JPH066581U - 置床用ゴム座 - Google Patents
置床用ゴム座Info
- Publication number
- JPH066581U JPH066581U JP4352792U JP4352792U JPH066581U JP H066581 U JPH066581 U JP H066581U JP 4352792 U JP4352792 U JP 4352792U JP 4352792 U JP4352792 U JP 4352792U JP H066581 U JPH066581 U JP H066581U
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- rubber seat
- outer diameter
- reaction force
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- Prior art date
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- Pending
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- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、構造のコンパクト化と横剛
性の等方性を可能にしながら、衝撃時の反力と変位を共
に小さくできる座屈型の反力曲線を可能にする置床用ゴ
ム座を提供することにある。 【構成】 置床パネル7を支持する支柱2の下端と床ス
ラブ6との間に介在し、前記置床パネル7からの衝撃荷
重を弾性変形により緩衝する置床用ゴム座1において、
前記支柱2の下端に対する連結部3と該連結部3の外径
よりも大きな外径を有する前記床スラブ6に対する接地
部5との間に、それぞれ上下両端部4a,4bが前記床
スラブ6の面に対して垂直であり、かつ中間部4cが外
側に円弧状に膨出した外壁を有する略円錐台状をしたゴ
ム材からなる中空変形部4を形成し、該変形部4の軸方
向長さH3 を該変形部4の下端部4bの外径D2 の0.
5〜1.0の大きさにしたことを特徴とする。
性の等方性を可能にしながら、衝撃時の反力と変位を共
に小さくできる座屈型の反力曲線を可能にする置床用ゴ
ム座を提供することにある。 【構成】 置床パネル7を支持する支柱2の下端と床ス
ラブ6との間に介在し、前記置床パネル7からの衝撃荷
重を弾性変形により緩衝する置床用ゴム座1において、
前記支柱2の下端に対する連結部3と該連結部3の外径
よりも大きな外径を有する前記床スラブ6に対する接地
部5との間に、それぞれ上下両端部4a,4bが前記床
スラブ6の面に対して垂直であり、かつ中間部4cが外
側に円弧状に膨出した外壁を有する略円錐台状をしたゴ
ム材からなる中空変形部4を形成し、該変形部4の軸方
向長さH3 を該変形部4の下端部4bの外径D2 の0.
5〜1.0の大きさにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、床スラブ上に支柱によって置床パネルを支持するとき床スラブと支 柱との間に介在して衝撃吸収を行う置床用ゴム座に関する。
【0002】
一般に、アパート,マンション等の集合住宅の水廻り部や体育館等の床は、コ ンクリート製の床スラブと置床とからなる二重構造になっている。図4は、その 一例を示すもので、床スラブ26の上にゴム座21を介して支持ボルト等の支柱 22を立設し、その上端で置床パネル27を支持するようになっている。さらに 置床パネル27の上には、捨張り合板等のボード28を敷設したのち、フローリ ングやカーペット等の仕上げ材29を敷き、置床30が構成されるようになって いる。このような二重床構造において、置床30に、例えば子供の飛び跳ね等の 大きな衝撃力が加えられると、その衝撃力を上記ゴム座21が圧縮変形すること によって吸収し、床スラブ26に対する振動や衝撃音の伝達量を低減するように している。
【0003】 従来、このような作用を行うゴム座21としては、例えば、図5に示すような ものが知られている。内部に中空凹部21aを形成した円錐台状に構成され、支 柱22が取付けられる上面21bと床スラブ26に接地される下面21cとは平 行に形成され、前記中空凹部21aが圧縮部となっている。しかし、衝撃力を受 けたときの反力曲線は、図3に示す反力曲線IIのように略直線状であるため、必 要な衝撃エネルギー(反力曲線の下側の面積ハッチング部に相当)の吸収能力を 得るためには、その反力が非常に大きくならざるをえず、そのために床スラブ2 6に対する振動や衝撃音の伝達量の低減量が低いという難点があった。これを避 けるためバネ定数を小さくして、図4に示す反力曲線IIIのように下側に凸の曲 線にすると、こんどは床としての変位が大きくなるため実用性に乏しくなるとい う欠点があった。
【0004】 これらの問題を解決するためのゴム座として、特開平4─50530号公報等 には、ゴム座の反力曲線を上側に凸となる座屈型になるように工夫し、反力及び 変位を共に小さくしながら必要な衝撃エネルギー吸収を可能にするものが提案さ れている。このゴム座は、略直方体状に形成され、上下方向の中間部に外方に膨 出した中空圧縮部を備えて構成されている。しかし、これら従来の提案は、いず れもゴム座自体の高さが高くなって大型化すると共に、横剛性が等方性ではない ため、圧縮時に片方に偏倚した変形をして不安定であるという欠点があった。
【0005】
本考案の目的は、構造のコンパクト化と横剛性の等方性を可能にしながら、衝 撃時の反力と変位を共に小さくできる座屈型の反力曲線を可能にする置床用ゴム 座を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成する本考案は、置床パネルを支持する支柱下端と床スラブとの 間に介在し、前記置床パネルからの衝撃荷重を弾性変形により緩衝する置床用ゴ ム座において、前記支柱下端に対する連結部と該連結部の外径よりも大きな外径 を有する前記床スラブに対する接地部との間に、それぞれ上下両端部が前記床ス ラブの面に対して垂直であり、かつ中間部が外側に円弧状に膨出した外壁を有す る略円錐台状をしたゴム材からなる中空変形部を形成し、該変形部の軸方向長さ H3 を該変形部の下端部の外径D2 の0.5〜1.0の大きさにしたことを要旨 とするものである。
【0007】 このように本考案は、支柱下端に対する連結部と該連結部の外径よりも大きな 外径を有する床スラブに対する接地部との間に略円錐台状をしたゴム材からなる 中空変形部を設けたので、横剛性を等方性にして圧縮時に片方に偏倚しないよう にするので、支持の安定性が向上する。 また、前記変形部のそれぞれ上下両端部が床スラブの面に対して垂直であり、 かつ中間部が外側に円弧状に膨出した外壁を有する構成としたため、上下両端部 と中間部との境界部が座曲点となり、中間部が座屈変形して衝撃力を吸収する。 このように、変形部の中間部を座屈変形し易くすることによりゴム座全体の反力 を変位に比して小さくする座屈型反力曲線を得ることができる。
【0008】 しかも、変形部の軸方向長さH3 を該変形部の下端部の外径D2 の0.5〜1 .0の大きさにしたので、ゴム座の高さを低くすると共に、上述した座屈反力曲 線にすることができる。したがって、ゴム座全体の反力及び変位を共に小さくし ながら必要な衝撃エネルギー吸収を可能にし、コンパクト化を可能にする。
【0009】
図2は、本考案の置床用ゴム座の使用例を示す。ゴム座1は、従来例と同様に 床スラブ6上に接地され、その上面に支持ボルトからなる支柱2を介して置床パ ネル7を支持するように使用される。置床パネル7にはボード8や仕上げ材9が 敷設されている。
【0010】 図1に示す実施例において、ゴム座1はゴム材から一体成形され、上面に支柱 2が連結される連結部3と、該連結部3の外径よりも大きな外径を有し、前記床 スラブ6上に載置される接地部5と、前記連結部3と接地部5との間に設けられ た変形部4とから座くり型に構成されている。 前記連結部3は円柱状に形成され、その中心部に床スラブ6の面に垂直な軸O ーO方向に沿って支柱2の下端(ボルト下端)2aを係止する貫通孔3aが設け られている。前記接地部5は前記軸OーOを中心としてリング状に形成され、そ の外周にはフランジ部5aが設けられている。また、前記連結部3の上面と接地 部5の下面とは相互に平行に形成されている。
【0011】 前記変形部4は均一な肉圧を有して前記軸OーOを中心として中空略円錐台状 に形成され、前記連結部3の下端外周部に接続された上端部4a、及びリング状 に形成された前記接地部5の上端内周部に接続された下端部4bが、前記床スラ ブ6の面に対して垂直に構成され、中間部4cが外側に円弧状に膨出した外壁を 有する構成となっている。
【0012】 上記構成からなるゴム座1は、図2のように組み付けられ、置床10から下向 きの衝撃力が加えられたとき変形部4が座屈変形することによって衝撃エネルギ ーを吸収する。即ち、上下両端部4a,4bと中間部4cとの境界部が座曲点と なり、中間部4cが外側に脹らみ座屈変形して衝撃力を吸収する。したがって、 その反力曲線は図3の曲線Iに示すような矩形に近似した座屈型の反力曲線にな る。
【0013】 圧縮変形による衝撃吸収エネルギーは、図3中にハッチングするように反力曲 線の変位・反力に囲まれた面積で表される。したがって、上記のように矩形に近 似した反力曲線Iの衝撃吸収エネルギーと同じエネルギー(面積)を、従来の反 力曲線II,IIIから得るためには、その反力を大きくするか、変位を大きくしな ければならない。すなわち、本考案のように矩形に近似する反力曲線Iが得られ るゴム座1の場合は、反力を低く、かつ変位を小さくしながら大きな衝撃エネル ギーの吸収を行うことができるのであって、それによって床スラブ6側への振動 や衝撃音の伝達を効率的に抑えることができる。
【0014】 また、上記本考案のゴム座1は円錐台形を基本として構成されているため、軸 に交差する方向の剛性(横剛性)が等方性である。したがって、圧縮変形に際し て片側に偏倚する現象は生じない。 本考案のゴム座1は、上記構成において変形部4の軸OーO方向長さH3 (中 間部3cの高さ)を該変形部4の下端部4bの外径D2 の0.5〜1.0の範囲 にしてある。一般に座屈を起こさせるために必要な比H3 /D2 は3以上である といわれているが、本考案のゴム座1は、上述したように変形部4をそれぞれ上 下両端部4a,4bが前記床スラブ6の面に対して垂直であり、かつ中間部4c が外側に円弧状に膨出した外壁を有する構成としたため、上記中間部4cの長さ H3 を下端部4bの外径D2 の1.0以下にしても座屈を起こさせることができ る。したがって、ゴム座1の高さを非常に低くしてコンパクトにしながら、その 座屈現象に基づいて小さな反力、小さな変位で大きな衝撃エネルギーの吸収を行 うことができる。ただし、上記値が0.5より小さくては、小さな反力、小さな 変位で大きな衝撃エネルギーを吸収することが難しくなる。
【0015】 上記ゴム座1の構成において、さらに望ましくは、連結部3の外径D1 が接地 部5の外径D4 に対してD1 /D4 =0.65〜0.95で、かつ接地部5の内 径D3 に対してD1 >D3 であるのがよい。上記範囲以外では、反力が小さくな る反面ゴム座1の変位が大きくなり、小さな反力、小さな変位で大きな衝撃エネ ルギーを吸収することが難しくなる。
【0016】 また、共に軸OーO方向に沿った、連結部3と変形部4の上端部4aの合計の 垂直長さH2 と、変形部4の下端部4bと接地部5の合計の垂直長さH4 は、望 ましくは、それぞれ軸OーO方向に沿ったゴム座1の高さH1 の10〜30%の 範囲にするのがよい。この範囲とすることにより、ゴム座1の高さをより低くし てコンパクトにしながら、その座屈現象に基づいて小さな反力、小さな変位で大 きな衝撃エネルギーの吸収を行うことができる。
【0017】 また、さらに望ましくは、変形部4の外側に円弧状に膨出する中間部4cの外 壁の半径Rの中心点を、中間部4cと下端部4bとの境界線上で床スラブ6の面 と平行となる延長線上におき、この半径Rと下端部4bの外径D2 との比R/D 2 が1.5〜2.5となるようにするのがよい。このようにすることにより、変 形部4の中間部4cにおいて、衝撃による応力が分力化され、該中間部4cが外 側上方へ向けて変形する。その結果、衝撃力の加わった初期には、変形部分が少 ないため衝撃反力は高くなるが、より力が加わってくると、下端部4bが中間部 4cの変形に引きずられて外側へと変形し、座屈変形の中心が移動して変形し易 くなる。したがって、衝撃反力を変位に比して小さくすることができる。R/D 2 が1.5より小さいと、ばね定数が低くなりすぎ、2.5を越えると、座屈変 位を起こすことが困難となる。
【0018】 そして、変形部4の肉厚は変形部4の下端部4b外径D2 に対して0.25D 2 以下にするのが望ましく、好ましくは0.1D2 〜0.2D2 の範囲にすると よい。0.1D2 未満では、変形部4の変位が大きくなりすぎ、0.2D2 を越 えると、座屈変位を起こすことが困難となる。 なお、前述した実施例では、接地部5がフランジ部5aを有する形状に形成さ れているが、このフランジ部5aを備えぬ形状であってもよく、本考案は前述し た実施例の態様に限定されることなく、他の態様であっても本考案を実施しうる ものである。
【0019】
上述したように本考案の置床用ゴム座は、支柱下端に対する連結部と該連結部 の外径よりも大きな外径を有する床スラブに対する接地部との間に略円錐台状を したゴム材からなる中空変形部を設けたので、横剛性を等方性にして圧縮時に片 方に偏倚しないようにするので、支持の安定性を向上することができる。
【0020】 また、前記変形部のそれぞれ上下両端部が床スラブの面に対して垂直であり、 かつ中間部が外側に円弧状に膨出した外壁を有する構成としたため、衝撃変形時 の反力曲線を小さい反力と変位とで大きな衝撃吸収エネルギーが得られる矩形に 近似した座屈型の反力曲線にすることができ、床スラブ側への振動や衝撃音の伝 達を効率的に抑えることができる。 またさらに、変形部の軸方向長さH3 を該変形部の下端部の外径D2 の0.5 〜1.0の大きさにしたので、ゴム座の高さを低くしてコンパクトにしながら上 記効果を得ることができる。
【図1】本考案の実施例からなるゴム座を一部断面にし
て示す正面図である。
て示す正面図である。
【図2】本考案の実施例からなるゴム座の使用状態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】本考案の実施例からなるゴム座と従来のゴム座
の反力と変位との関係をグラフで示した反力曲線の図で
ある。
の反力と変位との関係をグラフで示した反力曲線の図で
ある。
【図4】従来のゴム座の使用状態を一部断面にして示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】従来のゴム座を一部断面にして示す正面図であ
る。
る。
1 ゴム座 2 支柱 3 連結部 4 変形部 4a 上端部 4b 下端部 4c 中間部 5 接地部 6 床スラブ 7 置床パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 置床パネルを支持する支柱下端と床スラ
ブとの間に介在し、前記置床パネルからの衝撃荷重を弾
性変形により緩衝する置床用ゴム座において、前記支柱
下端に対する連結部と該連結部の外径よりも大きな外径
を有する前記床スラブに対する接地部との間に、それぞ
れ上下両端部が前記床スラブの面に対して垂直であり、
かつ中間部が外側に円弧状に膨出した外壁を有する略円
錐台状をしたゴム材からなる中空変形部を形成し、該変
形部の軸方向長さH3 を該変形部の下端部の外径D2 の
0.5〜1.0の大きさにしたことを特徴とする置床用
ゴム座。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4352792U JPH066581U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 置床用ゴム座 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4352792U JPH066581U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 置床用ゴム座 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066581U true JPH066581U (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=12666221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4352792U Pending JPH066581U (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 置床用ゴム座 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH066581U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003239522A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Yamaha Corp | 防振支持具 |
-
1992
- 1992-06-23 JP JP4352792U patent/JPH066581U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003239522A (ja) * | 2002-02-21 | 2003-08-27 | Yamaha Corp | 防振支持具 |
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