JPH0665805A - 透湿防水性を有する帽子 - Google Patents

透湿防水性を有する帽子

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JPH0665805A
JPH0665805A JP4245865A JP24586592A JPH0665805A JP H0665805 A JPH0665805 A JP H0665805A JP 4245865 A JP4245865 A JP 4245865A JP 24586592 A JP24586592 A JP 24586592A JP H0665805 A JPH0665805 A JP H0665805A
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JP
Japan
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moisture
permeable
knitted fabric
waterproof
thickness
Prior art date
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Withdrawn
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JP4245865A
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English (en)
Inventor
Takashi Imai
隆 今井
Michiaki Matono
道明 的野
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Japan Gore Tex Inc
Original Assignee
Japan Gore Tex Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な透湿防水性を有し、加工(型)の制約
が大幅に緩和された低コストの帽子を提供する。 【構成】 透湿防水性シート材料を用い、少なくとも一
部を立体成形してなる帽子において、該透湿防水性シー
ト材料が、編物と伸長率が50%以上で引張強度が10
0kg/cm2 以上の可とう性を有する無孔質透湿防水
ポリウレタン膜とのラミネート体からなり、かつ該編物
表面上のポリウレタン膜の厚さが少なくとも5μmであ
る布帛により構成されることを特徴とする透湿防水性を
有する帽子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透湿防水性を有する帽
子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多孔質透湿防水膜を合成繊維製布帛とラ
ミネートして透湿防水性シート材料とし、これを使用し
て立体成形する技術としては例えば実開昭63−606
25号公報に記載されたものがある。この公報には、上
記透湿防水性シートを立体加工することで縫い目の少な
い帽子が製造でき、縫製で立体を成形したときの縫い目
処理が不要であり安価な透湿防水成形品が提供できるこ
とが示されている。
【0003】しかし、上記透湿防水性シートは多孔質シ
ートと合成繊維製布帛とのラミネート体であるため、立
体成形時に多孔質構造が伸長により変形し、成形前にシ
ートが有していた透湿性を維持できない。
【0004】また、多孔質体であるためその厚さ当たり
の強度は同一素材の充実体と比較すると当然弱くなり、
過度の変形により材料破壊を起してしまう。つまり、材
料破壊が起こらない伸長変形しか出来ず、加工(型)に
制約を受ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、良好な透湿
防水性を有し、加工(型)の制約が大幅に緩和された低
コストの帽子を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明によれば、透湿防水性シー
ト材料を用い、少なくとも一部を立体成形してなる帽子
において、該透湿防水性シート材料が、編物と伸長率が
50%以上で引張強度が100kg/cm2 以上の可と
う性を有する無孔質透湿防水ポリウレタン膜とのラミネ
ート体からなり、かつ該編物表面上のポリウレタン膜の
厚さが少なくとも5μmである布帛により構成されるこ
とを特徴とする透湿防水性を有する帽子が提供される。
【0007】本発明で用いる帽子用材料は、図1に示す
ように編物の表面に無孔質透湿防水ポリウレタン膜をラ
ミネートした布帛である。図中、1が編物、2が無孔質
透湿防水ポリウレタン膜を示す。本発明で用いる編物
は、一般的なナイロン、ポリエステルなどの合成繊維か
らなる編物や、スパンボンド糸等の弾性繊維を含むスト
レッチニットなどであり、このようなものとしては、例
えば、丸編みニット、縦編みニット、天竺編みニット、
トリコットニット、トリコットハーフニット等が挙げら
れる。この編物における糸の太さは、1〜70デニー
ル、好ましくは5〜40デニールである。編物の厚さ
は、0.05〜1.0mm、好ましくは0.1〜0.5
mmである。無孔質透湿防水性ポリウレタン膜は、従来
公知のものであり、例えば、分子量が500〜3000
のポリエーテルポリオールと有機ポリイソシアネートと
の反応ポリマーでポリオキシエチレン含有率が15〜6
2%のポリウレタン重合体を膜状に成形することにより
得ることができる。このポリウレタン膜としては、伸長
率50%以上、好ましくは100%以上、引張強度10
0kg/cm2以上、好ましくは150kg/cm2
上、厚さ5〜100μm、好ましくは10〜100μ
m、透湿量8000g/m2・24hr以上の物性を有
するものの使用が好ましい。このようなポリウレタン膜
は、無孔質であり、可撓性を有し、しかも伸縮性に富
み、さらに透湿防水性にすぐれたものである。ポリウレ
タン膜の膜厚が5μmより薄いと立体成形時に材料の破
断が起こり、100μmより厚くなると透湿性が悪くな
る。また伸長率が50%以上で引張強度が100kg/
cm2以上であれば、伸長時に膜が破断されることはな
い。
【0008】従来技術で使用された多孔質透湿防水膜は
多孔質構造により水蒸気透過が起こるものである。これ
ら材料は、伸長時に多孔質構造が引き延ばされ孔がつぶ
された状態となり実質的に水蒸気の透過する孔がなくな
り透湿性の低下が起こる。これに対し、無孔質の透湿防
水膜はその透湿機構が「水分子の膜への溶解−膜厚方向
への拡散−膜反対表面からの蒸発」であるため、材料が
伸長により延ばされた場合、厚さが薄くなり水分子の拡
散距離が少なくなり透湿性は高くなることはあっても低
くはならない。このように無孔質透湿防水膜を立体成形
品に使用するのは材料の加工前に有していた特性を阻害
せず有効である。
【0009】編物とポリウレタン膜とのラミネート体に
おいて、そのポリウレタン膜は、その一部が編物内に入
り込むが、本発明の場合、ポリウレタン膜の編物表面上
の厚さとして、5〜100μm、好ましくは10〜10
0μmの厚さであることが必要である。ポリウレタン膜
の編物面上の厚さが5μmより小さくなると、その破断
伸度が50%以下と小さくなり立体成形が不可能になる
等の問題を生じる。一方、本発明により、編物面上のポ
リウレタン膜の厚さを前記のように5μm以上、好まし
くは10μm以上にするときには、その破断伸度も50
%以上で立体成形時にポリウレタン膜の破断が起らず立
体成形品への加工が容易となる。また、編物とポリウレ
タン膜とのラミネート体において、編物がもともとその
編み目構造により伸長性を有しているので、上記性質の
ポリウレタン膜とラミネートしたものも50%以上の伸
長率を有する。50%以上の伸長率を持たないものは立
体成形の観点から縫い目の少ない帽子としては実用的で
ない。
【0010】編物とポリウレタン膜とのラミネートは、
熱融着法の他、接着剤を用いる接着法により行うことが
できる。この場合、接着剤としては従来公知のもの、例
えば、ウレタン系、ナイロン系、エステル系等の接着剤
を用いることができる。また、接着剤塗布装置として
は、スプレー装置や、グラビアロールを用いることがで
きる。非伸縮性編物とポリウレタン膜との接着面積は、
全接触面積の5〜90%、好ましくは10〜50%の範
囲にするのがよい。なお、編物とポリウレタン膜の位置
関係は、ポリウレタン膜を帽子の内側又は外側のいずれ
の側に位置させてもよい。
【0011】上記においては、編物とポリウレタン膜と
のラミネート体は2層構造であったが、本発明によれ
ば、図2に示すように3層構造、すなわち2の無孔質透
湿防水ポリウレタン膜の両面に1と3の編物をラミネー
トした構造としてもよい。このようにすると、ラミネー
ト体自体を単独で使用して帽子を作製した場合、即ちイ
ンサートやライナーとして使用しない場合に、ポリウレ
タン膜面が外にでないので外観がよく、またポリウレタ
ン膜面の保護にもなる。
【0012】本発明の帽子を作製するには、前記したラ
ミネート体からなる布帛を用い、少なくとも一部を立体
成形する。全部を立体成形する場合には、頭を覆う部分
のみならず、つばやひさしの部分も同時に立体成形す
る。一部を立体成形する場合には、たとえば頭を覆う部
分のみ立体成形し、その後でつばやひさしを取付ける。
立体成形は、例えば熱プレスの定盤に雄、雌型を取付
け、温度150〜230℃、プレス時間15〜60秒間
プレスして行うことができる。ラミネート体が2層構造
の場合、ポリウレタン膜面に傷がつかないようにポリウ
レタン膜面を外側にして絞るのが好ましい。もちろん前
記以外の成形法も使用可能である。
【0013】前記したラミネート体からなる布帛を用い
立体成形により帽子を形成すると、縫い目がないか、あ
ってもわずかで済み、必然的に縫い目の防水処理が不要
となるか、必要であってもわずかで済む。また、柔らか
さが付与され、軽量、安価かつ高信頼性となる利点があ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、帽子用材料として、編
物とポリウレタン膜とのラミネート体を用いたことか
ら、透湿防水性を阻害することなく、簡易な方法で、装
着性のよい低コストの帽子を提供することが可能とな
る。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。なお、以下において示す厚さは、JIS−L−1
096−5法、引張強度は、JIS−K−630法、透
湿量は、JIS−L−1099B法によりそれぞれ測定
されたものである。
【0016】実施例1 厚さ50μm、伸長率250%、引張強度120kg/
cm2 、透湿量15000g/m2 ・24hrのソフト
セグメントにオキシエチレン基30%を含む無孔質透湿
防水性ポリウレタン膜を、繊維太さ20デニールのナイ
ロン天竺編みニットとグラビアロール方式により接着面
積30%でラミネートし、伸長率200%、透湿量10
000g/m2 ・24hr、編物上のポリウレタン膜の
厚さが47μmの布帛を作製した。この布帛を用い、1
60℃の熱プレスの雄、雌型で15秒間プレスして、立
体成形を行い、図3に示すような本発明による帽子を得
た。この帽子は最高伸長率が120%、透湿量が130
00m2 ・24hrで、装着性がよく、透湿防水性にす
ぐれ、縫い目のないものであった。
【0017】実施例2 厚さ30μm、伸長率150%、引張強度140kg/
cm2、透湿量17000g/m2 ・24hrのオキシ
エチレン基を含むソフトセグメントとポリアミノ酸を含
む無孔質透湿防水性ポリウレタン膜を、繊維太さ30デ
ニールのポリエステル天竺編みニットとスプレー接着方
式により接着面積30%でラミネートし、伸長率145
%、透湿量12000g/m2 ・24hr、編物上のポ
リウレタン膜の厚さが29μmの布帛を作製した。この
布帛を用い、実施例1と同一の熱プレスの雄雌型(18
0℃)で30秒間プレスして、立体成形を行い、本発明
による帽子を得た。この帽子は実施例1で得た帽子と同
様に装着性のがよく、透湿防水性にすぐれ、縫い目のな
いものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】無孔質透湿防水ポリウレタン膜を編物の片面に
ラミネートした帽子用材料の構成を示す断面図である。
【図2】無孔質透湿防水ポリウレタン膜を編物の両面に
ラミネートした帽子用材料の構成を示す断面図である。
【図3】図1の材料を使用して立体成形により作製した
帽子の断面図である。
【符号の説明】
1 編物 2 無孔質透湿防水ポリウレタン膜 3 編物 4 帽子本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透湿防水性シート材料を用い、少なくと
    も一部を立体成形してなる帽子において、該透湿防水性
    シート材料が、編物と伸長率が50%以上で引張強度が
    100kg/cm2 以上の可とう性を有する無孔質透湿
    防水ポリウレタン膜とのラミネート体からなり、かつ該
    編物表面上のポリウレタン膜の厚さが少なくとも5μm
    である布帛により構成されることを特徴とする透湿防水
    性を有する帽子。
JP4245865A 1992-08-21 1992-08-21 透湿防水性を有する帽子 Withdrawn JPH0665805A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108135302A (zh) * 2015-08-19 2018-06-08 W.L.戈尔及同仁股份有限公司 顺应性无缝三维制品及用于该制品的方法
JP2019002079A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 公益財団法人日本ユニフォームセンター 制帽

Cited By (3)

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Effective date: 19991102