JPH06668U - 大重量螺合部材の脱着用治具 - Google Patents
大重量螺合部材の脱着用治具Info
- Publication number
- JPH06668U JPH06668U JP3937292U JP3937292U JPH06668U JP H06668 U JPH06668 U JP H06668U JP 3937292 U JP3937292 U JP 3937292U JP 3937292 U JP3937292 U JP 3937292U JP H06668 U JPH06668 U JP H06668U
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- Japan
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- nut
- jig
- holding body
- suspension support
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型ナット等の大重量螺合部材を安全且つ容
易に脱着することができる治具を提供する。 【構成】 大型ナット2に固定ボルト15により外嵌固
定しうる環状の保持体12と、クレーンに吊支するため
の吊支部13aを有し、保持体12の外周面に相対回転
自在に外嵌取着された環状の吊支体13と、保持体12
の外周面に突設された回転操作ハンドル14とを具備す
る。
易に脱着することができる治具を提供する。 【構成】 大型ナット2に固定ボルト15により外嵌固
定しうる環状の保持体12と、クレーンに吊支するため
の吊支部13aを有し、保持体12の外周面に相対回転
自在に外嵌取着された環状の吊支体13と、保持体12
の外周面に突設された回転操作ハンドル14とを具備す
る。
Description
【0001】
本考案は、大型ナット等の大重量螺合部材を脱着させるための治具に関するも のである。
【0002】
例えば、プレス機の保守管理作業等においては、図5に示す如く、スピンドル 1の軸端に螺合されている大型ナット2を脱着させる必要が生じるが、かかる場 合、大型ナット2は作業者が人為的に担持し得ない大重量物であることから、一 般に、ナット2をクレーンにより吊支させた状態で脱着させるようにしているの が普通である。
【0003】 すなわち、ナット2を取り外す場合には、図5に示す如く、先ず、ナット2を ワイヤ(又はロープ)3で縛り、このワイヤ3をクレーン等の吊具4に引っ掛け る。そして、ナット2を大型のスパナ等により弛めた上、ナット2からワイヤ3 が外れないように注意しながら、ナット2を人為的操作により除々に回転させて 、スピンドル1から取り外すのである。また、ナット2を取付ける場合には、上 記と逆の順序で、同様に行う。
【0004】
しかし、このような脱着作業にあっては、ナット2をワイヤ3で縛っているた め、大型のスパナ等を使用することとも相俟って、ナット2の回転操作が甚だ困 難であり、労力負担が大きく、作業能率が頗る悪い。特に、ナット2をスピンド ル1に装着させる場合、ナット2の回転に伴いそのワイヤ3による吊支姿勢が変 動することから、ナット2をスピンドル1のネジ部に合致させ且つ螺合させる作 業は至難である。
【0005】 しかも、ナット2をスピンドル1から脱離させようとするとき又はスピンドル 1に装着させようとするときに、ナット2を回転させることによりナット2から ワイヤ3が外れ、ナット2が落下する危険がある。また、落下しないまでも、ス ピンドル1から離脱する瞬間にナット2が大きく姿勢変化して、作業者がナット 2とワイヤ3との間に手を挟んだりする危険がある。勿論、ナット2がスピンド ル1から完全に離脱しない状態で、ナット2の落下や姿勢変化が生じたときには 、ネジ部分が破損する虞れもある。また、ナット2の取付位置が高く、図5に示 す如く、作業架台5上に乗って作業する必要がある場合には、ナット2の脱着作 業が極めて困難であり、危険度も更に高くなる。
【0006】 本考案は、このような点に鑑み、大型ナット等の大重量螺合部材を安全且つ容 易に脱着することができる治具を提供することを目的とするものである。
【0007】
この課題を解決した本考案の大重量螺合部材の脱着用治具は、特に、螺合部材 に着脱自在に外嵌固定しうる保持体と、クレーン等に吊支するための吊支部を有 し、保持体の外周面に相対回転自在に外嵌取着された吊支体と、保持体に取付け られた回転操作ハンドルとを具備するものである。
【0008】
螺合部材を取り外す場合には、螺合部材に保持体を外嵌固定すると共に吊支体 の吊支部をクレーン等の吊具に吊支させた上、ハンドルにより保持体を人為的に 回転操作させる。
【0009】 保持体を回転させていくことにより、螺合部材を回転させ取外し方向に螺送さ せることができ、最終的に螺合部材を取り外すことができる。
【0010】 このとき、保持体と吊支体とは相互に離脱不能ではあるが相対的に回転自在の 関係にあるから、螺合部材と治具との連結状態及び治具による螺合部材の吊支姿 勢を変動,解除させることなく、螺合部材を容易且つ安全に回転させることがで きる。しかも、螺合部材を取り外した瞬間にも、上記連結状態,吊支姿勢がその まま継続維持されるから、螺合部材が落下したりする等の危険は全くない。
【0011】 また、螺合部材を取付ける場合には、上記と逆の順序で、上記同様に安全且つ 容易に行うことができる。
【0012】 このように、螺合部材を治具を介して一定姿勢に吊支させた状態で回転させる ことができるから、作業架台上に乗って作業する必要がある場合も含めて、螺合 部材の脱着作業を極めて安全且つ容易に行うことができ、作業能率も大幅に向上 する。
【0013】
以下、本考案の構成を図1〜図4に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 この実施例は、プレス機におけるスピンドル1の軸端に螺合された大型の六角ナ ット2(50Kg程度)を脱着させる場合に使用する治具に本考案を適用した例 に係るものである。
【0014】 すなわち、この実施例の治具11は、図1及び図2に示す如く、保持体12と 吊支体13と複数の回転操作ハンドル14…とを具備する。
【0015】 保持体12は、図1〜図3に示す如く、周方向に等間隔を隔てた複数位置に中 心方向に進退自在な固定ボルト15…を取り付けた円筒状のもので、固定ボルト 15…を操作することによりナット2に外嵌固定しうるようになっている。保持 体12の内径寸法は、汎用性を持たせる意味から、脱着させようとするナットの うち最大径のものに応じて設定しておくことが好ましい。ナット径の変化に対し ては、固定ボルト15…の操作によって対処することができる。なお、各固定ボ ルト15は、図1に示す如く、保持体12を貫通して、その内周面に溶着された ナット16に螺挿保持されており、その先端には固定盤17が回転自在に取り付 けられている。
【0016】 吊支体13は、図1〜図3に示す如く、クレーン等の吊具4を取付けるための 吊支部13aを突設したリング板状のもので、保持体12の外周面に相対回転自 在に外嵌取着されている。すなわち、吊支体13は、その内周部分を保持体12 の外周面に溶着した一対のガイドリング18,18間に嵌合させることによって 、保持体12に相対回転自在且つ軸線方向移動不能に保持されている。
【0017】 回転操作ハンドル14…は、図1及び図2に示す如く、保持体12の外周面に 周方向に等間隔を隔てて突設されたパイプ状のものである。
【0018】 なお、上記実施例においては、螺合部材2を嵌合保持させると否とに拘わらず 治具11を常に安定した状態(保持体12の軸線が水平となる状態)で吊支でき るように、治具11の構成部材相互の重量バランスを工夫してある。
【0019】 以上のように構成された治具11によれば、大重量螺合部材たる大型ナット2 のスピンドル1への脱着作業を安全且つ容易に行うことができる。
【0020】 すなわち、ナット2をスピンドル1から取り外す場合には、クレーンの吊具4 を吊支体13の吊支部13aに取り付けて、治具11を吊支させた上、クレーン 操作により治具11をナット位置まで挿通移動させる。
【0021】 次に、固定ボルト15…を締め付けて、保持体12をナット2に外嵌固定する 。このとき、保持体12が、これをナット2に外嵌させる前後において安定した 吊支状態(軸線が水平となる吊支状態)に保持されることから、ナット2への装 着作業を極めて容易且つ安全に行いうる。
【0022】 しかる後、作業者がハンドル14,14を持ち、保持体12を人為的に回転さ せ、ナット2を取外し方向(図3における右方向)に螺送させていく(図3参照 )。
【0023】 このとき、吊支体13は、保持体12とは相対回転自在の関係にあるから、保 持体12の回転に伴って回転されることがなく、また保持体12の回転を妨げる こともない。したがって、一体装備されたハンドル14によりナット回転操作を 行うこととも相俟って、ナット2の回転操作を極めて容易且つ迅速に行うことが できる。なお、ナット螺送の進行状況に応じて、吊具4を移動させていくことは 勿論である。
【0024】 そして、ナット2がスピンドル1から取り外された後は、そのままナット2を 所要場所まで移送させ、取外し作業を完了する(図4参照)。
【0025】 このとき、ナット2は治具11を介して一定姿勢に吊支された状態で、スピン ドル1から離脱されることになる。したがって、ナット2がスピンドル1から完 全に離脱するまでに、ナット2の落下や姿勢変化が発生せず、冒頭で述べた如き 手を挟むといった危険やネジ部分が破損する等の虞れは皆無である。
【0026】 また、ナット2をスピンドル1に装着する場合には、ナット2を保持体12に 固定させた状態で、治具11をスピンドル1の軸端位置まで吊支移送させ、吊支 高さを調整して、ナット2の軸芯をスピンドル1の軸芯高さに一致させる(図4 参照)。そして、この状態から、上記したと同様にして、ナット2を回転させて スピンドル1に螺合させ、所定の位置まで螺送させていくのである(図3参照) 。この場合においても、ナット2の吊支姿勢が変化せず、その取付け作業を安全 且つ容易に行いうる。
【0027】 このように、ナット2を治具11を介して一定姿勢に吊支させた状態で回転さ せることができるから、図5に示す如く作業架台5上に乗って作業する必要があ る場合も含めて、ナット2の脱着作業を極めて安全且つ容易に行うことができ、 作業能率も大幅に向上する。
【0028】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の基本原理を逸 脱しない範囲において適宜に改良・変更することができる。
【0029】 例えば、保持体12を長尺筒状に形成して、これに複数の吊支体13…又は複 数の吊支部13a…を有する長尺筒状の吊支体13を取り付けておくようにして もよい。このような治具11を使用すれば、長尺の螺合部材(例えば、ネジ軸等 の雄ネジ部材)をも安定に吊支した状態で脱着させることができる。勿論、かか る構成とする場合にも、前記実施例における如く、治具11における構成部材相 互の重量バランスは、螺合部材2を嵌合保持させると否とに拘わらず治具11を 常に安定した水平状態で吊支できるように設定しておくことが好ましい。
【0030】 また、回転操作ハンドル14は、上記した如く複数のパイプで構成する他、自 動車ハンドルのようなリング形状のものとしてもよい。
【0031】 また、保持体12の螺合部材2への固定手段は、上記した固定ボルト15によ る他、磁力を利用したようなものでもよい。また、螺合部材2の外周形状が非真 円形状(例えば、六角ナットのような多角形状やスプライン軸のような凹凸形状 )である場合において、保持体12の内周形状を螺合部材2に相対回転不能に嵌 合できる形状として、格別の固定手段を不要とすることもできる。
【0032】
以上の説明から明らかなように、本考案の脱着用治具は、大型ナット等の大重 量螺合部材を安全且つ容易に脱着させることができ、作業能率の大幅な向上を図 ることができ、その実用的価値極めて大なるものである。
【図1】本考案に係る脱着用治具の一実施例を示した正
面図である。
面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断側面図である。
【図3】本考案に係る治具を使用してのナット取外作業
の開始状態ないしナット取付作業の終了状態を示す側面
図である。
の開始状態ないしナット取付作業の終了状態を示す側面
図である。
【図4】同ナット取外作業の終了状態ないしナット取付
作業の開始状態を示す側面図である。
作業の開始状態を示す側面図である。
【図5】従来におけるナット脱着作業を示す側面図であ
る。
る。
2…ナット(螺合部材)、4…吊具、11…治具、12
…保持体、13…吊支体,13a…吊支部、14…回転
操作ハンドル、15…固定ボルト。
…保持体、13…吊支体,13a…吊支部、14…回転
操作ハンドル、15…固定ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】 螺合部材に着脱自在に外嵌固定しうる環
状の保持体と、クレーン等に吊支するための吊支部を有
し、保持体の外周面に相対回転自在に外嵌取着された環
状の吊支体と、保持体の外周面に突設された回転操作ハ
ンドルとを具備することを特徴とする大重量螺合部材の
脱着用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3937292U JPH06668U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 大重量螺合部材の脱着用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3937292U JPH06668U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 大重量螺合部材の脱着用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06668U true JPH06668U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12551223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3937292U Pending JPH06668U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 大重量螺合部材の脱着用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06668U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101227148B1 (ko) * | 2011-06-03 | 2013-01-28 | 한밭대학교 산학협력단 | 볼트와 너트의 체결 또는 분리시 사용되는 보조 고정공구 |
| KR101295066B1 (ko) * | 2011-08-18 | 2013-08-08 | 주식회사 포스코 | 원료 절단용 지그 |
| KR20150145969A (ko) * | 2014-06-20 | 2015-12-31 | 삼성중공업 주식회사 | 너트 체결 장치 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP3937292U patent/JPH06668U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101227148B1 (ko) * | 2011-06-03 | 2013-01-28 | 한밭대학교 산학협력단 | 볼트와 너트의 체결 또는 분리시 사용되는 보조 고정공구 |
| KR101295066B1 (ko) * | 2011-08-18 | 2013-08-08 | 주식회사 포스코 | 원료 절단용 지그 |
| KR20150145969A (ko) * | 2014-06-20 | 2015-12-31 | 삼성중공업 주식회사 | 너트 체결 장치 |
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