JPH0669665U - ペルチェ効果を利用した冷暖液器及びこれを使用した冷暖水器 - Google Patents
ペルチェ効果を利用した冷暖液器及びこれを使用した冷暖水器Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体の熱交換を極めて簡単な構造によってし
かも確実に行うことのできる冷暖液器を提供すること。 【構成】 電流を流すことにより熱の移動を行う平板状
のペルチェ素子11と、その一方の面に密着した状態で
一体化したフィン部材12と、ペルチェ素子11の他方
の面に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝
導部材13と、この熱伝導部材13のペルチェ素子11
とは反対側面に一体化した蓄冷温部材15と、この蓄冷
温部材内15に形成されて第一及び第二道路を複数の細
路によって連通された液通路と、フィン部材12のペル
チェ素子11側に一体化されて熱伝導部材13及び蓄冷
温部材15の断熱を行う断熱部材16とによって構成し
たこと。
かも確実に行うことのできる冷暖液器を提供すること。 【構成】 電流を流すことにより熱の移動を行う平板状
のペルチェ素子11と、その一方の面に密着した状態で
一体化したフィン部材12と、ペルチェ素子11の他方
の面に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝
導部材13と、この熱伝導部材13のペルチェ素子11
とは反対側面に一体化した蓄冷温部材15と、この蓄冷
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路によって連通された液通路と、フィン部材12のペル
チェ素子11側に一体化されて熱伝導部材13及び蓄冷
温部材15の断熱を行う断熱部材16とによって構成し
たこと。
Description
【0001】
本考案は、液体の冷却及び加熱を行う冷暖液器、及びこれを使用した冷暖水器 に関し、特に電流を流すことによって熱の移動を行うペルチェ素子を利用した冷 暖液器及び冷暖水器に関するものである。
【0002】
ペルチェ効果を発揮するペルチェ素子としては、近年改良が相当進んできてお り、非常に効率良くペルチェ効果を発揮するものも市販されるようになってきて いる。このようなペルチェ素子の中には、 ? cal/cm2 ・secの熱移 動を可能にして、例えば室温に対して±?℃までの冷却または加熱を行うものも あり、このようなペルチェ素子の具体的利用の要求も高まってきているものであ る。
【0003】 一方、潤滑油や飲料水等のように、その冷却や加熱を積極的に行って、その機 能や味等を向上させる必要のある液体がある。例えば、潤滑油を例にとってみる と、これを循環させながら潤滑を行おうとすると、その循環途中において積極的 に冷却を行わなければならないものであり、この冷却をコンパクトな形態のもの で行うようにすることが、各種の機器を改良する上で非常に有利なものとなる。 また、飲料水やジュース等を例にとってみると、これらの味を向上させようとす れば、その温度を室温より高くしたりあるいは低くしたりする必要がある。
【0004】 そして、種々なものの冷却や加熱を行う一般的な手段としては、所謂フロン等 の冷媒を使用するものが多く提案されてきている。これらの従来方法においては 、環境に悪影響を及ぼすフロンの使用が禁止されつつ現状ではその利用ができな いものであるし、また他の冷媒を使用するにしても、そのための構造が非常に複 雑化してコンパクトな製品ができないという問題があるものである。また、例え ば、飲料水の冷却についての従来例においては、一度に大量の消費にも対処でき るようにするために、冷却しておいた水を一旦ためておき、これを必要に応じて 供給するようにすることが一般になされている。しかしながら、このような方式 であると、その冷却水が暖まってしまえば当面必要でない水も再度冷却し直しを しなければならないことになって、、電力等の相当なエネルギー消費が行われて いたのである。
【0005】 以上のことから、種々な液体の冷却または加熱を、前述したペルチェ素子を利 用することにより行うことが当然考えられる。しかしながら、前述したように、 効率の良いペルチェ素子を有効に利用してその熱交換率を十分に生かすようにす るには何等かの工夫がしなければならないはずであり、本考案者が検討を重ねた が、そのような構成のものは従来例において見当らなかったのである。
【0006】 そこで、本考案者は、ペルチェ素子を有効に利用して熱交換を効率良く行える ようにするには、具体的にどうしたらよいかについて種々研究を重ねてきた結果 、本考案を完成したのである。
【0007】
本考案は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題 は、ペルチェ素子の有効利用である。
【0008】 そして、請求項1に係る考案の目的とするところは、液体の熱交換を極めて簡 単な構造によってしかも確実に行うことのできる冷暖液器を提供することにある 。また、請求項2に係る考案の目的とするところは、請求項1に係る冷暖液器を 利用して、冷水または温湯を確実に得ることができて、しかもペルチェ素子のた めの電力消費を極力抑えることのできる冷暖水器を簡単な構造によって提供する ことにある。
【0009】
以上の課題を解決するために、請求項1に係る考案の採った手段は、実施例に おいて使用する符号を付して説明すると、 「電流を流すことにより熱の移動を行う平板状のペルチェ素子11と、その一 方の面に密着した状態で一体化したフィン部材12と、ペルチェ素子11の他方 の面に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝導部材13と、この熱伝 導部材13のペルチェ素子11とは反対側面に一体化した蓄冷温部材15と、こ の蓄冷温部材内15に形成されて第一及び第二通路14a・14bを複数の細路 14cによって連通された液通路14と、フィン部材12のペルチェ素子11側 に一体化されて熱伝導部材13及び蓄冷温部材15の断熱を行う断熱部材16と によって構成したことを特徴とする冷暖液器」 である。
【0010】 また、上記のような冷暖液器10を利用した請求項2に係る冷暖水器20の採 った手段は、同様に、 「電流を流すことにより熱の移動を行う平板状のペルチェ素子11と、その一 方の面に密着した状態で一体化したフィン部材12と、ペルチェ素子11の他方 の面に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝導部材13と、この熱伝 導部材13のペルチェ素子11とは反対側面に一体化した蓄冷温部材15と、こ の蓄冷温部材内15に形成されて第一及び第二通路14a・14bを複数の細路 14cによって連通された液通路14と、フィン部材12のペルチェ素子11側 に一体化されて熱伝導部材13及び蓄冷温部材15の断熱を行う断熱部材16と を備えた冷暖液器をケース本体内に収納するとともに、 このケース本体21内のフィン部材12に対向する部分に設けたファン22と 、このファン22の近傍のケース本体21に形成した通気窓21aと、通路部材 13の給液口13aに接続されて一定量の水を貯える貯水タンク23と、通路部 材13の吐液口13bに接続されてケース本体21の外側に露出する吐水口24 と、この吐水口24から冷水または温湯を積極的に吐出させるために冷暖液器1 0と貯水タンク23間に接続したポンプ25とを備えたことを特徴とする冷暖水 器」 である。
【0011】
以上のように構成した冷暖液器10及び冷暖水器20の作用について、以下に 説明するが、請求項2の冷暖水器20は請求項1の冷暖液器10を実質的に含む ものであるから、両者の説明は、冷暖水器20の作用を中心にして行うことにす る。
【0012】 まず、この冷暖水器20においては、貯水タンク23内に貯めておいた水やジ ュース等の液体を、ポンプ25によって冷暖液器10に強制的に送り込んで、ま たは冷暖液器10から強制的に吸引して、ケース本体21の外側に露出させてあ る吐水口24から吐出させるのである。勿論、貯水タンク23内へは水道水等が 常に一定量供給されるものであり、ペルチェ素子11、ファン22あるいはポン プ25等に対しては必要な電力が供給されるものである。
【0013】 ここで、重要なことは、当該冷暖水器20においても、一時的な大量消費に対 処すべく貯水タンク23内に水やジュースを一旦貯めておくものではあるが、こ の貯水タンク23内の水等は必要な温度に冷却または加熱されてはいないことで ある。換言すれば、冷暖水器20の吐水口24から取り出される分の水等が、そ の都度冷暖液器10において冷却または加熱されるのであり、そのための電力は 吐出された量の水に対してのみ使用されるのである。従って、この冷暖水器20 における電力消費は非常に少ないものとなっており、経済的な冷暖水器20とな っているのである。
【0014】 以上のように、冷暖水器20が経済的なものになっているのは、冷暖液器10 の作用によるのである。すなわち、この冷暖液器10のペルチェ素子11に通電 されると、このペルチェ素子11のペルチェ効果によって、フィン部材12側ま たは熱伝導部材13側の熱が熱伝導部材13またはフィン部材12側に強制的に 移動される。この冷暖液器10にて冷水を作る場合を中心にして説明すると、通 電されたペルチェ素子11の熱伝導部材13側面の熱がフィン部材12側に強制 的に移動されるのであるが、このときペルチェ素子11は熱伝導部材13の一部 にしか接触していないけれども、熱伝導部材13は例えば銅や真ちゅう等の熱の 良導体材料によって形成してあるから、上記の熱の移動は効率良く行われる。ま た、この熱伝導部材13に対しては、その反対側面の全面に蓄冷温部材15が一 体化してあるから、この蓄冷温部材15からの熱は熱伝導部材13を介してペル チェ素子11によってフィン部材12側に速やかに移動されるのである。以上の ことは、熱をフィン部材12側から蓄冷温部材15側に移動させて、冷暖液器1 0によって温水を作る場合も同様である。
【0015】 また、以上の熱伝導部材13及び蓄冷温部材15はその全体が断熱部材16に よって包み込まれているのであるから、これらの熱伝導部材13及び蓄冷温部材 15に対して、ペルチェ素子11以外の部分から熱が移動することは殆どないの である。従って、蓄冷温部材15内に形成した液通路14内に水を通せば、予じ め冷却あるいは加熱されている当該蓄冷温部材15によって、その水の冷却また は加熱が速やかかつ確実に行われるのである。このとき、液通路14は、その第 一通路14a内に入った水を各細路14cを介して第二通路14b内に流入させ るようにしてあるので、当該蓄冷温部材15内を流れる水は、所定温度になって いるケース本体21の相当大きな面積部分に接触することによって、その効率良 い熱交換がなされるのである。
【0016】 特に、この冷暖液器10において、ペルチェ素子11と蓄冷温部材15間に熱 伝導部材13を介在させたことは、当該冷暖液器10の能力を、頭初に述べたよ うな機能を有するペルチェ素子11の作用を有効に利用しながら向上させている のであり、これにより、必要最小限の電力消費によって、水や潤滑油等の液体の 冷却・加熱を良好に行うのである。
【0017】 一方、フィン部材12においても、これを一般的な熱良導体によって形成する とともに、その裏面側にペルチェ素子11を密着した状態で一体化してあるから 、ペルチェ素子11によって蓄冷温部材15側から移動させられてきた熱がこの フィン部材12によって良好に放散されるのである。本実施例では、所謂空冷式 のものとしてあって、図1及び図7に示したように、このフィン部材12に向け てファン22によって空気を強制的に送るようにしているので、その熱の放散ま たは吸収を良好に行えるようになっている。この場合、冷暖水器20のケース本 体21には、図5及び図7に示すように、空気の流れを良好にするための通気窓 21aが形成してあるから、ファン22による空気の流れはよどみなくなるもの である。
【0018】 ここで、冷暖水器20の冷水を作り出すものとした場合の水の流れを、図8を 参照して説明すると、次の通りである。まず、この冷暖水器20においては、水 道水等が貯水タンク23内に供給されるのであるが、このときにはチャッキ弁2 6dが閉じてポンプ25は停止しており、第1電磁弁26aは開かれている。従 って、所定の圧力で供給された水は、第1電磁弁26a及びポンプ25内を通し て、貯水タンク23内の濾過器27内に送られ、この濾過器27内で所定の濾過 がなされた水は、貯水タンク23の上端に設けた押圧弁29を押し広げて貯水タ ンク23内に貯溜されるのである。以上のことは、貯水タンク23内に配置した 水量センサー28によって貯水タンク23内の水量が設定量以下になったことが 検知されれば、同様に行われるものである。なお、貯水タンク23内の水につい ては、第2電磁弁26b及び第3電磁弁26cを閉じてチャッキ弁26dを開き かつポンプ25を作動させることにより、貯水タンク23内を循環させながら濾 過器27による濾過が適宜なされるものである。
【0019】 また、冷暖水器20の吐水口24から冷水を得たい場合には、ケース本体21 の表面側に設けたスイッチによる操作を行うことにより、ペルチェ素子11及び ポンプ25に通電されるとともに、チャッキ弁26dが開かれる。そうすると、 貯水タンク23内の水はポンプ25によって冷暖液器10側に送られるとともに 、この冷暖液器10の蓄冷温部材15内の液通路14にて冷却されながら吐水口 24から吐出されるのである。つまり、吐水口24から吐出される分の水のみに 対して、冷暖液器10による冷却がなされるのであり、貯水タンク23内の水に 対しての冷却あるいは保温を冷暖液器10によって行うことは全くないのである 。これにより、当該冷暖水器20における電力消費が抑えられているのである。
【0020】
次に、各請求項に係る冷暖液器10及び冷暖水器20を、図面に示した実施例 に基づいて詳細に説明する。
【0021】 図1には、、請求項1に係る冷暖液器10の正面図が示してあり、この冷暖液 器10は、電流を流すことにより熱の移動を行う平板状のペルチェ素子11と、 その一方の面に密着した状態で一体化したフィン部材12と、ペルチェ素子11 の他方の面に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝導部材13と、こ の熱伝導部材13のペルチェ素子11とは反対側面に一体化した蓄冷温部材15 と、この蓄冷温部材内15に形成されて第一及び第二通路14a・14bを複数 の細路14cによって連通された液通路14と、フィン部材12のペルチェ素子 11側に一体化されて熱伝導部材13及び蓄冷温部材15の断熱を行う断熱部材 16とによって構成したものである。
【0022】 ペルチェ素子11は、市販されているものであるが、直流電流を流すことによ り熱の移動をペルチェ効果を利用して行うものであり、その電流の流れ方向を変 えることにより、このペルチェ素子11に対する熱の移動方向をも変えられるよ うにしてあるものである。つまり、このペルチェ素子11を使用することによっ て、潤滑油や水等の液体の冷却または加熱を選択的に行うことができるのである 。
【0023】 このペルチェ素子11の一方の面に密着させたフィン部材12は、例えば金属 等の熱の良導体材料によって一体的に形成したものであり、熱の移動量に応じた 種々な形態・大きさのものが適用されるものである。一方、ペルチェ素子11の 他方の面に一体化される熱伝導部材13も、熱の良導体材料、例えば銅や真ちゅ うによって板状に形成したものであり、ペルチェ素子11に対するあるいはペル チェ素子11からの熱の移動を速やかにかつ面積を広げて行うものである。そし て、この熱伝導部材13のペルチェ素子11とは反対面には、熱容量の比較的大 きい材料、例えば鉄等を材料として形成した蓄冷温部材15が一体化されるので あり、この蓄冷温部材15内には冷却または加熱すべき液体を通すための液通路 14が形成してあるのである。
【0024】 液通路14は図2に示したように、蓄冷温部材15内に比較的大きな容積を有 するものとして形成した第一通路14a及び第二通路14bと、これらを互いに 連通させる複数の細路14cとからなっているものであり、本実施例においては 、第一通路14aに給液口13aを、また第二通路14bに吐液口13bを形成 したものである。これにより、液通路14内を通過する液体は、蓄冷温部材15 に対して広い面積で接触しながら移動するのであり、蓄冷温部材15との熱交換 を良好に行えるようにしているものである。なお、本実施例においては、複雑な 液通路14を簡単に形成するために、蓄冷温部材15は本体と蓋体とに分割して ある。
【0025】 また、本実施例においては、発泡スチロール等の断熱性に優れた材料によって 形成した断熱部材16によって、上述したペルチェ素子11、熱伝導部材13及 び蓄冷温部材15の全体を覆うようにしている。これにより、蓄冷温部材15に おける熱交換等は、外気温に全く影響を受けることなく行われるのである。
【0026】 さて、図3〜図8には、請求項2に係る冷暖水器20が示してあり、この冷暖 水器20は上述した冷暖液器10を使用したものである。つまり、この冷暖水器 20は、そのケース本体21内に冷暖液器10を収納配置するとともに、このケ ース本体21内のフィン部材12に対向する部分に設けたファン22と、このフ ァン22の近傍のケース本体21に形成した通気窓21aと、通路部材13の給 液口13aに接続されて一定量の水を貯える貯水タンク23と、通路部材13の 吐液口13bに接続されてケース本体21の外側に露出する吐水口24と、この 吐水口24から冷水または温湯を積極的に吐出させるために冷暖液器10と貯水 タンク23間に接続したポンプ25とを備えたものである。
【0027】 冷暖水器20のケース本体21は、本実施例の場合剛性樹脂材料によって形成 したものであり、着色を自由に施すことができるとともに、デザイン上の見地か ら、どこからみてもシンメトリーとはならないように形成してある。勿論、この ケース本体21内には、その剛性を高めたり、冷暖液器10や貯水タンク23等 を収納して支持するための種々なフランジが一体成形してある。そして、このケ ース本体21には、外気を導入して放熱や吸熱を行い易くするための通気窓21 aが成形してある。
【0028】 このケース本体21内には、前述した冷暖液器10が、例えば図7に示したよ うに、収納配置されるものであり、その周囲にファン22や貯水タンク23が配 置されるのである。また、この冷暖水器20は、スイッチボタンを押すことによ り冷却水等の吐出が行われるのであるから、図3及び図4に示すように、各種ス イッチが設けてあるのであり、図5に示すように、冷却水等を吐出させるための 吐水口24がケース本体21の前方上部にケース本体21外に露出するように設 けてある。なお、この吐水口24の直下には、図6に示すようにコップ等の載置 部が形成してあり、この載置部にはこぼれた水を排出するための排出口が形成し てある。
【0029】 この冷暖水器20は、使用される水等の液体の管路及び電気回路も備えている のであるが、これらは図8に示したような関係のものとなっている。つまり、水 道等に対しては、第1電磁弁26a及びポンプ25を介して貯水タンク23が接 続されるのであり、この貯水タンク23内の水等はチャッキ弁26dを介してポ ンプ25に送られるようになっている。貯水タンク23内に水が供給される際、 または貯水タンク23内での循環を行う場合には、濾過器27を介して行うよう にしてあり、濾過された水等は濾過器27の上端に設けた押圧弁29から貯水タ ンク23内に出るようにしてある。また、ポンプ25には、第2電磁弁26bを 介して冷暖液器10が接続してあるものであり、この冷暖液器10と並列的に接 続した管路中には第3電磁弁26cが介装してある。この第3電磁弁26cは、 冷暖液器10による冷水または温水ではなくて、単なる水道水を使用したい場合 に開放されるものであり、この第3電磁弁26cを開放することによって、貯水 タンク23内の濾過された水を吐水口24から出すようにしているものである。 なお、ポンプ25を作動させて水等を送る場合には、チャッキ弁26dが開かれ るものであり、貯水タンク23内の水量は水量センサー28によって常に検知さ れているものである。これにより、貯水タンク23内への水道から水等の供給は 自動的になされるようになっている。
【0030】
以上説明した通り、請求項1に係る考案においては、上記実施例にて例示した 如く、 「電流を流すことにより熱の移動を行う平板状のペルチェ素子11と、その一 方の面に密着した状態で一体化したフィン部材12と、ペルチェ素子11の他方 の面に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝導部材13と、この熱伝 導部材13のペルチェ素子11とは反対側面に一体化した蓄冷温部材15と、こ の蓄冷温部材内15に形成されて第一及び第二通路14a・14bを複数の細路 14cによって連通された液通路14と、フィン部材12のペルチェ素子11側 に一体化されて熱伝導部材13及び蓄冷温部材15の断熱を行う断熱部材16と によって構成した」 ことにその構成上の特徴があり、これにより、液体の熱交換を極めて簡単な構造 によってしかも確実に行うことのできる冷暖液器を提供するができるのである。
【0031】 すなわち、この冷暖液器10によれば、潤滑油や水等の液体の冷却または加熱 を少ない電力で確実に行うことができるのであり、その全体構造も非常にコンパ クトになっているので、例えば図4に示したような冷暖水器20のケース本体2 1内に組み込むのを容易に行うことができるのである。
【0032】 また、請求項2に係る冷暖水器20は、上記冷暖液器10をケース本体21内 に組み込んで、ファン22やポンプ25等によって具体的に作動するようにして いるので、冷水または温湯を確実に得ることができて、しかもペルチェ素子のた めの電力消費を極力抑えることのできる冷暖水器を簡単な構造によって提供する ことができる。
【提出日】平成5年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【0002】
ペルチェ効果を発揮するペルチェ素子としては、近年改良が相当進んできてお り、非常に効率良くペルチェ効果を発揮するものも市販されるようになってきて いる。このようなペルチェ素子の中には、例えば室温に対して±30℃までの冷 却または加熱を行うものもあり、このようなペルチェ素子の具体的利用の要求も 高まってきているものである。
【図1】請求項1に係る冷暖液器の正面図である。
【図2】図1の1−1線に沿ってみた拡大断面図であ
る。
る。
【図3】請求項2に係る冷暖水器の斜視図である。
【図4】同正面図である。
【図5】同右側面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】冷暖水器の要部拡大断面図である。
【図8】冷暖水器内の配管状態を示した概略回路図であ
る。
る。
10 冷暖液器 11 ペルチェ素子 12 フィン部材 13 熱伝導部材 14 液通路 14a 第一通路 14b 第二通路 14c 細路 15 蓄冷温部材 16 断熱部材 20 冷暖水器 21 ケース本体 21a 通気窓 22 ファン 23 貯水タンク 24 吐水口 25 ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 電流を流すことにより熱の移動を行う平
板状のペルチェ素子と、その一方の面に密着した状態で
一体化したフィン部材と、前記ペルチェ素子の他方の面
に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝導部
材と、この熱伝導部材の前記ペルチェ素子とは反対側面
に一体化した蓄冷温部材と、この蓄冷温部材内に形成さ
れて第一及び第二通路を複数の細路によって連通された
液通路と、前記フィン部材の前記ペルチェ素子側に一体
化されて前記熱伝導部材及び蓄冷温部材の断熱を行う断
熱部材とによって構成したことを特徴とする冷暖液器。 - 【請求項2】 電流を流すことにより熱の移動を行う平
板状のペルチェ素子と、その一方の面に密着した状態で
一体化したフィン部材と、前記ペルチェ素子の他方の面
に一体化されて熱良導体材料によって形成した熱伝導部
材と、この熱伝導部材の前記ペルチェ素子とは反対側面
に一体化した蓄冷温部材と、この蓄冷温部材内に形成さ
れて第一及び第二通路を複数の細路によって連通された
液通路と、前記フィン部材の前記ペルチェ素子側に一体
化されて前記熱伝導部材及び蓄冷温部材の断熱を行う断
熱部材とを備えた冷暖液器をケース本体内に収納すると
ともに、 このケース本体内の前記フィン部材に対向する部分に設
けたファンと、このファンの近傍の前記ケース本体に形
成した通気窓と、前記通路部材の給液口に接続されて一
定量の水を貯える貯水タンクと、前記通路部材の吐液口
に接続されて前記ケース本体の外側に露出する吐水口
と、この吐水口から冷水または温湯を積極的に吐出させ
るために前記冷暖液器と前記貯水タンク間に接続したポ
ンプとを備えたことを特徴とする冷暖水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP714093U JPH0669665U (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ペルチェ効果を利用した冷暖液器及びこれを使用した冷暖水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP714093U JPH0669665U (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ペルチェ効果を利用した冷暖液器及びこれを使用した冷暖水器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669665U true JPH0669665U (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=11657776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP714093U Pending JPH0669665U (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | ペルチェ効果を利用した冷暖液器及びこれを使用した冷暖水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0669665U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0687300U (ja) * | 1993-06-02 | 1994-12-22 | 滝本技研工業株式会社 | ペルチェ効果を利用した冷液器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6273064A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | 今永 栄輔 | 温冷液体供給装置 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP714093U patent/JPH0669665U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6273064A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | 今永 栄輔 | 温冷液体供給装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0687300U (ja) * | 1993-06-02 | 1994-12-22 | 滝本技研工業株式会社 | ペルチェ効果を利用した冷液器 |
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