JPH0668085B2 - 水分散性ワニスの濃縮方法 - Google Patents
水分散性ワニスの濃縮方法Info
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- JPH0668085B2 JPH0668085B2 JP60273000A JP27300085A JPH0668085B2 JP H0668085 B2 JPH0668085 B2 JP H0668085B2 JP 60273000 A JP60273000 A JP 60273000A JP 27300085 A JP27300085 A JP 27300085A JP H0668085 B2 JPH0668085 B2 JP H0668085B2
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電着塗装に使用することにより樹脂分含有量の
低下した水分散性ワニスの濃縮方法に関する。
低下した水分散性ワニスの濃縮方法に関する。
[従来の技術及び解決を要すべき問題点] 水分散性ワニスを用いて電着により導体上に樹脂分を析
出させ、次いで析出樹脂層を焼付けるエナメル絶縁電線
の製造においては、水分散性ワニスは、経済的にその分
散樹脂の含有量が低下していく。樹脂の含有量が低下す
るにつれて電着に要する印加電圧を上昇させる必要があ
るが、印加電圧がある程度高くなるとその後の電着被膜
の外観や耐電圧強度が悪化する問題がある。このため、
使用中の又は使用済みの水分散性電着ワニスを濃縮し、
再使用する必要がある。
出させ、次いで析出樹脂層を焼付けるエナメル絶縁電線
の製造においては、水分散性ワニスは、経済的にその分
散樹脂の含有量が低下していく。樹脂の含有量が低下す
るにつれて電着に要する印加電圧を上昇させる必要があ
るが、印加電圧がある程度高くなるとその後の電着被膜
の外観や耐電圧強度が悪化する問題がある。このため、
使用中の又は使用済みの水分散性電着ワニスを濃縮し、
再使用する必要がある。
水分散性ワニスは、加熱により水分のみを蒸発除去して
濃縮することが可能であるが、この方法は、水の大きな
蒸発潜熱のために蒸発に大きな電気エネルギーを要し不
経済である。
濃縮することが可能であるが、この方法は、水の大きな
蒸発潜熱のために蒸発に大きな電気エネルギーを要し不
経済である。
水分散性ワニスを通常の方法で、すなわち該ワニスを限
外濾過膜に対して直角の方向に流して濾過し、樹脂分を
該膜上に集める方式によっても濃縮が可能である。しか
しながら、この方法で濾過したときは、水分散性ワニス
中の樹脂分が一般に極めて微粒であるために、短時間の
うちに限外濾過膜上に堆積した該樹脂分のために濾過抵
抗が過大となって経済的な濾過が困難となる。
外濾過膜に対して直角の方向に流して濾過し、樹脂分を
該膜上に集める方式によっても濃縮が可能である。しか
しながら、この方法で濾過したときは、水分散性ワニス
中の樹脂分が一般に極めて微粒であるために、短時間の
うちに限外濾過膜上に堆積した該樹脂分のために濾過抵
抗が過大となって経済的な濾過が困難となる。
[問題解決の手段] 本発明は、限外濾過の応用により、上記の問題を克服し
たものである。
たものである。
即ち、本発明は、水分散性電着用ワニスを、ダイヤフラ
ムポンプにより内径1〜2cmの限外濾過膜からなるチュ
ーブ(以下、限外濾過膜チューブという)に供給し、か
つ50〜150/分の流量で該チューブ中を通過させて上
記ワニス中の水分を濾過除去することを特徴とする水分
散性ワニスの濃縮方法を提供するものである。
ムポンプにより内径1〜2cmの限外濾過膜からなるチュ
ーブ(以下、限外濾過膜チューブという)に供給し、か
つ50〜150/分の流量で該チューブ中を通過させて上
記ワニス中の水分を濾過除去することを特徴とする水分
散性ワニスの濃縮方法を提供するものである。
[作用] 濃縮されるべき水分散性電着用ワニスをダイヤフラムポ
ンプにより内径1〜2cmの限外濾過膜からなるチューブ
に供給し、かつ50〜150/分の流量で該チューブ中を
通過させることにより、該ワニス中の樹脂分は限外濾過
膜チューブ内に留まることなくワニス流により常に下流
に押し流される。一方、ワニス中の水分は、限外濾過膜
チューブを透過して濾過される。この結果、限外濾過膜
チューブ内を流れるワニスは、下流にいくに従ってその
樹脂濃度が増大していく。また上記した通り、樹脂分は
限外濾過膜チューブ内に留まらず絶えず下流に押し流さ
れるので、限外濾過膜の濾過抵抗は、ほぼ初期値を保つ
こととなり、この結果、長時間の連続した濃縮操業が可
能となるので、ワニスの輸送と濃縮が同じに行なえ、50
〜150/分という通例の輸送量に相当する流量で、従
って輸送を兼ねた流量で濃縮処理を達成できる利点があ
る。
ンプにより内径1〜2cmの限外濾過膜からなるチューブ
に供給し、かつ50〜150/分の流量で該チューブ中を
通過させることにより、該ワニス中の樹脂分は限外濾過
膜チューブ内に留まることなくワニス流により常に下流
に押し流される。一方、ワニス中の水分は、限外濾過膜
チューブを透過して濾過される。この結果、限外濾過膜
チューブ内を流れるワニスは、下流にいくに従ってその
樹脂濃度が増大していく。また上記した通り、樹脂分は
限外濾過膜チューブ内に留まらず絶えず下流に押し流さ
れるので、限外濾過膜の濾過抵抗は、ほぼ初期値を保つ
こととなり、この結果、長時間の連続した濃縮操業が可
能となるので、ワニスの輸送と濃縮が同じに行なえ、50
〜150/分という通例の輸送量に相当する流量で、従
って輸送を兼ねた流量で濃縮処理を達成できる利点があ
る。
以下、図面に基づき本発明を説明する。第1図は電着塗
装法によるエナメル絶縁電線の製造に本発明を応用した
場合の概略図であって、水分散性の電着ワニス1を満た
した電着槽2を貫通して銅線3を走行させ、この走行の
間に銅線3に電着塗装を施す。
装法によるエナメル絶縁電線の製造に本発明を応用した
場合の概略図であって、水分散性の電着ワニス1を満た
した電着槽2を貫通して銅線3を走行させ、この走行の
間に銅線3に電着塗装を施す。
電着ワニス1を、ダイヤフラムポンプ4により汲み揚
げ、次いで、限外濾過膜チューブ5からなる限界濾過器
6を通過させ濃縮して貯蔵タンク8に貯える。1回の上
記した通過だけでは所望の濃縮度に達しない場合は、電
着ワニス1を貯蔵タンク8と限外濾過器6との間を必要
回数循環させるとよい。貯蔵タンク8に貯えられた濃縮
ワニスには、必要に応じて、上記の濃縮過程で水と一緒
に濾別された成分を薬剤補充装置7から補充添加し、次
いで電着槽2に還元する。
げ、次いで、限外濾過膜チューブ5からなる限界濾過器
6を通過させ濃縮して貯蔵タンク8に貯える。1回の上
記した通過だけでは所望の濃縮度に達しない場合は、電
着ワニス1を貯蔵タンク8と限外濾過器6との間を必要
回数循環させるとよい。貯蔵タンク8に貯えられた濃縮
ワニスには、必要に応じて、上記の濃縮過程で水と一緒
に濾別された成分を薬剤補充装置7から補充添加し、次
いで電着槽2に還元する。
第1図の実施例においては、限外濾過膜器6は、内径1
〜2cmの短尺限外濾過膜チューブの多数本を縦続接着し
た全長約5〜50cmの長尺限外濾過膜チューブからなって
おり、ダイヤフラムポンプ4が用いられている。
〜2cmの短尺限外濾過膜チューブの多数本を縦続接着し
た全長約5〜50cmの長尺限外濾過膜チューブからなって
おり、ダイヤフラムポンプ4が用いられている。
この実施例は、ワニスの濃縮速度はやや遅いが、ワニス
1に大きな剪断力をかけることなく濃縮することが可能
である。水分散性電着用ワニスによっては回転羽根式の
大容量ポンプの回転羽根によって激しく攪拌されたり、
あるいは高流速で上記チューブ内を押し流されることに
より、ワニスにかかる大きな剪断力に基づくワニス温度
の上昇により分散組織が破壊されてワニス全体が凝集す
ること(ワニスの全体がゲル状的に凝集してポンプを介
しワニスを輸送することが実質的に不可能となる)があ
るので、この様なワニスの凝集を一層確実に避けるため
には、第1図に示すような装置(ダイヤフラム式のポン
プ及び縦続接続された限外濾過膜チューブの使用)を用
い、しかも限外濾過膜チューブ内の流量を50〜150/
分の流量とすることが好ましい。
1に大きな剪断力をかけることなく濃縮することが可能
である。水分散性電着用ワニスによっては回転羽根式の
大容量ポンプの回転羽根によって激しく攪拌されたり、
あるいは高流速で上記チューブ内を押し流されることに
より、ワニスにかかる大きな剪断力に基づくワニス温度
の上昇により分散組織が破壊されてワニス全体が凝集す
ること(ワニスの全体がゲル状的に凝集してポンプを介
しワニスを輸送することが実質的に不可能となる)があ
るので、この様なワニスの凝集を一層確実に避けるため
には、第1図に示すような装置(ダイヤフラム式のポン
プ及び縦続接続された限外濾過膜チューブの使用)を用
い、しかも限外濾過膜チューブ内の流量を50〜150/
分の流量とすることが好ましい。
実施例−1 初期の樹脂濃度が15%重量のエポキシ−アクリル系水分
散性ワニスを用いて電着塗装電線の製造を行い、この結
果、上記ワニスの樹脂濃度は8重量%に低下した。
散性ワニスを用いて電着塗装電線の製造を行い、この結
果、上記ワニスの樹脂濃度は8重量%に低下した。
内径1.5cm、長さ2mの限外濾過膜チューブを18本縦続に
接続した濃縮装置(日東電工社製の商品 日東NTU−200
0−P18)にエア駆動のダイヤフラムポンプを用いて上記
の濃度低下したエポキシ−アクリル系水分散性ワニスを
濃縮装置入口圧力7kg/cm2、流量80/分で繰り返し流
したところ、ワニスの樹脂濃度は15重量%回復した。ま
た、この濃縮によってもワニスの凝集は起こらなかっ
た。
接続した濃縮装置(日東電工社製の商品 日東NTU−200
0−P18)にエア駆動のダイヤフラムポンプを用いて上記
の濃度低下したエポキシ−アクリル系水分散性ワニスを
濃縮装置入口圧力7kg/cm2、流量80/分で繰り返し流
したところ、ワニスの樹脂濃度は15重量%回復した。ま
た、この濃縮によってもワニスの凝集は起こらなかっ
た。
[効果] 本発明によれば、水分散性電着用ワニスをダイヤフラム
ポンプにて限外濾過膜チューブ内を50〜150/分の流
量で通過させるので、輸送を兼ねた効率的な流量で、し
かも該ワニスの全体を凝集させることなく、従ってワニ
ス全体のゲル状的凝集による輸送不能を防止しつつ、更
にその濃縮過程における当該チューブの濾過抵抗を上昇
させることなく低濃度の該ワニスを濃縮でき、これによ
り長時間にわたり水分散性電着用ワニスを連続的に濃縮
処理できて、電着槽中の該ワニスを所定の高濃度に常に
維持しながら、従ってワニス濃度の変化による電着条件
の変更の必要なく、品質が安定した電着塗装を長時間に
わたり連続的に効率よく行うことができる。
ポンプにて限外濾過膜チューブ内を50〜150/分の流
量で通過させるので、輸送を兼ねた効率的な流量で、し
かも該ワニスの全体を凝集させることなく、従ってワニ
ス全体のゲル状的凝集による輸送不能を防止しつつ、更
にその濃縮過程における当該チューブの濾過抵抗を上昇
させることなく低濃度の該ワニスを濃縮でき、これによ
り長時間にわたり水分散性電着用ワニスを連続的に濃縮
処理できて、電着槽中の該ワニスを所定の高濃度に常に
維持しながら、従ってワニス濃度の変化による電着条件
の変更の必要なく、品質が安定した電着塗装を長時間に
わたり連続的に効率よく行うことができる。
第1図は電着塗装法によりエナメル絶縁電線に本発明を
応用した場合の概略図である。 1:水分散性電着用ワニス 2:電着槽 3:銅線 4:ダイヤフラムポンプ 5:限外濾過膜チューブ 6:限外濾過膜器 7:薬剤補充装置 8:貯蔵タンク
応用した場合の概略図である。 1:水分散性電着用ワニス 2:電着槽 3:銅線 4:ダイヤフラムポンプ 5:限外濾過膜チューブ 6:限外濾過膜器 7:薬剤補充装置 8:貯蔵タンク
Claims (2)
- 【請求項1】水分散性電着用ワニスを、ダイヤフラムポ
ンプにより内径1〜2cmの限外濾過膜からなるチューブ
に供給し、かつ50〜150/分の流量で該チューブ中を
通過させて上記ワニス中の水分を濾過除去することを特
徴とする水分散性ワニスの濃縮方法。 - 【請求項2】水分散性電着用ワニスがエポキシ−アクリ
ル系ワニスである特許請求の範囲第1項記載の濃縮方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60273000A JPH0668085B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水分散性ワニスの濃縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60273000A JPH0668085B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水分散性ワニスの濃縮方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62132977A JPS62132977A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0668085B2 true JPH0668085B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17521748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60273000A Expired - Lifetime JPH0668085B2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 水分散性ワニスの濃縮方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668085B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02141124U (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-27 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5276334A (en) * | 1975-12-22 | 1977-06-27 | Nippon Paint Co Ltd | Method of condensing dilute water paint solution |
| JPS594664A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | 電着塗料の製造法 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP60273000A patent/JPH0668085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62132977A (ja) | 1987-06-16 |
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