各種設
備などの免震対策として、基礎材に鋼板とゴム板を交互
に積層してバネ機能を持たせた積層ゴムを用いるととも
に、振動エネルギーを吸収する鋼材ダンパーを設置する
ことが一般に行われている。
備などの免震対策として、基礎材に鋼板とゴム板を交互
に積層してバネ機能を持たせた積層ゴムを用いるととも
に、振動エネルギーを吸収する鋼材ダンパーを設置する
ことが一般に行われている。
【0003】しかしながら、このような積層ゴムと鋼材
ダンパーとの併用は、施工やメンテナンスに多大な時間
や費用を要するだけでなく、地下空間の有効利用が妨げ
られるという難点があった。
ダンパーとの併用は、施工やメンテナンスに多大な時間
や費用を要するだけでなく、地下空間の有効利用が妨げ
られるという難点があった。
【0004】そこで、積層ゴム自身に上記ダンパー機能
を付与した一体型免震アイソレータの要求が高まってお
り、これに用いる新規な振動減衰材料の開発が求められ
ている。
を付与した一体型免震アイソレータの要求が高まってお
り、これに用いる新規な振動減衰材料の開発が求められ
ている。
【0005】すなわち、積層ゴムにダンパー機能を付与
するためには、機械特性やクリープ特性に優れ、大変形
に追随可能な伸びを有するとともに、良好かつ安定した
弾性および振動減衰特性を具備した振動減衰材料が要求
される。
するためには、機械特性やクリープ特性に優れ、大変形
に追随可能な伸びを有するとともに、良好かつ安定した
弾性および振動減衰特性を具備した振動減衰材料が要求
される。
【0006】ところで、従来、積層ゴムには、機械特性
やクリープ特性の良好な天然ゴムが一般に使用されてい
る。しかしながら、天然ゴムは、弾性が非常に強く、振
動減衰機能をほとんど有さない。一方、防振ゴムとして
汎用されているクロロプレンゴムやブチルゴムなどの合
成ゴムは、免震アイソレータに要求される大変形に追随
できるだけの伸びがないうえ、使用温度範囲( -10〜40
℃)における弾性特性や減衰特性などの安定性、大変形
領域における減衰性能などが不十分である。
やクリープ特性の良好な天然ゴムが一般に使用されてい
る。しかしながら、天然ゴムは、弾性が非常に強く、振
動減衰機能をほとんど有さない。一方、防振ゴムとして
汎用されているクロロプレンゴムやブチルゴムなどの合
成ゴムは、免震アイソレータに要求される大変形に追随
できるだけの伸びがないうえ、使用温度範囲( -10〜40
℃)における弾性特性や減衰特性などの安定性、大変形
領域における減衰性能などが不十分である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、近時、積
層ゴムとダンパーの機能を併せ持つ一体型免震アイソレ
ータに適する、機械特性やクリープ特性に優れる一方、
弾性および振動減衰特性が良好かつ安定している新規な
振動減衰材料の要求がある。
層ゴムとダンパーの機能を併せ持つ一体型免震アイソレ
ータに適する、機械特性やクリープ特性に優れる一方、
弾性および振動減衰特性が良好かつ安定している新規な
振動減衰材料の要求がある。
【0008】本発明はこのような要求に応えるべくなさ
れたもので、機械特性やクリープ特性に優れ、しかも、
良好かつ安定した弾性および振動減衰特性を有する振動
減衰材料を提供することを目的とする。
れたもので、機械特性やクリープ特性に優れ、しかも、
良好かつ安定した弾性および振動減衰特性を有する振動
減衰材料を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の振動減衰材料
は、ゴム 100重量部あたり、 5〜100 重量部のポリアミ
ド系エラストマを含有することを特徴としている。
は、ゴム 100重量部あたり、 5〜100 重量部のポリアミ
ド系エラストマを含有することを特徴としている。
【0010】本発明において使用されるゴムとしては、
天然ゴムのほか、補強繊維を配合して強化した各種繊維
強化合成ゴム、たとえば FRR(宇部興産社製 商品名)
などや、液状イソブチレンゴム、液状イソプレンゴム、
各種(液状、高ニトリル、あるいはカルボキシル変性な
ど)アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ムなどが好適に使用される。これらは、 1種を単独で使
用してもよく、 2種以上を混合して使用するようにして
もよい。
天然ゴムのほか、補強繊維を配合して強化した各種繊維
強化合成ゴム、たとえば FRR(宇部興産社製 商品名)
などや、液状イソブチレンゴム、液状イソプレンゴム、
各種(液状、高ニトリル、あるいはカルボキシル変性な
ど)アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ムなどが好適に使用される。これらは、 1種を単独で使
用してもよく、 2種以上を混合して使用するようにして
もよい。
【0011】また、本発明において使用されるポリアミ
ド系エラストマは、ゴムとプラスチックの中間的物性を
有する熱可塑性エラストマの 1種で、ポリアミドをハー
ドセグメントとし、ポリエーテルもしくはポリエステル
をソフトセグメントとする共重合体エラストマである。
市販品を例示すると、 ATOCHEM社製の Pebax、ヒュルス
社製のVestamid、 Ems社製のグリラックスA、宇部興産
社製の UBE-PAE(以上、いずれも商品名)などがある。
このようなポリアミド系エラストマは、ゴムに対する分
散性に優れ、その優れた機械特性、弾性特性を損なうこ
となく、優れた振動減衰特性を付与することができる。
ド系エラストマは、ゴムとプラスチックの中間的物性を
有する熱可塑性エラストマの 1種で、ポリアミドをハー
ドセグメントとし、ポリエーテルもしくはポリエステル
をソフトセグメントとする共重合体エラストマである。
市販品を例示すると、 ATOCHEM社製の Pebax、ヒュルス
社製のVestamid、 Ems社製のグリラックスA、宇部興産
社製の UBE-PAE(以上、いずれも商品名)などがある。
このようなポリアミド系エラストマは、ゴムに対する分
散性に優れ、その優れた機械特性、弾性特性を損なうこ
となく、優れた振動減衰特性を付与することができる。
【0012】本発明において、このようなポリアミド系
エラストマの含有量を、ゴム分 100重量部あたり 5〜10
0 重量部に限定したのは、 5重量部未満では振動減衰付
与効果が十分得られず、逆に 100重量部を越えると伸び
特性が低下し、また弾性も著しく低下するようになるか
らである。
エラストマの含有量を、ゴム分 100重量部あたり 5〜10
0 重量部に限定したのは、 5重量部未満では振動減衰付
与効果が十分得られず、逆に 100重量部を越えると伸び
特性が低下し、また弾性も著しく低下するようになるか
らである。
【0013】なお、本発明の振動減衰材料には、上記成
分の他、カーボンブラックなどの充填剤、プロセスオイ
ルなどの軟化剤、可塑剤、老化防止剤などを、本発明の
効果を阻害しない範囲で配合することができる。
分の他、カーボンブラックなどの充填剤、プロセスオイ
ルなどの軟化剤、可塑剤、老化防止剤などを、本発明の
効果を阻害しない範囲で配合することができる。
【0014】
【作用】本発明の振動減衰材料では、ゴムに、熱可塑性
エラストマの 1種であるポリアミド系エラストマを特定
の割合で併用するようにしたので、積層ゴムのゴム材に
本来要求される優れた機械特性、クリープ特性を有する
うえに、良好かつ安定した弾性および振動減衰特性を有
したものとなる。したがって、これを用いてダンパー機
能を備えた積層ゴムの製造が可能になり、建築物などに
対する優れた免震システムを確立することができる。
エラストマの 1種であるポリアミド系エラストマを特定
の割合で併用するようにしたので、積層ゴムのゴム材に
本来要求される優れた機械特性、クリープ特性を有する
うえに、良好かつ安定した弾性および振動減衰特性を有
したものとなる。したがって、これを用いてダンパー機
能を備えた積層ゴムの製造が可能になり、建築物などに
対する優れた免震システムを確立することができる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を記載する。
【0016】実施例1〜3 表1に示した配合で、各成分をニーダーを用いて均一に
混合した。得られた混合物を 150℃、30分間の熱処理を
施して加硫させ、 5.0mm厚のシートとした。
混合した。得られた混合物を 150℃、30分間の熱処理を
施して加硫させ、 5.0mm厚のシートとした。
【0017】このようにして得た各シートについて、硬
さ(JIS A による)、引張強さ、および伸びを測定する
とともに、周波数 0.3Hz、変形量がシート厚みに対して
約10%、曲げモードで動的機械試験を行ったときの -10
℃および40℃における弾性率の比を求め、弾性の温度安
定性を評価した。また、振動減衰特性を調べるために、
上記シートと 2.3mm厚の鋼板とを交互に積層して直径 3
00mmの円筒状の積層ゴム(ゴム層数 24)を製造し、これ
に面圧60kgf/cm2 の鉛直荷重下で、周波数 0.5Hzのサイ
ン波をせん断方向に加え、せん断歪がシートの厚さに対
して 100%の動的加振により得られたヒステリシス曲線
より、等価減衰定数(h eq)を求めた。
さ(JIS A による)、引張強さ、および伸びを測定する
とともに、周波数 0.3Hz、変形量がシート厚みに対して
約10%、曲げモードで動的機械試験を行ったときの -10
℃および40℃における弾性率の比を求め、弾性の温度安
定性を評価した。また、振動減衰特性を調べるために、
上記シートと 2.3mm厚の鋼板とを交互に積層して直径 3
00mmの円筒状の積層ゴム(ゴム層数 24)を製造し、これ
に面圧60kgf/cm2 の鉛直荷重下で、周波数 0.5Hzのサイ
ン波をせん断方向に加え、せん断歪がシートの厚さに対
して 100%の動的加振により得られたヒステリシス曲線
より、等価減衰定数(h eq)を求めた。
【0018】以上の結果を表1下欄に示す。
【0019】なお、比較のために、ポリアミド系エラス
トマを未配合とした例(比較例1)、およびポリアミド
系エラストマを過剰に配合した例(比較例2)を表1に
併せ示した。
トマを未配合とした例(比較例1)、およびポリアミド
系エラストマを過剰に配合した例(比較例2)を表1に
併せ示した。
【0020】
【表1】 表1からも明らかなように、本発明にかかる振動減衰材
料は、伸びも大きく十分な機械特性を有していた。ま
た、積層ゴムの使用環境温度 -10〜40℃の範囲で安定し
た弾性を有し、かつ優れた振動減衰特性を有していた。
料は、伸びも大きく十分な機械特性を有していた。ま
た、積層ゴムの使用環境温度 -10〜40℃の範囲で安定し
た弾性を有し、かつ優れた振動減衰特性を有していた。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の振動減衰材料は、天然ゴムに匹敵する伸び、機械
強度を有し、かつ、優れた振動減衰特性を有しているの
で、これを用いて、ダンパー機能を有する積層ゴムの製
造が可能になり、建築物などに対し、経済的でむだのな
い免震システムを確立するすることができる。
発明の振動減衰材料は、天然ゴムに匹敵する伸び、機械
強度を有し、かつ、優れた振動減衰特性を有しているの
で、これを用いて、ダンパー機能を有する積層ゴムの製
造が可能になり、建築物などに対し、経済的でむだのな
い免震システムを確立するすることができる。
【0022】
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴム 100重量部あたり、 5〜100 重量部
のポリアミド系エラストマを含有することを特徴とする
振動減衰材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22565292A JPH0665423A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 振動減衰材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22565292A JPH0665423A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 振動減衰材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0665423A true JPH0665423A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16832654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22565292A Withdrawn JPH0665423A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 振動減衰材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665423A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6257036B1 (en) | 1998-07-09 | 2001-07-10 | Tadashi Iura | Metallic shaft material diameter increasing device |
| US6568233B2 (en) | 1999-01-20 | 2003-05-27 | Iura Co., Ltd. | Method and apparatus of diametrically expanding metal shafts |
| KR20040024212A (ko) * | 2002-09-13 | 2004-03-20 | 이응길 | 완충 조성물 |
| WO2006076958A1 (de) * | 2005-01-22 | 2006-07-27 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Spritzbare, niedrigviskose kautschuk-dämpfungsmassen |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP22565292A patent/JPH0665423A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6257036B1 (en) | 1998-07-09 | 2001-07-10 | Tadashi Iura | Metallic shaft material diameter increasing device |
| US6568233B2 (en) | 1999-01-20 | 2003-05-27 | Iura Co., Ltd. | Method and apparatus of diametrically expanding metal shafts |
| KR20040024212A (ko) * | 2002-09-13 | 2004-03-20 | 이응길 | 완충 조성물 |
| WO2006076958A1 (de) * | 2005-01-22 | 2006-07-27 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Spritzbare, niedrigviskose kautschuk-dämpfungsmassen |
| US8137500B2 (en) | 2005-01-22 | 2012-03-20 | Henkel Kgaa | Sprayable low-viscosity rubber damping compounds |
| DE202005022067U1 (de) | 2005-01-22 | 2013-03-27 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Spritzbare, niedrigviskose Kautschuk-Dämpfungsmassen |
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| JPH0925363A (ja) | 振動減衰材料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |