JPH0667110A - 光偏向装置 - Google Patents
光偏向装置Info
- Publication number
- JPH0667110A JPH0667110A JP24560192A JP24560192A JPH0667110A JP H0667110 A JPH0667110 A JP H0667110A JP 24560192 A JP24560192 A JP 24560192A JP 24560192 A JP24560192 A JP 24560192A JP H0667110 A JPH0667110 A JP H0667110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- rotary polygon
- rotor
- thermal expansion
- resin spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱膨張による回転多面鏡の歪みを防止し、偏
向走査した画像の品質の劣化を抑えた光偏向装置を提供
することにある。 【構成】 回転多面鏡1はロータ2の上部にリング状ば
ね部材3によって回転可能に固定され、回転多面鏡1と
ロータ2との隙間には樹脂系スペーサ6が圧入されてい
る。ここで、樹脂系スペーサ6は回転多面鏡1やロータ
2と比べて熱膨張係数が大きく、ヤング率が小さい部材
で製作する。従って、回転多面鏡1やロータ2が熱変形
を起こしても樹脂系スペーサ6が吸収し、回転多面鏡1
の鏡面は変形しなくなるため、回転多面鏡1の回転性能
の劣化や回転多面鏡1の熱膨張の歪みによる画像品質の
低下を防止することができる。
向走査した画像の品質の劣化を抑えた光偏向装置を提供
することにある。 【構成】 回転多面鏡1はロータ2の上部にリング状ば
ね部材3によって回転可能に固定され、回転多面鏡1と
ロータ2との隙間には樹脂系スペーサ6が圧入されてい
る。ここで、樹脂系スペーサ6は回転多面鏡1やロータ
2と比べて熱膨張係数が大きく、ヤング率が小さい部材
で製作する。従って、回転多面鏡1やロータ2が熱変形
を起こしても樹脂系スペーサ6が吸収し、回転多面鏡1
の鏡面は変形しなくなるため、回転多面鏡1の回転性能
の劣化や回転多面鏡1の熱膨張の歪みによる画像品質の
低下を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビーム等を用いた記
録装置等において、光束を感光体上に走査するための回
転多面鏡を内蔵する光偏向装置に関するものである。
録装置等において、光束を感光体上に走査するための回
転多面鏡を内蔵する光偏向装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転多面鏡を回転軸に固定する方
法としては、回転多面鏡に等角度間隔に複数個のねじ挿
入孔を設け、雄ねじをねじ挿入孔からロータの座に設け
た雌ねじ部に固定することによって、雄ねじのねじ頭と
ロータの座との間で、ロータと回転多面鏡の位置関係が
回転の加速度でずれないように回転多面鏡を挟持してい
る。
法としては、回転多面鏡に等角度間隔に複数個のねじ挿
入孔を設け、雄ねじをねじ挿入孔からロータの座に設け
た雌ねじ部に固定することによって、雄ねじのねじ頭と
ロータの座との間で、ロータと回転多面鏡の位置関係が
回転の加速度でずれないように回転多面鏡を挟持してい
る。
【0003】このようなねじを用いた固定方法は強度的
に優れ、大型の回転多面鏡を用いた場合や、20000
rpm以上といった高速で回転多面鏡を回転する場合に
おいても、ロータの座と回転多面鏡とのずれが生じない
利点を有している。
に優れ、大型の回転多面鏡を用いた場合や、20000
rpm以上といった高速で回転多面鏡を回転する場合に
おいても、ロータの座と回転多面鏡とのずれが生じない
利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転多
面鏡をロータの座に固定するための圧力は、等角度間隔
で締められた各雄ねじのねじ頭を中心として回転多面鏡
に加えられている。従って、摩擦や風損によって温度が
上昇して回転多面鏡が熱膨張すると、ねじで固定した部
分としていない部分とで熱膨張の度合いが異なって歪み
が発生するため、高精度に仕上げられた反射面の面精度
が著しく劣化する。
面鏡をロータの座に固定するための圧力は、等角度間隔
で締められた各雄ねじのねじ頭を中心として回転多面鏡
に加えられている。従って、摩擦や風損によって温度が
上昇して回転多面鏡が熱膨張すると、ねじで固定した部
分としていない部分とで熱膨張の度合いが異なって歪み
が発生するため、高精度に仕上げられた反射面の面精度
が著しく劣化する。
【0005】更に、熱膨張による歪みが局所的に回転多
面鏡に生ずると、回転時の重心が移動しないようにする
バランス調整が崩れ、回転時の反射面の倒れやバランス
が崩れることによる振動が発生し、回転多面鏡の回転性
能が著しく劣化する。
面鏡に生ずると、回転時の重心が移動しないようにする
バランス調整が崩れ、回転時の反射面の倒れやバランス
が崩れることによる振動が発生し、回転多面鏡の回転性
能が著しく劣化する。
【0006】特に、回転多面鏡が高速回転する場合に
は、回転駆動力を生じさせるモータ部で摩擦や風損等の
エネルギ損失が大きくなるため、モータ部における発熱
量が極端に増加し、回転多面鏡の熱膨張の歪みによる画
像品質の低下の原因となる。
は、回転駆動力を生じさせるモータ部で摩擦や風損等の
エネルギ損失が大きくなるため、モータ部における発熱
量が極端に増加し、回転多面鏡の熱膨張の歪みによる画
像品質の低下の原因となる。
【0007】本発明の目的は、熱膨張による回転多面鏡
の歪みを防止し、偏向走査した画像の品質の劣化を抑え
ることが可能な光偏向装置を提供することにある。
の歪みを防止し、偏向走査した画像の品質の劣化を抑え
ることが可能な光偏向装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る光偏向装置は、光源からの光束を感光
体に光走査する回転多面鏡を有する光偏向装置におい
て、前記回転多面鏡をリング状のばね部材で押さえ込む
ことにより軸状のロータの上部に固定し、前記ロータと
前記回転多面鏡との嵌合部に樹脂系スペーサを圧入した
ものである。
めの本発明に係る光偏向装置は、光源からの光束を感光
体に光走査する回転多面鏡を有する光偏向装置におい
て、前記回転多面鏡をリング状のばね部材で押さえ込む
ことにより軸状のロータの上部に固定し、前記ロータと
前記回転多面鏡との嵌合部に樹脂系スペーサを圧入した
ものである。
【0009】
【作用】本発明における光偏向装置は、回転多面鏡をロ
ータの上部に配し、回転多面鏡の上部からリング状のば
ね部材で押さえ込んで固定し、ロータの回転軸と回転多
面鏡との嵌合部に樹脂系スペーサを圧入することによっ
て、熱によって回転多面鏡が膨張した際に、異材質間に
加わる変形応力を樹脂系スペーサによって吸収する。
ータの上部に配し、回転多面鏡の上部からリング状のば
ね部材で押さえ込んで固定し、ロータの回転軸と回転多
面鏡との嵌合部に樹脂系スペーサを圧入することによっ
て、熱によって回転多面鏡が膨張した際に、異材質間に
加わる変形応力を樹脂系スペーサによって吸収する。
【0010】
【実施例】本発明を図1に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の実施例の断面図を示し、例
えば8面の反射面を有するアルミニウム合金製等の回転
多面鏡1は、例えばSUS等の部材で製作された軸状の
ロータ2の上部に、リング状ばね部材3によって固定さ
れている。ロータ2の上面は、回転多面鏡1を水平に配
することができるように高精度に水平が保たれており、
リング状ばね部材3はロータ2の上部に嵌合挿入され、
ロータ2に設けられた溝4に引っ掛けて回転多面鏡1を
押さえ込むようになっている。また、回転多面鏡1の中
心孔5とロータ2との間隙には樹脂系スペーサ6が嵌入
され、この樹脂系スペーサ6は回転多面鏡1やロータ2
と比べて熱膨張係数が大きく、ヤング率が小さい例えば
ABS、POM等の部材で製作されている。
に説明する。図1は本発明の実施例の断面図を示し、例
えば8面の反射面を有するアルミニウム合金製等の回転
多面鏡1は、例えばSUS等の部材で製作された軸状の
ロータ2の上部に、リング状ばね部材3によって固定さ
れている。ロータ2の上面は、回転多面鏡1を水平に配
することができるように高精度に水平が保たれており、
リング状ばね部材3はロータ2の上部に嵌合挿入され、
ロータ2に設けられた溝4に引っ掛けて回転多面鏡1を
押さえ込むようになっている。また、回転多面鏡1の中
心孔5とロータ2との間隙には樹脂系スペーサ6が嵌入
され、この樹脂系スペーサ6は回転多面鏡1やロータ2
と比べて熱膨張係数が大きく、ヤング率が小さい例えば
ABS、POM等の部材で製作されている。
【0011】このような構成にすることにより、回転多
面鏡1やロータ2が熱変形を起こしても、嵌合部に発生
する応力の殆どが樹脂系スペーサ6によって吸収され、
ロータ2や回転多面鏡1の鏡面が変形しなくなるため、
回転多面鏡1の回転性能の劣化や回転多面鏡1の熱膨張
の歪みによる画像品質の低下を防止することができる。
更に、熱膨張、収縮の繰り返しがあっても、樹脂系スペ
ーサ6の自己変形によってヒステリシスを持たずに変形
が再現するため、組立時にバランスを取っておけば回転
多面鏡1の回転バランスは常に回転中心にあり、回転動
作による振動を良好な状態に保つことができる。
面鏡1やロータ2が熱変形を起こしても、嵌合部に発生
する応力の殆どが樹脂系スペーサ6によって吸収され、
ロータ2や回転多面鏡1の鏡面が変形しなくなるため、
回転多面鏡1の回転性能の劣化や回転多面鏡1の熱膨張
の歪みによる画像品質の低下を防止することができる。
更に、熱膨張、収縮の繰り返しがあっても、樹脂系スペ
ーサ6の自己変形によってヒステリシスを持たずに変形
が再現するため、組立時にバランスを取っておけば回転
多面鏡1の回転バランスは常に回転中心にあり、回転動
作による振動を良好な状態に保つことができる。
【0012】また、リング状ばね部材3は押さえ接点を
中心に各部材が熱膨張移動を起こす可能性があるため、
押さえ接点は回転中心に近いほうがバランス変化が少な
くなり望ましい。
中心に各部材が熱膨張移動を起こす可能性があるため、
押さえ接点は回転中心に近いほうがバランス変化が少な
くなり望ましい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光偏向
装置は、回転多面鏡とロータとの間に各部材より熱膨張
係数が大きく、ヤング率が小さい樹脂系スペーサを嵌入
することによって、各嵌合部で発生する応力が吸収さ
れ、回転応力や熱変形による回転バランスの劣化及びロ
ータ、回転多面鏡の鏡面の変形を防ぐことができ、高精
度の光偏向を行うことができる。
装置は、回転多面鏡とロータとの間に各部材より熱膨張
係数が大きく、ヤング率が小さい樹脂系スペーサを嵌入
することによって、各嵌合部で発生する応力が吸収さ
れ、回転応力や熱変形による回転バランスの劣化及びロ
ータ、回転多面鏡の鏡面の変形を防ぐことができ、高精
度の光偏向を行うことができる。
【図1】実施例の断面図である。
【符号の説明】 1 回転多面鏡 2 ロータ 3 リング状ばね部材 4 溝 5 中心孔 6 樹脂系スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】 光源からの光束を感光体に光走査する回
転多面鏡を有する光偏向装置において、前記回転多面鏡
をリング状のばね部材で押さえ込むことにより軸状のロ
ータの上部に固定し、前記ロータと前記回転多面鏡との
嵌合部に樹脂系スペーサを圧入したことを特徴とする光
偏向装置。 - 【請求項2】 前記回転多面鏡の材質をアルミニウム
系、前記ロータの材質をSUSとし、前記樹脂スペーサ
をアルミニウムよりも熱膨張係数が大きな材料とした請
求項1に記載の光偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24560192A JPH0667110A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 光偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24560192A JPH0667110A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 光偏向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667110A true JPH0667110A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17136154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24560192A Pending JPH0667110A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 光偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667110A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5596443A (en) * | 1994-04-27 | 1997-01-21 | Ebara Corporation | Polygon mirror rotor and polygon mirror scanner motor having such rotor |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP24560192A patent/JPH0667110A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5596443A (en) * | 1994-04-27 | 1997-01-21 | Ebara Corporation | Polygon mirror rotor and polygon mirror scanner motor having such rotor |
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