JPH0669652B2 - 斜め孔の放電加工方法 - Google Patents

斜め孔の放電加工方法

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JPH0669652B2
JPH0669652B2 JP23499685A JP23499685A JPH0669652B2 JP H0669652 B2 JPH0669652 B2 JP H0669652B2 JP 23499685 A JP23499685 A JP 23499685A JP 23499685 A JP23499685 A JP 23499685A JP H0669652 B2 JPH0669652 B2 JP H0669652B2
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hole
electric discharge
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electrode
oblique
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Inventor
圭吾 東野
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日本電装株式会社
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は斜め孔を放電加工にて加工する方法に関する。
〔従来の技術〕 放電加工で貫通孔を加工する場合、予じめ機械加工等に
より下孔を明けておくことが加工時間の短縮のために効
果的である(特開昭51−85594号)。
斜め孔を加工する従来の方法について第2図乃至第5図
を参照し説明する。
まず、下孔を明けるため、被加工物1に座ぐり加工を行
い加工軸線2と垂直な加工面3を形成する(第2図)。
次に、ドリル加工を行い下孔4を孔明けする。そして、
円筒状のパイプ電極5でもって放電加工を行い、下孔4
に平行な斜め孔6を加工する。(第3図)。この時、次
の問題が生ずる。すなわち、電極5と被加工物1との間
の放電が電極5の外周面7のみで起り、内周面8では放
電が発生しないため電極5の偏消耗を引き起す。それ
故、連続して多数の斜め孔を放電加工しようとすると電
極5の先端部9が尖頭形になり(第4図)、このままで
は寸法や形状を正確に加工することができなくなる。こ
の対策として、第5図に示すように、下孔4′の径を電
極5の内径より小さくすることが行なわれるが、下孔
4′による放電加工時間の短縮の効果が減ぜられるとい
う欠点がある。
上述のように、従来の方法では電極の一部に放電が集中
し電極の偏消耗を引き起すという問題点、また、斜めの
下孔を明けるため座ぐり加工という余分の工程を要する
という問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたもので
あり、電極の偏消耗を低減し、多数の斜め孔を連続して
明けることができる斜め孔の放電加工方法を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本発明では、被加工物の加工表面に垂直な線に
対して角度を有する斜め孔を放電加工により形成する加
工方法であって、予じめ被加工物に、形成しようとする
斜め孔とは異なる角度で、かつ前記斜め孔を加工するパ
イプ電極が送り出されたとき、該パイプ電極の内周面と
周側面とが交差する角度の下孔を形成し、次いで、前記
形成しようとする斜め孔の方向へ前記パイプ電極を回転
させながら送り出し、放電加工することを特徴とする斜
め孔の放電加工方法が提供される。
〔作用〕
上記構成によれば、下孔が形成しようとする斜め孔とは
異なる角度で、かつ該斜め孔を加工するパイプ電極が送
り出されたとき、該パイプ電極の内周面と前記下孔の周
側面が交差する角度で形成されているから、放電加工時
パイプ電極の外周面のみならず、該パイプ電極の内周面
と前記下孔の周側面との間でも放電が生じるとともに、
パイプ電極が回転しているから、放電箇所が部分的に集
中することなく分散する。
〔作用〕
上記の構成によれば、電極の進行方向と下孔の方向とが
角度を有し、放電加工の進行に伴って電極と下孔との相
対的位置関係が変化するから、電極の一部に放電が集中
することなく放電箇所が分散し、電極の偏消耗を著しく
減少することができる。
〔実施例〕
本発明の実施例について第1図を参照し説明する。
本実施例では、まず、被加工物1の加工表面に垂直な方
向に下孔10をドリル加工等で孔明けする。下孔10は加工
表面に垂直であるから座ぐり加工工程は必要ない。次
に、円筒状のパイプ電極5を回転させながら形成しよう
とする斜め孔の方向に送り出し、放電加工により斜め孔
を加工する。パイプ電極5は想像線に示す位置まで送ら
れる。この時、パイプ電極5の内周面8と下孔10の周側
面とが、図中に示す点11、12を結ぶ楕円線でもって交差
するように下孔10の径が設定される。それ故、放電加工
の初期及び抜け際において、すなわち、下孔10の上端付
近の箇所13及び下端付近の箇所14を加工する際におい
て、パイプ電極5の内周面8でも放電が行なわれるから
パイプ電極5の先端部が尖頭形に消耗することを著しく
低減できる。
幾可学的条件から下孔10の径Dには、被加工物1の板厚
をl、斜め孔の傾きをθ、パイプ電極5の外形をd1、内
径をd2として、次の条件が必要である。
(1) l>(d1−d2)/2sinθの時には、 D<d1/cosθ−ltanθ (2) l<(d1−d2)/2sinθの時には、 D<ltanθ+d2/cosθ 本実施例では、被加工物1が板厚l=1mmのステンレス
材、斜め孔の傾きθ=10゜、パイプ電極5は銅で作られ
外径d1=0.76mm、内径d2=0.46mmであり、これから下孔
10の径Dの条件はD<0.595mmとなり、下孔10の径Dを
0.55mmに設定して好適な結果を得た。
以上述べたように本実施例は、下孔10の方向が被加工物
1の表面に垂直な方向であるから下孔10を明けるのに座
ぐり加工を必要とせず、下孔10の加工が極めて容易にな
るという利点がある。また、下孔10の径がパイプ電極5
の内周面8と下孔10の周側面とが交差できる大きさであ
るから、パイプ電極5の内周面8でも放電が行なわれ、
パイプ電極5の先端部が尖頭形に消耗することを防ぎ、
多数の斜め孔を連続して加工することができるという利
点がある。
前記実施例では下孔をドリルで加工するものとしたが、
それ以外の加工法でもかまわないし、また、下孔の断面
は円形でなくても同様の効果が期待できる。
また、パイプ電極5の中空部を使用して加工液を噴流及
び吸引を行ったり、あるいは、下孔10を通して加工液の
噴流及び吸引を行なえば、パイプ電極5の消耗を低減す
るのにさらに効果的である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、下孔が形成しようとする
斜め孔とは異なる角度で、かつ該斜め孔を加工するパイ
プ電極が送り出されたとき、該パイプ電極の内周面と前
記下孔の周側面が交差する角度で形成されているから、
放電加工時パイプ電極の外周面のみならず、該パイプ電
極の内周面と前記下孔の周側面との間でも放電が生じる
とともに、パイプ電極が回転しているから、放電箇所が
部分的に集中することなく分散し、パイプ電極の偏った
消耗を著しく低減することができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明する断面図、第2図乃
至第5図は従来の方法を説明する断面図である。 1……被加工物、4……下孔、5……パイプ電極、6…
…斜め孔、7……外周面、8……内周面、10……下孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物の加工表面に垂直な線に対して角
    度を有する斜め孔を放電加工により形成する加工方法で
    あって、 予じめ被加工物に、形成しようとする斜め孔とは異なる
    角度で、かつ前記斜め孔を加工するパイプ電極が送り出
    されたとき、該パイプ電極の内周面と周側面とが交差す
    る角度の下孔を形成し、次いで、前記形成しようとする
    斜め孔の方向へ前記パイプ電極を回転させながら送り出
    し、放電加工することを特徴とする斜め孔の放電加工方
    法。
JP23499685A 1985-10-21 1985-10-21 斜め孔の放電加工方法 Expired - Fee Related JPH0669652B2 (ja)

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JPS6294226A JPS6294226A (ja) 1987-04-30
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JP2007203444A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Denso Corp 放電加工用電極
CN116160075B (zh) * 2023-04-12 2025-09-26 四川航天中天动力装备有限责任公司 一种中介机匣不等斜角细小精密喷油孔加工方法

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