JPH0667095A - 走査型レーザ顕微鏡 - Google Patents
走査型レーザ顕微鏡Info
- Publication number
- JPH0667095A JPH0667095A JP40092990A JP40092990A JPH0667095A JP H0667095 A JPH0667095 A JP H0667095A JP 40092990 A JP40092990 A JP 40092990A JP 40092990 A JP40092990 A JP 40092990A JP H0667095 A JPH0667095 A JP H0667095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- image
- scanning
- objective lens
- laser microscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、標本スライス像の観察を行う前に標
本の立体的な情報を得ることができ、標本像を得る際の
操作効率を大幅に改善することを目的とする。 【構成】標本からの反射光または透過光から標本像を形
成する走査型レーザ顕微鏡において、対物レンズの焦点
位置を調整するための圧電素子と、標本の断面像から輝
度値に基づいてその輪郭を検出する手段と、この手段で
得られた複数断面像の輪郭データから標本の立体イメー
ジを構築する手段とを具備してなる。
本の立体的な情報を得ることができ、標本像を得る際の
操作効率を大幅に改善することを目的とする。 【構成】標本からの反射光または透過光から標本像を形
成する走査型レーザ顕微鏡において、対物レンズの焦点
位置を調整するための圧電素子と、標本の断面像から輝
度値に基づいてその輪郭を検出する手段と、この手段で
得られた複数断面像の輪郭データから標本の立体イメー
ジを構築する手段とを具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光で標本を走査
し標本からの反射光または透過光を用いて標本像を得る
走査型レーザ顕微鏡に関する。
し標本からの反射光または透過光を用いて標本像を得る
走査型レーザ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】光源からの光を対物レンズで微小なスポ
ットに絞り、このスポットで試料上を走査し、試料から
の透過光や反射光を光検出器でとらえて電気信号に変
え、CRT上に試料像を表示する走査型レーザ顕微鏡が
知られている。この走査型レーザ顕微鏡は、フレアが少
なくコントラストのよい像を得ることができ、検出光学
系を工夫することで共焦点、微分などの特殊な検出が簡
単に行える利点がある。この様な走査型レーザ顕微鏡と
しては、特開昭61-219919 号公報で提案されており、以
下これを例に説明する。
ットに絞り、このスポットで試料上を走査し、試料から
の透過光や反射光を光検出器でとらえて電気信号に変
え、CRT上に試料像を表示する走査型レーザ顕微鏡が
知られている。この走査型レーザ顕微鏡は、フレアが少
なくコントラストのよい像を得ることができ、検出光学
系を工夫することで共焦点、微分などの特殊な検出が簡
単に行える利点がある。この様な走査型レーザ顕微鏡と
しては、特開昭61-219919 号公報で提案されており、以
下これを例に説明する。
【0003】図5はかかる走査型レーザ顕微鏡の構成を
示す図である。この走査型レーザ顕微鏡は、光源1から
のレーザビーム2が、ビームスプリッタ3を通過して対
物レンズ10の瞳位置と共役な位置に設けられた光偏向
器のガルバノメータミラー4に入射する。ここで、レー
ザビーム2はY方向に走査される。次に、瞳伝送レンズ
5,6によって対物レンズ10の瞳位置と共役の位置に
設けられたガルバノメータミラー7に入射する。ここ
で、レーザビーム2は偏向されてX方向に走査される。
2次元走査されたレーザビーム2は瞳投影レンズ8,結
像レンズ9を通過して対物レンズ10に入射する。そし
て、試料11上に回折で制限されるレーザスポットを生
じ、そのレーザスポットで試料11をX−Y走査する。
示す図である。この走査型レーザ顕微鏡は、光源1から
のレーザビーム2が、ビームスプリッタ3を通過して対
物レンズ10の瞳位置と共役な位置に設けられた光偏向
器のガルバノメータミラー4に入射する。ここで、レー
ザビーム2はY方向に走査される。次に、瞳伝送レンズ
5,6によって対物レンズ10の瞳位置と共役の位置に
設けられたガルバノメータミラー7に入射する。ここ
で、レーザビーム2は偏向されてX方向に走査される。
2次元走査されたレーザビーム2は瞳投影レンズ8,結
像レンズ9を通過して対物レンズ10に入射する。そし
て、試料11上に回折で制限されるレーザスポットを生
じ、そのレーザスポットで試料11をX−Y走査する。
【0004】試料11が透過物体であれば、レーザビー
ム2はコンデンサレンズ12を通って検出器13,14
によって検出される。
ム2はコンデンサレンズ12を通って検出器13,14
によって検出される。
【0005】一方、試料11が反射物体であれば、試料
11で反射した反射光はもときた光路を戻ってビームス
プリッタ3に入射し、ここで反射された光が集光レンズ
15を通って検出器16,17で検出される。
11で反射した反射光はもときた光路を戻ってビームス
プリッタ3に入射し、ここで反射された光が集光レンズ
15を通って検出器16,17で検出される。
【0006】この様に構成された走査光学系において、
ガルバノメータミラー4,7をそれぞれX方向およびY
方向に走査させることにより、試料11がその上に形成
されているビームスポットでX,Y方向にそれぞれ走査
される。そして、走査ビームの反射光または透過光がそ
れぞれ検出器13,14または検出器16,17で検出
される。これら検出器から出力される電気信号をBモー
ド,Cモードの画像データに変換してCRT上に試料像
を表示する
ガルバノメータミラー4,7をそれぞれX方向およびY
方向に走査させることにより、試料11がその上に形成
されているビームスポットでX,Y方向にそれぞれ走査
される。そして、走査ビームの反射光または透過光がそ
れぞれ検出器13,14または検出器16,17で検出
される。これら検出器から出力される電気信号をBモー
ド,Cモードの画像データに変換してCRT上に試料像
を表示する
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た走査型レーザ顕微鏡は、標本全体の形状を得るために
は、予め設定されたスライス条件によって、試料11の
各々のZ位置でのスライス像の観察を全て行い、これら
スライス像で立体像を構築して初めて標本形状を把握す
ることができる。
た走査型レーザ顕微鏡は、標本全体の形状を得るために
は、予め設定されたスライス条件によって、試料11の
各々のZ位置でのスライス像の観察を全て行い、これら
スライス像で立体像を構築して初めて標本形状を把握す
ることができる。
【0008】従って、初期の段階では標本の外形が不明
なため、スライス範囲(上限および下限値)やスライス
の間隔をおおよその値に設定して観察を行っている。そ
のために、得られたスライス像の中には不必要なデータ
が含まれる可能性があり、後の処理でこの様なデータを
削除する処理が必要になる。また、必要なデータが含ま
れていない場合にはスライス条件を設定し直して再度観
察をやり直さなければならない。よって、標本像を得る
際の操作効率が悪く、時間がかかるという問題があっ
た。
なため、スライス範囲(上限および下限値)やスライス
の間隔をおおよその値に設定して観察を行っている。そ
のために、得られたスライス像の中には不必要なデータ
が含まれる可能性があり、後の処理でこの様なデータを
削除する処理が必要になる。また、必要なデータが含ま
れていない場合にはスライス条件を設定し直して再度観
察をやり直さなければならない。よって、標本像を得る
際の操作効率が悪く、時間がかかるという問題があっ
た。
【0009】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、標本スライス像の観察を行う前に標本の立体
的な情報を得ることができ、標本像を得る際の操作効率
を大幅に改善できる走査型レーザ顕微鏡を提供すること
を目的とする。
たもので、標本スライス像の観察を行う前に標本の立体
的な情報を得ることができ、標本像を得る際の操作効率
を大幅に改善できる走査型レーザ顕微鏡を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る走査型レーザ顕微鏡を、光源からの光
を対物レンズによって標本上に集光して該標本上にビー
ムスポットを形成し、前記光源,前記対物レンズ間の光
路上に配置された音響光学偏光素子によって前記ビーム
スポットを前記標本上で2次元走査し、この走査によっ
て前記標本から反射または透過した光を電気信号に変換
して、この電気信号から標本像を形成する走査型レーザ
顕微鏡において、前記対物レンズの焦点位置を調整する
ための圧電素子と、前記標本の断面像から輝度値に基づ
いてその輪郭を検出する手段と、この手段で得られた複
数断面像の輪郭データから前記標本の立体イメージを構
築する手段とを具備して構成した。
に、本発明に係る走査型レーザ顕微鏡を、光源からの光
を対物レンズによって標本上に集光して該標本上にビー
ムスポットを形成し、前記光源,前記対物レンズ間の光
路上に配置された音響光学偏光素子によって前記ビーム
スポットを前記標本上で2次元走査し、この走査によっ
て前記標本から反射または透過した光を電気信号に変換
して、この電気信号から標本像を形成する走査型レーザ
顕微鏡において、前記対物レンズの焦点位置を調整する
ための圧電素子と、前記標本の断面像から輝度値に基づ
いてその輪郭を検出する手段と、この手段で得られた複
数断面像の輪郭データから前記標本の立体イメージを構
築する手段とを具備して構成した。
【0011】
【作用】本発明によれば、標本の断面像からその輪郭が
検出され、圧電素子で対物レンズの焦点位置を変化させ
ていくことにより標本全体の輪郭が求められる。よっ
て、観察者はこの立体イメージを参照することにより、
容易に最適なスライス条件を設定することができ、余分
なデータの処理やスライス条件の再設定を無くすことが
できて、観察効率が大幅に改善されるものとなる。
検出され、圧電素子で対物レンズの焦点位置を変化させ
ていくことにより標本全体の輪郭が求められる。よっ
て、観察者はこの立体イメージを参照することにより、
容易に最適なスライス条件を設定することができ、余分
なデータの処理やスライス条件の再設定を無くすことが
できて、観察効率が大幅に改善されるものとなる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
る。
【0013】図1には本発明の一実施例に係る走査型レ
ーザ顕微鏡の概略的な構成が示されている。この走査型
レーザ顕微鏡は、レーザ光源20から発したレーザ光が
ダイクロイックミラー21を通過して音響光学偏光素子
22に入射する。この音響光学偏光素子22は、入射光
を互いに直交するX方向およびY方向に偏向させる。な
お、本実施例では、対物レンズ23から試料24への光
の投射方向をZ方向とし、これと直行する面をXY平面
とする。よって、このXY平面上の互いに直交する2方
向がX方向,Y方向となり、音響光学偏光素子22によ
る走査方向はこの2方向に対応している。音響光学偏光
素子22で偏光されたレーザ光は対物レンズ23に入射
し、この対物レンズ23の焦点付近に配置された標本2
4上にレーザ光によるビームスポットが形成される。対
物レンズ23は、対物レンズの開口径に合わせた円筒形
の圧電素子25を介して顕微鏡本体に取り付けられてい
る。この圧電素子25には、後述するコントローラから
電圧を印加することにより、対物レンズの光軸方向に伸
びて焦点位置を調節する。なお、圧電素子25を直接対
物レンズ23に取り付けなくても、カム等によって間接
的に動かすように構成してもよい。
ーザ顕微鏡の概略的な構成が示されている。この走査型
レーザ顕微鏡は、レーザ光源20から発したレーザ光が
ダイクロイックミラー21を通過して音響光学偏光素子
22に入射する。この音響光学偏光素子22は、入射光
を互いに直交するX方向およびY方向に偏向させる。な
お、本実施例では、対物レンズ23から試料24への光
の投射方向をZ方向とし、これと直行する面をXY平面
とする。よって、このXY平面上の互いに直交する2方
向がX方向,Y方向となり、音響光学偏光素子22によ
る走査方向はこの2方向に対応している。音響光学偏光
素子22で偏光されたレーザ光は対物レンズ23に入射
し、この対物レンズ23の焦点付近に配置された標本2
4上にレーザ光によるビームスポットが形成される。対
物レンズ23は、対物レンズの開口径に合わせた円筒形
の圧電素子25を介して顕微鏡本体に取り付けられてい
る。この圧電素子25には、後述するコントローラから
電圧を印加することにより、対物レンズの光軸方向に伸
びて焦点位置を調節する。なお、圧電素子25を直接対
物レンズ23に取り付けなくても、カム等によって間接
的に動かすように構成してもよい。
【0014】なお、同図に示される走査光学系は、標本
24が反射物体の場合を例にして構成されている。標本
24が透過物体の場合には、図5に示すように、標本の
裏面側にコンデンサレンズ,光検出器を備えた構成とす
る。
24が反射物体の場合を例にして構成されている。標本
24が透過物体の場合には、図5に示すように、標本の
裏面側にコンデンサレンズ,光検出器を備えた構成とす
る。
【0015】標本24で反射した反射光は対物レンズ2
3,音響光学偏光素子22を通ってダイクロイックミラ
ー21に入射する。ダイクロイックミラー21で反射し
た光は共焦点ピンホール26を通って光検出器27で光
電変換される。光検出器27で光電変換されて生成され
た電気信号はコントローラ28に入力される。コントロ
ーラ28は、この電気信号から標本24の輪郭を抽出す
る輪郭抽出モードと、設定されたスライス条件で得られ
た電気信号から標本像を生成する機能とを有している。
このコントローラ28には、輪郭抽出モードで得られる
標本の立体像及び最終的に得られる標本像とを可視化す
る表示装置29が接続されている。
3,音響光学偏光素子22を通ってダイクロイックミラ
ー21に入射する。ダイクロイックミラー21で反射し
た光は共焦点ピンホール26を通って光検出器27で光
電変換される。光検出器27で光電変換されて生成され
た電気信号はコントローラ28に入力される。コントロ
ーラ28は、この電気信号から標本24の輪郭を抽出す
る輪郭抽出モードと、設定されたスライス条件で得られ
た電気信号から標本像を生成する機能とを有している。
このコントローラ28には、輪郭抽出モードで得られる
標本の立体像及び最終的に得られる標本像とを可視化す
る表示装置29が接続されている。
【0016】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。
動作について説明する。
【0017】レーザ光源20から発した光で標本24上
にビームスポットを形成し、音響光学偏光素子22を制
御して標本表面をビームスポットでXY走査する。この
反射光は光検出器27で電気信号に変換されてコントロ
ーラ28に入力される。コントローラ28は、標本24
の所定のZ位置での断面像を含むXY走査範囲の画像デ
ータが生成される。コントローラ28は、この画像デー
タに基づいてZ位置での標本24の輪郭データを抽出す
る。
にビームスポットを形成し、音響光学偏光素子22を制
御して標本表面をビームスポットでXY走査する。この
反射光は光検出器27で電気信号に変換されてコントロ
ーラ28に入力される。コントローラ28は、標本24
の所定のZ位置での断面像を含むXY走査範囲の画像デ
ータが生成される。コントローラ28は、この画像デー
タに基づいてZ位置での標本24の輪郭データを抽出す
る。
【0018】ここで、コントローラ28による輪郭抽出
モードについて図2を参照して説明する。まず、所定の
Z位置における断面(X−Y断面)が得られると、Y方
向を固定してその断面のX方向の1ライン(走査ライ
ン)について各画素の輝度値を判定して輪郭部分を抽出
する。断面像において、背景部と対象物との境界は輝度
値が急激に変化するので、1ラインの走査の中で輝度値
が急激に変化する点P1を検出する。点P1 が検出され
たならば、走査を中断してその点の位置情報P
1(X1 ,Y1 ,Z1 )を記憶する(同図(a))。
モードについて図2を参照して説明する。まず、所定の
Z位置における断面(X−Y断面)が得られると、Y方
向を固定してその断面のX方向の1ライン(走査ライ
ン)について各画素の輝度値を判定して輪郭部分を抽出
する。断面像において、背景部と対象物との境界は輝度
値が急激に変化するので、1ラインの走査の中で輝度値
が急激に変化する点P1を検出する。点P1 が検出され
たならば、走査を中断してその点の位置情報P
1(X1 ,Y1 ,Z1 )を記憶する(同図(a))。
【0019】次に、走査ラインをY方向に予め設定され
ているYSTEP分移動する。これによって、走査ライン
は、Y1 からY2 =(Y1 +YSTEP)へシフトする。そ
して、走査ラインY2 を再びX方向に走査する。この時
の走査幅は、(X1 ±Xα)とする。Xαは走査幅中に
境界部分を含むように予め設定されている走査幅であ
る。この走査で上記同様に輝度値が急激に変化する点P
2 (X2 ,Y2 ,Z1 )を検出して記憶する(同図
(b))。
ているYSTEP分移動する。これによって、走査ライン
は、Y1 からY2 =(Y1 +YSTEP)へシフトする。そ
して、走査ラインY2 を再びX方向に走査する。この時
の走査幅は、(X1 ±Xα)とする。Xαは走査幅中に
境界部分を含むように予め設定されている走査幅であ
る。この走査で上記同様に輝度値が急激に変化する点P
2 (X2 ,Y2 ,Z1 )を検出して記憶する(同図
(b))。
【0020】なお、走査ラインYn 上の走査で走査幅
(Xn-1 ±α)において、輪郭部となる輝度変化が検出
されない場合には、走査ラインYn-1 に戻り、先に求め
た変化点(Xn-1 ,Yn-1 ,Z1 )以外に、輝度値が急
変する点を検出する。そして、走査ラインのシフト方向
を再び元の方向に反転させて、走査ラインをシフトさせ
ながら上記同様に境界点を検出して記憶していく。この
様にして記憶された全ての輪郭位置情報によって標本2
4のZ1 断面での輪郭データが得られる。そして、この
求めた輪郭データからその重心位置(Xg1 ,Yg1 ,
Z1 )を求める。
(Xn-1 ±α)において、輪郭部となる輝度変化が検出
されない場合には、走査ラインYn-1 に戻り、先に求め
た変化点(Xn-1 ,Yn-1 ,Z1 )以外に、輝度値が急
変する点を検出する。そして、走査ラインのシフト方向
を再び元の方向に反転させて、走査ラインをシフトさせ
ながら上記同様に境界点を検出して記憶していく。この
様にして記憶された全ての輪郭位置情報によって標本2
4のZ1 断面での輪郭データが得られる。そして、この
求めた輪郭データからその重心位置(Xg1 ,Yg1 ,
Z1 )を求める。
【0021】次に、輪郭抽出対象断面を予め設定されて
いるZSTEPだけ移動させてZ1 からZ2 へ移り、その断
面上の走査ラインYg1 から1ライン毎に走査を開始
し、上記同様に輪郭位置情報を求める。この様にして断
面のZ位置を変えながら各断面で同様の輪郭抽出処理を
繰り返す。
いるZSTEPだけ移動させてZ1 からZ2 へ移り、その断
面上の走査ラインYg1 から1ライン毎に走査を開始
し、上記同様に輪郭位置情報を求める。この様にして断
面のZ位置を変えながら各断面で同様の輪郭抽出処理を
繰り返す。
【0022】そして、移動後のZ位置における断面で輝
度の急変点が検出されなくなったならば、標本のZ方向
の上限を越えたとして最初のZ1 から逆方向に対象断面
をZSTEPづつ変化させて各断面での輪郭抽出処理を繰り
返し、Z方向の下限を越えるまで繰り返し行なう。
度の急変点が検出されなくなったならば、標本のZ方向
の上限を越えたとして最初のZ1 から逆方向に対象断面
をZSTEPづつ変化させて各断面での輪郭抽出処理を繰り
返し、Z方向の下限を越えるまで繰り返し行なう。
【0023】この様にして得られた標本24の輪郭情報
から標本全体の形状を図3に示すようにワイヤフレーム
表現等によって表示装置29に表示する。この時、標本
全体形状の表示にZ方向の情報も一緒に表示する。
から標本全体の形状を図3に示すようにワイヤフレーム
表現等によって表示装置29に表示する。この時、標本
全体形状の表示にZ方向の情報も一緒に表示する。
【0024】観察者は、表示装置29に表示された標本
24の全体形状から、Z方向の位置情報に基づいてどの
程度の範囲でスライス像を観察すべきであるかを判断し
てスライス条件を設定する。
24の全体形状から、Z方向の位置情報に基づいてどの
程度の範囲でスライス像を観察すべきであるかを判断し
てスライス条件を設定する。
【0025】このようにして設定されたスライス条件で
の観察は従来と同様であるのでここでの説明は省略す
る。
の観察は従来と同様であるのでここでの説明は省略す
る。
【0026】この様に本実施例によれば、標本断面像を
1ライン毎に走査してその輝度値から輪郭部分を判定し
て輪郭位置を順次記憶していき、1つの断面が終了した
らZSTEPづつ変化させて各断面での輪郭抽出処理を繰り
返すようにしたので、この輪郭データから標本24の全
体形状を求めることができ、表示装置29にZ方向の位
置情報と共に標本全体像を表示できる。したがって、観
察者はZ方向の位置情報に基づいてどの程度の範囲でス
ライス像を観察すべきであるかを容易に判断することが
でき、操作効率を大幅に改善することができる。
1ライン毎に走査してその輝度値から輪郭部分を判定し
て輪郭位置を順次記憶していき、1つの断面が終了した
らZSTEPづつ変化させて各断面での輪郭抽出処理を繰り
返すようにしたので、この輪郭データから標本24の全
体形状を求めることができ、表示装置29にZ方向の位
置情報と共に標本全体像を表示できる。したがって、観
察者はZ方向の位置情報に基づいてどの程度の範囲でス
ライス像を観察すべきであるかを容易に判断することが
でき、操作効率を大幅に改善することができる。
【0027】なお、上記実施例では水平方向の断面(X
Y平面)毎に輪郭抽出を行なったが、垂直方向の断面
(XZ平面またはYZ平面)を輪郭抽出対象断面とし
て、Z方向を走査ラインとして輝度値に基づいた輪郭抽
出処理を行なうようにしても、標本全体の輪郭情報を得
ることができる。
Y平面)毎に輪郭抽出を行なったが、垂直方向の断面
(XZ平面またはYZ平面)を輪郭抽出対象断面とし
て、Z方向を走査ラインとして輝度値に基づいた輪郭抽
出処理を行なうようにしても、標本全体の輪郭情報を得
ることができる。
【0028】また、1走査ラインにおいて、1箇所の輝
度変化点だけを検出してそのラインの走査を中断するの
ではなく、図4に示すように、1つ目の変化点が検出さ
れてもさらに走査を続けてもう一つの変化点を検出する
輪郭抽出処理とする。
度変化点だけを検出してそのラインの走査を中断するの
ではなく、図4に示すように、1つ目の変化点が検出さ
れてもさらに走査を続けてもう一つの変化点を検出する
輪郭抽出処理とする。
【0029】この様な処理を各走査ライン毎に繰り返す
ことによって、各断面での外周情報を求め、さに処理断
面をシフトさせて標本全体の外周情報を得る。そして、
対象断面での輝度変化が検出され無くなったならば、最
初の断面から逆方向へシフトさせていく。
ことによって、各断面での外周情報を求め、さに処理断
面をシフトさせて標本全体の外周情報を得る。そして、
対象断面での輝度変化が検出され無くなったならば、最
初の断面から逆方向へシフトさせていく。
【0030】この様な変形例によれば、標本全体形状を
得るまでのライン走査の総数を減らすことができる。
得るまでのライン走査の総数を減らすことができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、標
本スライス像の観察を行う前に標本の立体的な情報を得
ることができ、標本像を得る際の操作効率を大幅に改善
できる走査型レーザ顕微鏡を提供できる。
本スライス像の観察を行う前に標本の立体的な情報を得
ることができ、標本像を得る際の操作効率を大幅に改善
できる走査型レーザ顕微鏡を提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係る走査型レーザ顕微鏡の
概略的な構成図である。
概略的な構成図である。
【図2】一実施例の動作説明図である。
【図3】輪郭検出された標本形状を示す斜視図である。
【図4】一実施例の変形例の動作説明図である。
【図5】従来の走査型レーザ顕微鏡の構成図である。
20…レーザ光源、21…ダイクロイックミラー、22
…音響光学偏光素子、23…対物ンズ、24…標本、2
5…圧電素子、26…共焦点ピンホール、27…光検出
器、28…コントローラ、29…表示装置。
…音響光学偏光素子、23…対物ンズ、24…標本、2
5…圧電素子、26…共焦点ピンホール、27…光検出
器、28…コントローラ、29…表示装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 光源からの光を対物レンズによって標本
上に集光して該標本上にビームスポットを形成し、前記
光源,前記対物レンズ間の光路上に配置された音響光学
偏光素子によって前記ビームスポットを前記標本上で2
次元走査し、この走査によって前記標本から反射または
透過した光を電気信号に変換して、この電気信号から標
本像を形成する走査型レーザ顕微鏡において、前記対物
レンズの焦点位置を調整するための圧電素子と、前記標
本の断面像から輝度値に基づいてその輪郭を検出する手
段と、この手段で得られた複数断面像の輪郭データから
前記標本の立体イメージを構築する手段とを具備したこ
とを特徴とする走査型レーザ顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40092990A JPH0667095A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 走査型レーザ顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40092990A JPH0667095A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 走査型レーザ顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667095A true JPH0667095A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=18510792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40092990A Pending JPH0667095A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 走査型レーザ顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667095A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08161530A (ja) * | 1994-12-09 | 1996-06-21 | Olympus Optical Co Ltd | アイコン作成方法及び動画用のコマ作成方法 |
| JP2005345761A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Olympus Corp | 走査型光学顕微鏡装置及び走査型光学顕微鏡像から物体像の復元法 |
| JP2011503530A (ja) * | 2007-10-22 | 2011-01-27 | ヴィジョンゲイト,インコーポレーテッド | 光トモグラフィに対する被写界深度拡大 |
| CN115598822A (zh) * | 2022-12-15 | 2023-01-13 | 达州爱迦飞诗特科技有限公司(Cn) | 智能多维度显微图像采集与处理方法 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP40092990A patent/JPH0667095A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08161530A (ja) * | 1994-12-09 | 1996-06-21 | Olympus Optical Co Ltd | アイコン作成方法及び動画用のコマ作成方法 |
| JP2005345761A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Olympus Corp | 走査型光学顕微鏡装置及び走査型光学顕微鏡像から物体像の復元法 |
| JP2011503530A (ja) * | 2007-10-22 | 2011-01-27 | ヴィジョンゲイト,インコーポレーテッド | 光トモグラフィに対する被写界深度拡大 |
| CN115598822A (zh) * | 2022-12-15 | 2023-01-13 | 达州爱迦飞诗特科技有限公司(Cn) | 智能多维度显微图像采集与处理方法 |
| CN115598822B (zh) * | 2022-12-15 | 2023-03-10 | 达州爱迦飞诗特科技有限公司 | 智能多维度显微图像采集与处理方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3816632B2 (ja) | 走査型顕微鏡 | |
| US5621532A (en) | Laser scanning microscope utilizing detection of a far-field diffraction pattern with 2-dimensional detection | |
| US4893008A (en) | Scanning optical microscope | |
| JP2607804Y2 (ja) | 共焦点レーザー走査顕微鏡 | |
| EP2908166B1 (en) | Confocal optical scanner | |
| EP0462268A1 (en) | IMAGING APPARATUS AND METHODS USING A SCANNING MICROLASER SOURCE. | |
| JPH05203878A (ja) | 走査型レーザー顕微鏡 | |
| JPH11174334A (ja) | 共焦点顕微鏡装置 | |
| US20070182844A1 (en) | Optical system for producing differently focused images | |
| US4702607A (en) | Three-dimensional structure viewer and method of viewing three-dimensional structure | |
| JP2002098901A (ja) | 走査型レーザ顕微鏡 | |
| JP3655677B2 (ja) | 共焦点走査型光学顕微鏡 | |
| JPH11231223A (ja) | 走査型光学顕微鏡 | |
| JPH05323197A (ja) | 共焦点顕微鏡装置 | |
| Awamura et al. | Color laser microscope | |
| JP2002040329A (ja) | コンフォーカル顕微鏡 | |
| JPH01282515A (ja) | ビーム走査型光学顕微鏡 | |
| JPH07178053A (ja) | 光走査眼科装置 | |
| JP4398183B2 (ja) | 共焦点顕微鏡 | |
| JPH05224127A (ja) | 共焦点走査型微分干渉顕微鏡 | |
| JP5019279B2 (ja) | 共焦点顕微鏡及び合焦カラー画像の生成方法 | |
| JPH073508B2 (ja) | コンフオーカルスキヤンニング顕微鏡 | |
| JP3331175B2 (ja) | 顕微鏡観察装置 | |
| JPS61272714A (ja) | 走査型光学顕微鏡 | |
| JP2004029373A (ja) | カラー顕微鏡 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991026 |