JPH0669534A - 全方位光検出装置 - Google Patents
全方位光検出装置Info
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- JPH0669534A JPH0669534A JP22263292A JP22263292A JPH0669534A JP H0669534 A JPH0669534 A JP H0669534A JP 22263292 A JP22263292 A JP 22263292A JP 22263292 A JP22263292 A JP 22263292A JP H0669534 A JPH0669534 A JP H0669534A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出誤差を防止するとともに、設置面からの
飛び出しを少なくして設置スペースを小さくすることの
できる全方位光検出装置の提供。 【構成】 全方位日射センサ1を構成する光検出素子3
は、X方向位置検出部5、Y方向位置検出部6、光強度
検出部7より成り、透明基板2の一方の面上に一体に形
成されている。
飛び出しを少なくして設置スペースを小さくすることの
できる全方位光検出装置の提供。 【構成】 全方位日射センサ1を構成する光検出素子3
は、X方向位置検出部5、Y方向位置検出部6、光強度
検出部7より成り、透明基板2の一方の面上に一体に形
成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アモルファスシリコン
系半導体などの光導電効果を利用して、例えば、太陽光
の方位、高度、および強度を検出する日射センサとして
好適な全方位光検出装置に関する。
系半導体などの光導電効果を利用して、例えば、太陽光
の方位、高度、および強度を検出する日射センサとして
好適な全方位光検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等の空調制御を行う場合に
は、日射センサにより日射量を検出して、この日射量に
応じて空調装置の吹出し温度または風量を制御する日射
補正制御が行われているが、より適正な空調制御を行う
ためには、日射光の高度、方位、強度等を正確に検出す
る必要がある。そこで、従来より、それぞれ異なる方位
を臨むように配された複数の光検出素子を備え、この各
光検出素子より日射量に応じて出力される電流値に基づ
いて、高度、方位、強度を検出する日射センサが提案さ
れている(実開昭62−189908号公報参照)。
は、日射センサにより日射量を検出して、この日射量に
応じて空調装置の吹出し温度または風量を制御する日射
補正制御が行われているが、より適正な空調制御を行う
ためには、日射光の高度、方位、強度等を正確に検出す
る必要がある。そこで、従来より、それぞれ異なる方位
を臨むように配された複数の光検出素子を備え、この各
光検出素子より日射量に応じて出力される電流値に基づ
いて、高度、方位、強度を検出する日射センサが提案さ
れている(実開昭62−189908号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の日射
センサは、各光検出素子が相互に適正な位置に設置され
る必要があるため設置に伴う位置ずれが生じ易く、検出
誤差を発生する可能性が高い。また、各光検出素子を立
体的に配置する必要があることから、車両に装備した場
合にセンサ本体が設置面(例えばインストルメントパネ
ル)から大きく突出して、運転者に違和感を与え、外観
上好ましくないという課題を有していた。本発明は、上
記事情に基づいて成されたもので、その目的は、検出誤
差を防止するとともに、設置面からの飛び出しを少なく
して設置スペースを小さくすることのできる全方位光検
出装置の提供にある。
センサは、各光検出素子が相互に適正な位置に設置され
る必要があるため設置に伴う位置ずれが生じ易く、検出
誤差を発生する可能性が高い。また、各光検出素子を立
体的に配置する必要があることから、車両に装備した場
合にセンサ本体が設置面(例えばインストルメントパネ
ル)から大きく突出して、運転者に違和感を与え、外観
上好ましくないという課題を有していた。本発明は、上
記事情に基づいて成されたもので、その目的は、検出誤
差を防止するとともに、設置面からの飛び出しを少なく
して設置スペースを小さくすることのできる全方位光検
出装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、それぞれ光を導入するための第1導入
孔、第2導入孔、および第3導入孔が形成された遮光部
材と、この遮光部材に重ね合わされて、前記第1導入
孔、第2導入孔、および第3導入孔より導入された光を
透過する透明基板と、この透明基板の前記遮光部材と反
対側に設けられた光検出素子とを備え、この光検出素子
は、前記第1導入孔より導入されて前記透明基板を透過
した光を受光することで、そのX座標軸方向の受光位置
に応じて電気的出力値が変化するX方向位置検出部、前
記第2導入孔より導入されて前記透明基板を透過した光
を受光することで、そのY座標軸方向の受光位置に応じ
て電気的出力値が変化するY方向位置検出部、および前
記第3導入孔より導入されて前記透明基板を透過した光
を受光することで、その受光量に応じて電気的出力値が
変化する光強度検出部より成り、前記X方向位置検出
部、前記Y方向位置検出部、および前記光強度検出部が
前記透明基板上に一体的に設けられたことを技術的手段
とする。
成するために、それぞれ光を導入するための第1導入
孔、第2導入孔、および第3導入孔が形成された遮光部
材と、この遮光部材に重ね合わされて、前記第1導入
孔、第2導入孔、および第3導入孔より導入された光を
透過する透明基板と、この透明基板の前記遮光部材と反
対側に設けられた光検出素子とを備え、この光検出素子
は、前記第1導入孔より導入されて前記透明基板を透過
した光を受光することで、そのX座標軸方向の受光位置
に応じて電気的出力値が変化するX方向位置検出部、前
記第2導入孔より導入されて前記透明基板を透過した光
を受光することで、そのY座標軸方向の受光位置に応じ
て電気的出力値が変化するY方向位置検出部、および前
記第3導入孔より導入されて前記透明基板を透過した光
を受光することで、その受光量に応じて電気的出力値が
変化する光強度検出部より成り、前記X方向位置検出
部、前記Y方向位置検出部、および前記光強度検出部が
前記透明基板上に一体的に設けられたことを技術的手段
とする。
【0005】
【作用】上記構成より成る本発明の全方位光検出装置
は、透明基板上に設けられたX方向位置検出部およびY
方向位置検出部より出力される各々の電気的出力値によ
り、第1導入孔より導入されて透明基板を透過した光の
X座標軸方向の受光位置および第2導入孔より導入され
て透明基板を透過した光のY座標軸方向の受光位置が検
出される。また、透明基板上に設けられた光強度検出部
より出力される電気的出力値が光強度検出部で受光する
光の受光量に応じて変化することから、その光強度検出
部より出力される電気的出力値と上記のX座標軸方向の
受光位置およびY座標軸方向の受光位置とに基づいて光
の強度を算出することができる。
は、透明基板上に設けられたX方向位置検出部およびY
方向位置検出部より出力される各々の電気的出力値によ
り、第1導入孔より導入されて透明基板を透過した光の
X座標軸方向の受光位置および第2導入孔より導入され
て透明基板を透過した光のY座標軸方向の受光位置が検
出される。また、透明基板上に設けられた光強度検出部
より出力される電気的出力値が光強度検出部で受光する
光の受光量に応じて変化することから、その光強度検出
部より出力される電気的出力値と上記のX座標軸方向の
受光位置およびY座標軸方向の受光位置とに基づいて光
の強度を算出することができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1ないし図6を
基に説明する。図1は全方位日射センサの斜視図であ
る。本実施例の全方位日射センサ(全方位光検出装置)
1は、車両用空気調和装置に装備されるもので、図1に
示すように、主として透明基板2、光検出素子3、遮光
部材4より構成される。透明基板2は、光を透過させる
ことのできるもので、所定の厚さtを有するガラスある
いはプラスチック製の厚板で形成されている。光検出素
子3は、受光した光(日射光)のX座標軸方向における
受光位置を検出するX方向位置検出部5、受光した光の
Y座標軸方向における受光位置を検出するY方向位置検
出部6、および受光した光の強度を検出する光強度検出
部7より成り、透明基板2の一方の面上に一体に形成さ
れている。
基に説明する。図1は全方位日射センサの斜視図であ
る。本実施例の全方位日射センサ(全方位光検出装置)
1は、車両用空気調和装置に装備されるもので、図1に
示すように、主として透明基板2、光検出素子3、遮光
部材4より構成される。透明基板2は、光を透過させる
ことのできるもので、所定の厚さtを有するガラスある
いはプラスチック製の厚板で形成されている。光検出素
子3は、受光した光(日射光)のX座標軸方向における
受光位置を検出するX方向位置検出部5、受光した光の
Y座標軸方向における受光位置を検出するY方向位置検
出部6、および受光した光の強度を検出する光強度検出
部7より成り、透明基板2の一方の面上に一体に形成さ
れている。
【0007】ここで、光検出素子3の各検出部5〜7を
形成する具体的な方法を図2〜図4を基に説明する。ま
ず、透明基板2の一方の面上に、SnO2 、ITO、Z
nO等の金属酸化物より成る透明導電膜30を形成す
る。この透明導電膜30は、各検出部5〜7を含む範囲
で、図2に示すような形状にパターン成膜される。この
透明導電膜30の上に、アモルファスシリコン合金膜を
n−i−p−i−n層またはp−i−n−i−p層構造
に堆積させて成る光電変換膜31を成膜する。この光電
変換膜31は、光が通った部分がその光の強さに応じて
導電化する(光の強度に応じて抵抗値が低下する光導電
効果)ものである。そして、2つのダイオード成分の極
性が互いに反対方向となるように直列接続されることで
何れの極性の電圧が直列接続されたダイオード成分に印
加されても電流は流れない。
形成する具体的な方法を図2〜図4を基に説明する。ま
ず、透明基板2の一方の面上に、SnO2 、ITO、Z
nO等の金属酸化物より成る透明導電膜30を形成す
る。この透明導電膜30は、各検出部5〜7を含む範囲
で、図2に示すような形状にパターン成膜される。この
透明導電膜30の上に、アモルファスシリコン合金膜を
n−i−p−i−n層またはp−i−n−i−p層構造
に堆積させて成る光電変換膜31を成膜する。この光電
変換膜31は、光が通った部分がその光の強さに応じて
導電化する(光の強度に応じて抵抗値が低下する光導電
効果)ものである。そして、2つのダイオード成分の極
性が互いに反対方向となるように直列接続されることで
何れの極性の電圧が直列接続されたダイオード成分に印
加されても電流は流れない。
【0008】つぎに、光電変換膜31の上に、金属マス
ク(図示しない)を用いて、各検出部5〜7の出力電極
5a、6a、7aとなる金属膜32(Al、Cr、N
i、Mo、Ti等)をパターン成膜する。そして、この
金属膜32をマスクとして、各検出部5〜7に対応する
位置以外に成膜されたアモルファスシリコン合金膜をC
F4 ドライエッチングする(この状態を図3に示す)。
最後に、透明導電膜30上で、X方向位置検出部5およ
びY方向位置検出部6の両端側に、金属マスクを用いて
入力電極8、9、10となる金属膜33(Al、Cr、
Ni、Mo、Ti等)をパターン成膜する(この状態を
図4に示す)。なお、入力電極10は、X方向位置検出
部5とY方向位置検出部6との共通のアース電極とさ
れ、入力電極8、9には、検出回路11内の電源12よ
り所定の電圧(本実施例では5V)が印加される。
ク(図示しない)を用いて、各検出部5〜7の出力電極
5a、6a、7aとなる金属膜32(Al、Cr、N
i、Mo、Ti等)をパターン成膜する。そして、この
金属膜32をマスクとして、各検出部5〜7に対応する
位置以外に成膜されたアモルファスシリコン合金膜をC
F4 ドライエッチングする(この状態を図3に示す)。
最後に、透明導電膜30上で、X方向位置検出部5およ
びY方向位置検出部6の両端側に、金属マスクを用いて
入力電極8、9、10となる金属膜33(Al、Cr、
Ni、Mo、Ti等)をパターン成膜する(この状態を
図4に示す)。なお、入力電極10は、X方向位置検出
部5とY方向位置検出部6との共通のアース電極とさ
れ、入力電極8、9には、検出回路11内の電源12よ
り所定の電圧(本実施例では5V)が印加される。
【0009】遮光部材4は、遮光性を有する薄い膜状部
材で、透明基板2の他方の面に重ね合わされている。こ
の遮光部材4には、各検出部5〜7に日射光を導入する
ために、図5(遮光部材4側から見た全方位日射センサ
1の斜視図)に示すように、X方向位置検出部5に対応
する第1導入孔4a、Y方向位置検出部6に対応する第
2導入孔4b、光強度検出部7に対応する第3導入孔4
cがそれぞれ形成されている。この遮光部材4の形成方
法としては、遮光性インキを用いたスクリーン印刷によ
る方法、あるいは、蒸着、スパッタリング、CVD等に
より形成した金属合金膜や遮光性樹脂を、金属マスクま
たはフォトリソグラフィー等でパターン成形する方法等
がある。
材で、透明基板2の他方の面に重ね合わされている。こ
の遮光部材4には、各検出部5〜7に日射光を導入する
ために、図5(遮光部材4側から見た全方位日射センサ
1の斜視図)に示すように、X方向位置検出部5に対応
する第1導入孔4a、Y方向位置検出部6に対応する第
2導入孔4b、光強度検出部7に対応する第3導入孔4
cがそれぞれ形成されている。この遮光部材4の形成方
法としては、遮光性インキを用いたスクリーン印刷によ
る方法、あるいは、蒸着、スパッタリング、CVD等に
より形成した金属合金膜や遮光性樹脂を、金属マスクま
たはフォトリソグラフィー等でパターン成形する方法等
がある。
【0010】上記の検出回路11は、日射光の受光位置
P(x、y)に応じてX方向位置検出部5およびY方向
位置検出部6より出力される出力電位Vx、Vyを基
に、日射高度θ(各導入孔4a、4b、4cに入射する
日射光の入射角度)、日射方位φ(図6参照)を算出す
るとともに、その算出された日射高度θと光強度検出部
7で得られる出力電流Aを基に、日射強度Iを算出す
る。以下に日射高度θ、日射方位φ、および日射強度I
の検出方法を説明する。各導入孔4a、4b、4cに入
射する日射光の入射角度をθとした場合、透明基板2に
入射した日射光の角度はθ′となる(図6参照)。すな
わち、各導入孔4a、4b、4cより入射した日射光
は、光検出素子3の検出面30上のP(x、y)点に
θ′の角度で到達する。ここで、光検出素子3の検出面
30上のY軸とP(x、y)点との成す角度、すなわち
日射方位φは、P(x、y)点に対応して検出される上
記の出力電位Vx、Vyに基づいて次式にて算出され
る。
P(x、y)に応じてX方向位置検出部5およびY方向
位置検出部6より出力される出力電位Vx、Vyを基
に、日射高度θ(各導入孔4a、4b、4cに入射する
日射光の入射角度)、日射方位φ(図6参照)を算出す
るとともに、その算出された日射高度θと光強度検出部
7で得られる出力電流Aを基に、日射強度Iを算出す
る。以下に日射高度θ、日射方位φ、および日射強度I
の検出方法を説明する。各導入孔4a、4b、4cに入
射する日射光の入射角度をθとした場合、透明基板2に
入射した日射光の角度はθ′となる(図6参照)。すな
わち、各導入孔4a、4b、4cより入射した日射光
は、光検出素子3の検出面30上のP(x、y)点に
θ′の角度で到達する。ここで、光検出素子3の検出面
30上のY軸とP(x、y)点との成す角度、すなわち
日射方位φは、P(x、y)点に対応して検出される上
記の出力電位Vx、Vyに基づいて次式にて算出され
る。
【0011】
【数1】 x>0,y>0のとき、φ=tan-1(x/y)−π
【数2】 x<0,y>0のとき、φ=tan-1(x/y)+π
【数3】 y<0のとき、φ=tan-1(x/y)
【0012】ここで、遮光部材4に形成された各導入孔
4a、4b、4cの真下の検出面30の中心座標Oの出
力電位をV0x、V0yとし、光検出素子3の電位勾配(V
/mm)をΔx、Δyとすると、P(x、y)点は次式に
て表される。
4a、4b、4cの真下の検出面30の中心座標Oの出
力電位をV0x、V0yとし、光検出素子3の電位勾配(V
/mm)をΔx、Δyとすると、P(x、y)点は次式に
て表される。
【数4】x=(Vx−V0x)/Δx
【数5】y=(Vy−V0y)/Δy
【0013】また、空気の屈折率を1、透明基板2の屈
折率をn1 とすると、次式の関係がある。
折率をn1 とすると、次式の関係がある。
【数6】 sin(π/2−θ)/sin(π/2−θ′)=n1 /1 そして、透明基板2の板厚をtとすれば、日射高度θは
次式にて算出される。
次式にて算出される。
【数7】 θ=π/2−tan-1{A/(|1−A2 |)1/2 } 但し、
【数8】 A=n1 ×{(x2 +y2 )/(x2 +y2 +t2 )}1/2
【0014】また、日射光のP(x、y)点に発生する
光電流Aは日射強度Iに比例する。実際の日射光は日射
角度θで入射するから、光電流Aは次式の関係になる。
光電流Aは日射強度Iに比例する。実際の日射光は日射
角度θで入射するから、光電流Aは次式の関係になる。
【数9】A=I×sinθ
【数10】I=A/sinθ
【0015】次に、本実施例の作動を説明する。 イ)日射高度θおよび日射方位φを検出する場合。 まず、検出回路11内の電源12よりX方向位置検出部
5の両端部に形成された入力電極8、10間に5Vの電
圧が印加される。これにより、X方向位置検出部5の透
明導電膜30上の各点が、入力電極8、10からの距離
に比例した電位を示すようになる。そして、X方向位置
検出部5には、第1導入孔4aより導入された日射光が
透明基板2を透過して照射される。このとき、X方向位
置検出部5の光電変換膜31では、光が照射されると、
その受光位置P(x、y)に応じた部分が抵抗値の低下
によって導通部となることから、入力電極8、10間に
所定の電圧5Vを印加することにより、X方向位置検出
部5の出力電極5aから受光位置P(x、y)に応じた
電位Vxが出力される。つぎに、上記の場合と同様に、
検出回路11内の電源12より、Y方向位置検出部6の
両端部に形成された入力電極9、10間に5Vの電圧が
印加されることにより、Y方向位置検出部6の出力電極
6aから受光位置P(x、y)に応じた電位Vyが出力
される。このX方向位置検出部5の出力電極5aより出
力される電位VxおよびY方向位置検出部6の出力電極
6aより出力される電位Vyを基に、上記の数1ないし
数3より日射方位φ、数7より日射高度θが算出され
る。
5の両端部に形成された入力電極8、10間に5Vの電
圧が印加される。これにより、X方向位置検出部5の透
明導電膜30上の各点が、入力電極8、10からの距離
に比例した電位を示すようになる。そして、X方向位置
検出部5には、第1導入孔4aより導入された日射光が
透明基板2を透過して照射される。このとき、X方向位
置検出部5の光電変換膜31では、光が照射されると、
その受光位置P(x、y)に応じた部分が抵抗値の低下
によって導通部となることから、入力電極8、10間に
所定の電圧5Vを印加することにより、X方向位置検出
部5の出力電極5aから受光位置P(x、y)に応じた
電位Vxが出力される。つぎに、上記の場合と同様に、
検出回路11内の電源12より、Y方向位置検出部6の
両端部に形成された入力電極9、10間に5Vの電圧が
印加されることにより、Y方向位置検出部6の出力電極
6aから受光位置P(x、y)に応じた電位Vyが出力
される。このX方向位置検出部5の出力電極5aより出
力される電位VxおよびY方向位置検出部6の出力電極
6aより出力される電位Vyを基に、上記の数1ないし
数3より日射方位φ、数7より日射高度θが算出され
る。
【0016】ロ)日射強度Iを検出する場合。 両方の入力電極8、9にそれぞれ5Vを印加して、光強
度検出部7の出力電極7aを流れる電流値Aを検出す
る。この光強度検出部7では、どこの位置に日射光(第
3導入孔4cより導入された日射光)が照射されても、
光強度検出部7の透明導電膜30上が同電位となること
から、出力電極7aを流れる電流値Aは変わらず、その
電流値Aは、日射量(日射強度)に応じて変化する信号
となる。そして、実際の日射光は角度θで入射すること
から、出力電極7aを流れる電流値Aを日射高度θの正
弦関数sinθで除算することにより、日射強度Iが算
出される。なお、本実施例の全方位日射センサ1では、
X方向位置検出部5、Y方向位置検出部6、および光強
度検出部7を独立して形成したことにより、日射高度
θ、日射方位φ、日射強度Iを検出する上で、何らの切
換回路を必要とすることがない。
度検出部7の出力電極7aを流れる電流値Aを検出す
る。この光強度検出部7では、どこの位置に日射光(第
3導入孔4cより導入された日射光)が照射されても、
光強度検出部7の透明導電膜30上が同電位となること
から、出力電極7aを流れる電流値Aは変わらず、その
電流値Aは、日射量(日射強度)に応じて変化する信号
となる。そして、実際の日射光は角度θで入射すること
から、出力電極7aを流れる電流値Aを日射高度θの正
弦関数sinθで除算することにより、日射強度Iが算
出される。なお、本実施例の全方位日射センサ1では、
X方向位置検出部5、Y方向位置検出部6、および光強
度検出部7を独立して形成したことにより、日射高度
θ、日射方位φ、日射強度Iを検出する上で、何らの切
換回路を必要とすることがない。
【0017】本発明の第2実施例を図7に示す。この第
2実施例では、図7に示すように、X方向位置検出部
5、Y方向位置検出部6、および光強度検出部7に対応
する各導入孔4a〜4cを繋げて、略十字形の光導入孔
40を形成したものである。なお、本実施例の場合、日
射強度Iに比例する電流値Aを大きくすることができる
が、各導入孔4a〜4cを繋げて形成したことで、日射
の方向によって日射光の当たる面積が変化することにな
る。このため、その変化に対応して、第2光強度検出部
70および第3光強度検出部71を設ける必要がある。
2実施例では、図7に示すように、X方向位置検出部
5、Y方向位置検出部6、および光強度検出部7に対応
する各導入孔4a〜4cを繋げて、略十字形の光導入孔
40を形成したものである。なお、本実施例の場合、日
射強度Iに比例する電流値Aを大きくすることができる
が、各導入孔4a〜4cを繋げて形成したことで、日射
の方向によって日射光の当たる面積が変化することにな
る。このため、その変化に対応して、第2光強度検出部
70および第3光強度検出部71を設ける必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明の全方位光検出装置は、共通の透
明基板上に、X方向位置検出部、Y方向位置検出部、お
よび光強度検出部を一体に形成したことにより、従来の
ような設置に伴う検出誤差の発生を防止することができ
る。また、各検出部を立体的に配置することなく、透明
基板上に平面的に構成することができるため、装置を設
置する設置面からの飛び出しを少なくして、設置スペー
スを小さくすることができる。
明基板上に、X方向位置検出部、Y方向位置検出部、お
よび光強度検出部を一体に形成したことにより、従来の
ような設置に伴う検出誤差の発生を防止することができ
る。また、各検出部を立体的に配置することなく、透明
基板上に平面的に構成することができるため、装置を設
置する設置面からの飛び出しを少なくして、設置スペー
スを小さくすることができる。
【図1】第1実施例に係る全方位日射センサの斜視図で
ある。
ある。
【図2】全方位日射センサを構成する光検出素子の製造
工程を示す説明図である。
工程を示す説明図である。
【図3】全方位日射センサを構成する光検出素子の製造
工程を示す説明図である。
工程を示す説明図である。
【図4】全方位日射センサを構成する光検出素子の製造
工程を示す説明図である。
工程を示す説明図である。
【図5】本実施例に係る全方位日射センサの遮光部材側
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
【図6】日射光の高度および方位を説明する説明図であ
る。
る。
【図7】第2実施例に係る全方位日射センサの斜視図で
ある。
ある。
1 全方位日射センサ(全方位光検出装置) 2 透明基板 3 光検出素子 4 遮光部材 4a第1導入孔 4b第2導入孔 4c第3導入孔 5 X方向位置検出部 6 Y方向位置検出部 7 光強度検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 知司 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 白井 誠 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】a)それぞれ光を導入するための第1導入
孔、第2導入孔、および第3導入孔が形成された遮光部
材と、 b)この遮光部材に重ね合わされて、前記第1導入孔、
第2導入孔、および第3導入孔より導入された光を透過
する透明基板と、 c)この透明基板の前記遮光部材と反対側に設けられた
光検出素子とを備え、この光検出素子は、前記第1導入
孔より導入されて前記透明基板を透過した光を受光する
ことで、そのX座標軸方向の受光位置に応じて電気的出
力値が変化するX方向位置検出部、前記第2導入孔より
導入されて前記透明基板を透過した光を受光すること
で、そのY座標軸方向の受光位置に応じて電気的出力値
が変化するY方向位置検出部、および前記第3導入孔よ
り導入されて前記透明基板を透過した光を受光すること
で、その受光量に応じて電気的出力値が変化する光強度
検出部より成り、前記X方向位置検出部、前記Y方向位
置検出部、および前記光強度検出部が前記透明基板上に
一体的に設けられた全方位光検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22263292A JPH0669534A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 全方位光検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22263292A JPH0669534A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 全方位光検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669534A true JPH0669534A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16785498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22263292A Pending JPH0669534A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 全方位光検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669534A (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP22263292A patent/JPH0669534A/ja active Pending
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