JPH0668199B2 - 建築物の屋根構造 - Google Patents
建築物の屋根構造Info
- Publication number
- JPH0668199B2 JPH0668199B2 JP63296173A JP29617388A JPH0668199B2 JP H0668199 B2 JPH0668199 B2 JP H0668199B2 JP 63296173 A JP63296173 A JP 63296173A JP 29617388 A JP29617388 A JP 29617388A JP H0668199 B2 JPH0668199 B2 JP H0668199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- roof
- plate
- ceiling
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 62
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 19
- 239000004566 building material Substances 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 8
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 6
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Chemical compound O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 235000021168 barbecue Nutrition 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物の屋根構造に関し、更に詳しくは、
建築物の屋根裏面,天井面などを含む屋内の上部に充満
し易く、かつ、同面に結露,付着する水分,煙分,臭気
などを屋外へ円滑に排除し得るようにした,広義の換気
作用を有する建築物,殊に簡易建築物とは仮設建築物な
どにおける屋根構造の改良に係るものである。
建築物の屋根裏面,天井面などを含む屋内の上部に充満
し易く、かつ、同面に結露,付着する水分,煙分,臭気
などを屋外へ円滑に排除し得るようにした,広義の換気
作用を有する建築物,殊に簡易建築物とは仮設建築物な
どにおける屋根構造の改良に係るものである。
従来からバーベキューハウスなど、上部に煙が充満しや
すい建築物における煙分や、建物の上部に水蒸気が集中
しやすい仮設浴場における水分や、或いは建物全体に充
満しやすい比較的大型の動物飼育舎における臭気を、そ
れぞれ排除する必要のある場合、対流を利用するだけの
一般的な自然換気のみでは、十分な換気作用を得られな
いことから、適用する屋内の空間容積と設置位置との相
関関係を考慮し、強制排出作用を得るため十分な排出能
力のある動力換気扇を配設するようにしている。
すい建築物における煙分や、建物の上部に水蒸気が集中
しやすい仮設浴場における水分や、或いは建物全体に充
満しやすい比較的大型の動物飼育舎における臭気を、そ
れぞれ排除する必要のある場合、対流を利用するだけの
一般的な自然換気のみでは、十分な換気作用を得られな
いことから、適用する屋内の空間容積と設置位置との相
関関係を考慮し、強制排出作用を得るため十分な排出能
力のある動力換気扇を配設するようにしている。
しかしながら、動力換気扇を使用する従来例の建築物に
おける換気手段の場合、空間容積内を設置部分毎に換気
してゆき、これにより内部全体の対流を促して換気作用
を果すことになるため、空間容積全体の均等で同時的な
換気作用を迅速に行うのが困難であった。又、動力換気
扇を常時駆動する必要があるため、経費がかかるなどの
問題点を有していた。
おける換気手段の場合、空間容積内を設置部分毎に換気
してゆき、これにより内部全体の対流を促して換気作用
を果すことになるため、空間容積全体の均等で同時的な
換気作用を迅速に行うのが困難であった。又、動力換気
扇を常時駆動する必要があるため、経費がかかるなどの
問題点を有していた。
又、特開昭62-63749号公報には屋根構造材の発明が開示
されているが、遮蔽部材には案内板があり、緩勾配の屋
根には適しない他、遮蔽部材が支柱に対向して取付けら
れるため、屋根全体としての強度性の点でも問題があっ
た。
されているが、遮蔽部材には案内板があり、緩勾配の屋
根には適しない他、遮蔽部材が支柱に対向して取付けら
れるため、屋根全体としての強度性の点でも問題があっ
た。
この発明は、従来のこのような問題点を改善しようとす
るものであって、建築物における屋根構造を改善し、屋
根面を流れる外気の吸引作用を利用し、屋根裏面や屋内
上面の全体から換気作用を行い得るようにした建築物の
換気屋根構造を提供することを目的としている。
るものであって、建築物における屋根構造を改善し、屋
根面を流れる外気の吸引作用を利用し、屋根裏面や屋内
上面の全体から換気作用を行い得るようにした建築物の
換気屋根構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成させるために、請求項1の発明は、所定
の屋根勾配を設定して、棟方向に平行して所定間隔毎に
架設される各母屋材と、各母屋材上に直交して所定間隔
毎に架設される各垂木材とにより屋根組みを構成させ、 取付け基板部と、取付け基板部から立ち上げた立ち上り
斜辺部と、立ち上り斜辺部を延長した差し掛け延長部と
からなる換気屋根板を設け、 前記各垂木材上に、換気屋根板の下段側の下部側の取付
け基板部を取付けると共に、上部側の差し掛け延長部
が、上段側の取付け基板部上にオーバラップするように
順次に横葺きして、各換気屋根板間に、各垂木材間の内
部空間部に連通する吸い出し空間部を構成させ、 更に、中央部に天井面板部と、天井面板部の一側部に垂
下させた垂下部と、天井面板部の他側部に立ち上げた立
ち上り端板部とからなる換気天井板を設け、 前記各母屋材側に、各換気天井板の天井面板部を取付け
ると共に、上段側の下部側の垂下部が、下段側の上部側
の立ち上り端板部上の内側で間隙を介しオーバラップす
るように順次に横葺きして、各換気天井板間に、前記内
部空間部に連通する吸い込み空間部を構成させたもので
ある。
の屋根勾配を設定して、棟方向に平行して所定間隔毎に
架設される各母屋材と、各母屋材上に直交して所定間隔
毎に架設される各垂木材とにより屋根組みを構成させ、 取付け基板部と、取付け基板部から立ち上げた立ち上り
斜辺部と、立ち上り斜辺部を延長した差し掛け延長部と
からなる換気屋根板を設け、 前記各垂木材上に、換気屋根板の下段側の下部側の取付
け基板部を取付けると共に、上部側の差し掛け延長部
が、上段側の取付け基板部上にオーバラップするように
順次に横葺きして、各換気屋根板間に、各垂木材間の内
部空間部に連通する吸い出し空間部を構成させ、 更に、中央部に天井面板部と、天井面板部の一側部に垂
下させた垂下部と、天井面板部の他側部に立ち上げた立
ち上り端板部とからなる換気天井板を設け、 前記各母屋材側に、各換気天井板の天井面板部を取付け
ると共に、上段側の下部側の垂下部が、下段側の上部側
の立ち上り端板部上の内側で間隙を介しオーバラップす
るように順次に横葺きして、各換気天井板間に、前記内
部空間部に連通する吸い込み空間部を構成させたもので
ある。
又、請求項2の発明は、 各垂木材上の棟部に近付けた上部側の部分に各換気屋根
板を横葺きさせ、かつ、残余の部分に横葺き屋根板を横
葺きさせたものである。
板を横葺きさせ、かつ、残余の部分に横葺き屋根板を横
葺きさせたものである。
更に請求項3の発明は、 各換気屋根板上に異物侵入防止用のネットを張設したも
のである。
のである。
即ち,この発明においては、屋根勾配に沿って吹き上げ
られ、かつ、吹き抜ける外気の流れにより、最上層の屋
根面に形成されている各換気屋根板相互間の吸い出し空
間部内に負圧を生じて、最下層の天井面内に充満される
内気を、各換気天井板相互間での間隙を開口させた吸い
込み空間部から平均的に吸い込み、内部空間部と吸い出
し空間部とを経て外部に排気できる。
られ、かつ、吹き抜ける外気の流れにより、最上層の屋
根面に形成されている各換気屋根板相互間の吸い出し空
間部内に負圧を生じて、最下層の天井面内に充満される
内気を、各換気天井板相互間での間隙を開口させた吸い
込み空間部から平均的に吸い込み、内部空間部と吸い出
し空間部とを経て外部に排気できる。
同時に換気屋根板の空間部から浸水した雨水をはじめ、
換気屋根板や各天井面板部面で生じた結露水や煙分など
の付着物を天井面板部の各面に沿い流下させ、下段側の
内面に順次に受け入れて、最下段の垂下部より外部に流
出させ得るのである。
換気屋根板や各天井面板部面で生じた結露水や煙分など
の付着物を天井面板部の各面に沿い流下させ、下段側の
内面に順次に受け入れて、最下段の垂下部より外部に流
出させ得るのである。
しかも、強度性を十分に確保することが可能なため、中
規模或いは大規模屋根にも適する。
規模或いは大規模屋根にも適する。
以下,この発明に係る建築物の屋根構造の一実施例につ
き、第1図ないし第4図を参照して詳細に説明する。
き、第1図ないし第4図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの実施例の概要を示す縦断面構成図、第2図
は同上要部の横断面図、第3図は同上屋根構造の変形例
による概要を示す縦断面構成図、第4図は更に別例によ
る要部構成を示す断面説明図である。
は同上要部の横断面図、第3図は同上屋根構造の変形例
による概要を示す縦断面構成図、第4図は更に別例によ
る要部構成を示す断面説明図である。
これらの第1図及び第2図に示す一実施例構成におい
て、符号(1)は建築物の所定の屋根勾配を有する屋根
(小屋)組み構造であり、(2)はこの屋根組み構造を
構成して、棟方向に平行し所定間隔毎に架設される横断
面C型に成形された鋼材などによる母屋材、(3)は各
母屋材(2)上に直交して同様に所定間隔毎に架設され
る横断面 に成形された鋼材などによる垂下材である。
て、符号(1)は建築物の所定の屋根勾配を有する屋根
(小屋)組み構造であり、(2)はこの屋根組み構造を
構成して、棟方向に平行し所定間隔毎に架設される横断
面C型に成形された鋼材などによる母屋材、(3)は各
母屋材(2)上に直交して同様に所定間隔毎に架設され
る横断面 に成形された鋼材などによる垂下材である。
(11)は鋼板などを横断面 に成形させた換気屋根板であって、この換気屋根板(1
1)は、平面状をなす取付け基板部(12)と、この取付
け基板部(12)から斜め上方に立ち上げた立ち上り斜辺
部(13)と、この立ち上り斜辺部(13)を側方に延長し
た差し掛け延長部(14)とからなり、主屋根板を兼ねる
ものである。そして、この換気屋根板(11)の複数枚を
用い、これを前記の各垂下材(3)上に、換気屋根板の
下段側の取付け基板部(12)を適宜取付け具により取付
け固定すると共に、その上部側の差し掛け延長部(14)
を、上段側の取付け基板部(12)上にオーバラップさせ
るようにして順次に横葺きする。
1)は、平面状をなす取付け基板部(12)と、この取付
け基板部(12)から斜め上方に立ち上げた立ち上り斜辺
部(13)と、この立ち上り斜辺部(13)を側方に延長し
た差し掛け延長部(14)とからなり、主屋根板を兼ねる
ものである。そして、この換気屋根板(11)の複数枚を
用い、これを前記の各垂下材(3)上に、換気屋根板の
下段側の取付け基板部(12)を適宜取付け具により取付
け固定すると共に、その上部側の差し掛け延長部(14)
を、上段側の取付け基板部(12)上にオーバラップさせ
るようにして順次に横葺きする。
そして、この葺き上げ状態で、これらの各換気屋根板
(11)の相互間に吸い出し空間部(A)を構成させ、か
つ、これらの各吸い出し空間部(A)を第2図に示すよ
うに各垂木材(3)の相互間に形成される内部空間部
(B)にそれぞれに連通させてある。
(11)の相互間に吸い出し空間部(A)を構成させ、か
つ、これらの各吸い出し空間部(A)を第2図に示すよ
うに各垂木材(3)の相互間に形成される内部空間部
(B)にそれぞれに連通させてある。
(21)は鋼板などを横断面 に成形させた換気天井板であって、この換気天井板(2
1)には、中央部に平面状をなす天井面板部(22)と、
この天井面板部(22)の一側部に下方へ垂下させた垂下
部(23)と、他側部に上方へ立ち上げた立ち上り端板部
(24)とが形成されて、副屋根板を兼ねたものである。
1)には、中央部に平面状をなす天井面板部(22)と、
この天井面板部(22)の一側部に下方へ垂下させた垂下
部(23)と、他側部に上方へ立ち上げた立ち上り端板部
(24)とが形成されて、副屋根板を兼ねたものである。
又、この換気天井板(21)の軒棟方向の幅(奥行き幅)
は前記換気屋根板(11)の奥行き幅の約2倍の長さを有
する。
は前記換気屋根板(11)の奥行き幅の約2倍の長さを有
する。
そして、この換気天井板(21)の複数枚を用い、その天
井面板部(22)が、前記各母屋材(2)を跨ぐようにし
て棟方向に通し、取付け具(25)などにより適宜に取付
け固定すると共に、その上段側の下部側の垂下部(23)
を、下段側の上部側の立ち上り端板部(24)上の内側
に、それぞれ相対的にスリット状をした間隙(26),
(27)が形成されるように、オーバラップさせるように
して順次に横葺きする。
井面板部(22)が、前記各母屋材(2)を跨ぐようにし
て棟方向に通し、取付け具(25)などにより適宜に取付
け固定すると共に、その上段側の下部側の垂下部(23)
を、下段側の上部側の立ち上り端板部(24)上の内側
に、それぞれ相対的にスリット状をした間隙(26),
(27)が形成されるように、オーバラップさせるように
して順次に横葺きする。
この葺き上げ状態で、これらの各換気天井板(21)のオ
ーバラップされて段違いになった相互間内に、各間隙
(26),(27)を通して吸い込み空間部(C)が構成さ
れるのであり、この、吸い込み空間部(C)は、前記内
部空間部(B)とこの内部空間部(B)に通ずる吸い出
し空間部(A)とに、それぞれ連通させたものである。
ーバラップされて段違いになった相互間内に、各間隙
(26),(27)を通して吸い込み空間部(C)が構成さ
れるのであり、この、吸い込み空間部(C)は、前記内
部空間部(B)とこの内部空間部(B)に通ずる吸い出
し空間部(A)とに、それぞれ連通させたものである。
従って、この第1図及び第2図実施例構成による屋根構
造は、一般的に屋根勾配に沿って吹き上げられ、かつ、
吹き抜ける外気の流れ(D)に伴なって、各換気屋根板
(11)をはじめ、最上層の屋根面に形成されている吸い
出し空間部(A)内に相応の負圧を生ずることになり、
この結果、それぞれの各換気天井板(21)をはじめと
し、最下層の天井面内の内気,つまり屋内の上部に充満
される煙分、又は蒸気などの水分、もしくは臭気などの
それぞれを、同天井面の全面段違い部に配置されてスリ
ット状をした間隙(26),(27)のある各吸い込み空間
部(C)から平均的に吸い込むことが出来ると同時に、
一連の内部空間部(B)と吸い出し空間部(A)とを経
て外部に排気することができる。
造は、一般的に屋根勾配に沿って吹き上げられ、かつ、
吹き抜ける外気の流れ(D)に伴なって、各換気屋根板
(11)をはじめ、最上層の屋根面に形成されている吸い
出し空間部(A)内に相応の負圧を生ずることになり、
この結果、それぞれの各換気天井板(21)をはじめと
し、最下層の天井面内の内気,つまり屋内の上部に充満
される煙分、又は蒸気などの水分、もしくは臭気などの
それぞれを、同天井面の全面段違い部に配置されてスリ
ット状をした間隙(26),(27)のある各吸い込み空間
部(C)から平均的に吸い込むことが出来ると同時に、
一連の内部空間部(B)と吸い出し空間部(A)とを経
て外部に排気することができる。
更に、前記各換気天井板(21)の裏面,即ち各天井面板
部(22)の天井面の水分などの結露や煙分などの付着物
についも、第1図の矢印に示すように、天井面板部(2
2)の裏面側天井面に沿い流下させて、それぞれの間隙
(26),(27)から共に下段側の表面側内面に順次に受
け入れ、最下段の垂下部(23)を経て外部に流出させ得
るのである。
部(22)の天井面の水分などの結露や煙分などの付着物
についも、第1図の矢印に示すように、天井面板部(2
2)の裏面側天井面に沿い流下させて、それぞれの間隙
(26),(27)から共に下段側の表面側内面に順次に受
け入れ、最下段の垂下部(23)を経て外部に流出させ得
るのである。
第3図は前記各換気屋根板(11)の横葺きによる葺き上
げ配置を第1図に示すような屋根面の全面に亙って施工
したものではなく、少なくとも屋根面の棟側に近付けた
上部側の所定範囲の部分(a)のみに限定して施工した
実施例を示す。そして、残余の部分に対しては、中央部
に屋根面板部(32)と、その両側に隣接相互間で係合接
続可能な棟側成形部(33),及び棟側成形部(34)とを
形成した横葺き屋根板(31)を葺き上げるようにすれば
よい。
げ配置を第1図に示すような屋根面の全面に亙って施工
したものではなく、少なくとも屋根面の棟側に近付けた
上部側の所定範囲の部分(a)のみに限定して施工した
実施例を示す。そして、残余の部分に対しては、中央部
に屋根面板部(32)と、その両側に隣接相互間で係合接
続可能な棟側成形部(33),及び棟側成形部(34)とを
形成した横葺き屋根板(31)を葺き上げるようにすれば
よい。
そして、ここでもこれらの各吸い込み空間部(C)から
平均的に吸い込んで、前記と同様に、屋内の上部に充満
される内気の排出及び結露水と付着物との流出をなし得
るのである。
平均的に吸い込んで、前記と同様に、屋内の上部に充満
される内気の排出及び結露水と付着物との流出をなし得
るのである。
第4図は更に別の実施例を示すものである。即ち、前記
実施例構成のものは、各換気屋根板(11)の相互間の最
上層屋根面となる各吸い出し空間部(A)は、上方に開
口されたままになっているが、第4図に示すものは、こ
れらの各換気屋根板(11)上に異物侵入防止用のネット
(41)を張設しておくことにより、例えば、各吸い出し
空間部(A)内への落葉などの侵入を阻止することが出
来て、各換気屋根板(11)の目詰りを良好に防止できる
のである。
実施例構成のものは、各換気屋根板(11)の相互間の最
上層屋根面となる各吸い出し空間部(A)は、上方に開
口されたままになっているが、第4図に示すものは、こ
れらの各換気屋根板(11)上に異物侵入防止用のネット
(41)を張設しておくことにより、例えば、各吸い出し
空間部(A)内への落葉などの侵入を阻止することが出
来て、各換気屋根板(11)の目詰りを良好に防止できる
のである。
以上詳述したように、請求項1の発明によれば、所定の
屋根勾配を設定して、棟方向に平行して所定間隔毎に架
設される各母屋材と、各母屋材上に直交して所定間隔毎
に架設される各垂木材とにより屋根組みを構成させてお
き、取付け基板部と、取付け基板部から立ち上げた立ち
上り斜辺部と、立ち上り斜辺部を延長した差し掛け延長
部とからなる換気屋根板を設け、各垂木材上に、換気屋
根板の下段側の下部側の取付け基板部を取付けると共
に、上部側の差し掛け延長部が、上段側の取付け基板部
上にオーバラップされるようにして順次に横葺きするこ
とで、これらの各換気屋根板の相互間に、各垂木材間の
内部空間部に連通する吸い出し空間部を構成させ、更
に、中央部の天井面板部と、この天井面板部の一側部に
垂下させた垂下部と、天井面板部の他側部に立ち上げた
立ち上り端板部とからなる換気天井板を設け、各母屋材
側に各換気天井板の天井面板部を取付けると共に、上段
側の下部側の垂下部が、下段側の上部側の立ち上り端板
部上の内側で間隙を介しオーバラップされるようにして
順次に横葺きすることで、これらの各換気天井板間に、
内部空間部に連通する吸い込み空間部を構成させたか
ら、屋根勾配に沿って吹き上げられ、かつ、吹き抜ける
外気の流れにより、最上層の屋根面に形成されている各
換気屋根板相互間の吸い出し空間部内に負圧を生じて、
最下層の天井面内に充満する煙分、水分、臭気等の内気
を、各換気天井板相互間での間隙を開口させた吸い込み
空間部から平均的に吸い込み、これを内部空間部と吸い
出し空間部とと経て外部に迅速かつ、円滑に排気するこ
とが出来て、極めて良好な換気効果が得られる。
屋根勾配を設定して、棟方向に平行して所定間隔毎に架
設される各母屋材と、各母屋材上に直交して所定間隔毎
に架設される各垂木材とにより屋根組みを構成させてお
き、取付け基板部と、取付け基板部から立ち上げた立ち
上り斜辺部と、立ち上り斜辺部を延長した差し掛け延長
部とからなる換気屋根板を設け、各垂木材上に、換気屋
根板の下段側の下部側の取付け基板部を取付けると共
に、上部側の差し掛け延長部が、上段側の取付け基板部
上にオーバラップされるようにして順次に横葺きするこ
とで、これらの各換気屋根板の相互間に、各垂木材間の
内部空間部に連通する吸い出し空間部を構成させ、更
に、中央部の天井面板部と、この天井面板部の一側部に
垂下させた垂下部と、天井面板部の他側部に立ち上げた
立ち上り端板部とからなる換気天井板を設け、各母屋材
側に各換気天井板の天井面板部を取付けると共に、上段
側の下部側の垂下部が、下段側の上部側の立ち上り端板
部上の内側で間隙を介しオーバラップされるようにして
順次に横葺きすることで、これらの各換気天井板間に、
内部空間部に連通する吸い込み空間部を構成させたか
ら、屋根勾配に沿って吹き上げられ、かつ、吹き抜ける
外気の流れにより、最上層の屋根面に形成されている各
換気屋根板相互間の吸い出し空間部内に負圧を生じて、
最下層の天井面内に充満する煙分、水分、臭気等の内気
を、各換気天井板相互間での間隙を開口させた吸い込み
空間部から平均的に吸い込み、これを内部空間部と吸い
出し空間部とと経て外部に迅速かつ、円滑に排気するこ
とが出来て、極めて良好な換気効果が得られる。
同時に、このとき各天井面板部の面に生じ易い水分など
の結露並びに煙分などの付着物についても、これらを同
各面に沿い流下させて、天井面板部の下段側の内面に順
次に受け入れ、最終的に最下段の垂下部より外部に流出
させることができるようになるたため、天井面からの不
快な結露水や付着物などの滴下を効果的に解消すること
ができる。
の結露並びに煙分などの付着物についても、これらを同
各面に沿い流下させて、天井面板部の下段側の内面に順
次に受け入れ、最終的に最下段の垂下部より外部に流出
させることができるようになるたため、天井面からの不
快な結露水や付着物などの滴下を効果的に解消すること
ができる。
しかも、換気屋根板を垂木材に固定し、換気天井板を母
屋材に固定するようにしたので、屋根の強度を十分に確
保できるため、中規模或いは大規模の屋根にも適用させ
ることができる。
屋材に固定するようにしたので、屋根の強度を十分に確
保できるため、中規模或いは大規模の屋根にも適用させ
ることができる。
又、請求項2の発明によれば、換気構造の部分を垂木材
上の棟部に近付けた上部側の部分に限定し、他は通常の
横葺き屋根板で葺くことにより、建築物の規模に応じて
無駄のない屋根構造を得ることができる。
上の棟部に近付けた上部側の部分に限定し、他は通常の
横葺き屋根板で葺くことにより、建築物の規模に応じて
無駄のない屋根構造を得ることができる。
更に、請求項3の発明によれば、各換気屋根板上に異物
侵入防止用のネットを張設することで、各吸い出し空間
部内への落葉などの侵入を排除でき、しかも換気作用の
ために動力換気扇などを用いるものでないから、設備費
ならびに維持経費が少なくて済む。併せて全体構造自体
も比較的簡単で、容易かつ、安価に提供し得るなど多く
の優れた特長がある。
侵入防止用のネットを張設することで、各吸い出し空間
部内への落葉などの侵入を排除でき、しかも換気作用の
ために動力換気扇などを用いるものでないから、設備費
ならびに維持経費が少なくて済む。併せて全体構造自体
も比較的簡単で、容易かつ、安価に提供し得るなど多く
の優れた特長がある。
第1図はこの発明に係る建築物の屋根構造の一実施例に
よる概要を模式的に示す縦断面構成図、第2図は同上要
部の横断面図、第3図は同上屋根構造の変形例による概
要を模式的に示す縦断面構成図、第4図は同上屋根構造
の別例による要部構成を模式的に示す断面説明図であ
る。 (1)……所定屋根勾配の屋根組み構造、 (2)……母屋材、 (3)……垂木材、 (11)……換気屋根板、 (12)……取付け基板部、 (13)……立ち上り斜辺部、 (14)……差し掛け延長部、 (21)……換気天井板、 (22)……天井面板部、 (23)……垂下部、 (24)……立ち上り端板部、 (25)……取付け具、 (26),(27)……間隙、 (31)……横葺き屋根板、 (32)……屋根面板部、 (33)……軒側成形部、 (34)……棟側成形部、 (41)……異物侵入防止用のネット、 (A)……吸い出し空間部、 (B)……内部空間部、 (C)……吸い込み空間部、 (D)……外気の流れ。
よる概要を模式的に示す縦断面構成図、第2図は同上要
部の横断面図、第3図は同上屋根構造の変形例による概
要を模式的に示す縦断面構成図、第4図は同上屋根構造
の別例による要部構成を模式的に示す断面説明図であ
る。 (1)……所定屋根勾配の屋根組み構造、 (2)……母屋材、 (3)……垂木材、 (11)……換気屋根板、 (12)……取付け基板部、 (13)……立ち上り斜辺部、 (14)……差し掛け延長部、 (21)……換気天井板、 (22)……天井面板部、 (23)……垂下部、 (24)……立ち上り端板部、 (25)……取付け具、 (26),(27)……間隙、 (31)……横葺き屋根板、 (32)……屋根面板部、 (33)……軒側成形部、 (34)……棟側成形部、 (41)……異物侵入防止用のネット、 (A)……吸い出し空間部、 (B)……内部空間部、 (C)……吸い込み空間部、 (D)……外気の流れ。
Claims (3)
- 【請求項1】所定の屋根勾配を設定して、棟方向に平行
して所定間隔毎に架設される各母屋材と、各母屋材上に
直交して所定間隔毎に架設される各垂木材とにより屋根
組みを構成させ、 取付け基板部と、取付け基板部から立ち上げた立ち上り
斜辺部と、立ち上り斜辺部を延長した差し掛け延長部と
からなる換気屋根板を設け、 前記各垂木材上に、換気屋根板の下段側の下部側の取付
け基板部を取付けると共に、上部側の差し掛け延長部
が、上段側の取付け基板部上にオーバラップするように
順次に横葺きして、各換気屋根板間に、各垂木材間の内
部空間部に連通する吸い出し空間部を構成させ、 更に、中央部に天井面板部と、天井面板部の一側部に垂
下させた垂下部と、天井面板部の他側部に立ち上げた立
ち上り端板部とからなる換気天井板を設け、 前記各母屋材側に、各換気天井板の天井面板部を取付け
ると共に、上段側の下部側の垂下部が、下段側の上部側
の立ち上り端板部上の内側で間隙を介しオーバラップす
るように順次に横葺きして、各換気天井板間に、前記内
部空間部に連通する吸い込み空間部を構成させた ことを特徴とする建築物の屋根構造。 - 【請求項2】各垂木材上の棟部に近付けた上部側の部分
に各換気屋根板を横葺きさせ、かつ、残余の部分に横葺
き屋根板を横葺きさせたことを特徴とする請求項1に記
載の建築物の屋根構造。 - 【請求項3】各換気屋根板上に異物侵入防止用のネット
を張設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の建
築物の屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63296173A JPH0668199B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 建築物の屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63296173A JPH0668199B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 建築物の屋根構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02144455A JPH02144455A (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0668199B2 true JPH0668199B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17830107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63296173A Expired - Fee Related JPH0668199B2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 建築物の屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668199B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5877820B2 (ja) * | 2013-08-08 | 2016-03-08 | 日本フルハーフ株式会社 | 建造物等の屋根構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6263749A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-20 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 屋根構造材 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP63296173A patent/JPH0668199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02144455A (ja) | 1990-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1188866A (en) | Roof ridge ventilator | |
| US6474032B1 (en) | Brick pocket | |
| US5570555A (en) | Double batted roof structure | |
| EP0136288A1 (en) | FAN FOR VENTILATED ROOFS. | |
| JPH0668199B2 (ja) | 建築物の屋根構造 | |
| EP0138561B1 (en) | Roof space ventilation | |
| JPS593051Y2 (ja) | 屋根の通気用部材 | |
| WO1991019868A1 (en) | Ridge element | |
| JP3967925B2 (ja) | 軒先構造 | |
| JPH11350667A (ja) | 換気棟用排気流路形成体 | |
| JPH10152957A (ja) | 換気機能を有する横葺屋根装置 | |
| RU13224U1 (ru) | Кровля | |
| JPS6120881Y2 (ja) | ||
| JPS5844745Y2 (ja) | 屋根の自然換気装置 | |
| JP3038569U (ja) | 寄棟屋根の隅木および寄棟屋根装置 | |
| JPS608003Y2 (ja) | 面戸板 | |
| JP3413066B2 (ja) | 屋根の構造 | |
| JPS5921856A (ja) | 瓦棒屋根の葺替え工法 | |
| JP3094722U (ja) | 建築物用雨返しプレート | |
| JP2026019234A (ja) | 換気棟 | |
| JPS594098Y2 (ja) | 屋根瓦葺上げ装置 | |
| JPH1162140A (ja) | 換気棟構造 | |
| JP2001073521A (ja) | 換気棟 | |
| JPS62197556A (ja) | 棟換気装置 | |
| JPH0633660B2 (ja) | 小屋裏換気装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |