JPH0670579A - モータ制御回路 - Google Patents
モータ制御回路Info
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- JPH0670579A JPH0670579A JP4241294A JP24129492A JPH0670579A JP H0670579 A JPH0670579 A JP H0670579A JP 4241294 A JP4241294 A JP 4241294A JP 24129492 A JP24129492 A JP 24129492A JP H0670579 A JPH0670579 A JP H0670579A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】滑らかな回転状態を維持することができるモー
タ制御回路を実現する。 【構成】モータ50の回転状態がパルスとして検出さ
れ、その反転ごとのタイミングパルスAで一定傾きの鋸
歯状波Bがリセットされる。そのピークの半分の中間値
Cと鋸歯状波Bとがコンパレータ224で比較されて、
タイミングパルスDが生成される。そして、このタイミ
ング信号Dに従って位相をずらすことにより、モータ5
0の回転周期に追従して検出パルスから駆動パルスU,
V,Wが生成される。これにより、モータの回転速度が
変動しても、駆動パルスのデューティ比が影響されず、
滑らかな回転状態が維持される。
タ制御回路を実現する。 【構成】モータ50の回転状態がパルスとして検出さ
れ、その反転ごとのタイミングパルスAで一定傾きの鋸
歯状波Bがリセットされる。そのピークの半分の中間値
Cと鋸歯状波Bとがコンパレータ224で比較されて、
タイミングパルスDが生成される。そして、このタイミ
ング信号Dに従って位相をずらすことにより、モータ5
0の回転周期に追従して検出パルスから駆動パルスU,
V,Wが生成される。これにより、モータの回転速度が
変動しても、駆動パルスのデューティ比が影響されず、
滑らかな回転状態が維持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ制御回路に関
し、詳しくは、FDDやHDD等に具備されるモータを
駆動し、その回転状態を制御するモータ制御回路の改良
に関する。
し、詳しくは、FDDやHDD等に具備されるモータを
駆動し、その回転状態を制御するモータ制御回路の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】モータを駆動しその回転を制御する方法
を大別すると、モータの実状態とは無関係に制御するい
わゆるオープン制御方式と、回転状態を検出した検出信
号に基づいて制御するいわゆるフィードバック制御方式
とがある。さらに、フィードバック制御方式は、検出方
式に対応して、ホール素子等の検出素子によってモータ
のロータの回転状態を検出する方式と、ホール素子等を
用いることなくモータへの出力である駆動電流や駆動電
圧の状態を検出する方式とがある。
を大別すると、モータの実状態とは無関係に制御するい
わゆるオープン制御方式と、回転状態を検出した検出信
号に基づいて制御するいわゆるフィードバック制御方式
とがある。さらに、フィードバック制御方式は、検出方
式に対応して、ホール素子等の検出素子によってモータ
のロータの回転状態を検出する方式と、ホール素子等を
用いることなくモータへの出力である駆動電流や駆動電
圧の状態を検出する方式とがある。
【0003】後者の方式により駆動されるモータは、回
転状態を直接的に検出するホール素子等を用いないこと
から、ホールレスモータとも呼ばれる。この方式では、
駆動電流や駆動電圧に反映される影響、例えばモータの
コイルからの逆起電力の影響等が間接的に検出されて、
モータの回転状態を示す検出信号が得られる。図3に、
従来のモータ制御装置の例としてのホールレスモータの
ブロック図を示す。
転状態を直接的に検出するホール素子等を用いないこと
から、ホールレスモータとも呼ばれる。この方式では、
駆動電流や駆動電圧に反映される影響、例えばモータの
コイルからの逆起電力の影響等が間接的に検出されて、
モータの回転状態を示す検出信号が得られる。図3に、
従来のモータ制御装置の例としてのホールレスモータの
ブロック図を示す。
【0004】ここで、10,11,12は回転状態に対
応したパルス幅のパルスを発生する検出回路、20は位
相進み回路、21はタイミングパルス発生回路、22は
遅延回路、30,31,32は位相遅れ回路、40,4
1,42は出力段の増幅回路、50は三相モータであ
る。駆動パルス生成回路は、位相進み回路20、タイミ
ングパルス発生回路21、遅延回路22、位相遅れ回路
30,31,32により構成され、モータ50への出力
波形の雛型となる駆動パルスU,V,Wを生成し出力す
る。
応したパルス幅のパルスを発生する検出回路、20は位
相進み回路、21はタイミングパルス発生回路、22は
遅延回路、30,31,32は位相遅れ回路、40,4
1,42は出力段の増幅回路、50は三相モータであ
る。駆動パルス生成回路は、位相進み回路20、タイミ
ングパルス発生回路21、遅延回路22、位相遅れ回路
30,31,32により構成され、モータ50への出力
波形の雛型となる駆動パルスU,V,Wを生成し出力す
る。
【0005】この駆動パルスU,V,Wがそれぞれ増幅
回路40,41,42により増幅されて、駆動パルス
U,V,Wの波形に従う波形の出力電流(Ua,Va,
Wa)が生成され、これがスター結線された各コイルに
流されることによりモータ50が駆動される。このと
き、増幅回路40,41,42の出力側には、出力電圧
(Ua,Va,Wa)が発生するが、この電圧には、コ
イルの逆起電力の変動等による電圧変動として、モータ
の回転状態が反映されている。
回路40,41,42により増幅されて、駆動パルス
U,V,Wの波形に従う波形の出力電流(Ua,Va,
Wa)が生成され、これがスター結線された各コイルに
流されることによりモータ50が駆動される。このと
き、増幅回路40,41,42の出力側には、出力電圧
(Ua,Va,Wa)が発生するが、この電圧には、コ
イルの逆起電力の変動等による電圧変動として、モータ
の回転状態が反映されている。
【0006】そこで、検出回路10,11,12では、
これらの出力電圧(Ua,Va,Wa)とコイルのスタ
ー結線の中点電圧とを比較することにより、モータの回
転状態をパルス幅の形で検出する。この検出結果は、回
転状態に応じて立上がり立下がりが決定された検出パル
スとされる。この検出パルスは、三相モータでは通常、
互いに位相が120°異なり、さらにそれぞれのデュー
ティが50%である。よって、これらのパルスから論理
演算によって得られるタイミングは60°の倍数の位相
のパルスに限られる。
これらの出力電圧(Ua,Va,Wa)とコイルのスタ
ー結線の中点電圧とを比較することにより、モータの回
転状態をパルス幅の形で検出する。この検出結果は、回
転状態に応じて立上がり立下がりが決定された検出パル
スとされる。この検出パルスは、三相モータでは通常、
互いに位相が120°異なり、さらにそれぞれのデュー
ティが50%である。よって、これらのパルスから論理
演算によって得られるタイミングは60°の倍数の位相
のパルスに限られる。
【0007】ところで、駆動パルス生成回路が検出回路
から受ける検出パルスと、駆動パルス生成回路がその検
出パルスから生成する駆動パルスとの位相差は、60°
の倍数とは限らない。この例のモータでは、駆動パルス
の位相が検出パルスの位相よりも30°進んでいること
が理想とされる。このため、駆動パルス生成回路は、先
ず位相進み回路20での排他的論理和等の論理演算によ
り、60°進み位相のパルスを生成する。次に、ラッチ
等を主体とする位相遅れ回路30,31,32で、それ
を30°遅らせる。
から受ける検出パルスと、駆動パルス生成回路がその検
出パルスから生成する駆動パルスとの位相差は、60°
の倍数とは限らない。この例のモータでは、駆動パルス
の位相が検出パルスの位相よりも30°進んでいること
が理想とされる。このため、駆動パルス生成回路は、先
ず位相進み回路20での排他的論理和等の論理演算によ
り、60°進み位相のパルスを生成する。次に、ラッチ
等を主体とする位相遅れ回路30,31,32で、それ
を30°遅らせる。
【0008】ここで、30°位相のタイミングが論理演
算のみでは生成できないことから、タイミングパルス発
生回路21、遅延回路22とが設けられて、30°位相
遅れのタイミングを示すタイミングパルスDが生成され
る。詳述すると、タイミングパルス発生回路21は、3
つの検出パルスの論理演算によってその何れかが反転す
るタイミングごとに、すなわち60°位相ごとにタイミ
ングパルスAを発生する。遅延回路22は、30°位相
に対応する一定の時間だけこのタイミングパルスAを遅
延させて、所望のタイミングパルスDを生成する。
算のみでは生成できないことから、タイミングパルス発
生回路21、遅延回路22とが設けられて、30°位相
遅れのタイミングを示すタイミングパルスDが生成され
る。詳述すると、タイミングパルス発生回路21は、3
つの検出パルスの論理演算によってその何れかが反転す
るタイミングごとに、すなわち60°位相ごとにタイミ
ングパルスAを発生する。遅延回路22は、30°位相
に対応する一定の時間だけこのタイミングパルスAを遅
延させて、所望のタイミングパルスDを生成する。
【0009】この30°位相遅れのタイミングパルスD
のタイミングで、上記の位相遅れ回路30,31,32
が60°進み位相のパルスを30°遅れてラッチする。
これにより、検出パルスから30°進み位相の駆動パル
スU,V,Wが生成される。これで、駆動パルスから検
出パルスを経由して駆動パルスに制御ループが一巡し、
このフィードバックループの働きによりモータ50の回
転状態が制御されて維持される。
のタイミングで、上記の位相遅れ回路30,31,32
が60°進み位相のパルスを30°遅れてラッチする。
これにより、検出パルスから30°進み位相の駆動パル
スU,V,Wが生成される。これで、駆動パルスから検
出パルスを経由して駆動パルスに制御ループが一巡し、
このフィードバックループの働きによりモータ50の回
転状態が制御されて維持される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモー
タ制御回路では、検出信号をパルス化し、この検出パル
スに対して論理演算と遅延処理とを施してその位相を変
えることにより、駆動パルスが生成される。しかし、こ
の遅延処理における遅延時間は常に一定である。このた
め、モータの回転速度が所定の設定速度に一致している
場合はよいが、負荷の変動等によってモータの回転速度
が変化した場合は、回転周期が伸び縮みすることからそ
の遅延時間は30°位相のタイミングから少し外れるこ
とになる。
タ制御回路では、検出信号をパルス化し、この検出パル
スに対して論理演算と遅延処理とを施してその位相を変
えることにより、駆動パルスが生成される。しかし、こ
の遅延処理における遅延時間は常に一定である。このた
め、モータの回転速度が所定の設定速度に一致している
場合はよいが、負荷の変動等によってモータの回転速度
が変化した場合は、回転周期が伸び縮みすることからそ
の遅延時間は30°位相のタイミングから少し外れるこ
とになる。
【0011】そこで、回転速度が変動すると駆動信号の
デューティ比等にも変動を来たし、モータの回転状態が
その分だけ滑らかでなくなってしまう。これに対し、最
近の磁気媒体の記録密度の向上等に伴い、その媒体の回
転等を司るモータについても記録密度向上に見合った円
滑な回転制御が求められており、このままでは、要求に
対応できないので問題である。この発明の目的は、この
ような従来技術の問題点を解決するものであって、モー
タの回転速度が変動しても滑らかな回転状態を維持する
ことができる構成のモータ制御回路を実現することであ
る。
デューティ比等にも変動を来たし、モータの回転状態が
その分だけ滑らかでなくなってしまう。これに対し、最
近の磁気媒体の記録密度の向上等に伴い、その媒体の回
転等を司るモータについても記録密度向上に見合った円
滑な回転制御が求められており、このままでは、要求に
対応できないので問題である。この発明の目的は、この
ような従来技術の問題点を解決するものであって、モー
タの回転速度が変動しても滑らかな回転状態を維持する
ことができる構成のモータ制御回路を実現することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明のモータ制御回路の構成は、モータへの出力
状態を検出した検出パルスから駆動パルスを生成し、前
記駆動パルスを又は前記駆動パルスに同期する信号を増
幅して前記モータに出力するモータ制御回路において、
前記検出パルスの反転タイミングでリセット値にされ、
その後は一定の傾きである鋸歯状波が生成され、前記リ
セット値にされる直前のピーク値と前記リセット値とが
所定の比率で分割された中間値が生成され、前記中間値
と前記鋸歯状波の値とが対応するタイミングでタイミン
グパルスが生成され、前記検出パルス又は前記検出パル
スから論理演算によって生成されたパルスの位相が前記
タイミングパルスに対応した位相に変えられることによ
り、前記駆動パルスが生成される駆動パルス生成回路を
備えるものである。
るこの発明のモータ制御回路の構成は、モータへの出力
状態を検出した検出パルスから駆動パルスを生成し、前
記駆動パルスを又は前記駆動パルスに同期する信号を増
幅して前記モータに出力するモータ制御回路において、
前記検出パルスの反転タイミングでリセット値にされ、
その後は一定の傾きである鋸歯状波が生成され、前記リ
セット値にされる直前のピーク値と前記リセット値とが
所定の比率で分割された中間値が生成され、前記中間値
と前記鋸歯状波の値とが対応するタイミングでタイミン
グパルスが生成され、前記検出パルス又は前記検出パル
スから論理演算によって生成されたパルスの位相が前記
タイミングパルスに対応した位相に変えられることによ
り、前記駆動パルスが生成される駆動パルス生成回路を
備えるものである。
【0013】具体的には、モータ駆動のために出力され
た駆動電流又は駆動電圧の状態を検出して検出パルスを
生成し、前記検出パルスからその位相を変えることによ
り駆動パルスを生成し、前記駆動パルスを増幅して又は
この駆動パルスに同期して生成された駆動信号を増幅し
て前記駆動電流又は前記駆動電圧を生成するモータ制御
回路において、前記検出パルスからその位相を変えるこ
とにより前記駆動パルスを生成するために以下の駆動パ
ルス生成回路を備えるものである。前記駆動パルス生成
回路は、前記検出パルスの反転タイミングに対応して第
1のタイミングパルスを発生するパルス発生回路と、前
記第1のタイミングパルスのタイミングで値が所定のリ
セット値にリセットされその後は一定の傾きで値が変化
する鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路と、前記鋸歯
状波がリセットされる直前の前記鋸歯状波のピーク値を
保持するピークホールド回路と、前記ピークホールド回
路の保持するピーク値と前記リセット値とに対してその
間を所定の比率で分割して得られる中間値を発生する中
間値発生回路と、前記中間値と前記鋸歯状波の値とを比
較することにより、これらが交差または一致するタイミ
ングで有意となる第2のタイミングパルスを発生する比
較回路と、前記検出パルス又は前記検出パルスから論理
演算によって生成されたパルスに対してその位相を前記
第2のタイミングパルスに応じた位相に変えることによ
って前記駆動パルスを生成する位相シフト回路と、を具
備するものである。
た駆動電流又は駆動電圧の状態を検出して検出パルスを
生成し、前記検出パルスからその位相を変えることによ
り駆動パルスを生成し、前記駆動パルスを増幅して又は
この駆動パルスに同期して生成された駆動信号を増幅し
て前記駆動電流又は前記駆動電圧を生成するモータ制御
回路において、前記検出パルスからその位相を変えるこ
とにより前記駆動パルスを生成するために以下の駆動パ
ルス生成回路を備えるものである。前記駆動パルス生成
回路は、前記検出パルスの反転タイミングに対応して第
1のタイミングパルスを発生するパルス発生回路と、前
記第1のタイミングパルスのタイミングで値が所定のリ
セット値にリセットされその後は一定の傾きで値が変化
する鋸歯状波を発生する鋸歯状波発生回路と、前記鋸歯
状波がリセットされる直前の前記鋸歯状波のピーク値を
保持するピークホールド回路と、前記ピークホールド回
路の保持するピーク値と前記リセット値とに対してその
間を所定の比率で分割して得られる中間値を発生する中
間値発生回路と、前記中間値と前記鋸歯状波の値とを比
較することにより、これらが交差または一致するタイミ
ングで有意となる第2のタイミングパルスを発生する比
較回路と、前記検出パルス又は前記検出パルスから論理
演算によって生成されたパルスに対してその位相を前記
第2のタイミングパルスに応じた位相に変えることによ
って前記駆動パルスを生成する位相シフト回路と、を具
備するものである。
【0014】
【作用】このような構成のこの発明のモータ制御回路で
は、一定傾きの鋸歯状波が検出パルスの反転タイミング
でリセットされることから、そのピーク値が、ひいては
中間値がモータの回転周期に追従して増減する。このた
め、この中間値と鋸歯状波とが比較されて生成される
(第2の)タイミングパルスによる遅延時間も、モータ
の回転周期に追従して一定の割合で増減する。したがっ
て、モータの回転速度が変動して検出パルスの周期が伸
縮したとしても、その変動分を反映した一定の割合でそ
の位相が変えられて、駆動パルスが生成される。そこ
で、例え負荷変動等によりモータの回転速度が変動して
も、駆動パルスのデューティ比が変わらない。その結
果、モータの回転状態は常に滑らかな状態に維持され
る。
は、一定傾きの鋸歯状波が検出パルスの反転タイミング
でリセットされることから、そのピーク値が、ひいては
中間値がモータの回転周期に追従して増減する。このた
め、この中間値と鋸歯状波とが比較されて生成される
(第2の)タイミングパルスによる遅延時間も、モータ
の回転周期に追従して一定の割合で増減する。したがっ
て、モータの回転速度が変動して検出パルスの周期が伸
縮したとしても、その変動分を反映した一定の割合でそ
の位相が変えられて、駆動パルスが生成される。そこ
で、例え負荷変動等によりモータの回転速度が変動して
も、駆動パルスのデューティ比が変わらない。その結
果、モータの回転状態は常に滑らかな状態に維持され
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の構成のモータ制御回路の一
実施例について説明する。図1に、三相のいわゆるホー
ルレスモータの制御回路のブロック図を示す。ここで、
10,11,12は検出回路、20は位相進み回路、2
1はタイミングパルス発生回路、220は遅延回路、3
0,31,32は位相遅れ回路、40,41,42は出
力段の増幅回路、50は三相モータである。また、22
1は鋸歯状波発生回路、222はピークホールド回路、
223は分圧回路、224はコンパレータであり、これ
らは、遅延回路220を構成する。
実施例について説明する。図1に、三相のいわゆるホー
ルレスモータの制御回路のブロック図を示す。ここで、
10,11,12は検出回路、20は位相進み回路、2
1はタイミングパルス発生回路、220は遅延回路、3
0,31,32は位相遅れ回路、40,41,42は出
力段の増幅回路、50は三相モータである。また、22
1は鋸歯状波発生回路、222はピークホールド回路、
223は分圧回路、224はコンパレータであり、これ
らは、遅延回路220を構成する。
【0016】駆動パルス生成回路の概要構成は、ほぼ従
来と同様であって、位相進み回路20、タイミングパル
ス発生回路21、遅延回路220、位相遅れ回路30,
31,32により構成され、駆動パルス生成回路は駆動
パルスU,V,Wを生成する。増幅回路40,41,4
2は、やはり、それぞれが駆動パルスU,V,Wを増幅
して駆動電流(Ua,Va,Wa)を生成し、この駆動
電流によりモータ50が回転駆動される。
来と同様であって、位相進み回路20、タイミングパル
ス発生回路21、遅延回路220、位相遅れ回路30,
31,32により構成され、駆動パルス生成回路は駆動
パルスU,V,Wを生成する。増幅回路40,41,4
2は、やはり、それぞれが駆動パルスU,V,Wを増幅
して駆動電流(Ua,Va,Wa)を生成し、この駆動
電流によりモータ50が回転駆動される。
【0017】また、検出回路10,11,12は、モー
タ50のコイルの逆起電力等として発生する駆動電圧
(Ua,Va,Wa)を検出して、モータの回転状態を
示す検出パルスを出力する。位相進み回路20は、位相
を進める位相シフト回路であって、排他的論理和等の論
理演算により、60°進み位相のパルスを生成する。位
相遅れ回路30,31,32は、位相を遅らせる位相シ
フト回路であって、60°進み位相のパルスを遅延回路
220からのタイミングパルスDに従って30°遅れた
タイミングでラッチすることにより、それを30°遅ら
せて、30°進み位相の駆動パルスU,V,Wを生成す
る。
タ50のコイルの逆起電力等として発生する駆動電圧
(Ua,Va,Wa)を検出して、モータの回転状態を
示す検出パルスを出力する。位相進み回路20は、位相
を進める位相シフト回路であって、排他的論理和等の論
理演算により、60°進み位相のパルスを生成する。位
相遅れ回路30,31,32は、位相を遅らせる位相シ
フト回路であって、60°進み位相のパルスを遅延回路
220からのタイミングパルスDに従って30°遅れた
タイミングでラッチすることにより、それを30°遅ら
せて、30°進み位相の駆動パルスU,V,Wを生成す
る。
【0018】このようなループを経て検出パルスの位相
が変えられることにより、モータ駆動に適した位相(こ
の例では30°進み位相)の駆動パルスが生成される。
以上の概要は従来例において既述した如くであるが、こ
こで、30°位相遅れのタイミングを示すタイミングパ
ルスDの生成に関して改良がなされている。以下、図1
のブロック図に加えて、図2の波形図をも参照しなが
ら、その構成や動作等を詳述する。
が変えられることにより、モータ駆動に適した位相(こ
の例では30°進み位相)の駆動パルスが生成される。
以上の概要は従来例において既述した如くであるが、こ
こで、30°位相遅れのタイミングを示すタイミングパ
ルスDの生成に関して改良がなされている。以下、図1
のブロック図に加えて、図2の波形図をも参照しなが
ら、その構成や動作等を詳述する。
【0019】タイミングパルス発生回路21は、3つの
検出パルスに対する論理演算によってその何れかが反転
するタイミングごとに、すなわち60°位相ごとにタイ
ミングパルスAを発生する(図2の波形A参照)。遅延
回路220の鋸歯状波発生回路221は、タイミングパ
ルスAを受けるごとにその値がリセット値“0”にリセ
ットされ、その後は一定の傾きで値が増加する鋸歯状波
Bを発生する(図2の波形(B)参照)。
検出パルスに対する論理演算によってその何れかが反転
するタイミングごとに、すなわち60°位相ごとにタイ
ミングパルスAを発生する(図2の波形A参照)。遅延
回路220の鋸歯状波発生回路221は、タイミングパ
ルスAを受けるごとにその値がリセット値“0”にリセ
ットされ、その後は一定の傾きで値が増加する鋸歯状波
Bを発生する(図2の波形(B)参照)。
【0020】ピークホールド回路222は、鋸歯状波C
を受け、リセットされる直前の鋸歯状波Cのピーク値を
ホールドし、出力する。鋸歯状波の傾きが一定であるか
ら、このピーク値は、モータ50の回転速度が反映され
て、モータ50が60°回転する時間に比例する。分圧
回路223は、例えば抵抗分圧回路であり、ホールドさ
れて出力されているピーク値を2分圧することにより、
ピーク値の1/2の中間値Cを発生する(図2の波形
(C)参照)。よって、この中間値Cは、やはりモータ
50の回転速度に係わらず、モータ50が30°回転す
る時間に対応する。
を受け、リセットされる直前の鋸歯状波Cのピーク値を
ホールドし、出力する。鋸歯状波の傾きが一定であるか
ら、このピーク値は、モータ50の回転速度が反映され
て、モータ50が60°回転する時間に比例する。分圧
回路223は、例えば抵抗分圧回路であり、ホールドさ
れて出力されているピーク値を2分圧することにより、
ピーク値の1/2の中間値Cを発生する(図2の波形
(C)参照)。よって、この中間値Cは、やはりモータ
50の回転速度に係わらず、モータ50が30°回転す
る時間に対応する。
【0021】比較回路224は、鋸歯状波Bと中間値C
とを比較してその大小関係に応じたパルスDを発生す
る。すなわち、鋸歯状波Bと中間値Cとが交差するタイ
ミングで、タイミングパルスDが出力される(図2の波
形(D)参照)。上述のことから、このタイミングは、
鋸歯状波Bのリセットの直前にモータ50が30°回転
する時間だけ、そのリセットのタイミングすなわちタイ
ミングパルスAから遅れたタイミングになる。ここで、
モータ50は機械構造物であり回転慣性を有することか
ら、1周期内での回転変動はさほど大きくはない。そこ
で、直前の30°の回転時間を以て、現在の30°の回
転時間を推定することが可能であり、その僅かな誤差は
無視できる。
とを比較してその大小関係に応じたパルスDを発生す
る。すなわち、鋸歯状波Bと中間値Cとが交差するタイ
ミングで、タイミングパルスDが出力される(図2の波
形(D)参照)。上述のことから、このタイミングは、
鋸歯状波Bのリセットの直前にモータ50が30°回転
する時間だけ、そのリセットのタイミングすなわちタイ
ミングパルスAから遅れたタイミングになる。ここで、
モータ50は機械構造物であり回転慣性を有することか
ら、1周期内での回転変動はさほど大きくはない。そこ
で、直前の30°の回転時間を以て、現在の30°の回
転時間を推定することが可能であり、その僅かな誤差は
無視できる。
【0022】よって、このタイミングパルスDのタイミ
ングは、モータ50の回転速度に係わらず、60°位相
ごとのタイミングパルスAが30°位相分だけ遅延され
たものになる。遅延回路220からのこのタイミングパ
ルスDに従って、位相遅れ回路30,31,32は、検
出パルスから生成された60°進み位相のパルスを30
°遅らせて、駆動パルスU,V,Wを生成する。
ングは、モータ50の回転速度に係わらず、60°位相
ごとのタイミングパルスAが30°位相分だけ遅延され
たものになる。遅延回路220からのこのタイミングパ
ルスDに従って、位相遅れ回路30,31,32は、検
出パルスから生成された60°進み位相のパルスを30
°遅らせて、駆動パルスU,V,Wを生成する。
【0023】したがって、モータ50の回転速度が変動
して検出パルスの周期が伸縮したとしても、その変動分
を反映して常にその位相が30°変えられた駆動パルス
U,V,Wが生成される。そこで、例え負荷変動等によ
りモータ50の回転速度が変動しても、駆動パルスU,
V,Wのデューティ比は影響を受けない。その結果、こ
の発明のモータ制御回路により制御されるモータ50の
回転状態は、常に、滑らかな状態に維持される。
して検出パルスの周期が伸縮したとしても、その変動分
を反映して常にその位相が30°変えられた駆動パルス
U,V,Wが生成される。そこで、例え負荷変動等によ
りモータ50の回転速度が変動しても、駆動パルスU,
V,Wのデューティ比は影響を受けない。その結果、こ
の発明のモータ制御回路により制御されるモータ50の
回転状態は、常に、滑らかな状態に維持される。
【0024】なお、鋸歯状波Bのリセット値が“0”以
外の場合には、ピーク値とリセット値との間を2分して
中間値を発生すればよい。また、モータの構成が異なる
こと等によって遅延時間の比率が上記の場合と異なる場
合には、ピーク値とリセット値との間を2分するのでは
なく、遅延させるべき位相の割合に対応する所定の比率
に従って案分することにより中間値を発生すればよい。
外の場合には、ピーク値とリセット値との間を2分して
中間値を発生すればよい。また、モータの構成が異なる
こと等によって遅延時間の比率が上記の場合と異なる場
合には、ピーク値とリセット値との間を2分するのでは
なく、遅延させるべき位相の割合に対応する所定の比率
に従って案分することにより中間値を発生すればよい。
【0025】また、比較回路10,11,12または6
0°位相進み回路20には、通常、スタート回路やステ
ップ送り回路等からの外部信号とそのための選択回路等
も結合されているが、モータの定常回転状態ではこれら
は関係しないので、その説明と図示は割愛した。また、
駆動パルスU,V,Wは、30°位相遅れ回路30,3
1,32の後段部で、そのパルスに同期した位相の例え
ば台形波やSIN波等に変換されることもある。この場
合でも、この発明は有効であり、ほぼ同様の作用効果で
ある。
0°位相進み回路20には、通常、スタート回路やステ
ップ送り回路等からの外部信号とそのための選択回路等
も結合されているが、モータの定常回転状態ではこれら
は関係しないので、その説明と図示は割愛した。また、
駆動パルスU,V,Wは、30°位相遅れ回路30,3
1,32の後段部で、そのパルスに同期した位相の例え
ば台形波やSIN波等に変換されることもある。この場
合でも、この発明は有効であり、ほぼ同様の作用効果で
ある。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、この
発明の構成のモータ制御回路にあっては、モータの回転
周期の伸縮に追従して所定の比率で伸縮する遅延時間に
応じて位相をずらすことにより、検出パルスから駆動パ
ルスが生成される。したがって、モータの回転速度が変
動しても、駆動パルスのデューティ比は影響されること
がなく、モータは常に滑らかな回転状態を維持すること
ができるという効果がある。
発明の構成のモータ制御回路にあっては、モータの回転
周期の伸縮に追従して所定の比率で伸縮する遅延時間に
応じて位相をずらすことにより、検出パルスから駆動パ
ルスが生成される。したがって、モータの回転速度が変
動しても、駆動パルスのデューティ比は影響されること
がなく、モータは常に滑らかな回転状態を維持すること
ができるという効果がある。
【図1】図1は、この発明の構成のモータ制御回路の一
実施例についてのブロック図である。
実施例についてのブロック図である。
【図2】図2は、その動作を説明するための波形例であ
る。
る。
【図3】図3は、従来のモータ制御回路のブロック図で
ある。
ある。
10,11,12 検出回路 20 位相進み回路 21 タイミングパルス発生回路 22 遅延回路 30,31,32 位相遅れ回路 40,41,42 出力段の増幅回路 50 三相モータ 220 遅延回路 221 鋸歯状波発生回路 222 ピークホールド回路 223 分圧回路 224 コンパレータ
Claims (2)
- 【請求項1】モータへの出力状態に応じて立上がり立下
がる検出パルスから駆動パルスを生成し、前記駆動パル
ス又は前記駆動パルスに同期する信号を増幅して前記モ
ータに出力するモータ制御回路において、 前記検出パルスの反転タイミングでリセット値にされそ
の後は一定の傾きの鋸歯状波が生成され、前記リセット
値にされる直前のピーク値と前記リセット値との間が所
定の比率で分割されて中間値が生成され、前記鋸歯状波
の値が前記中間値になったタイミングでタイミングパル
スが生成され、前記検出パルス又は前記検出パルスから
論理演算によって生成されたパルスの位相が前記タイミ
ングパルスに対応した位相に変えられることにより前記
駆動パルスが生成される駆動パルス生成回路を備えるこ
とを特徴とするモータ制御回路。 - 【請求項2】モータ駆動のために出力された駆動電流又
は駆動電圧の状態に応じて立上がり立下がる検出パルス
を生成し、前記検出パルスからその位相を変えることに
より駆動パルスを生成し、前記駆動パルスを増幅して又
はこの駆動パルスに同期して生成された駆動信号を増幅
して前記駆動電流又は前記駆動電圧を生成するモータ制
御回路において、 前記検出パルスの反転タイミングに対応して第1のタイ
ミングパルスを発生するパルス発生回路と、前記第1の
タイミングパルスのタイミングで値が所定のリセット値
にリセットされその後は一定の傾きで値が変化する鋸歯
状波を発生する鋸歯状波発生回路と、前記鋸歯状波がリ
セットされる直前の前記鋸歯状波のピーク値を保持する
ピークホールド回路と、前記ピークホールド回路の保持
するピーク値と前記リセット値とに対してその間を所定
の比率で分割して得られる中間値を発生する中間値発生
回路と、前記中間値と前記鋸歯状波の値とを比較するこ
とによりこれらが交差または一致するタイミングで有意
となる第2のタイミングパルスを発生する比較回路と、
前記検出パルス又は前記検出パルスから論理演算によっ
て生成されたパルスに対してその位相を前記第2のタイ
ミングパルスに応じた位相に変えることによって前記駆
動パルスを生成する位相シフト回路と、を備えることを
特徴とするモータ制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241294A JPH0670579A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | モータ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241294A JPH0670579A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | モータ制御回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670579A true JPH0670579A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=17072137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4241294A Pending JPH0670579A (ja) | 1992-08-18 | 1992-08-18 | モータ制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670579A (ja) |
-
1992
- 1992-08-18 JP JP4241294A patent/JPH0670579A/ja active Pending
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