JPH0670445B2 - 皿ばね型クラツチ - Google Patents
皿ばね型クラツチInfo
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- JPH0670445B2 JPH0670445B2 JP61025537A JP2553786A JPH0670445B2 JP H0670445 B2 JPH0670445 B2 JP H0670445B2 JP 61025537 A JP61025537 A JP 61025537A JP 2553786 A JP2553786 A JP 2553786A JP H0670445 B2 JPH0670445 B2 JP H0670445B2
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
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- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の動力伝達装置などに用いられる皿ば
ね型クラツチに関する。
ね型クラツチに関する。
従来の技術 第9図は従来の皿ばね型クラツチを示すもので、22はク
ラツチ板である。このクラツチ板22のドライブプレート
23の外周端には軸方向にばね反力をもつ緩衝ばね部材24
を一体的に固着し、この緩衝ばね部材24の両側面に摩擦
板25,25を固着してある。4はエンジンの出力軸端に取
り付けたフライホイールである。26は摩擦板25,25をフ
ライホイール4端面に押圧するプレツシヤプレートで、
このプレツシヤプレート26はフライホイール4に固定し
たクラツチカバー27に軸方向移動可能に取付けてある。
また、このクラツチカバー27には、皿ばね28を、この皿
ばね28の両側面に配設した支点リング29,29を介してリ
ベツト30で枢支してある。そして、皿ばね28はその外周
縁をクリツプ31によつてプレツシヤプレート26に係止し
てある。
ラツチ板である。このクラツチ板22のドライブプレート
23の外周端には軸方向にばね反力をもつ緩衝ばね部材24
を一体的に固着し、この緩衝ばね部材24の両側面に摩擦
板25,25を固着してある。4はエンジンの出力軸端に取
り付けたフライホイールである。26は摩擦板25,25をフ
ライホイール4端面に押圧するプレツシヤプレートで、
このプレツシヤプレート26はフライホイール4に固定し
たクラツチカバー27に軸方向移動可能に取付けてある。
また、このクラツチカバー27には、皿ばね28を、この皿
ばね28の両側面に配設した支点リング29,29を介してリ
ベツト30で枢支してある。そして、皿ばね28はその外周
縁をクリツプ31によつてプレツシヤプレート26に係止し
てある。
第9図はクラツチの接続状態を示すもので、皿ばね28の
ばね力がプレツシヤプレート26に作用し、プレツシヤプ
レート26がクラツチ板22の摩擦板25,25をフライホイー
ル4端面に押圧している。この状態からクラツチの接続
を解除するには、クラツチペタルを踏込み図外のレリー
ズベアリングを介して皿ばね28の内周端近傍をクラツチ
板22側へ押すことにより達せられる。このようにして接
続を解除したクラツチを、皿ばね28の内周端近傍に加え
る釈放力を除すことにより再度接続状態にすることがで
き、この動作は次の如くである。即ち、プレツシヤプレ
ート26が皿ばね28のばね力を受けて図中左方向へ移動
し、約1mmの遊動ストロークの後、クラツチ板22の摩擦
板25,25を回転するフライホイール4に押圧しはじめ
る。このとき、まずクラツチ板22の緩衝ばね部材24が作
用し、摩擦板25,25は、プレツシヤプレート26の移動に
伴つて生ずる緩衝ばね部材24のばね力を介してフライホ
イール4とプレツシヤプレート26の間に徐々に挾圧され
る。この挾圧途上においては、クラツチ板22はフライホ
イール4とプレツシヤプレート26との間で若干の滑りを
生じながら回転している。その後、皿ばね28のばね力が
徐々に増加し、摩擦板25,25が強いばね力でフライホイ
ール4とプレツシヤプレート26との間に挾圧され、クラ
ツチ板22がフライホイール4と同期して回転することに
より、クラツチの接続が完了する。この皿ばね型クラツ
チと類似の構造は、例えば自動車工学全書第9巻動力伝
達装置(昭和55年4月20日(株)山海堂発行)の第35頁
に示されている。
ばね力がプレツシヤプレート26に作用し、プレツシヤプ
レート26がクラツチ板22の摩擦板25,25をフライホイー
ル4端面に押圧している。この状態からクラツチの接続
を解除するには、クラツチペタルを踏込み図外のレリー
ズベアリングを介して皿ばね28の内周端近傍をクラツチ
板22側へ押すことにより達せられる。このようにして接
続を解除したクラツチを、皿ばね28の内周端近傍に加え
る釈放力を除すことにより再度接続状態にすることがで
き、この動作は次の如くである。即ち、プレツシヤプレ
ート26が皿ばね28のばね力を受けて図中左方向へ移動
し、約1mmの遊動ストロークの後、クラツチ板22の摩擦
板25,25を回転するフライホイール4に押圧しはじめ
る。このとき、まずクラツチ板22の緩衝ばね部材24が作
用し、摩擦板25,25は、プレツシヤプレート26の移動に
伴つて生ずる緩衝ばね部材24のばね力を介してフライホ
イール4とプレツシヤプレート26の間に徐々に挾圧され
る。この挾圧途上においては、クラツチ板22はフライホ
イール4とプレツシヤプレート26との間で若干の滑りを
生じながら回転している。その後、皿ばね28のばね力が
徐々に増加し、摩擦板25,25が強いばね力でフライホイ
ール4とプレツシヤプレート26との間に挾圧され、クラ
ツチ板22がフライホイール4と同期して回転することに
より、クラツチの接続が完了する。この皿ばね型クラツ
チと類似の構造は、例えば自動車工学全書第9巻動力伝
達装置(昭和55年4月20日(株)山海堂発行)の第35頁
に示されている。
発明が解決しようとする問題点 クラツチの接続を円滑に行なうために使用する緩衝ばね
部材24の荷重−撓み特性は、クラツチの接続の初期にお
いてはゆるやかに変化し、接続の完了期においては皿ば
ね28がクラツチ板22を押圧する荷重まで急激に変化す
る、所謂二次曲線的な荷重−撓み特性が要求される。し
かし、この緩衝ばね部材24に前述の特性を与えるにはこ
れの形状が複雑となり、成形加工が困難であつた。一
方、緩衝ばね部材24を使用せず、摩擦板を直接ドライブ
プレートに固着し、緩衝ばね部材24の代わりに、プレツ
シヤプレートと皿ばねの間に、板ばねや単なる波形座金
を単独に配設したクラツチが知られている(例えば実公
昭58−2902号)。しかし、これらのばねや座金の荷重−
撓み特性も、第5図に示す一次直接(A)の関係とな
り、二次曲線的な荷重−撓み特性を得ることがきなかつ
た。
部材24の荷重−撓み特性は、クラツチの接続の初期にお
いてはゆるやかに変化し、接続の完了期においては皿ば
ね28がクラツチ板22を押圧する荷重まで急激に変化す
る、所謂二次曲線的な荷重−撓み特性が要求される。し
かし、この緩衝ばね部材24に前述の特性を与えるにはこ
れの形状が複雑となり、成形加工が困難であつた。一
方、緩衝ばね部材24を使用せず、摩擦板を直接ドライブ
プレートに固着し、緩衝ばね部材24の代わりに、プレツ
シヤプレートと皿ばねの間に、板ばねや単なる波形座金
を単独に配設したクラツチが知られている(例えば実公
昭58−2902号)。しかし、これらのばねや座金の荷重−
撓み特性も、第5図に示す一次直接(A)の関係とな
り、二次曲線的な荷重−撓み特性を得ることがきなかつ
た。
そこで、本発明は、二次曲線的な荷重−撓み特性を有す
る緩衝ばね部材を備え、クラツチの接続をより一層円滑
に行なうことができる皿ばね型クラツチを提供すること
を目的とする。
る緩衝ばね部材を備え、クラツチの接続をより一層円滑
に行なうことができる皿ばね型クラツチを提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 フライホイール端面にクラツチ板の摩擦板を圧接するメ
インプレツシヤプレートの外側面に、クラツチカバーに
枢支した皿ばねによつて付勢されるサブプレツシヤプレ
ートを一定間隙をおいて配置してこれを第1緩衝ばね部
材で軸方向移動可能に取付け、メインプレツシヤプレー
トとサブプレツシヤプレートとの間に、サブプレッシャ
プレートがメインプレッシャプレート方向に一定距離以
上移動したときに両者間で軸方向のばね作用を為す第2
緩衝ばね部材を介装してある。
インプレツシヤプレートの外側面に、クラツチカバーに
枢支した皿ばねによつて付勢されるサブプレツシヤプレ
ートを一定間隙をおいて配置してこれを第1緩衝ばね部
材で軸方向移動可能に取付け、メインプレツシヤプレー
トとサブプレツシヤプレートとの間に、サブプレッシャ
プレートがメインプレッシャプレート方向に一定距離以
上移動したときに両者間で軸方向のばね作用を為す第2
緩衝ばね部材を介装してある。
作用 クラツチの接続を解除した状態から、皿ばねの内周端近
傍に加える釈放力を除し、皿ばねのばね力をメインプレ
ツシヤプレートに作用させて摩擦板をフライホイールに
押圧してクラツチを接続するとき、皿ばねのばね力は先
ずメインプレツシヤプレートとサブプレツシヤプレート
を接続する低荷重発生用の第1緩衝ばね部材を介して摩
擦板に作用する。つまり、サブプレツシヤプレートの移
動に伴なつて生ずる第1緩衝ばね部材のばね力が、メイ
ンプレツシヤプレートを介して摩擦板に作用し、この摩
擦板をフライホイール端面に徐々に押圧しはじめる。そ
して、サブプレツシヤプレートが一定距離フライホイー
ル側へ移動すると、このサブプレツシヤプレートが、サ
ブプレツシヤプレートとメインプレツシヤプレートとの
間に介装した高荷重発生用の第2緩衝ばね部材に当接す
る。この状態からさらに、サブプレツシヤプレートがフ
ライホイール側へ移動すると、第2緩衝ばね部材が第1
緩衝ばね部材と協同して、メインプレツシヤプレートを
介して摩擦板をフライホイール端面へ押圧する。即ち、
クラツチの接続の初期においては第1緩衝ばね部材のみ
が作用するので、ばね荷重がゆるやかに増加し、クラツ
チの接続終期に近づくにしたがつて、第1緩衝ばね部材
と第2緩衝ばね部材とが協同して高いばね荷重を作用す
るので、ばね荷重が急激に増加する。従つて、第1緩衝
ばね部材と第2緩衝ばね部材とによつて得られる荷重−
撓み特性が、二次曲線的な荷重−撓み特性を示すことに
なり、クラツチを極めて円滑に接続することができる。
傍に加える釈放力を除し、皿ばねのばね力をメインプレ
ツシヤプレートに作用させて摩擦板をフライホイールに
押圧してクラツチを接続するとき、皿ばねのばね力は先
ずメインプレツシヤプレートとサブプレツシヤプレート
を接続する低荷重発生用の第1緩衝ばね部材を介して摩
擦板に作用する。つまり、サブプレツシヤプレートの移
動に伴なつて生ずる第1緩衝ばね部材のばね力が、メイ
ンプレツシヤプレートを介して摩擦板に作用し、この摩
擦板をフライホイール端面に徐々に押圧しはじめる。そ
して、サブプレツシヤプレートが一定距離フライホイー
ル側へ移動すると、このサブプレツシヤプレートが、サ
ブプレツシヤプレートとメインプレツシヤプレートとの
間に介装した高荷重発生用の第2緩衝ばね部材に当接す
る。この状態からさらに、サブプレツシヤプレートがフ
ライホイール側へ移動すると、第2緩衝ばね部材が第1
緩衝ばね部材と協同して、メインプレツシヤプレートを
介して摩擦板をフライホイール端面へ押圧する。即ち、
クラツチの接続の初期においては第1緩衝ばね部材のみ
が作用するので、ばね荷重がゆるやかに増加し、クラツ
チの接続終期に近づくにしたがつて、第1緩衝ばね部材
と第2緩衝ばね部材とが協同して高いばね荷重を作用す
るので、ばね荷重が急激に増加する。従つて、第1緩衝
ばね部材と第2緩衝ばね部材とによつて得られる荷重−
撓み特性が、二次曲線的な荷重−撓み特性を示すことに
なり、クラツチを極めて円滑に接続することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図はこの発明の皿ばね型クラツチを示す断面図で、
クラツチの接続を解除した状態を示す。図において、1
はクラツチ板であり、このクラツチ板1のドライブプレ
ート3の外周端には摩擦板2を被覆してある。4はエン
ジンの出力軸端に取り付けたフライホイールである。5
は摩擦板2をフライホイール4端面に圧接する略円板状
のメインプレツシヤプレートである。このメインプレツ
シヤプレート5の外側面12に、軸方向に一定間隙Lをお
いてサブプレツシヤプレート10を配置してこれを低荷重
発生用の第1緩衝ばね部材6で軸方向移動可能に取付け
てある。7,11は第1緩衝ばね部材6の端部をそれぞれに
固定するリベツトで、このうち、リベツト7はメインプ
レツシヤプレート5とクラツチカバー17とを連結するス
トラツププレート8の端部の固定をも司どる。このサブ
プレツシヤプレート10は、略円板状を呈し、外周端の外
側面に、皿ばね9の外周縁の作用点に当接する複数個の
突起13を第1緩衝ばね部材6と干渉しないように一体的
に突出形成してある。次に、メインプレツシヤプレート
5とサブプレツシヤプレート10の対向する側面間には、
高荷重発生用の第2緩衝ばね部材14を介装してある。こ
の第2緩衝ばね部材14は、第3図〜第4図に示すよう
に、皿ばね9のばね力作用方向に屈曲する複数個の山15
を、円周方向に波状に形成してあり、全体として略リン
グ状を呈している。そして、この第2緩衝ばね部材14
は、サブプレツシヤプレート10の側面との間に、一定間
隙Lの寸法よりも小さな寸法の軸方向間隙lを形成した
状態で、サブプレツシヤプレート10の側面と対向するメ
インプレツシヤプレート5の外側面12に形成した収納溝
16に収納してある。一方、フライホイール4に外周端を
固定してあるクラツチカバー17には、皿ばね9を、この
皿ばね9の両側面を挾持する支点リング18,18を介して
リベツト19で枢支してある。
クラツチの接続を解除した状態を示す。図において、1
はクラツチ板であり、このクラツチ板1のドライブプレ
ート3の外周端には摩擦板2を被覆してある。4はエン
ジンの出力軸端に取り付けたフライホイールである。5
は摩擦板2をフライホイール4端面に圧接する略円板状
のメインプレツシヤプレートである。このメインプレツ
シヤプレート5の外側面12に、軸方向に一定間隙Lをお
いてサブプレツシヤプレート10を配置してこれを低荷重
発生用の第1緩衝ばね部材6で軸方向移動可能に取付け
てある。7,11は第1緩衝ばね部材6の端部をそれぞれに
固定するリベツトで、このうち、リベツト7はメインプ
レツシヤプレート5とクラツチカバー17とを連結するス
トラツププレート8の端部の固定をも司どる。このサブ
プレツシヤプレート10は、略円板状を呈し、外周端の外
側面に、皿ばね9の外周縁の作用点に当接する複数個の
突起13を第1緩衝ばね部材6と干渉しないように一体的
に突出形成してある。次に、メインプレツシヤプレート
5とサブプレツシヤプレート10の対向する側面間には、
高荷重発生用の第2緩衝ばね部材14を介装してある。こ
の第2緩衝ばね部材14は、第3図〜第4図に示すよう
に、皿ばね9のばね力作用方向に屈曲する複数個の山15
を、円周方向に波状に形成してあり、全体として略リン
グ状を呈している。そして、この第2緩衝ばね部材14
は、サブプレツシヤプレート10の側面との間に、一定間
隙Lの寸法よりも小さな寸法の軸方向間隙lを形成した
状態で、サブプレツシヤプレート10の側面と対向するメ
インプレツシヤプレート5の外側面12に形成した収納溝
16に収納してある。一方、フライホイール4に外周端を
固定してあるクラツチカバー17には、皿ばね9を、この
皿ばね9の両側面を挾持する支点リング18,18を介して
リベツト19で枢支してある。
このように構成することにより、クラツチの接続を解除
した状態から、図外のクラツチペタルの踏込みを徐々に
戻して皿ばね9の内周端をフライホイール4の方へ向か
つて押圧している力を除すと、支点リング18,18を支点
として枢動可能な皿ばね9の外周縁側が図中左方向へ向
かつて移動して、サブプレツシヤプレート10の突起13に
当接し、以後皿ばね9のばね力がサブプレツシヤプレー
ト10を介してメインプレツシヤプレート5に作用して摩
擦板2をフライホイール4に押圧する。この時に、皿ば
ねのばね力は、先ずメインプレツシヤプレート5とサブ
プレツシヤプレート10を接続する第1緩衝ばね部材6を
介して摩擦板2に作用する。即ち、サブプレツシヤプレ
ート10の移動に伴なつて生ずる第1緩衝ばね部材6のば
ね力が、メインプレツシヤプレート5を介して摩擦板2
に作用し、この摩擦板2をフライホイール4端面に徐々
に押圧しはじめる。そして、サブプレツシヤプレート10
が一定距離(すなわちl寸法)以上にフライホイール4
側へ移動すると第2緩衝ばね部材14のばね力が加わり、
第1緩衝ばね部材6のばね力と協同して、メインプレツ
シヤプレート5を介して摩擦板2をフライホイール4端
面へ押圧する。さらに皿ばね9によつて与えられるばね
力が増して第1及び第2緩衝ばね部材6,14の撓みが増す
と、第2図に示すように、初めにメインプレツシヤプレ
ート5とサブプレツシヤプレート10との間に設定した一
定間隙Lが零となつてこれらが互いに当接して一体化
し、皿ばね9のばね力によつて、摩擦板2をフライホイ
ール4とメインプレツシヤプレート5との間に挾圧する
ことになり、クラツチの接続が完了する。このようにし
て、クラツチの接続の初期においては低荷重発生用の第
1緩衝ばね部材6のみが作用するので、ばね荷重がゆる
やかに増加し、クラツチの接続終期に近づくにしたがつ
て、この第1緩衝ばね部材6と高荷重発生用の第2緩衝
ばね部材14とが協同して高いばね荷重を作用するので、
ばね荷重が急激に増加する。従つて、第1緩衝ばね部材
6と第2緩衝ばね部材14とによつて得られる荷重−撓み
特性は、第5図に示すような二次曲線(B)的な荷重−
撓み特性を示すことになり、クラツチを極めて円滑に接
続することができる。
した状態から、図外のクラツチペタルの踏込みを徐々に
戻して皿ばね9の内周端をフライホイール4の方へ向か
つて押圧している力を除すと、支点リング18,18を支点
として枢動可能な皿ばね9の外周縁側が図中左方向へ向
かつて移動して、サブプレツシヤプレート10の突起13に
当接し、以後皿ばね9のばね力がサブプレツシヤプレー
ト10を介してメインプレツシヤプレート5に作用して摩
擦板2をフライホイール4に押圧する。この時に、皿ば
ねのばね力は、先ずメインプレツシヤプレート5とサブ
プレツシヤプレート10を接続する第1緩衝ばね部材6を
介して摩擦板2に作用する。即ち、サブプレツシヤプレ
ート10の移動に伴なつて生ずる第1緩衝ばね部材6のば
ね力が、メインプレツシヤプレート5を介して摩擦板2
に作用し、この摩擦板2をフライホイール4端面に徐々
に押圧しはじめる。そして、サブプレツシヤプレート10
が一定距離(すなわちl寸法)以上にフライホイール4
側へ移動すると第2緩衝ばね部材14のばね力が加わり、
第1緩衝ばね部材6のばね力と協同して、メインプレツ
シヤプレート5を介して摩擦板2をフライホイール4端
面へ押圧する。さらに皿ばね9によつて与えられるばね
力が増して第1及び第2緩衝ばね部材6,14の撓みが増す
と、第2図に示すように、初めにメインプレツシヤプレ
ート5とサブプレツシヤプレート10との間に設定した一
定間隙Lが零となつてこれらが互いに当接して一体化
し、皿ばね9のばね力によつて、摩擦板2をフライホイ
ール4とメインプレツシヤプレート5との間に挾圧する
ことになり、クラツチの接続が完了する。このようにし
て、クラツチの接続の初期においては低荷重発生用の第
1緩衝ばね部材6のみが作用するので、ばね荷重がゆる
やかに増加し、クラツチの接続終期に近づくにしたがつ
て、この第1緩衝ばね部材6と高荷重発生用の第2緩衝
ばね部材14とが協同して高いばね荷重を作用するので、
ばね荷重が急激に増加する。従つて、第1緩衝ばね部材
6と第2緩衝ばね部材14とによつて得られる荷重−撓み
特性は、第5図に示すような二次曲線(B)的な荷重−
撓み特性を示すことになり、クラツチを極めて円滑に接
続することができる。
尚、以上の実施例において、第2緩衝ばね部材14をメイ
ンプレツシヤプレート5の外側面12に形成した収納溝16
内に収納する態様を示したが、これとは逆に、メインプ
レツシヤプレート5の外側面12と対向するサブプレツシ
ヤプレート10の側面に収納溝を形成し、この収納溝内に
第2緩衝ばね部材14を収納してもよい。又、実施例にお
いて、クラツチの接続の完了時に、サブプレツシヤプレ
ート10がメインプレツシヤプレート5に当接して一体化
する態様を示したが、これに限られるものでなく、クラ
ツチの接続の完了時にサブプレツシヤプレート10とメイ
ンプレツシヤプレート5とが当接しなくても、皿ばね9
のばね力が第2緩衝ばね部材14及びメインプレツシヤプ
レート5を介して摩擦板2に均等に作用するものであれ
ばよい。
ンプレツシヤプレート5の外側面12に形成した収納溝16
内に収納する態様を示したが、これとは逆に、メインプ
レツシヤプレート5の外側面12と対向するサブプレツシ
ヤプレート10の側面に収納溝を形成し、この収納溝内に
第2緩衝ばね部材14を収納してもよい。又、実施例にお
いて、クラツチの接続の完了時に、サブプレツシヤプレ
ート10がメインプレツシヤプレート5に当接して一体化
する態様を示したが、これに限られるものでなく、クラ
ツチの接続の完了時にサブプレツシヤプレート10とメイ
ンプレツシヤプレート5とが当接しなくても、皿ばね9
のばね力が第2緩衝ばね部材14及びメインプレツシヤプ
レート5を介して摩擦板2に均等に作用するものであれ
ばよい。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第6図〜第8図は、本発明に施用する第2緩衝ばね部材
の他の実施例を示すもので、この第2緩衝ばね部材14A
は、略リング状を呈し、皿ばね9のばね力の作用方向に
屈曲して高さの異なる2種類の山20,21を複数個形成し
てある。
の他の実施例を示すもので、この第2緩衝ばね部材14A
は、略リング状を呈し、皿ばね9のばね力の作用方向に
屈曲して高さの異なる2種類の山20,21を複数個形成し
てある。
このように形成した第2緩衝ばね部材14Aにサブプレツ
シヤプレート10が接触すると、先ず高い山20のみが作用
し、次にサブプレツシヤプレート10が高い山20と低い山
21の寸法差以上フライホイール4側へ移動すると、低い
山21が高い山20と協同して作用する。このようにして、
第2緩衝ばね部材14Aは、高い山20のみが作用している
ときにはゆるやかにばね荷重を増加し、高い山20と低い
山21が協同して作用しているときには急激にばね荷重を
増加する。これを荷重−撓み特性として表わすと、第8
図に示すような二次曲線(C)的な荷重−撓み特性とな
る。従つて、この第2緩衝ばね部材14Aを第1緩衝ばね
部材6とともに使用すれば、より一層円滑にクラツチの
接続を行なうことができる。
シヤプレート10が接触すると、先ず高い山20のみが作用
し、次にサブプレツシヤプレート10が高い山20と低い山
21の寸法差以上フライホイール4側へ移動すると、低い
山21が高い山20と協同して作用する。このようにして、
第2緩衝ばね部材14Aは、高い山20のみが作用している
ときにはゆるやかにばね荷重を増加し、高い山20と低い
山21が協同して作用しているときには急激にばね荷重を
増加する。これを荷重−撓み特性として表わすと、第8
図に示すような二次曲線(C)的な荷重−撓み特性とな
る。従つて、この第2緩衝ばね部材14Aを第1緩衝ばね
部材6とともに使用すれば、より一層円滑にクラツチの
接続を行なうことができる。
発明の効果 摩擦板をフライホイール端面に押圧するメインプレツシ
ヤプレートの外側面に、皿ばねによつて付勢されるサブ
プレツシヤプレートを、低荷重発生用の第1緩衝ばね部
材で軸方向移動可能に取付け、メインプレツシヤプレー
トとサブプレツシヤプレートとの間に、サブプレッシヤ
プレートがメインプレッシャプレート方向に一定距離以
上移動したときに両者間で軸方向のばね作用を為す第2
緩衝ばね部材を介装することにより、この第1緩衝ばね
部材と第2緩衝ばね部材との組合せによつて得られる荷
重−撓み特性を二次曲線的な荷重−撓み特性とすること
ができる。従つて、摩擦板は、フライホイールとメイン
プレツシヤプレートとの間に二次曲線的に変化する荷重
をもつて挾圧されることになり、クラツチの接続の初期
においてシヨツクのない滑らかな摩擦接触が可能とな
り、クラツチの接続終期においては十分なばね力で挾圧
されるので、円滑かつ確実な動力伝達を行なうことがで
きる。
ヤプレートの外側面に、皿ばねによつて付勢されるサブ
プレツシヤプレートを、低荷重発生用の第1緩衝ばね部
材で軸方向移動可能に取付け、メインプレツシヤプレー
トとサブプレツシヤプレートとの間に、サブプレッシヤ
プレートがメインプレッシャプレート方向に一定距離以
上移動したときに両者間で軸方向のばね作用を為す第2
緩衝ばね部材を介装することにより、この第1緩衝ばね
部材と第2緩衝ばね部材との組合せによつて得られる荷
重−撓み特性を二次曲線的な荷重−撓み特性とすること
ができる。従つて、摩擦板は、フライホイールとメイン
プレツシヤプレートとの間に二次曲線的に変化する荷重
をもつて挾圧されることになり、クラツチの接続の初期
においてシヨツクのない滑らかな摩擦接触が可能とな
り、クラツチの接続終期においては十分なばね力で挾圧
されるので、円滑かつ確実な動力伝達を行なうことがで
きる。
第1図はクラツチの接続解除状態を示す本発明の実施例
の断面図、第2図はクラツチの接続完了状態を示す同断
面図、第3図は本発明に施用する第2緩衝ばね部材の平
面図、第4図は同拡大正面図、第5図は荷重−撓み特性
線図、第6図は本発明に施用する第2緩衝ばね部材の他
の実施例を示す平面図、第7図は同拡大平面図、第8図
は第6図〜第7図に示した第2緩衝ばね部材の荷重−撓
み特性線図、第9図は従来の皿ばね型クラツチの断面図
である。 1……クラツチ板、2……摩擦板、4……フライホイー
ル、5……メインプレツシヤプレート、6……第1緩衝
ばね部材、9……皿ばね、10……サブプレツシヤプレー
ト、14,14A……第2緩衝ばね部材、17……クラツチカバ
ー。
の断面図、第2図はクラツチの接続完了状態を示す同断
面図、第3図は本発明に施用する第2緩衝ばね部材の平
面図、第4図は同拡大正面図、第5図は荷重−撓み特性
線図、第6図は本発明に施用する第2緩衝ばね部材の他
の実施例を示す平面図、第7図は同拡大平面図、第8図
は第6図〜第7図に示した第2緩衝ばね部材の荷重−撓
み特性線図、第9図は従来の皿ばね型クラツチの断面図
である。 1……クラツチ板、2……摩擦板、4……フライホイー
ル、5……メインプレツシヤプレート、6……第1緩衝
ばね部材、9……皿ばね、10……サブプレツシヤプレー
ト、14,14A……第2緩衝ばね部材、17……クラツチカバ
ー。
Claims (1)
- 【請求項1】フライホイール端面にクラッチ板の摩擦板
を圧接するメインプレッシャプレートの外側面に、クラ
ッチカバーに枢支した皿ばねによって付勢されるサブプ
レッシャプレートを一定間隔をおいて配置してこれを第
1緩衝ばね部材で軸方向移動可能に取付け、前記メイン
プレッシャプレートとサブプレッシャプレートとの間
に、サブプレッシャプレートがメインプレッシャプレー
ト方向に一定距離以上移動したときに両者間で軸方向の
ばね作用を為す第2緩衝ばね部材を介装したことを特徴
とする皿ばね型クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61025537A JPH0670445B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 皿ばね型クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61025537A JPH0670445B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 皿ばね型クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62184230A JPS62184230A (ja) | 1987-08-12 |
| JPH0670445B2 true JPH0670445B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=12168757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61025537A Expired - Lifetime JPH0670445B2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 | 皿ばね型クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670445B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2705075B2 (ja) * | 1987-12-18 | 1998-01-26 | アイシン精機株式会社 | 車両用クラッチの緩衝機構 |
| JP4760984B2 (ja) * | 2009-05-14 | 2011-08-31 | 株式会社オーエス技研 | クラッチ装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4515366Y1 (ja) * | 1968-10-22 | 1970-06-27 | ||
| JPS582902Y2 (ja) * | 1975-05-14 | 1983-01-19 | アイシン精機株式会社 | プレツシヤ−プレ−トクツシヨンガタダイヤフラムスプリングクラツチ |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP61025537A patent/JPH0670445B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62184230A (ja) | 1987-08-12 |
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