JPH10243605A - 軸固定型モータ - Google Patents
軸固定型モータInfo
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- JPH10243605A JPH10243605A JP9354640A JP35464097A JPH10243605A JP H10243605 A JPH10243605 A JP H10243605A JP 9354640 A JP9354640 A JP 9354640A JP 35464097 A JP35464097 A JP 35464097A JP H10243605 A JPH10243605 A JP H10243605A
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- fixed shaft
- shaft
- hole
- frame
- motor
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定軸をフレームに対して確実に固定でき、
しかも高精度に取り付けることが可能な軸固定型モータ
を提案すること。また、削り屑を要因とするノイズや回
転不良の発生を防止し得る軸固定型モータを提案するこ
と。 【解決手段】 軸固定型モータ1において、モータフレ
ーム2と固定軸3との固定は、固定軸3の軸貫通孔32
およびモータフレーム2のフレーム貫通孔26に差し込
んだリベット11の軸端11cを塑性変形させることに
より行なう。軸貫通孔32およびフレーム貫通孔26は
ストレート孔であるため、ねじ溝を形成する必要がない
ので、切削屑などが紛れ込まない。モータフレーム2、
固定軸3、およびリベット11は、同一材料で構成さ
れ、線膨張係数が実質的に同等である。
しかも高精度に取り付けることが可能な軸固定型モータ
を提案すること。また、削り屑を要因とするノイズや回
転不良の発生を防止し得る軸固定型モータを提案するこ
と。 【解決手段】 軸固定型モータ1において、モータフレ
ーム2と固定軸3との固定は、固定軸3の軸貫通孔32
およびモータフレーム2のフレーム貫通孔26に差し込
んだリベット11の軸端11cを塑性変形させることに
より行なう。軸貫通孔32およびフレーム貫通孔26は
ストレート孔であるため、ねじ溝を形成する必要がない
ので、切削屑などが紛れ込まない。モータフレーム2、
固定軸3、およびリベット11は、同一材料で構成さ
れ、線膨張係数が実質的に同等である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリゴンミラー等
を備えた偏向走査装置の駆動機構として用いられる軸固
定型モータに関するものである。更に詳しくは、この種
のモータにおいて、固定軸をモータフレームの側に固定
する構造の改良に関するものである。
を備えた偏向走査装置の駆動機構として用いられる軸固
定型モータに関するものである。更に詳しくは、この種
のモータにおいて、固定軸をモータフレームの側に固定
する構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】偏向走査装置等に用いられる軸固定型モ
ータは、例えば、特公平6−17687号公報に開示さ
れているように、モータフレームに固定された固定軸の
外周に回転部材が回転可能に支持され、この回転部材の
外周面にロータアッセンブリが一体的に組み付けられ、
このロータアッセンブリに対峙する状態にステータアッ
センブリが配置され、このステータアッセンブリは直接
的あるいは間接的にモータフレームに支持されている。
固定軸と回転部材の間には、例えば、固定軸外周面に動
圧発生溝が形成された動圧軸受機構が構成されている。
モータを駆動すると、回転部材に取り付けられている光
偏向用のポリゴンミラーが回転し、入射レーザビームが
当該ポリゴンミラーで反射されて所定の方向に偏向され
る。
ータは、例えば、特公平6−17687号公報に開示さ
れているように、モータフレームに固定された固定軸の
外周に回転部材が回転可能に支持され、この回転部材の
外周面にロータアッセンブリが一体的に組み付けられ、
このロータアッセンブリに対峙する状態にステータアッ
センブリが配置され、このステータアッセンブリは直接
的あるいは間接的にモータフレームに支持されている。
固定軸と回転部材の間には、例えば、固定軸外周面に動
圧発生溝が形成された動圧軸受機構が構成されている。
モータを駆動すると、回転部材に取り付けられている光
偏向用のポリゴンミラーが回転し、入射レーザビームが
当該ポリゴンミラーで反射されて所定の方向に偏向され
る。
【0003】この構成の軸固定型モータでは、固定軸の
軸端をモータフレームに形成した孔に対して焼き嵌め、
あるいは圧入することにより、固定軸がモータフレーム
に固定されている。
軸端をモータフレームに形成した孔に対して焼き嵌め、
あるいは圧入することにより、固定軸がモータフレーム
に固定されている。
【0004】また、USP5,555,211に示され
ているように、モータフレームに対して固定軸をネジに
より固定した磁気ディスク駆動用モータが知られてい
る。
ているように、モータフレームに対して固定軸をネジに
より固定した磁気ディスク駆動用モータが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、固定軸
をモータフレームに対して先行技術に示されるような方
法で固定すると、次のような解決すべき課題がある。
をモータフレームに対して先行技術に示されるような方
法で固定すると、次のような解決すべき課題がある。
【0006】まず、焼き嵌めや圧入による固定方法で
は、固定軸をモータフレームに対して目標とする取り付
け角度で取り付けることが困難である。つまり、モータ
フレームに対して垂直となるように固定軸を取り付ける
ことが望ましいが、実際には垂直方向に対して僅かに傾
いた状態で固定軸が固定される可能性が高い。例えば、
固定軸をモータフレームに押し込む際の応力が固定軸及
びモータフレームに加わり、これにより全体的に歪みが
生じたり、固定軸が傾斜してしまう。固定軸が傾斜して
いると、そこに回転自在に支持されている回転部材に取
り付けたポリゴンミラーは回転に伴って面振れを起こす
ので、ここで反射されたレーザビームを目標とする方向
に走査させることができなくなってしまう。
は、固定軸をモータフレームに対して目標とする取り付
け角度で取り付けることが困難である。つまり、モータ
フレームに対して垂直となるように固定軸を取り付ける
ことが望ましいが、実際には垂直方向に対して僅かに傾
いた状態で固定軸が固定される可能性が高い。例えば、
固定軸をモータフレームに押し込む際の応力が固定軸及
びモータフレームに加わり、これにより全体的に歪みが
生じたり、固定軸が傾斜してしまう。固定軸が傾斜して
いると、そこに回転自在に支持されている回転部材に取
り付けたポリゴンミラーは回転に伴って面振れを起こす
ので、ここで反射されたレーザビームを目標とする方向
に走査させることができなくなってしまう。
【0007】また、これらの固定方法では、一般的に双
方の部材、すなわち固定軸の軸端とモータフレーム側の
孔の寸法管理が困難であり、例えば、孔径が大きすぎる
と、固定軸の締結力が低くなるので、駆動中に固定軸が
モータフレームから抜けてしまうおそれもある。
方の部材、すなわち固定軸の軸端とモータフレーム側の
孔の寸法管理が困難であり、例えば、孔径が大きすぎる
と、固定軸の締結力が低くなるので、駆動中に固定軸が
モータフレームから抜けてしまうおそれもある。
【0008】さらに、固定軸をモータフレームに焼き嵌
め、圧入する作業が適切に行われず、不良品として排除
される場合には、高価な固定軸もモータフレームと共に
廃棄しなければならないので、経済的でない。
め、圧入する作業が適切に行われず、不良品として排除
される場合には、高価な固定軸もモータフレームと共に
廃棄しなければならないので、経済的でない。
【0009】また、固定軸をモータフレームに対してネ
ジ止めにより固定する方法では、固定軸にネジ孔を形成
しなければならないが、このネジ孔を形成する際に削り
くずが生ずる。そして、この削りくずが完全に除去され
ないと、その削りくずが軸受内部に侵入してノイズや回
転不良の原因となる。
ジ止めにより固定する方法では、固定軸にネジ孔を形成
しなければならないが、このネジ孔を形成する際に削り
くずが生ずる。そして、この削りくずが完全に除去され
ないと、その削りくずが軸受内部に侵入してノイズや回
転不良の原因となる。
【0010】そこで、本発明の課題は、このような従来
の弊害を解消し、固定軸をモータフレームに対して確実
に固定でき、しかも高精度に取り付けることが可能な構
造を備えた軸固定型モータを提案することにある。
の弊害を解消し、固定軸をモータフレームに対して確実
に固定でき、しかも高精度に取り付けることが可能な構
造を備えた軸固定型モータを提案することにある。
【0011】また、本発明の課題は、削りくずを要因と
するノイズや回転不良の発生を防止し得る軸固定型モー
タを提案することにある。
するノイズや回転不良の発生を防止し得る軸固定型モー
タを提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る軸固定型モータは、フレーム貫通孔が
形成されたモータフレームと、中央部に軸貫通孔を有し
て前記モータフレームに固定された固定軸と、前記固定
軸が挿入される軸孔を有して、前記固定軸に対して回転
可能に支持された回転部材と、前記固定軸の外周面と前
記軸孔の内周面との間に構成された動圧軸受機構と、前
記回転部材に一体的に構成されたロータアッセンブリ
と、前記モータフレームに取り付けられ、前記ロータア
ッセンブリに対向配置されたステータアセンブリと、頭
部と軸部を有し、当該軸部が前記固定軸の軸貫通孔およ
び前記モータフレームのフレーム貫通孔に差し込まれ、
前記頭部の反対側の端部が塑性変形されて、前記固定軸
と前記モータフレームとを締結固定している締結部材と
を有することを特徴とする。
め、本発明に係る軸固定型モータは、フレーム貫通孔が
形成されたモータフレームと、中央部に軸貫通孔を有し
て前記モータフレームに固定された固定軸と、前記固定
軸が挿入される軸孔を有して、前記固定軸に対して回転
可能に支持された回転部材と、前記固定軸の外周面と前
記軸孔の内周面との間に構成された動圧軸受機構と、前
記回転部材に一体的に構成されたロータアッセンブリ
と、前記モータフレームに取り付けられ、前記ロータア
ッセンブリに対向配置されたステータアセンブリと、頭
部と軸部を有し、当該軸部が前記固定軸の軸貫通孔およ
び前記モータフレームのフレーム貫通孔に差し込まれ、
前記頭部の反対側の端部が塑性変形されて、前記固定軸
と前記モータフレームとを締結固定している締結部材と
を有することを特徴とする。
【0013】本発明では、軸貫通孔とフレーム貫通孔に
リベット等の締結部材を差し込み、その締結部材の一端
に対してかしめ等の塑性変形を施すことにより、固定軸
をモータフレームに締結固定しているので、従来のよう
な焼き嵌め、圧入により固定軸を固定する場合に比べ
て、作業が簡単である。また、固定軸を確実にモータフ
レームに固定できる。さらに、これらの固定が不良の場
合には、締結部材のみを交換すればよいので、経済的で
ある。
リベット等の締結部材を差し込み、その締結部材の一端
に対してかしめ等の塑性変形を施すことにより、固定軸
をモータフレームに締結固定しているので、従来のよう
な焼き嵌め、圧入により固定軸を固定する場合に比べ
て、作業が簡単である。また、固定軸を確実にモータフ
レームに固定できる。さらに、これらの固定が不良の場
合には、締結部材のみを交換すればよいので、経済的で
ある。
【0014】本発明において、前記固定軸は、本体胴部
と、この本体胴部の一端側に当該本体胴部よりも小径に
形成された凸部とを有し、前記モータフレームは、前記
凸部を受け入れ可能な凹部を有しており、前記凸部の端
面と前記凹部の底面とが当接することにより、前記モー
タフレームに対する前記固定軸の取り付け位置が規定さ
れていることが好ましい。
と、この本体胴部の一端側に当該本体胴部よりも小径に
形成された凸部とを有し、前記モータフレームは、前記
凸部を受け入れ可能な凹部を有しており、前記凸部の端
面と前記凹部の底面とが当接することにより、前記モー
タフレームに対する前記固定軸の取り付け位置が規定さ
れていることが好ましい。
【0015】本発明において、前記凸部の端面および前
記凹部の端面は、前記固定軸を前記モータフレームに固
定する際の基準面になるとともに、前記固定軸の外周面
に対して直交する方向に形成されていることが好まし
い。このように構成すると、固定軸外周面と同時加工可
能な凸部の端面を基準面として用いて、モータフレーム
に対する固定軸の軸線方向の位置、取付け角度を規定で
きるので、従来に比べて、高精度に固定軸を取付けるこ
とができる。
記凹部の端面は、前記固定軸を前記モータフレームに固
定する際の基準面になるとともに、前記固定軸の外周面
に対して直交する方向に形成されていることが好まし
い。このように構成すると、固定軸外周面と同時加工可
能な凸部の端面を基準面として用いて、モータフレーム
に対する固定軸の軸線方向の位置、取付け角度を規定で
きるので、従来に比べて、高精度に固定軸を取付けるこ
とができる。
【0016】本発明において、前記固定軸の軸貫通孔お
よび前記モータフレームのフレーム貫通孔は、内径寸法
がほぼ一定な貫通孔であることが好ましい。すなわち、
前記固定軸の軸貫通孔および前記モータフレームのフレ
ーム貫通孔をねじ孔ではなく、ストレート孔として形成
する。従って、前記固定軸の軸貫通孔および前記モータ
フレームのフレーム貫通孔にリベット等の締結部材を差
し込んだ後、それを塑性変形させて固定軸とモータフレ
ームとを固定する。従って、固定軸の軸貫通孔およびモ
ータフレームのフレーム貫通孔をねじ孔とした構成で
は、ねじ溝を形成する際に切削屑が発生し、その除去が
不完全な場合には切削屑が動圧軸受機構内に紛れ込んで
ノイズや回転不良が発生するおそれがあるが、本発明で
は、前記固定軸の軸貫通孔および前記モータフレームの
フレーム貫通孔をストレート孔にしてあるので、切削屑
に起因するノイズや回転不良が発生しない。
よび前記モータフレームのフレーム貫通孔は、内径寸法
がほぼ一定な貫通孔であることが好ましい。すなわち、
前記固定軸の軸貫通孔および前記モータフレームのフレ
ーム貫通孔をねじ孔ではなく、ストレート孔として形成
する。従って、前記固定軸の軸貫通孔および前記モータ
フレームのフレーム貫通孔にリベット等の締結部材を差
し込んだ後、それを塑性変形させて固定軸とモータフレ
ームとを固定する。従って、固定軸の軸貫通孔およびモ
ータフレームのフレーム貫通孔をねじ孔とした構成で
は、ねじ溝を形成する際に切削屑が発生し、その除去が
不完全な場合には切削屑が動圧軸受機構内に紛れ込んで
ノイズや回転不良が発生するおそれがあるが、本発明で
は、前記固定軸の軸貫通孔および前記モータフレームの
フレーム貫通孔をストレート孔にしてあるので、切削屑
に起因するノイズや回転不良が発生しない。
【0017】本発明において、前記固定軸、前記モータ
フレームおよび前記締結部材は、線膨張係数が実質的に
同一の材料から形成されていることが好ましい。このよ
うに構成すると、熱変形によって固定軸の固定状態が低
下することを回避できる。
フレームおよび前記締結部材は、線膨張係数が実質的に
同一の材料から形成されていることが好ましい。このよ
うに構成すると、熱変形によって固定軸の固定状態が低
下することを回避できる。
【0018】本発明において、前記回転部材は、回転多
面鏡を載置するミラー載置部を有していることが好まし
い。
面鏡を載置するミラー載置部を有していることが好まし
い。
【0019】本発明において、前記固定軸の外径寸法
は、当該固定軸に形成した前記軸貫通孔の内径寸法の少
なくとも3倍の寸法であることが好ましい。このように
動圧軸受機構を採用すると共に、固定軸の外径寸法を、
その中心に形成した貫通孔の内径寸法の少なくとも3倍
とすると、固定軸をモータフレームに締結固定する際に
固定軸外周面が変形して軸受性能が低下してしまう弊害
を回避できる。
は、当該固定軸に形成した前記軸貫通孔の内径寸法の少
なくとも3倍の寸法であることが好ましい。このように
動圧軸受機構を採用すると共に、固定軸の外径寸法を、
その中心に形成した貫通孔の内径寸法の少なくとも3倍
とすると、固定軸をモータフレームに締結固定する際に
固定軸外周面が変形して軸受性能が低下してしまう弊害
を回避できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した軸固定型モータを備えた回転多面鏡型偏向走査
装置について説明する。
適用した軸固定型モータを備えた回転多面鏡型偏向走査
装置について説明する。
【0021】図1は回転多面鏡型偏向走査装置(回転多
面鏡型偏向器)の半断面図である。この図を参照して説
明すると、本例の偏向走査装置1は、モータフレーム2
と、この表面に垂直状態で固着した固定軸3と、この固
定軸3の外周に回転可能に保持された回転部材4と、こ
の回転部材4に搭載された回転多面鏡5と、回転部材4
に一体的に組付けられたロータアセンブリ6Aと、モー
タフレーム2の側に組み付けられたステータアセンブリ
6Bから構成されている。
面鏡型偏向器)の半断面図である。この図を参照して説
明すると、本例の偏向走査装置1は、モータフレーム2
と、この表面に垂直状態で固着した固定軸3と、この固
定軸3の外周に回転可能に保持された回転部材4と、こ
の回転部材4に搭載された回転多面鏡5と、回転部材4
に一体的に組付けられたロータアセンブリ6Aと、モー
タフレーム2の側に組み付けられたステータアセンブリ
6Bから構成されている。
【0022】固定軸3の外周面31と回転部材4に形成
した軸孔41との間には、第1および第2の動圧発生溝
71、72を備えた動圧軸受機構7が構成されている。
この実施例では、固定軸3の外周面31に、軸線1aの
方向に所定の間隔をあけて、ヘリングボーン状の第1の
動圧発生溝71および第2の動圧発生溝72が形成され
ている。また、固定軸3の外周面31と回転部材4の軸
孔41の内周面との間には5〜10ミクロン程度の極僅
かな空隙が形成され、この空隙内には空気などの流体が
介在している。空気を介在させた動圧軸受機構を採用す
ることにより、回転多面鏡(ポリゴンミラー)5を1分
当たり回転数が数万回転といった超高速でかつ安定して
回転させることが出来る。
した軸孔41との間には、第1および第2の動圧発生溝
71、72を備えた動圧軸受機構7が構成されている。
この実施例では、固定軸3の外周面31に、軸線1aの
方向に所定の間隔をあけて、ヘリングボーン状の第1の
動圧発生溝71および第2の動圧発生溝72が形成され
ている。また、固定軸3の外周面31と回転部材4の軸
孔41の内周面との間には5〜10ミクロン程度の極僅
かな空隙が形成され、この空隙内には空気などの流体が
介在している。空気を介在させた動圧軸受機構を採用す
ることにより、回転多面鏡(ポリゴンミラー)5を1分
当たり回転数が数万回転といった超高速でかつ安定して
回転させることが出来る。
【0023】回転部材4は、内側に軸孔41を備えた円
筒部42と、この円筒部42の外周面における軸線方向
の略中程の位置から半径方向の外側に向けて環状に張り
出しているミラー載置部分43と、このミラー載置部4
3の外周縁から軸線1aの方向に直角に折れ曲がって延
びている円筒状のフランジ部44とを備えている。
筒部42と、この円筒部42の外周面における軸線方向
の略中程の位置から半径方向の外側に向けて環状に張り
出しているミラー載置部分43と、このミラー載置部4
3の外周縁から軸線1aの方向に直角に折れ曲がって延
びている円筒状のフランジ部44とを備えている。
【0024】ミラー載置部43の表面はミラー取り付け
面であり、ここに回転多面鏡5が載置されている。回転
多面鏡5は、押さえばね8を介して、クランプ部材9に
よってミラー載置部43の側に押し付けられている。こ
のクランプ部材9は、締結ボルト10によって、回転部
材4の円筒部42の上端に締結固定されている。
面であり、ここに回転多面鏡5が載置されている。回転
多面鏡5は、押さえばね8を介して、クランプ部材9に
よってミラー載置部43の側に押し付けられている。こ
のクランプ部材9は、締結ボルト10によって、回転部
材4の円筒部42の上端に締結固定されている。
【0025】一方、回転部材4の円筒部42の外周側に
おいて、ミラー載置部43よりも下側には、当該円筒部
42の外周を同心状に取り囲む状態にステータアセンブ
リ6Bが配置されている。ステータアセンブリ6Bは、
コアホルダ61を備え、このコアホルダ61の下端がモ
ータフレーム2に固定されている。このコアホルダ61
の上端側の外周部分にはステータコア62が同心状に取
り付けられている。このステータコア62は、周方向に
一定の間隔で形成された複数の突極を備え、これらの突
極にはステータコイル64が巻き付けられている。
おいて、ミラー載置部43よりも下側には、当該円筒部
42の外周を同心状に取り囲む状態にステータアセンブ
リ6Bが配置されている。ステータアセンブリ6Bは、
コアホルダ61を備え、このコアホルダ61の下端がモ
ータフレーム2に固定されている。このコアホルダ61
の上端側の外周部分にはステータコア62が同心状に取
り付けられている。このステータコア62は、周方向に
一定の間隔で形成された複数の突極を備え、これらの突
極にはステータコイル64が巻き付けられている。
【0026】これに対して、ロータアセンブリ6Aは、
上記のステータコア62の外周を同心状に取り囲む状態
に配置した環状の駆動マグネット65を備え、この駆動
マグネット65は、回転部材4に形成したフランジ部4
4の内周面に固着したマグネットヨーク66の内周面に
取り付け固定されている。このように、本例では、ステ
ータコア62と駆動マグネット65が同心状態に配列さ
れた、所謂、周対向型のモータ構造となっている。
上記のステータコア62の外周を同心状に取り囲む状態
に配置した環状の駆動マグネット65を備え、この駆動
マグネット65は、回転部材4に形成したフランジ部4
4の内周面に固着したマグネットヨーク66の内周面に
取り付け固定されている。このように、本例では、ステ
ータコア62と駆動マグネット65が同心状態に配列さ
れた、所謂、周対向型のモータ構造となっている。
【0027】なお、ステータコア62、駆動マグネット
65の下方におけるモータフレーム2には、モータ回路
基板67が配置され、当該モータ回路基板67の表面お
よび裏面にはコネクタ68等の電子部品が搭載されてい
る。
65の下方におけるモータフレーム2には、モータ回路
基板67が配置され、当該モータ回路基板67の表面お
よび裏面にはコネクタ68等の電子部品が搭載されてい
る。
【0028】ここで、本例の偏向走査装置1において
は、固定軸3が次のような構成でモータフレーム2の側
に固定されている。すなわち、固定軸3は、本体胴部3
4と、この本体胴部34のモータフレーム2側の一端に
形成された凸部33と、その中心において軸線1aの方
向に延びる軸貫通孔32(リベット孔)とを有してい
る。凸部33は、軸貫通孔32と同心状態で、しかも本
体胴部34よりも小径に形成され、軸線方向に突出して
いる。貫通孔32の内周面にはネジ山などの凹凸が無
く、縦断したときの内縁部がほぼフラットな貫通孔(ス
トレート孔)となっていて、その内径寸法はほぼ一定と
なっている。
は、固定軸3が次のような構成でモータフレーム2の側
に固定されている。すなわち、固定軸3は、本体胴部3
4と、この本体胴部34のモータフレーム2側の一端に
形成された凸部33と、その中心において軸線1aの方
向に延びる軸貫通孔32(リベット孔)とを有してい
る。凸部33は、軸貫通孔32と同心状態で、しかも本
体胴部34よりも小径に形成され、軸線方向に突出して
いる。貫通孔32の内周面にはネジ山などの凹凸が無
く、縦断したときの内縁部がほぼフラットな貫通孔(ス
トレート孔)となっていて、その内径寸法はほぼ一定と
なっている。
【0029】これに対して、モータフレーム2の側に
は、凸部33を受け入れ可能な所定の深さをもった円形
の凹部25が形成されている。そして、当該凹部25の
中心にはフレーム貫通孔26(リベット孔)が形成され
ている。この凹部25の深さは、凸部33の突出量より
も僅かに短くなるように設定されている。また、フレー
ム貫通孔26は軸貫通孔32と同様に内径寸法がほぼ一
定のストレートな貫通孔(ストレート孔)となってい
る。
は、凸部33を受け入れ可能な所定の深さをもった円形
の凹部25が形成されている。そして、当該凹部25の
中心にはフレーム貫通孔26(リベット孔)が形成され
ている。この凹部25の深さは、凸部33の突出量より
も僅かに短くなるように設定されている。また、フレー
ム貫通孔26は軸貫通孔32と同様に内径寸法がほぼ一
定のストレートな貫通孔(ストレート孔)となってい
る。
【0030】これらの軸貫通孔32、フレーム貫通孔2
6には、締結部材すなわちリベット11が差し込まれて
いる。リベット11は、軸部11aと、その一方の軸端
に形成した大径の頭部11bを備えている。軸貫通孔3
2の一方の開口端にはリベット頭部11bの座面が形成
されている。リベット11の軸部11aは、軸貫通孔3
2及びフレーム貫通孔26を貫通して、モータフレーム
2の裏面側に突出するに足る長さとなっている。モータ
フレーム2の裏面側から突出している軸端11cが塑性
変形され、これによって、固定軸3はモータフレーム2
の側に締結固定された状態となっている。なお、上記リ
ベット11の軸端11cをかしめにより塑性変形する
と、固定軸3とモータフレーム2とを確実に固定するこ
とができる。また、固定軸3とモータフレーム2とを取
り外す必要が生じた場合、塑性変形部分を切除したり、
元の状態に復元することにより、容易に分解が可能とな
る。また、このようにリベット11を用いてその先端を
塑性変形させることにより固定軸3とモータフレーム2
とを固定する際、応力はリベット11のみに加わり、固
形軸3やモータフレーム2が歪むことがない。
6には、締結部材すなわちリベット11が差し込まれて
いる。リベット11は、軸部11aと、その一方の軸端
に形成した大径の頭部11bを備えている。軸貫通孔3
2の一方の開口端にはリベット頭部11bの座面が形成
されている。リベット11の軸部11aは、軸貫通孔3
2及びフレーム貫通孔26を貫通して、モータフレーム
2の裏面側に突出するに足る長さとなっている。モータ
フレーム2の裏面側から突出している軸端11cが塑性
変形され、これによって、固定軸3はモータフレーム2
の側に締結固定された状態となっている。なお、上記リ
ベット11の軸端11cをかしめにより塑性変形する
と、固定軸3とモータフレーム2とを確実に固定するこ
とができる。また、固定軸3とモータフレーム2とを取
り外す必要が生じた場合、塑性変形部分を切除したり、
元の状態に復元することにより、容易に分解が可能とな
る。また、このようにリベット11を用いてその先端を
塑性変形させることにより固定軸3とモータフレーム2
とを固定する際、応力はリベット11のみに加わり、固
形軸3やモータフレーム2が歪むことがない。
【0031】締結固定状態を更に説明すると、固定軸3
の凸部33が、フレーム2の側の凹部25に嵌まり込
み、凸部33の端面33aが凹部25の底面25aに当
接している。また、凸部33の外周側面が凹部25の内
周側面に当接している。
の凸部33が、フレーム2の側の凹部25に嵌まり込
み、凸部33の端面33aが凹部25の底面25aに当
接している。また、凸部33の外周側面が凹部25の内
周側面に当接している。
【0032】ここで、凸部33の端面33aと凹部25
の底面25aとが位置決め用の基準面となっており、固
定軸3のフレーム2に対する軸線方向の位置および取り
付け角度が規定されている。すなわち、固定軸3におい
て、その凸部33の端面33aは、動圧発生溝71、7
2が形成されている固定軸3の外周面31と同時加工が
可能であり、同時加工することにより、凸部33の端面
33aに対する固定軸3の外周面31の直角度を高精度
で実現できる。従って、端面33aをモータフレーム2
の側の底面25aに当接すれば、当該底面25aに対し
て固定軸3を垂直となるように設定できる。
の底面25aとが位置決め用の基準面となっており、固
定軸3のフレーム2に対する軸線方向の位置および取り
付け角度が規定されている。すなわち、固定軸3におい
て、その凸部33の端面33aは、動圧発生溝71、7
2が形成されている固定軸3の外周面31と同時加工が
可能であり、同時加工することにより、凸部33の端面
33aに対する固定軸3の外周面31の直角度を高精度
で実現できる。従って、端面33aをモータフレーム2
の側の底面25aに当接すれば、当該底面25aに対し
て固定軸3を垂直となるように設定できる。
【0033】なお、固定軸3の凸部33を取り囲む端面
35は、モータフレーム表面2aに対して接触しておら
ず、これらの間には僅かに隙間が出来た状態となってい
る。これにより、凸部33の端面33aと凹部25の底
面25aとが確実に当接する。
35は、モータフレーム表面2aに対して接触しておら
ず、これらの間には僅かに隙間が出来た状態となってい
る。これにより、凸部33の端面33aと凹部25の底
面25aとが確実に当接する。
【0034】一方、モータフレーム2は、偏向走査装置
1が取り付けられるレーザビームプリンタ等の光学機器
の本体フレーム(図示せず)に固定される。この固定の
ための基準面としては、図1において、モータフレーム
裏面の外周面2b、および端面2cを用いることができ
る。これらの面2b、2cは、固定軸側の基準面である
端面33aに当接している底面25aと同時加工が可能
な面である。従って、これらの面を同時加工すれば、底
面25aと外周面2bとの直角度を高精度で実現でき、
従って、本体フレームの側に対して、固定軸3の取り付
け角を高精度で所望の角度に設定できる。その結果、回
転多面鏡5のミラー面が傾くことなく良好な光走査が可
能となる。
1が取り付けられるレーザビームプリンタ等の光学機器
の本体フレーム(図示せず)に固定される。この固定の
ための基準面としては、図1において、モータフレーム
裏面の外周面2b、および端面2cを用いることができ
る。これらの面2b、2cは、固定軸側の基準面である
端面33aに当接している底面25aと同時加工が可能
な面である。従って、これらの面を同時加工すれば、底
面25aと外周面2bとの直角度を高精度で実現でき、
従って、本体フレームの側に対して、固定軸3の取り付
け角を高精度で所望の角度に設定できる。その結果、回
転多面鏡5のミラー面が傾くことなく良好な光走査が可
能となる。
【0035】次に、温度変化による各部材の熱変形によ
って、固定軸3とモータフレーム2の間の締結状態が変
動しないように、リベット11、固定軸3、フレーム2
は線膨張係数が実質的に同一の材料から形成することが
望ましい。ここで、線膨張係数が実質的に同一とは、想
定される温度変化に起因して発生した熱変形によって、
固定軸3とフレーム2の間の良好な締結固定状態が阻害
されない範囲内に属する線膨張係数を備えているという
意味である。理想的には、これらの三部材をアルミニウ
ム等の同一材料から形成することが望ましい。
って、固定軸3とモータフレーム2の間の締結状態が変
動しないように、リベット11、固定軸3、フレーム2
は線膨張係数が実質的に同一の材料から形成することが
望ましい。ここで、線膨張係数が実質的に同一とは、想
定される温度変化に起因して発生した熱変形によって、
固定軸3とフレーム2の間の良好な締結固定状態が阻害
されない範囲内に属する線膨張係数を備えているという
意味である。理想的には、これらの三部材をアルミニウ
ム等の同一材料から形成することが望ましい。
【0036】また、本例の偏向走査装置1では、動圧軸
受機構7を介して回転部材4が固定軸3の側に回転可能
な状態で支持されており、固定軸3の外周面には動圧発
生溝71、72が形成されている。動圧軸受機構7にお
いては、その軸受性能を良好な状態に保持するために
は、固定軸3と回転部材4の間の動圧発生溝形成部分の
隙間を一定にすることが必要である。リベット11のか
しめ作業により、固定軸3の外周面に変形が起きると、
動圧発生溝形成部分の隙間が変動して、その軸受性能が
低下してしまう。このような弊害を回避するためには、
固定軸3の強度を高める必要がある。そこで、固定軸3
の外径寸法を、その中心に形成したリベット孔32の内
径寸法の少なくとも3倍にすれば、このようなリベット
11のかしめに起因した固定軸外径の変形を抑制でき
る。
受機構7を介して回転部材4が固定軸3の側に回転可能
な状態で支持されており、固定軸3の外周面には動圧発
生溝71、72が形成されている。動圧軸受機構7にお
いては、その軸受性能を良好な状態に保持するために
は、固定軸3と回転部材4の間の動圧発生溝形成部分の
隙間を一定にすることが必要である。リベット11のか
しめ作業により、固定軸3の外周面に変形が起きると、
動圧発生溝形成部分の隙間が変動して、その軸受性能が
低下してしまう。このような弊害を回避するためには、
固定軸3の強度を高める必要がある。そこで、固定軸3
の外径寸法を、その中心に形成したリベット孔32の内
径寸法の少なくとも3倍にすれば、このようなリベット
11のかしめに起因した固定軸外径の変形を抑制でき
る。
【0037】しかも、固定軸3及びモータフレーム2に
形成した貫通孔(軸貫通孔32及びフレーム貫通孔2
6)はいずれもストレートな貫通孔であって、削り屑の
発生原因となるネジ山がないので、削り屑が動圧軸受機
構の内部に侵入する虞れが無く、ノイズや回転不良の発
生を防止することができる。
形成した貫通孔(軸貫通孔32及びフレーム貫通孔2
6)はいずれもストレートな貫通孔であって、削り屑の
発生原因となるネジ山がないので、削り屑が動圧軸受機
構の内部に侵入する虞れが無く、ノイズや回転不良の発
生を防止することができる。
【0038】(その他の実施の形態)図2には、図1の
実施例の変形例を示してある。この図に示す回転多面鏡
型偏向走査装置100において図1の偏向走査装置1と
異なっている点は、リベット11を逆向きに取り付けた
ことであり、それ以外の構成は図1の偏向走査装置1と
同一である。従って、図2においては図1の各部分に対
応する部位には同一の符号を付して、それらの説明は省
略する。
実施例の変形例を示してある。この図に示す回転多面鏡
型偏向走査装置100において図1の偏向走査装置1と
異なっている点は、リベット11を逆向きに取り付けた
ことであり、それ以外の構成は図1の偏向走査装置1と
同一である。従って、図2においては図1の各部分に対
応する部位には同一の符号を付して、それらの説明は省
略する。
【0039】このように、リベット11を逆向きに取り
付けた場合においても、上記の実施例における場合と同
様な作用効果を得ることができる。
付けた場合においても、上記の実施例における場合と同
様な作用効果を得ることができる。
【0040】なお、上記の各例は本発明の軸固定型モー
タを回転多面鏡の駆動源として用いた場合の例である。
光ディスクや磁気ディスク等の回転駆動する装置に対し
て本発明を同様に適用できることは勿論である。
タを回転多面鏡の駆動源として用いた場合の例である。
光ディスクや磁気ディスク等の回転駆動する装置に対し
て本発明を同様に適用できることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軸固定型
モータにおいては、軸貫通孔とフレーム貫通孔にリベッ
ト等の締結部材を差し込み、その締結部材の一端に対し
てかしめ等の塑性変形を施すことにより、固定軸をモー
タフレームに締結固定している。従って、従来のような
焼き嵌め、圧入により固定軸を固定する場合に比べて、
作業が簡単になり、また、固定軸を確実にモータフレー
ムに固定できる。さらに、これらの固定が不良の場合に
は、締結部材のみを交換すればよいので、経済的であ
る。
モータにおいては、軸貫通孔とフレーム貫通孔にリベッ
ト等の締結部材を差し込み、その締結部材の一端に対し
てかしめ等の塑性変形を施すことにより、固定軸をモー
タフレームに締結固定している。従って、従来のような
焼き嵌め、圧入により固定軸を固定する場合に比べて、
作業が簡単になり、また、固定軸を確実にモータフレー
ムに固定できる。さらに、これらの固定が不良の場合に
は、締結部材のみを交換すればよいので、経済的であ
る。
【0042】また、本発明では、固定軸外周面と同時加
工可能な凸部の端面を基準面として用いて、モータフレ
ームに対する固定軸の軸線方向の位置、取付け角度を規
定しているので、従来に比べて、高精度に固定軸を取付
けることができる。
工可能な凸部の端面を基準面として用いて、モータフレ
ームに対する固定軸の軸線方向の位置、取付け角度を規
定しているので、従来に比べて、高精度に固定軸を取付
けることができる。
【0043】さらには、本発明では、固定軸、モータフ
レームおよび締結部材を実質的に線膨張係数が同一な材
料から形成してあるので、熱変形によって固定軸の固定
状態が低下することを回避できる。
レームおよび締結部材を実質的に線膨張係数が同一な材
料から形成してあるので、熱変形によって固定軸の固定
状態が低下することを回避できる。
【0044】これに加えて、本発明では、動圧軸受機構
を採用すると共に、固定軸の外径寸法を、その中心に形
成した貫通孔の内径寸法の少なくとも3倍としてあるの
で、固定軸をモータフレームに締結固定する際に固定軸
外周面が変形して軸受性能が低下してしまう弊害を回避
できる。
を採用すると共に、固定軸の外径寸法を、その中心に形
成した貫通孔の内径寸法の少なくとも3倍としてあるの
で、固定軸をモータフレームに締結固定する際に固定軸
外周面が変形して軸受性能が低下してしまう弊害を回避
できる。
【図1】本発明を適用した回転多面鏡型偏向走査装置
(回転多面鏡型光偏向器)の半断面図である。
(回転多面鏡型光偏向器)の半断面図である。
【図2】図1の偏向走査装置(光偏向器)の変形例を示
す半断面図である。
す半断面図である。
1 偏向走査装置 1a 軸線 2 モータフレーム 3 固定軸 4 回転部材 5 回転多面鏡(ポリゴンミラー) 6A ロータアセンブリ 6B ステータアセンブリ 7 動圧軸受機構 8 押さえばね 9 クランプ部材 10 締結ボルト 11 リベット(締結部材) 11a リベットの軸部 11b リベットの頭部 11c リベットの軸端 25 モータフレームの凹部 25a 凹部の底面 26 フレーム貫通孔 31 固定軸の外周面 32 軸貫通孔 33 固定軸の凸部 33a 凸部の端面 34 固定軸の本体胴部 35 固定軸の凸部を囲む端面 41 回転部材の軸孔 42 回転部材4の円筒部 43 ミラー載置部分 44 フランジ部 61 コアホルダ 62 ステータコア 64 ステータコイル 65 駆動マグネット 66 マグネットヨーク 67 モータ回路基板 68 コネクタ 71 第1の動圧発生溝 72 第2の動圧発生溝
Claims (7)
- 【請求項1】 フレーム貫通孔が形成されたモータフレ
ームと、 中央部に軸貫通孔を有して前記モータフレームに固定さ
れた固定軸と、 前記固定軸が挿入される軸孔を有して、前記固定軸に対
して回転可能に支持された回転部材と、 前記固定軸の外周面と前記軸孔の内周面との間に構成さ
れた動圧軸受機構と、 前記回転部材に一体的に構成されたロータアッセンブリ
と、 前記モータフレームに取り付けられ、前記ロータアッセ
ンブリに対向配置されたステータアセンブリと、 頭部と軸部を有し、当該軸部が前記固定軸の軸貫通孔お
よび前記モータフレームのフレーム貫通孔に差し込ま
れ、前記頭部の反対側の端部が塑性変形されて、前記固
定軸と前記モータフレームとを締結固定している締結部
材と、を有することを特徴とする軸固定型モータ。 - 【請求項2】 前記固定軸は、本体胴部と、この本体胴
部の一端側に当該本体胴部よりも小径に形成された凸部
とを有し、 前記モータフレームは、前記凸部を受け入れ可能な凹部
を有しており、 前記凸部の端面と前記凹部の底面とが当接することによ
り、前記モータフレームに対する前記固定軸の取り付け
位置が規定されていることを特徴とする請求項1記載の
軸固定型モータ。 - 【請求項3】 前記凸部の端面および前記凹部の端面
は、前記固定軸を前記モータフレームに固定する際の基
準面になるとともに、前記固定軸の外周面に対して直交
する方向に形成されていることを特徴とする請求項2記
載の軸固定型モータ。 - 【請求項4】 前記固定軸の軸貫通孔および前記モータ
フレームのフレーム貫通孔は、内径寸法がほぼ一定な貫
通孔であることを特徴とする請求項1ないし3のうち何
れかの項に記載の軸固定型モータ。 - 【請求項5】 前記固定軸、前記モータフレームおよび
前記締結部材は、線膨張係数が実質的に同一の材料から
形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のう
ち何れかの項に記載の軸固定型モータ。 - 【請求項6】 前記回転部材は、回転多面鏡を載置する
ミラー載置部を有していることを特徴とする請求項1な
いし5のうち何れかの項に記載の軸固定型モータ。 - 【請求項7】 前記固定軸の外径寸法は、当該固定軸に
形成した前記軸貫通孔の内径寸法の少なくとも3倍の寸
法であることを特徴とする請求項1記載の軸固定型モー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9354640A JPH10243605A (ja) | 1996-12-27 | 1997-12-24 | 軸固定型モータ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34991496 | 1996-12-27 | ||
| JP8-349914 | 1996-12-27 | ||
| JP9354640A JPH10243605A (ja) | 1996-12-27 | 1997-12-24 | 軸固定型モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10243605A true JPH10243605A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=26579065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9354640A Pending JPH10243605A (ja) | 1996-12-27 | 1997-12-24 | 軸固定型モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10243605A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006126337A1 (ja) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Ntn Corporation | 流体軸受装置およびこれを備えたモータ |
| JP2010172164A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータ構造 |
| WO2015001684A1 (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP9354640A patent/JPH10243605A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006126337A1 (ja) * | 2005-05-24 | 2006-11-30 | Ntn Corporation | 流体軸受装置およびこれを備えたモータ |
| JP2006329275A (ja) * | 2005-05-24 | 2006-12-07 | Ntn Corp | 流体軸受装置およびこれを備えたモータ |
| US9694567B2 (en) | 2005-05-24 | 2017-07-04 | Ntn Corporation | Fluid dynamic bearing apparatus and motor comprising the same |
| JP2010172164A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバステータ構造 |
| WO2015001684A1 (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-08 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| CN105339238A (zh) * | 2013-07-03 | 2016-02-17 | 三菱电机株式会社 | 电动动力转向装置 |
| JPWO2015001684A1 (ja) * | 2013-07-03 | 2017-02-23 | 三菱電機株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| US9878734B2 (en) | 2013-07-03 | 2018-01-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Electric power steering apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040412 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040804 |