JPH0667716U - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
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- JPH0667716U JPH0667716U JP1564793U JP1564793U JPH0667716U JP H0667716 U JPH0667716 U JP H0667716U JP 1564793 U JP1564793 U JP 1564793U JP 1564793 U JP1564793 U JP 1564793U JP H0667716 U JPH0667716 U JP H0667716U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者が入出庫に際して昇降台巻上部材に接
触して衣服を汚す等の不都合のない立体駐車装置を提供
する。 【構成】 多段に設けられた車両格納部3に沿って延び
るポストフレーム5a,5a,5b,5bの上部から昇
降台巻上部材30,31,38,39によって吊り下げ
支持され該昇降台巻上部材30,31,38,39の一
端30b,31b,38b,39b側が巻取装置35で
巻き取り又は巻き解きされることによって前記車両格納
部3に沿って車両Cを昇降せしめる昇降台4を備えた立
体駐車装置において、前記昇降台4への車両出入口22
側の前記昇降台巻上部材30,31が、前記ポストフレ
ーム5a,5aに直接又は間接に取り付けられた昇降台
巻上部材カバー40,41で覆われてなる。
触して衣服を汚す等の不都合のない立体駐車装置を提供
する。 【構成】 多段に設けられた車両格納部3に沿って延び
るポストフレーム5a,5a,5b,5bの上部から昇
降台巻上部材30,31,38,39によって吊り下げ
支持され該昇降台巻上部材30,31,38,39の一
端30b,31b,38b,39b側が巻取装置35で
巻き取り又は巻き解きされることによって前記車両格納
部3に沿って車両Cを昇降せしめる昇降台4を備えた立
体駐車装置において、前記昇降台4への車両出入口22
側の前記昇降台巻上部材30,31が、前記ポストフレ
ーム5a,5aに直接又は間接に取り付けられた昇降台
巻上部材カバー40,41で覆われてなる。
Description
【0001】
この考案は、多段に設けられた車両格納部に沿って車両を昇降せしめる昇降台 を備えた立体駐車装置に関する。
【0002】
前記のような立体駐車装置は、例えば、車両を載せて昇降せしめる昇降台の長 手方向左右両脇に車両格納部が多段に設けられて構成される。
【0003】 前記昇降台は、昇降台巻上部材としてのワイヤによって吊り下げ支持され、該 ワイヤの一端がワイヤ巻取ドラムで均等に巻き取り又は巻き解きされることによ って水平状態を常に維持したまま前記車両格納部に沿って昇降する。
【0004】 前記各車両格納部内には、上面に車両を載置するパレットがそれぞれ配設され ており、該各パレットは、前記各車両格納部に対して上下位置合わせされた前記 昇降台と前記各車両格納部との間で水平移動自在とされている。
【0005】 そして、前記昇降台の昇降移動と、前記各車両格納部と前記昇降台との間にお ける前記パレットの水平移動とを通じて、前記各パレットを前記昇降台に載せて 地上へ下ろし、このパレット上に車両が乗り込んだ後に、該パレットを元の車両 格納部に戻すことによって前記各車両格納部内にそれぞれ車両を格納できるもの である。
【0006】
ところで、下降して接地した前記昇降台上のパレット上に車両を運転して乗り 込んだ運転者は、前記昇降台上で車両から下りた後、駐車装置の車両出入口から 歩いて駐車装置の外へ出る。
【0007】 しかし、一般に、駐車装置は、地価高騰等に起因する省スペース化の要請によ り駐車に必要なだけの大きさに設計されているため、降車した運転者(又は出庫 のために前記昇降台上の車両に乗車する運転者)の歩行スペースが十分確保され ていないのが現状である。
【0008】 このため、前記運転者が前記昇降台を吊り下げ支持している前記ワイヤに接触 して衣服等を汚してしまう等の不都合があった。
【0009】 本考案は前記のような事情に鑑みてなされたもので、前記運転者が入出庫に際 して前記吊りワイヤに接触して衣服を汚す等の不都合のない立体駐車装置を提供 しようとするものである。
【0010】
前記課題を解決するため、本考案は、多段に設けられた車両格納部に沿って延 びるポストフレームの上部から昇降台巻上部材によって吊り下げ支持され該昇降 台巻上部材の一端側が巻取装置で巻き取り又は巻き解きされることによって前記 車両格納部に沿って車両を昇降せしめる昇降台を備えた立体駐車装置において、 少なくとも前記昇降台への車両出入口側の前記昇降台巻上部材が、前記ポストフ レームに直接又は間接に取り付けられた昇降台巻上部材カバーで覆われてなる構 成としたものである。
【0011】
本考案に係る立体駐車装置によれば、前記昇降台は地上まで下ろされ、該昇降 台上に車両が自走して乗り込む。
【0012】 前記昇降台上に乗り込んだ車両の運転者は、車両から下りた後に前記昇降台へ の車両出入口側から駐車装置外へ出る。
【0013】 ここで、前記昇降台は車両格納部に沿って延びるポストフレームの上部から昇 降台巻上部材で吊り下げ支持されているため、前記運転者は、前記昇降台におけ る前記車両出入口側の昇降台巻上部材の脇を通過せざるを得ない。
【0014】 しかし、前記車両出入口側の前記昇降台巻上部材は、前記ポストフレームに直 接又は間接に取り付けられた昇降台巻上部材カバーで覆われているため、前記運 転者が前記ポストフレームに接触しても、衣服が汚れる等の問題はない。
【0015】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 図1は、本考案の一実施例に係る立体駐車装置を示す一部切欠概略斜視図であ る。
【0017】 まず、同駐車装置の概要について説明する。図において、1及び2は車両格納 部3が多段に設けられてなる左右の駐車棟、4は昇降台を示している。
【0018】 前記各駐車棟1,2は、それぞれ、前後左右に立設されたポストフレーム5a ,5b,5c,5dを基礎として形成され、その内部には、これらのポストフレ ーム5a,5b,5c,5dで囲まれた空間を上下適数段に仕切ることによって 適数段の車両格納部3(3a,3b,3c,3d)が形成されている。
【0019】 前記車両格納部3の区画形成は、例えば、前後に並んだポストフレーム同士( 5aと5b同士,5cと5d同士)の間に角パイプを差し渡し、それらの両端を 前記各ポストフレーム5a,5b,5c,5dに対して固着することによって行 われる。そして、前後に並んだ前記ポストフレーム同士(5aと5b同士,5c と5d同士)の間を連結する前記角パイプが前記各車両格納部3の格納部底部フ レーム6となっている。
【0020】 前記各車両格納部3は、それぞれ内部に車両Cを格納できる広さがあり、図面 では、各駐車棟1,2のものがそれぞれ四段構成である。前記各車両格納部3内 には、上面に車両Cを載せることができるパレットPがそれぞれ一つずつ配置さ れている。
【0021】 前記昇降台4は、前記左右の駐車棟1,2の間に位置し、該両駐車棟1,2に 沿って水平状態を保ちながら昇降移動するものである。
【0022】 前記各車両格納部3の前記各格納部底部フレーム6上及び前記昇降台4上には 、互いに上下位置を合わせることにより直線的に接続して左右方向に延びるレー ル7,8がそれぞれ前後に二本ずつ敷かれている。また、前記各パレットPの裏 面には、前記レール7,8の上を転がる転動輪(図示せず)が前後に一対ずつそ れぞれ設けられている。
【0023】 前記駐車装置は次のように作動する。
【0024】 まず、前記昇降台4を前記駐車棟1,2に沿って上昇させていずれかの車両格 納部3(例えば最上段右側の車両格納部3a)の側方に停止させる。このとき、 前記昇降台4の停止位置は、該昇降台4の前記レール8と前記車両格納部3aの 前記レール7との上下位置が一致し、これらのレール7,8が互いに水平に接続 するような高さとされる。
【0025】 次いで、前記パレットPが前記昇降台4に設けられた横送り装置(図示せず) によって牽引され、相互に接続した前記レール7,8上を前記転動輪によって移 動して前記昇降台4上へ乗り移る。その後、前記パレットPを載せた昇降台4を 地面まで降下させ、図1に示すように、車両出入口22から前記パレットP上に 車両Cを載せる。
【0026】 さらに、前記昇降台4を上昇作動させて、車両Cを載せた前記パレットPを前 記車両格納部3aの真横まで持ち上げ、前記昇降台4の前記横送り装置により前 記パレットPを前記車両格納部3a内に水平移動させて駐車が完了する。
【0027】 図1中、10は、前記駐車装置の前記車両出入口22側に設けられ、前記昇降 台4上に移されたパレットPに車両Cが容易に乗り降りすることができるように するためのスロープである。
【0028】 次に、前記立体駐車装置の細部の構成について図2〜図4を参照して詳細に説 明する。
【0029】 前記昇降台4は、駐車される車両Cより長く前後方向に延びる左右側枠部材1 1,11と、これらの側枠部材11,11の間に左右方向に差し渡されて該側枠 部材11,11同士を連結する前後二本の連結部材12,12とから構成されて いる。
【0030】 また、前記左右側枠部材11,11の前後両端の四隅部には、短小な柱部材1 3がそれぞれ固着されている。そして、該各柱部材13の外側面(前記各駐車棟 1,2側の面)の下部には、左右方向(前記昇降台4の横幅方向)に延びる支持 軸14を有する滑車(以下、昇降台4の出入口側の左右二つの滑車を「出入口側 昇降台滑車15」、奥側の左右二つの滑車を「奥側昇降台滑車16」という。) が動滑車としてそれぞれ設けられている。
【0031】 前記各柱部材13の下部の外側角部には、互いに直交する位置関係にある支持 軸17,18を有する一対のローラー19,20がそれぞれ取り付けられている (図3,図4参照)。これらの一対のローラー19,20は、前記各駐車棟1, 2の基礎となるポストフレーム5a〜5dのうち、前記昇降台4の両脇のH形鋼 材よりなるポストフレーム5a,5bにそれぞれ固着された角パイプ等からなる ガイドポスト21に当接している。そして、前記各ローラー19,20は、前記 ガイドポスト21の互いに直角に交わる案内面21a,21bにそれぞれ当接し 、前記昇降台4の前記両駐車棟1,2に沿った昇降移動を案内している。
【0032】 前記各ポストフレーム5a〜5dは、最上段の車両格納部3aの底面部から若 干上方へ突出した長さのものである。そして、前記各ポストフレーム5a〜5d のうち車両Cの出入口側左右のもの(以下、「出入口側ポストフレーム5a」と いう。)の互いに向かい合った面の上端部には、前記昇降台4の横幅方向に延び る支持軸23を有する固定滑車(以下、「出入口側ポストフレーム滑車24」と いう。)がそれぞれ設けられている。
【0033】 一方、前記各ポストフレーム5a〜5dのうち駐車装置奥内側のもの(以下、 「奥内側ポストフレーム5b」という。)の車両Cの出入口側の面の上端には、 前記昇降台4の前後長さ方向に延びる支持軸25を有する二重固定滑車(以下、 「奥内側ポストフレーム滑車26」という。)が設けられている。
【0034】 さらに、前記内側のポストフレーム5a,5b同士を前後に連結する前記格納 部底部フレーム6のうち最上段の車両格納部3aの底部を構成するもの(以下、 「最上段格納部底部フレーム6a」という。)の前記昇降台4側の面の前後両端 部には、前記昇降台4の横幅方向に延びる支持軸27を有する固定滑車(以下、 「最上段格納部底部フレーム滑車28」という。)がそれぞれ設けられている。
【0035】 そして、前記各滑車15(16),24,28,28,26には、前記昇降台 4の四隅を吊り、該昇降台4を前記出入口側ポストフレーム5a,5a及び前記 奥内側ポストフレーム5b,5bに沿って昇降させるための四本の昇降台巻上部 材(30,31,38,39)が掛け回される。この昇降台巻上部材としては、 例えば、スチールワイヤ等の引張り強度の高い鋼索条が用いられる。
【0036】 前記各ワイヤ30,31,38,39の張り方について、図2に基づいて説明 する。
【0037】 前記左右の出入口側ポストフレーム5a,5aの上端部には、前記昇降台4の 出入口側の左右の隅部を引き上げる出入口側引上げ用ワイヤ30,31の一端3 0a,31aがターンバックルなどの適宜のワイヤ長さ調節具(30c,31c )を介してそれぞれ強固に止着されている。
【0038】 該各出入口側引上げ用ワイヤ30,31は、前記左右の出入口側ポストフレー ム5a,5aに沿って下方へ引き降ろされ、前記左右の出入口側昇降台滑車15 ,15にそれぞれ下から巻き掛けられた後、前記左右の出入口側ポストフレーム 5a,5aに沿って上方へ引き上げられる。そして、前記各出入口側引上げ用ワ イヤ30,31は、前記左右の出入口側ポストフレーム5a,5aの上端部の前 記出入口側ポストフレーム滑車24,24にそれぞれ上から巻き掛けられて再び 下方へ方向を変えられ、駐車装置出入口側の前記最上段格納部底部フレーム滑車 28,28に巻き掛けられて前記最上段格納部底部フレーム6a,6aに沿って 前記奥内側ポストフレーム5b,5bの方向にそれぞれ横方向に引き延ばされる 。
【0039】 なお、前記各出入口側引上げ用ワイヤ30,31を前記奥内側ポストフレーム 5b,5bの方向に引き延ばすに当たって、前記最上段格納部底部フレーム6a ,6aに沿って横方向に引き延ばすこととしたのは、前記各ワイヤ30,31が 前記最上段車両格納部3aと前記昇降台4との間における車両Cの水平移送の邪 魔にならないようにするためである。
【0040】 さらに、前記各出入口側引上げ用ワイヤ30,31は、駐車装置奥側の前記最 上段格納部底部フレーム滑車28,28に下から巻き掛けられて左右の前記奥内 側ポストフレーム5b,5bに沿ってそれぞれ上方へ引き上げられ、前記奥内側 ポストフレーム滑車26,26にそれぞれ上から巻き掛けられる。
【0041】 ここで、前記二本の出入口側引上げ用ワイヤ30,31は、いずれか一方の駐 車棟側へ集められる。図示例では、前記左右二本の出入口側引上げ用ワイヤ30 ,31が、いずれも、右側の駐車棟1側へ集められている。
【0042】 すなわち、出入口左側の出入口側引上げ用ワイヤ30は、前記奥内側ポストフ レーム滑車26に上から巻き掛けられた後、図面右側の奥内側ポストフレーム5 b側へ引き延ばされ、該右側の奥内側ポストフレーム5bの上端部に前記奥内側 ポストフレーム滑車26の上方に並べて取り付けられた二重固定滑車32の一方 に上から巻き掛けられている。
【0043】 そして、前記各出入口側引上げ用ワイヤ30,31の他端30b,31bは、 適宜のワイヤ案内用滑車34を介して、駐車棟(図示例では右側の駐車棟1)の 下部側に配設された巻取装置35を構成するワイヤ巻取りドラム36に連結され ている。
【0044】 一方、前記左右の奥内側ポストフレーム5b,5bの上端部には、前記昇降台 4の奥側の左右の隅部を引き上げる奥側引上げ用ワイヤ38,39の一端38a ,39aがターンバックルなどの適宜の長さ調節具38c,39cを介してそれ ぞれ強固に止着されている。
【0045】 前記各奥側引上げ用ワイヤ38,39は、前記左右の奥内側ポストフレーム5 b,5bに沿って下方へ引き降ろされ、前記左右の奥側昇降台滑車16,16に それぞれ下から巻き掛けられた後、前記左右の奥内側ポストフレーム5b,5b に沿って上方へ引き上げられ、前記奥内側ポストフレーム滑車26,26にそれ ぞれ巻き掛けられる。
【0046】 そして、前記各奥側引上げ用ワイヤ38,39は、いずれも前記出入口側引上 げ用ワイヤ30,31と同様に、右側の駐車棟1側へ集められ、その他端38b ,39bが、前記ワイヤ案内用滑車34を介して、前記ワイヤ巻取りドラム36 に連結されている。
【0047】 前記ワイヤ巻取りドラム36は、該ワイヤ巻取りドラム36に近接して設けら れた正逆回転自在の減速機付モータ37と連係され、このモータ37によって適 宜に減速されて正逆いずれの方向にも回転させられる。そして、これらのワイヤ 巻取りドラム36とモータ37とにより、前記各ワイヤ30,31,38,39 の巻取装置35が構成されている。
【0048】 次に、前記のように構成される昇降体4の昇降作動について説明する。
【0049】 前記昇降台4を上昇させる場合には、前記ワイヤ巻取りドラム36が前記各ワ イヤ30,31,38,39を巻取る方向に回転するように、前記モータ37を 作動させる。前記四本のワイヤ30,31,38,39の一端30a,31a, 38a,39aは前記出入口側ポストフレーム5a,5a及び前記奥内側ポスト フレーム5b,5bの上端部にそれぞれ止着され、各ワイヤ30,31,38, 39の張り途中には前記昇降台滑車15,15,16,16がそれぞれ掛けられ ている。このため、前記モータ37の作動によって前記各ワイヤ30,31,3 8,39の各他端30b,31b,38b,39b側が同時に前記ワイヤ巻取り ドラム36に巻き取られると、前記昇降台4がワイヤ巻取り速度の1/2に減速 されて上方へ引き上げられる。
【0050】 その結果、前記昇降台4は、前記各ローラー19,20を前記出入口側ポスト フレーム5a,5a及び前記奥内側のポストフレーム5b,5bの前記各案内面 21,22に当接させて、前記ポストフレーム5a,5bに沿って水平状態を保 ったまま滑らかに上昇する。
【0051】 前記各ワイヤ30,31,38,39の張り途中に位置する四つの前記昇降台 滑車15,15,16,16は動滑車として作用する。そして、前記昇降台4は 、これらの動滑車を用いて前記ワイヤ30,31,38,39によって上方へ引 き上げられることになる。したがって、前記昇降台4を1/2の力で引き上げる ことができ、しかも、前記モータ37による前記各ワイヤ30,31,38,3 9の巻上げ速度を二倍にしても、前記昇降台4の上昇速度は従来と変わらない。 このため、前記巻取装置35の減速比が小さくて足りる。
【0052】 なお、仮に、長期間に渡る使用によって前記各ワイヤ30,31,38,39 間に不均等な伸びが生じ、前記昇降台4の巻上げバランスが若干崩れてきた場合 には、前記出入口側引上げ用ワイヤ30,31の一端30a,31a側に設けら れている前記ワイヤ長さ調節具30c,31cを適宜調節することにより、前記 奥側引上げ用ワイヤ38,39を基準として各ワイヤ30,31,38,39の 長さを揃えればよい。
【0053】 一方、前記各ワイヤ30,31,38,39が巻き解かれる方向に前記モータ 37を作動させると、前記昇降台4が水平状態を保ちながら前記出入口側ポスト フレーム5a,5a及び前記奥内側ポストフレーム5b,5bに沿って滑らかに 下降する。
【0054】 なお、前記ワイヤ30,31,38,39の巻き取り及び巻き解きのためのモ ータ37の作動、並びに前記パレットPの横移動などの作動は、適宜の箇所に設 置された図示しない操作盤上に配設されている操作ボタンを操作することによっ て自動制御される。
【0055】 前記のように構成される立体駐車装置に車両Cを駐車しようとする者は、前記 パレットPを載せて地上まで降下してきた前記昇降台4の上のパレットP上に前 記車両出入口22から前記スロープ10を利用して車両Cを乗り入れる。そして 、車両Cから下りて前記パレットP上を歩き、前記車両出入口22から駐車装置 外へ出る(図3参照)。
【0056】 このとき、前記運転者は、運転席側の前記出入口側ポストフレーム5aに沿っ て上下に延びている、例えば右側の前記出入口側引上げ用ワイヤ31に接触する 危険がある。これは、前記したような立体駐車装置は、狭い敷地内における駐車 効率の向上を目的としているため可能な限りコンパクトに作られており、前記車 両出入口22の横幅が狭く、前記運転者は前記出入口側ポストフレーム5aのす ぐそばを通過して駐車装置の外へ出なければならないからである。
【0057】 そこで、本実施例の立体駐車装置においては、入出庫の際に前記運転者が前記 出入口側引上げ用ワイヤ31に接触して衣服を汚してしまう等の不都合をなくす るため、前記出入口側引上げ用ワイヤ31を覆うワイヤカバー40,41を前記 出入口側ポストフレーム5aに設けている。
【0058】 前記ワイヤカバー40,41は、本実施例では、上下に延びる薄鋼板を折り曲 げた断面L字形の部材であり、前記出入口側ポストフレーム5aと、該出入口側 ポストフレーム5aに固着された前記ガイドポスト21とに、それぞれ固着され ている。
【0059】 前記ワイヤカバー40,41は、上から見ると、図4に示すように、前記出入 口側昇降台滑車15の前後から該出入口側昇降台滑車15の前記支持軸14を挟 むように延び出し、前記出入口側引上げ用ワイヤ31を覆い隠している。したが って、前記ワイヤカバー40,41の存在が前記昇降台4の昇降の邪魔になるこ とはない。
【0060】 なお、図面実施例では、前記ポストフレーム5aとして、二つのH形鋼42a ,42bを接合したものを採用しているが、これに限るものでないことは言うま でもない。
【0061】 前記ワイヤカバー40,41は、前記運転者を保護するに必要十分な範囲での み前記出入口側引上げ用ワイヤ31を覆っていればよく、図面実施例では、地上 一段目の車両格納部3dの高さに相当する上下長さとされている。
【0062】 また、いわゆる右ハンドル及び左ハンドルの車両があるため、前記ワイヤカバ ー40,41は、前記車両出入口の左右両側の前記出入口側ポストフレーム5a ,5aにそれぞれ設けるとよい。
【0063】 前記ワイヤカバー40,41を設けた結果、車両Cへの乗り降りに当たって前 記出入口側ポストフレーム5aの脇を歩行せざるを得ない前記運転者が、過って 前記出入口側ポストフレーム5aに接触した場合でも、前記出入口側引上げ用ワ イヤ31によって衣服を汚す等の問題はない。
【0064】 なお、同様の効果を得るために、前記ワイヤカバーを前記昇降台4側に設ける ことも考えられるが、その場合には、前記昇降台4が上昇したときに、前記昇降 台4に設けたワイヤカバーが該昇降台4とともに上昇するため、前記出入口側ポ ストフレーム滑車24から前記最上段格納部底部フレーム滑車28へ掛け渡した 前記出入口側引上げ用ワイヤ31と衝突してしまう不都合がある。この点、本実 施例のものは、前記ワイヤカバー40,41を前記ポストフレーム5a側に設け たので、前記のような不都合はない。
【0065】 以上には、前記昇降台4が四本のワイヤ30,31,38,39で吊下げ支持 された構成の立体駐車装置を取り上げて本考案の一実施例について説明したが、 昇降台が前記ポストフレームに対して片持ち状態で支持され、二本のワイヤで昇 降せしめられる構成の立体駐車装置としてもよいことは言うまでもない。
【0066】
本考案によれば、駐車装置の利用者が昇降台巻上部材に接触することが防止さ れるため安全であるほか、利用者の衣服等が汚れる等の問題がなく利便性が高い 等の効果がある。
【図1】本考案の一実施例に係る立体駐車装置を示す一
部切欠概略斜視図である。
部切欠概略斜視図である。
【図2】図1に示す立体駐車装置における昇降台巻上部
材の張り方を示す概略斜視図である。
材の張り方を示す概略斜視図である。
【図3】本考案実施例の要部を示す車両出入口付近の一
部切欠概略斜視図である。
部切欠概略斜視図である。
【図4】図3におけるIV−IV線矢視断面図である。
3 車両格納部 4 昇降台 5a,5b ポストフレーム 22 車両出入口 30,31,38,39 昇降台巻上部材 30b,31b,38b,39b (昇降台巻上部材
の)端部 35 巻取装置 40,41 昇降台巻上部材カバー C 車両
の)端部 35 巻取装置 40,41 昇降台巻上部材カバー C 車両
Claims (1)
- 【請求項1】 多段に設けられた車両格納部(3)に沿
って延びるポストフレーム(5a,5a,5b,5b)
の上部から昇降台巻上部材(30,31,38,39)
によって吊り下げ支持され該昇降台巻上部材(30,3
1,38,39)の一端(30b,31b,38b,3
9b)側が巻取装置(35)で巻き取り又は巻き解きさ
れることによって前記車両格納部(3)に沿って車両
(C)を昇降せしめる昇降台(4)を備えた立体駐車装
置において、前記昇降台(4)への車両出入口(22)
側の前記昇降台巻上部材(30,31)が、前記ポスト
フレーム(5a,5a)に直接又は間接に取り付けられ
た昇降台巻上部材カバー(40,41)で覆われてなる
ことを特徴とする立体駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015647U JP2600837Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993015647U JP2600837Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 立体駐車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0667716U true JPH0667716U (ja) | 1994-09-22 |
| JP2600837Y2 JP2600837Y2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=11894515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993015647U Expired - Fee Related JP2600837Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2600837Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP1993015647U patent/JP2600837Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600837Y2 (ja) | 1999-10-25 |
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