JPH0667437B2 - 溶剤洗浄装置 - Google Patents

溶剤洗浄装置

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JPH0667437B2
JPH0667437B2 JP63211625A JP21162588A JPH0667437B2 JP H0667437 B2 JPH0667437 B2 JP H0667437B2 JP 63211625 A JP63211625 A JP 63211625A JP 21162588 A JP21162588 A JP 21162588A JP H0667437 B2 JPH0667437 B2 JP H0667437B2
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  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 I.発明の目的 産業上の利用分野 この発明は、ドライクリーニング等に使用される溶剤に
混入した汚濁物を除去し、浄化するための溶剤洗浄装置
に関するものである。
従来の技術 従来、衣類、寝具等を選択するドライクリーニング工場
においては、揮発油、ベンジン、等の石油系溶剤を地下
に埋設したタンク内に常時貯留し、このタンク内の溶剤
をポンプで洗濯ドラム内へ供給して衣類、寝具などをド
ライクリーニングし、洗濯の終了後に洗濯ドラム内の溶
剤をタンク内へと排出させながら循環、使用している。
このタンク内の溶剤は、洗濯の使用回数、使用時間が増
加するにつれ、洗濯物に付着していた汚れ、脂肪質等の
汚物により汚濁度が上昇して洗濯物を洗濯するための時
間が長くなり、また、洗濯作業に従事する作業者が汚濁
溶剤によって皮膚病等に汚染され易くなる。
この様な溶剤を洗浄するための装置として、例えば実公
昭46−28769号広報に示す様な「ドライクリーニング機
械の溶剤清浄器」が開示されている。
この溶剤清浄器は、中空有底円筒状のケースを上下反転
させた状態に配置し、中空部には活性炭等の清浄剤を充
填するとともに、その内部中心に濾過液回収管を設け、
下部から溶剤液を圧送して清浄剤中を上昇させ、濾過剤
液がこの清浄剤の上端から脱するような位置から濾過液
回収管内を流下させ、この間にドライクリーニング機械
の溶剤を清浄しようとするものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記した従来の溶剤清浄器では、濾過剤
液たる溶剤を下部から圧送して活性炭中も上昇させるの
で、圧送動力負荷が大きなものとなり、装置コスト及び
電力コスト等が高い。また、溶剤を活性炭中を重力に抗
して上昇させるので送給圧力を必要以上に高く設定しが
ちであり、よって通過速度設定調整をこまめに頻繁に行
わねばならず、よって、圧力調整作業が煩雑であった。
更に、圧送方式で送るので清浄剤による十分な濾過を行
えない間に溶剤を戻してしまうので、濾過効率も著しく
低いものであった。
本発明は、かかる上記従来の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、一次濾過部と二次濾過部を槽体
内に上下に配置し、一次濾過部の上方側から溶剤を供給
して単に自然流下として一次及び二次濾過部を通流させ
ることにより、溶剤の圧送動力負荷を軽減して装置及び
電力コストを大幅に低減させ、送給圧力もほぼ固定的に
設定して煩雑な調整作業を必要とせず、安定した濾過剤
内の通過速度を保持して濾過剤の耐用期間をも長いもの
とできるとともに、濾過効率を大幅に向上させることの
できる溶剤洗浄装置を提供することにある。
II.発明の構成 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、槽体12と、この槽
体12内に設けられた一次濾過部14と、この一次濾過部14
の下方に連通された二次濾過部16と、前記一次濾過部14
の上方側に連通部を介して連通する溶剤供給部50と、を
備え、前記溶剤供給部50より一次濾過部14へ溶剤を供給
しながら一次濾過部14及び二次濾過部15内を自然流下さ
せつつ溶剤内の汚濁物を除去して成る溶剤洗浄装置から
構成される。
また、前記連通部は前記一次濾過部14の上部であって、
前記溶剤供給部と連通する溶剤充填室40を有し、かつ、
この溶剤充填室40と一次濾過部14間とは拡散板38により
区画され、更に、この拡散板38には多数の小孔36が設け
られたこととしても良い。
作用 本発明の溶剤洗浄装置は、溶剤を貯留したタンクの近傍
位置に設置して溶剤供給部をタンク内に連通させると共
に二次濾過部の吐出口を同じくタンク内に連通させる。
溶剤供給部を駆動してタンク内に貯留されている溶剤を
槽体内の一次濾過部の上方に膨張減圧状態で拡散供給さ
せて溶剤を一次濾過部内を通流させ、更に二次濾過部へ
と自然流下させて溶剤内に混入している汚物を一次、二
次濾過部内の瀘材で補足して浄化させ順次タンク内へと
循環させるものである。
従って、槽体内の上方に溶剤を低圧状態で供給した一
次、二次濾過部内を自然流下させるため、溶剤の送給圧
力を高める必要がなく、自然流下の状態で濾過させるた
め濾過能率も高く、かつ濾過部材の損傷、目詰まりによ
る交換頻度も低く、ポンプも小型で、経費を節約できる
こととなる。
実施例 以下、添付図面により、本発明の好適な実施例を説明す
る。
図1ないし3には本発明の実施例に係る溶剤洗浄装置10
が示されている。
図において、溶剤洗浄装置10は、槽体12と、この槽体12
内に設けられた一次濾過部14と、この一次濾過部14に連
通された二次濾過部16と、を備えている。
前記槽体12は、角筒状に形成され、その内部の略中間高
さ位置に架設された隔壁板18で上部室20と下部室22とに
区分されると共に槽体12の上端にはパッキン24を介して
天板26が締着具で着脱自在に固締されている。この天板
26には圧力計28が下面へと連通させ、また槽体12の下面
にはキャスター30が軸架されている。
図1に示す様に、前記一次濾過部14は、槽体12の上部室
20内に配置された濾過剤34から成る。図において隔壁板
18の上面には簀子32が配置され、この簀子32の上面に通
水性袋に包装された活性炭のような濾過剤34が載着され
ている。この濾過材34の上方には、同濾過材34の上面に
載着され多数の小孔36が開孔された拡散板38で区画され
た溶剤充填室40が設けられている。
従って、この溶剤充填室40は拡散板38に設けた小孔36に
より一次濾過部14と連通しており、これによって後述す
る溶剤供給部50は一次濾過部14の上方側に連通部を介し
て連通することとなる。
この溶剤充填室40内に、後述する溶剤供給部より噴射供
給される溶剤は、膨張減圧状態で拡散され、溶剤充填室
40内に一次的に滞留しながら拡散板38の小孔36より一次
濾過材34へ略均一に流下されて溶剤内の微細な汚物が吸
着、除去される。この溶剤充填室40内の圧力は、天板26
の圧力計28で確認しながら通常0.2Kgwm2程度の底圧に調
整する。
前記二次濾過部16は、槽体12の下部室22内に設けられ、
前記隔壁板18の略中心寄り位置に開孔された流下孔42の
下面に連通された吐出パイプ44と、この吐出パイプ44に
連通され内部に濾紙や繊維室の様なフイルター瀘材が充
填されたフイルターケース46と、このフイルターケース
46の下面に連通されて槽体12の外部へと延設された排出
パイプ48とを備えている。
前記一次濾過部14の濾過材34で濾過された溶剤は隔壁板
18の小孔36、吐出パイプ44を経由してフイルターケース
46内に流入し、このフイルターケース46内のフイルター
瀘材によって溶剤に混入している極く微細な汚物が吸
着、除去されて浄化される。
図1、2に示す様に、前記一次濾過部14には、溶剤を同
一次濾過部14の溶剤充填室40に供給するための溶剤供給
部50が連通されている。
この溶剤供給部50は、槽体12の下部室22に設置された低
圧出力のポンプ52と、槽体12の外部よりポンプ52の吸引
口に連通された吸引パイプ54と、同じくポンプ52の吐出
口より槽体12の外面に沿って上方へ延設され一次濾過部
14の溶剤充填室40に連通された噴射パイプ56と、を備え
ている。
前記ポンプ52で溶剤で吸引しながら噴射パイプ56を経由
して溶剤充填室40内へ溶剤を噴射させると、溶剤は溶剤
充填室40内で膨張減圧されながら拡散されて順次下方の
一次瀘材34へと流下される。
ドライクリーニング工場で洗濯ドラムに溶剤を循環供給
すべく、床面に埋設したタンク58に貯留された溶剤を洗
濯ドラムへと循環供給しつつ溶剤内に混入する汚濁物
を、本発明の溶剤洗浄装置10で浄化させる場合には、図
3に示す様に、タンク58の上面に洗濯終了後の汚濁溶剤
の注入口60と、洗濯ドラム並びに溶剤洗浄装置10への溶
剤の吸引口62と、を設けると共に吸引口62と注入口60と
の中間位置に溶剤を浮遊する繊維類を除去するためのフ
イルター64を設置させる。
前記吸引口62よりタンク58内へ、溶剤洗浄装置10の吸引
パイプ44に接続させた吸引管66と、排出パイプ48に接続
させた排出管68とを挿入させる。また、タンク58の吸引
口62を利用して洗濯ドラムへ溶剤を送給させると共に洗
濯終了後に汚物等の混入している汚濁溶剤を注入口60よ
り再びタンク58内へと還元させる。
そこで、溶剤洗浄装置10の溶剤供給部50のポンプ52の駆
動し、タンク58内に還元されてフイルター64で浮遊繊維
類が濾過された汚濁溶剤を吸引し、噴射パイプ56を経由
して一次濾過部14の溶剤充填室40へと噴射する。
この噴射された汚濁溶剤は溶剤充填室40内で膨張減圧さ
れながら均一に拡散され、拡散板38の小孔36より袋詰め
された活性炭より成る濾過材34内を通流しながら微細な
汚物を除去される。
この濾過材34を下方へと通流した溶剤は、簀子32の下方
の隔壁板18の流下孔42に集合して次の二次濾過部16のフ
イルターケース46内へと流入し、このフイルターケース
46内に充填されているフイルターで溶剤内に混入してい
る極く微細な汚物が濾過され、この浄化された溶剤は排
出パイプ48、排出管68を経由して吸引口6側のタンク58
内へと循環され、この様に洗濯により汚濁された溶剤を
溶剤洗浄装置10内へ循環させることによって溶剤の純度
を保持できるものであり、一次濾過部14の溶剤充填室40
内に噴射される溶剤は膨張減圧されるため、汚濁溶剤に
高圧力が負荷されることなく、低圧の自然流下に近い状
態で一次濾過部14や二次濾過部16内を通流するため汚濁
溶剤の濾過能率が高くなる。またフイルターの様な濾過
部材の損傷、目詰まりによる交換頻度も低く、ポンプも
小型で、経費を節約できる。
この様に、洗濯後の汚物が混入した汚濁溶剤を浄化でき
ることにより、洗濯時間も増大することなく、作業者の
皮膚病等も防止でき、1000回程度の洗濯作業後において
も、なお新溶剤と同程度の純度を保持できることとな
る。
III.発明の効果 本発明の溶剤洗浄装置によれば、槽体と、この槽体内に
設けられた一次濾過部と、この一次濾過部の下方に連通
された二次濾過部と、前記一次濾過部の上方側に連通部
を介して連通する溶剤供給部と、を備え、前記溶剤供給
部より一次濾過部へ溶剤を供給しながら一次濾過部及び
二次濾過部内を自然流下させつつ溶剤内の汚濁物を除去
する様にしたので、溶剤を濾過部へ投入するための動力
が大幅に軽減でき、装置コスト及び電力コスト等が飛躍
的に軽減できる。また、溶剤は単に一次濾過部の上方側
に供給するだけで圧送の必要がないので送給圧力もほぼ
固定的に設定して使用できる結果、煩雑な調整作業を省
略でき、安定した濾過剤内の通過速度を保持して濾過剤
の耐用期間をも長いものとできる。また、濾過剤を長期
間使用でき、更に、すべて自然流下により濾過部内を流
下させるので溶剤の濾過作用に無理がなく、高い濾過効
率を保持できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る溶剤洗浄装置の一部を
切欠した正面図である。 第2図は、溶剤洗浄装置の天板を取外し、一部を切欠さ
せた平面図である。 第3図は、同じく溶剤洗浄装置の一部を切欠させた左側
面図である。 10……溶剤洗浄装置、12……槽体、14……一次濾過部、
16……二次濾過部、18……隔壁板、34……濾過材、40…
…溶剤充填室、46……フイルターケース、50……溶剤供
給部、52……ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽体と、 この槽体内に設けられた一次濾過部と、 この一次濾過部の下方に連通された二次濾過部と、 前記一次濾過部の上方側に連通部を介して連通する溶剤
    供給部と、を備え、 前記溶剤供給部より一次濾過部へ溶剤を供給しながら一
    次濾過部及び二次濾過部内を自然流下させつつ溶剤内の
    汚濁物を除去して成る溶剤洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記連通部は前記一次濾過部の上部であっ
    て、前記溶剤供給部と連通する溶剤充填室を有し、か
    つ、この溶剤充填室と一次濾過部間とは拡散板により区
    画され、更に、この拡散板には多数の小孔が設けられて
    成る特許請求の範囲第1項記載の溶剤洗浄装置。
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JPH0667434B2 (ja) * 1990-07-02 1994-08-31 中村 重男 ドライクリーニング用溶剤洗浄装置
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