JPH0666689A - 穀物乾燥調製施設における食味検査設備 - Google Patents
穀物乾燥調製施設における食味検査設備Info
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- JPH0666689A JPH0666689A JP3024065A JP2406591A JPH0666689A JP H0666689 A JPH0666689 A JP H0666689A JP 3024065 A JP3024065 A JP 3024065A JP 2406591 A JP2406591 A JP 2406591A JP H0666689 A JPH0666689 A JP H0666689A
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Landscapes
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】穀物の食味検査を有効に行いつつも大量処理を
円滑に行い得る穀物乾燥調製施設を提供する。 【構成】荷受部1、乾燥機4,5,6,7、籾摺機1
0、選米機11、精米機12及び計量機13を連結した
穀物乾燥調製設備Aと、乾燥機4,5,6,7で乾燥中
の穀粒の一部を採取するサンプル採取装置20、採取し
たサンプル粒を籾摺、精選及び精米するサンプル用籾摺
精米機18、精米済みのサンプル粒の食味を検査する食
味計23とを連結した食味検査設備Bとを設置する。乾
燥機4,5,6,7内で乾燥中の穀粒の一部をサンプル
採取装置20により採取し、穀物乾燥調製設備Aによる
乾燥調製に並行して、食味検査設備Bにより食味検査を
行う。
円滑に行い得る穀物乾燥調製施設を提供する。 【構成】荷受部1、乾燥機4,5,6,7、籾摺機1
0、選米機11、精米機12及び計量機13を連結した
穀物乾燥調製設備Aと、乾燥機4,5,6,7で乾燥中
の穀粒の一部を採取するサンプル採取装置20、採取し
たサンプル粒を籾摺、精選及び精米するサンプル用籾摺
精米機18、精米済みのサンプル粒の食味を検査する食
味計23とを連結した食味検査設備Bとを設置する。乾
燥機4,5,6,7内で乾燥中の穀粒の一部をサンプル
採取装置20により採取し、穀物乾燥調製設備Aによる
乾燥調製に並行して、食味検査設備Bにより食味検査を
行う。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各生産者から穀物を荷
受けし、乾燥、精選、貯蔵などの各工程を経て出荷する
穀物乾燥調製施設の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、穀物乾燥調製施設においては、荷
受した穀物を乾燥装置で乾燥後に籾摺、精選、計量して
出荷するものが知られている。そして、この施設では、
荷受けされた籾、麦などの穀物の一部をサンプル粒とし
て採取し、これを自主検定装置に搬送して穀物の品位を
検査している。この自主検定装置による検査は、該装置
に内装された粒選別機において、主として穀粒の大きさ
を基準として穀粒を整粒と未熟粒とに分離し、この整粒
が穀物に占める比率等を算出することにより行うもので
ある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで乾燥後の穀物
の価格決定は、その穀物の品種や、上記整粒の比率等を
勘案して行う。しかし、穀物の品位や価値はその品種や
穀粒の形状のみを基準に特定できるものではなく、その
食味が消費者の嗜好に適合するか否かが重要であって、
穀物の価値を判断するにはその穀物の食味を検査し、こ
れをも参酌して判断されることが望ましい。 【0004】この食味検査を機械的に行う装置として近
年著しく発達している所謂食味計は、穀物に含まれる所
定の成分の含有率を測定し、その測定値に基づき穀物の
食味評価を行うものである。この食味計を従来からの穀
物乾燥調製施設において設置すれば、穀物の価値をより
正確に評価できるものと考えられる。 【0005】そこでこれを具体化するには、従来の穀物
乾燥調製施設の計量出荷装置の付近に食味計を配置し、
乾燥・籾摺・精選の工程を終了して計量出荷装置に供給
される段階の穀物の一部からサンプル粒を採取し、この
サンプル粒について精穀したのちに食味計により食味検
査を行い、その検査結果に応じて価格を決定して精算
し、出荷するようにする構成が考えられる。 【0006】しかし、このように施設を構成した場合、
穀物すべての乾燥・籾摺・精選が完了した穀粒を精穀し
たのちに食味計により食味検査を行うため、顧客は精選
終了後にその食味検査の結果を知るためには長時間待た
ねばならず、特に多量の穀物が施設に集中する収穫期に
あっては、出荷直前の食味検査の実施は出荷の遅延・停
滞を招き、穀物大量処理の要請と両立し得ないという問
題点がある。また顧客が精選後の穀物を即時に買い取る
ことを希望する場合には、精選後に食味検査を行う時間
はなく、いきおい食味検査の結果を勘案することなしに
穀物の価格決定を行わざるを得ないため、買取り価格が
穀物の食味と必ずしも対応しないという問題点もある。 【0007】そこで本発明は以上の点に鑑み、穀物の食
味検査を有効に行いつつも大量処理を円滑に行い得る穀
物乾燥調製施設を提供することを目的とするものであ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食味検査設備は、荷受した穀物を、乾燥装
置で乾燥後に籾摺、精選、計量して出荷する穀物乾燥調
製施設において、前記乾燥装置で乾燥中の穀粒の一部を
採取するサンプル採取装置と、サンプル採取装置で採取
したサンプル粒を籾摺、精選、および精穀するサンプル
用籾摺装置と、精穀済みのサンプル粒の食味を検査する
食味計とを備えたことを特徴とする。 【0009】 【作用】上記のように構成した本発明では、乾燥装置で
乾燥中に、サンプル採取装置により乾燥装置内の穀粒の
一部をサンプル粒として採取し、このサンプル粒をサン
プル用籾摺装置で処理したのち、食味計により食味を検
査する。 【0010】このように本発明では、乾燥装置で乾燥中
に穀物の一部を採取し、本来の穀物の乾燥調製に並行し
て、そのサンプル粒の食味検査設備により食味検査を行
うようにした結果、本来の穀物の乾燥調製が終了した段
階で食味検査の結果を得ることができる。従って、食味
検査を考慮した穀物の取り引きを遅延や停滞を招くこと
なく円滑に実施でき、特に、顧客が調製後の穀物を即時
に買い取る場合でも、食味検査結果を勘案して直ちに穀
物の価値に適した買取り価格を決定できるので、即時取
引における迅速化および買取り価格の適正化を図ること
ができる。 【0011】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。本実施例は、荷受部1、乾燥機4,5,
6,7、籾摺機10、選米機11、精米機12及び計量
機13を後述のように連結した穀物乾燥調製設備Aに加
え、サンプル米用籾摺精米機18及び食味計23を後述
のように連結した食味検査設備Bを備えたものである。
まず図1において、施設入口付近に荷受装置として荷
受部1を設け、該荷受部1に昇穀機3と分配器2とを順
次連結する。分配器2は、乾燥装置として設けた複数の
乾燥機4,5,6,7に穀物を分配するものであり、分
配器2の各排出口を乾燥機4,5,6,7の対応する各
張込口に接続する。これら乾燥機4,5,6,7は循環
型のものであり、昇穀機24,25,26,27を有す
る。またこれら乾燥機4,5,6,7の内部には、乾燥
中の穀物の含有水分量を検出する水分センサ(図示しな
い)を設ける。 【0012】乾燥機4,5,6,7の下方にはコンベア
8を配置し、該コンベア8の終端は隣接する一時貯留用
タンク9に接続する。一時貯留用タンク9の近傍には籾
摺装置として籾摺機10、精選装置として選米機11、
並びに精穀装置として精米機12をそれぞれ配置し、こ
れらを適宜のコンベア及び昇穀機により順に接続する。
精米機12の近傍には計量出荷装置として計量機13を
設ける。これら荷受部1より計量機13に至る処理装置
群は、以下「穀物乾燥調製設備A」という。 【0013】一方、図5(a)及び(b)に示すよう
に、各乾燥機4,5,6,7で乾燥中の穀物の一部を採
取するサンプル採取装置20を設ける。すなわち、サン
プル採取装置20は、上記昇穀機24,25,26,2
7の排出部、すなわち張込ラセン(図示せず)と接続す
る部分にシュート14,15,16,17をそれぞれ分
岐接続すると共に、その分岐部に切換弁20aを設け、
この切換弁20aの切換動作により穀物の搬送方向を切
換えるように構成する。 【0014】シュート14,15,16,17の終端は
サンプル用籾摺精米機18のサンプル投入口に接続す
る。このサンプル用籾摺精米機18は、サンプル粒を籾
摺、選別、精米するものである。そしてサンプル用籾摺
精米機18の近傍には、穀物圧砕用ローラ28、近赤外
線分析機29、測定分析室32等を内装し、サンプルの
食味を検査する食味計23を隣接させ、サンプル用籾摺
精米機18と食味計23とを昇穀機19により接続す
る。また食味計23にはコンベア22を突設し、該コン
ベア22の終端は隣接するサンプル廃却タンク34に接
続する。サンプル採取装置20、サンプル用籾摺精米機
18及び食味計23は、上記乾燥機4,5,6,7内の
水分センサの検知した水分量が一定値になった時点で自
動的に起動するように構成する。一方、図1に示すよう
に前記精米機12の排出口に配置した昇穀機33の排出
口には二叉シュート21を接続し、二叉シュート21の
一方の分岐部を計量機13に、その他方の分岐部を食味
計23にそれぞれ連結し、切換弁により穀物の搬送方向
を選択可能とする。これら昇降機14,15,16,1
7よりサンプル廃却タンク34に至る装置群を以下「食
味検査設備B」という。 【0015】しかして、このように構成する本発明実施
例の穀物処理例について説明する。 【0016】まず第1処理例は、穀物の乾燥調製工程と
並行して食味検査を行うものである。これを図2に示す
フローチャート及び図1に従って説明すると、まず荷受
部1に荷受け(S1)された穀物を、昇穀機3及び分配
器2により乾燥機4,5,6,7に供給して乾燥する
(S2)。乾燥機4,5,6,7においては、穀物は乾
燥および調質を繰り返し(S2,S3)、穀粒の含有水
分量が所定値に下がるまで行う。 【0017】そして、乾燥中の穀粒の含有水分量が所定
値になったことを水分センサが検知すると(S4)、サ
ンプル採取装置の切換弁20aが定位置から反対側に切
換わるので、シュータ14,15,16,17を介して
少量のサンプル米をサンプル用籾摺精米機18に採取す
る(S5)。サンプル米はこの籾摺精米機18により自
動的に籾摺、選別、精米され(S10)、食味計23に
より食味検査(S11)された後、サンプル廃却タンク
34に排出される。 【0018】一方、乾燥機4,5,6,7内の穀物は仕
上がり水分量に達すると乾燥が停止され、一定時間の一
時貯留(S6)を経た後、籾摺機10、選米機11及び
精米機12を経て夫々籾摺り(S7)・精選(S8)・
精米(S9)される。ここで顧客が食味検査の結果を勘
案して買取り価格を決定し(S12)、計量機13にお
いて計量して出荷する(S13)。 【0019】この場合には、本来の穀物の乾燥調製が終
了した段階で食味検査の結果を得ることができる。従っ
て、食味検査を考慮した穀物の取引を遅延や停滞を招く
ことなく円滑に実施でき、とくに、顧客が調製後の穀物
を即時に買い取る場合でも、食味検査結果を勘案して直
ちに穀物の価値に適した買取り価格を決定できるので、
即時取引における迅速化および買取り価格の安定化を図
ることができる。 【0020】次に第2処理例につき、図3に示すフロー
チャート及び図1に従って説明する。この第2処理例
は、本発明実施例を穀物の刈り取り時期の確認に利用す
るものである。まず、生産者は穀物全体の刈り取りに先
立ち、一部の穀物のみを試験的に刈り取り(S14)、
荷受部1より乾燥機4,5,6,7のうちのいずれかに
投入して乾燥および調質を行う(S2,S3)。穀物の
含有水分量が一定値になったことを水分センサが検知す
ると(S4)、乾燥中の乾燥機に対応するサンプル採取
装置20の切換弁20aが定位置から反対側に切換わる
ので、シュータ14,15,16,17を介してサンプ
ル用籾摺精米機18に籾が採取される(S10)。籾は
サンプル用籾摺精米機18により籾摺、選別、精米され
(S10)、食味計23により自動的に食味検査(S1
1)された後、サンプル廃却タンク19に排出される。 【0021】この場合には、生産者はこの食味検査の結
果より、その穀物の熟度等を勘案して、穀物全体を刈り
取るに当っては最適の刈り取り時期を選択(S15)す
ることができる。 【0022】次に第3処理例につき、図4に示すフロー
チャートおよび図1に従って説明する。この第3処理例
は、荷受した穀物を乾燥機4,5,6,7で乾燥、調質
し(S2,S3)、仕上がり水分値に達すると(S
4)、一時貯留する。引き続き、籾摺機10、選米機1
1および精米機12を経て籾摺(S7)、精選(S
8)、精米(S9)する。その後、精米機12より排出
されるサンプル米を二叉シュート21に設けた切換弁の
切換により採取(S16)して食味計23に投入し、食
味検査を行う(S11)。 【0023】この第3処理例によれば、顧客は精米終了
後に食味検査の結果を待つ必要があるが、食味検査に供
される穀粒は出荷される穀物と同一の精米経路を経由し
たものであるから、食味検査結果は出荷される穀物の食
味を正確に反映し、検査の精度が向上するという利点が
ある。 【0024】次に、第4処理例について説明すると、こ
の処理例は食味検査設備Bを利用することなく、調製設
備Aのみを用いて白米の状態で出荷するものであり、こ
の場合には乾燥〜精米を行ったのちに計量器13で計量
して出荷する。このような利用法は、食味検査を行う必
要のない場合に行うと良い。 【0025】なお、これら第1乃至第4処理例のように
白米の状態で穀物を出荷するほか、図1に示す計量選別
機30から玄米の状態で出荷することもできる。又一時
貯留タンク9から籾のままの状態で出荷することも可能
である。 【0026】以上に示したように、本実施例のとおり構
成した場合、上記第1乃至第4処理例の夫々に記載した
長所に加えて、顧客や生産者の要望に従って多様な処理
工程を選択することができ、しかも処理の遅延を招くこ
とはないという効果をも有するものである。 【0027】 【発明の効果】以上のように、本発明は乾燥装置で乾燥
中に、サンプル採取装置により乾燥装置内の穀粒の一部
をサンプル粒として採取し、このサンプル粒を籾摺、精
選、および精穀して食味計で食味検査を行うようにした
ので、顧客は本来の穀物の乾燥調製が完了した段階で食
味検査設備による食味検査結果を得ることができる。従
って、食味検査を考慮した穀物の取り引きを遅延や停滞
を招くことなく円滑に実施でき、特に、顧客が調製後の
穀物を即時に買い取る場合でも、食味検査結果を勘案し
て直ちに穀物の価値に適した買取り価格を決定できるの
で、即時取引における迅速化および買取り価格の適正化
を図ることができる。
受けし、乾燥、精選、貯蔵などの各工程を経て出荷する
穀物乾燥調製施設の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、穀物乾燥調製施設においては、荷
受した穀物を乾燥装置で乾燥後に籾摺、精選、計量して
出荷するものが知られている。そして、この施設では、
荷受けされた籾、麦などの穀物の一部をサンプル粒とし
て採取し、これを自主検定装置に搬送して穀物の品位を
検査している。この自主検定装置による検査は、該装置
に内装された粒選別機において、主として穀粒の大きさ
を基準として穀粒を整粒と未熟粒とに分離し、この整粒
が穀物に占める比率等を算出することにより行うもので
ある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで乾燥後の穀物
の価格決定は、その穀物の品種や、上記整粒の比率等を
勘案して行う。しかし、穀物の品位や価値はその品種や
穀粒の形状のみを基準に特定できるものではなく、その
食味が消費者の嗜好に適合するか否かが重要であって、
穀物の価値を判断するにはその穀物の食味を検査し、こ
れをも参酌して判断されることが望ましい。 【0004】この食味検査を機械的に行う装置として近
年著しく発達している所謂食味計は、穀物に含まれる所
定の成分の含有率を測定し、その測定値に基づき穀物の
食味評価を行うものである。この食味計を従来からの穀
物乾燥調製施設において設置すれば、穀物の価値をより
正確に評価できるものと考えられる。 【0005】そこでこれを具体化するには、従来の穀物
乾燥調製施設の計量出荷装置の付近に食味計を配置し、
乾燥・籾摺・精選の工程を終了して計量出荷装置に供給
される段階の穀物の一部からサンプル粒を採取し、この
サンプル粒について精穀したのちに食味計により食味検
査を行い、その検査結果に応じて価格を決定して精算
し、出荷するようにする構成が考えられる。 【0006】しかし、このように施設を構成した場合、
穀物すべての乾燥・籾摺・精選が完了した穀粒を精穀し
たのちに食味計により食味検査を行うため、顧客は精選
終了後にその食味検査の結果を知るためには長時間待た
ねばならず、特に多量の穀物が施設に集中する収穫期に
あっては、出荷直前の食味検査の実施は出荷の遅延・停
滞を招き、穀物大量処理の要請と両立し得ないという問
題点がある。また顧客が精選後の穀物を即時に買い取る
ことを希望する場合には、精選後に食味検査を行う時間
はなく、いきおい食味検査の結果を勘案することなしに
穀物の価格決定を行わざるを得ないため、買取り価格が
穀物の食味と必ずしも対応しないという問題点もある。 【0007】そこで本発明は以上の点に鑑み、穀物の食
味検査を有効に行いつつも大量処理を円滑に行い得る穀
物乾燥調製施設を提供することを目的とするものであ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の食味検査設備は、荷受した穀物を、乾燥装
置で乾燥後に籾摺、精選、計量して出荷する穀物乾燥調
製施設において、前記乾燥装置で乾燥中の穀粒の一部を
採取するサンプル採取装置と、サンプル採取装置で採取
したサンプル粒を籾摺、精選、および精穀するサンプル
用籾摺装置と、精穀済みのサンプル粒の食味を検査する
食味計とを備えたことを特徴とする。 【0009】 【作用】上記のように構成した本発明では、乾燥装置で
乾燥中に、サンプル採取装置により乾燥装置内の穀粒の
一部をサンプル粒として採取し、このサンプル粒をサン
プル用籾摺装置で処理したのち、食味計により食味を検
査する。 【0010】このように本発明では、乾燥装置で乾燥中
に穀物の一部を採取し、本来の穀物の乾燥調製に並行し
て、そのサンプル粒の食味検査設備により食味検査を行
うようにした結果、本来の穀物の乾燥調製が終了した段
階で食味検査の結果を得ることができる。従って、食味
検査を考慮した穀物の取り引きを遅延や停滞を招くこと
なく円滑に実施でき、特に、顧客が調製後の穀物を即時
に買い取る場合でも、食味検査結果を勘案して直ちに穀
物の価値に適した買取り価格を決定できるので、即時取
引における迅速化および買取り価格の適正化を図ること
ができる。 【0011】 【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。本実施例は、荷受部1、乾燥機4,5,
6,7、籾摺機10、選米機11、精米機12及び計量
機13を後述のように連結した穀物乾燥調製設備Aに加
え、サンプル米用籾摺精米機18及び食味計23を後述
のように連結した食味検査設備Bを備えたものである。
まず図1において、施設入口付近に荷受装置として荷
受部1を設け、該荷受部1に昇穀機3と分配器2とを順
次連結する。分配器2は、乾燥装置として設けた複数の
乾燥機4,5,6,7に穀物を分配するものであり、分
配器2の各排出口を乾燥機4,5,6,7の対応する各
張込口に接続する。これら乾燥機4,5,6,7は循環
型のものであり、昇穀機24,25,26,27を有す
る。またこれら乾燥機4,5,6,7の内部には、乾燥
中の穀物の含有水分量を検出する水分センサ(図示しな
い)を設ける。 【0012】乾燥機4,5,6,7の下方にはコンベア
8を配置し、該コンベア8の終端は隣接する一時貯留用
タンク9に接続する。一時貯留用タンク9の近傍には籾
摺装置として籾摺機10、精選装置として選米機11、
並びに精穀装置として精米機12をそれぞれ配置し、こ
れらを適宜のコンベア及び昇穀機により順に接続する。
精米機12の近傍には計量出荷装置として計量機13を
設ける。これら荷受部1より計量機13に至る処理装置
群は、以下「穀物乾燥調製設備A」という。 【0013】一方、図5(a)及び(b)に示すよう
に、各乾燥機4,5,6,7で乾燥中の穀物の一部を採
取するサンプル採取装置20を設ける。すなわち、サン
プル採取装置20は、上記昇穀機24,25,26,2
7の排出部、すなわち張込ラセン(図示せず)と接続す
る部分にシュート14,15,16,17をそれぞれ分
岐接続すると共に、その分岐部に切換弁20aを設け、
この切換弁20aの切換動作により穀物の搬送方向を切
換えるように構成する。 【0014】シュート14,15,16,17の終端は
サンプル用籾摺精米機18のサンプル投入口に接続す
る。このサンプル用籾摺精米機18は、サンプル粒を籾
摺、選別、精米するものである。そしてサンプル用籾摺
精米機18の近傍には、穀物圧砕用ローラ28、近赤外
線分析機29、測定分析室32等を内装し、サンプルの
食味を検査する食味計23を隣接させ、サンプル用籾摺
精米機18と食味計23とを昇穀機19により接続す
る。また食味計23にはコンベア22を突設し、該コン
ベア22の終端は隣接するサンプル廃却タンク34に接
続する。サンプル採取装置20、サンプル用籾摺精米機
18及び食味計23は、上記乾燥機4,5,6,7内の
水分センサの検知した水分量が一定値になった時点で自
動的に起動するように構成する。一方、図1に示すよう
に前記精米機12の排出口に配置した昇穀機33の排出
口には二叉シュート21を接続し、二叉シュート21の
一方の分岐部を計量機13に、その他方の分岐部を食味
計23にそれぞれ連結し、切換弁により穀物の搬送方向
を選択可能とする。これら昇降機14,15,16,1
7よりサンプル廃却タンク34に至る装置群を以下「食
味検査設備B」という。 【0015】しかして、このように構成する本発明実施
例の穀物処理例について説明する。 【0016】まず第1処理例は、穀物の乾燥調製工程と
並行して食味検査を行うものである。これを図2に示す
フローチャート及び図1に従って説明すると、まず荷受
部1に荷受け(S1)された穀物を、昇穀機3及び分配
器2により乾燥機4,5,6,7に供給して乾燥する
(S2)。乾燥機4,5,6,7においては、穀物は乾
燥および調質を繰り返し(S2,S3)、穀粒の含有水
分量が所定値に下がるまで行う。 【0017】そして、乾燥中の穀粒の含有水分量が所定
値になったことを水分センサが検知すると(S4)、サ
ンプル採取装置の切換弁20aが定位置から反対側に切
換わるので、シュータ14,15,16,17を介して
少量のサンプル米をサンプル用籾摺精米機18に採取す
る(S5)。サンプル米はこの籾摺精米機18により自
動的に籾摺、選別、精米され(S10)、食味計23に
より食味検査(S11)された後、サンプル廃却タンク
34に排出される。 【0018】一方、乾燥機4,5,6,7内の穀物は仕
上がり水分量に達すると乾燥が停止され、一定時間の一
時貯留(S6)を経た後、籾摺機10、選米機11及び
精米機12を経て夫々籾摺り(S7)・精選(S8)・
精米(S9)される。ここで顧客が食味検査の結果を勘
案して買取り価格を決定し(S12)、計量機13にお
いて計量して出荷する(S13)。 【0019】この場合には、本来の穀物の乾燥調製が終
了した段階で食味検査の結果を得ることができる。従っ
て、食味検査を考慮した穀物の取引を遅延や停滞を招く
ことなく円滑に実施でき、とくに、顧客が調製後の穀物
を即時に買い取る場合でも、食味検査結果を勘案して直
ちに穀物の価値に適した買取り価格を決定できるので、
即時取引における迅速化および買取り価格の安定化を図
ることができる。 【0020】次に第2処理例につき、図3に示すフロー
チャート及び図1に従って説明する。この第2処理例
は、本発明実施例を穀物の刈り取り時期の確認に利用す
るものである。まず、生産者は穀物全体の刈り取りに先
立ち、一部の穀物のみを試験的に刈り取り(S14)、
荷受部1より乾燥機4,5,6,7のうちのいずれかに
投入して乾燥および調質を行う(S2,S3)。穀物の
含有水分量が一定値になったことを水分センサが検知す
ると(S4)、乾燥中の乾燥機に対応するサンプル採取
装置20の切換弁20aが定位置から反対側に切換わる
ので、シュータ14,15,16,17を介してサンプ
ル用籾摺精米機18に籾が採取される(S10)。籾は
サンプル用籾摺精米機18により籾摺、選別、精米され
(S10)、食味計23により自動的に食味検査(S1
1)された後、サンプル廃却タンク19に排出される。 【0021】この場合には、生産者はこの食味検査の結
果より、その穀物の熟度等を勘案して、穀物全体を刈り
取るに当っては最適の刈り取り時期を選択(S15)す
ることができる。 【0022】次に第3処理例につき、図4に示すフロー
チャートおよび図1に従って説明する。この第3処理例
は、荷受した穀物を乾燥機4,5,6,7で乾燥、調質
し(S2,S3)、仕上がり水分値に達すると(S
4)、一時貯留する。引き続き、籾摺機10、選米機1
1および精米機12を経て籾摺(S7)、精選(S
8)、精米(S9)する。その後、精米機12より排出
されるサンプル米を二叉シュート21に設けた切換弁の
切換により採取(S16)して食味計23に投入し、食
味検査を行う(S11)。 【0023】この第3処理例によれば、顧客は精米終了
後に食味検査の結果を待つ必要があるが、食味検査に供
される穀粒は出荷される穀物と同一の精米経路を経由し
たものであるから、食味検査結果は出荷される穀物の食
味を正確に反映し、検査の精度が向上するという利点が
ある。 【0024】次に、第4処理例について説明すると、こ
の処理例は食味検査設備Bを利用することなく、調製設
備Aのみを用いて白米の状態で出荷するものであり、こ
の場合には乾燥〜精米を行ったのちに計量器13で計量
して出荷する。このような利用法は、食味検査を行う必
要のない場合に行うと良い。 【0025】なお、これら第1乃至第4処理例のように
白米の状態で穀物を出荷するほか、図1に示す計量選別
機30から玄米の状態で出荷することもできる。又一時
貯留タンク9から籾のままの状態で出荷することも可能
である。 【0026】以上に示したように、本実施例のとおり構
成した場合、上記第1乃至第4処理例の夫々に記載した
長所に加えて、顧客や生産者の要望に従って多様な処理
工程を選択することができ、しかも処理の遅延を招くこ
とはないという効果をも有するものである。 【0027】 【発明の効果】以上のように、本発明は乾燥装置で乾燥
中に、サンプル採取装置により乾燥装置内の穀粒の一部
をサンプル粒として採取し、このサンプル粒を籾摺、精
選、および精穀して食味計で食味検査を行うようにした
ので、顧客は本来の穀物の乾燥調製が完了した段階で食
味検査設備による食味検査結果を得ることができる。従
って、食味検査を考慮した穀物の取り引きを遅延や停滞
を招くことなく円滑に実施でき、特に、顧客が調製後の
穀物を即時に買い取る場合でも、食味検査結果を勘案し
て直ちに穀物の価値に適した買取り価格を決定できるの
で、即時取引における迅速化および買取り価格の適正化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を模式的に表した図であ
る。 【図2】本発明実施例を使用した第1処理例を示すフロ
ーチャートである。 【図3】本発明実施例を使用した第2処理例を示すフロ
ーチャートである。 【図4】本発明実施例を使用した第3処理例を示すフロ
ーチャートである。 【図5】乾燥機及びサンプル用籾摺精米機の周辺を示す
図であり、(a)はその正面図、(b)はその側面図で
ある。 【符号の説明】 1 荷受装置 4,5,6,7 乾燥装置 10 籾摺装置 11 選穀装置 12 精穀装置 18 サンプル用籾摺装置 20 サンプル採取装置 23 食味計 A 穀物乾燥調製設備 B 食味検査設備
る。 【図2】本発明実施例を使用した第1処理例を示すフロ
ーチャートである。 【図3】本発明実施例を使用した第2処理例を示すフロ
ーチャートである。 【図4】本発明実施例を使用した第3処理例を示すフロ
ーチャートである。 【図5】乾燥機及びサンプル用籾摺精米機の周辺を示す
図であり、(a)はその正面図、(b)はその側面図で
ある。 【符号の説明】 1 荷受装置 4,5,6,7 乾燥装置 10 籾摺装置 11 選穀装置 12 精穀装置 18 サンプル用籾摺装置 20 サンプル採取装置 23 食味計 A 穀物乾燥調製設備 B 食味検査設備
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 荷受した穀物を、乾燥装置で乾燥後に籾摺、精選、計量
して出荷する穀物乾燥調製施設において、 前記乾燥装置で乾燥中の穀粒の一部を採取するサンプル
採取装置と、 サンプル採取装置で採取したサンプル粒を籾摺、精選、
および精穀するサンプル用籾摺装置と、精穀済みのサン
プル粒の食味を検査する食味計とを備えたことを特徴と
する食味検査設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024065A JPH0666689A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 穀物乾燥調製施設における食味検査設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024065A JPH0666689A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 穀物乾燥調製施設における食味検査設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0666689A true JPH0666689A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=12128045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024065A Pending JPH0666689A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 穀物乾燥調製施設における食味検査設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0666689A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002022192A1 (en) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Terumo Kabushiki Kaisha | Gasket and method of manufacturing the gasket |
| JP2002245536A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Nippon Conlux Co Ltd | 自動販売システム |
| US9007136B2 (en) | 2012-02-07 | 2015-04-14 | Seiko Epson Corporation | Light-emitting device module and atomic oscillator |
| US12048837B2 (en) | 2012-06-01 | 2024-07-30 | Novartis Ag | Syringe |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP3024065A patent/JPH0666689A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002022192A1 (en) * | 2000-09-14 | 2002-03-21 | Terumo Kabushiki Kaisha | Gasket and method of manufacturing the gasket |
| JP2002245536A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Nippon Conlux Co Ltd | 自動販売システム |
| US9007136B2 (en) | 2012-02-07 | 2015-04-14 | Seiko Epson Corporation | Light-emitting device module and atomic oscillator |
| US12048837B2 (en) | 2012-06-01 | 2024-07-30 | Novartis Ag | Syringe |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991005 |