JPH066906A - 集電装置 - Google Patents
集電装置Info
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- JPH066906A JPH066906A JP4186266A JP18626692A JPH066906A JP H066906 A JPH066906 A JP H066906A JP 4186266 A JP4186266 A JP 4186266A JP 18626692 A JP18626692 A JP 18626692A JP H066906 A JPH066906 A JP H066906A
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- JP
- Japan
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- spring
- current collector
- degree
- power supply
- supply line
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L5/00—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles
- B60L5/18—Current collectors for power supply lines of electrically-propelled vehicles using bow-type collectors in contact with trolley wire
- B60L5/22—Supporting means for the contact bow
- B60L5/28—Devices for lifting and resetting the collector
- B60L5/30—Devices for lifting and resetting the collector using springs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L2200/00—Type of vehicles
- B60L2200/26—Rail vehicles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気車やクレーンのような移動体に装着され
る集電装置について、幅広い振動周波数領域において、
給電線からの離線を抑制し、集電性能を向上させる。 【構成】 基端部が移動体1に装着された枠体3と、こ
の枠体3の先端部に取り付けられて給電線2に接触する
集電舟18と、この枠体3の先端部が給電線2に近づく
方向へ枠体3にばね力を付加する第1ばね19と、枠体
3と集電舟18との間に装着されて集電舟18を給電線
2に押し付ける第2ばね20と、集電舟18の振動に減
衰力を付加する減衰器21とを備えている。第1ばね1
9、第2ばね20および減衰器21を備えた2自由度系
で集電装置を構成することにより、1自由度系と2自由
度系の中間的な振動特性が得られるので、広い周波数領
域にわたって離線が抑制され、集電性能が向上する。
る集電装置について、幅広い振動周波数領域において、
給電線からの離線を抑制し、集電性能を向上させる。 【構成】 基端部が移動体1に装着された枠体3と、こ
の枠体3の先端部に取り付けられて給電線2に接触する
集電舟18と、この枠体3の先端部が給電線2に近づく
方向へ枠体3にばね力を付加する第1ばね19と、枠体
3と集電舟18との間に装着されて集電舟18を給電線
2に押し付ける第2ばね20と、集電舟18の振動に減
衰力を付加する減衰器21とを備えている。第1ばね1
9、第2ばね20および減衰器21を備えた2自由度系
で集電装置を構成することにより、1自由度系と2自由
度系の中間的な振動特性が得られるので、広い周波数領
域にわたって離線が抑制され、集電性能が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気車や天井クレー
ンのような移動体に装着されて、給電線から受電する集
電装置に関するものである。
ンのような移動体に装着されて、給電線から受電する集
電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体に装着されるこの種の集電装置
は、一般に、基端部を上記移動体に装着した枠体の先端
部に集電舟が装着され、この集電舟が、枠体に伸長力を
付加する主ばねにより、給電線に押し付けられている。
この状態で移動体が移動を始めると、給電線の振動、車
両の振動、給電線の凹凸による影響などにより、その押
付力に変動が生じる。極端な場合、押付力がゼロにな
り、集電舟が給電線から離れる、いわゆる離線を生じ
る。離線は、車両性能や、給電線および集電舟の磨耗に
悪影響を及ぼす。
は、一般に、基端部を上記移動体に装着した枠体の先端
部に集電舟が装着され、この集電舟が、枠体に伸長力を
付加する主ばねにより、給電線に押し付けられている。
この状態で移動体が移動を始めると、給電線の振動、車
両の振動、給電線の凹凸による影響などにより、その押
付力に変動が生じる。極端な場合、押付力がゼロにな
り、集電舟が給電線から離れる、いわゆる離線を生じ
る。離線は、車両性能や、給電線および集電舟の磨耗に
悪影響を及ぼす。
【0003】そこで、上記離線をなくするために、従
来、主ばねのみの1自由度系を、2自由度、さらには3
自由度以上と、自由度を大きくすることにより、集電性
能の向上を目指していた。1自由度系および2自由度系
における振動周波数fと集電舟の許容振幅Aとの関係を
図10に示す。
来、主ばねのみの1自由度系を、2自由度、さらには3
自由度以上と、自由度を大きくすることにより、集電性
能の向上を目指していた。1自由度系および2自由度系
における振動周波数fと集電舟の許容振幅Aとの関係を
図10に示す。
【0004】図10(A)の1自由度系において、S1
は振動方程式の解を示す曲線であり、この特性曲線S1
よりも下の領域R1では、集電舟の振動が許容され、離
線のない正常な集電が可能になる。図10(B)におい
て、S2,S3は2自由度系の振動方程式の2つの解を
示す曲線であり、これら特性曲線S2,S3のいずれか
小さい方よりもさらに許容振幅Aの小さい領域R2で、
正常な集電が可能になる。
は振動方程式の解を示す曲線であり、この特性曲線S1
よりも下の領域R1では、集電舟の振動が許容され、離
線のない正常な集電が可能になる。図10(B)におい
て、S2,S3は2自由度系の振動方程式の2つの解を
示す曲線であり、これら特性曲線S2,S3のいずれか
小さい方よりもさらに許容振幅Aの小さい領域R2で、
正常な集電が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図10(A)と図
10(B)を重ねた図10(C)からわかるように、比
較的低周波の領域R3では1自由度系の特性の方が優
れ、比較的高周波の領域R4では、2自由度系の特性の
方が優れている。つまり、特性曲線S1で示される1自
由度系は高周波領域の集電性能(離線率)が低いのに対
し、特性曲線S2で示されるように、自由度を増すと、
高周波領域の集電性能が改善される。ところが、2以上
の多自由度系では、図10(B)から明らかなように、
系の固有振動数fo付近において、集電性能が極端に低
下する。したがって、集電装置の固有振動数と移動体の
固有振動数が近ければ、連続した離線の原因となり、集
電性能が著しく低下する。
10(B)を重ねた図10(C)からわかるように、比
較的低周波の領域R3では1自由度系の特性の方が優
れ、比較的高周波の領域R4では、2自由度系の特性の
方が優れている。つまり、特性曲線S1で示される1自
由度系は高周波領域の集電性能(離線率)が低いのに対
し、特性曲線S2で示されるように、自由度を増すと、
高周波領域の集電性能が改善される。ところが、2以上
の多自由度系では、図10(B)から明らかなように、
系の固有振動数fo付近において、集電性能が極端に低
下する。したがって、集電装置の固有振動数と移動体の
固有振動数が近ければ、連続した離線の原因となり、集
電性能が著しく低下する。
【0006】他方、1自由度系の集電装置における離線
を抑制するために、枠体の下向き(収縮方向)移動に対
してのみ減衰力を付加する片ぎきダンパを設けた技術が
知られている(小野寺正之著「最近のパンタグラフの技
術と構造」、電気車の科学Vol.45, No.3, (1992年
3月)、電気車研究会発行、第37〜39頁)。しかし
ながら、この技術によれば、給電線からの大きな加振力
による離線はある程度抑制できるが、高周波領域での集
電性能は改善されない。
を抑制するために、枠体の下向き(収縮方向)移動に対
してのみ減衰力を付加する片ぎきダンパを設けた技術が
知られている(小野寺正之著「最近のパンタグラフの技
術と構造」、電気車の科学Vol.45, No.3, (1992年
3月)、電気車研究会発行、第37〜39頁)。しかし
ながら、この技術によれば、給電線からの大きな加振力
による離線はある程度抑制できるが、高周波領域での集
電性能は改善されない。
【0007】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、幅広い振動周波数領域において、集電装置
の離線を少なくして集電性能を向上させることを目的と
している。
れたもので、幅広い振動周波数領域において、集電装置
の離線を少なくして集電性能を向上させることを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の集電装置は、移動体に装着された枠体の
先端部が上記給電線に近づく方向へ枠体にばね力を付加
する第1ばねと、上記枠体とこの枠体の先端部に取り付
けられて上記給電線に接触する集電舟との間に装着され
た第2ばねとで2自由度の振動系を構成し、さらに、こ
の2自由度系に対し、上記集電舟の振動に減衰力を付加
する減衰器を設けている。
に、この発明の集電装置は、移動体に装着された枠体の
先端部が上記給電線に近づく方向へ枠体にばね力を付加
する第1ばねと、上記枠体とこの枠体の先端部に取り付
けられて上記給電線に接触する集電舟との間に装着され
た第2ばねとで2自由度の振動系を構成し、さらに、こ
の2自由度系に対し、上記集電舟の振動に減衰力を付加
する減衰器を設けている。
【0009】
【作用】この発明によれば、減衰力を備えた2自由度の
振動系が構成される。この振動系は、2自由度系の減衰
器の減衰力を無限大とした場合に相当する1自由度系
(図10(A))と、減衰力がゼロの2自由度系(図1
0(B))との中間的な特性を持つ振動系となり、その
結果、広い周波数領域にわたり集電舟の十分な振幅が許
容される。
振動系が構成される。この振動系は、2自由度系の減衰
器の減衰力を無限大とした場合に相当する1自由度系
(図10(A))と、減衰力がゼロの2自由度系(図1
0(B))との中間的な特性を持つ振動系となり、その
結果、広い周波数領域にわたり集電舟の十分な振幅が許
容される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがって
説明する。この発明の集電装置は、たとえば図1の概略
側面図に示すように、電車のような移動体1の上部に装
着されて、給電線2から受電するパンダグラフである。
集電装置の枠体3は、下枠4と上枠5とを支点ピン6で
相対回動自在に連結してなり、上記下枠4の基端部(下
端部)を、移動体1の屋根に固定した軸受7に支持させ
ることにより、移動体1に装着されている。
説明する。この発明の集電装置は、たとえば図1の概略
側面図に示すように、電車のような移動体1の上部に装
着されて、給電線2から受電するパンダグラフである。
集電装置の枠体3は、下枠4と上枠5とを支点ピン6で
相対回動自在に連結してなり、上記下枠4の基端部(下
端部)を、移動体1の屋根に固定した軸受7に支持させ
ることにより、移動体1に装着されている。
【0011】前後1対の上枠5は、その上部が支軸11
を介して互いに回動自在に連結されて、側面X字形を呈
しており、一方の上枠5の上端部は、支点ピン12を介
してリンク体13の一端部(左端部)に連結され、他方
の上枠5の上端部は、滑り支点ピン14を介してリンク
体13の他端部(右端部)に連結されている。リンク体
13の上方には、舟体16の上面に1対のすり板17,
17を設けてなる集電舟18が配設されている。
を介して互いに回動自在に連結されて、側面X字形を呈
しており、一方の上枠5の上端部は、支点ピン12を介
してリンク体13の一端部(左端部)に連結され、他方
の上枠5の上端部は、滑り支点ピン14を介してリンク
体13の他端部(右端部)に連結されている。リンク体
13の上方には、舟体16の上面に1対のすり板17,
17を設けてなる集電舟18が配設されている。
【0012】上記下枠4の下端部には、上枠5の先端部
(上端部)、すなわち枠体3の先端部が給電線2に近づ
く方向へ枠体3にばね力を付加する第1ばね(主ばね)
19と、上部の支軸11に上下方向の直線運動をさせる
ためのリンク機構22とが装着されている。他方、リン
ク体13と集電舟18との間には、集電舟18を給電線
2に押し付ける第2ばね20が装着されている。さら
に、この第2ばね20に対して並列に減衰器21が接続
されており、これによって、集電舟18の上下振動に減
衰力を付加している。
(上端部)、すなわち枠体3の先端部が給電線2に近づ
く方向へ枠体3にばね力を付加する第1ばね(主ばね)
19と、上部の支軸11に上下方向の直線運動をさせる
ためのリンク機構22とが装着されている。他方、リン
ク体13と集電舟18との間には、集電舟18を給電線
2に押し付ける第2ばね20が装着されている。さら
に、この第2ばね20に対して並列に減衰器21が接続
されており、これによって、集電舟18の上下振動に減
衰力を付加している。
【0013】つぎに、上記集電装置の要部の具体的な構
造を説明する。上記リンク体13は、図2に示すよう
に、棒体23の両端(片端のみ図示)にコ字形フレーム
24を固定し、このコ字形フレーム24の先端に側管2
5を固定したものである。その側管25の一端部に上記
支点ピン12が支持され、他端部に設けた滑り溝26に
上記滑り支点ピン14が支持されている。コ字形フレー
ム24の上方に、ばね受けプレート30が配設され、こ
のプレート30は、その底面に固定された2対のブラケ
ット31,32を介して、ピン33によってコ字形フレ
ーム24に揺動自在に取り付けられている。
造を説明する。上記リンク体13は、図2に示すよう
に、棒体23の両端(片端のみ図示)にコ字形フレーム
24を固定し、このコ字形フレーム24の先端に側管2
5を固定したものである。その側管25の一端部に上記
支点ピン12が支持され、他端部に設けた滑り溝26に
上記滑り支点ピン14が支持されている。コ字形フレー
ム24の上方に、ばね受けプレート30が配設され、こ
のプレート30は、その底面に固定された2対のブラケ
ット31,32を介して、ピン33によってコ字形フレ
ーム24に揺動自在に取り付けられている。
【0014】図3に示すように、上記ばね受けプレート
30とその上方の集電舟18の舟体16との間には、第
2ばね20が装着されており、これによって、枠体3と
集電舟18との間に第2ばね20が介在するようにして
いる。
30とその上方の集電舟18の舟体16との間には、第
2ばね20が装着されており、これによって、枠体3と
集電舟18との間に第2ばね20が介在するようにして
いる。
【0015】上記ばね受けプレート30と集電舟18と
の間は、図4および図5に示すような構造によって連結
されている。すなわち、舟体16には滑り板34が溶接
され、ばね受けプレート30に一体的に曲折形成された
1対の突片35には、スペーサ36を介してボルト37
およびナット38により、2枚の挟み板39のそれぞれ
が固定されている。これら滑り板34と2枚の挟み板3
9との間には、表面摩擦係数の大きい摩擦板40が介挿
されており、上記滑り板34、挟み板39および摩擦板
40を貫通してボルト41が挿通されている。
の間は、図4および図5に示すような構造によって連結
されている。すなわち、舟体16には滑り板34が溶接
され、ばね受けプレート30に一体的に曲折形成された
1対の突片35には、スペーサ36を介してボルト37
およびナット38により、2枚の挟み板39のそれぞれ
が固定されている。これら滑り板34と2枚の挟み板3
9との間には、表面摩擦係数の大きい摩擦板40が介挿
されており、上記滑り板34、挟み板39および摩擦板
40を貫通してボルト41が挿通されている。
【0016】上記ボルト41には、スプリング45が装
着され、このスプリング45は、ダブルナット46で位
置決めされた止め板47によって、挟み板39に押圧さ
れている。これにより、滑り板34と挟み板39との間
に、つまり、集電舟18と枠体3側のばね受けプレート
30との間に、所定の摩擦力が付加される。
着され、このスプリング45は、ダブルナット46で位
置決めされた止め板47によって、挟み板39に押圧さ
れている。これにより、滑り板34と挟み板39との間
に、つまり、集電舟18と枠体3側のばね受けプレート
30との間に、所定の摩擦力が付加される。
【0017】挟み板39および摩擦板40のボルト挿通
孔は、ボルト径よりも若干大きい丸孔であるのに対し、
滑り板34のボルト挿通孔は、図5に明示するように、
上下に長い形状のスライド孔42となっている。これに
より、滑り板34と挟み板39との相対的な上下動、つ
まり、集電舟18と枠体3側のばね受けプレート30と
の相対的な上下動が可能になっている。
孔は、ボルト径よりも若干大きい丸孔であるのに対し、
滑り板34のボルト挿通孔は、図5に明示するように、
上下に長い形状のスライド孔42となっている。これに
より、滑り板34と挟み板39との相対的な上下動、つ
まり、集電舟18と枠体3側のばね受けプレート30と
の相対的な上下動が可能になっている。
【0018】こうして、上記ばね受けプレート30と集
電舟18とは、図4の滑り板34、挟み板39、摩擦板
40、ボルト41、スライド孔42、スプリング45、
ダブルナット46および止め板47からなる摺動摩擦型
の減衰器21と、これに並列接続された状態の第2ばね
20とを介して、所定の摩擦力を持って相対的な上下動
が可能に連結されている。
電舟18とは、図4の滑り板34、挟み板39、摩擦板
40、ボルト41、スライド孔42、スプリング45、
ダブルナット46および止め板47からなる摺動摩擦型
の減衰器21と、これに並列接続された状態の第2ばね
20とを介して、所定の摩擦力を持って相対的な上下動
が可能に連結されている。
【0019】なお、図2の側管25の両端部には、スト
ッパ50が設けられており、他方、集電舟18の舟体1
6には、図6に明示するように、係止片51が突出形成
されていて、この係止片51とストッパ50との当接に
より、集電舟18の左右方向53へのずれ、および図3
に示す移動体進行方向54へのずれを規制している。ま
た、集電舟18の下方への移動は、図6に示す舟体16
の側端部下面56とストッパ50との当接により規制さ
れ、集電舟18の上方への移動は、図5に示すボルト4
1とスライド孔42の下縁との当接により規制される。
ッパ50が設けられており、他方、集電舟18の舟体1
6には、図6に明示するように、係止片51が突出形成
されていて、この係止片51とストッパ50との当接に
より、集電舟18の左右方向53へのずれ、および図3
に示す移動体進行方向54へのずれを規制している。ま
た、集電舟18の下方への移動は、図6に示す舟体16
の側端部下面56とストッパ50との当接により規制さ
れ、集電舟18の上方への移動は、図5に示すボルト4
1とスライド孔42の下縁との当接により規制される。
【0020】また、上記ばね受けプレート30は、図6
に明示するように、そのブラケット31,32に挿通し
たピン33を介して、リンク体13に矢印55方向に揺
動自在に支持されているので、給電線2の位置に追従し
た集電舟18の傾動に合わせて揺動して、第2ばね20
を安定よく支持できる。なお、57は舟体16に固定さ
れたガイドである。
に明示するように、そのブラケット31,32に挿通し
たピン33を介して、リンク体13に矢印55方向に揺
動自在に支持されているので、給電線2の位置に追従し
た集電舟18の傾動に合わせて揺動して、第2ばね20
を安定よく支持できる。なお、57は舟体16に固定さ
れたガイドである。
【0021】ところで、上記減衰器21は、上記実施例
のような摺動摩擦型に限られるものではない。例えば図
7に示すように、流体71を封入した流体室72内に、
オリフィス73を備えたピストン74を入れて、流体7
1の粘性抵抗を利用するタイプの減衰器21も、この発
明の集電装置に使用できる。
のような摺動摩擦型に限られるものではない。例えば図
7に示すように、流体71を封入した流体室72内に、
オリフィス73を備えたピストン74を入れて、流体7
1の粘性抵抗を利用するタイプの減衰器21も、この発
明の集電装置に使用できる。
【0022】上記構成において、図1に示したように、
枠体3は、第1ばね19によって給電線2に近づく方向
(上方)にばね力が付加され、また、図4に示したよう
に、枠体3側のばね受けプレート30と集電舟18との
間には、第2ばね20と減衰器21とが並列接続されて
いるから、この振動系は、図8に示した減衰器付きの2
自由度系となる。同図において、質量M1,M2はそれ
ぞれ、図1の枠体3と集電舟18の質量を示し、K1,
K2はそれぞれ、第1ばね19と第2ばね20のばね定
数を示す。
枠体3は、第1ばね19によって給電線2に近づく方向
(上方)にばね力が付加され、また、図4に示したよう
に、枠体3側のばね受けプレート30と集電舟18との
間には、第2ばね20と減衰器21とが並列接続されて
いるから、この振動系は、図8に示した減衰器付きの2
自由度系となる。同図において、質量M1,M2はそれ
ぞれ、図1の枠体3と集電舟18の質量を示し、K1,
K2はそれぞれ、第1ばね19と第2ばね20のばね定
数を示す。
【0023】図9に、数値計算によって求めたこの発明
に係る減衰器付き2自由度系の特性曲線S4を示す。同
図において、比較のために、第1ばね19のみを備えた
1自由度系(減衰器なし)の特性曲線S1と、第1およ
び第2のばね19,20を備えた2自由度系(減衰器な
し)の特性曲線S2,S3も合わせて示す。S1〜S3
は、図10に示したものと同一である。ここで、1自由
度系の質量Mは、2自由度系の2つの質量M1,M2の
合計とした。計算に用いた数値は以下のとおりである。
に係る減衰器付き2自由度系の特性曲線S4を示す。同
図において、比較のために、第1ばね19のみを備えた
1自由度系(減衰器なし)の特性曲線S1と、第1およ
び第2のばね19,20を備えた2自由度系(減衰器な
し)の特性曲線S2,S3も合わせて示す。S1〜S3
は、図10に示したものと同一である。ここで、1自由
度系の質量Mは、2自由度系の2つの質量M1,M2の
合計とした。計算に用いた数値は以下のとおりである。
【0024】 質量 M1=8kg 質量 M2=5kg ばね定数 K1=0.1kgf ばね定数 K2=1kgf 押上力 P=5kgf 摩擦力 Fs=1kgf ここで、押上力は、図1の集電舟18が給電線2を押し
上げる力、摩擦係数は、集電舟18と給電線2との間の
摩擦係数である。
上げる力、摩擦係数は、集電舟18と給電線2との間の
摩擦係数である。
【0025】図9の計算結果からわかるように、 A)特性曲線S1で示される1自由度系では、低周波数
領域(ここでは約1Hz以下)での許容振幅Aが大きく
なる。また、周波数が変化しても集電舟の許容振幅Aが
極端に落ち込むことはない。
領域(ここでは約1Hz以下)での許容振幅Aが大きく
なる。また、周波数が変化しても集電舟の許容振幅Aが
極端に落ち込むことはない。
【0026】B)2自由度系では、2つの解に相当する
特性曲線S2,S3のいずれか小さい方が求める許容振
幅Aである。高周波数領域(ここでは卓2.5Hz以
上)では、1自由度系よりも許容振幅Aが大きいが、系
の共振周波数 fo=(1/2π)・〔(K1+K2)/M1〕1/2 付近に許容振幅ゼロの部分S20があり、この部分S2
0では集電性能が著しく低下する。
特性曲線S2,S3のいずれか小さい方が求める許容振
幅Aである。高周波数領域(ここでは卓2.5Hz以
上)では、1自由度系よりも許容振幅Aが大きいが、系
の共振周波数 fo=(1/2π)・〔(K1+K2)/M1〕1/2 付近に許容振幅ゼロの部分S20があり、この部分S2
0では集電性能が著しく低下する。
【0027】C)これに対し、この発明の減衰器付き2
自由度系は、この系の減衰器の減衰力を無限大とした場
合に相当する1自由度系と、減衰力がゼロの2自由度系
との中間的な特性を持つ振動系となる。したがって、そ
の特性曲線S4は、1自由度系の特性局線S1と、2自
由度系の特性曲線S2,S3との中間にある。
自由度系は、この系の減衰器の減衰力を無限大とした場
合に相当する1自由度系と、減衰力がゼロの2自由度系
との中間的な特性を持つ振動系となる。したがって、そ
の特性曲線S4は、1自由度系の特性局線S1と、2自
由度系の特性曲線S2,S3との中間にある。
【0028】この特性曲線S4が示すように、低周波数
領域と高周波数領域のいずれにおいても、十分な許容振
幅Aが得られる。さらに、中間周波数領域(ここでは約
1〜2.5Hz)である共振周波数fo付近は、2自由
度系における許容振幅ゼロの部分S20が大幅に改善さ
れ、集電舟の十分な振幅が許容される。特に、この中間
周波数領域は、移動体が電気車である場合、中心的な振
動周波数となる重要な領域であるから、この領域で集電
性能が改善される意義は極めて大きい。
領域と高周波数領域のいずれにおいても、十分な許容振
幅Aが得られる。さらに、中間周波数領域(ここでは約
1〜2.5Hz)である共振周波数fo付近は、2自由
度系における許容振幅ゼロの部分S20が大幅に改善さ
れ、集電舟の十分な振幅が許容される。特に、この中間
周波数領域は、移動体が電気車である場合、中心的な振
動周波数となる重要な領域であるから、この領域で集電
性能が改善される意義は極めて大きい。
【0029】ところで、図1の減衰器21は、第1ばね
19と並列に接続しても良い。ただし、減衰器21を図
1のように第2ばね20と並列接続して、質量M1とM
2の間に介在させた場合には、つぎの利点がある。
19と並列に接続しても良い。ただし、減衰器21を図
1のように第2ばね20と並列接続して、質量M1とM
2の間に介在させた場合には、つぎの利点がある。
【0030】すなわち、離線を低減するには、図8に示
した質量M1の自由振動を抑制することが重要である。
このために、減衰器21を第1ばね19と並列に入れる
場合と、第2ばね20に並列に入れる場合とが考えられ
る。実際上、第1ばね19に並列に入れると、減衰器2
1が構造上大きなものとなるうえに、質量M1の動きを
直接ではなく、小さく捕らえることになり、機械系のが
た等により、減衰力が充分作用しない場合がある。ま
た、上枠5と下枠4とで構成されるパンダグラフは、振
動により変形するから、減衰器21を第1ばね19に並
列に入れると、上枠5と下枠4とで構成されるパンダグ
ラフが振動により変形し、図1に示す支点11で代表さ
れる質量M1の動きが、減衰器21に伝わらない状態も
予想される。これに対し、減衰器21を第2ばね20に
並列に入れると、質量M1の動きが確実に減衰器21に
伝わるので、信頼性が向上する。
した質量M1の自由振動を抑制することが重要である。
このために、減衰器21を第1ばね19と並列に入れる
場合と、第2ばね20に並列に入れる場合とが考えられ
る。実際上、第1ばね19に並列に入れると、減衰器2
1が構造上大きなものとなるうえに、質量M1の動きを
直接ではなく、小さく捕らえることになり、機械系のが
た等により、減衰力が充分作用しない場合がある。ま
た、上枠5と下枠4とで構成されるパンダグラフは、振
動により変形するから、減衰器21を第1ばね19に並
列に入れると、上枠5と下枠4とで構成されるパンダグ
ラフが振動により変形し、図1に示す支点11で代表さ
れる質量M1の動きが、減衰器21に伝わらない状態も
予想される。これに対し、減衰器21を第2ばね20に
並列に入れると、質量M1の動きが確実に減衰器21に
伝わるので、信頼性が向上する。
【0031】この発明は、電気車の集電装置のほか、天
井クレーンのような移動する産業機械に装着される集電
装置にも適用できる
井クレーンのような移動する産業機械に装着される集電
装置にも適用できる
【0032】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、集電装置が減衰力を備えた2自由度の振動系で構成
される。この振動系は、減衰器のない1自由度系と2自
由度系の中間的な特性を持つ振動系となり、その結果、
広い周波数領域にわたって離線が抑制され、集電性能が
向上する。
ば、集電装置が減衰力を備えた2自由度の振動系で構成
される。この振動系は、減衰器のない1自由度系と2自
由度系の中間的な特性を持つ振動系となり、その結果、
広い周波数領域にわたって離線が抑制され、集電性能が
向上する。
【図1】この発明の第1実施例に係る集電装置を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図2】同実施例のリンク体を示す斜視図である。
【図3】同実施例の要部を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う一部断面した矢視図であ
る。
る。
【図7】減衰器の変形例を示す概略構成図である。
【図8】この発明の振動系を示す等価図である。
【図9】振動系の計算結果を示す特性図である。
【図10】1自由度系および2自由度系の振動特性を示
す特性図である。
す特性図である。
1…移動体、2…給電線、3…枠体、18…集電舟、1
9…第1ばね、20…第2ばね、21…減衰器。
9…第1ばね、20…第2ばね、21…減衰器。
Claims (1)
- 【請求項1】 移動体に装着されて給電線から受電する
集電装置であって、基端部が上記移動体に装着された枠
体と、この枠体の先端部に取り付けられて上記給電線に
接触する集電舟と、この枠体の先端部が上記給電線に近
づく方向へ枠体にばね力を付加する第1ばねと、上記枠
体と集電舟との間に装着されて集電舟を給電線に押し付
ける第2ばねと、上記集電舟の振動に減衰力を付加する
減衰器とを備えてなる集電装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186266A JPH066906A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 集電装置 |
| US08/077,631 US5386895A (en) | 1992-06-18 | 1993-06-17 | Current collector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4186266A JPH066906A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 集電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH066906A true JPH066906A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16185282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4186266A Pending JPH066906A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 集電装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5386895A (ja) |
| JP (1) | JPH066906A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08218894A (ja) * | 1995-02-15 | 1996-08-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 燃料ガス圧縮機の中間冷却装置 |
| JP2008228396A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Railway Technical Res Inst | パンタグラフ |
| KR101222008B1 (ko) * | 2010-12-29 | 2013-01-16 | 한국과학기술원 | 집전체 승강 장치와 무접촉 전력 집전 거리 조절 장치 및 방법 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19541600C1 (de) * | 1995-11-08 | 1997-07-17 | Deutsche Forsch Luft Raumfahrt | Stromabnehmer für die Energieübertragung zwischen einem Fahrdraht und einem Triebwagen |
| FR2800690B1 (fr) * | 1999-11-10 | 2001-12-07 | Alstom | Ensemble comprenant un premier chassis et un deuxieme chassis pendulant lateralement par rapport au premier chassis, et vehicule ferroviaire correspondant |
| FR2800680B1 (fr) * | 1999-11-10 | 2003-01-17 | Alstom | Ensemble de captage de courant et vehicule ferroviaire correspondant |
| CN103029588A (zh) * | 2012-12-10 | 2013-04-10 | 天津机辆轨道交通装备有限责任公司 | 地铁、城轨车辆受电弓弹簧 |
| DE102017215340A1 (de) * | 2017-09-01 | 2019-03-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Überprüfung einer Kontaktierung eines Stromabnehmers sowie Stromabnehmer |
| DE102022205322A1 (de) * | 2022-05-27 | 2023-11-30 | Siemens Mobility GmbH | Stromabnehmer und mit einem solchen ausgestattetes Straßenfahrzeug |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827724A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-18 | Toyobo Co Ltd | 接着性のすぐれたポリエステル系フイルム |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1278815A (en) * | 1915-02-17 | 1918-09-17 | Westinghouse Electric & Mfg Co | Pantograph-trolley. |
| NL73362C (ja) * | 1946-07-11 | |||
| DE1173125B (de) * | 1954-04-16 | 1964-07-02 | L Faiveley S A Ets | Scherenstromabnehmer fuer elektrische Triebfahrzeuge |
| AT196912B (de) * | 1959-07-21 | 1958-04-10 | Diplomingenieur Karl Wanisch F | Scherenstromabnehmer mit während der Fahrt, insbesonders bei hohen Fahrgeschwindigkeiten, wirkenden Dämpfungseinrichtungen für elektrische Triebfahrzuege |
| US3106272A (en) * | 1961-06-09 | 1963-10-08 | August O H G Stemmann | Current collector |
| DE1613928C3 (de) * | 1968-01-27 | 1975-03-20 | August Stemmann Ohg, 4443 Schuettorf | Stromabnehmerkopf für schnellfahrende elektrische Triebfahrzeuge |
| US3830990A (en) * | 1972-12-20 | 1974-08-20 | Gen Electric | Pantograph wearing strip support |
| US3823278A (en) * | 1972-12-26 | 1974-07-09 | Gen Electric | Aerodynamically adjustable pantograph |
| DE2522876A1 (de) * | 1975-05-23 | 1976-12-09 | Stemmann Ohg A | Verfahren zur regelung der fahrdraht- anpresskraft von stromabnehmern schnellfahrender elektrischer triebfahrzeuge |
| JPS5216712A (en) * | 1975-07-30 | 1977-02-08 | Hitachi Ltd | Pantograph |
| DE3133625A1 (de) * | 1981-08-21 | 1983-03-03 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | "stromabnehmer fuer schnellbahnen" |
| SU1134423A1 (ru) * | 1983-10-31 | 1985-01-15 | Омский Институт Инженеров Железнодорожного Транспорта | Токоприемник электроподвижного состава |
| JPS6321402A (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-29 | 三菱重工業株式会社 | 排ガスエコノマイザの給水温度制御方法 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4186266A patent/JPH066906A/ja active Pending
-
1993
- 1993-06-17 US US08/077,631 patent/US5386895A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5386895A (en) | 1995-02-07 |
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