JPH0667882U - チュ−ビングポンプ - Google Patents

チュ−ビングポンプ

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JPH0667882U
JPH0667882U JP718793U JP718793U JPH0667882U JP H0667882 U JPH0667882 U JP H0667882U JP 718793 U JP718793 U JP 718793U JP 718793 U JP718793 U JP 718793U JP H0667882 U JPH0667882 U JP H0667882U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案はチュ−ブの、ポンプ機構から導出さ
れた部分を容易に保持固定することができるようにした
チュ−ビングポンプを提供することにある。 【構成】 柔軟性を有するチュ−ブ8の中途部を複数の
ロ−ラ5で順次押圧して流体を吸引吐出させるポンプ機
構2および上記チュ−ブの上記ポンプ機構よりも上流側
と下流側の部分とをそれぞれ保持する保持機構21とを
具備したチュ−ビングポンプにおいて、上記保持機構
は、互いに凸曲面22a、23aを有しこれらの凸曲面
の頂部を接合させた一対の保持体22、23と、各保持
体の凸曲面の周辺部の対向する部位にそれぞれ突設され
上記一対の凸曲面間に圧入された上記チュ−ブが外れる
のを阻止する係止突起22c、23cからなることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はチュ−ブを複数のロ−ラによって順次押圧することで上記チュ−ブ の一端から流体を吸引し他端から突出させるチュ−ビングポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
チュ−ビングポンプは、たとえば医療現場や実験室において、薬液などのよう に油や金属によって汚染されることを嫌う流体を精密に輸送することが要求され る場合などに利用される。
【0003】 上記チュ−ビングポンプは周知のように、ロ−ラヘッドの外周部に複数のロ− ラが周方向に所定間隔で回転自在に設けられたポンプ機構を有する。このポンプ 機構には柔軟性を有するチュ−ブの中途部が上記ロ−ラヘドの外周面のほぼ半周 にわたって圧接して保持される。このチュ−ブの上記ポンプ機構よりも上流側の 部分と下流側の部分とは、それぞれ保持機構によって保持されている。
【0004】 上記ポンプ機構は、そのロ−ラで上記チュ−ブの中途部を順次押圧する。それ によって、上記チュ−ブの一端から流体を吸引し、他端から吐出させることにな る。上記保持機構は、上記チュ−ブを所定の押圧力で保持し、上記ポンプ機構に よりチュ−ブの中途部が繰返して押圧されても、そのチュ−ブが上記ロ−ラヘッ ドの回転方向にずれ動くのを阻止している。
【0005】 図3(a)、(b)と図4に従来のチュ−ブポンプを示す。同図中1は箱型に 形成され内部に図示しないモ−タや電気部品等が収容された本体である。この本 体1の前面にはポンプ機構2と、保持機構3とが設けられている。上記ポンプ機 構2は上記モ−タの回転軸4aに着脱自在に取付けられたロ−ラヘッド4を有す る。このロ−ラヘッド4の周辺部には、その一部を上記ロ−ラヘッド4の外周面 から突出させた複数のロ−ラ5が回転自在に保持されている。
【0006】 上記ロ−ラヘッド4の下側にはほぼ半円弧状のチュ−ブ受皿6の両端部が固定 ねじ7によって固定されている。この固定ねじ7をゆるめることで、上記チュ− ブ受皿6は上下方向にスライドさせることができるようになっている。このチュ −ブ受皿6と上記ロ−ラヘッド4の外周面との間には柔軟性を有するチュ−ブ8 の中途部が挿入される。
【0007】 上記本体1の前面の上記チュ−ブ受皿6の下方には固定板9が突設されている 。この固定板9には調節ねじ10が上下方向に進退可能に螺合されている。この 調節ねじ10の上端にはU字状の押し金具11が取付けられている。したがって 、上記固定ねじ7をゆるめて上記押し金具11を上昇させれば、上記チュ−ブ受 皿6を上昇させることができる。それによって、上記チュ−ブ8の中途部が上記 ロ−ラ5に押圧される力を調節できるようになっている。
【0008】 チュ−ブ8の中途部をポンプ機構2に挿入し、ロ−ラ5に圧接させた状態で、 上記ロ−ラヘッド4を回転させれば、そのチュ−ブ8の中途部が複数のロ−ラ5 によって順次押圧されるから、そのチュ−ブ8の一端から流体を吸引し、他端か ら吐出させることができるようになっている。
【0009】 上記ロ−ラヘッド4の上方両側には、上記チュ−ブ8の上記ポンプ機構2に挿 入された部分よりも上流側の部分と下流側の部分を、それぞれ保持する上記保持 機構3が設けられている。この保持機構3は図4に示すように上記本体1の前面 に一辺が固定された固定部材12と、この固定部材12の他辺に一対の締付けね じ13によって取付けられた保持部材14とからなる。
【0010】 上記保持部材14には、溝幅が上記チュ−ブ8の外径寸法よりも小さなV溝1 5が形成されている。各保持部材14のV溝15には、上記チュ−ブ8の上記ポ ンプ機構2から導出された上流側と下流側の部分がそれぞれ挿入され、上記締付 けねじ13を締付けることで、上記チュ−ブ8はその通路が確保される範囲内で 径方向に圧縮されて保持固定されている。それによって、チュ−ブ8が上記ロ− ラ5によって順次押圧されても、ロ−ラヘッド4の回転方向にずれ動くのが阻止 される。
【0011】 ところで、このような構成のチュ−ビングポンプを使用するに際し、使用者が チュ−ブ8のポンプ機構2から導出された部分を保持機構3に保持固定するため には、締付けねじ13をゆるめ、保持部材14のV溝15にチュ−ブ8を挿通し たならば、その挿通状態を一方の手で保持しながら他方の手で上記締め付けねじ 13を締め込まなければならない。
【0012】 そのため、チュ−ブ8を保持固定するためには、チュ−ブ8をV溝15に挿通 する作業と、締付けねじ13を締め込む作業との2つの作業が必要となり、しか も一方の手で上記チュ−ブ8の挿通状態を保持し、他方の手で締付けねじ13を 締め込むという、両手を使う作業となるから、これらのことにより、作業性が悪 いということがあった。 また、使用後にチュ−ブ8を保持機構3から取外す際にも、締付けねじ13を ゆるめなければならないから、その作業が煩雑になるということがある。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のチュ−ビングポンプにおいては、チュ−ブのポンプ機構か ら導出された部分を保持固定するための保持機構がねじ締め構造であるため、そ の締付け作業や取外し作業を容易かつ迅速に行うことができないということがあ った。
【0014】 この考案は上記事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、チュ −ブのポンプ機構から導出された部分の保持固定や取外しを容易かつ迅速に、し かも片手で楽に行うことができるようにしたチュ−ビングポンプを提供すること にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの考案は、柔軟性を有するチュ−ブの中途部を複 数のロ−ラで順次押圧して流体を吸引吐出させるポンプ機構および上記チュ−ブ の上記ポンプ機構よりも上流側と下流側の部分とをそれぞれ保持する保持機構と を具備したチュ−ビングポンプにおいて、上記保持機構は、互いに凸曲面を有し これらの凸曲面の頂部を接合させた一対の保持体と、各保持体の凸曲面の周辺部 の対向する部位にそれぞれ突設され上記一対の凸曲面間に圧入された上記チュ− ブが外れるのを阻止する係止突起からなることを特徴とする。
【0016】
【作用】
上記構成によれば、チュ−ブのポンプ機構から導出された部分を、一対の保持 体の対向する凸曲面間に挿入して周方向に巻き込めば、径方向内方にゆくにした がって間隔が次第に狭くなる一対の凸曲面によりチュ−ブが押圧挟持され、しか も上記凸曲面間に巻き込まれたチュ−ブは、復元力によって復元して上記凸曲面 間から外れるのが係止突起によって防止される。
【0017】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1(a)、(b)と図2(a)、(b)を参照 して説明する。なお、図3(a)、(b)と図4に示す従来構造と同一部分には 同一記号を付して説明を省略する。
【0018】 この考案においては、中途部がポンプ機構2によって保持されたチュ−ブ8の 、上記ポンプ機構2から導出された部分を保持するための保持機構の構成が従来 構造と異なる。
【0019】 すなわち、この考案における一対の保持機構21は、上記本体1の上面前端部 の幅方向両端部にそれそれぞれ設けられた、下部保持体22と上部保持体23と からなる。各保持体22、23は、弾力性を有するポリプロピレンや弗素樹脂な どの合成樹脂によってたとえば球面からなる凸曲面22a、23aを有する中空 円盤状に形成されている。
【0020】 上記一対の保持体22、23は、径方向中心部である、互いの凸曲面22a、 23aの頂部を接合させるとともに、その中心部に形成された通孔22b、23 bに固定ねじ24を通し、その固定ねじ24を上記本体1の上面に捩じ込むこと で固定されている。それによって、一対の保持体22、23の対向する凸曲面2 2a、23aの間隔は、径方向中心部にゆくにしたがって次第に狭くなる、挟持 部25を形成している。 なお、一対の保持体22、23は2本以上の固定ねじ24によって本体1に固 定するようにしてもよい。
【0021】 上記一対の保持体22、23の凸曲面22a、23aの径方向周辺部分には、 それぞれほぼ半球形状の係止突起22c、23cが対応する部位に突設されてい る。一対の保持体22、23が固定された状態において、上記係止突起22c、 23cの先端間には、上記チュ−ブ8の外径寸法よりも小さな隙間26、たとえ ばチュ−ブ8を偏平になるまで圧縮変形させたときの厚さよりもわずかに大きな 隙間26が形成される。
【0022】 上記構成のチュ−ビングポンプを使用する場合には、まず、調節ねじ10をゆ るめてポンプ機構2を構成するチュ−ブ受け皿6を下降させ、このチュ−ブ受け 皿6とロ−ラヘッド4との間にチュ−ブ8の中途部を挿通する。ついで、チュ− ブ受け皿6を上昇させてチュ−ブ8を所定の圧力でロ−ラ5に圧接させて保持す る。
【0023】 つぎに、上記ポンプ機構2のロ−ラヘッド4の外周面から導出されたチュ−ブ 8の一端部側を一方の保持機構21の一対の保持体22、23間の挟持部25に 挿入し、一対の係止突起22c、23cの隙間26を通るまで、上記保持体22 、23の径方向内方へ押付けながら周方向に沿って巻回する。それによって、チ ュ−ブ8は、径方向内方に向かって漸次間隔が狭くなる一対の凸曲面22a、2 3aにより弾性的に圧縮されて挟持されるとともに、一対の係止突起22c、2 3cの先端間の隙間26を通されることで、挟持部25に巻回された湾曲状態が 復元するのが防止される。つまり、チュ−ブ8の上記挟持部25に装着された部 分は、上記係止突起22c、23cによって図2(a)に鎖線8´で示すように 復元して挟持部25から外れるのが防止される。
【0024】 上記挟持部26は一対の凸曲面22a、23aによって形成された間隔が次第 に狭くなるよう形成されているから、そこに挟持されるチュ−ブ8が流体の流通 が不能となるまでその通路が押し潰されるということがない。
【0025】 つまり、チュ−ブ8は一対の保持体22、23の凸曲面22a、23aがなす 挟持部25に挟持されるとともに、その挟持状態が係止突起22c、23cによ って確実に維持される。しかも、上記保持体22、23は弾性材料で作られ、チ ュ−ブ8は柔軟な材料で作られていることにより、チュ−ブ8を挟持部26に巻 着する際、保持体22、23が弾性変形し、挟持部25の隙間が拡げられながら チュ−ブ8が一対の凸曲面22a、23aに挟持されるから、その挟持状態が上 記保持体22、23の復元力によって確実に維持される。 このように、チュ−ブ8の一端部側を一対の保持体22、23の挟持部25に 挟持させたなら、他端部側も同様に挟持させればよい。
【0026】 すなわち、上記構成の保持機構21によれば、中途部がポンプ機構2に保持さ れたチュ−ブ8の、上記ポンプ機構2から導出されたチュ−ブ8一端部側と他端 部側とを順次、片方の手で握持して一対の保持体22、23間の挟持部25に巻 回させるだけでよいから、作業者はチュ−ブ8を巻回させるだけの簡単な作業で そのチュ−ブ8を確実に保持させることができ、しかもその作業を片手で容易に 行うことができる。
【0027】 上記チュ−ブ8を保持機構21から取外す際には、チュ−ブ8を片手で握持し 、上記チュ−ブ8を挟持部25から外す方向に引張ればよい。つまり、チュ−ブ 8を各保持体22、23の凸曲面22a、23aとの圧接力に抗して引張るだけ でよいから、その取外し作業も、取付け作業と同様、片手で容易に行うことがで きる。
【0028】 なお、上記一実施例では、一対の保持体を別体構造としたが、成形加工あるい は切削加工によって一体構造としてもよい。さらに、保持体を形成する材料は合 成樹脂に限られず、金属や木など他の材料で作るようにしてもよい。
【0029】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案は、チュ−ビングポンプにおいて、チュ−ブの中途 部をポンプ機構に保持し、このポンプ機構から導出されたチュ−ブの上流側と下 流側とをそれぞれ保持する保持機構を、凸曲面を有しこれらの凸曲面の頂部を接 合させた一対の保持体と、各保持体の凸曲面の周辺部の対向する部位にそれぞれ 突設され上記一対の凸曲面間に圧入された上記チュ−ブが外れるのを阻止する係 止突起から構成した。
【0030】 そのため、上記チュ−ブを上記一対の凸曲面間に巻き込むだけで、保持できる から、その取付け作業および取外し作業を容易かつ迅速に、しかも片手で簡単に 行うことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの考案の一実施例のチュ−ビングポ
ンプを示す正面図、(b)は側面図。
【図2】(a)は同じく保持機構の平面図、(b)は断
面図。
【図3】(a)は従来のチュ−ビングポンプの正面図、
(b)は側面図。
【図4】同じく従来の保持機構の平面図。
【符号の説明】
2…ポンプ機構、5…ロ−ラ、8…チュ−ブ、21…保
持機構、22、23…保持体、22c、23c…係止突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有するチュ−ブの中途部を複数
    のロ−ラで順次押圧して流体を吸引吐出させるポンプ機
    構および上記チュ−ブの上記ポンプ機構よりも上流側と
    下流側の部分とをそれぞれ保持する保持機構とを具備し
    たチュ−ビングポンプにおいて、上記保持機構は、互い
    に凸曲面を有しこれらの凸曲面の頂部を接合させた一対
    の保持体と、各保持体の凸曲面の周辺部の対向する部位
    にそれぞれ突設され上記一対の凸曲面間に圧入された上
    記チュ−ブが外れるのを阻止する係止突起からなること
    を特徴とするチュ−ビングポンプ。
JP718793U 1993-02-26 1993-02-26 チュ−ビングポンプ Expired - Lifetime JPH0721910Y2 (ja)

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JP718793U JPH0721910Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 チュ−ビングポンプ

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JPH0721910Y2 JPH0721910Y2 (ja) 1995-05-17

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