JPH0669230A - Misfetの製造方法 - Google Patents

Misfetの製造方法

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JPH0669230A
JPH0669230A JP4217080A JP21708092A JPH0669230A JP H0669230 A JPH0669230 A JP H0669230A JP 4217080 A JP4217080 A JP 4217080A JP 21708092 A JP21708092 A JP 21708092A JP H0669230 A JPH0669230 A JP H0669230A
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之廣 冨永
Akihiko Nara
明彦 奈良
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゲート酸化膜耐圧のAモードやBモード不良
を無くし、信頼性の高いMISFETの製造方法を提供
する。 【構成】 ゲート酸化膜成長後の工程において、ゲート
酸化膜の表面を回転モータ4に取り付けられたブラシ5
によってブラッシングされる。その際、純水ノズル6で
ブラシ処理中および処理後、純水を吐出し、半導体ウエ
ハ1表面をリンスする。この時、ゲート酸化膜の表面は
純水との摩擦により静電気が発生し、マイナスに帯電す
る。この帯電後、イオン化しているウェット洗浄液で洗
浄を行い、その後、ゲート電極を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体素子、特にMI
SFET(Metal InsulaterSemic
onductor Field Effect Tra
nsister)の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、以下に示すようなものがあった。図11はかか
る従来の一般的なN型MOSトランジスタの断面図であ
る。この図において、P型のシリコン基板51にN型の
ソースおよびドレイン52、その上にゲート酸化膜53
及びフィールド酸化膜55を形成し、そのゲート酸化膜
53上に多結晶Siより成るゲート電極54を形成し
て、その上に配線分離用絶縁膜56を形成する。そこ
で、配線分離用絶縁膜56に選択的エッチングにより、
コンタクトホールを形成して、配線用金属膜57を配線
する。
【0003】このように構成されるMOSトランジスタ
の1つの問題点として、ゲート酸化膜53の絶縁破壊に
よる信頼性の低下が挙げられる。このゲート酸化膜53
の電気的耐圧特性を調査する1つの方法を示したものが
図12である。P型基板61上にはゲート酸化膜62が
形成され、このゲート酸化膜62としては10〜50n
mの酸化膜が現在一般的に用いられている。また、ゲー
ト酸化膜62上には多結晶Siゲート電極63が形成さ
れ、この調査においては、耐圧の感度を向上させるた
め、通常のトランジスタに比較して大幅に広い面積、例
えば、10〜30mm2 が用いられている。
【0004】このように作製された構造において、端子
64をゲート電極63に接触させ、ゲート酸化膜62の
耐圧を測定する。この時の測定方法としては、可変電圧
源65を低電圧より順次上昇させることにより、電流計
66により、規定電流が流れる電圧をゲート酸化膜62
の絶縁耐圧と判定している。この時のゲート酸化膜62
の耐圧分布を示したものが図13であり、ゲート酸化膜
62は20nmで、ゲート電極63の面積は20mm2
であり、判定電流は4μA/cm2 である。ゲート酸化
膜62の耐圧はAモードと呼ばれている低電圧グループ
と、中電圧のBモードグループ及び酸化膜本来の耐圧を
示すCモードグループに別れて分布している一般的な耐
圧分布を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、一般的に
形成されたゲート酸化膜においては、AモードやBモー
ドと呼ばれる低耐圧部分が存在しているため、信頼性が
低下するという問題点がある。この不良を防止するた
め、電圧ストレス試験を行い、初期的な不良を取り除く
ようにしているが、完全な防止対策とは成り得ず、コス
ト的な問題も発生していた。
【0006】本発明は、以上述べたゲート酸化膜耐圧の
AモードやBモード不良を無くし、信頼性の高いMIS
FETの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、MISFETの製造方法において、MI
SFETのゲート絶縁膜を成長させる工程と、このゲー
ト絶縁膜表面を所定電位に帯電させる工程と、ゲート電
極用金属膜を成長させる工程とを施すようにしたもので
ある。
【0008】また、ゲート絶縁膜表面を所定電位に帯電
させる工程の後に、イオン化した溶液中で洗浄する工程
を施すようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、上記したように、MISFE
Tの製造方法において、ゲート酸化膜成長後の工程にお
いて、ゲート酸化膜の表面を所定の電位に帯電させた
後、イオン化しているウェット洗浄液で洗浄を行い、そ
の後、ゲート電極を形成する。
【0010】したがって、機械的に付着したパーティク
ルや静電気力によって付着したパーティクルが完全に除
去され、ゲート酸化膜上に成長するゲート電極としての
多結晶Siが均一となるため、ゲート酸化膜の電気的耐
圧が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すMI
SFETの製造工程フローチャートである。まず、アク
ティブ工程等のゲート膜形成工程以前の処理を行い、
耐圧向上を目的とするゲート酸化膜(SiO2 膜)を、
例えば20nm成長させる(ステップ)。次に、純
水を用いたブラシスクラブで帯電処理を行い(ステップ
)、次に、イオン化している洗浄液、例えば硫酸、
過酸化水素水と純水の混合液でディップ洗浄を行い(ス
テップ)、多結晶シリコンゲート電極の形成を行い
(ステップ)、POCl3 の拡散を行い(ステップ
)、その後は一般的な処理によりウエハプロセスを行
う。
【0012】図2は本発明の実施例を示すゲート酸化膜
の帯電処理の一例を示す図である。ここでは、スクラバ
と呼ばれ、従来から用いられている半導体ウエハを純水
とともにブラシでスクラブし、ウエハ表面に付着した異
物を除去する装置の概略を示している。まず、ゲート酸
化工程を完了した半導体ウエハ1は、導電性を有するス
ピン・チャック2によって真空吸着され、回転軸3によ
って回転動作すると共に、半導体ウエハ1表面は、回転
モータ4に取り付けられたブラシ5によってブラッシン
グされる。この時、スピン・チャック2はGND電位に
接続されているものとする。また、ブラシ5はスウイン
グ軸によって半導体ウエハ1の中心部から周辺部にスウ
イングされる。更に、純水ノズル6でブラシ処理中およ
び処理後、純水を吐出し、半導体ウエハ1表面をリンス
する。この時、ゲート酸化膜の表面は純水との摩擦によ
り静電気が発生し帯電する。
【0013】図3はこの時のゲート酸化膜のスクラブ時
間(秒)と帯電電圧(V)との関係を示す図である。ス
クラブ条件は6インチの半導体ウエハで約2〜4kgf
/cm2 の低圧で、半導体ウエハ中心部に200〜40
0cc/mの純水量を回転数1000rpmでリンス処
理したものである。この時、半導体ウエハ1の酸化膜
は、純水との摩擦によりマイナス帯電、つまり電子がチ
ャージされ、処理時間とともに徐々に増加し、ある値で
飽和特性を示す。
【0014】この飽和帯電電圧とゲート酸化膜厚の相関
を示したものが図4である。薄い方からゲート酸化膜厚
100nm位までは、膜厚に比例法値、つまり12MV
/cmの値を示している。更に、図5は、ゲート酸化膜
厚20nmにおいて、ウエハ回転数を1000rpmか
ら、3000rpm,6000rpmと変化させた時の
リンス時間に対する帯電量を示したものである。ウエハ
回転数1000rpmにおいては、飽和帯電圧を示すの
に約400秒を要するのに対して、3000rpmでは
約100秒、6000rpmでは、30秒と速く飽和さ
せることができる。
【0015】この帯電は、図6に示すように、純水リン
スとブラシスクラブの組み合わせ(○印)は、純水リン
スのみ(▲印)と同一の値を示すことから、純水と酸化
膜の摩擦のみで決定されていることが判る。しかる後、
イオン化している洗浄液、例えば硫酸と過酸化水素水、
純水の混合液にディップ洗浄し、純水リンスおよびスピ
ンドライ乾燥を行う。その後、電極材、例えば多結晶S
i膜を、約600℃でSiH4 を熱分解して成長させ、
更に、POCl3 等の熱拡散で多結晶Siを拡散し、ホ
トリソ及びエッチング技術でゲート電極パターンを形成
する。このようにして、MOSFETを作製する。
【0016】図7〜図9はこのようにして作製されるM
OSFET20nmゲート酸化膜の耐圧を、ブラシスク
ラブ時の帯電電圧を変化させて測定した図である。図7
は一般的なブラシスクラブでパーティクルを除去する条
件が、ウエハ回転数1000rpm、ブラシ及び純水リ
ンスの合計時間約30秒で、この時の酸化膜への帯電量
は−6Vである。この条件におけるゲート酸化膜の耐圧
分布の向上がやや見られるものの、ブラシスクラブを行
わない場合は、図13とほぼ同じ特性を示し、Aモー
ド、Bモードの不良の発生が見られる。
【0017】ところが、図8で示すように、ブラシスク
ラブおよび純水リンス時間をゲート酸化膜20nmで4
00秒とし、飽和帯電圧の約−24Vまで帯電させた結
果、ゲート酸化膜耐圧は、Aモード及びBモード不良が
大幅に減少し、殆どのエリアで酸化膜の真性耐圧である
Cモード値を示している。この条件では、図5に示した
ように、ウエハ回転数1000rpmにおいては、飽和
帯電圧を示すのに約400秒の純水リンスが必要であ
り、大幅に処理時間が延びてしまう。なお、図5に示し
たように、3000rpmでは、100秒、6000r
pmでは、30秒と高速回転を行うと、短時間で飽和帯
電量に達することができる。
【0018】図9は本発明によるMOSFET20nm
ゲート酸化膜をウエハ回転数6000rpmで30秒純
水リンスした時の耐圧分布である。図8と同様に、Aモ
ード,Bモード不良がなくなり、Cモードの真性耐圧値
を示しており、耐圧の大幅な向上が図られている。一
方、同様な方法で、飽和帯電させた後、イオン化溶液で
洗浄を行わず、帯電した状態で直接多結晶Si膜を成長
させた半導体ウエハの耐圧分布を示したのが図10であ
る。
【0019】イオン化溶液での洗浄なしでのウエハにお
いても、若干のAモード、Bモード不良が見られるもの
の、ブラシスクラブ無しの図10の耐圧分布と比較し
て、大幅な向上が見られる。これらの結果から考えられ
ることは、ブラシスクラブによって酸化膜表面に付着し
ているパーティクルは完全に除去され、その後の多結晶
Si成長時における不完全成長要因が防止される。更
に、図8及び図9に示すように、酸化膜の最大帯電圧
は、12MV/cmと一般的に言われている酸化膜の真
性電圧と一致している。つまり、マイナスの電荷である
電子は、ゲート酸化膜の表面に帯電し、これ以上、ゲー
ト酸化膜と純水の摩擦を行っても酸化膜の耐圧以上とな
って、一部ミクロ的に酸化膜を通して基板のSiに電荷
が流れてしまうと考えられる。このように、全体的に表
面には、酸化膜耐圧に等しい電荷、つまり電子が存在し
ているとともに、一部の酸化膜表面は、電荷がリーク
し、余分な電子が無い状態、つまり、酸化膜表面の電子
分布が大幅に異なる状態となっている。
【0020】一般的に熱分解によるCVDの膜堆積は、
表面の電子が大きく関与すると考えられており、ブラシ
スクラブ直後の表面の電子状態の分布ムラは、多結晶S
iの成長異常となって現れると考えられる。このように
成長した構造のゲート酸化膜と多結晶Siにおいては、
界面の凹凸や熱ストレス等により、酸化膜の耐圧は劣化
し、Aモード不良となる。
【0021】一方、ブラシスクラブ後、帯電した状態
で、イオン化した洗浄液にディップすると、帯電電子は
液中に解放され帯電は減少する。また、酸化膜表面にメ
カニカル的に付着していた粒子はブラシスクラブで除去
され、表面には静電吸着力による粒子が付着している
が、この粒子も帯電で洗浄液中で解放されると同時に酸
化膜表面から放たれることになる。
【0022】このようにして、ブラシスクラブ及びイオ
ン化した洗浄液での処理後の酸化膜の表面は、電子の帯
電がなくて、非常にクリーンな状態となっている。この
ような状態で、多結晶Si成長を行うと、酸化膜表面で
均一な多結晶Si成長が開始され、安定した多結晶Si
酸化膜界面が得られ、良好な酸化膜耐圧を示すようにな
る。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、MISFETのゲート絶縁膜表面を、所定電位
に帯電させるようにしたので、ゲート酸化膜の耐圧分布
特性の向上を図ることができる。また、MISFETの
ゲート絶縁膜の帯電後、イオン化した溶液中で洗浄する
ことにより、機械的に付着したパーティクルや静電気力
によって付着したパーティクルが完全に除去され、ゲー
ト酸化膜上に成長するゲート電極としての多結晶Siが
均一となるため、ゲート酸化膜の電気的耐圧が向上し、
MISFETの初期歩留まりと信頼性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すMISFETの製造工程
フローチャートである。
【図2】本発明の実施例を示すゲート酸化膜の帯電処理
の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す各ゲート酸化膜のスクラ
ブ時間と帯電電圧との関係を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示すゲート酸化膜の飽和帯電
電圧とゲート酸化膜厚の相関を示す図である。
【図5】本発明の実施例を示す半導体ウエハ回転数と帯
電速度特性図である。
【図6】本発明の実施例を示すブラシスクラブと純水リ
ンス処理による帯電電圧特性図である。
【図7】本発明の実施例を示すMOSFET20nmゲ
ート酸化膜耐圧分布特性図(半導体ウエハ回転数100
0rpm,ブラシスクラブ30秒)である。
【図8】本発明の実施例を示すMOSFET20nmゲ
ート酸化膜耐圧分布特性図(半導体ウエハ回転数100
0rpm,ブラシスクラブ400秒)である。
【図9】本発明の実施例を示すMOSFET20nmゲ
ート酸化膜耐圧分布特性図(半導体ウエハ回転数600
0rpm,ブラシスクラブ30秒)である。
【図10】本発明の実施例を示す酸化膜耐圧分布特性図
である。
【図11】従来の一般的なN型MOSトランジスタの断
面図である。
【図12】ゲート酸化膜の電気的耐圧特性を調査する方
法を示す図である。
【図13】従来のゲート酸化膜の耐圧分布を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 2 スピン・チャック 3 回転軸 4 回転モータ 5 ブラシ 6 純水ノズル
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8831−4M H01L 21/30 341 L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)MISFETのゲート絶縁膜を成長
    させる工程と、 (b)該ゲート絶縁膜表面を所定電位に帯電させる工程
    と、 (c)ゲート電極用金属膜を成長させる工程とを施すこ
    とを特徴とするMISFETの製造方法。
  2. 【請求項2】(a)MISFETのゲート絶縁膜を成長
    させる工程と、 (b)該ゲート絶縁膜表面を所定電位に帯電させる工程
    と、 (c)イオン化した溶液中で洗浄する工程と、 (d)ゲート電極用金属膜を成長させる工程とを施すこ
    とを特徴とするMISFETの製造方法。
  3. 【請求項3】 ゲート絶縁膜表面の帯電は回転させた絶
    縁体を前記ゲート絶縁膜に接触させながら絶縁性液体で
    リンスし、絶縁体との摩擦力により行う請求項1又は2
    記載のMISFETの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10223584A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10223584A (ja) * 1997-02-07 1998-08-21 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板洗浄装置

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