JPH066916A - 配線接続判定方法および装置 - Google Patents

配線接続判定方法および装置

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JPH066916A
JPH066916A JP15965092A JP15965092A JPH066916A JP H066916 A JPH066916 A JP H066916A JP 15965092 A JP15965092 A JP 15965092A JP 15965092 A JP15965092 A JP 15965092A JP H066916 A JPH066916 A JP H066916A
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JP
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signal
wiring
voltage
connection
circuit
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JP15965092A
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Tomoatsu Ino
朋敦 猪野
Shinichiro Matsuda
慎一郎 松田
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KIYUUTEC KK
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KIYUUTEC KK
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/66Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
    • G01R31/67Testing the correctness of wire connections in electric apparatus or circuits

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基端側で短絡された二本の配線の接続判定を
確実かつ安全に行えるとともに、判定作業を活線状態の
まま効率よく行える配線接続判定方法および装置を提供
すること。 【構成】 電源配線10の基端側で接地線G に短絡された
中性線N に発信器20からの単発正負のパルス性電圧信号
を注入し、末端側の三端子コンセント11の中性端子n と
接地端子g との間の信号を判定器30で検出し、検出した
信号の極性が注入した信号と同じなら端子n,g に配線N,
G が正しく接続され、逆なら各々の接続が逆と判別す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気配線設備の誤接続を
判定する配線接続判定方法および装置に関し、特にいわ
ゆる保安用接地線を含む三線式の電源配線の誤接続判定
などに利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、建物の屋内には電源用の配線の
他、通信用や制御用の配線といった様々な電気配線設備
が設置されている。例えば、建物内には適宜箇所の壁面
等に電源用のコンセント等が設置され、これらのコンセ
ント等は所定の配線を介して建物内の所定箇所に設置さ
れた配電盤や変圧器等に接続されている。
【0003】このような電源配線としては、変圧器等か
らの電力線および中性線による一般的な二線式の他、安
全対策やノイズ対策用として外部接地される保安用接地
線を含む三線式が多用されるようになっている。
【0004】三線式の電源配線としては、三本の電力線
E と各一本の中性線N および接地線G からなる三相四線
式(図13参照)、二本の電力線E と各一本の中性線N お
よび接地線G からなる三相三線式(図14参照)、二本の
電力線E と各一本の中性線Nおよび接地線G からなる単
相三線式(図15参照)などが用いられている。
【0005】そして、三線式では、室内の壁面等に三端
子コンセントを設置し、その三つの端子つまり電力端子
e 、中性端子n 、接地端子g にそれぞれ電力線E の何れ
か、中性線N 、接地線G の計三本の配線を接続してい
る。
【0006】ところで、前述のような電源配線では、配
線の誤接続があると正常な機能が得られないばかりか、
異常な電圧等がかかって当該配線に接続される機器の破
損を招く可能性もある。このため、配線施工を行った際
には、完了時などに基端側から末端側に到る配線の接続
状態の判定が行われている。
【0007】従来の接続判定方法としては、電源配線を
活線状態(電源供給があり使用できる状態)とし、末端
側の配線やコンセントの端子等にテスター等を接続し、
各々に所定の電圧等が得られているか否かを判別する方
法が用いられている。具体的には、各端子間の電圧が規
定値であるかの検査(検電)、各端子の極性が規定の状
態であるかの検査(極性検査)、接地端子が確実に接地
されているかの検査(接地検査)が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の接続判定方法では、基本的に末端側の電圧測定により
誤接続を判定しているため、三線式の電源配線の接地線
と中性線とのように基端側で短絡された二本の配線があ
る場合、これらの電圧は末端側でも略同じ値となってし
まうため、各々の誤接続判定ができないという問題があ
る。
【0009】具体例として、先ず、図13に示す三相四線
式の電源配線においては多数の接続組み合わせがあり、
各組み合わせにおいてコンセントの端子部分で検出され
る電圧は表1に示すようになる。
【0010】ここで、V1はコンセントの電力端子e と接
地端子g との間に検出される電圧、V2は電力端子e と中
性端子n との間に検出される電圧、V3は中性端子n と接
地端子g との間に検出される電圧である。そして、電圧
V1,V2,V3の検出結果として、0 は検出された電圧が略零
であること、つまり本来の中性線N と接地線G との間の
電圧であることを示す。また、R は検出された電圧が規
定値であること、つまり本来の各電力線E と中性線N ま
たは各電力線E 接地線G との間の電圧であることを示
す。さらに、H は検出された電圧が規定値より高いこ
と、つまり三相四線式や単相三線式における異なる電力
線E 間の電圧であることを示す。
【0011】
【表1】
【0012】この表1に示すように、正しい接続 eng=
ENG であるときには検出される電圧V1,V2,V3はそれぞれ
RR0 となる。従って、このRR0 とならない場合には明ら
かに誤接続であると判定できる。しかし、三相四線式で
正しい接続ENG と同じ結果RR0 が現れるのは、他にENN,
EGN,EGG,NEE,GEE の五通りがあり、これらの誤接続を判
別することができないことになる。
【0013】同様に、図14に示す三相三線式の電源配線
における各接続組み合わせにおいてコンセントの端子部
分で検出される電圧は表2に示すようになる。
【0014】
【表2】
【0015】同様に、図15に示す単相三線式の電源配線
における各接続組み合わせにおいてコンセントの端子部
分で検出される電圧は表3に示すようになる。
【0016】
【表3】
【0017】この表2および表3に示すように、正しい
接続ENG と同じ結果RR0 が現れるのは、三相三線式では
六通り、単相三線式では五通りあり、何れの場合も電圧
測定だけでは配線の誤接続を完全に判別することができ
ないことになる。
【0018】このような活線状態での電圧測定による接
続判定に対し、前述した電力線から中性線および接地線
に疑似的な短絡や地絡を生じさせ、その際の電流等を計
測して各配線を判定することも行われている。しかし、
検査にあたって配線を停電状態とするか、あるいは活線
検査の場合には、既に接続されている機器があり、擬似
的な短絡等を生じさせると瞬時電圧降下による悪影響お
よび保護継電器動作による停電の可能性がある。
【0019】また、より基本的な検査手段として、各配
線毎にその基端側および末端側との電気的導通を検査す
る方法も用いられる。しかし、このような導通検査にあ
たっては、基端側および末端側にそれぞれ作業者がつい
て検査を行う必要があり、作業性および効率が大幅に低
下するという問題がある。
【0020】このような問題は、前述した三線式の電源
配線に限らず、複数の信号線の何れかをシールド用の接
地線に短絡する場合など、基端側で短絡された二本の配
線を含む配線設備に共通する問題であり、検査効率を高
めかつ確実な検査成果が得られるようにするためにその
解決が求められていた。
【0021】本発明の目的は、基端側で短絡された二本
の配線の接続判定を確実かつ安全に行えるとともに、判
定作業を活線状態のまま効率よく行える配線接続判定方
法および装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の配線接続判定方
法は、基端側が短絡された二本の配線の何れかの基端側
にパルス性電圧信号を注入し、前記二本の配線が接続さ
れるべき二つの末端側部分の間の電圧信号を検出し、当
該検出した信号の極性が前記注入した信号と同じならば
前記二つの末端側部分に前記二本の配線が正しく接続さ
れていると判別する手順を含むことを特徴とする。
【0023】本発明の配線接続判定装置は、配線の中間
部分に対して所定のパルス性電圧信号を注入する発信器
と、二本の配線間の電圧信号を検出してその極性を判別
する判定器とを有することを特徴とする。
【0024】ここで、所定のパルス性電圧信号として
は、単発の正弦波あるいは正負一対の矩形波や三角波等
が利用できる。また、この電圧信号を配線に注入する手
段としては、注入対象の配線にトランス接続を形成して
誘導信号を発生できる既存のクランプ等が利用できる。
【0025】
【作 用】このような本発明においては、二本の配線の
何れかの基端側に注入された電圧信号により、短絡され
た二本の配線の全体にわたって注入信号に応じた微小な
ループ電圧が生じ、これら二本の配線の各末端側間には
注入信号に応じた電圧信号が生じることになる。
【0026】従って、二本の配線に接続されるべき二つ
の末端側部分間の信号を検出し、その極性が注入した信
号と同じであれば当該二つの末端側部分には二本の配線
が正しく接続されており、逆極性であれば各々が逆に誤
接続されており、あるいは信号が得られなければ他の配
線等が接続されている等、やはり誤接続であると判定で
きることになる。
【0027】この際、本発明に基づく判定にあたって
は、注入する信号の形態を適宜選択することで配線が活
線状態であっても確実に判定でき、特に検査に電流を使
用しないため、安全性を向上することが可能となる。
【0028】また、基端側で信号注入を間歇的に自動継
続させておいて末端側の検査を行う等により作業員が一
人でも効率よく判定作業を行え、かつ同じ注入信号によ
って前記二本の配線の全体にループ電圧信号を発生させ
られるため多点同時測定を行うことも可能となり、以上
により前記目的が達成される。
【0029】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。本実施例は、図1に示す三相四線式の電源配
線10の各配線E,N,G が三端子コンセント11の各端子e,n,
g に正常に接続されているかを本発明の判定方法に基づ
いて判定するものであり、電源配線10および三端子コン
セント11には本発明に基づく判定装置13が接続されてい
る。
【0030】ここで、本実施例では基端側で短絡された
中性線N および接地線G が本発明の二本の配線に該当
し、各々が接続されるべき中性端子n および接地端子g
が二つの末端側部分に該当する。
【0031】判定装置13は、中性線N の基端側にパルス
性電圧信号を注入する発信器20と、三端子コンセント11
の各端子e,n,g に接続されてその接続判定を行う判定器
30とを備えている。
【0032】発信器20は、中性線N にクランプ式のトラ
ンス接続部21を有し、発振回路22によりトランス接続部
21に間歇的にパルス性電圧信号を発生し、この発生信号
に対応した誘導信号を中性線N ないし基端側で短絡され
た接地線G に発生させるものである。
【0033】ここで、発信器20からの発生信号は、基本
的に図2に示すような5KHz単発正負の正弦波パルス23で
あればよい。しかし、実際には後述する過渡応答消去の
ために、図3に示すように正弦波パルス23に続いて同波
形の逆相パルス24を加えた信号25とされる。
【0034】判定器30は、三端子コンセント11の各端子
e,n,g に接続可能な接続線31を有するとともに、電圧測
定回路32、リレー回路33、フィルタ回路34、レベル調整
回路35、無信号判別回路36、極性判別回路37、判定結果
表示回路38を備えている。
【0035】電圧測定回路32は、既存の電圧測定による
接続判定方式を実現するものであり、接続線31を介して
各端子e,n,g に接続され、既存の電圧比較回路等により
e-g間の電圧、e-n 間の電圧、n-g 間の電圧が規定の値
であるかを順次判別し、この判別結果を出力するように
構成されている。ここで、電圧判別結果が良好であれば
各端子e,n,g に対する配線E,N,G の接続は前述した表1
ないし表3でRR0 となるものに絞られることになる。
【0036】リレー回路33は、各端子n,g からの接続線
31とフィルタ回路34との導通および断続を切り換えるも
のであり、電圧測定回路32で各端子n,g 間の電圧が略0
のときのみ導通状態となり、フィルタ回路34以降にE-N
やE-G 間の高い電圧がかかることを防止するものであ
る。
【0037】フィルタ回路34は、中性線N に生じる負荷
のリターン電流による変動等の電源周波数成分(図4の
基本波41)を除去するための例えば50Hzノッチフィルタ
と、前述した発信器20の発生信号(図4のパルス成分4
2)だけを取り出すための5KHzバンドパスフィルタとを
含んで構成されている。
【0038】ここで、フィルタ回路34の50Hzノッチフィ
ルタ通過後の波形は図5のように基本波41が抑制され、
パルス成分42が強調されたものとなる。また、フィルタ
回路34の5KHzバンドパスフィルタ通過後の波形は、元の
信号波形が図2の単発パルス23だけの場合には図6のよ
うな過渡応答43を生じ、パルス成分42が不明瞭となる。
しかし、図3のような信号25を用いることで逆相パルス
24の応答分により過渡応答43が相殺され、図7のように
パルス成分42が明瞭に取り出されることになる。
【0039】レベル調整回路35は、フィルタ回路34で取
り出されたパルス成分42のピークレベルを検査し、以降
の無信号判別回路36および極性判別回路37での判別に適
したレベルとなるように調整する。
【0040】無信号判別回路36は、レベル調整回路35か
ら送られるパルス成分42が発信器20の発生信号に対応し
た本来の信号か否かを検査し、対応しない場合に無信号
状態である旨の判別結果を出力するものである。具体的
には、各端子n,g に本来の信号が得られていれば発信器
20の信号発生周期内に検出されるパルス成分42は一回で
あるが、得られていないとノイズによる過渡応答がパル
ス成分42として多数検出されることを利用し、この所定
周期内のパルス検出回数で判別を行うように構成され
る。
【0041】極性判別回路37は、レベル調整回路35から
送られるパルス成分42に対してその正成分と負成分との
順序を検査し、正負の順が発信器20からの発生信号と同
じなら正極性、逆なら逆極性である旨の判別結果を出力
するものである。具体的には、送られたパルス成分42を
二つに分け、一方を反転させたのち、それぞれコンパレ
ータ等に通して矩形パルスに整形し、適宜なロジックに
より先着側を検出するように構成される。
【0042】ここで、図8のようにパルス成分42が正負
の順であれば、正成分は時刻T0〜T1、負成分は時刻T1〜
T2の間となる。このパルス成分42を非反転および反転さ
せて矩形整形すると、図10の非反転出力44および反転出
力45のようになり、時刻T0からの非反転出力44が先に検
出される(正極性)。
【0043】一方、図9のようにパルス成分42が逆に負
正の順であれば、負成分が時刻T0〜T1、正成分が時刻T1
〜T2の間となる。このパルス成分42を非反転および反転
させて矩形整形すると、図11の非反転出力44および反転
出力45のようになり、時刻T0からの反転出力45が先に検
出される(逆極性)。
【0044】判定結果表示回路38は、電圧測定回路32に
よる各端子e,n,g 間の電圧判別結果、無信号判別回路36
からの無信号判別結果、極性判別回路37からの極性判別
結果に基づいて、各々の結果をLED 等で表示するととも
に、何れの判定結果も良好であれば正しい接続状態にあ
る旨の表示を行うものである。
【0045】このような本実施例においては、検査する
電源配線10を活線状態のまま、その中性線N の基端部に
発信器20を接続して作動させておき、順次検査すべき三
端子コンセント11の各端子e,n,g に判定器30を接続し、
各コンセント11について図12に示す手順で判定作業を行
う。
【0046】判定器30の測定動作を開始させると、先ず
電圧測定回路32により各端子e,n,g間の電圧が測定され
(処理51) 、前述した表1の接続組み合わせに基づいて
判別が行われる (処理52) 。
【0047】ここで、電圧の組み合わせが表1のRR0 と
なるものは良好と判定され、電圧正常表示が行われる
(処理53) 。一方、その他の組み合わせに対しては電圧
異常表示が行われる (処理54) 。これにより、表1のRR
0 以外の組み合わせとなる大部分の誤接続が判定でき
る。
【0048】次に、電圧判別結果が良好であれば、リレ
ー回路33が導通されてフィルタ回路34以降による信号処
理が行われる (処理55) 。
【0049】このうち、無信号判別回路36では発信器20
からの信号の有無が判別され (処理56) 、端子n,g から
検出された信号が本来のものでなければ無信号表示が行
われる (処理57) 。ここで、無信号と判別されれば、前
述の表1のRR0 となる組み合わせのうち、ENG とEGN の
二つを除く誤接続、つまり端子n,g に同じ配線が誤接続
されたために端子n,g 間の電圧が0 となったものが判定
できる。
【0050】続いて、極性判別回路37では端子n,g から
検出された信号の極性が発信器20からの信号と同じか逆
かが判別され (処理58) 、逆ならば逆極性表示が行われ
(処理59) 、同じならば正常接続表示が行われる (処理
50) 。
【0051】ここで、接続組み合わせがEGN の場合、端
子n,g には配線G,N が逆に接続されており、端子n,g に
は注入された信号が逆極性で現れる。一方、接続組み合
わせがENG の場合、端子n,g には配線N,G が正常接続さ
れており、端子n,g には注入された信号がそのまま現れ
る。従って、逆極性表示によりEGN の誤接続を判別で
き、正常接続表示によりENGの正しい組み合わせとなっ
ていることが確認できる。
【0052】このような本実施例によれば、次に述べる
よな効果がある。すなわち、電圧判別により大部分の誤
接続が判定できるとともに、無信号判別および極性判別
を行うことで、電圧判別だけでは判別できない端子n,g
における誤配線をも確実に判別することができる。
【0053】特に、無信号判別および極性判別に先立っ
て電圧判別を行うことで、いわゆる枝切りを行うことが
でき、無信号判別および極性判別の処理を削減して効率
よい判定作業を行うことができる。
【0054】また、接続判定にあたっては、電源配線10
を活線状態のまま作業を行えるとともに、検出に電流を
使用しないため疑似的に短絡させる等が必要なく、各種
保護リレー等を作動させるような過大な電流等も発生す
ることがない。従って、増築などの電源配線10に既に機
器が接続されている場合でも作業を安全かつ無停電で確
実に行うことができる。
【0055】さらに、発信器20を電源配線10の基端側に
セットしたまま、判定器30を検査するコンセント11に順
次接続して前述した判定手順を実行してゆけばよいた
め、作業員が一人でも効率よく判定作業を行うことがで
きる。
【0056】また、一個の発信器20によって電源配線10
の全体にループ電圧を発生させることで、この電源配線
10の任意の位置の検査を行うことができ、多点同時測定
を行うこともできる。従って、多人数を動員できれば極
めて短時間に全体としての判定作業を完了させることも
できる。
【0057】一方、本実施例では、発信器20から注入す
る信号を図3のような単発正弦波パルスの正相逆相が連
続するものとしたため、判別器30のフィルタ回路34にお
ける過渡応答を抑制することができ、信号検出を確実に
行うことができる。
【0058】また、端子n,g とフィルタ回路34との間に
リレー回路33を設けて電圧測定回路32で端子n,g 間の電
圧が略0 のときにのみ導通させるとしたため、フィルタ
回路34以降の回路を高い電圧から保護することができ
る。
【0059】さらに、フィルタ回路34において、5KHzバ
ンドパスフィルタで発信器20からの信号に対応する信号
を取り出すのに先立って、50Hzノッチフィルタにより電
源周波数成分を除去するようにしたため、信号検出を確
実に行うことができる。
【0060】また、レベル調整回路35によりレベル調整
を行うことで、極性判別回路37での矩形パルス化整形を
確実に行えるようにできるとともに、本来の信号がない
場合にはノイズによる過渡応答を本来の信号と同様なレ
ベルまで増幅して無信号判別回路36による無信号判定に
利用できるようにすることができる。
【0061】さらに、無信号判別回路36では、ノイズに
よる過渡応答を利用することで簡単に無信号を判別でき
るとともに、この無信号判別を極性判別に先立って行う
ことでEGG,ENN 等の端子n,g に同じ配線が接続された誤
接続と端子n,g に配線G,N が逆に接続されたEGN とを区
別することができ、配線修正にあたっての対応を迅速か
つ確実に行うことができる。
【0062】また、極性判別回路37においては、送り込
まれた信号を矩形パルス整形して正負の順序を比較する
ことで逆相の信号を確実に判別することができるととも
に、反転および非反転させたものをコンパレータに送る
ことで矩形パルス化を簡単かつ確実に行うことができ
る。
【0063】さらに、判定結果表示回路38により電圧判
別結果、無信号判別結果、極性判別結果を順次表示する
ため、誤接続の内容を明確に識別することができ、接続
を改める作業を迅速かつ確実に行うことができる。
【0064】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、以下に示すような変形等も本発明に含まれ
るものである。すなわち、前記実施例では発信器20によ
る信号注入を電源配線10の中性線N の基端部に行った
が、これは接地線G の基端部でもよく、あるいは中性線
N と接地線G とを短絡する部分であってもよく、要する
に中性線N から接地線G にわたるループ電圧が発生でき
ればよい。
【0065】また、発信器20のトランス接続部21として
は、鉄心やフェライトコアに適宜数の捲線を施した既存
のもの等を適宜利用すればよく、コアの状態もカットリ
ング式等を適宜採用すればよい。そして、トランス接続
部21はクランプ式に限らないが、中性線N 等の所定部位
に当該線に何ら加工することなく簡単に装着できること
が望ましい。
【0066】さらに、発信器20の発生信号は単発正負の
正弦波パルスに限らず、三角波、矩形波等でもよく、要
するに正負の着順により極性が判別できるように正負の
成分を有する単発のパルス性電圧信号であればよい。そ
して、前記実施例のように単発パルスを逆相で連続して
発生させたが、他の手段によりフィルタ回路34の過渡応
答を回避できる場合には基本的な単発パルスのみを発生
すればよい。
【0067】また、パルス性電圧信号の周波数は5KHzに
限らず、他の周波数でもよいが、識別性を高めるために
電源周波数である50〜60Hzの付近は避けるとともに、か
つ周囲の機器等の影響を避けるためにスイッチングレギ
ュレータや高周波インバータ等の周波数から離れている
ことが望ましい。
【0068】また、発信器20からの信号注入は適宜な繰
り返し時間をおいて行えばよく、この繰り返し時間とし
てはフィルタ回路34等の過渡応答が十分に減衰する時間
となるように設定することが望ましい。
【0069】さらに、判定器30に含まれる各回路32〜38
の具体的回路や素子構成等は任意であり、実施にあたっ
て各回路としての所期の機能が得られるように適宜選択
すればよい。例えば、無信号判別回路36はノイズの過渡
応答を利用するものに限らず、発信器20の信号注入間隔
に応じて信号検出を監視するもの等であってもよい。ま
た、極性判別回路37は矩形パルス整形するものに限ら
ず、微小時間で信号の正負が確実に判別できれるもので
あれば正弦波パルスのまま判別してもよい。
【0070】そして、判定器30において、リレー回路33
は必須ではなく、フィルタ回路34以降が過大電圧等に耐
えうるものであれば適宜省略してもよい。また、フィル
タ回路34やレベル調整回路35も、無信号判別回路36や極
性判別回路37が端子n,g から直接的に信号を取り出せる
のであれば適宜省略してよい。
【0071】さらに、無信号判別回路36は省略してもよ
く、例えば極性判別回路37で正極性、負極性、および極
性なしという三つの判別を行うとすれば、端子n,g への
同じ配線の誤接続も判別することができる。しかし、無
信号時のノイズによる誤判別を回避するために無信号判
別回路36を用いることが望ましい。
【0072】この他、本発明は電源配線10の各配線E,N,
G と三端子コンセント11の各端子e,n,g との誤接続に限
らず、電源配線10の各配線E,N,G と各々からの分岐線と
の接続判定等に適用してもよい。
【0073】そして、前記実施例では三相四線式の電源
配線10を判定対象としたが、図14のような三相三線式の
電源配線や、図15のような単相三線式の電源配線等であ
ってもよく、それぞれ前記実施例の装置12および判定作
業手順をそのまま適用することができる。さらに、本発
明は電源配線に限らず、シールドを有する信号配線や制
御配線など、基端側が短絡された二本の配線の末端側か
らの接続判定にも利用できる。
【0074】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば基
端側で短絡された二本の配線に注入した信号の極性を末
端側で判別することで、当該二本の配線の接続状態を活
線状態のまま効率よく確実かつ安全に判定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】前記実施例の基本的な注入信号波形を示すグラ
フ。
【図3】前記実施例の実際の注入信号波形を示すグラ
フ。
【図4】前記実施例のフィルタ回路に入力される信号波
形を示すグラフ。
【図5】前記実施例のフィルタ回路の中間での信号波形
を示すグラフ。
【図6】前記図2の信号注入時のフィルタ回路の出力信
号波形を示すグラフ。
【図7】前記図3の信号注入時のフィルタ回路の出力信
号波形を示すグラフ。
【図8】前記実施例の極性判別回路に入力される正相時
の信号波形を示すグラフ。
【図9】前記実施例の極性判別回路に入力される逆相時
の信号波形を示すグラフ。
【図10】前記実施例の極性判別回路で整形された正相時
の信号波形を示すグラフ。
【図11】前記実施例の極性判別回路で整形された逆相時
の信号波形を示すグラフ。
【図12】前記実施例の接続判定作業手順を示すフローチ
ャート。
【図13】既存の三相四線式の電源配線を示す模式図。
【図14】既存の三相三線式の電源配線を示す模式図。
【図15】既存の単相三線式の電源配線を示す模式図。
【符号の説明】
10 電源配線 11 三端子コンセント 12 配線接続判定装置 20 発信器 21 トランス接続部 30 判定器 31 接続線 37 極性判別回路 E 電力線 N 中性線 G 接地線 e 電力端子 n 中性端子 g 接地端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪野 朋敦 神奈川県横浜市港南区野庭町615番地 野 庭団地1−111 (72)発明者 松田 慎一郎 神奈川県横浜市神奈川区菅田町450番地の 1 ライオンズマンション菅田第2−204

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側が短絡された二本の配線の何れか
    の基端側にパルス性電圧信号を注入し、前記二本の配線
    が接続されるべき二つの末端側部分の間の電圧信号を検
    出し、当該検出した信号の極性が前記注入した信号と同
    じならば前記二つの末端側部分に前記二本の配線が正し
    く接続されていると判別する手順を含むことを特徴とす
    る配線接続判定方法。
  2. 【請求項2】 配線の中間部分に対して所定のパルス性
    電圧信号を注入する発信器と、二本の配線間の電圧信号
    を検出してその極性を判別する判定器とを有することを
    特徴とする配線接続判定装置。
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