JPH0665590B2 - エレベ−タの制御装置 - Google Patents
エレベ−タの制御装置Info
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- JPH0665590B2 JPH0665590B2 JP17829387A JP17829387A JPH0665590B2 JP H0665590 B2 JPH0665590 B2 JP H0665590B2 JP 17829387 A JP17829387 A JP 17829387A JP 17829387 A JP17829387 A JP 17829387A JP H0665590 B2 JPH0665590 B2 JP H0665590B2
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- Japan
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- command signal
- speed command
- normal
- remaining distance
- signal
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
この発明はエレベータの製造装置に関し、特に、終端階
減速指令の発生に関するものである。
減速指令の発生に関するものである。
【従来の技術】 エレベータのかごを着床予定階に向かって走行させるに
際しては、通常の正規速度指令信号に従って滑らかに、
しかも、乗り心地良く減速させながら着床させることが
行われている。ここで、かかる正規速度指令信号の発生
が何かの故障によって遮断されると、減速走行が行えな
くなることから、かごが終端階に向って高速走行するこ
とになる。そして、最悪の場合には緩衝器に衝突するこ
とになる。 このような問題を解決するために、従来一般に使用され
ているエレベータ装置においては、例えば、特開昭56−
155176号公報に示されるように、正規速度指令信号が故
障しても、安全な状態に減速して終端階に着床させるた
めの装置が組み込まれている。 第5図は従来のエレベータの制御装置を示す要部構成図
である。 図において、6は乗客を乗せるためのかご、7はかご6
の重さに対応したつり合い重り、8は昇降路の上部に設
けられた機械室に設置されているシーブ9に巻きつけら
れて、その両端部分にそれぞれ前記かご6とつり合い重
り7が吊り下げられているロープ、10はシーブ9を駆動
する電動機、11は電動機10の回転軸に連結されることに
より、電動機10の回転に対応したパルスを発生するパル
ス発生器、12はパルス発生器11から発生されるパルスを
計数する計数回路、13はマイクロコンピュータシステム
であって、前記計数回路12から供給される計数値信号12
a等を入力として各種演算を行うことにより、かご6の
現在位置を判別してトルク指令信号13aを出力する。14
は三相交流電源、15はトランジスタ或いはサイリスタ等
の半導体素子によって構成された電力変換装置であっ
て、三相交流電源14から供給される三相交流をマイクロ
コンピュータシステム13から供給されるトルク指令信号
13aに応じた電力量に変換して電動機10に供給する。16
は終端階の階床、17はかご6の側面に固定されたカム、
18は終端階の階床16の所定距離手前における昇降路の内
壁面に固定された終端位置検出器であって、かご6がこ
の位置に到達すると、かご6に設けられているカム17に
より作動されて、かごが終端位置に到達したことを示す
終端位置到達検出信号18aを出力してマイクロコンピュ
ータシステム13に供給する。 第6図は第5図に示すマイクロコンピュータシステム13
の内部構成を示すブロック図である。 図において、130,140は第1,第2のマイクロコンピュー
タであって、両マイクロコンピュータ130,140は伝送イ
ンタフェース150によって連結されている。そして、こ
の両マイクロコンピュータ130,140における131,141は中
央演算処理部(以下『CPU』と称す)、132,142はバス、
133,143は各種処理プログラムが格納されているリード
オンリーメモリ(以下『ROM』と称す)であって、バス1
32,142を介してCPU131及び141に接続されている。134,1
44はランダムアクセスメモリであって、バス132,142を
介してCPU131及び141に接続されている。135,145は計数
回路12から供給される計数値信号12a及び終端位置検出
器18から供給される終端位置到達検出信号18aを取り込
む入力ポートであって、バス132,142を介してCPU131及
び141に接続されている。136,146は出力ポートであっ
て、バス132,142を介してCPU131及び141に接続されてい
ると共に、出力ポート146はトルク指令信号13aを電力変
換装置15に供給するようになっている。 このように構成されたエレベータ装置において、電動機
10が駆動されると、シーブ9が回転されてロープ8が巻
き上げまたは繰り出されることから、かご6が昇降路内
を上下方向に走行することになる。ここで、電動機10の
回転軸にはパルス発生器11が連結されていることから、
電動機10の駆動に応じてパルスが発生されることにな
る。つまり、パルス発生器11は、かご6の移動量に正確
に比例したパルス数を発生することになる。そして、こ
のパルス発生器11から発生されるパルスは、計数回路12
において計数され、その計数値信号12aがマイクロコン
ピュータシステム13に供給されて演算されることによ
り、かご6の現在位置が求められる。また、この現在位
置から着床予定階までの正規残距離RAを求める。 一方、終端位置検出器18は、終端階の階床16の所定距離
手前にかご6が到達すると、このかご6に設置されてい
るカム17により駆動されて終端位置到達検出信号18aを
発生してマイクロコンピュータシステム13に供給され
る。マイクロコンピュータシステム13は終端位置到達検
出信号18aの供給を受けると、計数回路12から供給され
る計数値信号12a等を基として演算することにより、ト
ルク指令信号13aを発生して電力変換装置15に供給す
る。 ここで、マイクロコンピュータシステム13は第6図に示
す様に、第1のマイクロコンピュータ130と第2のマイ
クロコンピュータ140とによって構成されており、第1
のマイクロコンピュータ130はかご6の運行制御及びシ
ーケンス制御を行うことにより、かご6の通常特におけ
る速度指令信号である正規速度指令信号VNを発生す
る。そして、この正規速度指令信号VNの着床予定階ま
での正規残距離RAに対応しており、一定の減速度βA
との間に なる関係が生ずる。また、正規残距離RAは、計数回路
12から出力される計数値信号12aを入力ポート135を介し
て取り込み、CPU131において前記計数値信号12aを基と
して演算することにより求められる。 一方、第2のマイクロコンピュータ140は、電動機10の
回転数及びトルクを制御する指令信号13aを発生し、こ
の指令信号13aを出力ポート146から電力変換装置15に供
給する。また、かご6が終端階に近づくと、終端位置検
出器18から終端位置到達検出信号18aが発生される。こ
の終端位置到達検出信号18aは、入力ポート145を介して
第2のマイクロコンピュータ140に取り込まれることに
より、CPU141において演算されて終端階残距離RBが設
定され、以後は計数回路12から出力される計数値信号12
aを基として、終端階残距離RBが求められる。そし
て、この終端階残距離RBを基にして、終端階減速指令
信号VSが、 として演算される。なお、βBは一定値であって、βA
よりは大きな値に設定されている。 このように、第1のマイクロコンピュータ130において
演算された正規速度指令信号VNは、伝送インタフェー
ス150を介して第2のマイクロコンピュータ140へ伝送さ
れる。第2のマイクロコンピュータ140の内部において
は正規速度指令信号VNと終端階減速指令信号VSとを
比較しており、その比較結果がVN≦VSならばVNを
選択し、VN>VSならばVSを選択して、この選択さ
れた信号を最終速度指令信号VFとする。そして、この
第2のマイクロコンピュータ140は、前記最終速度指令
信号VFを基にして計算することにより、指令信号13a
を発生し、この指令信号13aを出力ポート146から電力変
換装置15に供給することにより、電動機10に供給する電
力を調整することによって、かご6の移動速度を可変す
る。 このような制御を実行することによって、かご6が終端
階に近づいた時、正規速度指令信号VNが漸減しなくて
も、終端階減速指令信号VSによってかご6を減速させ
て、終端階に安全に着床させることができることにな
る。 第7図は正規速度指令信号VNと終端階減速指令信号V
Sとの関係を示すものであって、横軸は第1のマイクロ
コンピュータ130において演算される正規残距離RAと
第2のマイクロコンピュータ140において演算される終
端階残距離RBを示し、縦軸は正規速度指令信号VNと
終端階減速指令信号VSを示している。 第7図から明らかなように、残距離が大きいところにお
いては、終端階減速指令信号VSが正規速度指令信号V
Nよりもかなり大きいことを示しており、また残距離が
小さいところにおいては、終端階減速指令信号VSが正
規速度指令信号VNに極めて接近していることを示して
おり、これはβA<βBなる関係を有するためである。 第8図はかご6が終端階に向って走行する場合における
正規速度指令信号VN及び終端階減速指令信号VSの時
間的変化を示すものである。 図において、正常な状態における正規速度指令信号VN
は点P1から最終階の階床を示す点P3に向って漸減す
る。また、終端階減速指令信号VSは、点P4,点
P2,点P3を通って漸減する。したがって、最終速度
指令信号VFも、前述したように、常にVN≦VSであ
るために、正規速度指令信号VNの場合と同様に、点P
1から最終階の階床を示す点P3に向かって漸減するこ
とになる。 次に、何かの原因によって正規速度指令信号VNが時点
t1からの減速を開始しなくなるような故障が発生した
と仮定すると、終端階減速指令信号VSは点P4,点P
2,点P3を通って漸減することから、最終速度指令信
号VFは点P1,点P2,点P3を経由して漸減するこ
とにより、かご6を最終階に向って減速させる。 つまり、第8図からも明らかなように、正規速度指令信
号VNが高い値の時に漸減しなくなる故障が発生する
と、終端階減速指令信号VSが故障した時点における正
規速度指令信号Nの値以下にならないと、かご6は減速
することができなくなる。このことは、時間(t2−t
1)だけ減速が遅れ、これに伴って着床精度が悪化する
ことになる。また、βA<βBなる関係を有するため
に、この件に関しても乗り心地が通常よりも悪化する。
さらに、正規速度指令信号VNと正規残距離RAは、同
一の第1のマイクロコンピュータ130において演算され
ていることから、正規速度指令信号VNが漸減しない時
はマイクロコンピュータの故障であり、これに伴って正
規残距離RAも漸減しなくなる。
際しては、通常の正規速度指令信号に従って滑らかに、
しかも、乗り心地良く減速させながら着床させることが
行われている。ここで、かかる正規速度指令信号の発生
が何かの故障によって遮断されると、減速走行が行えな
くなることから、かごが終端階に向って高速走行するこ
とになる。そして、最悪の場合には緩衝器に衝突するこ
とになる。 このような問題を解決するために、従来一般に使用され
ているエレベータ装置においては、例えば、特開昭56−
155176号公報に示されるように、正規速度指令信号が故
障しても、安全な状態に減速して終端階に着床させるた
めの装置が組み込まれている。 第5図は従来のエレベータの制御装置を示す要部構成図
である。 図において、6は乗客を乗せるためのかご、7はかご6
の重さに対応したつり合い重り、8は昇降路の上部に設
けられた機械室に設置されているシーブ9に巻きつけら
れて、その両端部分にそれぞれ前記かご6とつり合い重
り7が吊り下げられているロープ、10はシーブ9を駆動
する電動機、11は電動機10の回転軸に連結されることに
より、電動機10の回転に対応したパルスを発生するパル
ス発生器、12はパルス発生器11から発生されるパルスを
計数する計数回路、13はマイクロコンピュータシステム
であって、前記計数回路12から供給される計数値信号12
a等を入力として各種演算を行うことにより、かご6の
現在位置を判別してトルク指令信号13aを出力する。14
は三相交流電源、15はトランジスタ或いはサイリスタ等
の半導体素子によって構成された電力変換装置であっ
て、三相交流電源14から供給される三相交流をマイクロ
コンピュータシステム13から供給されるトルク指令信号
13aに応じた電力量に変換して電動機10に供給する。16
は終端階の階床、17はかご6の側面に固定されたカム、
18は終端階の階床16の所定距離手前における昇降路の内
壁面に固定された終端位置検出器であって、かご6がこ
の位置に到達すると、かご6に設けられているカム17に
より作動されて、かごが終端位置に到達したことを示す
終端位置到達検出信号18aを出力してマイクロコンピュ
ータシステム13に供給する。 第6図は第5図に示すマイクロコンピュータシステム13
の内部構成を示すブロック図である。 図において、130,140は第1,第2のマイクロコンピュー
タであって、両マイクロコンピュータ130,140は伝送イ
ンタフェース150によって連結されている。そして、こ
の両マイクロコンピュータ130,140における131,141は中
央演算処理部(以下『CPU』と称す)、132,142はバス、
133,143は各種処理プログラムが格納されているリード
オンリーメモリ(以下『ROM』と称す)であって、バス1
32,142を介してCPU131及び141に接続されている。134,1
44はランダムアクセスメモリであって、バス132,142を
介してCPU131及び141に接続されている。135,145は計数
回路12から供給される計数値信号12a及び終端位置検出
器18から供給される終端位置到達検出信号18aを取り込
む入力ポートであって、バス132,142を介してCPU131及
び141に接続されている。136,146は出力ポートであっ
て、バス132,142を介してCPU131及び141に接続されてい
ると共に、出力ポート146はトルク指令信号13aを電力変
換装置15に供給するようになっている。 このように構成されたエレベータ装置において、電動機
10が駆動されると、シーブ9が回転されてロープ8が巻
き上げまたは繰り出されることから、かご6が昇降路内
を上下方向に走行することになる。ここで、電動機10の
回転軸にはパルス発生器11が連結されていることから、
電動機10の駆動に応じてパルスが発生されることにな
る。つまり、パルス発生器11は、かご6の移動量に正確
に比例したパルス数を発生することになる。そして、こ
のパルス発生器11から発生されるパルスは、計数回路12
において計数され、その計数値信号12aがマイクロコン
ピュータシステム13に供給されて演算されることによ
り、かご6の現在位置が求められる。また、この現在位
置から着床予定階までの正規残距離RAを求める。 一方、終端位置検出器18は、終端階の階床16の所定距離
手前にかご6が到達すると、このかご6に設置されてい
るカム17により駆動されて終端位置到達検出信号18aを
発生してマイクロコンピュータシステム13に供給され
る。マイクロコンピュータシステム13は終端位置到達検
出信号18aの供給を受けると、計数回路12から供給され
る計数値信号12a等を基として演算することにより、ト
ルク指令信号13aを発生して電力変換装置15に供給す
る。 ここで、マイクロコンピュータシステム13は第6図に示
す様に、第1のマイクロコンピュータ130と第2のマイ
クロコンピュータ140とによって構成されており、第1
のマイクロコンピュータ130はかご6の運行制御及びシ
ーケンス制御を行うことにより、かご6の通常特におけ
る速度指令信号である正規速度指令信号VNを発生す
る。そして、この正規速度指令信号VNの着床予定階ま
での正規残距離RAに対応しており、一定の減速度βA
との間に なる関係が生ずる。また、正規残距離RAは、計数回路
12から出力される計数値信号12aを入力ポート135を介し
て取り込み、CPU131において前記計数値信号12aを基と
して演算することにより求められる。 一方、第2のマイクロコンピュータ140は、電動機10の
回転数及びトルクを制御する指令信号13aを発生し、こ
の指令信号13aを出力ポート146から電力変換装置15に供
給する。また、かご6が終端階に近づくと、終端位置検
出器18から終端位置到達検出信号18aが発生される。こ
の終端位置到達検出信号18aは、入力ポート145を介して
第2のマイクロコンピュータ140に取り込まれることに
より、CPU141において演算されて終端階残距離RBが設
定され、以後は計数回路12から出力される計数値信号12
aを基として、終端階残距離RBが求められる。そし
て、この終端階残距離RBを基にして、終端階減速指令
信号VSが、 として演算される。なお、βBは一定値であって、βA
よりは大きな値に設定されている。 このように、第1のマイクロコンピュータ130において
演算された正規速度指令信号VNは、伝送インタフェー
ス150を介して第2のマイクロコンピュータ140へ伝送さ
れる。第2のマイクロコンピュータ140の内部において
は正規速度指令信号VNと終端階減速指令信号VSとを
比較しており、その比較結果がVN≦VSならばVNを
選択し、VN>VSならばVSを選択して、この選択さ
れた信号を最終速度指令信号VFとする。そして、この
第2のマイクロコンピュータ140は、前記最終速度指令
信号VFを基にして計算することにより、指令信号13a
を発生し、この指令信号13aを出力ポート146から電力変
換装置15に供給することにより、電動機10に供給する電
力を調整することによって、かご6の移動速度を可変す
る。 このような制御を実行することによって、かご6が終端
階に近づいた時、正規速度指令信号VNが漸減しなくて
も、終端階減速指令信号VSによってかご6を減速させ
て、終端階に安全に着床させることができることにな
る。 第7図は正規速度指令信号VNと終端階減速指令信号V
Sとの関係を示すものであって、横軸は第1のマイクロ
コンピュータ130において演算される正規残距離RAと
第2のマイクロコンピュータ140において演算される終
端階残距離RBを示し、縦軸は正規速度指令信号VNと
終端階減速指令信号VSを示している。 第7図から明らかなように、残距離が大きいところにお
いては、終端階減速指令信号VSが正規速度指令信号V
Nよりもかなり大きいことを示しており、また残距離が
小さいところにおいては、終端階減速指令信号VSが正
規速度指令信号VNに極めて接近していることを示して
おり、これはβA<βBなる関係を有するためである。 第8図はかご6が終端階に向って走行する場合における
正規速度指令信号VN及び終端階減速指令信号VSの時
間的変化を示すものである。 図において、正常な状態における正規速度指令信号VN
は点P1から最終階の階床を示す点P3に向って漸減す
る。また、終端階減速指令信号VSは、点P4,点
P2,点P3を通って漸減する。したがって、最終速度
指令信号VFも、前述したように、常にVN≦VSであ
るために、正規速度指令信号VNの場合と同様に、点P
1から最終階の階床を示す点P3に向かって漸減するこ
とになる。 次に、何かの原因によって正規速度指令信号VNが時点
t1からの減速を開始しなくなるような故障が発生した
と仮定すると、終端階減速指令信号VSは点P4,点P
2,点P3を通って漸減することから、最終速度指令信
号VFは点P1,点P2,点P3を経由して漸減するこ
とにより、かご6を最終階に向って減速させる。 つまり、第8図からも明らかなように、正規速度指令信
号VNが高い値の時に漸減しなくなる故障が発生する
と、終端階減速指令信号VSが故障した時点における正
規速度指令信号Nの値以下にならないと、かご6は減速
することができなくなる。このことは、時間(t2−t
1)だけ減速が遅れ、これに伴って着床精度が悪化する
ことになる。また、βA<βBなる関係を有するため
に、この件に関しても乗り心地が通常よりも悪化する。
さらに、正規速度指令信号VNと正規残距離RAは、同
一の第1のマイクロコンピュータ130において演算され
ていることから、正規速度指令信号VNが漸減しない時
はマイクロコンピュータの故障であり、これに伴って正
規残距離RAも漸減しなくなる。
このように、従来のエレベータの制御装置は、正規速度
指令信号と終端階減速指令信号のみを大小比較している
ために、正規速度指令信号が故障した場合に、終端階減
速指令信号に切り替えるまでに時間がかかり、これに伴
って終端階への着床が悪くなると共に、減速度も通常の
場合より大きくなって乗り心地が悪くなる等の問題点を
有している。 そこで、この発明は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、第1のマイクロコンピュータにお
ける正規残距離演算及びその結果の第2のマイクロコン
ピュータへの伝送が正常に行われることを前提とし、正
規速度指令信号が漸減しない故障が発生しても、終端階
減速指令信号に切り替わるまでの時間を短くすることが
できると共に、着床精度と減速度を通常の場合と略同一
にすることができるエレベータの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
指令信号と終端階減速指令信号のみを大小比較している
ために、正規速度指令信号が故障した場合に、終端階減
速指令信号に切り替えるまでに時間がかかり、これに伴
って終端階への着床が悪くなると共に、減速度も通常の
場合より大きくなって乗り心地が悪くなる等の問題点を
有している。 そこで、この発明は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、第1のマイクロコンピュータにお
ける正規残距離演算及びその結果の第2のマイクロコン
ピュータへの伝送が正常に行われることを前提とし、正
規速度指令信号が漸減しない故障が発生しても、終端階
減速指令信号に切り替わるまでの時間を短くすることが
できると共に、着床精度と減速度を通常の場合と略同一
にすることができるエレベータの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
この発明にかかるエレベータの制御装置は、かごの現在
位置から着床予定階までの正規残距離を演算する正規残
距離演算手段と、前記正規残距離演算手段から発生され
る正規残距離を入力として正規速度指令信号を発生する
正規速度指令信号発生手段と、かごが終端階に向って走
行する時に終端階減速指令信号を発生する終端階減速指
令信号発生手段と、前記正規残距離演算手段,正規速度
指令信号発生手段,終端階減速指令信号発生手段から発
生される正規残距離,正規速度指令信号及び終端階減速
指令信号を入力とする切替手段とを有し、前記切替手段
は、正規残距離を入力し、それによってメモリテーブル
に格納された速度指令値からなるチェック信号を出力す
る手段と、前記正規速度指令信号と前記チェック信号と
の差が所定範囲内にあるか否かを判定する比較手段と、
前記比較手段の出力及び前記正規速度指令信号及び前記
終端階減速指令信号とを入力して、前記チェック信号と
正規速度指令信号との差が所定範囲ならば正規速度指令
信号を選択し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号を
選択し、この選択した信号を最終速度指令信号として出
力する選択手段とを具備するものである。
位置から着床予定階までの正規残距離を演算する正規残
距離演算手段と、前記正規残距離演算手段から発生され
る正規残距離を入力として正規速度指令信号を発生する
正規速度指令信号発生手段と、かごが終端階に向って走
行する時に終端階減速指令信号を発生する終端階減速指
令信号発生手段と、前記正規残距離演算手段,正規速度
指令信号発生手段,終端階減速指令信号発生手段から発
生される正規残距離,正規速度指令信号及び終端階減速
指令信号を入力とする切替手段とを有し、前記切替手段
は、正規残距離を入力し、それによってメモリテーブル
に格納された速度指令値からなるチェック信号を出力す
る手段と、前記正規速度指令信号と前記チェック信号と
の差が所定範囲内にあるか否かを判定する比較手段と、
前記比較手段の出力及び前記正規速度指令信号及び前記
終端階減速指令信号とを入力して、前記チェック信号と
正規速度指令信号との差が所定範囲ならば正規速度指令
信号を選択し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号を
選択し、この選択した信号を最終速度指令信号として出
力する選択手段とを具備するものである。
この発明によるエレベータの制御装置は、正規残距離と
正規速度指令と、終端階減速指令信号とを入力として、
前記正規残距離に応じてメモリテーブルからチェック関
数を抽出すると共に、このチェック信号と正規速度指令
信号との差が所定範囲ならば正規速度指令信号を選択
し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号を選択し、こ
の選択した信号を最終速度指令信号として出力し、喩
え、正規残距離が漸減せず、このために正規速度指令信
号が漸減しない場合においても、終端階減速指令信号に
直ちに切り替わることができ、これに伴って終端階へ精
度良くかつ乗り心地を悪化させずに着床させることが可
能になる。
正規速度指令と、終端階減速指令信号とを入力として、
前記正規残距離に応じてメモリテーブルからチェック関
数を抽出すると共に、このチェック信号と正規速度指令
信号との差が所定範囲ならば正規速度指令信号を選択
し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号を選択し、こ
の選択した信号を最終速度指令信号として出力し、喩
え、正規残距離が漸減せず、このために正規速度指令信
号が漸減しない場合においても、終端階減速指令信号に
直ちに切り替わることができ、これに伴って終端階へ精
度良くかつ乗り心地を悪化させずに着床させることが可
能になる。
以下、この発明の一実施例を図を用いて説明する。 第1図はこの発明の一実施例によるエレベータの制御装
置を示す全体構成図であり、また、第2図及び第3図は
第1図に示す構成図の動作を説明するためのフローチャ
ート、第4図は第1図の動作特性図である。 第1図において、1は正規残距離演算手段、2は正規速
度指令信号発生手段であって、正規残距離演算手段1か
ら供給される正規残距離RAを演算することによって、
正規速度指令信号信号VNを出力する。また、3は終端
階残距離演算手段、4は終端階減速指令信号発生手段で
あって、終端階残距離演算手段3から発生される終端階
残距離RBを演算することによって終端階減速指令信号
VSを発生する。5は正規残距離RA、正規速度指令信
号VN及び終端階減速指令信号VSを入力とする切替手
段である。ここで切替手段5は残距離を入力して速度指
令値を出力する経験則または論理計算等で求めたテーブ
ル関数が格納されているチェック関数51と、チェック関
数51から発生されるチェック信号VCと正規速度指令信
号VNとを入力として、その差が所定範囲内か否かを判
定する比較手段52と、正規速度指令信号VNと終端階減
速指令信号VSとを入力して、比較手段52の出力に応じ
て、正規速度指令信号VNまたは終端階減速指令信号V
Sを選択し、この選択した信号を最終速度指令信号VF
として出力する選択手段53とによって構成されている。 上記構成によるエレベータの制御装置の動作を第2図及
び第3図に示すフローチャートを用いて説明する。な
お、他の構成部分は従来と同一であるために、第5図及
び第6図に適用した場合について説明する。 第2図は終端階残距離演算及び終端階減速指令信号を発
生するフローチャートで、かかる処理プログラムは第6
図に示す第2のマイクロコンピュータ140におけるROM14
3に格納されている。ここで、第2図に示すステップ21
においては、かご6が終端階の階床16に近づくと、終端
位置検出器18が作動して終端位置到達検出信号18aを発
生する。そして、この終端位置到達検出信号18aは、第
2のマイクロコンピュータ140における入力ポート145を
介してCPU141に供給されることにより、かご6の現在位
置から終端階の階床16までの終端階残距離RBが測定さ
れてその値が初期設定される。次に、ステップ22におい
ては、ステップ21において設定された終端階残距離RB
を計数回路12の出力信号である計数値信号12aを減算す
ることにより、第2のマイクロコンピュータ140の各演
算周期での残距離が正確に演算される。ステップ23にお
いては、ステップ22において求められた終端階残距離R
Bに対応する減速指令値VDをROM143から抽出する処理
を実行する。ここで、ROM143には、減速指令値VDが としてROM143にメモリテーブルによって格納されてい
る。但し、βBは減速度を示し、上記第(1)式におい
て示した正規速度指令信号VNにおけるβAと同じかま
たは微少分だけ大きな値となっている。次に、ステップ
24においては、ステップ23において求められた減速指令
値VDをそのまま終端階減速指令信号VSとして出力す
る。 第3図は第1図に示す切替手段5の動作を説明するため
のフローチャートであって、かかる処理を実行するため
のプログラムは、上述した場合と同様に、第2のマイク
ロコンピュータ140におけるROM143に格納されている。
そして、ステップ31は第1図に示すチェック関数51の動
作を示す部分である。正規残距離RAは第6図に示す第
1のマイクロコンピュータ130において演算されたもの
であって、この正規残距離RAは伝送インタフェース15
0を介して第2のマイクロコンピュータ140に取り込まれ
る。そして、ROM143にテーブルの形式で格納されている
チェック関数fC(・)に、正規残距離RAを代入する
ことによりチェック信号VCを出力する。 なお、チェック関数fC(・)は、第7図において示し
た正規速度指令信号VNの形状と同じであり、減速度β
Aである。 次に、ステップ32は、第1図に示す比較手段52の動作を
示すものであって、ステップ32a,32bは正規速度指令信
号VNが正しいか否かを判断するステップである。つま
り、VNが VC−ΔV1≦VN<VC+ΔV2 なる範囲に位置する時を正常と判断し、この範囲外に位
置する時を異常と判断している。そして、正常と判断し
た場合にはステップ33におけるステップ33aに移行し、
異常と判断した場合にはステップ33におけるステップ33
bに移行する。なお、ΔV1及びΔV2は、正規速度指
令信号VNから終端階減速指令信号VSに切り替える場
合に乗り心地を損わない程度の値であって、予め設定し
ておくものである。 次に、ステップ33は第1図に示す選択手段53の動作を示
すものであって、ステップ33aにおいては、正規速度指
令信号VNを最終速度指令信号VFとして出力した後に
リターンとなる動作を実行し、また、ステップ33bにお
いては、終端階減速指令信号VSを最終指令信号VFと
して出力した後にリターンとなる動作を実行する。 第4図は本発明における正規速度指令信号VNと終端階
減速指令信号VSとの関係を示す図である。 図において、正規速度指令信号VNと終端階減速指令信
号VSはほぼ等しい値となる。したがって、第1のマイ
クロコンピュータ130が故障して正規残距離RAが漸減
せず、その結果正規速度指令信号VNも漸減しなくなっ
ても、最終速度指令信号VFは、点P1,点P2,点P
3となる。そして、故障してから、終端階減速指令信号
VSに切り替るまでも時間(t2−t1)は、点P1が
点P2に極めて近接しているために、極めて短い時間と
なる。つまり、時刻t1において、直ちに正規速度指令
信号VNの異常を発見することが可能になる。また、終
端階減速指令信号VSの減速度βBは、通常時における
正規速度指令信号VNの減速度βAに等しいか、又は微
小量大きいだけであるために、乗り心地の悪化や着床精
度の悪化もほとんど生じない。 なお、上記実施例においては、チェック関数fC(・)
を減速度βAの の形としたが、 の形としても良い。このようにすると、チェック関数f
C(・)の出力は、第2図のステップ23に示す減速指令
値VDの抽出に利用するテーブル値と同じ値になり、こ
れに伴ってテーブルの共用化が図れて、ROM143の使用エ
リアが少なくて済むメリットが生ずることになる。勿
論、この際には、比較手段52の比較範囲ΔV1とΔV2
は選び直す必要が生ずる。また、上記実施例において
は、比較範囲ΔV1とΔV2の値を一定の固定値とした
が、異常を正確にしかも迅速に判断するには、ΔV1と
ΔV2を残距離によって可変にすれば良いことになる。 このように、この実施例のエレベータの制御装置によれ
ば、かご6の現在位置から着床予定階までの正規残距離
を演算する正規残距離演算手段1と、正規残距離演算手
段1から発生される正規残距離を入力として正規速度指
令信号VNを発生する正規速度指令信号発生手段2と、
かご6が終端階に向って走行する時に終端階減速指令信
号VSを発生する終端階減速指令信号発生手段4と、正
規残距離演算手段1、正規速度指令信号発生手段2、終
端階減速指令信号発生手段4から発生される正規残距離
信号RA,正規速度指令信号VN及び終端階減速指令信
号VSを入力とする切替手段5とを有し、エレベータに
おけるかご6の現在位置から終端階までの走行を制御す
るエレベータの制御装置において、切替手段5は、正規
残距離を入力し、それによってメモリテーブルに格納さ
れた速度指令値からなるチェック信号VCを出力する手
段と、正規速度指令信号VNとチェック信号VCとの差
が所定範囲内にあるか否かを判定する比較手段52と、比
較手段52の出力及び正規速度指令信号VN及び終端階減
速指令信号VSとを入力して、チェック信号VCと正規
速度指令信号VNとの差が所定範囲ならば正規速度指令
信号VNを選択し、所定範囲外ならば終端階減速指令信
号VSを選択し、この選択した信号を最終速度指令信号
VFとして出力する選択手段53とを具備するものであ
る。 したがって、正規残距離信号RAと正規速度指令信号V
Nと終端階減速指令信号VSとを入力として、正規残距
離に応じてメモリテーブルからチェック関数51を抽出す
ると共に、このチェック信号VCと正規速度指令信号R
Aとの差が所定範囲ならば正規速度指令信号VNを選択
し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号VSを選択
し、この選択した信号を最終速度指令信号VFとして出
力し、喩え、正規残距離が漸減せず、このために正規速
度指令信号VNが漸減しない場合においても、終端階減
速指令信号VSに直ちに切り替わることができ、これに
伴って終端階へ精度よくかつ乗り心地を悪化させずに着
床させることが可能になる。 故に、正規速度指令信号が漸減しない故障が発生して
も、終端階減速指令信号に切り替わるまでの時間を短く
することができると共に、着床精度と減速度を通常の場
合と略同一にすることができる。
置を示す全体構成図であり、また、第2図及び第3図は
第1図に示す構成図の動作を説明するためのフローチャ
ート、第4図は第1図の動作特性図である。 第1図において、1は正規残距離演算手段、2は正規速
度指令信号発生手段であって、正規残距離演算手段1か
ら供給される正規残距離RAを演算することによって、
正規速度指令信号信号VNを出力する。また、3は終端
階残距離演算手段、4は終端階減速指令信号発生手段で
あって、終端階残距離演算手段3から発生される終端階
残距離RBを演算することによって終端階減速指令信号
VSを発生する。5は正規残距離RA、正規速度指令信
号VN及び終端階減速指令信号VSを入力とする切替手
段である。ここで切替手段5は残距離を入力して速度指
令値を出力する経験則または論理計算等で求めたテーブ
ル関数が格納されているチェック関数51と、チェック関
数51から発生されるチェック信号VCと正規速度指令信
号VNとを入力として、その差が所定範囲内か否かを判
定する比較手段52と、正規速度指令信号VNと終端階減
速指令信号VSとを入力して、比較手段52の出力に応じ
て、正規速度指令信号VNまたは終端階減速指令信号V
Sを選択し、この選択した信号を最終速度指令信号VF
として出力する選択手段53とによって構成されている。 上記構成によるエレベータの制御装置の動作を第2図及
び第3図に示すフローチャートを用いて説明する。な
お、他の構成部分は従来と同一であるために、第5図及
び第6図に適用した場合について説明する。 第2図は終端階残距離演算及び終端階減速指令信号を発
生するフローチャートで、かかる処理プログラムは第6
図に示す第2のマイクロコンピュータ140におけるROM14
3に格納されている。ここで、第2図に示すステップ21
においては、かご6が終端階の階床16に近づくと、終端
位置検出器18が作動して終端位置到達検出信号18aを発
生する。そして、この終端位置到達検出信号18aは、第
2のマイクロコンピュータ140における入力ポート145を
介してCPU141に供給されることにより、かご6の現在位
置から終端階の階床16までの終端階残距離RBが測定さ
れてその値が初期設定される。次に、ステップ22におい
ては、ステップ21において設定された終端階残距離RB
を計数回路12の出力信号である計数値信号12aを減算す
ることにより、第2のマイクロコンピュータ140の各演
算周期での残距離が正確に演算される。ステップ23にお
いては、ステップ22において求められた終端階残距離R
Bに対応する減速指令値VDをROM143から抽出する処理
を実行する。ここで、ROM143には、減速指令値VDが としてROM143にメモリテーブルによって格納されてい
る。但し、βBは減速度を示し、上記第(1)式におい
て示した正規速度指令信号VNにおけるβAと同じかま
たは微少分だけ大きな値となっている。次に、ステップ
24においては、ステップ23において求められた減速指令
値VDをそのまま終端階減速指令信号VSとして出力す
る。 第3図は第1図に示す切替手段5の動作を説明するため
のフローチャートであって、かかる処理を実行するため
のプログラムは、上述した場合と同様に、第2のマイク
ロコンピュータ140におけるROM143に格納されている。
そして、ステップ31は第1図に示すチェック関数51の動
作を示す部分である。正規残距離RAは第6図に示す第
1のマイクロコンピュータ130において演算されたもの
であって、この正規残距離RAは伝送インタフェース15
0を介して第2のマイクロコンピュータ140に取り込まれ
る。そして、ROM143にテーブルの形式で格納されている
チェック関数fC(・)に、正規残距離RAを代入する
ことによりチェック信号VCを出力する。 なお、チェック関数fC(・)は、第7図において示し
た正規速度指令信号VNの形状と同じであり、減速度β
Aである。 次に、ステップ32は、第1図に示す比較手段52の動作を
示すものであって、ステップ32a,32bは正規速度指令信
号VNが正しいか否かを判断するステップである。つま
り、VNが VC−ΔV1≦VN<VC+ΔV2 なる範囲に位置する時を正常と判断し、この範囲外に位
置する時を異常と判断している。そして、正常と判断し
た場合にはステップ33におけるステップ33aに移行し、
異常と判断した場合にはステップ33におけるステップ33
bに移行する。なお、ΔV1及びΔV2は、正規速度指
令信号VNから終端階減速指令信号VSに切り替える場
合に乗り心地を損わない程度の値であって、予め設定し
ておくものである。 次に、ステップ33は第1図に示す選択手段53の動作を示
すものであって、ステップ33aにおいては、正規速度指
令信号VNを最終速度指令信号VFとして出力した後に
リターンとなる動作を実行し、また、ステップ33bにお
いては、終端階減速指令信号VSを最終指令信号VFと
して出力した後にリターンとなる動作を実行する。 第4図は本発明における正規速度指令信号VNと終端階
減速指令信号VSとの関係を示す図である。 図において、正規速度指令信号VNと終端階減速指令信
号VSはほぼ等しい値となる。したがって、第1のマイ
クロコンピュータ130が故障して正規残距離RAが漸減
せず、その結果正規速度指令信号VNも漸減しなくなっ
ても、最終速度指令信号VFは、点P1,点P2,点P
3となる。そして、故障してから、終端階減速指令信号
VSに切り替るまでも時間(t2−t1)は、点P1が
点P2に極めて近接しているために、極めて短い時間と
なる。つまり、時刻t1において、直ちに正規速度指令
信号VNの異常を発見することが可能になる。また、終
端階減速指令信号VSの減速度βBは、通常時における
正規速度指令信号VNの減速度βAに等しいか、又は微
小量大きいだけであるために、乗り心地の悪化や着床精
度の悪化もほとんど生じない。 なお、上記実施例においては、チェック関数fC(・)
を減速度βAの の形としたが、 の形としても良い。このようにすると、チェック関数f
C(・)の出力は、第2図のステップ23に示す減速指令
値VDの抽出に利用するテーブル値と同じ値になり、こ
れに伴ってテーブルの共用化が図れて、ROM143の使用エ
リアが少なくて済むメリットが生ずることになる。勿
論、この際には、比較手段52の比較範囲ΔV1とΔV2
は選び直す必要が生ずる。また、上記実施例において
は、比較範囲ΔV1とΔV2の値を一定の固定値とした
が、異常を正確にしかも迅速に判断するには、ΔV1と
ΔV2を残距離によって可変にすれば良いことになる。 このように、この実施例のエレベータの制御装置によれ
ば、かご6の現在位置から着床予定階までの正規残距離
を演算する正規残距離演算手段1と、正規残距離演算手
段1から発生される正規残距離を入力として正規速度指
令信号VNを発生する正規速度指令信号発生手段2と、
かご6が終端階に向って走行する時に終端階減速指令信
号VSを発生する終端階減速指令信号発生手段4と、正
規残距離演算手段1、正規速度指令信号発生手段2、終
端階減速指令信号発生手段4から発生される正規残距離
信号RA,正規速度指令信号VN及び終端階減速指令信
号VSを入力とする切替手段5とを有し、エレベータに
おけるかご6の現在位置から終端階までの走行を制御す
るエレベータの制御装置において、切替手段5は、正規
残距離を入力し、それによってメモリテーブルに格納さ
れた速度指令値からなるチェック信号VCを出力する手
段と、正規速度指令信号VNとチェック信号VCとの差
が所定範囲内にあるか否かを判定する比較手段52と、比
較手段52の出力及び正規速度指令信号VN及び終端階減
速指令信号VSとを入力して、チェック信号VCと正規
速度指令信号VNとの差が所定範囲ならば正規速度指令
信号VNを選択し、所定範囲外ならば終端階減速指令信
号VSを選択し、この選択した信号を最終速度指令信号
VFとして出力する選択手段53とを具備するものであ
る。 したがって、正規残距離信号RAと正規速度指令信号V
Nと終端階減速指令信号VSとを入力として、正規残距
離に応じてメモリテーブルからチェック関数51を抽出す
ると共に、このチェック信号VCと正規速度指令信号R
Aとの差が所定範囲ならば正規速度指令信号VNを選択
し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号VSを選択
し、この選択した信号を最終速度指令信号VFとして出
力し、喩え、正規残距離が漸減せず、このために正規速
度指令信号VNが漸減しない場合においても、終端階減
速指令信号VSに直ちに切り替わることができ、これに
伴って終端階へ精度よくかつ乗り心地を悪化させずに着
床させることが可能になる。 故に、正規速度指令信号が漸減しない故障が発生して
も、終端階減速指令信号に切り替わるまでの時間を短く
することができると共に、着床精度と減速度を通常の場
合と略同一にすることができる。
以上説明したように、この発明のエレベータの制御装置
によれば、正規残距離と正規速度指令と終端階減速指令
信号とを入力として、前記正規残距離に応じてメモリテ
ーブルからチェック関数を抽出すると共に、このチェッ
ク信号と正規速度指令信号との差が所定範囲ならば正規
速度指令信号を選択し、所定範囲外ならば終端階減速指
令信号を選択し、この選択した信号を最終速度指令信号
として出力するものであるから、喩え、正規残距離が漸
減せず、そのために正規速度指令信号が漸減しない場合
でも、終端階減速指令信号に直ちに切り替えることがで
き、しかも、終端階へ乗り心地を悪化させずに、かつ高
精度に着床させるために制御が行える効果がある。
によれば、正規残距離と正規速度指令と終端階減速指令
信号とを入力として、前記正規残距離に応じてメモリテ
ーブルからチェック関数を抽出すると共に、このチェッ
ク信号と正規速度指令信号との差が所定範囲ならば正規
速度指令信号を選択し、所定範囲外ならば終端階減速指
令信号を選択し、この選択した信号を最終速度指令信号
として出力するものであるから、喩え、正規残距離が漸
減せず、そのために正規速度指令信号が漸減しない場合
でも、終端階減速指令信号に直ちに切り替えることがで
き、しかも、終端階へ乗り心地を悪化させずに、かつ高
精度に着床させるために制御が行える効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるエレベータの制御装
置を示す全体構成図、第2図及び第3図は第1図に示す
構成図の動作を説明するためのフローチャート、第4図
は第1図の動作特性図、第5図は従来のエレベータの制
御装置を示す全体構成図、第6図は第5図に示すマイク
ロコンピュータシステムの内部構成図、第7図及び第8
図は第5図の動作特性図である。 図において、 1:正規残距離演算手段 2:正規速度指令信号発生手段 3:終端階残距離演算手段 4:終端階減速指令信号発生手段 5:切替手段 51:チェック関数 52:比較手段 53:選択手段 である。 なお、図中、同一符号及び記号は、同一または相当部分
を示すものである。
置を示す全体構成図、第2図及び第3図は第1図に示す
構成図の動作を説明するためのフローチャート、第4図
は第1図の動作特性図、第5図は従来のエレベータの制
御装置を示す全体構成図、第6図は第5図に示すマイク
ロコンピュータシステムの内部構成図、第7図及び第8
図は第5図の動作特性図である。 図において、 1:正規残距離演算手段 2:正規速度指令信号発生手段 3:終端階残距離演算手段 4:終端階減速指令信号発生手段 5:切替手段 51:チェック関数 52:比較手段 53:選択手段 である。 なお、図中、同一符号及び記号は、同一または相当部分
を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】かごの現在位置から着床予定階までの正規
残距離を演算する正規残距離演算手段と、前記正規残距
離演算手段から発生される正規残距離を入力として正規
速度指令信号を発生する正規速度指令信号発生手段と、
かごが終端階に向って走行する時に終端階減速指令信号
を発生する終端階減速指令信号発生手段と、前記正規残
距離演算手段,正規速度指令信号発生手段,終端階減速
指令信号発生手段から発生される正規残距離,正規速度
指令信号及び終端階減速指令信号を入力とする切替手段
とを有し、エレベータにおけるかごの現在位置から終端
階までの走行を制御するエレベータの制御装置におい
て、 前記切替手段は、正規残距離を入力し、それによってメ
モリテーブルに格納された速度指令値からなるチェック
信号を出力する手段と、 前記正規速度指令信号と前記チェック信号との差が所定
範囲内にあるか否かを判定する比較手段と、 前記比較手段の出力及び前記正規速度指令信号及び前記
終端階減速指令信号とを入力して、前記チェック信号と
正規速度指令信号との差が所定範囲ならば正規速度指令
信号を選択し、所定範囲外ならば終端階減速指令信号を
選択し、この選択した信号を最終速度指令信号として出
力する選択手段と を具備することを特徴とするエレベータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17829387A JPH0665590B2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | エレベ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17829387A JPH0665590B2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | エレベ−タの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6422787A JPS6422787A (en) | 1989-01-25 |
| JPH0665590B2 true JPH0665590B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=16045937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17829387A Expired - Lifetime JPH0665590B2 (ja) | 1987-07-17 | 1987-07-17 | エレベ−タの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665590B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004056252A1 (de) | 2004-10-29 | 2006-05-04 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Beleuchtungseinrichtung, Kfz-Scheinwerfer und Verfahren zur Herstellung einer Beleuchtungseinrichtung |
| JP5356458B2 (ja) * | 2011-07-01 | 2013-12-04 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
-
1987
- 1987-07-17 JP JP17829387A patent/JPH0665590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6422787A (en) | 1989-01-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |