JPH0670645A - 作物栽培用の網体 - Google Patents
作物栽培用の網体Info
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- JPH0670645A JPH0670645A JP25060592A JP25060592A JPH0670645A JP H0670645 A JPH0670645 A JP H0670645A JP 25060592 A JP25060592 A JP 25060592A JP 25060592 A JP25060592 A JP 25060592A JP H0670645 A JPH0670645 A JP H0670645A
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Landscapes
- Supports For Plants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体や環境に害を及ぼすことなくかつ作業効
率良く処分することのできる土壌中で分解される作物栽
培用の網体を提供すること。 【構成】 土壌中の微生物によって分解されるプラスチ
ック製の網糸によって編まれたこと。
率良く処分することのできる土壌中で分解される作物栽
培用の網体を提供すること。 【構成】 土壌中の微生物によって分解されるプラスチ
ック製の網糸によって編まれたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、土壌中の微生物によ
り二酸化炭素あるいはメタンガスと水に分解される作物
栽培用の網体に関する。
り二酸化炭素あるいはメタンガスと水に分解される作物
栽培用の網体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長イモのツルや、きゅうりを栽培
する際にこれらの作物のツルを巻き付けるための網体と
して、プラスチック製の糸で編まれた網体が使用されて
いる。この網体は畝に植えられたツル性の栽培作物に沿
って立つように張られて、作物の成長に伴いツルが巻き
付くようになっている。そして、作物が成長してツルに
なった実や土壌中の根菜類の収穫が終了すると、ツルや
茎とともに、これらが巻き付いた網体は不要となる。こ
の際、ツル等を網体から除くのは非常に手間がかかるた
め、通常そのまま焼却されるか埋め立てて処分されてい
る。
する際にこれらの作物のツルを巻き付けるための網体と
して、プラスチック製の糸で編まれた網体が使用されて
いる。この網体は畝に植えられたツル性の栽培作物に沿
って立つように張られて、作物の成長に伴いツルが巻き
付くようになっている。そして、作物が成長してツルに
なった実や土壌中の根菜類の収穫が終了すると、ツルや
茎とともに、これらが巻き付いた網体は不要となる。こ
の際、ツル等を網体から除くのは非常に手間がかかるた
め、通常そのまま焼却されるか埋め立てて処分されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チック製の網体を焼却すれば、多くの場合人体や環境に
有害なガスの発生を招くとともに、大量の網体を焼却す
るための場所や時間も必要となってしまう。さらに有毒
ガスによる汚染防止のため、特殊なフィルターや無毒化
装置が必要となる。また、埋め立て処分にしても埋め立
て用の土地の確保及び運搬の費用等がかかり、埋め立て
自体も環境破壊として問題となってきている。そこで、
本発明では、人体や環境に害を及ぼすことなくかつ作業
効率良く処分することのできる作物栽培用の網体を提供
することを目的とする。
チック製の網体を焼却すれば、多くの場合人体や環境に
有害なガスの発生を招くとともに、大量の網体を焼却す
るための場所や時間も必要となってしまう。さらに有毒
ガスによる汚染防止のため、特殊なフィルターや無毒化
装置が必要となる。また、埋め立て処分にしても埋め立
て用の土地の確保及び運搬の費用等がかかり、埋め立て
自体も環境破壊として問題となってきている。そこで、
本発明では、人体や環境に害を及ぼすことなくかつ作業
効率良く処分することのできる作物栽培用の網体を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の技術的手段として本発明では、土壌中の微生物によっ
て分解されるプラスチック製の網糸によって編まれたこ
とを特徴とする作物栽培用の網体を手段とする。
の技術的手段として本発明では、土壌中の微生物によっ
て分解されるプラスチック製の網糸によって編まれたこ
とを特徴とする作物栽培用の網体を手段とする。
【0005】前記土壌中の微生物とは、土壌中に生存す
る細菌類の他真菌類も含むものとする。また、前記土壌
中の微生物によって分解されるプラスチックとは空気中
では分解されず、土壌中に生存する微生物の餌となって
二酸化炭素あるいはメタンガスと水に分解される性質有
するプラスチックをいうものとする。このような性質を
有するプラスチックとして例えば、デンプンとポリビニ
ルアルコール系の化学合成ポリマーとの複合樹脂、天然
物ポリマー、あるいは細菌の菌体内で合成されるポリエ
ステル系樹脂等がある。
る細菌類の他真菌類も含むものとする。また、前記土壌
中の微生物によって分解されるプラスチックとは空気中
では分解されず、土壌中に生存する微生物の餌となって
二酸化炭素あるいはメタンガスと水に分解される性質有
するプラスチックをいうものとする。このような性質を
有するプラスチックとして例えば、デンプンとポリビニ
ルアルコール系の化学合成ポリマーとの複合樹脂、天然
物ポリマー、あるいは細菌の菌体内で合成されるポリエ
ステル系樹脂等がある。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、使用後に不要とな
った網体を土中に埋設することにより、土壌中に存在す
る微生物により分解されて二酸化炭素(あるいはメタ
ン)に転換されるため、土壌を汚染することもない。ま
た、焼却の際にも有害な燃焼ガスを出すこともなく水と
二酸化炭素に戻るため、環境を汚染することがない。し
たがって、特に焼却用の施設や埋め立て用地を必要とせ
ず、簡易にかつ安全に廃棄処理を行うことができる。
った網体を土中に埋設することにより、土壌中に存在す
る微生物により分解されて二酸化炭素(あるいはメタ
ン)に転換されるため、土壌を汚染することもない。ま
た、焼却の際にも有害な燃焼ガスを出すこともなく水と
二酸化炭素に戻るため、環境を汚染することがない。し
たがって、特に焼却用の施設や埋め立て用地を必要とせ
ず、簡易にかつ安全に廃棄処理を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の一実施例について図1ない
し図2に従って説明する。図1には本考案の網体1の使
用状態が示されている。網体1は、網糸2が所定の形状
に編まれて形成されている。
し図2に従って説明する。図1には本考案の網体1の使
用状態が示されている。網体1は、網糸2が所定の形状
に編まれて形成されている。
【0008】網糸2は、単糸を複数本より合わせたスト
ランドとし、さらにこれを2〜3本寄り合わせて網糸2
が構成されている。本例においては、ニンニク栽培用の
網体1として、網目の一辺が6cmで、48cm幅の網
体1を形成している。なお、網体1はニンニクの栽培用
に限定するものではなく、ツル性の作物であれば、栽培
作物のみならず観葉植物にも適用することができる。
ランドとし、さらにこれを2〜3本寄り合わせて網糸2
が構成されている。本例においては、ニンニク栽培用の
網体1として、網目の一辺が6cmで、48cm幅の網
体1を形成している。なお、網体1はニンニクの栽培用
に限定するものではなく、ツル性の作物であれば、栽培
作物のみならず観葉植物にも適用することができる。
【0009】この網糸2に使用されるプラスチックは、
土壌中の微生物によって分解される性質を有しており、
これらの微生物の餌となって微生物の体内で代謝され、
形態が崩壊されて二酸化炭素あるいはメタンガスと水に
分解される。したがって、土壌中に埋設すれば土壌に還
元することができる。なお、この網糸2の材料となるプ
ラスチックには、栽培用の網糸2としての機能を維持す
るために必要な物性を付与すべく適当な添加物を添加す
ることができる。かかる添加物も土壌中の微生物によっ
て分解される性質や環境適合性が考慮される。このよう
なプラスチックの分解率は土壌中の微生物濃度等種々の
因子によって影響を受けるが、プラスチックの種類によ
っても土壌中における分解率が異なる。
土壌中の微生物によって分解される性質を有しており、
これらの微生物の餌となって微生物の体内で代謝され、
形態が崩壊されて二酸化炭素あるいはメタンガスと水に
分解される。したがって、土壌中に埋設すれば土壌に還
元することができる。なお、この網糸2の材料となるプ
ラスチックには、栽培用の網糸2としての機能を維持す
るために必要な物性を付与すべく適当な添加物を添加す
ることができる。かかる添加物も土壌中の微生物によっ
て分解される性質や環境適合性が考慮される。このよう
なプラスチックの分解率は土壌中の微生物濃度等種々の
因子によって影響を受けるが、プラスチックの種類によ
っても土壌中における分解率が異なる。
【0010】次に、このように形成した網体1の作用に
ついて説明する。さて、このように形成した網体1をツ
ル性の作物の栽培に使用して網目にツル3が這った状態
となり、図1に示す土壌中のニンニクが収穫される。収
穫後は、網体1及びその作物のツル3は不要となる。そ
こで、図2に示すように、ツル3の這った網体1を土中
に穴を掘って埋める。埋められた網体1は、土壌中の微
生物の餌として分解され、微生物の体内で代謝され、そ
の網体1の形態は崩壊し最終的に二酸化炭素あるいはメ
タンガスと水に分解される。したがって、網体1の埋設
による廃棄処分は土壌中の環境を破壊することがなく、
作物及び人体にとって安全な埋設処分が可能となる。
ついて説明する。さて、このように形成した網体1をツ
ル性の作物の栽培に使用して網目にツル3が這った状態
となり、図1に示す土壌中のニンニクが収穫される。収
穫後は、網体1及びその作物のツル3は不要となる。そ
こで、図2に示すように、ツル3の這った網体1を土中
に穴を掘って埋める。埋められた網体1は、土壌中の微
生物の餌として分解され、微生物の体内で代謝され、そ
の網体1の形態は崩壊し最終的に二酸化炭素あるいはメ
タンガスと水に分解される。したがって、網体1の埋設
による廃棄処分は土壌中の環境を破壊することがなく、
作物及び人体にとって安全な埋設処分が可能となる。
【0011】一方、網体1に這ったツル3も、徐々に土
壌中の微生物により分解されてその過程において、土壌
中に炭素源として還元される。このように、作物を栽培
する網体1自体を土壌中の微生物によって分解可能とし
たことにより、従来焼却処分されていたツル部分3につ
いて作物の肥料として使用可能となる。
壌中の微生物により分解されてその過程において、土壌
中に炭素源として還元される。このように、作物を栽培
する網体1自体を土壌中の微生物によって分解可能とし
たことにより、従来焼却処分されていたツル部分3につ
いて作物の肥料として使用可能となる。
【0012】また、網体1の微生物による分解の程度
(分解率)によっては、ツル3と同様に肥料として作物
の炭素源として使用される。すなわち、微生物による分
解の速度が生物がその成長過程において炭素源として取
り入れ可能な範囲であれば、分解の過程において有効な
肥料源となり得るのである。したがって、網体1を埋設
処分することにより、肥料源として網体1の再利用を図
ることもできる。さらに、網体1が生ゴミ、落ち葉、わ
ら等のセルロースを主成分とする材料と一定条件下にお
いて同等の速度で分解される性質を有していればツル3
とともに積極的に堆肥源として用いることができる。
(分解率)によっては、ツル3と同様に肥料として作物
の炭素源として使用される。すなわち、微生物による分
解の速度が生物がその成長過程において炭素源として取
り入れ可能な範囲であれば、分解の過程において有効な
肥料源となり得るのである。したがって、網体1を埋設
処分することにより、肥料源として網体1の再利用を図
ることもできる。さらに、網体1が生ゴミ、落ち葉、わ
ら等のセルロースを主成分とする材料と一定条件下にお
いて同等の速度で分解される性質を有していればツル3
とともに積極的に堆肥源として用いることができる。
【0013】さらに、このように分解されて二酸化炭素
と水になるため、焼却処分によっても同様に二酸化炭素
と水に完全燃焼される。したがって、焼却時に有毒ガス
を発生することがなく、従来の焼却処分においても安全
性を有し、有毒ガス等のトラップ装置や無毒化装置も不
要となる。また、かかるプラスチックは燃焼熱が比較的
低く、特別の焼却施設を必要とせず容易に焼却できる。
と水になるため、焼却処分によっても同様に二酸化炭素
と水に完全燃焼される。したがって、焼却時に有毒ガス
を発生することがなく、従来の焼却処分においても安全
性を有し、有毒ガス等のトラップ装置や無毒化装置も不
要となる。また、かかるプラスチックは燃焼熱が比較的
低く、特別の焼却施設を必要とせず容易に焼却できる。
【0014】また、この網体自身が埋設処分あるいは焼
却処分によって土壌中あるいは空気中に安全に還元され
るものであるため、網体の埋設あるいは焼却場所として
使用しても畑地に影響を与えることがない。したがっ
て、休耕中の畑地のみならず、栽培された畑地でも焼却
処分することができる。この結果、従来のように埋設処
分や焼却処分に適した遠隔地まで網体を運ぶ手間もな
く、時間及び費用を省くことができる。また、休耕畑に
おいて埋設すれば、畑地に肥料を施したのと同様とな
り、都合がよい。
却処分によって土壌中あるいは空気中に安全に還元され
るものであるため、網体の埋設あるいは焼却場所として
使用しても畑地に影響を与えることがない。したがっ
て、休耕中の畑地のみならず、栽培された畑地でも焼却
処分することができる。この結果、従来のように埋設処
分や焼却処分に適した遠隔地まで網体を運ぶ手間もな
く、時間及び費用を省くことができる。また、休耕畑に
おいて埋設すれば、畑地に肥料を施したのと同様とな
り、都合がよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
網体を土壌中で分解可能に構成したことにより、網体の
廃棄処分における環境に対する安全性と作業における便
利性を得るとともに、網体に付着した作物と一体となっ
て、炭素源肥料あるいは堆肥源として使用可能とするこ
とができる。このため、かかる網体は作物栽培の過程内
においてリサイクル可能となり、有効な資源活用が可能
でかつ作業効率の良い網体となっている。
網体を土壌中で分解可能に構成したことにより、網体の
廃棄処分における環境に対する安全性と作業における便
利性を得るとともに、網体に付着した作物と一体となっ
て、炭素源肥料あるいは堆肥源として使用可能とするこ
とができる。このため、かかる網体は作物栽培の過程内
においてリサイクル可能となり、有効な資源活用が可能
でかつ作業効率の良い網体となっている。
【図1】網体の使用状態を示す図である。
【図2】作物のツルが這った状態の使用後の網体が土壌
中に埋設された図である。
中に埋設された図である。
1…網体 2…網糸
Claims (1)
- 【請求項1】 土壌中の微生物によって分解されるプラ
スチック製の網糸によって編まれたことを特徴とする作
物栽培用の網体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25060592A JPH0670645A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 作物栽培用の網体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25060592A JPH0670645A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 作物栽培用の網体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670645A true JPH0670645A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17210358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25060592A Pending JPH0670645A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 作物栽培用の網体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0670645A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005120213A1 (en) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Priva Holding B.V. | Support for supporting/binding a plant |
| US9284666B2 (en) | 2008-09-05 | 2016-03-15 | Bonar N.V. | Network layer with biodegradable substance |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5169040A (ja) * | 1974-12-11 | 1976-06-15 | Nissan Chemical Ind Ltd | Kobunkaiseisosaisaibaiyonetsuto |
| JPH03235815A (ja) * | 1990-02-10 | 1991-10-21 | Tenryu Kogyo Kk | 植生基体及びその保護ネット |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP25060592A patent/JPH0670645A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5169040A (ja) * | 1974-12-11 | 1976-06-15 | Nissan Chemical Ind Ltd | Kobunkaiseisosaisaibaiyonetsuto |
| JPH03235815A (ja) * | 1990-02-10 | 1991-10-21 | Tenryu Kogyo Kk | 植生基体及びその保護ネット |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005120213A1 (en) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Priva Holding B.V. | Support for supporting/binding a plant |
| US9284666B2 (en) | 2008-09-05 | 2016-03-15 | Bonar N.V. | Network layer with biodegradable substance |
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